JPH04347542A - バッテリーにより駆動される機器 - Google Patents

バッテリーにより駆動される機器

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Publication number
JPH04347542A
JPH04347542A JP14952091A JP14952091A JPH04347542A JP H04347542 A JPH04347542 A JP H04347542A JP 14952091 A JP14952091 A JP 14952091A JP 14952091 A JP14952091 A JP 14952091A JP H04347542 A JPH04347542 A JP H04347542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
discharge
circuit
command signal
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP14952091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ikeda
博 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH04347542A publication Critical patent/JPH04347542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はニッカド電池等により駆
動されるポータブルCDやビデオカメラ型VTR等とし
ての利用が可能なバッテリーにより駆動される機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルCDやビデオカメラ型VTR
等の機器に使用される電池の代表例としてニッカド電池
がある。ニッカド電池の放電終始電圧は一般的には1.
0 V/セルとされている。だが、実使用において部分
放電−再充電の繰り返し又は1.0 V/セル以上まで
の放電−再充電を繰り返して使用する場合がある。これ
らの繰り返した後に完全放電(1.0V/セル以下) 
した時には図3に示す段落ちした放電特性(点線)が見
られる。これをニッカド電池のメモリー効果と呼んでい
る。メモリー効果が現れると初期放電特性(実線)に比
べ、バッテリーの放電特性が極端に短くなってしまう。
【0003】この影響を受けないようにするにはバッテ
リー駆動機器側のシャットオフ電圧( 機器の規定する
最低動作電圧) 又はバッテリー残量警告開始電圧を1
.0 V/セル以下に設定する必要がある。だが、実際
問題として、1.0 V/セル以上に設定せざる得ない
場合もあるので、この場合には残っている電荷を以下に
述べるような方法で完全放電させることにより、メモリ
ー効果を生じないようにしている。
【0004】図4はニッカド電池を充電するための充電
器に組み込まれたメモリー効果な無くすための回路例で
ある。
【0005】充電器30にはニッカド電池が着脱自在な
電池ホルダ(図外)が設けられている。図中33、34
は電池ホルダの電極であり、これにはスイッチSW等を
介して充電回路・電源31が接続されている。スイッチ
SWの接点は通常1 側に設定されているので、電池ホ
ルダにニッカド電池が装着されると、充電回路・電源3
1から供給される電流によりニッカド電池が充電される
ような基本構成となっている。
【0006】ただ、ニッカド電池の使用時間が極端に短
くなったとユーザが判断したときには、ニッカド電池を
装着した状態で、リフレッシュスイッチ35をオンにす
る。すると、マイクロコンピュータ32は次のように動
作する。まず、出力ポート(d) から信号がインバー
タT1に向けて出力され、ニッカド電池の電圧のデータ
が分圧抵抗R1、R2を通じてA/D入力用の入力ポー
ト(b) に逐次転送される。
【0007】そしてニッカド電池の電圧が所定電位によ
り下がっていると判断したときには、充電回路・電源3
1の停止させる他、スイッチSWの接点を1 側から2
 側に切り替える。すると、ニッカド電池に残っている
電荷は抵抗R3により放電される。この放電電圧はマイ
クロコンピュータ32により監視されているので、ニッ
カド電池が完全放電(1.0 V/セル以下) となっ
たと判断したときには、上記とは反対に、スイッチSW
の接点を2 側から1 側に切り替える一方、充電回路
・電源31を起動させる。すると、ニッカド電池の充電
が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による場合には、ニッカド電池のメモリー効果を無
くすには、その度にユーザがリフレッシュスイッチ35
を入れなければならず非常に煩わしい。またニッカド電
池の使用時間が実際に極端に短くなってユーザが不便を
感じなければ、ニッカド電池にメモリー効果が生じてい
ることが判らず、この点でも使い勝手が悪いという欠点
がある。
【0009】本発明は上記した背景の下で創作されたも
のであり、その目的とするところは、ユーザが何の操作
