JPH0434798Y2 - - Google Patents
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- JPH0434798Y2 JPH0434798Y2 JP1987018768U JP1876887U JPH0434798Y2 JP H0434798 Y2 JPH0434798 Y2 JP H0434798Y2 JP 1987018768 U JP1987018768 U JP 1987018768U JP 1876887 U JP1876887 U JP 1876887U JP H0434798 Y2 JPH0434798 Y2 JP H0434798Y2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、クツシヨン材を含む椅子本体の表面
を、隣接する部分表皮材を接合させて形成した表
皮材で被覆させた椅子に関する。
を、隣接する部分表皮材を接合させて形成した表
皮材で被覆させた椅子に関する。
今日、椅子本体を表皮材で被覆させた椅子にお
いて、デザイン的または機能的な面から、例えば
表部−裏部、または上部−中部−下部のように表
皮材を複数の部分表皮材で接合形成させたものが
知られている。
いて、デザイン的または機能的な面から、例えば
表部−裏部、または上部−中部−下部のように表
皮材を複数の部分表皮材で接合形成させたものが
知られている。
この椅子としては、あらかじめ複数の部分表皮
材を接合させて袋状の表皮材を形成させ、そのの
ち表皮材を椅子本体に被せて被覆させるもの(前
者)と、椅子本体に直接部分表皮材を当てがいつ
つ、隣接する部分表皮材どうしを接合して表皮材
を形成させるもの(後者)がある。
材を接合させて袋状の表皮材を形成させ、そのの
ち表皮材を椅子本体に被せて被覆させるもの(前
者)と、椅子本体に直接部分表皮材を当てがいつ
つ、隣接する部分表皮材どうしを接合して表皮材
を形成させるもの(後者)がある。
なお、後者の部分表皮材の接合は、通常、椅子
本体に接合用の溝を形成させ、この溝に前記部分
表皮材どうしの周端部を押し込み、そののち例え
ばタツカーや針などの固着具で固着させ、次にま
たこの部分表皮材の接合部を隠すように溝部に玉
縁を挿入させることにより行われている。
本体に接合用の溝を形成させ、この溝に前記部分
表皮材どうしの周端部を押し込み、そののち例え
ばタツカーや針などの固着具で固着させ、次にま
たこの部分表皮材の接合部を隠すように溝部に玉
縁を挿入させることにより行われている。
また、前者のあらかじめ表皮材を接合形成させ
るものは、前もつて袋状の表皮材を形成させ、こ
れを椅子本体に被せるため、例えば椅子本体の一
部に肉厚部や突出部などがある特殊形状の椅子に
は、これら肉厚部や突出部などが邪魔になり表皮
材で椅子本体を被覆しにくかつた。そこで、この
ような特殊形状の椅子の表皮材としては、専ら後
者の部分表皮材で表皮材を形成しながら椅子本体
を被覆させるものが使用されている。
るものは、前もつて袋状の表皮材を形成させ、こ
れを椅子本体に被せるため、例えば椅子本体の一
部に肉厚部や突出部などがある特殊形状の椅子に
は、これら肉厚部や突出部などが邪魔になり表皮
材で椅子本体を被覆しにくかつた。そこで、この
ような特殊形状の椅子の表皮材としては、専ら後
者の部分表皮材で表皮材を形成しながら椅子本体
を被覆させるものが使用されている。
ところで、後者における部分表皮材の接合は、
前述のように椅子本体に接合用の溝を形成させ、
この溝に部分表皮材の周端部を押し込んで固着具
で固着させることにより行われているため、椅子
本体が硬質の例えば木製椅子などの場合には、前
記固着具による部分表皮材の安定した固着状態が
得られるが、椅子本体の表面部に例えば合成樹脂
発泡体や綿などのクツシヨン材を有する椅子の場
合には、固着具が椅子本体から離脱し易いため
に、部分表皮材の安定した固着状態が得にくいも
のである。
前述のように椅子本体に接合用の溝を形成させ、
この溝に部分表皮材の周端部を押し込んで固着具
で固着させることにより行われているため、椅子
本体が硬質の例えば木製椅子などの場合には、前
記固着具による部分表皮材の安定した固着状態が
得られるが、椅子本体の表面部に例えば合成樹脂
発泡体や綿などのクツシヨン材を有する椅子の場
合には、固着具が椅子本体から離脱し易いため
