JPH04345668A - 重合性金属−アゾおよび金属−アゾメチン染料 - Google Patents

重合性金属−アゾおよび金属−アゾメチン染料

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JPH04345668A
JPH04345668A JP4037545A JP3754592A JPH04345668A JP H04345668 A JPH04345668 A JP H04345668A JP 4037545 A JP4037545 A JP 4037545A JP 3754592 A JP3754592 A JP 3754592A JP H04345668 A JPH04345668 A JP H04345668A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属錯体染料、さらに詳
しくは、ペンダントフリーラジカル重合性基を有する遷
移金属錯体染料に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】金属に配位された1つの染料
配位子を有する金属−アゾおよび金属−アゾメチン染料
は当業者に公知である〔例えば、ドゥルー・エイチ・デ
ィー・ケイ(Drew,H.D.K.)、フェアバイア
ン・アール・イー(Fairbairn,R.E.)、
ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー(J.C
hem.Soc.)、1939、823〜35;ビーチ
・ダブリュー・エフ(Beech,W.F.)、ドゥル
ー・エイチ・ディー・ケイ、ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・ソサイエティー、1940、608〜12;スタイ
ナー・イー(Steiner,E)、メイヤー・シー(
Mayer,C)、ジー・ヘルブ(G.Helv)、ケ
ミカ・アクタ(Chem.Acta.)、1976、5
9、364〜76;米国特許第4,012,369号、
同第4,123,429号および同第4,265,81
1号参照〕。これらの1:1錯体は主に2つの用途、す
なわち、カラー写真(米国特許第3,453,107号
、同第3,551,406号、同第3,544,545
号、同第3,563,739号、同第3,597,20
0号、同第3,705,184号、同第3,752,8
36号、同第3,970,616号、同第4,150,
018号および同第4,562,139号)並びに織物
の染色(米国特許第3,878,158号、同第4,0
45,423号、同第4,218,367号および同第
4,617,382号並びに欧州特許第14476号)
に用いられる。1:1錯体は染料に配位される中心金属
イオンおよび配位子(例えば、水、ピリジン、アンモニ
アまたはエタノールアミン)を有する
【0003】重合性官能性を有する金属錯体は公知であ
る。例えば、金属−ビニルピリジン錯体は重合性のもの
として公知である〔米国特許第3,287,455号、
アグニュー・エヌ・エイチ(Agnew,N.H.)、
コリン・アール・ジェイ(Collin,R.J.)、
ラークワーシー・エル・エフ・ジェイ(Larkwor
thy,L.F.J.)、ジャーナル・オブ・ケミカル
・ソサイエテイ、ダルトン・トランスケーションズ(D
altonTrans.)、1974、272〜7〕。 一般に、先行技術の重合性金属錯体中の可視波長遷移の
吸光係数は1000M−1cm−1以下であり、それは
一般に染料または着色剤として不適当なものにする。
【0004】配位子としてビニルピリジンを有する多く
の遷移金属錯体は不安定である。これらの錯体の幾つか
は溶液中で非常に不安定であり、以下の平衡を示す。   M(配位子)x(ビニルピリジン)n→M(配位子
)x(ビニルピリジン)n−1           
                         
+ビニルピリジン  M(配位子)x(ビニルピリジン
)n←M(配位子)x(ビニルピリジン)n−1   
                         
        +ビニルピリジン
【0005】また、
銅(II)、ルテニウム(III)等の遷移金属はビニ
ルピリジンの重合を開始するが〔例えば、タズケ・エス
(Tazuke,S.)、オカムラ・エス(Okamu
ra,S.)、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエン
ス(J.Polym.Sci.)、パートA−1、19
66、4、141〜57およびノートン・ケイ・エイ・
ジュニア、ハースト・ジェイ・ケイ、ジャーナル・オブ
・アメリカン・ソサイエテイ、1978、100、14
4〜57〕、銅(II)とビニルピリジンの幾つかの安
定な錯体が報告されている〔ライン・エム(Laing
 M.)、ホースフィールド・イー(Horsfiel
d,E.)、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテ
イ、ケミカル・コミュニケーション(Chem.Com
mun.)、1968、735〕。
【0006】配位子上のビニル基はシクロメタル化して
も、金属に配位してもよく、それにより、非重合性とな
る〔ニューコン・ジー・アール(Newkome,G.
R.)、テリオット・ケイ・ジェイ(Theriot,
K.J.)、チェスキン・ビー・ケイ(Cheskin
,B.K.)、エバンス・ディー・ダブリュ(Evan
s,D.W.)、ベーカー・ジー・アール(Baker
,G.R.)、オルガノメタリックス(Organom
etallics)、1990、1375〜9;ロング
・シー(Long,C.)、ケリー・ジェイ・エム(K
elly,J.M.)、ジャーナル・オブ・オルガノメ
タリック・ケミストリー(J.Organometal
.Chem.)、1982、231、C9〕。
【0007】ビニルピリジン錯体よりも強く光を吸収す
る金属含有重合性錯体は当業者に公知である〔シーツ・
ジェイ・イー(Sheats,J.E.)、キャラハー
・シー・イー・ジュニア(Carraher,C.E.
Jr.)、ピットマン・シー・ユー・ジュニア(Pit
tman,C.U.Jr.)、「金属含有ポリマー系」
、プレナム・プレス、米国ニューヨーク州、1985)
。最も研究された系は低原子価金属のビニルシクロペン
タジエニル錯体である。これらの金属含有モノマーは、
通常、非常にエレクトロン・リッチであり、これらのモ
ノマーから得られた重合性材料は容易に酸化される。
【0008】ある条件下でフイルターを通した太陽光に
露光すると、(4−ビニル−4’−メチル−ビピリジル
)Re(CO)3Clは化学変化を受けることが示され
た〔オトゥール・ティ・アール(O’Toole,T.
