JPH04344336A - 光ディスクの対物レンズ駆動装置 - Google Patents

光ディスクの対物レンズ駆動装置

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JPH04344336A
JPH04344336A JP14671291A JP14671291A JPH04344336A JP H04344336 A JPH04344336 A JP H04344336A JP 14671291 A JP14671291 A JP 14671291A JP 14671291 A JP14671291 A JP 14671291A JP H04344336 A JPH04344336 A JP H04344336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
lens holding
objective lens
carriage
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP14671291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kakimoto
柿元 博昭
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイスコイル型リニア
モータを利用する光ディスクの対物レンズ駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク装置においては、光デ
ィスクに対して情報の記録、消去、再生を行うために、
対物レンズをフォーカス方向及びトラッキング方向の2
方向に動かすための2種類のコイルと磁気回路と、また
対物レンズをディスク上の半径方向の任意の位置にシー
クさせるためのもう1種類のコイルと磁気回路つまりリ
ニアモータを有している。そして、近年ではアクセスタ
イムの短縮等を目的として、トラッキング方向駆動用ア
クチュエータとリニアモータを共通化し、更にフォーカ
ス方向駆動用磁気回路をリニアモータのそれと共用し、
総重量の軽減、駆動部の簡略化を図った対物レンズ駆動
装置が提案されている。
【0003】図4は磁気回路がフォーカス方向の駆動部
とリニアモータとで共通な対物レンズ駆動装置の従来例
の平面図を示し、図5はそのA−A断面図、図6はB−
B断面図である。図示しない基台上に、水平方向に2本
のレール1、1が平行に配置され、その間に外側から順
次に外ヨーク2、2、その内側面に取り付けられた永久
磁石3、3、少し離れてその内側に内ヨーク4、4が平
行に対称的に固定されている。外ヨーク2と内ヨーク4
は長さが等しく、その両端でそれぞれ中継ヨーク5によ
り接続されている。また、永久磁石3の長さは中継ヨー
ク5、5の間隔よりも短く、中継ヨーク5、5の何れか
らも離れている。レール1、1の間にはキャリッジ6が
位置し、軸受7a、7bを介してレール1、1に支持さ
れ、レール1、1に平行な方向つまりトラッキング方向
に可動とされている。
【0004】キャリッジ6にはコイル8、8が固定され
、それぞれその中を外ヨーク2及び永久磁石3が挿通さ
れている。キャリッジ6の中央には、上下に平行板ばね
9、9が前方に向って取り付けられ、レンズ保持部材1
0をキャリッジ6の前方で上下に可動に支持している。 レンズ保持部材10は環状とされ、内側に内ヨーク4、
4が通され、上面中央に光軸が鉛直方向を向く対物レン
ズ11が保持され、側面上部から上面端及び側面下部か
ら下面端にかけてコイル12、12が設けられている。 また、キャリッジ6の一部はレンズ保持部材10の中央
まで延在され、斜め前方45°上向きのミラー13が対
物レンズ11の直下に保持されている。
【0005】このような構成により、コイル8、8に電
流を流すと、永久磁石3と内ヨーク4の間の磁界とコイ
ル8の間に電磁力が作用するため、コイル8、8に流れ
る電流によりキャリッジ6がトラッキング方向に駆動さ
れる。また、コイル12、12は電流を流すことにより
磁界により上下方向への力を受けるため、フォーカス方
向に対物レンズ11を駆動できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような光ディスク
の対物レンズ駆動装置において、対物レンズが光ディス
ク上の情報を確実にトレースするためには、フォーカス
方向、トラッキング方向の何れの方向においても良好な
制御特性が得られなければならない。図7は対物レンズ
のトラッキング方向における周波数特性のゲイン図であ
り、図8は周波数に対する位相を示している。
【0007】図7、図8において、4kHz 付近に不
安定な部分があり、位相が大きく回り込んでいることが
判る。図9はレンズ保持部材10と4本の板ばね9をモ
デル化し、コンピュータによる解析によって、4kHz
 付近のモードシェイプを予測したものである。トラッ
キング方向に4kHz 程度の振動を加えると、図9か
らキャリッジ6とレンズ保持部材10を連結している板
ばね9に2次曲げモードが現れていることが判る。レン
ズ保持部材10を板ばね9で支持し、板ばね9を長手方
向がトラッキング方向と平行になるように配置する限り
、このモードシェイプは必ず生ずるものである。
【0008】この結果から、4kHz 付近で板ばね9
に定在波が発生し、図10に示すように板ばね9はトラ
ッキング方向に縮小した状態になり、トラッキング動作
時に対物レンズ11の制御性が悪化するという問題が生
ずる。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡素な構成でトラッキング方向の周波数特性を改善した
光デイスクの対物レンズ駆動装置を提供することにある
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る光ディスクの対物レンズ駆動装置は、
トラッキング方向に長い磁気回路によって移動するキャ
リツジと、該キャリッジに板ばねを介して取り付けたレ
ンズ保持部材とを有し、前記トラッキング方向と垂直に
移動する前記レンズ保持部材に、前記磁気回路の磁束が
通過するようにループ状のコイルを付設したことを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】上述の構成を有する光ディスクの対物レンズ駆
動装置は、レンズ保持部材がトラッキング方向に運動す
ると、短絡されたコイルと磁気回路の間に力が作用し、
レンズ保持部材は運動方向と逆方向の寄り戻しの力を受
ける。
