JPH04343008A - 回転角検出装置 - Google Patents
回転角検出装置Info
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- JPH04343008A JPH04343008A JP14539491A JP14539491A JPH04343008A JP H04343008 A JPH04343008 A JP H04343008A JP 14539491 A JP14539491 A JP 14539491A JP 14539491 A JP14539491 A JP 14539491A JP H04343008 A JPH04343008 A JP H04343008A
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- light
- rotary plate
- light receiving
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- annular slit
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸に取着された回
転板を挟んで対向する投光素子及び受光素子を備え、そ
の受光素子からの受光信号に基づいて回転板の回転角を
検出する回転角検出装置に関する。
転板を挟んで対向する投光素子及び受光素子を備え、そ
の受光素子からの受光信号に基づいて回転板の回転角を
検出する回転角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転角検出装置の一例を図9及
び図10を参照して説明する。即ち、回転板の平面図を
示す図9において、回転軸1にはガラス或はプラスチッ
クを主体として成る回転板2が取着されており、その回
転板2の表面には不透明層3が形成されている。この場
合、不透明層3の一部は渦巻状に除去されてスリット4
が形成されている。このスリット4は、回転軸1の中心
からこのスリット4までの距離をr、基準角度(0°)
から反時計回りの角度をθとした場合、r=a・θ+b
(a,bはスリットパターン4の形状によって決まる定
数)となるようにその形状が設定されている。
び図10を参照して説明する。即ち、回転板の平面図を
示す図9において、回転軸1にはガラス或はプラスチッ
クを主体として成る回転板2が取着されており、その回
転板2の表面には不透明層3が形成されている。この場
合、不透明層3の一部は渦巻状に除去されてスリット4
が形成されている。このスリット4は、回転軸1の中心
からこのスリット4までの距離をr、基準角度(0°)
から反時計回りの角度をθとした場合、r=a・θ+b
(a,bはスリットパターン4の形状によって決まる定
数)となるようにその形状が設定されている。
【0003】そして、スリット4を挟んで対向するよう
に投光素子(図示せず)及び受光素子5が配設されてい
る。この受光素子5は回転軸1の径方向に沿った方向に
検出方向を有するPSD(ポジション・センシング・デ
ィテクタ)から成り、これは、受光位置に応じた受光信
号を出力する。
に投光素子(図示せず)及び受光素子5が配設されてい
る。この受光素子5は回転軸1の径方向に沿った方向に
検出方向を有するPSD(ポジション・センシング・デ
ィテクタ)から成り、これは、受光位置に応じた受光信
号を出力する。
【0004】このような構成によれば、スリット4にお
いて投光素子及び受光素子5間の検出範囲に位置する部
位は、回転板2の回転に応じてこの回転板2の径方向に
沿って移動するので、それに伴って受光素子5が受ける
投光素子からの光の受光位置が移動する。従って、受光
素子5からは回転板2の回転角に比例した信号レベルの
受光信号(図10に二点鎖線で示す)が出力されるので
、その受光信号に基づいて回転板2の回転角を検出する
ことができる。
いて投光素子及び受光素子5間の検出範囲に位置する部
位は、回転板2の回転に応じてこの回転板2の径方向に
沿って移動するので、それに伴って受光素子5が受ける
投光素子からの光の受光位置が移動する。従って、受光
素子5からは回転板2の回転角に比例した信号レベルの
受光信号(図10に二点鎖線で示す)が出力されるので
、その受光信号に基づいて回転板2の回転角を検出する
ことができる。
【0005】また、図11は他の従来例を示しており、
回転軸6に回転板7が取着されている。ここで、回転板
