JPH04347567A - 直流モータのステータ - Google Patents

直流モータのステータ

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Publication number
JPH04347567A
JPH04347567A JP11840191A JP11840191A JPH04347567A JP H04347567 A JPH04347567 A JP H04347567A JP 11840191 A JP11840191 A JP 11840191A JP 11840191 A JP11840191 A JP 11840191A JP H04347567 A JPH04347567 A JP H04347567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field
motor
stator
rotor
field yoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11840191A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Isobe
礒部 文夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP11840191A priority Critical patent/JPH04347567A/ja
Publication of JPH04347567A publication Critical patent/JPH04347567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界磁ヨークと永久磁石
とを備える直流モータのステータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の3ポールの直流モータを
示している。この直流モータ31は、ケースを兼ねた筒
状の界磁ヨーク32と、界磁ヨーク32の内側に対向さ
せて取り付けた一対のマグネット33,33と、マグネ
ット33の内側に所定のエアギャップ34を存して配設
されたロータ35と、ロータ35が固定される回転軸3
6とを備えている。ステータ37はこの界磁ヨーク32
とマグネット33とから成り、界磁ヨーク32は鋼板(
冷間圧延鋼板)などの軟磁性体を絞りプレス加工で筒状
に成型したもので、その前端の蓋状のモールド樹脂(図
示せず)とで直流モータのケースを構成している。 両マグネット33,33はいわゆるC型のマグネットで
、界磁ヨーク32の内側にロータ35を挟んで対称位置
にそれぞれ接着されている。ロータ35はロータコア3
8とコイル39とから成り、この場合3ポールのロータ
35を構成している。回転軸36は界磁ヨーク32およ
びモールド樹脂の外端に組み付けられた軸受メタル40
に回転自在に軸支されており、また、ロータ35の前方
の近傍には直流電源に連なるブラシとコイル39に連な
るコミュテータとが取り付けられている(いずれも図示
せず)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の直流
モータ31では、界磁ヨーク32を絞りプレス加工で形
成しているため、加工工程での工程数が多くなる(13
〜15工程)と共に、絞りプレスゆえ寸法精度の出し難
いものとなっていた。また、永久磁石としてC型マグネ
ット33を使用し、ロータ35と対向させるようにして
いるため、マグネット33とロータ35とのエアギャッ
プ34の寸法精度が出し難くかった。これはマグネット
33が焼成により作られ研削加工が難しいことに起因し
ている。したがって、直流モータ31の効率に大きく影
響する上記エアギャップ34の寸法精度に限界があり、
効率が比較的悪いものとなっていた。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、加工および組み立てが容易で、かつエアギャッ
プの寸法精度が出し易い直流モータのステータを提供す
ることをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、ロータを挟んで対向位置に設られて磁界を構成
する一対の界磁ヨークと、両界磁ヨークに両極を接続さ
れた一対の永久磁石とを備え、界磁ヨークは、プレス成
型した軟磁性薄板を厚さ方向に積層して構成されている
ことを特徴とする。
【0006】この場合、永久磁石が、角型に形成されて
いること、また、界磁ヨークと永久磁石とで構成される
外観形状が、断面略矩形に構成されていることが好まし
い。
【0007】
【作用】永久磁石に接続された界磁ヨークにより磁界が
構成されるので、ロータとのエアギャップの寸法精度は
永久磁石によることなく界磁ヨークにより出される。界
磁ヨークは、プレス成型した軟磁性薄板を積層したもの
で構成されるので、プレスの精度を界磁ヨークの精度に
反映することができ、ロータとの対向面を精度良く形成
することができる。また、プレスによる加工および積層
による組み付けは容易に行い得る。
【0008】この場合、永久磁石はロータに対し直接磁
界を構成しないので、任意の形状に形成することができ
、角型とすることで永久磁石自体容易に製造でき、また
、これを対向する一対の界磁ヨークを支承する支持部材
として活用することもできる。
【0009】また、界磁ヨークと永久磁石とで構成され
る外観形状を断面略矩形に構成すれば、これがモータと
して組み付けられる装置に無駄なスペースを生じさせる
ことがない。
【0010】
【実施例】図1は本発明のステータが適用された直流モ
ータの一実施例を示している。図1(a)は直流モータ
の正面方向からの断面構造を示しており、図1(b)は
直流モータの側面方向からの断面構造を示している。直
流モータ1は固定子であるステータ2と、回転子である
ロータ3とから成り、回転するロータ3をステータ2が