R.)、サリビアン・ビー・ピー(Sullivian
B.P.);メイアー・ティ・ジェイ(Mayer,T
.J)、ジャーナル・オブ・アメリカン・ソサイエティ
、1989、111、5699〜706〕。これらの分
子の化学および光化学反応性により、これらが重合性染
料に有用でないことが示唆される。
【0009】金属含有ポリマー染料の利点は先行技術に
おいて教示されている〔マーシャル・イー(Marec
hal,E.)、「有機コーティングの進歩」、198
2、10、251〜87;アスキス・アール・エス(A
squith,R.S.)、ブレア・エイチ・エス(B
lair,H.S.)、クラングル・エイ・エイ(Cr
angle,A.A.)、リオーダン・イー(Rior
dan,E.)、ジャーナル・オブ・ソサイエティ・オ
ブ・ダイヤーズ・アンド・カラーリスツ(J.Soc.
Dyers.Colour.)、1973、93、11
5〕。これらのポリマーのほとんどはアゾ、ヒドラゾン
またはアゾメチン染料以外の着色剤を含有し、フリーラ
ジカル重合性基を含有しないモノマーから得られる。
【0010】米国特許第4,218,367号は反応性
基を有する1:1クロム金属−アゾ染料の調製および使
用を記載している。該特許のクレーム5においては、反
応性基がアゾ配位子に直接結合されたビニルスルホンで
ある1:1錯体が開示されている。ビニルスルホン基が
具体的に存在する実施例はない。該特許の染料はセルロ
ースのような予備成形されたポリマーと反応する。該特
許には、ビニルスルホン基を有する染料を用いてポリマ
ーを成形することが示されていない。
【0011】ビニルピリジンを含有するポリ(ビニルピ
リジン)およびコポリマーは写真フィルムの媒染受容層
中に使用されている(例えば、米国特許第4,282,
305号)。金属化されていない染料は該受容層に拡散
して金属錯体を形成し、該金属錯体はおそらくポリ(ビ
ニルピリジン)に付着する。染料のビニルピリジンに対
する比は制御されない。
【0012】重合性基を持つ配位子を有する金属−染料
錯体が有利に作成され、重合されて安定な媒染染料が提
供されることは、前述の先行技術に開示や教示されてい
ない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は金属含有重合性
染料を提供するものである。本発明の金属含有重合性染
料は式:
【化2】 [式中、Z1およびZ2は、各々、独立して5〜14個
の環原子を有するアレーン核;G1およびG2は、各々
、独立して金属連結基であり、さらに、G1およびG2
はZ1およびZ2の少なくとも一方に含有されるか、ま
たは、それらからぶら下がってもよく;Rは水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基、アシルアミノ基、アルコキ
シ基、スルホンアミド基、アリール基、チオール基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルアミノ基、ア
リールアミノ基、アミノ基、アルコキシカルボニル基、
アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、スルホニル基、
スルホキシル基、アリールオキシ基、ヒドロキシ基、チ
オアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、カル
ボキシル基、スルホ基、ホルミル基、アシル基、ウレイ
ド基、アリールオキシカルボニル基、シリル基、カルボ
ナト基またはスルホアルコキシ基;L1はフリーラジカ
ル重合性基を有する第1級、第2級または第3級窒素、
あるいは第1級、第2級または第3級リン含有基;L2
は単座配位子または多座配位子(例えば、二座配位子)
;Xは窒素またはメチン基;Mは配位数が少なくとも4
以上である二価または多価遷移金属イオン;k、mおよ
びnは全て3以下の整数を意味する]を有する。
【0014】本発明の重合性金属−アゾおよび金属−ア
ゾメチン染料は多くの有用な特性を有する。まず第1に
、本発明の染料は、通常は1000M−1cm−1以上
、しばしば10,000M−1cm−1以上の吸光係数
を有し、それにより、合成ポリマーおよび樹脂を染色す
るのに非常に有用となる。また、それらは意外にも安定
であり、多くは200℃以上の温度で急速に溶融する。 また、本発明の金属−染料錯体中で中心原子として用い
る遷移金属は、染料中に存在する重合性官能性に連結せ
ず、もし連結するとしても、染料の重合を防止する。
【0015】以下、本発明をさらに詳しく説明する。本
発明の重合性金属−アゾ染料は式:
【化3】 で示される。
【0016】前記式中、Z1およびZ2は、各々、独立
して5〜14個の環原子を有するアレーン核、例えば、
複素環または置換複素環核、例えば、ピロール、ピラゾ
ール、フラン、インドール、チオフェン等)、あるいは
炭素環または置換炭素環核(例えば、ベンゼン、ナフタ
レン、トルエン等)を意味し、ここで使用する「アレー
ン核」なる用語は少なくとも1つ以上の芳香族環を有す
る核(例えば、ベンゼン、ナフタレン等)を意味する。
【0017】G1およびG2は、各々、独立して金属連
結基を意味し(例えば、酸素、イオウ、アミン、置換ア
ミン、アシルアミド、スルホンアミド等)、さらに、G
1およびG2はZ1およびZ2の少なくとも一方に含有
されるか、または、それらからぶら下がってもよい。
【0018】Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、ヘキシル基等)、アシ
ルアミノ基(例えば、アセトアミド基、ベンズアミド基