7の外周縁部は渦巻状に形成されており、回転板7の回
転中心から外周縁部までの寸法をr、基準角度(0°)
からの角度をθとした場合、r=a・θ+bの関係式を
満足するように回転板7の形状が設定されている。
回転軸6に回転板7が取着されている。ここで、回転板
7の外周縁部は渦巻状に形成されており、回転板7の回
転中心から外周縁部までの寸法をr、基準角度(0°)
からの角度をθとした場合、r=a・θ+bの関係式を
満足するように回転板7の形状が設定されている。
【0006】そして、回転板7の外周縁部を挟んで対向
するように投光素子(図示せず)及び受光素子8が配設
されている。この場合、受光素子8はフォトダイオード
或はフォトトランジスタ等から成り、これは、投光素子
からの光を受けてその受光量に応じた受光信号を出力す
る。
するように投光素子(図示せず)及び受光素子8が配設
されている。この場合、受光素子8はフォトダイオード
或はフォトトランジスタ等から成り、これは、投光素子
からの光を受けてその受光量に応じた受光信号を出力す
る。
【0007】このような構成によれば、回転板7の外周
縁部において投光素子及び受光素子8間に位置する部位
は、回転板7の回転に応じてこの回転板7の径方向に沿
って移動するので、それに伴って受光素子8が受ける投
光素子からの光の受光量が変化する。従って、受光素子
8からは回転板2の回転角に比例した信号レベルの受光
信号(図10に二点鎖線で示す)が出力されるので、そ
の受光信号に基づいて回転板7の回転角を検出すること
ができる。
縁部において投光素子及び受光素子8間に位置する部位
は、回転板7の回転に応じてこの回転板7の径方向に沿
って移動するので、それに伴って受光素子8が受ける投
光素子からの光の受光量が変化する。従って、受光素子
8からは回転板2の回転角に比例した信号レベルの受光
信号(図10に二点鎖線で示す)が出力されるので、そ
の受光信号に基づいて回転板7の回転角を検出すること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来各例の場合、回転板2におけるスリット4の終端部(
角度360°に対応する部位)若しくは回転板7の外周
縁部の終端部(角度360°に対応する部位)が投光素
子及び受光素子間の検出範囲に位置したときは、そのタ
イミングでスリット4の始端部(角度0°に対応する部
位)若しくは回転板7の外周縁部の始端部(角度0°に
対応する部位)が検出範囲に同時に位置するので、受光
素子5,8から出力される受光信号は、実際には図10
に示すように回転角が0度(360度)付近で所定の範
囲の角度にわたって立下がっている。このため、回転板
2,7が0°から360°まで1回転する間に、2つの
角度で受光信号の信号レベルが同一レベルとなるので、
受光信号の信号レベルに基づいて回転板2,7の回転角
を検出できないという欠点がある。
来各例の場合、回転板2におけるスリット4の終端部(
角度360°に対応する部位)若しくは回転板7の外周
縁部の終端部(角度360°に対応する部位)が投光素
子及び受光素子間の検出範囲に位置したときは、そのタ
イミングでスリット4の始端部(角度0°に対応する部
位)若しくは回転板7の外周縁部の始端部(角度0°に
対応する部位)が検出範囲に同時に位置するので、受光
素子5,8から出力される受光信号は、実際には図10
に示すように回転角が0度(360度)付近で所定の範
囲の角度にわたって立下がっている。このため、回転板
2,7が0°から360°まで1回転する間に、2つの
角度で受光信号の信号レベルが同一レベルとなるので、
受光信号の信号レベルに基づいて回転板2,7の回転角
を検出できないという欠点がある。
【0009】また、受光素子5,8からの受信信号の信
号レベルは回転板2,7の回転角と比例関係となってい
ることが検出条件であるので、回転板2,7が回転軸1
,6に対して偏心して取着されている場合、r=a・θ
+bという関係を満足しなくなって、受光素子5,8か
ら出力される受光信号の信号レベルが回転板2,7の回
転角と比例しなくなるので、受光信号に基づく回転板2
,7の回転角の検出が不正確となる。
号レベルは回転板2,7の回転角と比例関係となってい
ることが検出条件であるので、回転板2,7が回転軸1
,6に対して偏心して取着されている場合、r=a・θ
+bという関係を満足しなくなって、受光素子5,8か
ら出力される受光信号の信号レベルが回転板2,7の回
