JPH04345699A - 水洗トイレ用清浄剤組成物 - Google Patents

水洗トイレ用清浄剤組成物

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JPH04345699A
JPH04345699A JP11996191A JP11996191A JPH04345699A JP H04345699 A JPH04345699 A JP H04345699A JP 11996191 A JP11996191 A JP 11996191A JP 11996191 A JP11996191 A JP 11996191A JP H04345699 A JPH04345699 A JP H04345699A
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JP
Japan
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type surfactant
acid
surfactant
following general
acid type
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Application number
JP11996191A
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English (en)
Inventor
Osamu Yamaguchi
修 山口
Takayuki Mori
孝之 森
Hideo Sumiya
秀雄 住谷
Masaki Tsumadori
妻鳥 正樹
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汚染防止効果及び洗浄効
果の優れた水洗トイレ用清浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】水洗便器の水溜り部、ボウ
ル部、縁の裏側等にクラドスポリウム、酵母等のカビや
大腸菌(Escherichia  coli )、緑
膿菌(Pseudmonas  aeruginosa
)等の腸内細菌に由来する微生物汚垢が堆積する。これ
らの汚れは、機械力を用いることなしに水流だけではと
りにくい。
【0003】近年、水洗便器の貯水タンク内もしくはタ
ンク上に設置された水洗オートクリーナー(トイレボー
ルオートクリーナー)から水洗水中に有効成分を放出さ
せることにより持続的に便器の汚れの堆積を防止し、洗
浄を行い、清潔な状態を保たせることを目的とした清浄
剤組成物が使用されるようになった。
【0004】この清浄剤組成物には液体タイプのものと
固体タイプのものとがあるが、これらは通常、界面活性
剤、香料、色素を基本成分とし、必要に応じて固形化剤
、殺菌剤、防臭剤等を配合したものである。
【0005】界面活性剤としてはポリオキシエチレンア
ルキル又はアルキルフェニルエーテル、ポリエチレング
リコール等の非イオン型活性剤が主に使われている。し
かし、これらの活性剤は静菌性に乏しいため、微生物汚
垢堆積防止効果及び洗浄効果は充分ではなかった。その
結果、従来の水洗オートクリーナーを使用するタイプの
トイレであっても微生物汚垢の堆積が表れるのが現状で
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
鋭意研究の結果、アニオン性極性基を2個有するジアニ
オン型界面活性剤が水洗トイレの便器内に発生する微生
物汚垢に対し、その発生を阻止若しくは遅延させる効果
に優れていることを見出し、該ジアニオン型界面活性剤
及び香料を特定量含有する組成物が洗浄効果に優れ、且
つ芳香効果の持続性の良好であることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、 (A) アニオン性極性基を2個有するジアニオン型界
面活性剤   0.5〜60重量%(B) 香料   
                         
                      1〜5
0重量%を含有してなることを特徴とする水洗トイレ用
清浄剤組成物に関するものである。
【0008】水洗トイレの便器内は、糞便等に由来する
大腸菌、緑膿菌等の腸内細菌や、クラドスポリウム、酵
母等のカビ類等数多くの微生物の生育が可能な場面であ
り、その菌相変化はトイレ使用者の体質や気温・水温、
水質・光量等の諸条件をパラメーターとして種々に変化
し、また単一菌のみならず、複数の菌の相互作用によっ
て微生物汚垢の堆積が形成されると考えることが出来る
ため、一義的に汚垢発生の機構、特に汚垢原因の微生物
種を確定することは難しい。
【0009】しかし、分子内に疎水性基と親水性基とを
合わせ持つ界面活性剤が、種々の微生物に対し、幅広い
殺菌・静菌スペクトルを有することは、Bot. Ga
