JPH04349453A - 写真フィルム用パトローネ - Google Patents

写真フィルム用パトローネ

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Publication number
JPH04349453A
JPH04349453A JP12114191A JP12114191A JPH04349453A JP H04349453 A JPH04349453 A JP H04349453A JP 12114191 A JP12114191 A JP 12114191A JP 12114191 A JP12114191 A JP 12114191A JP H04349453 A JPH04349453 A JP H04349453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cartridge
photographic film
tongue piece
tongue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12114191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Oka
靖博 岡
Kiyohide Ito
伊藤 清英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP12114191A priority Critical patent/JPH04349453A/ja
Publication of JPH04349453A publication Critical patent/JPH04349453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真フィルム用パトロー
ネ、特に135タイプのパトローネの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図9の分解斜視図に示すように135タ
イプのパトローネ入りフィルムは、フィルム20の端部
をスプール11の巻軸15に接着紙19などによって係
止して巻かれたスクロール23を、円筒状の胴板2やそ
の合わせ部の3,4及びそこに貼られた遮光用テレンプ
5,6によって形成されるフィルム引出し口9及び両側
のキャップ7によって構成されるパトローネの中に嵌装
して作られている。
【0003】そしてスプール11の端部にはフランジ1
2が、その外側にはボス13,14が設けられ該ボス1
3,14は前記キャップ7に設けられた軸受け孔に嵌合
し該スプール11及びスクロール23は回転可能にして
ある。
【0004】そして前記スクロール23のフィルム20
の後端の舌片20aはパトローネの引出し口9から外へ
出ている状態で出荷される。
【0005】そしてその135パトローネ入りフィルム
はユーザにわたり撮影が行われ所定枚数が写し終わると
巻き戻され出荷時の状態にしてカメラから取り出し、現
像所に送られる。このとき図7に示すような状態で現像
所に送られるのが理想的である。しかしこのような状態
で現像所に送られることはむしろまれであり、実状は図
8に示すように舌片20aも巻きこまれてしまっている
【0006】これでは現像所では、現像機にかけること
ができないので舌片20aをあらかじめ引出し器具を使
って引き出している。該器具はベロマジック、フィルム
ピッカー等という商品名で発売されているもので前者は
硬質のプラスチックフィルムに両面テープを貼り付けた
ものであり、それをフィルム引出し口9に差し込み両面
テープにフィルムを貼り付け引き出す方式であり、後者
は2枚のベロから構成されこのベロの間にフィルムをは
さみこみフィルム引き出し口9よりフィルムを引き出す
方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の胴板2の合せ部
3,4にはテレンプ5,6がはられ遮光されて引出し口
9が構成されているが、このテレンプ5,6の基布5A
,6Aは胴板2の内面より内側に該基布の厚み分だけ高
くなり端部では突出部5D,6Dがつけられた状態にな
っている。そしてフィルム引出し口9はこのテレンプの
基布5A,6Aとパイル5B,6Bによって狭められ遮
光が達成され、パイルも柔軟に対応するので適度のフィ
ルム引出荷重が保たれるようになっている。
【0008】しかし撮影済のフィルムを現像機にかける
ためには巻きこまれてしまったフィルムを引出しにかか
ることになるが、前述の2つの方式で該舌片20aを引
き出そうとしてもその先端部が前記テレンプ(特にテレ
ンプ5)の基布5Aの端部に形成される突出部5Dにひ
っかかったまま、それ以上引き出せなくなってしまうこ
とがある。
【0009】しかしこのままでは勿論すまされないので
暗箱内でこのようなパトローネフィルムのキャップを外
しフィルム20の舌片20aをパトローネの引き出し口
9の外に出して再び外したキャップを嵌めて暗箱外に出
して現像機にかけるようにしている。
【0010】このようなことをすることはわずらわしく
避けたいものである。特に近時パトローネのキャップ7
は円筒状に丸めた胴板2に嵌められたのち、そこを外れ
ないようにかしめられているものが多くなり、このよう
な場合には暗箱内でパトローネのキャップかしめ部を破
壊して中のフィルムスクロールを取り出し、別に用意し
たパトローネへ詰め替えて外に出し現像機にかけること
になり、大変手間がかかることになり作業効率が落ちる
【0011】本発明はこのような問題点を解決してパト
ローネ内に舌片が巻きこまれても簡単に引きだせるよう
な写真フィルム用パトローネを提供することを課題目的
にする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a,bのいずれかによって達成される。
【0013】(a)写真フィルム用パトローネのフィル
ム引出口スリット部のフィルム通路の一部に段差部を設
けてフィルム厚み方向隙間を広くし、該段差部の該隙間
両側内面に遮光用テレンプを貼付したことを特徴とする
写真フィルム用パトローネ。
【0014】(b)前記遮光用テレンプの基布の厚みは
前記段差部と通常部の内面段差より小さくしたことを特
徴とするa項記載の写真フィルム用パトローネ。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を先ず、図1を用いて説明す
る。