転角と比例しなくなるので、受光信号に基づく回転板2
,7の回転角の検出が不正確となる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、回転板の回転に応じて受光素子から出力
される受光信号に基づいてその回転板の回転角を検出す
るものにおいて、回転板の回転角を全角度にわたって正
確に検出することができると共に、回転板が回転軸から
偏心している場合であっても回転角の検出ができる回転
角検出装置を提供するにある。
、その目的は、回転板の回転に応じて受光素子から出力
される受光信号に基づいてその回転板の回転角を検出す
るものにおいて、回転板の回転角を全角度にわたって正
確に検出することができると共に、回転板が回転軸から
偏心している場合であっても回転角の検出ができる回転
角検出装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】回転軸に取着された回転
板にその回転軸に対して偏心して環状スリットを設け、
この環状スリットに対向した状態で前記回転板の回転方
向に沿って互いに所定角度だけ離間して第1及び第2の
投光素子を設け、これらの投光素子と前記回転板を挟ん
で対向して前記環状スリットを介した受光位置に応じた
受光信号を出力する第1及び第2の受光素子を設け、前
記各受光素子から出力される受光信号に基づいて前記回
転板の回転角を求める演算器を設けたものである。
板にその回転軸に対して偏心して環状スリットを設け、
この環状スリットに対向した状態で前記回転板の回転方
向に沿って互いに所定角度だけ離間して第1及び第2の
投光素子を設け、これらの投光素子と前記回転板を挟ん
で対向して前記環状スリットを介した受光位置に応じた
受光信号を出力する第1及び第2の受光素子を設け、前
記各受光素子から出力される受光信号に基づいて前記回
転板の回転角を求める演算器を設けたものである。
【0012】また、回転軸と偏心して回転板を取着し、
この回転板の外周縁部と対向した状態で前記回転板の回
転方向に沿って互いに所定角度だけ離間して第1及び第
2の投光素子を設け、これらの投光素子と前記回転板を
挟んで対向して前記回転板の外周部を介した受光量に応
じた受光信号を出力する第1及び第2の受光素子を設け
、前記各受光素子から出力される受光信号に基づいて前
記回転板の回転角を求める演算器を設けるようにしても
よい。
この回転板の外周縁部と対向した状態で前記回転板の回
転方向に沿って互いに所定角度だけ離間して第1及び第
2の投光素子を設け、これらの投光素子と前記回転板を
挟んで対向して前記回転板の外周部を介した受光量に応
じた受光信号を出力する第1及び第2の受光素子を設け
、前記各受光素子から出力される受光信号に基づいて前
記回転板の回転角を求める演算器を設けるようにしても
よい。
【0013】
【作用】請求項1記載の回転角検出装置の場合、回転板
に設けられた環状スリットは回転軸に対して偏心して設
けられているので、回転板が回転すると、投光素子から
投光されて環状スリットを通過して受光素子に到達する
光の位置は回転板の回転角に応じて径方向に移動する。 このとき、回転板が1回転する間に、投光素子から受光
素子への投光位置は回転板の径方向に沿って1往復する
ので、それに応じて第1,第2の受光素子からは回転板
の回転角に応じた1周期分の正弦波状の受光信号が出力
される。ここで、各受光素子は回転板の回転方向に沿っ
て所定角度だけ離間して設けられているので、各受光素
子から出力される受光信号の位相は所定角度だけずれて
いる。従って、各受光信号を組合わせることにより回転
板の回転角を一義的に決定することができるので、演算
器は、各受光素子の受光状態に基づいて回転板の回転角
を全角度にわたって検出することができる。
に設けられた環状スリットは回転軸に対して偏心して設
けられているので、回転板が回転すると、投光素子から
投光されて環状スリットを通過して受光素子に到達する
光の位置は回転板の回転角に応じて径方向に移動する。 このとき、回転板が1回転する間に、投光素子から受光
素子への投光位置は回転板の径方向に沿って1往復する
ので、それに応じて第1,第2の受光素子からは回転板
の回転角に応じた1周期分の正弦波状の受光信号が出力
される。ここで、各受光素子は回転板の回転方向に沿っ
て所定角度だけ離間して設けられているので、各受光素
子から出力される受光信号の位相は所定角度だけずれて
いる。従って、各受光信号を組合わせることにより回転