に、部分表皮材の安定した固着状態が得にくいも
のである。
本考案は、このような従来技術の問題点を背景
になされたもので、クツシヨン材を含む椅子本体
に、その形状の複雑さに係わりなく、表皮材を構
成する部分表皮材を安定して固着させることがで
きる椅子を提供することを目的とする。
になされたもので、クツシヨン材を含む椅子本体
に、その形状の複雑さに係わりなく、表皮材を構
成する部分表皮材を安定して固着させることがで
きる椅子を提供することを目的とする。
本考案は、クツシヨン体を含む椅子本体の表面
を、隣接する部分表皮材を接合させて形成した表
面材で被覆させた椅子において、椅子本体の部分
表皮材どうしの接合部に、接合した部分表皮材の
接合部を覆い隠す玉縁が嵌入できる接合用溝が形
成された接合部材を接合部全長にわたつて埋設さ
せ、かつ部分表皮材および玉縁はいずれも固着具
により接合用溝において固定させていることを特
徴とする椅子を提供するものである。
を、隣接する部分表皮材を接合させて形成した表
面材で被覆させた椅子において、椅子本体の部分
表皮材どうしの接合部に、接合した部分表皮材の
接合部を覆い隠す玉縁が嵌入できる接合用溝が形
成された接合部材を接合部全長にわたつて埋設さ
せ、かつ部分表皮材および玉縁はいずれも固着具
により接合用溝において固定させていることを特
徴とする椅子を提供するものである。
本考案は、クツシヨン材を含む椅子本体の所定
位置に接合部材を埋設させ、そののちこの椅子本
体に直接部分表皮材を当てがいつつ、隣接する部
分表皮材どうしの各々一部を前記接合部材に固着
させることにより、クツシヨン材を含む椅子であ
つても、その形状の複雑さに係わりなく、部分表
皮材の安定した固着状態の確保ができる。
位置に接合部材を埋設させ、そののちこの椅子本
体に直接部分表皮材を当てがいつつ、隣接する部
分表皮材どうしの各々一部を前記接合部材に固着
させることにより、クツシヨン材を含む椅子であ
つても、その形状の複雑さに係わりなく、部分表
皮材の安定した固着状態の確保ができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
るが、本考案はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
るが、本考案はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
なお、この実施例を述べるにあたつて、クツシ
ヨン材と椅子の芯材とを一体成形させた椅子本体
を有する椅子を例に説明する。
ヨン材と椅子の芯材とを一体成形させた椅子本体
を有する椅子を例に説明する。
本考案の第1実施例の椅子は、第1図に示すよ
うに、脚部10上に椅子本体20が載置され、こ
の椅子本体20を表皮材30で被覆させたもので
ある。前記脚部10は、ステンレス製の脚で、こ
の上端部には前記椅子本体20を載置させる載置
部11が形成され、この載置部11上に椅子本体
20が載置されている。
うに、脚部10上に椅子本体20が載置され、こ
の椅子本体20を表皮材30で被覆させたもので
ある。前記脚部10は、ステンレス製の脚で、こ
の上端部には前記椅子本体20を載置させる載置
部11が形成され、この載置部11上に椅子本体
20が載置されている。
この椅子本体20は、第2図に示すように、ク
ツシヨン材21を含む椅子の座部本体で、このク
ツシヨン材21のほかに、芯材22、接合部材2
3を備えている。このクツシヨン材21は、椅子
本体20の外装部となる部材で、軟質ウレタンフ
オームからなり、その内部に前記芯材22が一体
化して収納されている。
ツシヨン材21を含む椅子の座部本体で、このク
ツシヨン材21のほかに、芯材22、接合部材2
3を備えている。このクツシヨン材21は、椅子
本体20の外装部となる部材で、軟質ウレタンフ
オームからなり、その内部に前記芯材22が一体
化して収納されている。
この芯材22は、椅子本体20の骨組みとなる
部材で、環状の鉄パイプからなり、その一部が前
記脚部10の載置部11にボルトやネジなどの止
着具により固定されている。
部材で、環状の鉄パイプからなり、その一部が前
記脚部10の載置部11にボルトやネジなどの止
着具により固定されている。
前記接合部材23は、クツシヨン材21に埋設
され、かつ後述の表皮材30を構成する表部表皮
