JPH04348246A - エンジンの失火検出装置 - Google Patents
エンジンの失火検出装置Info
- Publication number
- JPH04348246A JPH04348246A JP3120882A JP12088291A JPH04348246A JP H04348246 A JPH04348246 A JP H04348246A JP 3120882 A JP3120882 A JP 3120882A JP 12088291 A JP12088291 A JP 12088291A JP H04348246 A JPH04348246 A JP H04348246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- crank angle
- detection device
- misfire detection
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- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/04—Testing internal-combustion engines
- G01M15/11—Testing internal-combustion engines by detecting misfire
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの回転速度によ
り失火検出を行う装置に関する。
り失火検出を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特願平2−509号
や特願平2−42458号等があり、いずれもエンジン
の回転速度の変動から燃焼状態を判定し、失火を検出し
ている。
や特願平2−42458号等があり、いずれもエンジン
の回転速度の変動から燃焼状態を判定し、失火を検出し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はエンジ
ンのクランク軸に取り付けられたリングギアの角度を検
出するセンサ、いわなるクランク角センサの信号により
エンジンの回転速度を検出している。しかし、リングギ
アの歯の機械的精度や経時的摩耗による誤差、いわゆる
ピッチエラーに就いては十分な考慮がされていない。本
発明では上記ピッチエラーの影響を除く事により、精度
良くエンジンの回転速度を検出し、よって失火検出の精
度を向上させた失火検出装置を実現することを目的とす
る。
ンのクランク軸に取り付けられたリングギアの角度を検
出するセンサ、いわなるクランク角センサの信号により
エンジンの回転速度を検出している。しかし、リングギ
アの歯の機械的精度や経時的摩耗による誤差、いわゆる
ピッチエラーに就いては十分な考慮がされていない。本
発明では上記ピッチエラーの影響を除く事により、精度
良くエンジンの回転速度を検出し、よって失火検出の精
度を向上させた失火検出装置を実現することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ピッチエラーの影響を受けないクランク角範囲でエ
ンジンの回転速度を検出するようにしたものである。
に、ピッチエラーの影響を受けないクランク角範囲でエ
ンジンの回転速度を検出するようにしたものである。
【0005】
【作用】複数のクランク角センサをクランク軸位置に対
し異なる角度位置に取り付け、それぞれの信号によりエ
ンジンの瞬時回転速度を検出する。検出された回転速度
を比較し、その差が所定値より大きい場合はピッチエラ
ーの影響があるものとする。ピッチエラーの影響がある
場合は、回転速度を検出するクランク角範囲を上記の差
が所定値以下となるまでずらす。以上により、ピッチエ
ラーの影響を受けずにエンジンの瞬時回転速度が検出で
き、よって失火検出の精度を向上できる。
し異なる角度位置に取り付け、それぞれの信号によりエ
ンジンの瞬時回転速度を検出する。検出された回転速度
を比較し、その差が所定値より大きい場合はピッチエラ
ーの影響があるものとする。ピッチエラーの影響がある
場合は、回転速度を検出するクランク角範囲を上記の差
が所定値以下となるまでずらす。以上により、ピッチエ
ラーの影響を受けずにエンジンの瞬時回転速度が検出で
き、よって失火検出の精度を向上できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の全体構成図であ
る。内燃機関1のクランク軸7に固定されたリングギア
4の歯車に対抗したマグネットピックアップ5,11は
、クランク軸7の1回転につきリングギア4の歯車の数
だけのパルス信号つまりクランク角信号を発生する。 また、リングギア4には突起部4aがあり、この突起部
4aに対抗してマグネットピックアップ6より1回転に
つき1個のパルス信号つまりリングギア基準位置信号が
出力される。更にカム軸2に取り付けられたカム角セン
サ3より、クランク軸7の2回転につき1回のパルス信
