JPH04343987A - 自動車の盗難防止構造 - Google Patents

自動車の盗難防止構造

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JPH04343987A
JPH04343987A JP3115887A JP11588791A JPH04343987A JP H04343987 A JPH04343987 A JP H04343987A JP 3115887 A JP3115887 A JP 3115887A JP 11588791 A JP11588791 A JP 11588791A JP H04343987 A JPH04343987 A JP H04343987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
locking link
lock device
door lock
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP3115887A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Fuwa
不破 達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP3115887A priority Critical patent/JPH04343987A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアロック装
置に関し、特に、外部からの不正な解錠を防止する盗難
防止構造を有するドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の自動車ドアロック装置について、例
をあげると共に、その内容を説明する。図3、4に示さ
れるように、ドアロック装置全体はドアロック装置本体
3、ロッキングノブ2、ロッキングリンク1により構成
されている。ドアパネルにおけるドアロック装置の位置
関係は、ドアロック装置本体3がドア4後方のドアイン
ナーパネル5・ドアアウターパネル6間パネル内部に、
ロッキングノブ2がドアインナーパネル5上部前方に配
置され手動により上下に揺動される。ロッキングリンク
1は金属製で棒状を成しドアインナーパネル5・ドアト
リム9の間に設けられた空間とパネル内部を通りロッキ
ングノブ2とドアロック装置本体3を連結している。こ
れらに付随する各部としてロッキングノブ2とロッキン
グリンク1の間を結ぶ短いリンク19と三角形のプレー
ト18がある。プレート18は3か所の頂点のうち上部
前方に位置する頂点を中心として回動可能な状態でドア
インナーパネル5に支持され、上部後方の頂点では短い
リンク19の下端に、下部の頂点ではロッキングリンク
1の一端に回動可能な状態で繋がっている。実際の作動
状態は図5に示される。ロッキングノブ2を押し下げる
と、その揺動はロッキングノブ下のリンク19を通して
ドアインナーパネル・ドアトリム間にあるプレート18
に伝わる。このプレート18はドアインナーパネル5に
支持された頂点を中心として回動するためにロッキング
ノブ2の上下方向の揺動はロッキングリンク1の水平方
向の運動に変換され、結果、ロッキングリンク1は二点
鎖線Aのようにロッキングノブ側に引かれてドアロック
装置本体3がロック状態になる。ロッキングノブ2を引
き上げると、ロッキングリンク1は元に戻り、ドアロッ
ク装置本体3はロック解除状態になる。
【0003】次に、代表的なドアロック不正解錠の方法
を説明する。図3、図4に示すように、まず先端部16
が鉤爪状に曲げられた針金等の細い工具10をドアアウ
ターパネル6上部のアウタウェザストリップ8よりドア
パネル内部に挿入する。挿入した工具10をドアパネル
内部で動かしドアインナーパネル開口部17、又は、ロ
ッキングリンク1がパネル内部を通っている場所を見つ
け、図6、図7に示されるように曲がった先端部16に
ロッキングリンク1を引っ掛ける。この状態で工具10
を回転させ先端部16にロッキングリンク1を挟持し、
先端部16・ロッキングリンク1間に働く摩擦力を大き
くしたうえで、ロッキングリンク1を解錠方向に操作す
る(二点鎖線B)。
【0004】上記不正操作を防止する従来技術として図
8に示される構造がある。これは、ロッキングリンクカ
バー兼ガイドとしてドアインナーパネル5に固定された
硬質チューブ13を採用したものである。この、硬質チ
ューブ13に覆われた部分については、たとえ工具を使
いロッキングリンク1の位置を探り当ててもロッキング
リンク1を動かすことは出来ずドアロック装置の解錠は
不可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法については、
ロッキングノブ2直下よりドアロック装置本体3まで直
線にロッキングリンク1を配置することが可能ならば問
題はない。しかし、実際には図4に示されるようにロッ
キングリンク1には曲げ部12が設けられている。この
曲げ部12が必要となる理由は、搭乗者の使いやすさを
考えたロッキングノブ2とドアレバーの配置、及び外部
からの不正操作に対し防止効果が高いドアトリム・ドア
インナーパネル間のロッキングリンク1の配置等による