材(部分表皮材)31および裏部表皮材(部分表
皮材)32を接合させるための部材で、また第3
図に示すように、接合した表部表皮材31と裏部
表皮材32との接合部を覆い隠す玉縁40が嵌入
できる接合用溝231が形成されているととも
に、この接合部材23の椅子本体20における設
置位置の位置ずれを防止する位置ずれ防止突起
(位置ずれ防止構造)232も形成されている。
され、かつ後述の表皮材30を構成する表部表皮
材(部分表皮材)31および裏部表皮材(部分表
皮材)32を接合させるための部材で、また第3
図に示すように、接合した表部表皮材31と裏部
表皮材32との接合部を覆い隠す玉縁40が嵌入
できる接合用溝231が形成されているととも
に、この接合部材23の椅子本体20における設
置位置の位置ずれを防止する位置ずれ防止突起
(位置ずれ防止構造)232も形成されている。
なお、この接合部材23の長さは、椅子本体2
0の表裏境界の周囲と同一の長さで、またその素
材は塩化ビニル樹脂などの合成樹脂であり、この
椅子本体20の表裏境界にあたるクツシヨン材2
1に、表部表皮材31と裏部表皮材32との接合
部面を露出させて一体成形状態で埋設されてい
る。また、前記接合用溝231は、この接合部材
23の表部表皮材31と裏部表皮材32との接合
部面の全長にかけて形成されている。
0の表裏境界の周囲と同一の長さで、またその素
材は塩化ビニル樹脂などの合成樹脂であり、この
椅子本体20の表裏境界にあたるクツシヨン材2
1に、表部表皮材31と裏部表皮材32との接合
部面を露出させて一体成形状態で埋設されてい
る。また、前記接合用溝231は、この接合部材
23の表部表皮材31と裏部表皮材32との接合
部面の全長にかけて形成されている。
さらに、この接合用溝231は、一辺が5〜10
mmのほぼ正方形の断面形状を有する溝で、この接
合用溝231に嵌入される玉縁40は、内部に塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂製の線材、紐、紙芯
などの玉縁芯41を布やレザーなどの装飾用の被
覆材で包み込んだ装飾用線材であり、その直径は
この接合用溝231の寸法に合わせて5〜10mmで
ある。さらにまた、前記表部表皮材31と裏部表
皮材32とを固着させる際の固着壁となる接合用
溝24の底部壁23aの厚さは、5〜15mmとなつ
ている。
mmのほぼ正方形の断面形状を有する溝で、この接
合用溝231に嵌入される玉縁40は、内部に塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂製の線材、紐、紙芯
などの玉縁芯41を布やレザーなどの装飾用の被
覆材で包み込んだ装飾用線材であり、その直径は
この接合用溝231の寸法に合わせて5〜10mmで
ある。さらにまた、前記表部表皮材31と裏部表
皮材32とを固着させる際の固着壁となる接合用
溝24の底部壁23aの厚さは、5〜15mmとなつ
ている。
さらにまた、前記位置ずれ防止突起232は、
接合部材23の裏部表皮材側を延長して形成させ
たもので、その形状は、この位置ずれ防止突起2
32と接合部材23との間でクツシヨン材21の
一部を包み込むことにより、接合部材23の位置
ずれを防止でき、かつこのクツシヨン材21の外
形にあつた湾曲形状に形成されている。
接合部材23の裏部表皮材側を延長して形成させ
たもので、その形状は、この位置ずれ防止突起2
32と接合部材23との間でクツシヨン材21の
一部を包み込むことにより、接合部材23の位置
ずれを防止でき、かつこのクツシヨン材21の外
形にあつた湾曲形状に形成されている。
前記表皮材30は、椅子本体20の表部を被う
表部表皮材(部分表皮材)31と、椅子本体20
の裏部を被う裏部表皮材(部分表皮材)32とか
らなり、これら表部表皮材31と裏部表皮材32
との周端部が、第3図に示すように、前記接合部
材23の接合用溝231内に折り込まれてタツカ
ーや針などの固着具50で固着されている。
表部表皮材(部分表皮材)31と、椅子本体20
の裏部を被う裏部表皮材(部分表皮材)32とか
らなり、これら表部表皮材31と裏部表皮材32
との周端部が、第3図に示すように、前記接合部
材23の接合用溝231内に折り込まれてタツカ
ーや針などの固着具50で固着されている。
また、接合後のこれら表部表皮材31と裏部表
皮材32との接合部を覆い隠すように、前記玉縁
