JPH04343999A - コンクリート等の吹付装置 - Google Patents

コンクリート等の吹付装置

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JPH04343999A
JPH04343999A JP3114735A JP11473591A JPH04343999A JP H04343999 A JPH04343999 A JP H04343999A JP 3114735 A JP3114735 A JP 3114735A JP 11473591 A JP11473591 A JP 11473591A JP H04343999 A JPH04343999 A JP H04343999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
concrete
air
machine
spraying
Prior art date
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Pending
Application number
JP3114735A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Uematsu
植松竹雄
Makoto Suzuki
鈴木誠
Hideo Otake
大竹英男
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SUGIUE ENG KK
Original Assignee
SUGIUE ENG KK
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Publication date
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば地中のトンネ
ル工事等に用いられる,コンクリート等の吹付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のコンクリート等の吹付
装置としては、所定の寸法形状に形成された車体を用い
て、その車体上にコンクリート等の吹付ノズルと湿式吹
付機と急結剤圧送機と単一のコンプレッサとを設けたも
のがある。
【0003】このものの場合、車体の大きさは、車両と
しての取り扱い等のため、一定の大きさに設定されてお
り、スペースの確保が困難であるので、前記コンプレッ
サから吐出する圧縮空気用のエヤードライヤは設置され
ていない。
【0004】そのため、前記コンプレッサからの圧縮空
気が急結剤圧送機に供給されると、その圧縮空気が多量
の水分を含有しているので、この湿り空気と急結剤とが
反応して隙間に固着し、急結剤圧送機のロータの回転を
妨げる等のトラブルの原因となる。
【0005】また、コンクリート等の吹付装置のコンプ
レッサを大型と小型の2台とし、小型のコンプレッサの
みに小能力のエヤードライヤを設置するものもあるが、
この場合には構成部品点数が増加するうえ、これらの小
型のコンプレッサとエヤードライヤとの搭載スペースを
確保することが必要であるため、コンクリート等の吹付
装置のメンテナンスが極めて行いにくくなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来の技術に鑑みてなされたもので、追加すべき構成
部品点数が少なく、搭載スペースが少なくメンテナンス
の行いやすい状態を保ちつつ、前記急結剤圧送機でのト
ラブルの発生を抑制することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車体上にコンクリート等の
吹付ノズルと湿式吹付機と急結剤圧送機と単一のコンプ
レッサとを有し、前記コンプレッサから吐出する圧縮空
気を前記湿式吹付機と急結剤圧送機とにそれぞれ管路を
介して分配して供給し、前記湿式吹付機から吹付ノズル
に至る管路に前記急結剤圧送機からの管路を接続したコ
ンクリート等の吹付装置において、前記コンプレッサか
ら吐出する圧縮空気の空気圧を4〜5kg/cm2とし
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、コンプレッサか
ら吐出する圧縮空気の空気圧を4〜5kg/cm2とし
たので、圧縮空気中に含有される水分量が結露しにくく
、急結剤圧送機における急結剤との反応がおこりにくい
ので、急結剤圧送機のトラブルの発生を抑制することが
できる。
【0009】そのうえ、本願の実施に際して格別に追加
すべき構成部品もなく、必要に応じて、小能力のエアー
ドライヤを追加するだけで足りるので、搭載スペースを
とることも少なく,メンテナンスの行いやすい状態を維
持することができる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す一実施例により、この発明を
説明するが、この実施例は吹付ロボットを用いて構成し
たものである。
【0011】まず、図2,図3により吹付装置1の概略
を説明し、その後、図1により吹付装置1の回路構成お
よび吹付動作について説明する。
【0012】すなわち、吹付装置(以下、単に装置とい
う)1は、アウトリガ2を有する台車3の車体4上に、
以下に説明する各種の装置等を配置して構成したもので
あり、この装置1は運転者が運転席5で運転することに
より自走して移動する,いわゆる特殊車両として構成さ
れたものである。
【0013】車体4上の前部には、ロボットアーム6が