【0012】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は第1の実施例の光学ヘッドの
断面図であり、レンズ保持部材10には、両端を短絡さ
せたダンピングコイル21が端面に沿うように周設され
ており、左右の内ヨーク4をこのダンピングコイル21
が囲んでいる。なお、その他の構成は、図4〜図6の従
来例と同様である。
【0013】トラッキング動作時において、コイル8に
通電すると、磁気回路の磁界とコイル8の間で電磁力が
働いて、キャリッジ6は紙面に対して垂直な方向に駆動
される。キャリッジ6の駆動に対応してダンピングコイ
ル21も移動するが、この移動に伴ってこの移動を妨げ
るようにダンピングコイル21には逆起電力が生じ、こ
れに応じてコイル21に電流が流れ、レンズ保持部材1
0の運動を規制する向きの力が発生する。この力はダン
ピングコイル21の移動速さに比例するので、副共振な
どの通常よりも大きな振動がコイル21に加わることよ
り、大きな寄り戻しの力が加わって振動は減衰されるこ
とになる。
【0014】また、複数の周波数で共振が減衰するよう
にダンピングコイル21を設計すれば、レンズ保持部材
10が複数の共振周波数特性を有していても有効に対処
することができる。
【0015】図2は第2の実施例の断面図である。左右
両側に設けられたバックヨーク26には、永久磁石27
が異極を対向させるように取り付けられている。キャリ
ッジ28はバックヨーク26と永久磁石27を内部に貫
通させて左右対称に構成されており、キャリッジ28の
上下を斜めに面取りされた両端部には計4個のベアリン
グ29が取り付けられ、キャリッジ28はベアリング2
9を介して丸棒状のレール30に支持されながら紙面と
直交する方向に移動可能となっている。キャリッジ28
の中央部には、レンズ保持部材31が板ばね32によっ
て支持され、図示しない対物レンズの光軸方向に移動可
能となっている。また、レンズ保持部材31の端面には
、それぞれループ状の2個のダンピングコイル33a、
33bが左右対称に貼り付けられている。
【0016】図3は第2の実施例における永久磁石27
、27間の磁束密度を表すグラフ図であり、縦軸は磁束
密度B、横軸は永久磁石27、27間の位置xを表して
いる。このグラフ図から、磁束密度Bは両端の磁石27
、27面から内側に向かうに従って、急速に減少してい
ることが判る。
【0017】動作時において、レンズ保持部材31に副
共振が生じ、紙面方向に急速に移動すると、ダンピング
コイル33aの永久磁石27側と中央側にそれぞれ同じ
向きの起電力が発生する。永久磁石27側と中央側に発
生する起電力の大きさは、図3に示すように位置による
磁束密度Bの強度の違いであり、永久磁石27側が大き
くなる。このため一方向に電流が流れて、第1の実施例
と同様にレンズ保持部材31の運動を妨げる方向に力が
作用する。ダンピングコイル33bにおいても同様の力
が働き副共振は抑制される。また、ダンピングコイル3
3a、33bはそれぞれがループ化されていても、或い
は発生電流が妨げられないように両者を接続してもよく
、何れの場合でも十分な効果が期待できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ディ
スクの対物レンズ駆動装置は、レンズ保持部材の支持を
板ばねにし、しかも板ばねの長手方向がトラッキング方
向と平行に配置されている場合において、モードシェイ
プからくるトラッキング方向の周波数特性による副共振
を、レンズ保持部材にループ状コイルを固着することに
より低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】第2の実施例の断面図である。
【図3】磁気ギャップ間の磁束密度分布のグラフ図であ
る。
【図4】従来の対物レンズ駆動装置の平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】トラッキング方向の周波数対ゲイン特性図であ
る。
【図8】トラッキング方向の周波数対位相特性図である
【図9】レンズ保持部材、板ばねのモードシェイプの説
明図である。
【図10】レンズ保持部材、板ばねのモードシェイプの
説明図である。
【符号の説明】
2  外ヨーク 3、27  永久磁石 4  内ヨーク 6、28  キャリッジ 8  トラッキングコイル 9、32  板ばね 10、31  レンズ保持部材 12  フォーカスコイル 21、33a、33b  ダンピングコイル26  バ
ックヨーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トラッキング方向に長い磁気回路によ
    って移動するキャリツジと、該キャリッジに板ばねを介
    して取り付けたレンズ保持部材とを有し、前記トラッキ
    ング方向と垂直に移動する前記レンズ保持部材に、前記
    磁気回路の磁束が通過するようにループ状のコイルを付
    設したことを特徴とする光ディスクの対物レンズ駆動装
    置。
JP14671291A 1991-05-21 1991-05-21 光ディスクの対物レンズ駆動装置 Pending JPH04344336A (ja)

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JP14671291A JPH04344336A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 光ディスクの対物レンズ駆動装置

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JP14671291A JPH04344336A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 光ディスクの対物レンズ駆動装置

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JPH04344336A true JPH04344336A (ja) 1992-11-30

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ID=15413837

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JP14671291A Pending JPH04344336A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 光ディスクの対物レンズ駆動装置

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