40がこの接合用溝231の底部壁23aに同じ
く固着具50で固着されている。
皮材32との接合部を覆い隠すように、前記玉縁
40がこの接合用溝231の底部壁23aに同じ
く固着具50で固着されている。
なお、この表部表皮材31は赤色の織布製であ
り、また裏部表皮材32は白色のレザー製の布で
ある。
り、また裏部表皮材32は白色のレザー製の布で
ある。
以上説明してきたように、実施例の椅子にあつ
ては、クツシヨン材21を含む椅子本体20の所
定位置に接合部材23を埋設させ、そののちこの
椅子本体20に直接表部表皮材31と裏部表皮材
32とを当てがいつつ、これらの表部表皮材31
と裏部表皮材32との周端部を前記接合部材23
に固着させたため、クツシヨン材23を含む椅子
本体であつても、その形状の複雑さに係わりな
く、これら表部表皮材31と裏部表皮材32との
安定した固着状態の確保ができる。
ては、クツシヨン材21を含む椅子本体20の所
定位置に接合部材23を埋設させ、そののちこの
椅子本体20に直接表部表皮材31と裏部表皮材
32とを当てがいつつ、これらの表部表皮材31
と裏部表皮材32との周端部を前記接合部材23
に固着させたため、クツシヨン材23を含む椅子
本体であつても、その形状の複雑さに係わりな
く、これら表部表皮材31と裏部表皮材32との
安定した固着状態の確保ができる。
また、実施例では、接合部材23に接合した表
部表皮材31と裏部表皮材32との接合部を覆い
隠す玉縁40が嵌入できる接合用溝231が形成
されているため、外部から表部表皮材31と裏部
表皮材32との接合部が見えず、かつこの玉縁4
0を介して表部表皮材31と裏部表皮材32とが
隙間なく連接されて椅子の意匠効果の向上が実現
できる。
部表皮材31と裏部表皮材32との接合部を覆い
隠す玉縁40が嵌入できる接合用溝231が形成
されているため、外部から表部表皮材31と裏部
表皮材32との接合部が見えず、かつこの玉縁4
0を介して表部表皮材31と裏部表皮材32とが
隙間なく連接されて椅子の意匠効果の向上が実現
できる。
さらに、実施例では、接合部材23に、この部
材23の椅子本体20における設置位置の位置ず
れを防止する位置ずれ防止突起232が形成され
ているため、接合部材23の椅子本体20におけ
る設置位置の位置ずれを防止することもできる。
材23の椅子本体20における設置位置の位置ず
れを防止する位置ずれ防止突起232が形成され
ているため、接合部材23の椅子本体20におけ
る設置位置の位置ずれを防止することもできる。
さらにまた、実施例では、接合部材23は、表
部表皮材31と裏部表皮材32との接合部面を露
出させて一体成形状態で埋設され、かつこの接合
部材23の位置ずれ防止突起232の形状が、こ
の位置ずれ防止突起232と接合部材23との間
でクツシヨン材21の一部を包み込むことできる
形状に形成されているため、接合部材23の椅子
本体20における設置位置の位置ずれの防止をさ
らに向上できる。
部表皮材31と裏部表皮材32との接合部面を露
出させて一体成形状態で埋設され、かつこの接合
部材23の位置ずれ防止突起232の形状が、こ
の位置ずれ防止突起232と接合部材23との間
でクツシヨン材21の一部を包み込むことできる
形状に形成されているため、接合部材23の椅子
本体20における設置位置の位置ずれの防止をさ
らに向上できる。
以上、本考案の実施例を説明したが、具体的な
構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を変更しない範囲における設計変更など
があつても本考案に含まれる。
構成はこの実施例に限られるものではなく、本考
案の要旨を変更しない範囲における設計変更など
があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では、クツシヨン材21の素材
として、軟質ウレタンフオームを採用したが、そ
の他にも例えば面など一般に使用されているクツ
シヨン材であればいずれのものも使用できる。
として、軟質ウレタンフオームを採用したが、そ
の他にも例えば面など一般に使用されているクツ
シヨン材であればいずれのものも使用できる。
また、実施例では、表皮材を、表部表皮材と裏
部表皮材との2枚の部分表皮材から接合形成させ
たが、この表皮材の素材、形状、および形成する