z., 28, 289(1899), Z. Hyg
., Infektionskr., 59, 296
 (1908)等古くから数多くの研究者によって確か
められ、多くの文献から見ることができる。ジアニオン
型界面活性剤に関しても、特開昭59−164716号
公報に見る様に、脂肪酸生合成阻害効果等が明らかにさ
れており、種々の微生物に対する殺菌・静菌効果が期待
できる。
【0010】ところで、水洗トイレ便器内で継続的に殺
菌・静菌的洗浄を行うためには、従来の水洗トイレ用オ
ートクリーナーに見られる様にフラッシュ水洗毎に殺菌
・静菌効果のある洗浄基剤を水洗水中に注入・溶解せし
めることが、作業上、優れた方法であると考えられる。 しかし、約10リットルもの水洗水中に継続的に洗浄基
剤を注入を行うことを考えた場合、洗浄基剤の濃度を0
.01〜10%濃度程度の一般に界面活性剤のMIC 
(最小阻止濃度)以上の濃度域に設定することは、洗浄
基剤を多量に用いねばならず現実的には大変困難なこと
である。
【0011】ここで、本発明者は、鋭意検討を重ねた結
果、従来、水洗トイレ用オートクリーナーの洗浄剤とし
て用いられているポリオキシエチレンアルキル又はアル
キルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール等の非
イオン型活性剤やn−ドデシル硫酸・Na塩、n−ドデ
シルベンゼンスルホン酸Na塩等のアニオン型活性に比
べジアニオン型界面活性剤が、微生物汚垢に対し優れた
防汚・洗浄効果を発揮する事実を見い出した。この事実
は、従来用いられていた界面活性剤に比して、ジアニオ
ン型界面活性剤が、便器表面のガラス質に対し、高い吸
着特性を示すためであると考えられる。即ち、便器表面
に於いて高濃度・高吸着することによって、汚垢の原因
となる微生物群の増殖を阻止若しくは遅延させるものと
考えられる。
【0012】上記ジアニオン型界面活性剤として適当な
構造を有するものを以下に示す。
【0013】
【化11】
【0014】(式中、R は炭素数6〜30の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。X は、
H 又は炭素数6〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基
又はアルケニル基、水酸基、又は付加モル数1〜10モ
ルのエチレンオキサイド基であり、M1, M2はH 
、アルカリ金属、アルカリ土類金属、第3周期遷移金属
、アンモニア,アミン類又はアルカノールアミン類を示
す。ここでM1, M2は同一であっても異種陽イオン
の組み合わせであっても構わない。n1,n2はそれぞ
れM1, M2の陽イオンにおける電荷数に等しい。)
【0015】
【化12】
【0016】(式中、R 及びM1, M2, n1,
 n2は上記と同一である。)
【0017】
【化13】
【0018】(式中、R 及びM1, M2, n1,
 n2は上記と同一であり、またm は2から4までの
整数値を表す。)で表されるマロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、ピメリン酸型界面活性剤を挙げる
ことができる。本化合物群の基本骨格は、対応する2価
有機酸エステルとハロゲン化アルキルとの塩基性条件下
でのイオン的付加反応等種々の既存の方法によって構築
することができる。
【0019】又、
【0020】
【化14】
【0021】(式中、R1はH または炭素数1から3
0までの直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
を示し、R, M1, M2, n1, n2 は上記
と同一である。)
【0022】
【化15】
【0023】で表されるアスパラギン酸型、リンゴ酸エ
ーテル型、リンゴ酸エステル、酒石酸エーテル型、酒石
酸エステル型界面活性剤を挙げることができる。化合物
(4),(6) の基本骨格は、無水マレイン酸への対
応するアミン若しくはアルコールの付加反応をもって構
築できる。又、化合物(8) は、酒石酸の O−エー
テル化、化合物(7),(9) は無水マレイン酸もし
くは酒石酸のアシル化反応をもって構築できる。
【0024】又、
【0025】
【化16】
【0026】(式中、R1はH 又は炭素数1〜30の
直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。 R, M1, M2, n1, n2 は上記と同一で
ある。)で表されるクエン酸モノエステル型若しくはク
エン酸モノアミド型界面活性剤を挙げることができる。 化合物(10),(11) は、クエン酸と対応するア
ルコールのエステル化反応によって、多くの場合、混合
物として与えられる。又、(12),(13)は、クエ
ン酸を無水酢酸中で撹拌した後生成する無水クエン酸に
対し、対応するアミンで処理することによって多くの場
合、混合物として与えられる。