伸縮可能で旋回および起伏可能に設置されており、この
ロボットアーム6の先端には吹付ノズル7が保持されて
いる。
【0014】このロボットアーム6の背後には、運転席
5とエヤーコンプレッサ(以下、コンプレッサという)
8とが並設されており、このコンプレッサ8の背後には
急結剤圧送機9が設置されている。
【0015】また、前記運転席5の背後には、制御盤1
1や後述する湿式吹付機12の油圧ユニット13が配置
されている。
【0016】そして、車体4の後部には、トランス14
や電源ケーブル巻き取りリール15および湿式吹付機1
2が装着されている。
【0017】電源ケーブル巻き取りリール15が車体4
の後部に配置されているのは、施工現場であるトンネル
内において、坑内電源が坑口側に位置するからである。
【0018】また、湿式吹付機12が車体4の後部に設
置されているのは、吹付材料としての生コンクリートの
供給を,いわゆる生コン車の後付けで行なうためである
【0019】この実施例の装置1においてこれら各種装
置等を前記のように配置したので、特殊車両である装置
1の前後および左右の重量バランスが良好であり、メン
テナンスの作業性も損なわず、さらに運転席からの視界
も良好である。
【0020】この装置1の回路構成およびその動作は次
のようである(図1参照)。
【0021】まず、電源ケーブル巻き取りリール15の
電源ケーブルを坑内電源に接続すると、電源は制御盤1
1に供給され、コンプレッサ8,湿式吹付機12の油圧
ユニット13,ロボットアーム6の油圧ユニット16,
およびトランス14に分配して電源が供給される。
【0022】この実施例でのコンプレッサ8の性能等は
次のようである。
【0023】吐出圧力    4.5kg/cm2吐出
空気量    8.5m3/min吐出空気温度   
 75℃ モータ容量    37KW 外形寸法    幅1550×奥行770×高さ125
0(mm)このコンプレッサ8から吐出する圧縮空気は
、分配管19において3つに分配され、第1のエヤー通
路21と第2のエヤー通路22と第3のエヤー通路23
とが形成されている。
【0024】第1のエヤー通路21は、前記湿式吹付機
12から吹付ノズル7に連なり,コンクリート等の材料
を前記吹付ノズル7に供給する材料供給管24の前記湿
式吹付機12の直後の位置に接続し、水と共に供給する
ようになっている。
【0025】第2のエヤー通路22は、前記材料供給管
24の吹付ノズル7の直前の位置に接続され、この材料
供給管24中を送られてきたコンクリート等の材料の吹
付用空気として用いるものである。
【0026】したがって、これらの第1および第2のエ
ヤー通路21,22を経て供給される圧縮空気は、水分
を多量に含有するものであってもその機能上不都合はほ
とんどない。
【0027】しかし、第3のエヤー通路23は、次に述
べるように水との反応性を有する急結剤を材料供給管2
4に圧送するものであるから、前記のエヤー通路21,
22とは異なる特別の配慮が必要である。
【0028】前記コンプレッサ8からの圧縮空気の吐出
圧力および空気温度は、後述するようにこのための主な
配慮である。
【0029】この実施例においては、この第3のエヤー
通路23の急結剤圧送機9に至るまでの間にエヤードラ
イヤ25や排水器付きアキュムレータ26および排水器
付きフィルタ27を設置して、圧縮空気中の水分除去の
完全化を図っているが、前記コンプレッサ8により供給
される圧縮空気の水分含有量が十分に小さい場合には、
前記エヤードライヤ25等の設置を省略してもよい。
【0030】図1中、28は減圧弁、29はコック、3
1は逆止弁であり、32はバイパス通路であって急結剤
圧送機9等のトラブルに応じて、圧縮空気を回避させ装
置1の損傷の拡大を防止するものである。
【0031】なお、この第3のエヤー通路23の前記エ
ヤードライヤ25および急結剤圧送機9には、前記トラ
ンス14から電源が供給され、電気的に駆動するように
なっている。
【0032】そして、かかる第3のエヤー通路23の先
端は、前記第2のエヤー通路22と合流しており、この
第3のエヤー通路23内を圧送された急結剤は、前記第
2のエヤー通路22を経て材料供給管24に供給される
吹付用圧縮空気とともに、材料供給管24内を送られて
きたコンクリート等に混入され、吹付ノズル7に至る。
【0033】吹付ノズル7は、前記のようにロボットア
ーム6で支持され、ロボットアーム6は吹付ノズル7に
よる吹付位置や吹付姿勢等を自動的に調整しつつ吹付作
業を行なう,吹付ロボットを構成している。
【0034】次に、この実施例のコンプレッサ8による
圧縮空気の吐出圧力等が前記第3のエヤー通路23での
圧縮空気の含有する水分に対する配慮である理由を説明
する。
【0035】今、仮に施工現場である坑内の空気の条件
を温度20℃,湿度95%であり、コンプレッサ8は大
気圧で吸入することとし、吐出空気の条件を温度75℃
、吐出圧力を4.5kg/cm2であるとする。
【0036】この場合、圧力 0kgf/cm2(g)
,温度20℃の場合の飽和湿分は 17.3g/m3で
あり、湿度95%であるから、17.3×0.95=1
6.4(g/m3)である。
【0037】一方、圧力 0kgf/cm2(g),温
度75℃の場合の飽和湿分は240.2g/m3であり
、吐出圧力4.5kgf/cm2(g)の絶対圧力は 
4.5+1.03=5.53(kgf/cm2abs(
ata))である。
【0038】したがって、圧力4.5kgf/cm2(
g)で温度75℃の場合の飽和湿分は240.2/5.
