JPH043466B2 - - Google Patents

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JPH043466B2
JPH043466B2 JP63304964A JP30496488A JPH043466B2 JP H043466 B2 JPH043466 B2 JP H043466B2 JP 63304964 A JP63304964 A JP 63304964A JP 30496488 A JP30496488 A JP 30496488A JP H043466 B2 JPH043466 B2 JP H043466B2
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sewn
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば衣類を構成する布などのよ
うな可撓性のシートを用いた両面肌衣の製造方法
に関する。
従来の技術 従来、複数枚のシートを接合するには、複数枚
のシートを互いに位置をずらせた状態で、反対側
からそれぞれの両端部を重ね合わせるように配置
し、前記重ね合わせ部分を接合するか、あるい
は、複数枚のシートの一端部側の各端面を揃えて
重ね、この重ね合わされた一端部の端面に近い部
分を接合した後、これらの複数枚のシートの他端
部を互いに反対方向に延展している。この場合、
前記接合部は、いずれか一方のシート面上に片倒
しされ、このシートと接着されるか、または、接
着されないまま、放置されている。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構造による、反対側から両端部を重
ね合わせて接合した場合は、接合した端部が表裏
両面に表れ、厚物材質の場合不体裁であり、使用
状態によつては、この端部が他のものと摺接して
引つ掛かり、この部分がほつれるなどの問題があ
つた。
一方、接合部を片倒しした構造によると、片倒
し部分が厚くなり、また、引つ掛かり易いため、
裏付きの衣類などにしか利用できなかつた。した
がつて、これら従来の接合構造では、両面肌衣の
ような、表裏両面を使用可能な衣類に利用するこ
とができなかつた。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、複数の
シートの接合をいずれの面側にも露出させること
なく接合し、これによつて接合された複数シート
を、その表裏にかかわらず希望する態様で実施す
ることができ、これを利用して利便性の向上され
た両面肌衣の製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、左右方向に
長い矩形状布を所定の大きさに裁断し、後身頃部
18aと、その左右に前身頃部17aとが形成さ
れた同形の布を2枚重ねた身頃布11aと、 大略長方形の四方隅角を切除した形状を呈し、
その短辺方向を2分割する第1対称線mおよびこ
れと直交し、長辺方向を2分割すると第2対称線
nを介して短、長辺方向に対称とされる1枚の布
を、各端面を合わせて前記第1対称線m、続いて
第2対称線nで折曲げて4枚重ねとし、長辺側端
部を肩襟ぐり21とし、前記切除部分の端部を、
前記身頃布11aの後身頃部18aおよび前身頃
部17aと縫合するための外袖第1縫合部26お
よび内袖第1縫合部27とするとともに、短辺側
端部を2重の筒状に縫合するための第2縫合部2
3とした袖布12aと、 身頃布11aの左右端部から延設される留め紐
13と、 着用時に、留め紐13が向く他方側の袖下に縫
着される脇紐14とを有する両面肌衣10の製造
方法であつて、 身頃布11aは、後身頃部18aの上部に形成
される後襟ぐり15aと、左右端部で前身頃部1
7aの上部に形成される前襟ぐり15bと、前記
後襟ぐり15aを挟む両側で、後身頃部18aお
よび前身頃部17aの上部にわたつて形成される
袖ぐり16とを有し、 袖布12aは、前記4枚重ねの第2縫合部23
の端部を端面に沿つて地縫い19をした後、前記
