JPH04347148A - 超音波観測装置 - Google Patents

超音波観測装置

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JPH04347148A
JPH04347148A JP3120182A JP12018291A JPH04347148A JP H04347148 A JPH04347148 A JP H04347148A JP 3120182 A JP3120182 A JP 3120182A JP 12018291 A JP12018291 A JP 12018291A JP H04347148 A JPH04347148 A JP H04347148A
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JP
Japan
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ultrasonic
subject
signal
timing
echo signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3120182A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsui
孝一 松井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波の受信信号の干
渉によって生じるスペックルノイズを除去できる超音波
観測装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、超音波振動子を用い、生体中
に超音波パルスを送波し、生体組織で反射したエコーを
再び超音波振動子で受波して、電気信号に変換し、これ
を処理して生体中の断層画像を形成、表示する超音波診
断装置が利用されている。
【0003】ところで、このようにして得られる断層画
像には、スペックルという斑点状の模様が現れ断層画像
の画像劣化の主な原因となっている。すなわち、前記超
音波振動子は、位相が揃った(コヒーレントな)超音波
パルスを出射するため、被検体内に存在する多数の散乱
体(例えば、生体組織等の不均質媒質)からの各散乱波
が干渉を起こすことになる。このため、受信されたエコ
ー信号の振幅は、ゆらぎを有したものとなり、このゆら
ぎは断層画像上にランダムなスペックルパターンとなっ
て現れる。こうしたスペックルノイズは、被検体内の構
造を観察する上で、大きな障害となる。
【0004】従来より、スペックルノイズを低減させる
方法には、送受波器の位置を変化させる空間的コンパウ
ンド法、あるいは送信超音波パルスの中心周波数変化さ
せる周波数コンパウンド法を用いるものがある。空間的
コンパウンド法では、スペックルノイズが低減できる範
囲が、通常、一走査で得られる画像化できる範囲より狭
くなってしまう。また、周波数コンパウンド法では、送
受波器としての超音波振動子(トランスデューサ)の周
波数特性が狭帯域幅であるため、超音波パルスの中心周
波数を何種類も変えることができない。従って、十分な
画像データを加算することができない。そこで、空間的
コンパウンド法、及び周波数コンパウンド法を組み合わ
せる方法により、加算画素データを増やしている。しか
し、超音波の送受波器の移動位置関係により、スペック
ルノイズを低減できる領域が狭く限定されるという点を
十分に解消できなかった。
【0005】これを解決するため、特開平1−3009
41号公報には、複数の超音波振動子を有する送受波器
を設け、この複数の振動子から初期位相がそれぞれ異な
る正弦波によって位相変調された超音波パルスを被検体
内へ順次送波し、被検体からの各反射エコー信号の包絡
線を検出し、この包絡線を累積加算してスペックルノイ
ズを低減する装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した様に、空間的
コンパウンド法、及び周波数コンパウンド法を組み合わ
せた場合、通常の画像化範囲よりもスペックルノイズを
低減できる領域が狭くなるという欠点がある。また、被
検体に対して複数の方向から超音波を送受波しなければ
ならず、体腔内に挿入可能な大きさにはできないという
欠点がある。
【0007】さらに、特開平1−300941号公報の
装置は、初期位相がそれぞれ異なる正弦波によって位相
変調された超音波パルスを順次出射するために、複数の