板の回転角を一義的に決定することができるので、演算
器は、各受光素子の受光状態に基づいて回転板の回転角
を全角度にわたって検出することができる。
【0014】また、請求項2記載の回転角検出装置の場
合、回転板は回転軸に対して偏心して設けられているの
で、回転板が回転すると、投光素子から投光されて回転
板の外周縁部に遮られて受光素子に到達する光の範囲は
回転板の回転に応じて径方向に移動する。このとき、回
転板が1回転する間に、回転板による遮光範囲は回転板
の径方向に沿って1往復するので、それに応じて第1,
第2の受光素子からは回転板の回転角に応じた1周期分
の正弦波状の受光信号が出力される。ここで、各受光素
子は回転板の回転方向に沿って所定角度だけ離間して設
けられているので、各受光素子から出力される受光信号
の位相は所定角度だけずれている。従って、各受光信号
を組合わせることにより回転板の回転角を一義的に決定
することができるので、演算器は、各受光素子の受光状
態に基づいて回転板の回転角を求めることができる。
合、回転板は回転軸に対して偏心して設けられているの
で、回転板が回転すると、投光素子から投光されて回転
板の外周縁部に遮られて受光素子に到達する光の範囲は
回転板の回転に応じて径方向に移動する。このとき、回
転板が1回転する間に、回転板による遮光範囲は回転板
の径方向に沿って1往復するので、それに応じて第1,
第2の受光素子からは回転板の回転角に応じた1周期分
の正弦波状の受光信号が出力される。ここで、各受光素
子は回転板の回転方向に沿って所定角度だけ離間して設
けられているので、各受光素子から出力される受光信号
の位相は所定角度だけずれている。従って、各受光信号
を組合わせることにより回転板の回転角を一義的に決定
することができるので、演算器は、各受光素子の受光状
態に基づいて回転板の回転角を求めることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4を
参照して説明する。即ち、装置の縦断側面を示す図2に
おいて、回転軸11はケース12に枢支されており、こ
れは、図示しない検出対象の回転に応じて回転するよう
になっている。この回転軸11には円盤状の回転板13
が固定されている。この回転板13はガラス或はプラス
チック等の透明部材を主体として成り、その表面にはク
ロム等の金属膜が蒸着されて不透明層14が形成されて
いる。ここで、不透明層14の一部はエッチング処理に
より環状に除去されており、これにより環状スリット1
5(図1参照)が回転軸11の中心から若干偏心して形
成されている。
参照して説明する。即ち、装置の縦断側面を示す図2に
おいて、回転軸11はケース12に枢支されており、こ
れは、図示しない検出対象の回転に応じて回転するよう
になっている。この回転軸11には円盤状の回転板13
が固定されている。この回転板13はガラス或はプラス
チック等の透明部材を主体として成り、その表面にはク
ロム等の金属膜が蒸着されて不透明層14が形成されて
いる。ここで、不透明層14の一部はエッチング処理に
より環状に除去されており、これにより環状スリット1
5(図1参照)が回転軸11の中心から若干偏心して形
成されている。
【0016】回転板13を挟んで第1の投光素子16及
び第1の受光素子17、並びに第2の投光素子18及び
受光素子19が夫々対向して配設されている。ここで、
第1,第2の投光素子16,18はLEDから成る。ま
た、第1,第2の受光素子17,19は回転板13の径
方向に沿った方向に検出方向を有するPSD(ポジショ
ン・センシング・ディテクタ)から成り、これらは、そ
の受光位置に応じた受光信号を出力する。尚、受光素子
としては、1次元のイメージセンサ或はCdS,CdS
eから成る所謂フォテンショマチックを利用するように
してもよい。また、必要に応じて素子の前面にレンズを
設けるようにしてもよい。
び第1の受光素子17、並びに第2の投光素子18及び
受光素子19が夫々対向して配設されている。ここで、
第1,第2の投光素子16,18はLEDから成る。ま
た、第1,第2の受光素子17,19は回転板13の径
方向に沿った方向に検出方向を有するPSD(ポジショ
ン・センシング・ディテクタ)から成り、これらは、そ
の受光位置に応じた受光信号を出力する。尚、受光素子
としては、1次元のイメージセンサ或はCdS,CdS
eから成る所謂フォテンショマチックを利用するように
してもよい。また、必要に応じて素子の前面にレンズを