、ヘキサンアミド基等)、アルコキシ基(例えば、メト
キシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ基等)、スルホン
アミド基(例えば、メチルスルホンアミド基、ベンゼン
スルホンアミド基等)、アリール基(例えば、フェニル
基、4−クロロフェニル基等)、チオール基、アルキル
チオ基(例えば、メチルチオ基、ブチルチオ基等)、ア
リールチオ基(例えば、フェニルチオ基、4−メトキシ
フェニルチオ基等)、アルキルアミノ基(例えば、シク
ロヘキシルアミノ基、メチルアミノ基等)、アリールア
ミノ基(例えば、アミノ基、4−メトキシカルボニルア
ミノ基、ナフチルアミノ基等)、アミノ基、アルコキシ
カルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基、ブトキ
シカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセト
キシ基、ブチリルオキシ基、ベンゾイル基等)、ニトロ
基、シアノ基、スルホニル基(例えば、ブタンスルホニ
ル基、ベンゼンスルホニル基等)、スルホキシル基(例
えば、ブタンスルホキシル基、ベンゼンスルホキシル基
等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフ
チルオキシ基等)、ヒドロキシ基、チオアミド基(例え
ば、ブタンチオアミド基、ベンゼンチオカルバモイルア
ミド基等)、カルバモイル基(例えば、カルバモイル基
、N−アリールカルバモイル基、N−アルキルカルバモ
イル基等)、スルファモイル基(例えば、N−アリール
スルファモイル基等)、カルボキシル基、スルホ基、ホ
ルミル基、アシル基(例えば、アセチル基、ヘキサノイ
ル基、ベンゾイル基等)、ウレイド基(例えば、N−エ
チルウレイド基等)、アリールオキシカルボニル基(例
えば、フェノキシカルボニル基、4−メトキシカルボニ
ル基等)、シリル基(例えば、トリメチルシリル基、フ
ェニルジメチルシリル基等)、カルボナト基(例えば、
メチルカルナト基、フェニルカルボナト基等)またはス
ルホアルコキシ基(例えば、スルホオメトキシ基、スル
ホフェノキシ基等)を意味する。
【0019】L1はそれに共有結合するフリーラジカル
重合性基を有する第1級、第2級または第3級窒素、あ
るいは第1級、第2級または第3級リン含有基を意味す
る。L1は第1級、第2級または第3級窒素またはリン
原子を介してMに結合される。好適なフリーラジカル重
合性基は当業者に公知であるが特に限定されず、例えば
、共役アルカジエニル基、好ましくは3〜12個の炭素
原子を有する第2級または第3級アルケニルまたは共役
アルカジエニル基(例えば、2−メチルペンテニル基、
イソプレニル基、2−メチルヘキセニル基等)を含む第
2級または第3級アルケニル;ハロゲンが炭素−炭素二
重結合に直接結合された2〜14個の炭素原子を有する
ハロゲン置換第1級アルケニル基(例えば、シクロエテ
ニル基、シクロフェニル基等);好ましくは8〜20個
の炭素原子を有するp−置換スチリル基を含むスチリル
基(例えば、p−メトキシスチリル基、p−ドデシルス
チリル基等);好ましくは4〜16個の炭素原子を有す
るビニルエステル基(例えば、−CH2CO2CH=C
H2、CH3CH2CO2CH=CH−等);好ましく
は3〜15個の炭素原子を有するビニルエーテル基(例
えば、エテニルオキシメチル基、イソプロペニルオキシ
エチル基等);アクリレート基;メタクリレート基;シ
アノエチル基;シアノイソプロペニル基;アシルアミド
基;メタクリルアミド基等が挙げられる。好ましくは、
L1は、置換基としてビニル、アクリレートまたはメタ
クリレート含有基を有する窒素含有複素環である。特に
好ましくは、L1はビニルピリジン、ビニルイミダゾー
ルまたはビニルビピリジルである。L1は特に限定され
ないが、例えば、2−ビニルピリジン、3−ビニルピリ
ジン、4−ビニルピリジン、4−ビニル−2,2’−ビ
ピリジル、4−ビニル−4’−メチル−2,2’−ビピ
リジル、2−(3−ペンチル)ピリジン、3−(3−ピ
リジル)プロピルメエタクリレート、1−ビニルイミダ
ゾール等が挙げられる。
【0020】L2は単座配位子または多座配位子(二座
配位子)を意味する。好適な単座配位子としては、例え
ば、水、アンモニア、ハロゲン化物(例えば、フッ素、
塩素等)、チオシアネート、シアナイド(−1)、アジ
ド(−1)、一酸化炭素、アルキルおよびアリールイソ
シアナイド(例えば、メチルイソシアナイド、フェニル
イソシアナイ等)、アルキルおよびアリールニトリル(
例えば、アセトニトリル、ベンゾニトリル等)、ホスフ
ィンPR13、アミンNR13、アルシンAsR13、
スルフィドR1SR1(各R1は独立してアルキルまた
はアリール基を意味する)、ヘテロアレーン(例えば、
ピリジン、キノリン等)、ニトレート(−1)、スルフ
ェート(−2)等が挙げられる。好適な二座配位子とし
ては、例えば、アルケンおよびアリレンジアミン(例え
ば、エチレンジアミン、1,2−ベンゼンジアミン、テ
トラメチルエチレンジアミン等)、2個以上の芳香族窒
素原子を有する多環式アレーン(例えば、ビピリジル、
1,10−フェナントロリン等)、オキサレート(−2
)、アルキルジケトネート類(例えば、アセチルアセト
ネート(−1)等)、N,N−ジアルキリジチオカルバ
メート(−1)、エチレンジアミン、8−ヒドロキシキ
ノレート(−1)、ジアリールギルオキシメート(−2
)等が挙げられる。
【0021】Xは窒素またはメチン(CH)基を意味す
る。