ものである。上記理由により、ロッキングリンク1には
曲げ部12が必要となるが、この曲げ部は硬質チューブ
13のカバーで覆うことが不可能なため、ロッキングリ
ンク1を不正操作しようとする工具10に対して無防備
になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、ロッキングリンク曲げ部をロッキングリ
ンクの動きに十分に追従可能な可撓性チューブで覆うこ
ととする。特に可撓性チューブの中でも不正操作の防止
効果が高いものとしては、ビニル等の材質で内側・外側
の表面が滑らかに処理されたもの、チューブの径方向に
は工具等で軽く押さえられた程度では変形しないだけの
剛性を備えたジャバラ状のもの、等があげられる。
【0007】
【作用】従って、本発明のドアロック装置では、ロッキ
ングリンクの曲げ部は可撓性チューブに覆われている。 前記のように直接工具先端部でロッキングリンクを挟持
出来なくなると、工具により加えられる力は可撓性チュ
ーブ越しに間接的にロッキングリンクに伝えられること
となり、不正操作の不自由な態勢を考えればドアロック
解除が格段に困難になることがわかる。特に表面が滑ら
かなチューブ、又はジャバラ状チューブをカバーとして
採用すれば、ロッキングリンク曲げ部を外部より操作し
ょうとして工具を掛けて先端部でチューブごと挟持した
としても、内面のロッキングリンクとの接触部が滑りや
すく力が伝わり難い上、外面は工具が外れ易い。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を示し、そ
の内容を詳述する。なお、従来技術と同じ構造について
は説明を省略し符号も同一符号を付すものとする。図1
及び図2に示すように、実施例のドアロック装置はドア
ロック装置本体3と、ドアインナーパネル6前方上部に
配置されたロッキングノブ2と、ロッキングノブ2とド
アロック装置本体3を連結するロッキングリンク1と、
ロッキングリンク直線部11を覆う硬質チューブ13と
、ロッキングリンク曲げ部12を覆うジャバラ状チュー
ブ14と、によって構成されている。ロッキングリンク
曲げ部12を覆っているジャバラ状チューブ14は外側
・内側の表面が滑らかに処理された塩化ビニル樹脂製で
、十分な可撓性と伸縮性を備えているが、チューブの径
方向については、軽く工具を押し付けられた程度の外力
では大きく変形しないだけの剛性を備えている。ジャバ
ラ状チューブ14の一端は硬質チューブ13に固定され
ており、他端は固定されずドアロック装置本体3のすぐ
手前まで覆っている。
【0009】ロッキングノブ2を押し下げるとロッキン
グリンク1を介してその動作がドアロック装置本体3に
伝わりドアロック装置がロック状態になる。この時ロッ
キングリンク曲げ部12ではジャバラ状チューブ14に
接触しているがジャバラ状チューブ14は十分な可撓性
を持ちロッキングリンク1の動きに追従可能でその動き
を制約しないためドアロック装置の作動に対する負担の
増加はほとんどない(二点鎖線D)。
【0010】次に、従来装置での説明と同様に、外部よ
り工具を挿入しロッキングリンク1を不正操作しようと
した場合について述べる。アウタウェザストリップ8よ
りドアパネル内部に工具10を挿入し、パネル開口部1
7を探り当て、工具先端部16をロッキングリンク曲げ
部12を覆うジャバラ状チューブ14に掛けたとする。 先端部16の形状をジャバラ状チューブ14に合わせて
あったとしてもドアロック装置を解除するためには図1
より曲げ部12に対して右下に押し下げる動きをしなけ
ればならない。右下に加えられた力のうちロッキングリ
ンク1に対して水平方向の成分についてはジャバラ状チ
ューブ14の伸縮によって受け流され、鉛直方向の成分
により工具はチューブの十分滑らかな表面を滑り外れて
しまう(二点鎖線E)。また、ジャバラ状チューブ14
は内側も十分に滑らかなため、たとえ工具10を強く回
転しジャバラ状チューブ14を変形させ、その内面をロ
ッキングリンク1に接触させた状態で工具10を操作し
たとしてもロッキングリンク1はジャバラ状チューブ内
面を滑ってしまうため工具10からロッキングリンク1
に十分な力を伝えることはできない。
【0011】なお、この実施例ではジャバラ状チューブ
14の一端を硬質チューブ13に固定したが同部をドア
インナーパネル6に固定しても支障はないし、他端につ
いてもこの実施例では固定されていないがドアインナー
パネル6、あるいは、ドアロック装置本体3に固定して
も支障はない。また、硬質チューブ13を廃して開口部
17からパネル内部にわたりジャバラ状チューブ14に
より覆っても良い。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように本発明を採用すれば
、ロッキングリンクについて直線部、曲げ部を問わず全
てがカバーにより覆われた自動車ドアロック装置を提供
することが可能である。針金状の工具を使ったロッキン
グリンクの不正操作は前記のように不自由な体勢で行わ
れるため、工具よりロッキングリンクに直接力を伝える
ことが出来なくなることで格段に困難になりドアロック
装置の安全性が高まる。また、可撓性チューブの材質、
形状の考慮により上記の効果をより高める選択を行うこ