設けるようにしてもよい。
【0017】さて、上記第1,第2の投光素子16,1
8及び第1,第2の受光素子17,19は回転板13の
回転方向に沿って90°だけ離間して配設されている。
8及び第1,第2の受光素子17,19は回転板13の
回転方向に沿って90°だけ離間して配設されている。
【0018】要部の電気回路をブロック図で示す図3に
おいて、第1,第2の受光素子17,19の出力端子は
夫々増幅器20,21と接続されており、各受光素子1
7,19からの受光信号S1 ,S2 は増幅器20,
21により増幅或は適当な処理が施されて電気信号V1
,V2 として演算器22に出力される。演算器22
は、各増幅器20,21からの電気信号V1 ,V2
から回転角θを演算する。
おいて、第1,第2の受光素子17,19の出力端子は
夫々増幅器20,21と接続されており、各受光素子1
7,19からの受光信号S1 ,S2 は増幅器20,
21により増幅或は適当な処理が施されて電気信号V1
,V2 として演算器22に出力される。演算器22
は、各増幅器20,21からの電気信号V1 ,V2
から回転角θを演算する。
【0019】次に上記構成の作用を説明する。検出対象
が回転すると、それに応じて回転軸11及び回転板13
ひいては環状スリット15が回転する。このとき、環状
スリット15は回転軸11に対して偏心して形成されて
いるので、環状スリット15において夫々の投光素子及
び受光素子間の検出範囲に位置する部位は回転板13の
径方向に沿って変動する。この場合、環状スリット15
の回転軸11に対する偏心量が小さい場合には、回転軸
11の中心から環状スリット15までの距離をr、基準
角度(0°)からの角度をθとすると、r=a・sin
θ+b(a,bは環状スリット15の形状に応じて決ま
る定数)の関係となるので、環状スリット15を介して
受光素子17(19)が受光する投光素子16(18)
からの光の位置は、上記関係式を満たしながら移動する
。従って、第1の受光素子17から出力される受光信号
S1 は、S1 =A1・sinθ+B1(A1,B1
は定数)で表すことができる。一方、第2の受光素子1
9は、第1の受光素子17から回転板13の回転方向に
90度だけずれて配設されているので、第2の受光素子
19からの電気信号をS2 とすると、S2 =A2
・cosθ+B2 (A2 ,B2は定数)で表すこと
ができる。
が回転すると、それに応じて回転軸11及び回転板13
ひいては環状スリット15が回転する。このとき、環状
スリット15は回転軸11に対して偏心して形成されて
いるので、環状スリット15において夫々の投光素子及
び受光素子間の検出範囲に位置する部位は回転板13の
径方向に沿って変動する。この場合、環状スリット15
の回転軸11に対する偏心量が小さい場合には、回転軸
11の中心から環状スリット15までの距離をr、基準
角度(0°)からの角度をθとすると、r=a・sin
θ+b(a,bは環状スリット15の形状に応じて決ま
る定数)の関係となるので、環状スリット15を介して
受光素子17(19)が受光する投光素子16(18)
からの光の位置は、上記関係式を満たしながら移動する
。従って、第1の受光素子17から出力される受光信号
S1 は、S1 =A1・sinθ+B1(A1,B1
は定数)で表すことができる。一方、第2の受光素子1
9は、第1の受光素子17から回転板13の回転方向に
90度だけずれて配設されているので、第2の受光素子
19からの電気信号をS2 とすると、S2 =A2
・cosθ+B2 (A2 ,B2は定数)で表すこと
ができる。
【0020】ここで、回転角θに対する受光信号S1
,S2 の関係を図4に示す。この図4から分るように
、回転板13が0°から360°まで1回転で回転する
間に2つ角度で電気信号S1 の信号レベルが同一レベ
ルとなるものの、その回転角における電気信号S2 の
信号レベルは互いに異なっているので、電気信号S1
,S2 に基づいて回転角θを0度から360度まで一
義的に決定することができる。
,S2 の関係を図4に示す。この図4から分るように
、回転板13が0°から360°まで1回転で回転する
間に2つ角度で電気信号S1 の信号レベルが同一レベ
ルとなるものの、その回転角における電気信号S2 の
信号レベルは互いに異なっているので、電気信号S1
,S2 に基づいて回転角θを0度から360度まで一
義的に決定することができる。
【0021】さて、各増幅器20,21は上述のような