【0022】Mは配位数が少なくとも4以上である二価
または多価遷移金属イオンを意味する。好ましい金属は
VI族およびXI族金属イオンである。特に好ましい金
属イオンはクロム(III)、ニッケル(II)、パラ
ジウム(III)およびプラチナ(II)である。本発
明における金属−染料の比は1:1である。
【0023】k、mおよびnは全て3以下の整数を意味
する。
【0024】金属キレートは共役酸から陽子を失うこと
により形成され、それにより、共役塩基を形成する、ま
たは金属と一対の電子を共有することにより形成される
。例えば、アミノ、アルキルチオ、ヒドロキシ、カルボ
キシ、スルホンアミドまたはスルファモイルを用いても
よい。好ましい具体例において、G1およびG2は、各
々、独立してヒドロキシ、カルボキシまたは窒素原子を
意味し、Z1およびZ2の一部である。
【0025】Z1およびZ2に結合してもよい置換基は
特に限定されないが、例えば、アルキル、アリール、ア
シル、アルコキシ、ハロゲン(例えば、フッ素または塩
素)、シアノ、ニトロ、チオアルキル、可溶化基(例え
ば、スルホンアミド、スルファモイル、カルボキシ、ス
ルホまたはその加水分解先駆物質)等が挙げられる。可
溶化基は一定の溶媒系またはポリマーに対して相溶性を
有する染料を作成するのに好ましい。
【0026】前記置換基中で「基」または「核」なる用
語が用いられる場合、該置換基上では置換が予想される
。例えば、「アルキル基」はエーテル基(例えば、CH
3−CH2−CH2−O−CH2−)、ハロアルキル、
ニトロアルキル、カルボキシアルキル、ヒドロキシアル
キル等を含むが、「アルキル」なる用語は炭化水素のみ
を含む。同様に、「アレーン核」なる用語はフェニルだ
けでなく、クロロフェニル、エチルフェニル、ナフチル
も意味する。非常に強い還元または酸化置換基等の活性
成分と反応する置換基は、不活性または無害でない限り
、もちろん除外される。
【0027】本発明の金属−染料の重合反応は、他の重
合性モノマーの非存在下で実施してホモポリマーを形成
する、または他のモノマーの存在下で実施してコポリマ
ーを形成する。コポリマーの場合、金属−染料モノマー
と非金属モノマーの比は、ポリマーの所望の着色効果が
発揮されさえすれば、いずれでもよい。金属−染料ポリ
マーモノマーと非金属モノマーの好ましい比は1000
000:1〜1:100000である。
【0028】共重合に有用なモノマーはフリーラジカル
重合反応を行うことができる基を有するもの限定される
。有用なモノマーは特に限定されないが、例えば、エチ
レン、アルキルオレフィン、ハロゲン化オレフィン、ス
チレン、1,3−ジエン、ビニルエステル、ビニルエー
テルアクリレート、メタクリレート、アクリロニトリル
、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピロリドン
等が挙げられる。重合はポリマー業界で公知の種々の方
法、例えば、電気化学的および光化学的に開始される。 本発明の好ましい形態はオレフィンまたはアクリレート
としてのコモノマーであり、重合はオジアン・ジー(O
dian,G.)、「重合の原理」、第2版、ジョン・
ウイリー・アンド・サンズ(John Wiley &
 Sons)、米国ニューヨーク州、1981、194
〜223で発見されたような標準のフリーラジカル法で
開始される。
【0029】つぎに、実施例を参照して本発明をさらに
具体的に説明する。実施例で使用した薬品は、特に断ら
ない限り、アルドリッヒ・ケミカル(Aldrich 
Chemical)社〔米国ウィスコンシン州ミルウォ
ーキー(Milwaukee)〕またはレイリー・ター
・アンド・ケミカル(Reiley Tar and 
Chemical)社〔米国インディアナ州インディア
ナポリス(Indianapolis)〕から入手可能
である。 4−ビニル−4’−メチル−2,2’−ビピリジルは、
アブルナ・エイチ・エイ(Aburuna,H.A.)
、ブレイクス・エイ・アイ(Breikss,A.I.
)、コルム・デイー・ビー(Collum,D.B.)
、インオーガニック・ケミストリー(Inorg.Ch
em.)、1984、24、988〜9の方法により調
製した。3−(3−ピリジル)プロピルメタクリレート
は、デブラウエ・ブイ(Deblauwe,V)、スメ
ッツ・ジー(Smets,G.)、ジャーナル・オブ・
ポリマー・サイエンス、パートA、1989、27、6
71〜80の方法により調製した。残余アゾ染料はブラ
ッデイ・ピー・アール(Brady,P.R.)、クッ
クソン・ピー・ジー(Cookson,P.G)、フィ
ンチャー・ケイ・ダブリュー(Fincer,K.W)
、レービス・ディー・エム(Lewis,D.M.)、
ジャーナル・オブ・ソサイエティー・オブ・ダイヤーズ
・アンド・カラーリスツ、1982、98、398〜4
03に記載の標準法により調製した。N,N−ジブチル
−3−ヒドロキシ−4−(5,−ヒドロキシ−3−メチ
ル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アゾ
−1−ナフタレン−スルホンアミドは、アイデルソン・
エム(Idelson,M.)、キャラディー・アイ・
アール(Karady,I.R.)、マーク・ビー・エ
イチ(Mark,B.H.)、リックター・ディ・オー
(Rickter,B.O.)、フーパー・ブイ・エイ
チ(Hooper,V.H.)、インオーガニック・ケ
ミストリー、1967、6、450に記載の方法により
調製した。
【0030】重合性金属染料錯体およびポリマー誘導体
