JP2002177408A - 据置型送風機式防塵マスク装置 - Google Patents

据置型送風機式防塵マスク装置

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JP2002177408A
JP2002177408A JP2000377085A JP2000377085A JP2002177408A JP 2002177408 A JP2002177408 A JP 2002177408A JP 2000377085 A JP2000377085 A JP 2000377085A JP 2000377085 A JP2000377085 A JP 2000377085A JP 2002177408 A JP2002177408 A JP 2002177408A
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blower
hose
filter
case
assembly
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JP2000377085A
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Masaaki Sato
藤 政 昭 佐
Tsunemi Matsukidaira
恒 美 松木平
Toshiyuki Igari
狩 敏 行 猪
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Kajima Corp
Kajima Mechatro Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kajima Corp
Kajima Mechatro Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者への装着物が軽量で、装置の大幅な省
力化及びメンテナンスの容易化によりコスト削減を果た
す据置型送風機式防塵マスク装置の提供。 【解決手段】 架台(80)に送風機アッセンブリー
(10)とホース収納ケース(50)とが取付けられ、
その送風機アッセンブリー(10)は全体的にボックス
状の送風機ケース(10a)よりなり、その空気取り入
れ口(10b)にはフィルタ(11)が着脱可能に設け
られ、その送風機ケース(10a)内には送風機(1
4)が設けられ、ホース収納ケース(50)にはホース
リール(54)が回転可能に設けられ、前記送風機(1
4)からの送風管(L2、L4)は前記ホースリール
(54)に巻回されたホース(L6)に接続され、そし
てそのホースにはマスク面体(71)が接続され、送風
機(14)によりフィルタ(11)を介したきれいな空
気がマスク面体(71)に送られるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトンネル内
に設置される据置型送風機式防塵マスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトンネル作業や地下の坑内
作業において、安全のための酸素の供給や粉塵の除去の
ために作業員が防塵マスクを着用することは知られてい
る。その一例が図6に示されている。
【0003】図6において、バッテリーユニット17と
そのバッテリーユニットを動力源とする電動ファン18
とを含むファンユニット19と、プレフィルター11a
とメインフィルター11bとフィルターケース11cと
を含むフィルターユニット11とを給気装置90として
一体化し、該給気装置90を保持用バンド19Aによっ
て作業者の背中に背負い、マスク本体71とマスク本体
に設けられた給気口72と給気口に連通したマスク側給
気チューブ61とを含む防塵マスク70が、前記給気装
置の接続口90aに接続するように構成された粉塵専用
の電動ファン付きマスクが知られている。
【0004】しかし、上記電動ファン付きマスクは、行
動範囲が限定されないという携帯式のための利便性はあ
るものの、粉塵発生量が少ない場所でも携帯していなく
てはならず、装置全体が重たく長時間の作業では疲れを
生ずる。さらに、バッテリーBTの充電管理も煩わしい
等の問題があった。
【0005】また、例えば坑口付近の空気のきれいな所
に取り入り口を設け、作業現場まで送風管で送風する技
術も知られている。しかしながら、かかる公知技術で
は、例えばトンネル掘削作業のように作業位置が変化す
る場合に、送風管を順次継ぎ足さねばならず、その作業
が面倒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、軽量で作業性がよく、しかも送風管を接続する
ような面倒な作業のない据置型送風機式防塵マスク装置
を提供するにある。
【0007】本発明の他の目的は、作業員が湿度の不足
により喉が乾くことがない据置型送風機式防塵マスク装
置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の据置型送風機式
防塵マスク装置によれば、架台に送風機アッセンブリー
とホース収納ケースとが取付けられ、その送風機アッセ
ンブリーは送風機ケースよりなり、その空気取り入れ口