第2対称線nに相当する折線が内外逆になるよう
裏返し、袖口が袋状となつた2重の筒状に形成さ
れ、 これら身頃布11aと袖布12aとは、接合に
あたつて、袖布12aの肩襟ぐり21を後身頃1
8の中央側に配し、2枚の後身頃部18aの袖ぐ
り端部の間に、2枚重ねの外袖第1縫合部26を
挟み、これら2枚の後身頃部18aと2枚の外袖
第1縫合部26の各端面を合わせて、肩側から袖
下側へと端面に沿つて地縫いした後、縫合された
後身頃部18aを、未縫製の開口を経て裏返し、
次に、2枚の前身頃部17aの袖ぐり端部の間
に、2枚重ねの内袖第2縫合部27を挟み、これ
ら2枚の前身頃部17aと2枚の内袖第1縫合部
27の各端面を合わせて、袖下側から肩側へと端
面に沿つて地縫いした後、縫合された前身頃部1
7aが、未縫製の開口を経て裏返しされ、 身頃11の裾24および前身頃端部25は、各
端面を合わせて重ね、それぞれの端面に沿つて地
縫いした後、この地縫いに沿つて両身頃布11a
を折曲げて裏返しされ、 身頃布11aの後襟ぐり15a、前襟ぐり15
bおよび袖布12aの肩襟ぐり21の各端部は、
バイヤステープのパイピング20によつて縫合さ
れ、テープの両端は留め紐13として延設される
ことを特徴とする両面肌衣の製造方法である。
作 用 本発明の製造方法による両面肌衣は、接合部分
が、表面の外にも、裏面の外にも全く表れない。
そのため、従来の接合シート体のように、接合部
やその端面が他のものと摺接して引つ掛かかつた
り、ほつれるなどの事態が生じることがない。そ
のうえ、この両面肌衣は、全く表裏の区別がない
ため、両面が使用できる。
本発明によると、各端部は勿論、特に身頃と袖
との接合において全く表裏の区別がなく、両面肌
衣の好適に利用できる。
実施例 本発明の両面肌衣の製造方法の説明に先立ち、
基本となるシート体の接合構造とその方法につい
て説明する。
シート体1は、第1図に示すように、可撓性を
有する第1シート2と第2シート3とを用い、第
1シート2を折り曲げて、その両端部4,5を平
行状態に揃え、第2シート3も折り曲げて、その
両端部6,7を、前記第1シート2の両端部4,
5間に挟持させる。
第1および第2シート2,3の各端部4,5,
6,7は、その端面が同一方向に向くよう揃えら
れ、端面に近い部分を接着剤による接着、熱溶着
または縫製などの手段によつて接合され、両シー
ト2,3とも、環状となつて延展される。
第1シート2は、前記接合による接合部8に近
い環状側を、折り山9において折り返され、第2
シート3の延展方向(第1図の右方)に対して逆
方向(第1図の左方)へ延展される。
これによつて、前記接合部8は、環状となつた
第1シート2の内面50に構成された間隔51内
に介在される。
次に、上記構造のシート体におけるシートの接
合方法は、第2図に示すように、前記と同様の第
1シート2を折り曲げて、平行状態に揃えた両端
部4,5の間に、第2シート3を折り曲げて平行
状態に揃えた両端部6,7(第2シート3が1重
のシートであるときは、その一端部)を、その端
面が、前記第1シート2の端面と同方向に向くよ
う介在させて重ね合わせる。次に、これら第1シ
ート2および第2シート3の重合部分を、前記と
同様の接着剤による接着、熱溶着また縫製などの
接合手段を用いて接合する。
続いて、第1シート2を、今までの内面52
が、外方向に臨むよう反転させ、第1シート2
の、前記接合された接合部8に近接する環状側を
折り山9として折り曲げる。これによつて、第1
シート2と第2シート3とは互いに逆方向に延展
された連続したシート体1となる。
第2シート3は、別体の2枚以上のシートが用
いられてもよく、この場合は、第1シート2の両
端部4,5間に介在させる一端部の端面を、正し
く揃えて重ね合わせる。
第1シート2も必ずしも1枚に限定されるもの
ではなく、2枚の別体のシートを用いてもよい。
このようにして製造されたシート体1を、第3
図に示されるように環状とすることによつて、後
述する乳児用肌衣10の袖12などとして用いる
ことができる。