は以下の1つ以上の物理的方法により特徴ずけられる。 UV可視分光分析、FT−IR分析、NMR分析、質量
分析、レーザー脱着質量分析、元素分析およびゲル透過
クロマトグラフィー。融点はトーマス−フーバー融点装
置または示差走査熱量計を用いて加熱速度10℃/分で
測定した。
【0031】以下の実施例において、合成された特別な
染料は番号(例えば、1、2、3等)により言及し、番
号を付けた染料の対応する構造を後記する。
【0032】実施例1 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](4−エテニルピリジン)ニッケル(1)
の調製 2,2’−ジヒドロキシアゾベンゼン(1.0g、47
ミリモル)、ニッケル(II)クロライドヘキサヒドレ
ート(0.60g、4.2ミリモル)、ナトリウムエト
キシド(0.60g、8.8ミリモル)およびエタノー
ル(75ミリリットル)を125ミリリットルのエルレ
ンマイヤーフラスコに仕込んだ。混合物を室温で3時間
撹拌し、その時に4−ビニルピリジン(1ミリリットル
、9.3ミリモル)を添加した。得られた混合物を一夜
撹拌した後、濾過して暗色の針状結晶を単離した。結晶
をエタノール(200ミリリットル)で洗浄して化合物
1を得、それをジクロロメタン/ヘプタンから繰り返し
再結晶化することにより精製した。融点162℃。λm
ax(アセトン)=508nm(ε=12,300M−
1cm−1)。
【0033】実施例2 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](4−エテニルピリジン)パラジウム(2
)の調製 2,2’−ジヒドロキシアゾベンゼン(1.07g、5
.0ミリモル)のジメチルスルホキシド50ミリリット
ル(100℃)中溶液を、カリウムテトラクロロパラデ
ート(1.96g、6ミリリットル)のジメチルスルホ
キシド50ミリリットル中熱溶液(100℃)に添加し
た。炭酸カリウム(2.00g、14.5ミリモル)を
添加した後、混合物を150℃で10分間加熱し、つぎ
に100℃に冷却した。この時点で4−ビニルピリジン
(1.0ミリリットル、9.3ミリモル)を添加した。 溶液を熱源から取り去り、電磁撹拌機上に配置し、一夜
撹拌した。溶液を濾過して過剰の炭酸カリウムおよび暗
色固体を除去した。濾液をH2Oで希釈し、沈澱を生じ
させた。固体を収集し、ジクロロメタン中に溶解し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥した。メタノールを添加し、
溶媒量をさらに減少させて結晶性固体を得た。融点18
4.5℃。λmax(ジクロロメタン)=512nm。
【0034】実施例3 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](4−エテニルピリジン)プラチナ(3)
の調製 カリウムテトラクロロパラデートの代わりにカリウムテ
トラクロロプラチネート(1.73g、4.2ミリモル
)を用い、2ミリリットルのビニルピリジンを添加する
以外は実施例2の方法を用いた。融点157.6℃。λ
max(ジクロロメタン)=480nm。
【0035】実施例4 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](2,4−ペンタンジオナト−O,O’)
クロム(4)の調製 200ミリリットルの丸底フラスコに、2,2’−ジヒ
ドロキシアゾベンゼン(4.28g、20.0ミリモル
)、クロム(III)アセテートモノヒドレート(19
.94g、80.6ミリモル)、2,4−ペンタンジオ
ン(20.6ミリリットル、200.0ミリモル)およ
び80ミリリットルのジメチルホルムアミドを仕込んだ
。この暗黄緑色の反応混合物を撹拌しながら1時間還流
した。得られた暗赤紫色の溶液を25℃に冷却し、数滴
の濃硫酸を含有する蒸留水400ミリリットル中に注入
した。得られた赤紫色の固体を濾過により収集し、蒸留
水で数回洗浄し、真空オーブン中、約40℃で乾燥した
。粗反応生成物に約300ミリリットルのアセトンを添
加し、蒸留によりアセトン量を125ミリリットルに減
少させた。溶液を25℃に冷却し、ついで、0℃に冷却
して4.15gの化合物4を得(収率54%)、それを
熱アセトン/メタノール/トルエン(5:1:1)の混
合物から再結晶化した。λmax(メタノール)=54
0、514、440nm。
【0036】実施例5 アクア[2−[[(4,6−ジメトキシ−2−ヒドロキ
シフェニル)イミノ]メチル]−4−ニトロフェノラト
−N,O,O’](2,4−ペンタンジオナト−O,O
’)クロム(H2O)(5)の調製 米国特許第3,597,200号に記載の方法を用いて
化合物5を調製した。ディーン−スターク・トラップお
よび還流冷却器を備えた250ミリリットルの二口フラ
スコに、クロム(III)クロリドヘキサヒドレート(
4.00g、0.015モル)、40ミリリットルのジ
メチルホルムアミドおよび50ミリリットルのトルエン
を仕込んだ。このフラスコの内容物を加熱して、トルエ
ン/水共沸混合物として水を分離した。つぎに、100
ミリリットルのイソプロパノールを添加し、加熱して、
トルエンをイソプロパノール/トルエン共沸混合物とし
て分離した。約150ミリリットルの蒸留物を収集した
後、フラスコを冷却し、2−ヒドロキシ−4,6−ジメ
トキシベンズアルド(2’−ヒドロキシ−5’−ニトロ
フェニル)イミン(4.77g、0.015モル)を添
加した。 つぎに、反応混合物を90℃で15時間加熱した。溶液
を60℃に冷却し、2,4−ペンタンジオン(1.54
ミリリットル、0.015モル)を添加し、さらに2.
