JPH0434686B2 - - Google Patents

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JPH0434686B2
JPH0434686B2 JP59040342A JP4034284A JPH0434686B2 JP H0434686 B2 JPH0434686 B2 JP H0434686B2 JP 59040342 A JP59040342 A JP 59040342A JP 4034284 A JP4034284 A JP 4034284A JP H0434686 B2 JPH0434686 B2 JP H0434686B2
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JP
Japan
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air flow
bypass passage
air
wall
flow meter
Prior art date
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Application number
JP59040342A
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English (en)
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JPS60185118A (ja
Inventor
Yutaka Nishimura
Takashige Ooyama
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS60185118A publication Critical patent/JPS60185118A/ja
Publication of JPH0434686B2 publication Critical patent/JPH0434686B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は熱線式エアフローメータに係り、特に
脈動流を測定するにの好適なバイパス通路を備え
た熱線式エアフローメータに関する。
〔発明の背景〕
通路にベンチユリ等を設け、このベンチユリの
上流と絞り部の差圧を利用して流れの一部をバス
パスし、バスパス流量から全体の流量を求めるバ
イパス通路を備えた熱線式エアフローメータは知
られている(特開昭54−145166)。また熱線で脈
動流を測定することも知られている。しかしなが
ら脈動周波数が高くなると、熱線の応答遅れによ
つて熱線は真の空気流速より少な目の流速を検出
する欠点がある。これは熱線の放熱量が空気流速
の平方根に比例する非線型特性に起因する。この
測定誤差に対して、バイパス流量を熱線で測定す
るバイパス通路を備えた熱線式エアフローメータ
では、バイパス通路の長さを、バイパス通路の入
口、出口に対応するメイン通路の長さの3〜5倍
にすることで、上記誤差を小さくできることも知
られている。(特開昭58−19510,特開昭58−
135916)しかしながら、特開昭58−135916の第2
図及び特開昭58−19510の第1図で公知のものは、
それぞれ第1図、第2図に示すように、(a)バイパ
ス通路2は、エアフローメータ1の壁内に設けら
れ、かつ、(b)バイパス通路入口2Aは、エアフロ
ーメータ1の主流通路の管軸から、大きくずれた
エアフローメータ壁に近い部分及びエアフローメ
ータ壁に設れられている。そのため次のような不
具合点がある。
(1) 上記(a)に示す構成のため、エアフローメータ
壁が加熱又は、冷却されてエアフローメータ壁
の温度と空気の温度が異なる場合、バイパス通
路の空気流は、メイン通路の空気流に比べ、加
熱または冷却され易く、その結果、メイン通路
の空気温度とバイパス通路の空気温度に差を生
じ、メイン通路を流れる空気流量とバイパス通
路を流れる空気流量の比がずれ、測定精度が悪
化する。
(2) 上(b)に示す構成のため、バイパス通路とメイ
ン通路の分岐部2Aにおける流速分布により、
メイン通路を流れる空気流量とバイパス通路を
流れる空気流量の比が、異なり易く、測定精度
が悪化し易い。また、バイパス通路2内には、
エアフローメータ壁に近い部分の空気が流入す
る。一般に壁に近い部分の空気流は、管路の中
心部の空気流に比べ流れの乱れが大きい性質が
ある。そのため、バイパス通路で検知される熱
線流速計の信号は、S/N(シグナルとノイズ
の比)の悪い信号となつている。
これらの不具合点を解消するひとつの方法とし
て、第3図に示すように、エアフローメータ1の
メイン通路の中心部に内筒22を設け、該内筒内
に流速検出プローブ3、温度プローブ4を設けめ