囲繞する構造となっている。ステータ2はロータ3に直
接臨んで磁界を発生させる一対の界磁ヨーク4,4と、
界磁ヨーク4,4の両端にN・S両極が接続される一対
のマグネット(永久磁石)5,5とを備えている。一方
、ロータ3はロータコア6とコイル7とから成り、この
場合3ポールのロータ3を構成している。ロータ3の軸
心には回転軸8が固定されており、回転軸8は、ステー
タ2の前後に内部空間を閉塞するように設けた前後両蓋
部材9,9に、それぞれ組み付けられた軸受メタル10
,10に回転自在に軸支されている。また、ロータ3の
前方の近傍には電源に連なるブラシ11と、コイル7に
連なるコミュテータ12とが取り付けられている。
【0011】ロータ3とステータ2の界磁ヨーク4とは
、所望のエアギャップ13を存して同心円上に配設され
ている。両界磁ヨーク4,4のそれぞれのロータ対向部
4a4aは、適切なトルク角(125°程度)となるよ
うに円弧状に形成され、正確に180°点対称位置に配
設されている。図2に示すように界磁ヨーク4は、うず
電流損失を考慮してケイ素鋼板などの軟磁性薄板14を
積層して構成されている。この軟磁性薄板14は、下端
をロータ対向部4aとする「偏平T」字状に、プレス成
型により製造される。この場合、軟磁性薄板14の径方
向の厚さを厚くするようにして界磁ヨーク4を構成すれ
ば、電磁波ノイズの少ないモータ1とすることも可能で
ある。
【0012】一方、マグネット5は前後方向に延びて角
型に形成されており、ちょうど両界磁ヨーク4,4の両
端に挟持された状態で組み付けらている。両マグネット
5,5と両界磁ヨーク4,4とは接着固定され、全体と
して断面矩形に、すなわち角型のモータ1を構成してい
る。なお、図中の符号15はモータ1の取付け穴であり
、モータ1はこの取付け穴15に設けた取付ねじにより
適宜装置に組み込まれる。
【0013】このように、マグネット5に接続された界
磁ヨーク4により磁界が構成され、界磁ヨーク4は軟磁
性薄板14を積層して成る。したがって、ステータ2は
プレス成型加工と積層作業で簡単に製造することができ
る。また、軟磁性薄板14を積層によりうず電流損失を
小さくできると共に、プレス加工によりエアギャップ1
3の寸法を高精度に保つことが可能となり、マグネット
5の動作点を高く設定できて高効率のモータ1とするこ
とができる。しかも、マグネット5を角型とすることで
これ自体容易に製造でき、また、これを界磁ヨーク4を
支承する支持部材およびケーシングとして兼用すること
もできる。また、直流モータ1全体の外観形状を角型に
構成しているので、これが構成部品の一部を成す装置の
スペース効率を向上させることができる。
【0014】なお、本実施例では、界磁ヨーク4のロー
タ対向部4aを円弧状に形成しているが、プレス加工に
よればこれを楕円弧状などに形成することも容易である
。かかる場合には、モータの効率は幾分低下するものの
、円滑な回転のモータとすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、永久磁石に接続
された界磁ヨークにより磁界が構成され、界磁ヨークは
、プレス成型した軟磁性薄板を積層したもので構成され
るので、寸法精度が良好でかつうず電流損失の少なく、
高効率な直流モータを構成することができる。しかも、
製造が容易でコストダウンを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るステータが適用されてい
る直流モータの構造図である。
【図2】界磁ヨークの斜視図である。
【図3】従来のステータが適用されている直流モータの
構造図である。
【符号の説明】
1…直流モータ 2…ステータ 3…ロータ 4…界磁ヨーク 5…マグネット 13…エアギャップ 14…軟磁性薄板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロータを挟んで対向位置に設られて磁
    界を構成する一対の界磁ヨークと、当該両界磁ヨークに
    両極を接続された一対の永久磁石とを備え、前記界磁ヨ
    ークは、プレス成型した軟磁性薄板を厚さ方向に積層し
    て構成されていることを特徴とする直流モータのステー
    タ。
  2. 【請求項2】  前記永久磁石が、角型に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の直流モータのステ
    ータ。
  3. 【請求項3】  前記界磁ヨークと前記永久磁石とで構
    成される外観形状が、断面略矩形に構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の直流モータのステータ。
JP11840191A 1991-05-23 1991-05-23 直流モータのステータ Pending JPH04347567A (ja)

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JP11840191A JPH04347567A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 直流モータのステータ

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JPH04347567A true JPH04347567A (ja) 1992-12-02

Family

ID=14735747

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JP11840191A Pending JPH04347567A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 直流モータのステータ

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