部分表皮材の枚数などは限定されるものではな
く、例えば素材および形状が異なる上部−中部−
下部の3枚のものからなる部分表皮材であつても
よい。
部表皮材との2枚の部分表皮材から接合形成させ
たが、この表皮材の素材、形状、および形成する
部分表皮材の枚数などは限定されるものではな
く、例えば素材および形状が異なる上部−中部−
下部の3枚のものからなる部分表皮材であつても
よい。
さらに、実施例では、接合部材の素材として塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂を示したが、これに
限定されるものではなく、例えばポリプロピレ
ン、ポリウレタンなどのその他の合成樹脂や、金
属、木材などの素材であつてもよく、またその設
置位置も部分表皮材の接合位置に合わせて任意に
変更でき、さらにこの接合部材の椅子本体への埋
設は、隣接する部分表皮材どうしを接合できれ
ば、必ずしも接合部面を露出して埋設させる必要
はない。
化ビニル樹脂などの合成樹脂を示したが、これに
限定されるものではなく、例えばポリプロピレ
ン、ポリウレタンなどのその他の合成樹脂や、金
属、木材などの素材であつてもよく、またその設
置位置も部分表皮材の接合位置に合わせて任意に
変更でき、さらにこの接合部材の椅子本体への埋
設は、隣接する部分表皮材どうしを接合できれ
ば、必ずしも接合部面を露出して埋設させる必要
はない。
さらにまた、接合用溝の形状などは、目的が達
せられれば前記のものに限定されるものではな
く、またこの接合用溝は必ずしも設けなくともよ
いが、設けた方が玉縁で部分表皮材の接合部が隠
せるので椅子の意匠効果を向上できる。
せられれば前記のものに限定されるものではな
く、またこの接合用溝は必ずしも設けなくともよ
いが、設けた方が玉縁で部分表皮材の接合部が隠
せるので椅子の意匠効果を向上できる。
さらにまた、実施例では、位置ずれ防止構造と
して位置ずれ防止突起を示したが、接合部材の椅
子本体の設置位置の位置ずれが防止できればこれ
に限定されないとともに、またこの位置ずれ防止
構造も必ずしも施さなくともよいが、施した方が
接合部材の椅子本体における設置位置の位置ずれ
が確実に防止できる。さらにまた、この接合用溝
に嵌入される玉縁の素材、形状、および本数は、
前記のものに限定されるものではなく任意でよ
い。さらに、実施例は、クツシヨン材と椅子の芯
材とを一体成形させた椅子本体を有する椅子を例
に説明したが、これに限られるものではなく、例
えば単にクツシヨン材で芯材をくるんだ椅子、ま
たは硬質のクツシヨン材のみからなる椅子などで
あつてもよい。
して位置ずれ防止突起を示したが、接合部材の椅
子本体の設置位置の位置ずれが防止できればこれ
に限定されないとともに、またこの位置ずれ防止
構造も必ずしも施さなくともよいが、施した方が
接合部材の椅子本体における設置位置の位置ずれ
が確実に防止できる。さらにまた、この接合用溝
に嵌入される玉縁の素材、形状、および本数は、
前記のものに限定されるものではなく任意でよ
い。さらに、実施例は、クツシヨン材と椅子の芯
材とを一体成形させた椅子本体を有する椅子を例
に説明したが、これに限られるものではなく、例
えば単にクツシヨン材で芯材をくるんだ椅子、ま
たは硬質のクツシヨン材のみからなる椅子などで
あつてもよい。
本考案は、このように、クツシヨン材を含む椅
子本体の所定位置に接合部材を埋設させ、そのの
ちこの椅子本体に直接部分表皮材を当てがいつ
つ、隣接する部分表皮材どうしの各々一部を前記
接合部材に固着させたため、クツシヨン材を含む
椅子であつても、部分表皮材の安定した固着状態
の確保ができるという効果がられる。また、接合
部材に接合した部分表皮材の接合部を覆い隠す玉
縁が嵌入できる接合用溝が形成されているため、
外部から部分表皮材どうしの接合部が見えず意匠
効果が向上する。さらに、接合部材に、この部材
の椅子本体における設置位置の位置ずれを防止す
る位置ずれ防止構造が施されているため、接合部
材の椅子本体における設置位置の位置ずれを防止
することができる。
子本体の所定位置に接合部材を埋設させ、そのの
ちこの椅子本体に直接部分表皮材を当てがいつ
つ、隣接する部分表皮材どうしの各々一部を前記
接合部材に固着させたため、クツシヨン材を含む
椅子であつても、部分表皮材の安定した固着状態
の確保ができるという効果がられる。また、接合