超音波振動子を必要としているので、単一の超音波振動
子を有する装置には応用できないという欠点がある。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、単一の超音波振動子にも対応可能であり、小型化し
易く例えば体腔内からであっても超音波診断が可能であ
ると共に、スペックルノイズが除去できて鮮明な超音波
画像が得られる超音波観測装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の超
音波観測装置は、被検体の超音波断層画像を得るために
、超音波パルスを該被検体へ出射し、該被検体が反射し
た超音波パルスを受信する超音波振動子を有する超音波
観測装置であって、前記超音波振動子が超音波パルスを
出射するための送信信号を所定のタイミングで出力する
送信手段と、前記被検体へ出射した超音波パルスを前記
超音波振動子が受信して、出力する反射エコー信号を前
記送信手段の所定のタイミングとは非同期のタイミング
で記憶する記憶手段とを備えている。
【0010】(2)請求項2記載の超音波観測装置は、
被検体の超音波断層画像を得るために、超音波パルスを
該被検体へ出射し、該被検体が反射した超音波パルスを
受信する超音波振動子を有する超音波観測装置であって
、前記超音波振動子が超音波パルスを出射するための送
信信号を所定のタイミングで出力する送信手段と、前記
被検体へ出射した超音波パルスを前記超音波振動子が受
信して、出力する反射エコー信号を前記送信手段の所定
のタイミングとは非同期のランダムなタイミングに遅延
する遅延手段と、前記超音波振動子が受信して、出力す
る反射エコー信号、及び前記遅延手段がランダムなタイ
ミングに遅延した前記超音波振動子が出力する反射エコ
ー信号を加算する加算手段と、前記加算手段が加算して
出力する信号を前記送信手段の所定のタイミング、また
は該所定のタイミングとは非同期のタイミングのうち、
いづれか一方のタイミングで記憶する記憶手段とを備え
ている。
【0011】
【作用】(1)請求項1記載の構成で、被検体の超音波
断層画像からスペックルノイズを除去するために、記憶
手段が、被検体へ出射した超音波パルスを前記超音波振
動子が受信して、出力する反射エコー信号を送信手段の
所定のタイミングとは非同期のタイミングで記憶する。
【0012】(2)請求項2記載の構成で、被検体の超
音波断層画像からスペックルパターンを除去するために
、加算手段が、超音波振動子が受信して、出力する反射
エコー信号、及び遅延手段がランダムなタイミングに遅
延した超音波振動子が出力する反射エコー信号を加算す
る。さらに、記憶手段が、前記送信手段の所定のタイミ
ング、または該所定のタイミングとは非同期のタイミン
グのうち、いづれか一方のタイミングで、前記加算手段
が加算して出力する信号を記憶する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図1
は超音波観測装置の全体的な概略構成図、図2は超音波
観測装置の動作を説明するための波形図である。図1に
示すように、超音波観測装置1は、超音波パルスを図示
しない被検体へ出射し、被検体が反射した超音波パルス
を受信して反射エコー信号を出力する超音波振動子2と
、この超音波振動子2を駆動して超音波パルスを出射さ
せるための送信信号を出力する送信手段としての送信回
路3と、この送信回路3が送信信号を出力する所定のタ
イミングを制御すための駆動用パルスを発生する駆動用
パルス発生回路4とを備えている。従って、超音波振動
子2は、所定のタイミングで超音波パルスを出射するよ
うになっている。
【0014】また、超音波観測装置1は、前記超音波振
動子2が出力する反射エコー信号を受信して増幅する受
信アンプ5と、この受信アンプ5が受信した反射エコー
信号の大小の差をなくすために、該反射エコー信号の対
数変換を行うlogアンプ6と、logアンプ6が出力
する反射エコー信号に対して時間的にゲインを可変して
出力する加算器7とを備えている。すなわち、加算器7
に入力する反射エコー信号は、被検体の深さに応じて、
つまり時間的に大きく減衰するが、加算器7は、GAI
N,STC(Sensitivity Time Ga
in Control)の感度調整信号に応じてゲイン
を可変し、被検体の深さ方向に対して平坦な振幅の反射
エコー信号を出力するようになっている。
【0015】さらに、超音波観測装置1は、加算器7が
出力する反射エコー信号をアナログ/デジタル変換する