5時間加熱を続けた。混合物を冷却し、数滴の濃塩酸を
含有する全体で800ミリリットルの蒸留水中に注入し
た。 得られた黄茶色固体を真空乾燥して4.78gの化合物
5を得た(収率58%)。λmax(メタノール)=4
60、435、405、380、328、321、30
9nm。
【0037】実施例6 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](4−エテニルピリジン)(2,4−ペン
タンジオナト−O,O’)クロム(6)の調製100ミ
リリットルの丸底フラスコに、化合物4(1.14g、
3.0ミリモル)および70ミリリットルのジクロロメ
タンを仕込んだ。この撹拌溶液に4−ビニルピリジン(
1.61ミリリットル、15.0ミリモル)を添加した
。反応の進行は、75%ジクロロメタン、20%ヘキサ
ンおよび5%アセトンの溶離混合物を用い、シリカゲル
上で薄層クロマトグラフィーに付すことにより有利に追
跡できる。4時間撹拌した後、反応溶媒を真空下で除去
し、暗赤紫色の油を得た。数滴のヘキサンを加え、フラ
スコの側面をこすり落とすことにより、該油をトリチュ
レートした。得られ茶色固体を濾過により収集し、真空
下で乾燥して1.08gの化合物6を得た(収率77%
)。熱ジクロロメタン/ヘキサンから数回再結晶化する
ことにより、1.5モルのジクロロメタン溶媒和物を含
有する分析サンプルを得た。融点195℃。λmax(
メタノール)=550、525、450nm。
【0038】実施例7 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](2,4−ペンタンジオナト−O,O’)
[3−(3−ピリジル)プロピル2−メチル−2−プロ
ペノエート−N]クロム(7)の調製 100ミリリットルの丸底フラスコに、化合物4(0.
500g、1.31ミリモル)を仕込み、つぎに40ミ
リリットルのジクロロメタンを仕込んだ。この撹拌溶液
に3−(3−ピリジル)プロピルメタクリレート(1.
35ミリリットル、6.6ミリモル)を添加し、25℃
で5.5時間撹拌を続けた。溶媒を真空下で除去し、暗
紫色の油を得た。勢い良くこすり落としつつ、数滴のヘ
キサンを加えることにより、該油をトリチュレートして
赤紫色の固体を得た。冷ジクロロメタン/ヘプタンから
数回再結晶化することにより、分析サンプルを得た。融
点84℃。
【0039】実施例8 [6−[[(2−ヒドロキシ−5−ニトロフェニル)イ
ミノ]メチル]−3,5−ジメトキシフェノラト−N,
O,O’](4−エテニルピリジン)(2,4−ペンタ
ンジオナト−O,O’)クロム(8)の調製50ミリリ
ットルの丸底フラスコに化合物5(0.666g、1.
4ミリモル)を仕込み、ついで25ミリリットルのジク
ロロメタンを仕込んだ。この溶液に4−ビニルピリジン
(0.74ミリリットル、6.8ミリモル)を添加し、
12時間撹拌を続けた。この反応の進行は薄層クロマト
グラフィーに付すことにより有利に追跡できる。反応溶
媒を真空下で除去し、得られた残渣を石油エーテルで2
回洗浄した。サンプルを真空下で乾燥して0.776g
の化合物8を赤茶色の固体として得(収率98%)、そ
れをジクロロメタン/ヘキサンから再結晶化した。融点
230℃(dec)。λmax(メタノール)=439
nm(ε=14,100M−1cm−1)、405nm
(ε=14,700M−1cm−1)、381nm(ε
=14,600M−1cm−1)、323nm(ε=1
4,600M−1cm−1)。
【0040】実施例9 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](1−エテニル−1H−イミダゾール−N
3)ニッケル(9)の調製 250ミリリットルのエルレンメイヤーフラスコに、2
,2’−ジヒドロキシアゾベンゼン(2.0g、9.4
ミリモル)、ニッケル(II)クロリドヘキサヒドレー
ト(2.0g、8.4ミリモル)、ナトリウムエトキシ
ド(1.2g、17.6ミリモル)およびエタノール(
150ミリリットル)を仕込んだ。溶液を4時間撹拌し
、1−ビニルイミダゾール(2.08g、22ミリモル
)を添加した。反応混合物を一夜撹拌した後、暗色の結
晶性物質を形成した。ジクロロメタン/メタノールから
繰り返し再結晶化することにより、固体を精製した。融
点182℃。λmax(ジクロロメタン)=507nm
【0041】実施例10 (1−エテニル−1H−イミダゾール−N3)[1−[
(2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)アゾ]−2−
ナフタレノラト(−2)]ニッケル(10)の調製2,
2−ジヒドロキシアゾベンゼンの代わりに1−[(2−
ヒドロキシ−4−メチルフェニル)アゾ]−2−ナフト
ール(2.0g、72ミリモル)を用いる以外は実施例
9と同様にして化合物10を調製した。融点162℃。 λmax(ジクロロメタン)=538nm。
【0042】実施例11 (4−エテニルピリジン)[1−[(2−ヒドロキシフ
ェニル)アゾ]−2−ナフタレノラト(−2)ニッケル
(11)の調製 2,2−ジヒドロアゾベンゼンの代わりに1−[(2−
ヒドロキシフェニル)アゾ]−2−ナフトール(1.0
g、3.8ミリモル)を用いる以外は実施例1と同様に
して化合物11を調製した。融点186℃。λmax(
アセトン)=536nm(ε=19,200M−1cm
−1)。
【0043】実施例12 [1−[(5−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)アゾ
]−2−ナフタレノラト(−2)](4−エテニルピリ
ジン)ニッケル(12)の調製 2,2−ジヒドロキシ−アゾベンゼンの代わりに1−[
(2−ヒドロキシ−5−クロロフェニル)アゾ]−2−
ナフトールを用いる以外は実施例1と同様にして化合物
12を調製した。融点253℃。λmax(アセトン)
=545nm(ε=18,500M−1cm−1)。
【0044】実施例13 [2,4−ジヒドロ−4−[(2−ヒドロキシフェニル
)アゾ]−5−メチル−2−フェニル−3H−ピラゾー