号つまりカム角信号が出力される。これらの信号はエン
ジン制御ユニット8に入力され回転速度及び、クランク
角度が計算され、測定される。
る。内燃機関1のクランク軸7に固定されたリングギア
4の歯車に対抗したマグネットピックアップ5,11は
、クランク軸7の1回転につきリングギア4の歯車の数
だけのパルス信号つまりクランク角信号を発生する。 また、リングギア4には突起部4aがあり、この突起部
4aに対抗してマグネットピックアップ6より1回転に
つき1個のパルス信号つまりリングギア基準位置信号が
出力される。更にカム軸2に取り付けられたカム角セン
サ3より、クランク軸7の2回転につき1回のパルス信
号つまりカム角信号が出力される。これらの信号はエン
ジン制御ユニット8に入力され回転速度及び、クランク
角度が計算され、測定される。
【0008】図2は、マグネットピックアップ5,11
(以下クランク角センサと呼ぶ)の取り付け位置関係を
示す一例である。ここでは、2個のクランク角センサ5
,11をクランク軸に対し角度θを隔てて配置している
。但し、θは180゜ではないものとする。
(以下クランク角センサと呼ぶ)の取り付け位置関係を
示す一例である。ここでは、2個のクランク角センサ5
,11をクランク軸に対し角度θを隔てて配置している
。但し、θは180゜ではないものとする。
【0009】図3は、エンジン制御ユニットのブロック
図であり図では明示されていないが、エンジン状態を検
出し、その値に応じたエンジン制御信号を出力する。
図であり図では明示されていないが、エンジン状態を検
出し、その値に応じたエンジン制御信号を出力する。
【0010】図4は、各センサ信号のタイミングを示す
図である。カム角センサの信号及びリングギア基準位置
信号から各気筒の基準位置を示すRef信号が生成され
る。Ref信号は、例えば各気筒のTDC位置を示すも
のとする。クランク角センサ5からの信号をPOS1、
クランク角センサ11からの信号をPOS2とする。こ
こで、Ref信号の立ち上がり後、POS1及びPOS
2信号のそれぞれのn個目の立ち上がりからN個目まで
の立ち上がりまでの時間を計測し、それぞれT1,T2
とする。POS信号の(N−n)個分に相当するクラン
ク角度幅をψとすればそれぞれの測定位置から求められ
る瞬時回転速度Neは
図である。カム角センサの信号及びリングギア基準位置
信号から各気筒の基準位置を示すRef信号が生成され
る。Ref信号は、例えば各気筒のTDC位置を示すも
のとする。クランク角センサ5からの信号をPOS1、
クランク角センサ11からの信号をPOS2とする。こ
こで、Ref信号の立ち上がり後、POS1及びPOS
2信号のそれぞれのn個目の立ち上がりからN個目まで
の立ち上がりまでの時間を計測し、それぞれT1,T2
とする。POS信号の(N−n)個分に相当するクラン
ク角度幅をψとすればそれぞれの測定位置から求められ
る瞬時回転速度Neは
【0011】
【数1】Ne1=K・ψ/T1
Ne2=K・ψ/T2
となる。ここで、Kは定数である。
【0012】Ne1及びNe2より、各気筒の燃焼行程
に対応した瞬時回転速度の変動、または、他の公知の方
法で各気筒の燃焼状態が判定でき、失火が検出できる。
に対応した瞬時回転速度の変動、または、他の公知の方
法で各気筒の燃焼状態が判定でき、失火が検出できる。
【0013】ところでNe1とNe2の差の絶対値が所
定値より大きい場合は、それぞれのPOS信号のn個目
の立ち上がりタイミングのずれ幅が所定値以上の場合で
ある。このずれは、リングギアの機械加工の誤差や経時
的摩耗によって生じ、瞬時回転速度を算出する上で、誤
差要因となる。Ne1とNe2との差が所定値より大き
い場合は、T1及びT2を計測するクランク角幅を定め
る前述のn及びNを前述の差が所定値以下となるまで増
加または減少させる。以上を実現するフローチャートを
図5に示す。これにより、前述の誤差要因の影響を受け
ない範囲で瞬時回転速度が算出でき、精度良く失火を検
出できる。
定値より大きい場合は、それぞれのPOS信号のn個目
の立ち上がりタイミングのずれ幅が所定値以上の場合で
ある。このずれは、リングギアの機械加工の誤差や経時
的摩耗によって生じ、瞬時回転速度を算出する上で、誤
差要因となる。Ne1とNe2との差が所定値より大き
い場合は、T1及びT2を計測するクランク角幅を定め
る前述のn及びNを前述の差が所定値以下となるまで増
加または減少させる。以上を実現するフローチャートを
図5に示す。これにより、前述の誤差要因の影響を受け
ない範囲で瞬時回転速度が算出でき、精度良く失火を検
出できる。
【0014】また、POS1とPOS2の論理演算を行
い、その結果が1または0となる時間幅で補正を行う事
により同一の効果を実現できる。実施例を図6に示す。
い、その結果が1または0となる時間幅で補正を行う事
により同一の効果を実現できる。実施例を図6に示す。
【0015】図6では、論理演算として排他的論理和を
行っており、結果が1となる時間をタイマにより計測し
ている。ここでタイマのカウント値が所定値To以上の
場合、POS1及びPOS2の立ち上がりまたは立ち下