【0016】パトローネ胴板2の合せ部3,4において
、段差部3Aと4Aが設けられ該段差部3A,4Aの内
面にテレンプ5,6が貼付されている。該テレンプ5,
6の基布5A,6Aは段差部3A,4Aより沈んで貼付
され、基布に植えられているパイル5B,6Bはお互に
からみ接触し合って遮光が保たれるようになっている。
【0017】本実施例では胴板2の内面に接触しながら
引出し口9にその舌片20aをのぞかせようとしている
内蔵フィルムのスクロールが前記引出し器具を用いたり
、或いはスプールのボスを回転させることにより繰出さ
れる場合に、基布5A,6Aが共に段差部3A,4Aの
上に出張ってないので、スリットより外に出ようとする
フィルム20の舌片20aを邪魔する作用がなくなって
いる。
【0018】したがって、舌片引出し手段を施すと、パ
トローネ中にもぐりこんだフィルムの先端部を引出して
現像機にかけられる状態になることは大変簡単でかつ確
実に行える。
【0019】尚、テレンプ6の方は現行のように90°
折り返してパトローネ内面に貼られている場合は障害に
はならない。しかし内面に折り返して巻きこむことはパ
トローネのフィルム収納能力を制限することでもあるし
、望ましくはない。また高価なテレンプ材料を不必要な
箇所に使うことになるのでよくない。
【0020】本発明のようにテレンプ6を構成すれば、
使用材料も小さくて済むしスリットからフィルム先端舌
片20aを引き出すに際して円滑に作動してくれるので
大変好ましい。
【0021】さて図1に示したようなパトローネの引出
し口9の段差部の構成はいろいろなものが考えられてい
る。
【0022】それらについての実施例を図2〜図6を用
いて説明する。即ち第2の実施例は図2に示すように段
差部3A,4Aを傾斜させ基布5A,6Aの右側の際だ
けが段差部3A,4Aの端部より沈ませる形式をとって
いるので簡単に舌片20aがそこで停滞してしまうこと
が全くなく簡単な胴板2の加工によって確実な舌片の取
出しが可能になる。また、引出し口9の先端部になる程
隙間が狭くなるので遮光密度が高くなり、遮光効率を高
くすることができる。
【0023】第3の実施例は図3に示すように段差部3
A,4Aを凹型に設けたもので、テレンプの貼付がきっ
ちりとできておさまりがよいが、加工がやや面倒である
【0024】第4の実施例は図4に示す分離溝でテレン
プが仕切られるので、引出口の大きさの調整を行うこと
もできるし、またそこでテレンプ部を合せ部3,4毎き
り落せるので廃棄後の取扱が楽である。
【0025】第5の実施例は図5に示すようにテレンプ
5,6がパトローネ胴からはがれ易くしてあるので、使
用後、テレンプを分離して仕分けする処理がし易くして
ある。
【0026】第6の実施例は図6に示すようなものであ
る。
【0027】即ち、A側のみ段差をつけB側には段差を
つけていない。フィルムは外側に広がろうとしているの
で、B側の段差は障害になることはあまりないが、どう
かすると逆カールを起し、問題が皆無であるとはいえな
い。B側テレンプは前述のように90°折りかえしてパ
トローネ胴板内面にのばして貼っておいた方がよいとい
える。
【0028】
【発明の効果】本発明によりパトローネの中に巻きこん
だ、フィルム端部の舌片は円滑に確実簡単にパトローネ
の引出口外へ引出すことが可能になり現像機にかけると
きパトローネを破壊して引出すような荒っぽい危険な作
業を行う必要がなくなり客から預かった大事なフィルム
を傷つけたりするようなことが皆無になったといえる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の1実施例の断面図。 図2は第2の実施例の部分断面図。 図3は第3の実施例の部分断面図。 図4は第4の実施例の部分断面図。 図5は第5の実施例の部分断面図。 図6は第6の実施例の部分断面図。 図7はフィルムを内蔵した従来のパトローネ断面図。 図8は撮影フィルムを巻込んでしまった状態を表わす従
来のパトローネの断面図。 図9は従来のパトローネの分解斜視図。
【符号の説明】
1…パトローネフィルム              
    2…胴板3,4…合せ部          
                3A,4A…段差部 5,6…テレンプ                 
       5A,6A…基布 5B,6B…パイル                
           9…引出し口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  写真フィルム用パトローネのフィルム
    引出口スリット部のフィルム通路の一部に段差部を設け
    てフィルム厚み方向隙間を広くし、該段差部の該隙間両
    側内面に遮光用テレンプを貼付したことを特徴とする写
    真フィルム用パトローネ。
  2. 【請求項2】  前記遮光用テレンプの基布の厚みは前
    記段差部と通常部の内面段差より小さくしたことを特徴
    とする請求項1記載の写真フィルム用パトローネ。
JP12114191A 1991-05-27 1991-05-27 写真フィルム用パトローネ Pending JPH04349453A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12114191A JPH04349453A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 写真フィルム用パトローネ

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JP12114191A JPH04349453A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 写真フィルム用パトローネ

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JPH04349453A true JPH04349453A (ja) 1992-12-03

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JP12114191A Pending JPH04349453A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 写真フィルム用パトローネ

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