部材に接合した部分表皮材の接合部を覆い隠す玉
縁が嵌入できる接合用溝が形成されているため、
外部から部分表皮材どうしの接合部が見えず意匠
効果が向上する。さらに、接合部材に、この部材
の椅子本体における設置位置の位置ずれを防止す
る位置ずれ防止構造が施されているため、接合部
材の椅子本体における設置位置の位置ずれを防止
することができる。
第1図は本考案の実施例の椅子を示す側面図、
第2図は第1図の−断面図、第3図は実施例
の椅子の要部の拡大断面図である。 20……椅子本体、21……クツシヨン材、2
3……接合部材、231……嵌合用溝、232…
…位置ずれ防止突起(位置ずれ防止構造)、30
……表皮材、31……表部表皮材(部分表皮材)、
32……裏部表皮材(部分表皮材)、40……玉
縁。
第2図は第1図の−断面図、第3図は実施例
の椅子の要部の拡大断面図である。 20……椅子本体、21……クツシヨン材、2
3……接合部材、231……嵌合用溝、232…
…位置ずれ防止突起(位置ずれ防止構造)、30
……表皮材、31……表部表皮材(部分表皮材)、
32……裏部表皮材(部分表皮材)、40……玉
縁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) クツシヨン体を含む椅子本体の表面を、隣接
する部分表皮材を接合させて形成した表面材で
被覆させた椅子において、椅子本体の部分表皮
材どうしの接合部に、接合した部分表皮材の接
合部を覆い隠す玉縁が嵌入できる接合用溝が形
成された接合部材を接合部全長にわたつて埋設
させ、かつ部分表皮材および玉縁はいずれも固
着具により接合用溝において固定させているこ
とを特徴とする椅子。 (2) 前記接合部材には、該部材の椅子本体におけ
る設置位置の位置ずれを防止する位置ずれ防止
構造が施されている実用新案登録請求の範囲第
(1)項記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987018768U JPH0434798Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987018768U JPH0434798Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63127499U JPS63127499U (ja) | 1988-08-19 |
JPH0434798Y2 true JPH0434798Y2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=30812742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987018768U Expired JPH0434798Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0434798Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615200B2 (ja) * | 1976-11-10 | 1986-02-17 | Kokusan Kinzoku Kogyo Kk |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615200U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-13 | ジロフレツクス エントヴイツクルンクス アクチエンゲゼルシヤフト | 家具調度品の上張り材固定装置 |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP1987018768U patent/JPH0434798Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS615200B2 (ja) * | 1976-11-10 | 1986-02-17 | Kokusan Kinzoku Kogyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63127499U (ja) | 1988-08-19 |
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