JPH04349340A - 円筒形電池の製造方法 - Google Patents
円筒形電池の製造方法Info
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- JPH04349340A JPH04349340A JP3024816A JP2481691A JPH04349340A JP H04349340 A JPH04349340 A JP H04349340A JP 3024816 A JP3024816 A JP 3024816A JP 2481691 A JP2481691 A JP 2481691A JP H04349340 A JPH04349340 A JP H04349340A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、円筒形電池の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】円筒形リチウム電池や円筒形 Ｎｉ−Ｃ
ｄ蓄電池などの円筒形電池において電池缶開口部を封口
する場合、例えば図３（Ａ） 〜（Ｄ） に示した工程
が採られている。
ｄ蓄電池などの円筒形電池において電池缶開口部を封口
する場合、例えば図３（Ａ） 〜（Ｄ） に示した工程
が採られている。
【０００３】即ち、図３（Ａ） のように発電要素を収
納した金属製の電池缶１の開口部１ａの一部を内側に絞
って図３（Ｂ） のようなビーディング部１ｂを作り、
このビーディング部１ｂの内側に形成される環状突出部
に、図３（Ｃ） のように絶縁パッキング９や端子板８
からなる端子部を載置し、最後に図３（Ｄ） のように
電池缶開口端を内方にかしめ、電池缶開口部と端子板周
縁部との間で絶縁パッキング９を挟圧して電池を封口し
ている。
納した金属製の電池缶１の開口部１ａの一部を内側に絞
って図３（Ｂ） のようなビーディング部１ｂを作り、
このビーディング部１ｂの内側に形成される環状突出部
に、図３（Ｃ） のように絶縁パッキング９や端子板８
からなる端子部を載置し、最後に図３（Ｄ） のように
電池缶開口端を内方にかしめ、電池缶開口部と端子板周
縁部との間で絶縁パッキング９を挟圧して電池を封口し
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように電池缶の開口端を内方にかしめる際、かしめの力
がビーディング部及び電池缶胴部にも加わることから、
電池缶の変形を招き、また端子部が上記環状突出部から
抜けるなどして封口不良が発生するという問題がある。
ように電池缶の開口端を内方にかしめる際、かしめの力
がビーディング部及び電池缶胴部にも加わることから、
電池缶の変形を招き、また端子部が上記環状突出部から
抜けるなどして封口不良が発生するという問題がある。
【０００５】このような変形や封口不良を防止するため
、ビーディング部を深くすることで上記の環状突出部を
広く平坦にし、またこのビーディング部に固定金型を当
てる等してビーディング部を固定した状態で電池缶開口
端を内方にかしめるようにした方法が提案されている。
、ビーディング部を深くすることで上記の環状突出部を
広く平坦にし、またこのビーディング部に固定金型を当
てる等してビーディング部を固定した状態で電池缶開口
端を内方にかしめるようにした方法が提案されている。
【０００６】ところがこの方法では、ビーディング部を
深くするためには電池缶の硬度がビッカース硬度で約
２２０以上とする必要がある。そして、例えば筒形リチ
ウム電池では電池缶としてステンレス製のものが用いら
れており、また製缶による応力ひずみを除くために製缶
後に行なわれるアニーリング処理などによってビッカー
ス硬度で ２００程度以下になるから、上記方法は実質
的に適用出来ない。
深くするためには電池缶の硬度がビッカース硬度で約
２２０以上とする必要がある。そして、例えば筒形リチ
ウム電池では電池缶としてステンレス製のものが用いら
れており、また製缶による応力ひずみを除くために製缶
後に行なわれるアニーリング処理などによってビッカー
ス硬度で ２００程度以下になるから、上記方法は実質
的に適用出来ない。
【０００７】この発明は、以上のような問題がなく、電
池缶のビッカース硬度が小さい場合でも、電池缶の変形
や封口不良を起こすことなしに、電池を確実に封口する
ことが可能な、筒形電池の製造方法を提供することを目
的とする。
池缶のビッカース硬度が小さい場合でも、電池缶の変形
や封口不良を起こすことなしに、電池を確実に封口する
ことが可能な、筒形電池の製造方法を提供することを目
的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の筒形電池の製
造方法は、円筒状の電池缶の開口部にビーディグ部を形
成し、前記ビーディング部の電池内側に形成される環状
突出部に端子部を載置した後、前記電池缶の開口端を端
子部が取れない程度に軽く内方にかしめ、前記内方にか
しめられた開口端を下方に押圧して前記ビーディグ部を
潰し、前記潰されたビーディング部に電池缶外周側から
固定金型を当てがい、前記開口端を再度内方にかしめて
電池を封口することを要旨とするものである。
造方法は、円筒状の電池缶の開口部にビーディグ部を形
成し、前記ビーディング部の電池内側に形成される環状
突出部に端子部を載置した後、前記電池缶の開口端を端
子部が取れない程度に軽く内方にかしめ、前記内方にか
しめられた開口端を下方に押圧して前記ビーディグ部を
潰し、前記潰されたビーディング部に電池缶外周側から
固定金型を当てがい、前記開口端を再度内方にかしめて
電池を封口することを要旨とするものである。
【０００９】上記のかしめ作業は、通常、かしめ金型に
より行なわれる。そしてこの場合、上記再度のかしめに
使用されるかしめ金型の曲率半径は、最初のかしめに用
いられるかしめ金型の曲率半径より小さくされる。
より行なわれる。そしてこの場合、上記再度のかしめに
使用されるかしめ金型の曲率半径は、最初のかしめに用
いられるかしめ金型の曲率半径より小さくされる。