上述した接合方法を用いて仕立てた、第4図に
示す乳児用肌衣10の実施例を順序を追つて説明
する。この実施例では、接合手段は主に地縫い1
9による。また、前記の折返し領域である接合部
8は、縫い代19aとなる。
この乳児用肌衣の使用材料は、ガーゼまたは晒
木綿を用い、ミシン縫いによる。
第4図示の肌衣10は、身頃11と、左右のラ
グラン袖12と、バイヤステープのパイピングを
兼ねる留め紐13と、バイヤステープの脇紐14
とからなり、表裏同形の2重構造とする。
身頃11は、第5図1において、横方向に長い
矩形状布を所定の大きさに裁断し、上部中央の後
襟ぐり15aと上部左右端部の前襟ぐり15bと
からなる襟ぐり15と、前記後襟ぐり15aを挟
む上部両側の袖ぐり16とを形成した同形で2枚
の身頃布11aが使用される。身頃布11aの袖
ぐり16は、V字状とされる。
袖12は、左右袖とも同形の1枚の袖布12a
を用いて作られる。袖布12aは、第5図2に示
すように、概ね、袖丈と縫い代との和の2倍の左
右方向長さと、袖幅の2倍と縫い代との和に相当
する上下方向幅を有する大略長方形の四方隅角を
大きく切除し、上下、左右が対称の形状に裁断さ
れている。通常、袖丈は袖幅より大きい。第5図
2において、上下の短辺方向は袖幅となり、また
左右の長辺方向は袖丈となる。
上記袖布12aにおいて、長さ方向左右端部は
肩襟ぐり21となる。また、切除された隅角端部
は身頃11と縫合する第1縫合部22となり、幅
方向端部は、袖12として筒状に縫合するための
第2縫合部23となる。
なお、第5図2に一点鎖線で示すmは、袖布1
2aの短辺方向を2分割する第1対称線であり、
nは、第1対称線mと直交し、長辺方向を2分割
する第2対称線である。袖布12aはこれら第1
および第2対称線m,nを介して短辺方向および
長辺方向に対称とされる。
バイヤステープには同質の布が用いられる。
縫製は次の順序、方法による。すなわち、ま
ず、同形同寸法の2枚の身頃布11aを、各端面
を合わせて重ね、第5図3に示すように裾24の
端面に沿つて地縫い19をする。裾24を縫つた
身頃布11aは裏返して第5図4に示す身頃11
とする。この状態では、裾24は、第5図4のA
−A断面拡大図である第5図5に示すように、地
縫い19が行うことによつて縫い代19aが形成
され、縫い目の内側に折り山26をもつ袋縫いと
はる。
次に、袖12を縫製する。この縫製にあたり、
第5図2に示す袖布12aにおいて、袖12の第
2縫合部23となる短辺方向端面を合わせて第1
対称線mで正しく2つ折りし、さらに、肩襟ぐり
21および第1縫合部22となる長辺方向端面を
合わせて第2対称線で2つ折りし、全体として4
つ折りする。
この4つ折りされた袖布12aの、前記第2縫
合部23の端部を第5図6に示すように地縫い1
9をし、前記第2対称線nに相当する折線が内外
逆になるよう裏に返して第5図7に示す、2重布
からなる袖12を形成する。この袖12は、袖口
が袋状となるが、肩襟ぐり21および第1縫合部
22は切放しのままの2重筒状となる。また、第
1縫合部22は、外袖第1縫合部26と、内袖第
1縫合部27とに区分される。前記第2縫合部側
は袖12が見頃11に縫合されたとき、袖下とな
る。
袖12は、先に形成された身頃11と縫合結着
するにあたり、第5図8に示すように、肩襟ぐり
21を後身頃18の中央側に配し、2枚の後身頃
部18aの袖ぐり端部の間に、2枚重ねの外袖第
1縫合部26を挟み、2枚の後身頃部18aと2
枚の外袖第1縫合部26との各端面を合わせ、こ
の端面に沿つて、端部の後身頃袖付線28,29
上を肩側から袖下側へと地縫いする。この地縫い
19が終わると、2重に縫合された後身頃部18
aを裏返し、今度は、2枚の前身頃部17aの袖
ぐり端部の間に、2枚重ねの内袖第1縫合部27
を挟み、2枚の前身頃部17aと2枚の内袖第1
縫合部27との各端面に合わせて端部を袖下側か
ら肩側へと地縫いする。
この地縫いが終わつたあと、前身頃17を裏返
しすれば、縫い代19aが内部にかくされて、片
側の袖付けが完成する。裏返しは、前身頃端部2
