JPH0434935Y2 - - Google Patents

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JPH0434935Y2
JPH0434935Y2 JP18027986U JP18027986U JPH0434935Y2 JP H0434935 Y2 JPH0434935 Y2 JP H0434935Y2 JP 18027986 U JP18027986 U JP 18027986U JP 18027986 U JP18027986 U JP 18027986U JP H0434935 Y2 JPH0434935 Y2 JP H0434935Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、スピーカ製造用回転式糊付機に関
し、糊付半径調節用モータのノイズによる誤動作
をなくして、糊付半径の調節を精確に行なえるも
のを提供する。
〈従来技術〉 本考案の対象となるスピーカ製造用回転式糊付
機の基本製造は、第1図に示すように、支持枠1
に上下下向きの回転軸2を回転自在に枢支し、回
転軸2の下部に回転枠3を固定し、回転枠3に糊
付器4を径方向に調節移動可能に支持し、支持枠
1に糊付回転用モータ5を設け、糊付回転用モー
タ5に回転軸2を連動連結することにより、糊付
回転用モータ5の動力で回転軸2及び回転枠3を
介して糊付器4を水平方向に偏心回転駆動するよ
うに構成し、糊付器4を糊付半径調節用伝動手段
7を介して糊付半径調節用モータ6に連動連結す
ることにより、糊付半径調節用モータ6の動力で
糊付半径調節用伝動手段7を介して糊付器4を回
転の径方向に進退調節駆動するように構成した形
式のものである。
この形式の従来技術としては、糊付半径調節用
モータ6に例えば、パルスモータやテツピングモ
ータを用い、この糊付半径調節用モータ6を糊付
回転用モータ5により回転駆動される回転枠3に
取付けるとともに、糊付け作業時の回転枠3の回
転によつて調節用モータ6が公転させられて、調
節用モータ6の入力電線がねじ切られてしまうこ
とを防止するために、当該入力電線の途中に回転
ブラシを介装させたものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来技術では、螺旋塗りによる広幅塗り
や、楕円形、角形或いは波形等の異径塗りのよう
に、糊付半径を変化させながらスピーカ部材(例
えば、フレームの大径鍔部)糊付けする場合に
は、回転ブラシにノイズが発生し易く、このノイ
ズが誤作動信号としてモータの電子式制御装置に
入つてしまうために、糊付半径調節用のパルスモ
ータ6を誤制御し、回転半径の調節に狂いが生じ
てしまう問題がある。
本考案は、上記広幅塗りや異形塗りの場合にも
精確な糊付け半径の調節を行なうことを技術的課
題とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記課題を達成するための手段を、確実例に対
応する第1図乃至第4図を用いて以下に説明す
る。
即ち、本考案は、前記基本構造で述べたスピー
カ製造用回転式糊付機において、前記糊付半径調
節用伝動手段7は回転・上下運動変換機構8に上
下・水平運動変換機構10を回転継手12を介し
て連動連結して成り、回転軸2を中空軸で形成
し、回転軸2の中空孔14に回転・上下運動変換
機構8の上下運動部分15と上下・水平運動変換
機構10の上下運動部分16との少なくとも一方
を貫通させ、回転・上下運動変換機構8を支持枠
1に、上下・水平運動変換機構10を回転枠3
に、また糊付半径調節用モータ6を支持枠1に
各々支持させたことを特徴とするものである。
〈作用〉 支持枠1に支持された糊付半径調節用モータ6
の回転運動は回転。上下運動変換機構8により回
転軸の中空孔14内で上下運動に変換され、この
上下運動は上下・水平運動変換機構10で水平運
動に変換され、当該糊付器4を進退駆動してその
糊付半径を調節する。
また、糊付作業時の回転枠3の回転い伴い、上
下・水平運動変換機構10も一緒に回転するが、
この回転は回転継手12によつて吸収されるた
め、回転・上下運動変換機構8は回転することは
なく、糊付半径調節用モータ6は支持枠1に取付
けられたまま、回転枠3の回転時にも回転するこ
とはない。
〈考案の効果〉 (1) 本考案は、上述のように、糊付半径調節用伝
動手段を構成する上下・水平運動変換機構の回
転枠に伴う回転を回転継手で吸収するので、こ
れより伝動上流側の回転運動変換機構も糊付半
径調節用モータも回転枠に同行回転させなくて
済む。
これにより、糊付半径調節用モータの入力電
線の途中部に回転ブラシを設ける必要がなくな
り、回転ブラシから発するノイズがモータの電
子制御装置に誤動作信号として入力されて半径
調節モータを誤制御することを完全に解消でき
る。