とが可能である。表面が滑らかな材質を採用すれば工具
は外れやすくなると共に、カバー内側のロッキングリン
クとの接触部でもロッキングリンクが滑りやすくなり、
工具からロッキングリンクへ力が伝わらなくなる。 曲げ部の角度が大きい場合においてはジャバラ状を採用
することにより曲げ部でのロッキングリンクとカバーの
接触部を小さく抑えたまま、その伸縮性により工具を外
れやすくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のドアロック装置についてドアト
リムを外した状態で可撓性チューブに覆われたロッキン
グリンク曲げ部を表した概略外観図。
【図2】本発明実施例についてジャバラの伸縮により工
具がチューブより外れるところを表した概略図。
【図3】従来技術のドアロック装置について各部のドア
バネル上の配置を示す、ドアインナーパネルよりドアト
リムを外した状態での概略外観図。
【図4】同ドアパネル内部の構造を示す図3一点鎖線F
矢視断面図。
【図5】ロッキングノブの操作によるロッキングリンク
の作動状態を示す概略図。
【図6】針金状の工具によりロッキングリンクを不正操
作し、ドアロック装置を解除するする一般的手段を示し
た概略図。
【図7】同図6一点鎖線C矢視断面図。
【図8】従来技術のロッキングリンク不正操作防止手段
として、ロッキングリンク直線部に硬質チューブのカバ
ーを設けたドアロック装置を示す概略図。
【符号の説明】
1    ロッキングリンク 3    ドアロック装置本体 4    ドア 5    ドアアウターパネル 6    ドアインナーパネル 7    ウインドガラス 8    アウタドアウェザストリップ9    ドア
トリム 10  工具 11  ロッキングリンク直線部 12  ロッキングリンク曲げ部 13  硬質チューブ 14  ジャバラ状チューブ 16  (工具)先端部 17  パネル開口部 18  プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアパネル内部に配置されたドア
    ロック装置本体と、ドアインナーパネルに配置され該ド
    アロック装置の錠止・解除を設定するロッキングノブと
    、該ロッキングノブと該ドアロック装置本体を連結する
    ロッキングリンクと、該ロッキングリンクの曲げ部を覆
    う可撓性チューブと、によって構成された盗難防止構造
    のドアロック装置。
  2. 【請求項2】上記可撓性チューブの外壁・内壁の表面が
    滑らかに処理されていることを特徴とする請求項1記載
    のドアロック装置。
  3. 【請求項3】上記可撓性チューブが伸縮自在なジャバラ
    状であることを特徴とする請求項1又は2記載のドアロ
    ック装置。
JP3115887A 1991-05-21 1991-05-21 自動車の盗難防止構造 Pending JPH04343987A (ja)

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JP3115887A JPH04343987A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車の盗難防止構造

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JP3115887A JPH04343987A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車の盗難防止構造

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JPH04343987A true JPH04343987A (ja) 1992-11-30

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JP3115887A Pending JPH04343987A (ja) 1991-05-21 1991-05-21 自動車の盗難防止構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2873734A1 (fr) * 2004-07-30 2006-02-03 Peugeot Citroen Automobiles Sa Systeme anti-effraction pour verrou de fermeture d'une portiere de vehicule, notamment automobile

Citations (2)

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JPS5913948A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 Shimadzu Corp 静電容量式ヘマトクリツト測定装置
JPS60114991A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 東芝テック株式会社 電子キヤツシユレジスタ

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