A/Dコンバータ8と、A/Dコンバータ8がデジタル
化した反射エコー信号を記憶する記憶手段としてのフレ
ームメモリ9と、前記A/Dコンバータ8及びフレーム
メモリ9の変換及び書き込み・読み出しのタイミングを
前記送信回路3と非同期のタイミングで制御するための
記憶用パルスを発生する記憶用パルス発生回路10と、
フレームメモリ9が記憶し、かつ標準的なTV信号に変
換して出力した反射エコー信号を入力し、被検体の超音
波画像として表示するモニタ11とを備えている。尚、
記憶用パルス発生回路10が出力するパルスの周波数は
、駆動用パルス発生回路4が出力するパルスの周波数よ
り高くなっている。
【0016】この構成で、超音波振動子2は、図2(a
)に示すように、駆動用パルス発生回路4が出力する駆
動用パルスのタイミングに同期して、図2(b)に示す
送信回路3の送信信号によって駆動され、超音波パルス
を被検体へ出射する。超音波振動子2は、被検体により
反射された超音波パルスを受信し、音響−電気変換して
反射エコー信号を出力する。この反射エコー信号は、受
信アンプ5、logアンプ6、及び加算器7を介して、
波形の振幅すなわち画像輝度が適正になるように調整さ
れA/Dコンバータ8へ入力される。A/Dコンバータ
8は、図2(c)に示すように、前記駆動用パルス発生
回路4と非同期な、記憶用パルス発生回路10が出力す
る記憶用パルスのタイミングで、反射エコー信号をデジ
タルのデータに変換し、同様のタイミングでフレームメ
モリ9は、該データを格納する。フレームメモリ9は、
格納したデータを標準的なTV信号に変換してモニタ1
1へ出力し、モニタ11は、被検体の超音波画像を表示
する。
【0017】本実施例では、超音波振動子2の超音波送
信のタイミングと、受信された反射エコー信号が、A/
D変換され、かつ書き込み・読み出しのタイミングとが
一走査毎に非同期なので、フレームメモリ9に格納され
る一走査毎のデータ間に、コヒーレント性がなくなる。 すなわち、超音波受信信号である反射エコー信号が、送
信された超音波パルスと同期してサンプリングされた場
合、被検体の組織による散乱により生じる斑点性のスペ
ックルパターンを除去できず、非同期にサンプリングし
た場合、スペックルパターンを抑制できる。従って、モ
ニタ11においてスペックルノイズが低減された鮮明な
超音波画像を表示でき、診断の正確さを向上できる。
【0018】さらに、本実施例では、体腔内からであっ
ても超音波診断が可能で、被検体に対して複数の方向か
ら超音波を送受波する必要もなく、また、複数の超音波
振動子を必要とせず、単一の超音波振動子2を有してい
れば良いので、小型化に適しており、体腔内に挿入可能
な大きさに形成し易い。従って、超音波内視鏡に適用す
ることもできる。
【0019】図3及び図4は本発明の第2実施例に係り
、図3は超音波観測装置の全体的な概略構成図、図4は
超音波観測装置の動作を説明するための波形図である。 図3に示す超音波観測装置15は、第1実施例の記憶用
パルス発生回路10に加えて、この記憶用パルス発生回
路10が出力する記憶用パルスをさらにランダムにシフ
トさせる乱数発生器16と、シフトレジスタ17とを備
えている。その他、第1実施例と同様の構成及び作用に
ついては、同じ符号を付して説明を省略する。
【0020】前記超音波観測装置15は、前記駆動用パ
ルス発生回路4より高い周波数のパルスを発生する制御
用パルス発生回路10Aと、制御用パルス発生回路10
Aが出力するパルスのタイミングで、乱数を発生する乱
数発生器16と、この乱数発生器16が発生する乱数に
応じて、前記駆動用パルス発生回路4が出力するパルス
の位相をランダムにシフトして出力するシフトレジスタ
17とを備えている。このシフトレジスタ17は、ラン
ダムにシフトしたパルスを前記A/Dコンバータ8、及
びフレームメモリ9へ供給するようになっている。
【0021】この構成で、超音波振動子2は、図4(a
)に示すように、駆動用パルス発生回路4が出力する駆
動用パルスのタイミングに同期して、図4(b)に示す
送信回路3の送信信号によって駆動され、超音波パルス
を被検体へ出射する。超音波振動子2は、被検体により
反射された超音波パルスを受信し、音響−電気変換して
反射エコー信号を出力する。この反射エコー信号は、受
信アンプ5、logアンプ6、及び加算器7を介して、
波形の振幅すなわち画像輝度が適正になるように調整さ
れA/Dコンバータ8へ供給される。
【0022】一方、乱数発生器16は、制御用パルス発