関係でもって出力される電気信号S1 ,S2 を夫々
増幅すると共にその増幅信号に所定の処理を施して出力
する。即ち、増幅器20,21は、電気信号S1 ,S
2を表す関係式の定数A1 ,A2 をVに変換すると
共に、B1 ,B2 を0に設定して出力する。従って
、増幅器20からはV1 =Vsinθで示される電気
信号が出力されると共に、増幅器21からはV2=Vs
inθで示される電気信号が出力される。
関係でもって出力される電気信号S1 ,S2 を夫々
増幅すると共にその増幅信号に所定の処理を施して出力
する。即ち、増幅器20,21は、電気信号S1 ,S
2を表す関係式の定数A1 ,A2 をVに変換すると
共に、B1 ,B2 を0に設定して出力する。従って
、増幅器20からはV1 =Vsinθで示される電気
信号が出力されると共に、増幅器21からはV2=Vs
inθで示される電気信号が出力される。
【0022】そして、演算器22は、各増幅器20,2
1からの電気信号V1,V2 に基づいて回転板13の
回転角θを検出する。即ち、演算器22は、θ=tan
−1(V1 /V2 )の演算を行うようになっており
、斯様な演算により回転角θを求めることができる。
1からの電気信号V1,V2 に基づいて回転板13の
回転角θを検出する。即ち、演算器22は、θ=tan
−1(V1 /V2 )の演算を行うようになっており
、斯様な演算により回転角θを求めることができる。
【0023】図5及び図6は本発明の第2実施例を示し
ており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説
明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即ち、
第1乃至第4の受光素子23乃至26は回転板13の回
転方向に90°ずつずれた位置に配設されている。そし
て、回転板13を挟んで各受光素子23乃至26に対向
するように投光素子(図示せず)が配設されている。従
って、回転板13の回転に応じて環状スリット15を介
して受光素子23乃至26が受光する各投光素子からの
光の受光位置が移動するので、各受光素子からは受光信
号S1 ,S2 ,S3 ,S4 が出力される。この
場合、第1の受光素子23が出力する受光信号S1 を
S1 =A1 ・sinθ+B1 (A1 ,B1 は
環状スリット15の形状で決定される定数)で表すと、
第3の受光素子25は第1の受光素子23と180度ず
れているので、第3の受光素子25から出力される受光
信号S3 をS3 =−A3・sinθ+B2 で表す
ことができる。また、第2の受光素子24からの受光信
号S2 は上記第1実施例からS3 =A3 ・cos
θ+B3 で表すことができると共に、第4の受光素子
26からの受光信号S4 をS4 =−A4 ・cos
θ+B4で表すことができる。
ており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説
明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即ち、
第1乃至第4の受光素子23乃至26は回転板13の回
転方向に90°ずつずれた位置に配設されている。そし
て、回転板13を挟んで各受光素子23乃至26に対向
するように投光素子(図示せず)が配設されている。従
って、回転板13の回転に応じて環状スリット15を介
して受光素子23乃至26が受光する各投光素子からの
光の受光位置が移動するので、各受光素子からは受光信
号S1 ,S2 ,S3 ,S4 が出力される。この
場合、第1の受光素子23が出力する受光信号S1 を
S1 =A1 ・sinθ+B1 (A1 ,B1 は
環状スリット15の形状で決定される定数)で表すと、
第3の受光素子25は第1の受光素子23と180度ず
れているので、第3の受光素子25から出力される受光
信号S3 をS3 =−A3・sinθ+B2 で表す
ことができる。また、第2の受光素子24からの受光信
号S2 は上記第1実施例からS3 =A3 ・cos
θ+B3 で表すことができると共に、第4の受光素子
26からの受光信号S4 をS4 =−A4 ・cos
θ+B4で表すことができる。
【0024】電気回路図を示す図6において第1乃至第
4の受光素子23乃至26は各増幅器27乃至30と夫
々接続されている。そして、各増幅器27,28は引算
器31と接続され、各増幅器29,30は引算器32と