5の未縫製の開口を介して行われる。
残る片側の袖も同様に縫合袖付けされる。
次に、前襟ぐり15bにおける未縫製の開口部
分から、前身頃端部25を取り出し、2枚の布の
外側となる両側を合わせて端部を地縫いする。地
縫いした前身頃端部25を地縫いに沿つて折曲
げ、元の位置へ戻し、袋縫いを形成する。
最後に、バイヤステープを用いて、第5図9お
よび、第5図9のB−B断面拡大図である第5図
10に示すように、前記後襟ぐり15a、前襟ぐ
り15bおよび肩襟ぐり21の端部にパイピング
20を施し、バイヤステープの両端部を20cm程長
く延ばし、延ばした分を留め紐13とする。
なお、肌衣10を着用したとき、一方側留め紐
13が向く、他方側の袖下に、これら紐13と結
着可能な同質材料の脇紐14が、軸12の縫合時
に脇下に取り付けられている。
身頃11と軸12との縫合部分に沿つてステツ
チ縫い32を施してもよい。
上記実施例では、裾24の地縫いを、縫製段階
の最初に行つたが、前身頃端部25の地縫いとと
もに、袖付け後に行つてもよい。
このような縫製順序、方法は、他の衣類にも適
用できる。
縫製に代えて、熱溶着テープを溶融させて接合
する方法も用いられる。
発明の効果 本発明の両面脱衣の製造方法は、後身頃部およ
び前身頃部が一体の同形の布を2枚重ね、後襟ぐ
り、袖ぐりおよび前襟ぐりが形成される身頃布
と、 短辺方向および長辺方向をそれぞれ2分割し、
直交する第1および第2対称線を介して短、長辺
方向に対称とされる1枚の布を前記第1対称線、
第2対称線の順に折曲げて4枚重ねとし、肩襟ぐ
り、外袖第1縫合部、内袖第1縫合部および第2
縫合部が形成される袖布と、 身頃布の左右端部から延設される留め紐と、 身頃布に対向して他方側に設けられる脇紐とを
有し、2重の身頃布、袖布が縫合され、かつ袖付
けされるので、肌衣は表裏の区別なく着用でき
る。
また縫合手段として、身頃の裾および前身頃端
部は、それぞれの端面を合わせて地縫いされ、こ
の地縫いに沿つて2枚の身頃布を折曲げて裏返し
され、袖は、1枚の布を折曲げて4枚重ねした第
2縫合部の端部を地縫いした後、第2対称線に相
当する折線で裏返し、袖口が袋状の袖に形成され
るので、縫い代が肌衣の外面に表われることがな
い。特に、袖を身頃に接合するにあたり、2枚の
後身頃部の間に2枚重ねの外袖第1縫合部を挟
み、その端部を地縫いして後身頃部を裏返し、次
に、2枚の前身頃部の間に2枚重ねの内袖第1縫
合部を挟み、その端部を地縫いして前身頃部を裏
返す。このようにすることによつてはじめて両面
肌衣を製造することができる。
製造された両面肌衣において、身頃布と袖布と
は、身頃布の後身頃部および前身頃部の袖ぐり端
部を内向きに折返して相互に対向させた1対の折
返し領域間に、2重の筒状に接合された袖布の外
袖第1縫合部および内袖第1縫合部をそれぞれ挟
持させて接合される。
この接合構造によると、身頃と袖との接合部分
が肌衣の何れの面にも表れることがなく、また身
頃布の裾、前身頃の左右端部および袖布の第2縫
合部は袋縫いとされるので、この部分でも縫い代
が何れの面にも表れることがない。したがつて両
面肌衣として、外観が損なわれることがなく、使
用にあたつて、縫い代が他と摺接して引引掛かつ
たりすることがない。
後襟ぐり、前襟ぐりおよび肩襟ぐりを接合する
バイヤステープは両端部が延長されて留め紐を兼
ねることができる。
このように本発明の製造方法による両面肌衣
は、縫い代が外側に表れず、乳児などの肌に直接
触れることがないため、肌の保護に役立つ。ま
た、表裏の区別がなく着用できることによつて、
着替えに便利で、耐用期間も延びる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本となる接合構造の一実施
例を示す断面図、第2図は第1図にかかる接合時
のシート配置状態を示す断面図、第3図はシート
体の斜視図、第4図は本発明の実施態様の正面
図、第5図は実施態様における方法の説明図であ
る。 1……シート体、2……第1シート、3……第