ル−3−オナト(−2)](4−エテニルピリジン)ニ
ッケル(13)の調製 125ミリリットルのエルレンメイヤーフラスコに、1
−フェニル−3−メチル−4−[(2−ヒドロキシフェ
ニル)アゾ]−5−ピラゾロン(1.0g、3.4ミリ
モル)および33ミリリットルのジメチルスルホキシド
を仕込んだ。この混合物を撹拌しながら0.5時間で5
0℃に加熱し、不溶固体(0.05g)を濾過により除
去した。ニッケル(II)アセテートテトラヒドレート
(1.0g、4.0ミリモル)を濾過溶液に添加し、混
合物を撹拌しながらさらに0.5時間で50℃に再加熱
した。4−ビニルピリジン(0.98g、93ミリモル
)を添加し、混合物を加熱せずに撹拌した。水を添加し
て沈澱を生じさせた。固体を濾過により収集し、ジクロ
ロメタンで抽出し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した
。 硫酸マグネシウムを濾去した後、ヘプタンを添加し、ホ
ットプレート上で蒸発させることにより溶媒量を減少さ
せた。緑色の反射光を有する暗色の結晶を回収した(0
.62g)。ついで、第2の生成物(秤量せず)を単離
できた。ジクロロメタン/ヘプタンから繰り返し再結晶
化して分析的に純粋な物質を得た。融点228℃。 λmax(アセトン)=453nm(ε=17,600
M−1cm−1)。
【0045】実施例14 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](2−エテニルピリジン)ニッケル(14
)の調製 4−ビニルピリジンの代わりに2−ビニルピリジンを用
いる以外は実施例1と同様にして化合物14を調製した
。λmax(ジクロロメタン)=509nm。
【0046】実施例15 [[2,2’−アゾビス[フェノラト]](−2)−N
,O,O’](4’−エテニル−4−メチル[2,2’
−ビピリジン]−N,N’)ニッケル(15)の調製1
25ミリリットルのエルレンメイヤーフラスコに、2,
2’−ジヒドロキアゾベンゼン(0.56g、2.6ミ
リモル)、ニッケル(II)アセテートテトラヒドレー
ト(0.56g、2.3ミリモル)、ナトリウムエトキ
シド(0.35g、5.1ミリモル)および75ミリリ
ットルのエタノールを仕込んだ。溶液を濾過して任意の
固体を除去し、4−ビニル−4’−メチルビピリジル(
0.53g、2.8ミリモル)を添加した。赤茶色の微
細結晶性固体をすぐに形成し、撹拌を一夜続けた。固体
を濾過により収集し、乾燥オーブン中、室温で乾燥した
。固体を熱ジクロロメタンから再結晶化した。λmax
(ジクロロメタン)=491nm。
【0047】実施例16 アクア[4−[N,N−ジブチルアミノスルホニル−2
−ヒドロキシ−1−ナフタレニル)アゾ]−2,4−ジ
ヒドロ−5−メチル−2−フェニル−3H−ピラゾール
−3−オナト(−2)]−(2,4−ペンタンジオナト
−O,O’)クロム(16)の調製 200ミリリットルの丸底フラスコに、N,N−ジブチ
ル−3−ヒドロキシ−4−(5−ヒドロキシ−3−メチ
ル−1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)アゾ
−1−ナフタレンスルホンアミド(5.36g、10.
0ミリモル)、クロム(III)クロライドヘキサヒド
レート(3.46g、13.0ミリモル)および50ミ
リリットルのジメチルホルムアニリドを仕込んだ。つい
で、反応混合物を130℃で3時間加熱した。得られた
マゼンタ反応混合物を95℃まで冷却し、2,4−ペン
タンジオン(1.54ミリリットル、15.0ミリモル
)およびトリ−n−ブチルアミン(3.57ミリリット
ル、15.0ミリモル)を添加した。この温度で1.5
時間スニッフィング(sniffing)した後、反応
混合物を25℃に冷却し、数滴の濃塩酸を含有する30
0ミリリットルの蒸留水に注入した。生成物を真空濾過
により収集し、蒸留水で洗浄し、乾燥して7.20gの
化合物16を得た(収率100%)。λmax(メタノ
ール)=557、522nm。
【0048】実施例17 クロム(1−フェニル13−メチル−4[(2−オキシ
−4−N,N−ジブチルスルホアミドナフチル)アゾ]
−5−ピラゾロネート)(アセチルアセトネート)(4
−ビニルピリジン)(17)の調製 100ミリリットルの丸底フラスコに、化合物16(1
.02g、1.3ミリモル)および50ミリリットルの
ジクロロメタンを仕込んだ。この撹拌溶液に4−ビニル
ピリジン(0.43ミリリットル、4.0ミリモル)を
添加した。24時間撹拌した後、溶媒を真空下で除去し
、マゼンタガムを得た。数滴のヘキサンを添加し、フラ
スコの側面をこすり落とすことによりガムをトリチュレ
ートした。得られた固体を真空濾過により収集し、真空
下で乾燥して1.12gの化合物17を得た(収率10
0%)。サンプルをトルエン、ジクロロメタンおよびヘ
プタンの混合物から再結晶化してマゼンタ結晶を得た。 融点167℃。λmax(メタノール)=568、53
2nm。
【0049】実施例18 パラジウム(1−フェニル−3−メチル−4−[(2−
オキシフェニル)アゾ]−5−ピラゾロネート)(4−
ビニルピリジン)(18)の調製 250ミリリットルのエルレンメイヤーフラスコに、1
−フェニル−3−メチル−4−[(2−オキシフェニル
)アゾ−5−ピラゾロン(1.47g、5.0ミリモル
)および40ミリリットルのジメチルスルホキシドを仕
込んだ。溶液を100℃に加熱し、これにカリウムテト
ラクロロパラデート(1.96g、50ミリモル)のジ
メチルスルホキシド50ミリリットル中熱溶液(100
℃)を添加した。添加が完了した後、撹拌を続けながら
無水炭酸カリウム(2.00g、14.5ミリモル)を
添加した。ついで、溶液を10分間で150℃に加熱し
、100℃に冷却した後、4−ビニルピリジン(1.0
0ミリリットル、9.3ミリモル)を1回で添加した。 溶液を25℃に冷却し、この温度で一夜撹拌した。 反応混合物を250ミリリットルの蒸留水に注入し、得
られた橙茶色の沈澱を真空濾過により収集した。固体を