【0027】又、
【0028】
【化17】
【0029】(式中、R, M1, M2, n1, 
n2 は上記と同一である。)で表されるイミノジ酢酸
型界面活性剤を挙げることができる。本化合物(14)
は、塩基性条件下対応するアミンと2当量のハロゲン化
酢酸エチルによって求核置換反応をせしめることで合成
される。
【0030】又、
【0031】
【化18】
【0032】(式中、R2は炭素数6〜30の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R3, 
R4はH 又は炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示す。R, M1, M2,
 n1, n2 は上記と同一である。)で表されるエ
チレンジアミンジエステル型又はエチレンジアミンジア
ミド型界面活性剤を挙げることができる。本化合物 (
15),(16)は、エチレンジアミンテトラ酢酸を無
水酢酸及びピリジンの混合溶媒中で処理することにより
得られる無水エチレンジアミンテトラ酢酸に対し対応す
るアルコール及びアミンで処理することにより与えられ
る。
【0033】又、
【0034】
【化19】
【0035】(式中、R, R1,M1, M2, n
1,n2は上記と同一である。)で表されるα−スルホ
ン化石ケン或いはスルホコハク酸モノエステル型界面活
性剤を挙げることができる。化合物(17)は対応する
石ケンメチルエステルを硫酸化した後、ケン化すること
で与えられ、化合物(18)〜(21)は、無水マレイ
ン酸に対応するアルコール若しくはアミンを付加し、マ
レイン酸モノエステル、マレイン酸モノアミドを生成さ
せた後、Na2SO3にてスルホン化することにより与
えられる。この時、化合物(14)及び(16)、(1
5)及び(17)はその混合物として与えられる。更に
、具体的に好ましいジアニオン型界面活性剤としては、
アルキル鎖長C8〜C18 を有するマロン酸塩、より
好ましくは、C14 マロン酸・2Na塩、C14 マ
ロン酸・2モノエタノールアミン塩、C14 マロン酸
・Zn塩、C12 マロン酸・2Na塩、C12 マロ
ン酸・2モノエタノールアミン塩、C16 マロン酸・
2モノエタノールアミン塩、C10 マロン酸・2モノ
エタノールアミン塩;アルキル鎖長C8〜C18 を有
するコハク酸塩、より好ましくはC14 コハク酸・2
Na塩、C14 コハク酸・2モノエタノールアミン塩
、C12 コハク酸・2Na塩、C12 コハク酸・2
モノエタノールアミン塩、β−C12 アルケニルコハ
ク酸・2Na塩;アルキル鎖長C8〜C18 を有する
グルタル酸塩、より好ましくはC14 グルタル酸・2
Na塩、C14 グルタル酸・2モノエタノールアミン
塩、C12 グルタル酸・2Na塩、C12 グルタル
酸・2モノエタノールアミン塩;アルキル鎖長C8〜C
18 を有する単鎖アルキルアスパラギン酸塩、より好
ましくはC14 アスパラギン酸・2Na塩、C14 
アスパラギン酸・2モノエタノールアミン塩、C12 
アスパラギン酸・2Na塩、C12 アスパラギン酸・
2モノエタノールアミン塩;アルキル鎖長C8〜C18
 を有する O−アルキルリンゴ酸塩及びリンゴ酸エス
テル塩、より好ましくは C14−O −アルキルリン
ゴ酸・2Na塩、C12 −O −アルキルリンゴ酸・
2Na塩、 C13リンゴ酸エステル・2モノエタノー
ルアミン塩、C11 リンゴ酸エステル・2モノエタノ
ールアミン塩、C9リンゴ酸エステル・2モノエタノー
ルアミン塩;アルキル鎖長C8〜C18 を有するクエ
ン酸モノエステル塩、より好ましくはC14 クエン酸
モノエステル・2モノエタノールアミン塩、C16 ク
エン酸モノエステル・2モノエタノールアミン塩、C1
2 クエン酸モノエステル・2モノエタノールアミン酸
;アルキル鎖長C4〜C18 を1本又は2本有するク
エン酸モノアミド塩、より好ましくは、N,N −ジC
8クエン酸モノアミド・2Na塩、N,N −ジC8ク
エン酸モノアミド・2モノエタノールアミン塩;アルキ
ル鎖長C8〜C18 を有するイミノジ酢酸型界面活性
剤、より好ましくは、C14  イミノジ酢酸・2Na
塩、C12 イミノジ酢酸・2Na塩、;アルキル鎖長
C4〜C18 を2本有するエチレンジアミンジエステ
ル塩及びエチレンジアミンジアミド塩、より好ましくは
、ジC12 エチレンジアミンジエステル・2Na塩、
ジC10 エチレンジアミンジエステル・2Na塩、ジ
C8エチレンジアミンジエステル・2Na塩、ジC12
エチレンジアミンジアミド・2Na塩、ジC10 エチ
レンジアミンジアミド・2Na塩、ジC8エチレンジア
ミンジアミド・2Na塩;アルキル鎖長C8〜C18 
を有するα−スルホン化石ケン塩、より好ましくは、C
16 −α−スルホン化石ケン・2Na塩、C14 −
α−スルホン化石ケン・2Na塩、C12 −α−スル
ホン化石ケン・2Na塩;アルキル鎖長C8〜C18 