接続されている。ここで、増幅器27乃至30は、各受
光素子23乃至26から入力した受光信号Sn(nは1
乃至4)をA1 乃至A4 がVに且つB1 乃至B4
がUとなるように増幅するように設定されており、こ
れにより増幅器27からはV1 =V・sinθ+Uで
示される電気信号V1 が出力され、増幅器28からは
V2 =−V・sinθ+Uで示される電気信号V2
が出力され、増幅器29からはV3 =V・cosθ+
Uで示される電気信号V3 が出力され、増幅器30か
らはV4 =−Vcosθ+Uで示される電気信号V4
が出力される。そして、引算器31はV12=V1
−V2 を演算しており、その演算によりV12=2・
V・sinθで示される電気信号V12を出力する。ま
た、引算器32はV34=V3 −V4 を演算してV
34=2・V・cosθで示される電気信号V34を出
力する。
4の受光素子23乃至26は各増幅器27乃至30と夫
々接続されている。そして、各増幅器27,28は引算
器31と接続され、各増幅器29,30は引算器32と
接続されている。ここで、増幅器27乃至30は、各受
光素子23乃至26から入力した受光信号Sn(nは1
乃至4)をA1 乃至A4 がVに且つB1 乃至B4
がUとなるように増幅するように設定されており、こ
れにより増幅器27からはV1 =V・sinθ+Uで
示される電気信号V1 が出力され、増幅器28からは
V2 =−V・sinθ+Uで示される電気信号V2
が出力され、増幅器29からはV3 =V・cosθ+
Uで示される電気信号V3 が出力され、増幅器30か
らはV4 =−Vcosθ+Uで示される電気信号V4
が出力される。そして、引算器31はV12=V1
−V2 を演算しており、その演算によりV12=2・
V・sinθで示される電気信号V12を出力する。ま
た、引算器32はV34=V3 −V4 を演算してV
34=2・V・cosθで示される電気信号V34を出
力する。
【0025】そして、演算器33は、各演算器31,3
2から出力されたV12,V34に基づいて回転角θを
求める。即ち、θ=tan−1(sinθ/cosθ)
であるから、θ=tan−1(V12/V34)に基づ
いて回転角θを求めることができる。
2から出力されたV12,V34に基づいて回転角θを
求める。即ち、θ=tan−1(sinθ/cosθ)
であるから、θ=tan−1(V12/V34)に基づ
いて回転角θを求めることができる。
【0026】要するに、上記第1及び第2実施例の場合
、回転板13に回転軸11と偏心した環状スリット15
を形成すると共に、その環状スリット15の位置を複数
の受光素子で検出することにより、回転板13の回転に
応じて各受光素子から互いに所定角度位相がずれた正弦
波形の受光信号を出力するようにしたので、その受光信
号に基づいて回転板の13の回転角を確実に検出するこ
とができる。従って、回転板に形成された不連続なスリ
ットの位置に基づいて回転板の回転角を検出する従来例
と違って、回転板13の回転角を確実に検出することが
できる。
、回転板13に回転軸11と偏心した環状スリット15
を形成すると共に、その環状スリット15の位置を複数
の受光素子で検出することにより、回転板13の回転に
応じて各受光素子から互いに所定角度位相がずれた正弦
波形の受光信号を出力するようにしたので、その受光信
号に基づいて回転板の13の回転角を確実に検出するこ
とができる。従って、回転板に形成された不連続なスリ
ットの位置に基づいて回転板の回転角を検出する従来例
と違って、回転板13の回転角を確実に検出することが
できる。
【0027】また、回転板13が回転軸11に対して少
々偏心して取着されていた場合であっても、r=a・s
inθ+bの関係を満足することができるので、受光素
子からの受光信号の信号レベルと回転板の回転角とが比
例関係となっている従来例と違って、回転板13の回転
軸11に対して所定位置から偏心して取着されているの
にかかわらず受光素子からの受光信号に基づいて回転板
13の回転角を検出することができる。
々偏心して取着されていた場合であっても、r=a・s
inθ+bの関係を満足することができるので、受光素
子からの受光信号の信号レベルと回転板の回転角とが比
例関係となっている従来例と違って、回転板13の回転
軸11に対して所定位置から偏心して取着されているの
にかかわらず受光素子からの受光信号に基づいて回転板
13の回転角を検出することができる。