従つて、糊付半径を変化させながら糊付して
いく、前記広幅塗りや異径塗り等の場合でも、
精確に糊付けをすることができる。
(2) 上記効果(1)を達成するだけなら、回転・上下
運動変換機構及び上下・水平運動変換機構の各
上下運動部分を回転軸から外れた箇所に設ける
こともできる。この場合、両上下運動部分をス
ムーズな伝動のために同心状にする事が好まし
いが、両上下伝動部分が回転軸に対して偏心す
る寸法分だけ回転継手の半径を大きくする必要
があるために、糊付半径調節用伝動手段が大形
化してしまう。
これに対し、本考案では、前記両上下運動部
分が回転軸内の中空孔を通過して回転軸とほぼ
同心状になるので、回転継手の半径を小さくで
き、糊付半径調節用伝動手段を小形化すること
ができる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図はスピーカ製造用回転式糊付機の正面
図、第2図は支持枠周辺の平面図、第3図は回
転・上下運動変換機構周辺の分解斜視図、第4図
は同糊付機の左側面図であつて、回転式糊付機は
基台20に立設したフレーム21と、フレーム2
1に沿つて上下動する支持枠1と、支持枠1に回
転枠3を介して間接的に支持した糊付器4とから
成る。
フレーム21の上下にガイドネジ22を取付
け、その上端を高さ調節用モータ23に連動連結
し、ガイドネジ22に受け枠24を螺合し、フレ
ーム21に対して相対回転不能に受け枠24を支
持させる。
また、支持枠1に昇降駆動用シリンダ25の本
体側を固定し、その出力ロツド26を上記受け枠
24に連結する。
このとき、昇降駆動用シリンダ25を駆動すれ
ば、支持枠1及びこれに支持された糊付器4が上
下動し、高さ調節用モータ23を駆動すれば、ガ
イドネジ2の回転によつて受け枠24が相対的に
上下動し、出力ロツド26を介して受け枠24に
同行移動可能に固定された支持枠1が緩やかに上
下動し、糊付器4の高さを適正位置に微調節でき
る。
支持枠1の先端付近に上下向きの回転軸2を回
転自在にベアリング27を介して枢支し、回転軸
2の下部に断面コ字状の回転枠3を固定する。
回転軸2は大径状の中空軸とし、その上端をギ
ヤ28a,28bにより支持枠1に固定した糊付
回転用モータ5に連動連接する。
回転枠3には、左右方向に延びたガイド軸29
を前・後に二本支持し、このガイド軸29に沿つ
て水平移動可能に糊付器4を取付ける。
糊付回転用モータ5を駆動すると、回転枠3が
回転軸の中心Cの回りに回転し、糊付器4の中心
Aがこの回転軸中心Cから偏心しているために、
糊付器4は水平方向に偏心回転駆動することにな
つている。
支持枠1に糊付回転用モータ5とは別個に糊付
半径調節用モータ6を支持し、当該モータ6を糊
付器4に糊付半径調節用伝動手段7を介して連動
する。
上記糊付半径調節用伝動手段7は、回転・上下
運動変換機構8と上下・水平運動変換機構10と
回転継手12とから成り、回転・上下運動変換機
構8は上記中空状回転軸2の中空孔14に貫通さ
せるガイドネジ15に歯車30を螺合させて構成
されている。
上記歯車30は糊付半径調節用伝動手段7に伝
動歯車31を介して連動され、また、上記ガイド
ネジ15は、長さ方向に亘つて回り止め用の平滑
部32を対向状に形成され、支持枠1に空けた支
持孔33に貫挿されて、支持枠1に対して相対回
転不能に支持される。
この場合、回転・上下運動変換機構8におい
て、ガイドネジ15は上下運動部分に、歯車30
は回転運動部分に各々当たり、糊付半径調節用モ
ータ6の駆動により歯車30をP方向に回転させ
ると、歯車30に螺合するガイドネジ15がQ方
向に上下動するのである。
前記上下・水平運動変換機構10は、ワイヤ1
6の一端を回転継手12に連結し、その中途部を
ガイドローラ35で案内して引張状態を上下方向
から水平方向に変換し、ワイヤ16の他端を糊付
器4に連結して構成される。
上記回転、上下運動変換機構8のガイドネジ1
5の下端に連結室36を形成し、この連結室36
に回転継手12を取付けて、当該回転、上下運動
変換機構8を上下・水平運動変換機構10に連動
連結する。
尚、符号37は糊付器4をR方向に引張付勢す
る引張バネである。
この結果、糊付半径調節用モータ6の駆動によ
り、回転・上下運動変換機構8の上下運動部分1
5が上昇すると、回転継手12を介してワイヤ1
6が上方に引張されるので、ガイドローラ35を
介して糊付器4は引張バネ37の張力に抗してS
方向に水平移動されることになる。
逆に、上記上下運動部分15が下降すると、引
張バネ37に抗する力がなくなるので、糊付器4
はバネ37の張力によりR方向に水平移動され
る。
因みに、上下・水平運動変換機構10は回転枠
3の側に支持されるので、糊付回転に際して回転
軸中心Cの回りに回転するが、回転・上下運動変
換機構8の上下運動部分15とは回転継手12を
介して運動するので、当該上下運動15の昇降運