を有する単鎖スルホコハク酸モノエステル塩、より好ま
しくは、C16 スルホコハク酸モノエステル・2Na
塩、C16 スルホコハク酸モノエステル・2モノエタ
ノールアミン塩、C14 スルホコハク酸モノエステル
・2Na塩、C14 スルホコハク酸モノエステル・2
モノエタノールアミン塩、C12 スルホコハク酸モノ
エステル・2Na塩、C12 スルホコハク酸モノエス
テル・2モノエタノールアミン塩、C16 スルホコハ
ク酸モノアミド・2Na塩、C16 スルホコハク酸モ
ノアミド・2モノエタノールアミン塩、C14 スルホ
コハク酸モノアミド・2Na塩、C14 スルホコハク
酸モノアミド・2モノエタノールアミン塩、C12 ス
ルホコハク酸モノアミド・2Na塩、C12 スルホコ
ハク酸モノアミド・2モノエタノールアミン塩等を挙げ
ることが出来る。
【0036】上記ジアニオン型界面活性剤は、本発明の
水洗トイレ用清浄剤組成物中に 0.5〜60重量%、
好ましくは5〜40重量%、より好ましくは10〜30
重量%配合され、水洗トイレの洗浄水中に一定量注入混
合溶解せしめた後、前述のとうり洗浄水中濃度として、
0.5 〜100ppm、好ましくは1〜50ppm 
、より好ましくは1〜10ppmとなるよう使用される
のが適当である。この時、ジアニオン型界面活性剤は、
単一組成であっても、また2種以上の混合組成であって
も構わない。
【0037】本発明の水洗トイレ用清浄剤組成物に用い
られる香料としては、特に限定されるものではないが、
モノテルペン及びセスキテルペン系炭化水素、総炭素数
が2〜13のエステル系炭化水素、総炭素数が2〜12
のアルコール系炭化水素から選ばれる1種又は2種以上
を主成分とすることが望ましい。
【0038】本発明に用いられる香料の主成分である炭
化水素の具体例としては以下のものが挙げられる。
【0039】モノテルペン系炭化水素としては、オレン
ジ油、レモン油等に含まれるD−又はL−リモネン、テ
ルピン油等に含まれるα−ピネン、パイン油等に含まれ
るα−テルピネオール等を例示することができ、セスキ
テルペン系炭化水素としてはシダ油、クローバ油、カナ
ンガ油に多く含まれるカリオフィレン、セドレン等を例
示することができる。総炭素数が2〜13のエステル系
炭化水素としては酢酸ゲラニル、酢酸ネリル、酢酸リナ
リル、酢酸ターピニル、酢酸ジヒドロターピニル、酢酸
ミルテニル、酢酸ジヒドロミルテニル、酢酸ベンジル、
酢酸p−クレシル、酢酸フェニルエチル、蟻酸ゲラニル
、蟻酸ベンジル、カプロン酸エチル、カプロン酸イソア
ミル、エナント酸エチル、エナント酸オクチル、カプリ
ル酸イソアミル、カプリル酸オクチル、ジヒドロジャス
モン酸メチル、ジャスモン酸メチル等の炭素数が1〜1
2の酸からなる総炭素数が2〜13のエステル系炭化水
素が好ましい例として挙げられる。また、総炭素数が2
〜12のアルコール系炭化水素としては、ブチルジグリ
コール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール、リ
ナロール、ミルセノール、ターピネオール、テトラハイ
ドロリナロール、テトラハイドロミルセノール、ムゴー
ル、ジヒドロターピネオール、ベンジルアルコール、フ
ェニルエチルアルコール、フェノキシエチルアルコール
、ヘプタノール、オクタノール、ノナノール、デカノー
ル、ウンデカノール、ドデカノール等の炭素数が2〜1
2の1価、2価、3価のアルコール系炭化水素が好まし
い例として挙げられる。香料は、本発明の水洗トイレ用
清浄剤組成物中に1〜50重量%、好ましくは3〜30
重量%、より好ましくは7〜20重量%配合されるのが
望ましく、洗浄水中濃度として、0.1 〜100pp
m、好ましくは 0.5〜50ppm 、より好ましく
は1〜10ppmとなる様使用されるのが適当である。
【0040】本発明の水洗トイレ用清浄剤組成物に更に
ノニオン型界面活性剤を配合することにより洗浄力の向
上及び香料の分散安定性を高めることができるのでノニ
オン型界面活性剤を配合するのが好ましい。ノニオン型
界面活性剤として好ましいものは、平均炭素数10〜1
8のアルキル基又はアルケニル基を有し、1〜20モル
のエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチレンア
ルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルケニルエー
テル、平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜2
0モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、下記一般式 R’1(OR’2)xGy  (式中、R’1 は直鎖又は分岐鎖を有する炭素数8〜
18のアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル
基を表し、R’2 は炭素数2〜4のアルキレン基を表
し、G は炭素数5〜6を有する還元糖、例えばグルコ
ース、フルクトース、スクロース等に由来する残基であ
り、x はその平均値が0〜5、好ましくは0〜2であ
り、y はその平均値が1〜10、好ましくは 1.1
〜4である。
【0041】通常、これらのノニオン型界面活性剤は 
HLBが8〜19、好ましくは12〜17のものが使用
される。
【0042】本発明の水洗トイレ用清浄剤組成物には上
記必須成分の他、硫酸、炭酸、ホウ酸、リン酸等のアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩又は
無水ケイ酸等の賦形剤、ポリアクリル酸、ヒドロキシカ
ルボン酸等のキレート剤、殺菌剤、防腐剤、固形化剤、
増粘剤、離型剤、溶剤、消泡剤、ジアニオン型界面活性
剤或いはノニオン型界面活性剤以外の界面活性剤を配合
することができる。
【0043】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0044】実施例 表1〜3に示すジカルボン酸型界面活性剤及び香料を基
本成分とする種々の配合組成物を用いて以下の方法によ
り便器内の黄ばみ、黒ずみに対するそれぞれの洗浄性を
評価し、併せて香りの強度及び持続性について評価した
【0045】試験法 サイホン式洋式便器を有する一般標準家庭(3〜5人)
において、各パネラーがフラッジェ水洗毎にフラッシェ
水洗水12リットル(ロータンク内容量)が3ppmサ
ンプル界面活性剤水溶液となるように調整し、それを排
便、排尿後の水洗水とした。このような水洗水を用いる
便器にパネラー(N =10、各界面活性剤について1
0世帯で評価する。)が従来通り(平均17回/日)2
週間使用した。 また、評価期間中は便器内の掃除は一切行わなかった。 洗浄性の評価は2週間での便器内の黄ばみ、黒ずみ程度
を便器各部位について肉眼にて判定した。 ++;著しく黄ばみ若しくは黒ずんだ。 +;黄ばみ、若しくは黒ずんだ。 ±;わずかに黄ばみ若しくは黒ずんだ。 −;全く黄ばみ及び黒ずまなかった。 また、香りに関しては、使用初期時と、使用終了時(2
週間後)について官能試験を行い、以下評価基準にて評
価し、香りの強度(持続性)の評価とした。香りの強度
5;香りが強い。 4;香りがやや強い。 3;香りがちょうどよい。 2;香りがやや弱い。 1;香りが弱い。 これらの結果を表1〜3に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) アニオン性極性基を2個有するジアニオン型界
    面活性剤   0.5〜60重量%(B) 香料   
                             
                          1〜5
    0重量%を含有してなることを特徴とする水洗トイレ用
    清浄剤組成物。
  2. 【請求項2】  更にノニオン型界面活性剤 0.5〜
    25重量%を含有してなる請求項1記載の水洗トイレ用
    清浄剤組成物。
  3. 【請求項3】  2個のアニオン性極性基がいずれもカ
    ルボキシル基であるジカルボン酸型界面活性剤を含有し
    てなる請求項1又は2記載の水洗トイレ用清浄剤組成物
  4. 【請求項4】  2個のアニオン性極性基のうち、一方
    がカルボキシル基であり、他方がスルホン酸基であるカ
    ルボン酸・スルホン酸型界面活性剤を含有してなる請求
    項1又は2記載の水洗トイレ用清浄剤組成物。
  5. 【請求項5】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記一
    般式(1) 【化1】 (式中、R は炭素数6〜30の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基又はアルケニル基を示す。X は、H 又は炭素
    数6〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
    ル基、水酸基、又は付加モル数1〜10モルのエチレン
    オキサイド基であり、M1, M2はH 、アルカリ金
    属、アルカリ土類金属、第3周期遷移金属、アンモニア
    ,アミン類又はアルカノールアミン類を示す。ここでM
    1, M2は同一であっても異種陽イオンの組み合わせ
    であっても構わない。n1,n2はそれぞれM1, M
    2の陽イオンにおける電荷数に等しい。)で表されるマ
    ロン酸型界面活性剤である請求項3記載の水洗トイレ用
    清浄剤組成物。
  6. 【請求項6】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記一
    般式(2) 【化2】 (式中、R 及びM1, M2, n1, n2は上記
    と同一である。)で表されるコハク酸型界面活性剤であ