400ミリリットルのジクロロメタンに溶解し、無水硫
酸マグネシウムで処理した。ついで、溶液を濾過し、真
空下で溶媒を除去して深い橙色の固体を得た。λmax
(クロロホルム)=475nm。
【0050】実施例19 ニッケル(2,2’−ジオキシアゾベンゼン)(ポリ(
メチルメタクリレート)−ポリ(4−ビニルピリジン)
コポリマー)(19)の調製 1.0gのニッケル(2,2’−ジオキシアゾベンゼン
)(4−ビニルピリジン)、5.0gのメチルメタクリ
レート、100mgの2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリルおよび30ミリリットルのトルエンを、冷却器、
窒素導入管および温度計を具備した三口丸底フラスコに
仕込んだ。系を乾燥窒素でパージし、70℃に加熱した
(温度は温度監視装置で70℃に維持した)。18時間
後、反応混合物を冷却し、エタノールで沈澱させた。ポ
リマーを収集し、トルエン中に再溶解させ、濾過し、エ
タノールで再沈澱させた。固体を収集し、真空中、50
℃で一夜乾燥した。λmax(アセトン):508nm
、λmax(トルエン):512nm、Mw=17,0
00ダルトン。
【0051】実施例20 ニッケル(1−[(2−オキシフェニル)アゾ]−2−
ナフトレート)(ポリ(メチルメタクリレート)−ポリ
(4−ビニルピリジン)コポリマー)(20)の調製1
.0gのニッケル(1−[(2−オキシフェニル)アゾ
]−2−ナフトレート)(4−ビニルピリジン)をメチ
ルメタクリレートで共重合する以外は実施例19の方法
に従った。λmax(アセトン):536nm、Mw=
22,500ダルトン。
【0052】実施例21 化合物12を用い、実施例19の方法に従って、ニッケ
ル(1−[(2−オキシ−5−クロロフェニル)アゾ]
−2−ナフトレート)(ポリ(メチルメタクリレート)
−ポリ(4−ビニルピリジン)コポリマー)(21)を
調製した。λmax(アセトン):545nm、Mw=
25,000ダルトン。
【0053】実施例22 実施例19の方法に従って、ニッケル(1−フェニル−
3−メチル−4−[(2−オキシフェニル)アゾ]−5
−ピラゾロネート)(ポリ(メチルメタクリレート)−
ポリ(4−ビニルピリジン)コポリマー)(22)を調
製した。λmax(アセトン):459nm、Mw=2
3,500ダルトン。
【0054】実施例23 クロム(2−オキシ−4,6−ジメトキシベンズアルド
(2’−オキシ−5’−ニトロ)イミン)(アセチルア
セトネート)(ポリ(メチルメタクリレート)−ポリ−
(4−ビニルピリジン)コポリマー)(23)の調製ガ
ス入口バルブを具備した100ミリリットルの二口フラ
スコに、モノマー8(0.25g)を仕込み、ついで、
15ミリリットルの無水酸素非含有トルエンを仕込んだ
。この溶液に、再結晶した2,2’−アゾビス(イソブ
チルニトリル)(25mg)およびメチルメタクリレー
ト(1.31g)を添加し、DE−HIBIT−100
(ポリサイエンス社製)を通すことにより精製した。 フラスコを冷却器およびガス出口バルブで密閉し、窒素
でパージした。系を74℃に加熱し、この温度で19時
間維持した。冷却後、ポリマーをメタノールで沈澱させ
、真空濾過により収集した。得られた黄茶色のポリマー
をクロロホルム中に溶解し、メタノールで再沈澱させ、
真空下で乾燥した。λmax(クロロホルム):483
、458、418、333nm、Mw=24,900、
Mn=12,800。
【化4】
【0055】
【化5】
【0056】
【化6】
【0057】
【化7】
【0058】
【化8】
【0059】
【化9】
【0060】
【化10】
【0061】
【化11】
【0062】
【化12】
【0063】
【化13】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式: 【化1】 [式中、Z1およびZ2は、各々、独立して5〜14個
    の環原子を有するアレーン核;G1およびG2は、各々
    、独立して金属連結基であり、さらに、G1およびG2
    はZ1およびZ2の少なくとも一方に含有されるか、ま
    たは、それらからぶら下がってもよく;Rは水素原子、
    ハロゲン原子、アルキル基、アシルアミノ基、アルコキ
    シ基、スルホンアミド基、アリール基、チオール基、ア
    ルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルアミノ基、ア
    リールアミノ基、アミノ基、アルコキシカルボニル基、
    アシルオキシ基、ニトロ基、シアノ基、スルホニル基、
    スルホキシル基、アリールオキシ基、ヒドロキシ基、チ
    オアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、カル
    ボキシル基、スルホ基、ホルミル基、アシル基、ウレイ
    ド基、アリールオキシカルボニル基、シリル基、カルボ
    ナト基またはスルホアルコキシ基;L1はフリーラジカ
    ル重合性基を有する第1級、第2級または第3級窒素、
    あるいは第1級、第2級または第3級リン含有基;L2
    は単座配位子または多座配位子;Xは窒素原子またはメ
    チン基;Mは配位数が少なくとも4以上である二価また
    は多価遷移金属イオン;k、mおよびnは全て3以下の
    整数を意味する]で示される重合性金属−アゾまたは金
    属−アゾメチン染料。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の重合性金属−アゾまた
    は金属−アゾメチン染料のフリーラジカル重合から得ら
    れたホモポリマー。
  3. 【請求項3】  (i)請求項1記載の重合性金属−ア
    ゾまたは金属−アゾメチン染料と、(ii)フリーラジ
    カル共重合性モノマーとの反応混合物のフリーラジカル
    重合から得られたコポリマー。
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