方法がある。この構成によれば、エアフローメー
タ壁が加熱冷却されてエアフローメータ壁温度と
空気温度が異なる場合も、内筒22は、空気流中
におかれているので、内筒壁温は、常に、ほぼ空
気温度であり、内筒内を流れる空気流は、内筒壁
によつて加熱冷却されることはなく、上記不具合
点(1)は生じない。また、エアフローメータ管路の
中心部の空気流が、内筒7内に流入するので、空
気流の乱れは少なく不具合点(2)も生じない。しか
し、この構成は、従来技術の最初の節で説明した
ように、バイパス通路に相当する内筒の長さと、
対応するメイン通路の長さが等しいため、脈動流
を測定する際、熱線の応答遅れによつて真の空気
流量より小さい信号となる。従つて、第3図に近
い構成で、バイパス通路長さを対応するメイン通
路長さの3〜5倍にする実用的な構成が望まれて
いる。
〔発明の目的〕
従来技術の欠点を解消し、実用的な構造で、脈
動流測定時の精度、空気温度とエアフローメータ
壁の温度が異なる場合の精度、S/Nの改善を図
つた熱式空気流量計を提供することにある。
〔発明の概要〕
空気が流れる管路の一部にベンチユリを設け、
かつ管軸部に空気流と平行に流路を設け、該平行
流路に熱式流量計を設け、かつ該平行流路の出口
は、該平行流路下端を迂回して、上記ベンチユリ
最狭部に開口させて、脈動流測定時の精度、温度
の影響、S/Nの改善を図ることにある。
〔発明の実施例〕
第4図は、本発明の第1実施例を示す図であ
り、空気が流れるメイン通路1の中央部に、これ
と平行な平行バイパス通路2が設けられ、該平行
バイパス通路内に流速検知プローブ3が放置され
ている。この流速検知プローブは、いわゆる熱線
流速計の原理により流速を検知するもので感温抵
抗体より成る。流速検知プローブ3に近接した位
置には温度プローブ4が設置され、3と同様に感
温抵抗体より成る。流速検知プローブ3、温度プ
ローブ4は共に、側方外部に固定された駆動回路
5に、ホルダ10を介して接続され、該駆動回路
から流量検知信号が取り出されるようになつてい
る。なお、ホルダ10は、プローブ3,4と駆動
回路を電気的に接続する導線(図示せず)を埋め
込んだプラスチツクより成り、該導線とエアフロ
ーメータ壁との電気的絶縁を図るものである。
前記平行バイパス通路2の下流端側には、迂回
流路7が接続されている。従つて、エアフローメ
ータ1の上方より流入した空気は、バイパス通路
入口2Aで、メイン通路を流れる空気流とバイパ
ス通路を流れる空気流とに分岐する。バイパス通
路を流れる空気流は、前記流速検出プローブ3、
温度プローブ4を通過した後、迂回路7を通つ
て、メイン通路のベンチユリ最狭部8に開口する
バイパス出口11から、メイン通路へ流出し、合
流する。この構成により、バイパス通路の長さ
と、メイン通路におけるバイパス通路分岐合流間
の長さ(第4図でLで示す長さ)の比は、迂回路
7の長さの設定により、任意の値をとることがで
きる。従つて、従来技術の項で述べたように、上
述の比を3〜5倍にすることが可能になり、脈動
流測定時の熱線の応答遅れによる誤差を非常に小
さくすることができる。さらに、バイパス通路壁
12は、空気流中にステイ13により懸架されて
いるので、エアフローメータ壁1が加熱冷却され
ても、バイパス通路壁12の温度は、空気流の温
度にほぼ等しい。従つて、バイパス通路を流れる
空気の温度とメイン通路の空気の平行は常に等し
く、エアフローメータ壁の加熱冷却による測定誤
差は、生じない。さらに、バイパス通路2には、
エアフローメータ管路の中心部の空気流が流入す
るので、流れの乱れが少なく、S/Nの良い信号
が得られる。実験によれば、Noiseは、第1図の
構成の1/4程度に低減する。
第5図は、第4図の迂回路7の変形例である。
B−B断面図に示すように、バイパス通路2を通
つた空気は、迂回路入口7Aより、バイパス通路
2を環状に、ほぼ一周する形の迂回路7に入り、
メイン通路のベンチユリ最狭部に開口するバイパ
ス出口より流出する。迂回路7を環状に形成する
ことにより、バイパス通路壁12の長さ(第5図
でlで示す)を第4図の構成より小さくできる特
長がある。第5図中のその他の構成は、第4図の
場合と実質上すべて同じであり、対応する部分
は、それぞれ同一符号で示されている。
第6図は、第4図の変形例で、熱線式エアフロ
ーメータの欠点のひとつである、流速検出プロー
ブ3上への塵埃の付着による精度低下を防ぐため
に、バイパス通路入口部2Aに塵埃防止ステイ1
4を設けた例である。塵埃防止ステイ14によ
り、バイパス通路2への空気の流入は、メイン通
路の空気流に対して、ほぼ直角の方向から、なさ
れるので、エアフローメータ1に流入する空気中
の塵埃の大部分は、慣性により、メイン通路中を
流れ、バイパス通路には、入りにくい。従つて、
バイパス通路中に置かれる流速検知プローブには
塵埃が付着し難しい特長を持つ。