動はワイヤ16に上下動の運動として支障なく伝
達される。
以上のように、本考案は、糊付半径調節用モー
タ6を支持枠1に支持し、回転軸2の中空孔内に
伝動手段7を通して糊付器4を進退駆動可能に構
成したものである。
従つて、回転軸2の中空孔14内に、上下・水
平運動変換機構10の上下運動部分、例えば、上
記実施例におけるワイヤ16を貫通させ、回転・
上下運動変換機構8の上下運動部分15を短く切
つて回転軸の中心孔14外に配置し、ワイヤ16
の上端を中空孔14外の上下運動部分15に連結
しても差し支えない。
また、回転軸の中空孔14内に、両運動変換機
構8,10の上下運動部分15及び16を嵌挿
し、中空孔14の途中で両者を連結してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はスピー
カ製造用回転式糊付機の正面図、第2図は支持枠
周辺の平面図、第3図は回転・上下運動変換機構
周辺の分解斜視図、第4図は同糊付機の左側面図
である。 1……支持枠、2……回転軸、3……回転枠、
4……糊付器、5……糊付回転用モータ、6……
糊付半径調節用モータ、7……糊付半径調節用伝
動手段、8……回転・上下運動変換機構、10…
…上下・水平運動変換機構、12……回転継手、
14……2の中空孔、15……8の上下運動部
分、16……10の上下運動部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持枠1に上下向きの回転軸2を回転自在に枢
    支し、回転軸2の下部に回転枠3を固定し、回転
    枠3に糊付器4を径方向に調節移動可能に支持
    し、支持枠1に糊付回転用モータ5を設け、糊付
    回転用モータ5に回転軸2を連動連結することに
    より、糊付回転用モータ5の動力で回転軸2及び
    回転枠3を介して糊付器4を水平方向に偏心回転
    駆動するように構成し、糊付器4を糊付半径調節
    用伝動手段7を介して糊付半径調節用モータ6に
    連動連結することにより、糊付半径調節用モータ
    6の動力で糊付半径調節用伝動手段7を介して糊
    付器4を回転の径方向に進退調節駆動するように
    構成したスピーカ製造用回転式糊付機において、 前記糊付半径調節用伝動手段7は回転・上下運
    動変換機構8に上下・水平運動変換機構10を回
    転継手12を介して連動連結して成り、回転軸2
    を中空軸で形成し、回転軸2の中空孔14に回
    転・上下運動変換機構8の上下運動部分15と上
    下・水平運動変換機構10の上下運動部分16と
    の少なくとも一方を貫通させ、回転・上下運動変
    換機構8を支持枠1に、上下・水平運動変換機構
    10を回転枠3に、また糊付半径調節用モータ6
    を支持枠1に各々支持させたことを特徴とするス
    ピーカ製造用回転式糊付機。
JP18027986U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0434935Y2 (ja)

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JP18027986U JPH0434935Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JP18027986U JPH0434935Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6386880U JPS6386880U (ja) 1988-06-06
JPH0434935Y2 true JPH0434935Y2 (ja) 1992-08-19

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JP18027986U Expired JPH0434935Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106622856A (zh) * 2015-10-29 2017-05-10 浙江豪声电子科技股份有限公司 一种全自动磁回路胶合工艺

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106622856A (zh) * 2015-10-29 2017-05-10 浙江豪声电子科技股份有限公司 一种全自动磁回路胶合工艺

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Publication number Publication date
JPS6386880U (ja) 1988-06-06

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