もすることなくメモリー効果を生じないようにすること
が可能なバッテリーにより駆動される機器を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリーによ
り駆動される機器は、機器本体側から放電命令信号が一
旦入力されると、蓄電荷を許容範囲内で放電せしめる放
電回路を有するバッテリーと、機器本体側に接続された
当該バッテリーの充電電圧を検知する検知回路と、当該
検知回路の検知結果に基づいて放電命令信号を生成する
制御回路と、前記バッテリーが機器本体側から取り外さ
れる寸前に前記放電命令信号をバッテリー側の放電回路
に導く手段とを具備することを特徴としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明にかかるバッテリーにより駆動
される機器の一実施例について図面を参照して説明する
。図1はバッテリー側の回路図、図2は機器本体側の回
路図である。
【0012】まず、バッテリー10について図1を参照
して説明する。図中13P 、13G はバッテリー本
体の外面に設けられた正又は負用の電極である。電極1
3P 、13G にはニッカド電池11が接続されてい
る。この電極13P 、13G の他に、機器本体側か
らの放電命令信号を導入するための電極14が設けられ
ている。この電極14には次に説明する放電回路12が
接続されている。
【0013】放電回路12はトランジスタT1、T2を
主要構成とするトランジスタ回路であり、ニッカド電池
11により電源供給されている。電極14、抵抗R0を
介して放電命令信号β( 後述する)がトランジスタT
1のベースに入力されると、トランジスタT1がターン
オンする。と同時に、トランジスタT1のコレクタ側に
接続された抵抗R2、R3、ツェナーダイオードZDの
回路によって、トランジスタT2がターンオンする。し
かもトランジスタT2のコレクタ電圧がダイオードD1
を介してトランジスタT1のベースに導入されているの
で、放電命令信号が無くなっても、トランジスタT1の
ターンオンは維持される。一方、トランジスタT1のコ
レクタ側には抵抗R1が接続されているので、トランジ
スタT2がラッチされている間、ニッカド電池11の蓄
電荷が抵抗R1により放電されることになる。その後、
ニッカド電池11の充電電圧が所定電圧にまで下がると
、トランジスタT2のベース電圧がスレッシ電圧VTH
以下となると、トランジスタT2とともにトランジスタ
T1もターンオフし、ニッカド電池11の放電が停止さ
れる。
【0014】さて、ニッカド電池11の両端電圧をE、
ツェナーダイオードZDのツェナー電圧をEZ 、トラ
ンジスタT2のエミッタ・ベース電圧をEb とすると
、トランジスタT2のベース電圧Vは次の通りとなる。 V=〔( E−EZ )・R3/R2 + R3 〕+
EZ よって、V−Eb ≦1.0 V/セルとなるよ
うに回路定数を設定すれば、ニッカド電池11は完全放
電(1.0 V/セル以下) することになる。つまり
機器本体側から放電命令信号が一旦入力されると、ニッ
カド電池11の蓄電荷が放電され、完全放電したところ
で放電が自動的に停止するようになっている。
【0015】次に、機器本体20の構成について図2を
参照して説明する。機器本体20にはバッテリー10を
出し入れするための電池ホルダが設けられており、電池
ホルダに装着されたバッテリー10により機器本体20
の内蔵回路(負荷)が電源供給され駆動するようになっ
ている。
【0016】より詳しく説明すると、この電池ホルダに
は電極23P 、23G 、24及びスイッチ25が設
けられている。即ち、電池ホルダにバッテリー10を装
着すると、電極13P、13G 、電極14に電極23
P 、23G 、24が夫々接触状態となると同時に、
バッテリー装着有無検出用のスイッチ25がオフからオ
ンに切り替わるようになっている。 また、図示されていないものの電池ホルダの周辺には、
バッテリー10の装填時にこれを保持するためロック機
構が設けられており、これにはスイッチ26が設けられ
ている。即ち、バッテリー10を電池ホルダから取り外
す際、ロック機構が解除され、スイッチ26がオフから
オンに瞬時的に切り替わるようになっている。
【0017】上記電極23P 、23G には電源ライ
ンαに接続されており、この電源ラインにαには、後述
する検知回路21、スイッチSWを介して負荷が接続さ
れている。
【0018】検知回路21は分圧抵抗R5、R6からな
り、電源ラインαに通電されたバッテリー10の充電電
圧を分圧抵抗R5、R6により分圧し、分圧電圧を制御
回路22たるマイクロコンピュータのA/D変換用入力
ポートに導いてある。また、これとは別の入力ポートに
はスイッチ25の出力を導いてある。
【0019】制御回路22は、スイッチ25の出力によ
りバッテリー10が装填されているか否かを判定する。 そしてバッテリー10が装填されていると判定したとき
には、検知回路21により検知されたバッテリー10の
充電電圧がシャットオフ電圧( 機器本体20が動作し
得る最低動作電圧) 又は残量警告電圧( シャットオ
フ電圧の近くまで低下してバッテリー10の残量警告す
べき電圧) より大きいか小さいかを判定し、小さいと