2シート、8……接合部、9,26……折り山、
10……肌衣、11……身頃、12……袖、13
……留め紐、14……脇紐、15……襟ぐり、1
6……袖ぐり、19……地縫い、20……パイピ
ング、22……第1縫合部、23……第2縫合
部、24……裾、25……前身頃端部、26……
外袖第1縫合部、27……内袖第1縫合部、2
8,29……後身頃袖付線、30,31……前身
頃袖付線、50……内面、51……間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右方向に長い矩形状布を所定の大きさに裁
    断し、後身頃部18aと、その左右に前身頃部1
    7aとが形成された同形の布を2枚重ねた身頃布
    11aと、 大略長方形の四方隅角を切除した形状を呈し、
    その短辺方向を2分割する第1対称線mおよびこ
    れと直交し、長辺方向を2分割する第2対称線n
    を介して短、長辺方向に対称とされる1枚の布
    を、各端面を合わせて前記第1対称線m、続いて
    第2対称線nで折曲げて4枚重ねとし、長辺側端
    部を肩襟ぐり21とし、前記切除部分の端部を、
    前記身頃布11aの後身頃部18aおよび前身頃
    部17aと縫合するための外袖第1縫合部26お
    よび内袖第1縫合部27とするとともに、短辺側
    端部を2重の筒状に縫合するための第2縫合部2
    3とした袖布12aと、 身頃布11aの左右端部から延設される留め紐
    13と、 着用時に、留め紐13が向く他方側の袖下に縫
    着される脇紐14とを有する両面肌衣10の製造
    方法であつて、 身頃布11aは、後身頃部18aの上部に形成
    される後襟ぐり15aと、左右端部で前身頃部1
    7aの上部に形成される前襟ぐり15bと、前記
    後襟ぐり15aを挟む両側で、後身頃部18aお
    よび前身頃部17aの上部にわたつて形成される
    袖ぐり16とを有し、 袖布12aは、前記4枚重ねの第2縫合部23
    の端部を端面に沿つて地縫い19をした後、前記
    第2対称線nに相当する折線が内外逆になるよう
    裏返し、袖口が袋状となつた2重の筒状に形成さ
    れ、 これら身頃布11aと袖布12aとは、接合に
    あたつて、袖布12aの肩襟ぐり21を後身頃1
    8の中央側に配し、2枚の後身頃部18aの袖ぐ
    り端部の間に、2枚重ねの外袖第1縫合部26を
    挟み、これら2枚の後身頃部18aと2枚の外袖
    第1縫合部26の各端面を合わせて、肩側から袖
    下側へと端面に沿つて地縫いした後、縫合された
    後身頃部18aを、未縫製の開口を経て裏返し、
    次に、2枚の前身頃部17aの袖ぐり端部の間
    に、2枚重ねの内袖第2縫合部27を挟み、これ
    ら2枚の前身頃部17aと2枚の内袖第1縫合部
    27の各端面を合わせて、袖下側から肩側へと端
    面に沿つて地縫いした後、縫合された前身頃部1
    7aが、未縫製の開口を経て裏返しされ、 身頃11の裾24および前身頃端部25は、各
    端面を合わせて重ね、それぞれの端面に沿つて地
    縫いした後、この地縫いに沿つて両身頃布11a
    を折曲げて裏返しされ、 身頃布11aの後襟ぐり15a、前襟ぐり15
    bおよび袖布12aの肩襟ぐり21の各端部は、
    バイヤステープのパイピング20によつて縫合さ
    れ、テープの両端は留め紐13として延設される
    ことを特徴とする両面肌衣の製造方法。
JP30496488A 1988-11-30 1988-11-30 両面肌衣の製造方法 Granted JPH02154060A (ja)

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JPS459887Y1 (ja) * 1966-09-19 1970-05-08
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