【００１０】上記の電池缶としては、例えばステンレス
スチール製のものが使用される。
スチール製のものが使用される。
【００１１】
【作用】上記のようにビーディング部を形成した電池缶
の開口端を内方にかしめた後に押圧してこのビーディン
グ部を潰すことで、電池缶のビッカース硬度が小さい場
合でも深く平坦なビーディング部を形成することができ
る。
の開口端を内方にかしめた後に押圧してこのビーディン
グ部を潰すことで、電池缶のビッカース硬度が小さい場
合でも深く平坦なビーディング部を形成することができ
る。
【００１２】またビーディング部に固定金型を当てがっ
た状態で電池缶開口端をかしめて封口を行なうので、封
口の際の電池缶の変形や封口不良が確実に防止される。
た状態で電池缶開口端をかしめて封口を行なうので、封
口の際の電池缶の変形や封口不良が確実に防止される。
【００１３】
【実施例】以下に実施例を説明する。
【００１４】板厚０．２５ｍｍのＳＵＳ３０４板材を、
製缶後にアニーリング処理して、図１（Ａ） に示した
ようなビッカース硬度 １９０、直径１６ｍｍ、高さ３
３ｍｍのステンレス製の電池缶１を作った。
製缶後にアニーリング処理して、図１（Ａ） に示した
ようなビッカース硬度 １９０、直径１６ｍｍ、高さ３
３ｍｍのステンレス製の電池缶１を作った。
【００１５】この電池缶１の内部に、図１（Ｂ） のよ
うに、二酸化マンガンを主体とする活物質粉末を加圧成
形した円筒状の正極合剤２、並びにポリプロピレン不織
布で作った円筒状のセパレータ３を順次に入れた。図で
４は正極リングである。
うに、二酸化マンガンを主体とする活物質粉末を加圧成
形した円筒状の正極合剤２、並びにポリプロピレン不織
布で作った円筒状のセパレータ３を順次に入れた。図で
４は正極リングである。
【００１６】その後、図１（Ｃ） のように、電池缶外
周に設けたビーディング加工ローラ５によって電池缶１
の開口部１ａにビーディング部１ｂを形成し、次いで円
筒状に成形したリチウム負極６を電池缶１のセパレータ
３の内側に挿入し、また非水系の電解液を所定量に注入
した。 尚、リチウム負極６は上記ビーディング加工の前に入れ
ても良い。
周に設けたビーディング加工ローラ５によって電池缶１
の開口部１ａにビーディング部１ｂを形成し、次いで円
筒状に成形したリチウム負極６を電池缶１のセパレータ
３の内側に挿入し、また非水系の電解液を所定量に注入
した。 尚、リチウム負極６は上記ビーディング加工の前に入れ
ても良い。
【００１７】更に、図１（Ｅ） の通り、このリチウム
負極６に接続されたステンレス製のリード板７、ステン
レス製の端子板８、並びに端子板８の外周に冠着された
ポリプロピレン製の絶縁パッキング９を、ビーディング
部１ｂの電池内側に形成される環状突出部上に載置した
。
負極６に接続されたステンレス製のリード板７、ステン
レス製の端子板８、並びに端子板８の外周に冠着された
ポリプロピレン製の絶縁パッキング９を、ビーディング
部１ｂの電池内側に形成される環状突出部上に載置した
。
【００１８】次いで、図１（Ｆ） のように、電池缶開
口部の外周に設けた曲率半径Ｒ１が １．５ｍｍのかし
め金型１０をｘ方向に移動させ、このかしめ金型１０に
よって電池缶１の開口端を端子部が取れない程度に軽く
内方にかしめた。 その後、図１（Ｇ） のように、電池缶開口部の上方に
設けたたたき金型１１をｙ方向に移動させ、このたたき
金型１１によって電池缶開口端を下方に押圧した。この
押圧によってビーディング部１ｂは潰され、上記環状突
出部は更に電池内側方向に広がった。
口部の外周に設けた曲率半径Ｒ１が １．５ｍｍのかし
め金型１０をｘ方向に移動させ、このかしめ金型１０に
よって電池缶１の開口端を端子部が取れない程度に軽く
内方にかしめた。 その後、図１（Ｇ） のように、電池缶開口部の上方に
設けたたたき金型１１をｙ方向に移動させ、このたたき
金型１１によって電池缶開口端を下方に押圧した。この
押圧によってビーディング部１ｂは潰され、上記環状突
出部は更に電池内側方向に広がった。
【００１９】そして最後に、図１（Ｈ） の通り、電池
缶開口部の外周に設けた曲率半径Ｒ２が １．０ｍｍの
かしめ金型１２をｚ方向に移動させ、またビーディング
部１ｂに固定金型１３を当てて固定した状態で、かしめ
金型１２によって電池缶１の開口端を更に内方にかしめ
ることで、電池缶開口部と端子板周縁部とによって絶縁
パッキング９を挟圧して電池を封口し、図２のような構
造の筒形リチウム電池（本発明品１）を作った。
缶開口部の外周に設けた曲率半径Ｒ２が １．０ｍｍの
かしめ金型１２をｚ方向に移動させ、またビーディング
部１ｂに固定金型１３を当てて固定した状態で、かしめ
金型１２によって電池缶１の開口端を更に内方にかしめ
ることで、電池缶開口部と端子板周縁部とによって絶縁
パッキング９を挟圧して電池を封口し、図２のような構
造の筒形リチウム電池（本発明品１）を作った。
【００２０】また、かしめ金型１０、１２の曲率半径Ｒ
１、Ｒ２をそれぞれ１ｍｍ、０．５ｍｍ とした他は同
様にして筒形リチウム電池（本発明品２）を、更にこれ
ら曲率半径Ｒ１、Ｒ２をそれぞれ ０．５ｍｍ、１ｍｍ
とした他は同様にして筒形リチウム電池（比較品）を、
それぞれ作った。
１、Ｒ２をそれぞれ１ｍｍ、０．５ｍｍ とした他は同
様にして筒形リチウム電池（本発明品２）を、更にこれ
ら曲率半径Ｒ１、Ｒ２をそれぞれ ０．５ｍｍ、１ｍｍ
とした他は同様にして筒形リチウム電池（比較品）を、
それぞれ作った。
【００２１】一方、たたき金型１１による押圧、並びに
かしめ金型１２によるかしめを省き、かしめ金型１０で
１回で必要量かしめた他は同様な工程によって同型同寸
の筒形リチウム電池（従来品）を作った。尚、従来品で
はかしめ金型１０の曲率半径Ｒ１は１ｍｍとした。
かしめ金型１２によるかしめを省き、かしめ金型１０で
１回で必要量かしめた他は同様な工程によって同型同寸
の筒形リチウム電池（従来品）を作った。尚、従来品で
はかしめ金型１０の曲率半径Ｒ１は１ｍｍとした。
【００２２】これらの電池をそれぞれ５０個づつ作製し