がりタイミングのずれが所定値以上と判定される。ずれ
の要因は前述の通りである。前述のn及びNに対応する
POS信号のタイマカウント値がTo以下となるように
n及びNを定める事により前述の誤差要因の影響を受け
ない範囲で瞬時回転速度が検出でき精度良く失火を検出
できる。
行っており、結果が1となる時間をタイマにより計測し
ている。ここでタイマのカウント値が所定値To以上の
場合、POS1及びPOS2の立ち上がりまたは立ち下
がりタイミングのずれが所定値以上と判定される。ずれ
の要因は前述の通りである。前述のn及びNに対応する
POS信号のタイマカウント値がTo以下となるように
n及びNを定める事により前述の誤差要因の影響を受け
ない範囲で瞬時回転速度が検出でき精度良く失火を検出
できる。
【0016】
【発明の効果】エンジンの失火を精度良く検出でき、よ
って誤判定を防止できる。
って誤判定を防止できる。
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】クランク角センサ取り付け位置の一例を示す図
である。
である。
【図3】エンジン制御ユニットのブロック図である。
【図4】回転信号タイミングチャートである。
【図5】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例を示す図である。
1…エンジン、2…カム軸、3…カム角センサ、4…リ
ングギア、5,6,11…マグネットピックアップ、7
…クランク軸。
ングギア、5,6,11…マグネットピックアップ、7
…クランク軸。
Claims (4)
- 【請求項1】クランク角センサの信号から算出されたエ
ンジンの各気筒毎に対応した瞬時回転速度の変動により
失火の有無を判定するエンジンの失火検出装置において
、少なくとも2個以上のクランク角センサをクランク軸
に対し異なる角度位置に取り付けた事を特徴とするエン
ジンの失火検出装置。 - 【請求項2】請求項1記載の失火検出装置において、複
数のセンサをクランク軸に対し対向位置をのぞいた異な
る角度位置に取り付けた事を特徴とするエンジンの失火
検出装置。 - 【請求項3】請求項1記載のエンジンの失火検出装置に
おいて、各々のクランク角センサの信号から算出された
各々の算出値の差が所定値以下となるクランク角度範囲
でエンジンの瞬時回転速度を計測する事を特徴とするエ
ンジンの失火検出装置。 - 【請求項4】請求項1記載のエンジンの失火検出装置に
おいて、複数のクランク角センサ信号について、パルス
様に波形整形された後の信号の論理演算を行い、結果が
1または0となる範囲の時間幅が所定値以下となるクラ
ンク角度範囲でエンジンの瞬時回転速度を計測する事を
特徴としたエンジンの失火検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120882A JPH04348246A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | エンジンの失火検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3120882A JPH04348246A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | エンジンの失火検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04348246A true JPH04348246A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=14797308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3120882A Pending JPH04348246A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | エンジンの失火検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04348246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125706A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 株式会社Subaru | 回転角検出装置 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3120882A patent/JPH04348246A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020125706A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 株式会社Subaru | 回転角検出装置 |
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