生回路10Aが出力する図4(c)に示すパルスのタイ
ミングで乱数を発生し、シフトレジスタ17は、この乱
数発生器16が発生する乱数に応じて、前記駆動用パル
ス発生回路4が出力するパルスの位相をランダムにシフ
トさせて、図4(d)に示すパルスを出力する。A/D
コンバータ8は、前記駆動用パルス発生回路4と非同期
な、シフトレジスタ17が出力する図4(d)に示すパ
ルスのランダムなタイミングで、反射エコー信号をデジ
タルのデータに変換し、同様のタイミングでフレームメ
モリ9は、該データを格納する。フレームメモリ9は、
格納したデータを標準的なTV信号に変換してモニタ1
1へ出力し、モニタ11は、被検体の超音波画像を表示
する。
【0023】本実施例では、超音波振動子2の超音波送
信のタイミングと、A/D変換、かつ書き込み・読み出
されるタイミングとを第1実施例よりもさらにランダム
なタイミングで一走査毎に非同期にできるので、フレー
ムメモリ9に格納される一走査毎のデータ間に生じるコ
ヒーレント性を第1実施例よりもさらに減少できる。従
って、第1実施例よりもさらにスペックルノイズが低減
でき、モニタ11において鮮明な超音波画像を表示でき
る。その他の構成及び作用効果は、第1実施例と同様で
、説明を省略する。
【0024】図5及び図6は本発明の第3実施例に係り
、図5は超音波観測装置の全体的な概略構成図、図6は
超音波観測装置の動作を説明するための波形図である。 図5に示す超音波観測装置20は、第1実施例の受信ア
ンプ5とlogアンプ6の間に、可変遅延回路21及び
第2の加算器22を介装し接続している。その他、第1
実施例及び第2実施例と同様の構成及び作用については
、同じ符号を付して説明を省略する。
【0025】この超音波観測装置20は、駆動用パルス
発生回路4が出力するパルスのタイミングで、乱数を発
生する乱数発生器16Aと、前記乱数発生器16Aによ
るランダムなタイミングで、受信アンプ5が出力する反
射エコー信号を遅延させる可変遅延回路21と、可変遅
延回路21及び受信アンプ5の各出力信号を加算してl
ogアンプ6へ出力する加算手段としての第2の加算器
22とを備えている。また、前記A/Dコンバータ8、
及びフレームメモリ9は、駆動用パルス発生回路4が出
力するパルスのタイミングで、A/D変換及び書き込み
・読み出しを行うようになっている。尚、可変遅延回路
21の遅延量は、わずかなズレとなるようにしている。
【0026】この構成で、乱数発生器16Aのランダム
なデータに応じて、可変遅延回路21は、遅延量を可変
し、受信アンプ5が出力する図6(b)に示す反射エコ
ー信号を遅延する。可変遅延回路21の出力信号は、例
えば、図6(c)に示すように、遅延量がランダムな信
号となり、図6(a)に示す送信回路3の出力タイミン
グと非同期となる。第2の加算器22は、受信アンプ5
が出力する反射エコー信号と、可変遅延回路21が出力
するランダムに遅延された反射エコー信号を加算してl
ogアンプ6へ出力する。このため、logアンプ6へ
供給される信号は、一走査毎の間に生じるコヒーレント
性が失われ、logアンプ6、加算器7、及びA/Dコ
ンバータ8を経て、フレームメモリ9へ格納される。
【0027】本実施例では、受信アンプ5が出力する反
射エコー信号に対して、ランダム且つわずかに遅延させ
た信号を第2の加算器22が加算することにより、送信
と同期したタイミングでサンプリングしても、フレーム
メモリ9内のデータは、一走査毎の間に生じるコヒーレ
ント性をなくことができ、スペックルパターンを除去す
ることができる。その他の構成及び作用効果は、第1実
施例及び第2実施例と同様で、説明を省略する。
【0028】図7は本発明の第4の実施例に係る超音波
観測装置の全体的な概略構成図である。図7に示す超音
波観測装置30は、第3実施例が受信アンプ5とlog
アンプ6の間に、可変遅延回路21及び第2の加算器2
2を介装し接続しているのに対して、加算器7とA/D
コンバータ8との間に、前置アンプ32、可変遅延回路
21及び第2の加算器22を介装し接続している。すな
わち、本実施例では、第3実施例と異なり、logアン
プ6の後に前置アンプ32を介し、一走査毎の間に生じ
るコヒーレント性を除去するために、可変遅延回路21
及び第2の加算器22を設けている。また、超音波振動
子2と、受信アンプ5及び送信回路3との間にバンド・
パス・フィルタ(BPF)31を介装し接続している。 前記BPF31は、超音波振動子2と、受信アンプ5及
び送信回路3との間に接続されるケーブル長に合わせて