、温度８５℃の環境下に２０００時間保存して漏液の発
生の有無を調べた。結果は表１の通りである。
、温度８５℃の環境下に２０００時間保存して漏液の発
生の有無を調べた。結果は表１の通りである。
【００２３】
【表１】
【００２４】
【００２５】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、電池缶
のビッカース硬度が小さい場合においても電池缶の変形
や封口不良を起こすことがなく、従って電池の確実な封
口が可能な、筒形電池の製造方法を提供することができ
る。
のビッカース硬度が小さい場合においても電池缶の変形
や封口不良を起こすことがなく、従って電池の確実な封
口が可能な、筒形電池の製造方法を提供することができ
る。
【図１】（Ａ） 〜（Ｈ） は実施例の製造方法の説明
図である。
図である。
【図２】実施例の電池の断面図である。
【図３】（Ａ） 〜（Ｄ） は従来例の説明図である。
１ 電池缶
２ 正極合剤
３ セパレータ
４ 正極リング
５ ビーディング加工ローラ
６ リチウム負極
７ リード板
８ 端子板
９ 絶縁パッキング
１０、１２ かしめ金型
１１ たたき金型
１３ 固定金型
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状の電池缶の開口部にビーディグ
部を形成し、前記ビーディング部の電池内側に形成され
る環状突出部に端子部を載置した後、前記電池缶の開口
端を内方にかしめ、前記内方にかしめられた開口端を下
方に押圧して前記ビーディグ部を潰し、前記潰されたビ
ーディング部に電池缶外周側から固定金型を当てがい、
前記開口端を再度内方にかしめて電池を封口することを
特徴とする円筒形電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024816A JPH04349340A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 円筒形電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024816A JPH04349340A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 円筒形電池の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04349340A true JPH04349340A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=12148715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024816A Pending JPH04349340A (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 円筒形電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04349340A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008311218A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-12-25 | Panasonic Corp | 単３形の電池 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114637A (en) * | 1975-04-01 | 1976-10-08 | Fuji Electrochemical Co Ltd | Method of making sealed batteries |
| JPS58186152A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-31 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 円筒形電池の封口方法 |
| JPS61224259A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-04 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 密閉電池用缶の封口装置 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024816A patent/JPH04349340A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114637A (en) * | 1975-04-01 | 1976-10-08 | Fuji Electrochemical Co Ltd | Method of making sealed batteries |
| JPS58186152A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-31 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 円筒形電池の封口方法 |
| JPS61224259A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-04 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 密閉電池用缶の封口装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008311218A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-12-25 | Panasonic Corp | 単３形の電池 |
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