にはフィルタが着脱可能に設けられ、その送風機ケース
内には送風機が設けられ、前記送風機からの送風管はホ
ースに接続され、そしてそのホースにはマスク面体が接
続されている。
【0009】また本発明によれば、前記ホース収納ケー
スにはホースリールが回転可能に設けられ、前記ホース
リールには前記ホースが巻回されている。さらに本発明
の据置型送風機式防塵マスク装置によれば、前記送風機
アッセンブリーに加湿器を設け、その加湿器と送風管と
を連通してある。
【0010】したがって、支柱を作業現場の近くに設置
し、送風機からの送風により送風機アッセンブリーのハ
ウジング内は負圧となるので空気取り入れ口から外部の
空気はフィルタを介して流入する。このようにしてフィ
ルタで清浄化された空気はホースリールに巻回されたホ
ースを介してマスクに送られる。
【0011】作業員はホースリールで巻回されたホース
の長さ分は自由に動くことができる。したがって、ホー
スリールは弾性手段により巻回位置にホースを収納する
ように構成すればホースを長くしてもからみ付くことが
ない。
【0012】また作業現場の温度が高く強制的に多くの
風量を送るため、又冬期のように空気が乾燥している場
合等、送風される給気の温度が上昇すると、湿度が不足
して喉が乾く。このような場合に、加湿器を組合せるこ
とにより作業員の健康を維持できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃び図
2を用いて説明する。図1は本発明の装置の全体図であ
り、図2は本発明の全体を示す系統図である。
【0014】図1において、全体をAで表す据置部分
は、必要な場所に据付けられた架台すなわち図示の実施
例では支柱80の中程にブラケット16を介して、送風
機アッセンブリー10が固定され、支柱80の最上部に
はホース収納ケース50が固着され、前記、送風機アッ
センブリー10の上面には加湿器40が、また、前記ホ
ース収納ケース50の側面には、前記加湿器40の調整
と後述の流量制御弁の送風量制御と送風機の制御を行う
ための制御盤20が夫々設けられている。
【0015】図2をも参照して、前記送風機アッセンブ
リー10は、送風機ケース10aの開口部には、空気取
り入れ口10bからフィルター11、空気流入口L1、
電動モーター13によって駆動される送風機14、第二
の送風管L2、流量制御弁15、の順で送風路が連通し
ており、前記加湿器40は第三の送風管L3によって前
記第二の送風管L2に連通し、加湿器40で作られた湿
った空気は送風に付加される様に構成される。
【0016】また、前記制御盤20は、作業者の人数に
見合った給気量に従って前記送風機駆動用の電動モータ
13と、流量制御弁15の流量と、加湿器40で発生す
る湿った空気の量をスイッチのON、OFFによって人
為的に制御することが出来る構成となっている。
【0017】一方、前記ホース収納ケース50はホース
ケース本体51と、予め設定した人数分に給気を分配す
る分配器52と、予め設定した作業者分のユニット数の
ホースリールユニット53を含み、前記ホースリールユ
ニット53は、ホースケース本体51に回転自在に取付
けられたホースリール54と、前記分配器52から(図
示せぬ回転してもホースが捩じられない)回転自在継手
を介して前記ホースリール54の軸心部の図示せぬ管状
体に連通する第五の送風管L5と、前記ホースリール5
4に接続され、各作業者側の送風ホースL7とを接続す
るためのジョイント60とを連通するホースL6とによ
って構成される。
【0018】他方、携帯部分Bとして、作業者側に常に
携帯されるマスクアッセンブリー70は、マスク面体7
1と、該マスク面体71の片側側部または両側側部に設
けられた給気口72と、該給気口72に接続し、途中が
保持用ベルト62によって作業者の身体に保持され、端
部が前記ホースリールユニット側のジョイント60と着
脱自在に接続・連通される第7の送風管L7で構成され
る。
【0019】図中符号73は例えばビニール、セロファ
ンのような振動で会話ができる部分を示し、符号74は
呼気の排気弁である。そして給気口72には着脱式のフ
ィルタを取付けることができるが、フィルタを用いた場
合は加湿された空気により目詰まりを生ずるおそれがあ
るので通常は設けない。
【0020】次に図3ないし図5を参照して送風機アッ
センブリー10の一実施例が示されている。図示の如
く、この全体的にボックス状の送風機ケース10aを備
え、その一面に前記支柱80に設けたブラケット16に
取付けるためのアタッチメント16bが取付けられてい
る。そしてそのアタッチメント16bを取付けた面の反
対側の面には蓋10cがヒンジ10dで開閉自在に取付
けられている。
【0021】前記蓋10cの開閉面と直角な面には前記
空気取り入れ口10bが開口しており、この空気取り入
れ口10bの内側にはフィルター11を収納するための
フィルター室11aが形成されており、このフィルター
11は前記蓋10cを開けることにより取り出し得るよ
うになっている。図示の例では空気取り入れ口10bの
側に比較的に目のあらいプレフィルターが配置され、そ
の内側に比較的に目の細かいメインフィルターが配置さ
れているが、場合によってメインフィルターのみでもよ
い。
【0022】前記フィルタ室11aと対向する位置に予