53=43.4(g/m3)である。
【0039】前記16.4g/m3は、この圧力4.5
kgf/cm2(g)で,温度75℃の場合の飽和湿分
43.4g/m3より小さいので空気中の水分は結露し
ない。
【0040】かかる条件下においては、吐出された圧縮
空気の温度が52℃以上である場合には結露を生じない
ものと推定できる。
【0041】なお、前記実施例においては圧縮空気の吐
出圧力を4.5kgf/cm2(g)として行なったが
、吐出圧力が4.0〜5.0kgf/cm2(g)の範
囲では第3のエヤー通路23内での水分の発生は前記と
同様にして防止することができる。
【0042】前記の実施例によれば、従来、急結剤との
反応を防止するために、例えば、コンプレッサ8の吐出
空気量として従来12m3/minを要した吹付作業が
、8.5m3/minの吐出空気量で行なうことが可能
となる。
【0043】すなわち、従来より使用する空気量を低減
することができるので、コンプレッサ8を小能力のもの
とし、また第3のエヤー通路23を細径のホースとする
こともできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、コンプレッサから吐出する圧縮空気の空気
圧を4〜5kg/cm2としたので、圧縮空気中に含有
される水分量が結露しにくく、急結剤圧送機における急
結剤との反応がおこりにくいので、急結剤圧送機のトラ
ブルの発生を抑制することができる。
【0045】そのうえ、本願の実施に際して格別に追加
すべき構成部品もなく、必要に応じて、小能力のエアー
ドライヤを追加するだけで足りるので、搭載スペースを
とることも少なく,メンテナンスの行いやすい状態を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例の吹付装置の回路構成の説明図
である。
【図2】図2は、実施例の吹付装置の概略側面図である
【図3】図3は、実施例の吹付装置の概略上面図である
【符号の説明】
1  吹付装置 4  車体 7  吹付ノズル 8  エヤーコンプレッサ 9  急結剤圧送機 12  湿式吹付機 21  第1のエヤー通路 22  第2のエヤー通路 23  第3のエヤー通路 24  材料供給管 25  エヤードライヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体上にコンクリート等の吹付ノズル
    と湿式吹付機と急結剤圧送機と単一のコンプレッサとを
    有し、前記コンプレッサから吐出する圧縮空気を前記湿
    式吹付機と急結剤圧送機とにそれぞれ管路を介して分配
    して供給し、前記湿式吹付機から吹付ノズルに至る管路
    に前記急結剤圧送機からの管路を接続したコンクリート
    等の吹付装置において、前記コンプレッサから吐出する
    圧縮空気の空気圧を4〜5kg/cm2としたことを特
    徴とするコンクリート等の吹付装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のコンクリート等の吹付
    装置において、前記コンプレッサから急結剤圧送機に至
    る管路中に、エアドライヤを設置したことを特徴とする
    コンクリート等の吹付装置。
JP3114735A 1991-05-20 1991-05-20 コンクリート等の吹付装置 Pending JPH04343999A (ja)

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