    る請求項3記載の水洗トイレ用清浄剤組成物。
  7. 【請求項7】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記一
    般式(3) 【化3】 (式中、R 及びM1, M2, n1, n2は上記
    と同一であり、またm は2から4までの整数値を表す
    。)で表されるグルタル酸型、アジピン酸型又はピメリ
    ン酸型界面活性剤である請求項3記載の水洗トイレ用清
    浄剤組成物。
  8. 【請求項8】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記一
    般式(4) 又は(5) 【化4】 (式中、R1はH または炭素数1から30までの直鎖
    又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R,
     M1, M2, n1, n2 は上記と同一である
    。)で表されるアスパラギン酸型界面活性剤である請求
    項3記載の水洗トイレ用清浄剤組成物。
  9. 【請求項9】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記一
    般式(6) 又は(7) 【化5】 (式中、R, M1, M2, n1, n2 は上記
    と同一である。)で表されるリンゴ酸エーテル型若しく
    はリンゴ酸エステル型界面活性剤である請求項3記載の
    水洗トイレ用清浄剤組成物。
  10. 【請求項10】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記
    一般式(8) 又は(9) 【化6】 (式中、R1はH 又は炭素数1〜30の直鎖又は分岐
    鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、X はH 又
    は炭素数1〜30のカルボキシアルキル基を示す。R,
     M1, M2,n1, n2 は上記と同一である。 )で表される酒石酸エーテル型若しくは酒石酸エステル
    型界面活性剤である請求項3記載の水洗トイレ用清浄剤
    組成物。
  11. 【請求項11】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記
    一般式(10)〜(13) 【化7】 (式中、R1はH 又は炭素数1〜30の直鎖又は分岐
    鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。R, M1,
     M2, n1, n2 は上記と同一である。)で表
    されるクエン酸モノエステル型若しくはクエン酸モノア
    ミド型界面活性剤である請求項3記載の水洗トイレ用清
    浄剤組成物。
  12. 【請求項12】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記
    一般式(14) 【化8】 (式中、R, M1, M2, n1, n2 は上記
    と同一である。)で表されるイミノジ酢酸型界面活性剤
    である請求項3記載の水洗トイレ用清浄剤組成物。
  13. 【請求項13】  ジカルボン酸型界面活性剤が、下記
    一般式(15)又は(16) 【化9】 (式中、R2は炭素数6〜30の直鎖又は分岐鎖のアル
    キル基又はアルケニル基を示し、R3, R4はH 又
    は炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はア
    ルケニル基を示す。R, M1, M2, n1, n
    2 は上記と同一である。)で表されるエチレンジアミ
    ンジエステル型又はエチレンジアミンジアミド型界面活
    性剤である請求項3記載の水洗トイレ用清浄剤組成物。
  14. 【請求項14】  カルボン酸・スルホン酸型界面活性
    剤が、下記一般式(17)〜(21) 【化10】 (式中、R, R1 ,M1, M2, n1, n2
    は上記と同一である。)で表されるα−スルホン化石ケ
    ン又はスルホコハク酸モノエステル型界面活性剤の1種
    又は2種以上である請求項4記載の水洗トイレ用清浄剤
    組成物。
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JP2002348596A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Kao Corp 洗浄剤組成物
CN109111379A (zh) * 2018-09-17 2019-01-01 广东椰氏实业股份有限公司 一种含酰胺基双阴离子表面活性剂及其合成方法

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