カットオフ周波数を変え、このケーブルから混入するノ
イズを防止できるようになっている。尚、前記ケーブル
長lとすると、このケーブル長lに対して、周波数f=
c/4lの関係を有する周波数がノイズとして混入し易
いので、BPF31の特性を前記周波数fをカットする
ように設定する。その他、第3実施例と同様の構成及び
作用については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0029】本実施例では、logアンプ6の後段に可
変遅延回路21を設けているため、可変遅延回路21は
、第3実施例と比較してダイナミックレンジを狭くでき
、そして安価にできる。その他の構成及び作用効果は、
第3実施例と同様で、説明を省略する。
【0030】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、単一の
超音波振動子にも対応可能であり、小型化し易く例えば
体腔内からであっても超音波診断が可能であると共に、
スペックルノイズが除去できて鮮明な超音波画像が得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る超音波観測装置の全体
的な概略構成図。
【図2】図2は超音波観測装置の動作を説明するための
波形図。
【図3】図3は第2実施例に係る超音波観測装置の全体
的な概略構成図。
【図4】図4は超音波観測装置の動作を説明するための
波形図。
【図5】図5は第3実施例に係る超音波観測装置の全体
的な概略構成図。
【図6】図6は超音波観測装置の動作を説明するための
波形図。
【図7】図7は第4の実施例に係る超音波観測装置の全
体的な概略構成図。
【符号の説明】
1…超音波観測装置 2…超音波探触子 3…送信回路 4…駆動用パルス発生回路 8…A/Dコンバータ 9…フレームメモリ 10…記憶用パルス発生器 11…モニタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の超音波断層画像を得るために、超
    音波パルスを該被検体へ出射し、該被検体が反射した超
    音波パルスを受信する超音波振動子を有する超音波観測
    装置において、前記超音波振動子が超音波パルスを出射
    するための送信信号を所定のタイミングで出力する送信
    手段と、前記被検体へ出射した超音波パルスを前記超音
    波振動子が受信して、出力する反射エコー信号を前記送
    信手段の所定のタイミングとは非同期のタイミングで記
    憶する記憶手段と、を備えていることを特徴とする超音
    波観測装置。
  2. 【請求項2】被検体の超音波断層画像を得るために、超
    音波パルスを該被検体へ出射し、該被検体が反射した超
    音波パルスを受信する超音波振動子を有する超音波観測
    装置において、前記超音波振動子が超音波パルスを出射
    するための送信信号を所定のタイミングで出力する送信
    手段と、前記被検体へ出射した超音波パルスを前記超音
    波振動子が受信して、出力する反射エコー信号を前記送
    信手段の所定のタイミングとは非同期のランダムなタイ
    ミングに遅延する遅延手段と、前記超音波振動子が受信
    して、出力する反射エコー信号、及び前記遅延手段がラ
    ンダムなタイミングに遅延した前記超音波振動子が出力
    する反射エコー信号を加算する加算手段と、前記加算手
    段が加算して出力する信号を、前記送信手段の所定のタ
    イミング、または該所定のタイミングとは非同期のタイ
    ミングのうち、いづれか一方のタイミングで記憶する記
    憶手段と、を備えていることを特徴とする超音波観測装
    置。
JP3120182A 1991-05-24 1991-05-24 超音波観測装置 Withdrawn JPH04347148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002177275A (ja) * 2000-08-25 2002-06-25 Acuson Corp 視野拡大のための医療診断用超音波画像形成法
JP2010130194A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Nikon Corp A/d変換装置および撮像装置

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