判定したときには、図外の警告ランプを点灯させる一方
、正のパルス信号である放電命令信号βを生成する。放
電命令信号βはマイクロコンピュータの出力ポートを介
して出力され、バッファ27、トランジスタ28を通じ
て電極24に導かれる。ただ、制御回路22から放電命
令信号βが出力されても、トランジスタ28はスイッチ
26がオンでないと動作しないので、スイッチ26がオ
ンであるときに、放電命令信号βが電極24に導かれる
ようになっている。
【0020】なお、スイッチ26及びトランジスタ28
は、バッテリー10が機器本体20から取り外される寸
前に放電命令信号βをバッテリー10の放電回路12に
導く手段に相当する。
【0021】次に、以上のように構成されたバッテリー
により駆動される機器の動作について説明する。バッテ
リー10が機器本体20に装填されると、バッテリー1
0の充電電圧がシャットオフ電圧等より大きいときには
、この充電電圧が電源ラインαを介して各負荷に通電さ
れる。 その後、バッテリー10の充電電圧が下がり、制御回路
20がシャットオフ電圧等より小さいと判定したならば
、上記の通り放電命令信号βを出力する。このときバッ
テリー10は依然電池ホルダに装填されたままであるの
で、スイッチ26がオンとはなり得ず、放電命令信号β
がバッテリー10の放電回路12に導かれることはない
【0022】図外の警告ランプを点灯によりユーザはバ
ッテリー10を充電する必要のあることが判る。そして
ユーザがバッテリー10を電池ホルダから取り外すと、
この寸前にスイッチ26が瞬時にオフからオンに切り替
わるので、放電命令信号βが機器本体20側の電極24
、バッテリー10側の電極14を通じて放電回路12に
導かれる。放電回路12に一旦放電命令信号βが入力さ
れると、バッテリー10が機器本体20から完全に取り
外された状態でも、放電回路12が上記した通りの動作
をし、ニッカド電池11は自動的に完全放電(1.0 
V/セル以下) することになる。
【0023】なお、ニッカド電池11の放電中にバッテ
リー10が充電器に接続された場合には、充電器より生
成された充電電流が放電回路12の抵抗R1に流れると
いう事態となる。だが、バッテリー10が充電器に接続
された状態で、電極13G と電極14とが短絡される
ことになる充電器側での構成を採るならば、トランジス
タT1、T2は何れもオフとなり、抵抗R1がオープン
となるので、上記事態を回避することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明にかかるバッテリーにより
駆動される機器による場合には、バッテリーの充電電圧
が所定値以下に低下すると、バッテリーが自動的に完全
放電するような構成となっているので、ユーザが何の操
作もすることなく、バッテリーのメモリー効果を生じな
いようにすることができる。よって、従来に比べると機
器の使い勝手が遙かに良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の機器を説明するためのバッテリー側
の回路図である。
【図2】本実施例の機器を説明するための機器本体側の
回路図である。
【図3】ニッカド電池の放電特性を示すグラフである。
【図4】ニッカド電池を充電するための充電器に組み込
まれたメモリー効果な無くすための回路例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10  バッテリー 11  ニッカド電池 12  放電回路 20  機器本体 21  検知回路 22  制御回路 β  放電命令信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機器本体側から放電命令信号が一旦入
    力されると、蓄電荷を許容範囲内で放電せしめる放電回
    路を有するバッテリーと、機器本体側に接続された当該
    バッテリーの充電電圧を検知する検知回路と、当該検知
    回路の検知結果に基づいて放電命令信号を生成する制御
    回路と、前記バッテリーが機器本体側から取り外される
    寸前に前記放電命令信号をバッテリー側の放電回路に導
    く手段とを具備することを特徴とするバッテリーにより
    駆動される機器。
JP14952091A 1991-05-23 1991-05-23 バッテリーにより駆動される機器 Pending JPH04347542A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7030590B2 (en) 2002-03-25 2006-04-18 Makita Corporation Apparatus for refreshing batteries

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7030590B2 (en) 2002-03-25 2006-04-18 Makita Corporation Apparatus for refreshing batteries

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