備フィルタ11cの収納室11bが設けられ、フィルタ
ー11が目詰まりしたときに交換しやすくしてある。
【0023】前記送風機14は送風機ケース10aの中
に取付けられており、そして送風機14からの第四の送
風管L4が延びている。
【0024】作業に際して、作業者は顔面を蔽うマスク
面体及び該マスク面体に直接接続されたホース部のみを
装着すればよく、装着物が軽量のため作業動作に拘束感
は少ない。特に塵芥の少ない作業ではホースリールユニ
ット側のジョイントに接続する必要が無いのでこの傾向
は顕著である。ホースリールを使っているので、エアホ
ースを長くとれ、作業範囲が広がる。また、一台の送風
機で複数名の作業者に対応できるため、送風機設置のた
めのコスト削減が出来る。さらに、送気を加湿出来るた
め、呼吸器系統の疾患が抑制できる。フィルターは据置
式で大型化出来るので、濾過面積が多く取れフィルター
寿命が長い。
【0025】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、以下の優れ
た効果を奏する。 (a) 作業者の装着物が軽量のため作業動作に拘束感
は少ない。 (b) ホースリールを使っているので、エアホースを
長くとれ、作業範囲が広がる。 (c) 一台の送風機で複数名の作業者に対応できるた
め、送風機設置のためのコスト削減が出来る。 (d) 送気を加湿出来るため、呼吸器系統の疾患が抑
制できる。 (e) フィルターは据置式で大型化出来るので、濾過
面積が多く取れフィルター寿命が長くメンテナンスが容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す装置の全体説明
図。
【図2】図1の装置の全体系統図。
【図3】本発明で実施する送風機アッセンブリーを一部
断面で示す側面図。
【図4】図3を下方から見た図。
【図5】図3を右方から見た図。
【図6】従来の携帯式電動ファン付きマスクの構成図。
【符号の説明】
10・・・送風機アッセンブリー 11・・・フィルター 14・・・送風機 20・・・制御盤 52・・・分配器 53・・・ホースリールユニット 70・・・マスクアッセンブリー 71・・・マスク面体 80・・・支柱 A・・・据置部 B・・・携帯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木平 恒 美 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 猪 狩 敏 行 埼玉県入間郡大井町鶴ケ岡3丁目19番74号 −303 Fターム(参考) 2E185 AA07 AA09 BA09 BA12 CA03 CB07 CB09 CB15 CB16 CC14 CC22 CC33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台に送風機アッセンブリーとホース収
    納ケースとが取付けられ、その送風機アッセンブリーは
    送風機ケースよりなり、その空気取り入れ口にはフィル
    タが着脱可能に設けられ、その送風機ケース内には送風
    機が設けられ、前記送風機からの送風管はホースに接続
    され、そしてそのホースにはマスク面体が接続されてい
    ることを特徴とする据置型送風機式防塵マスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ホース収納ケースにはホースリール
    が回転可能に設けられ、前記ホースリールには前記ホー
    スが巻回されている請求項1記載の据置型送風機式防塵
    マスク装置。
  3. 【請求項3】 前記送風機アッセンブリーに加湿器を設
    け、その加湿器と送風管とを連通した、請求項1記載の
    据置型送風機式防塵マスク装置。
JP2000377085A 2000-12-12 2000-12-12 据置型送風機式防塵マスク装置 Pending JP2002177408A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015196029A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 大成建設株式会社 呼吸用保護具のカバー
KR20190007580A (ko) * 2017-07-12 2019-01-23 엘지전자 주식회사 공기 청정 장치
KR101944498B1 (ko) * 2017-12-27 2019-01-31 주식회사 매경 고기능 필터가 구비된 마스크

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015196029A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 大成建設株式会社 呼吸用保護具のカバー
KR20190007580A (ko) * 2017-07-12 2019-01-23 엘지전자 주식회사 공기 청정 장치
KR101943208B1 (ko) 2017-07-12 2019-01-29 엘지전자 주식회사 공기 청정 장치
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