第7図は、マイクロコンピユータを用いた単点
燃料噴射システムの燃料供給装置と本発明を組み
合わせた実施例である。燃料噴射弁16は、ステ
イ20によつて支持され、噴射弁16の上部は、
バイパス通路壁2によつて下方に押さえられ固定
する。バイパス通路壁を支持するステイ13と噴
射弁16のステイは同一方向に伸びて、スロツト
ルチヤンバ壁21に固定される。このようにし
て、バイパス通路壁12、燃料噴射弁16を通過
する空気の通気抵抗を小さくでき、かつ、スロツ
トルチヤンバ21の高さを小さくできる。なお、
図中、17は絞り弁、18は燃料噴射弁16より
噴射される燃料の気化用の温水加熱通路、断熱材
19は、温水により、燃料噴射弁16、エアフロ
ーメータ壁1が加熱される事を防止する目的のも
のである。
第8図は、第7図の変形例で、スロツトるチヤ
ンバ21の高さを低くする目的で、燃料噴射弁1
6の外周に、バイパス通路の迂回路7を設けた例
である。このようにすれば、スロツトルチヤンバ
の高さを低くできる特長の他に、バイパス通路壁
12の直径D1より迂回路7の外周D2が大となり、
第7図に示す。メイン通路に設けられるベンチユ
リ部は、不要となる。
さらに、バイパス通路壁12は、上述のよう
に、エアフローメータ壁1が加熱されても、ほ
ぼ、空気温度に等しいので、成形性に優れるプラ
スチツクで成形されると効果がある。その場合、
耐電気ノイズの点から、バイパス通路壁1のプロ
ーブ3,4周辺は、導電性被覆部を設けると効果
がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、応答性の比較的低い熱線流速
計で脈動空気流の平均流量を高精度に測定でき、
かつ、エアフローメータ壁の温度と空気温度が異
なる状態でも高精度を維持できる。また、S/N
(シグナルノイズ比)の高い空気流量計が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は特願昭57−017511に記載のエアフロー
メータの公知例、第2図は特願昭56−117705に記
載のエアフローメータの公知例、第3図は内筒に
流速プローブを設けた例の説明図、第4図は本発
明の実施例、第5図は本発明の変形例、第6図は
第4図に塵埃防止ステイを設けた例である。第7
図は燃料噴射弁と組み合わせた実施例、第8図は
第7図の他の実施例である。 2……バイパス通路、3,4……プローブ、7
……迂回路、11……出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 空気が流れる管路の管軸部に該空気流と平行
    に流路を設け、該平行流路に熱式流量計を設け、
    かつ、該平行流路の出口は、該平行流路下端を迂
    回して、上記管路に開口させる事を特徴とする空
    気流量計。
JP59040342A 1984-03-05 1984-03-05 空気流量計 Granted JPS60185118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59040342A JPS60185118A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 空気流量計

Applications Claiming Priority (1)

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JP59040342A JPS60185118A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 空気流量計

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JPS60185118A JPS60185118A (ja) 1985-09-20
JPH0434686B2 true JPH0434686B2 (ja) 1992-06-08

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DE69231960T2 (de) * 1991-12-19 2001-12-06 Denso Corp., Kariya Durchflussmesser
JP4826140B2 (ja) * 2005-05-30 2011-11-30 株式会社デンソー 流量測定装置
JP4488031B2 (ja) 2007-06-14 2010-06-23 株式会社デンソー 空気流量測定装置

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JPS60185118A (ja) 1985-09-20

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