【0028】図7は本発明の第3実施例を示している。
即ち、回転軸34には不透明な円板状の回転板35が回
転軸34の中心から僅かに偏心して取着されている。そ
して、第1,第2の受光素子36,37は回転板34の
外周縁部に対応すると共に回転板35の回転方向に沿っ
て90°ずれた位置に配設されている。そして、回転板
34を挟んで対向するように投光素子(図示せず)が配
設されている。この場合、受光素子36,37はフォト
ダイオード或はフォトトランジスタから成り、これらは
受光量に応じた受光信号を出力する。尚、第1,第2の
受光素子36,37からの受光信号を処理する信号処理
回路は図3と同一である。
転軸34の中心から僅かに偏心して取着されている。そ
して、第1,第2の受光素子36,37は回転板34の
外周縁部に対応すると共に回転板35の回転方向に沿っ
て90°ずれた位置に配設されている。そして、回転板
34を挟んで対向するように投光素子(図示せず)が配
設されている。この場合、受光素子36,37はフォト
ダイオード或はフォトトランジスタから成り、これらは
受光量に応じた受光信号を出力する。尚、第1,第2の
受光素子36,37からの受光信号を処理する信号処理
回路は図3と同一である。
【0029】この第3実施例の場合、回転板35は回転
軸34に対して偏心して設けられているので、回転板3
5が回転すると、回転板35において投光素子及び受光
素子間に位置する部位は回転板35の径方向に沿って移
動する。このとき、回転板35の回転軸34に対する偏
心量が十分に小さい場合は、回転軸34の中心から回転
板35の外周縁部までの寸法をr、基準角度(0°)か
らの角度をθとすると、r=a・sinθ+b(a,b
は回転板35の形状によって決まる定数)で表すことが
できる。従って、回転板35の回転により、回転板35
の外周縁部において投光素子及び受光素子間の検出範囲
に位置する部位が回転板35の径方向に移動したときは
、第1の受光素子36はr=a・sinθ+bで表され
る関係でもって回転板35により遮光されるので、第1
の受光素子36から出力される第1の受光信号S1 は
S1 =A 1 ・sinθ+B1 で表される正弦波
形となる。また、第2の受光素子37は第1の受光素子
36と回転板の回転方向に90°ずれているので、第2
の受光信号S2 は第1の受光信号S1 と位相が所定
角度ずれた正弦波形となる。従って、第1,第2の受光
信号S1 ,S2 は図4で示されるように変化するの
で、第1実施例と同様に、演算器22により増幅器20
,21から出力された各増幅信号V1 ,V2 に基づ
いて回転板35の回転角を求めることができる。
軸34に対して偏心して設けられているので、回転板3
5が回転すると、回転板35において投光素子及び受光
素子間に位置する部位は回転板35の径方向に沿って移
動する。このとき、回転板35の回転軸34に対する偏
心量が十分に小さい場合は、回転軸34の中心から回転
板35の外周縁部までの寸法をr、基準角度(0°)か
らの角度をθとすると、r=a・sinθ+b(a,b
は回転板35の形状によって決まる定数)で表すことが
できる。従って、回転板35の回転により、回転板35
の外周縁部において投光素子及び受光素子間の検出範囲
に位置する部位が回転板35の径方向に移動したときは
、第1の受光素子36はr=a・sinθ+bで表され
る関係でもって回転板35により遮光されるので、第1
の受光素子36から出力される第1の受光信号S1 は
S1 =A 1 ・sinθ+B1 で表される正弦波
形となる。また、第2の受光素子37は第1の受光素子
36と回転板の回転方向に90°ずれているので、第2
の受光信号S2 は第1の受光信号S1 と位相が所定
角度ずれた正弦波形となる。従って、第1,第2の受光
信号S1 ,S2 は図4で示されるように変化するの
で、第1実施例と同様に、演算器22により増幅器20
,21から出力された各増幅信号V1 ,V2 に基づ
いて回転板35の回転角を求めることができる。
【0030】図8は本発明の第4実施例を示している。
即ち、回転板35の外周縁部に対応して第1乃至第4の
受光素子38乃至41が配設されている。そして、これ
らの受光素子38乃至41と回転板35を挟んで対向す
るように投光素子(図示ぜす)が配設されている。尚、
第1乃至第4の受光素子38乃至41からの受光信号を
処理する信号処理回路は図6と同一である。
受光素子38乃至41が配設されている。そして、これ
らの受光素子38乃至41と回転板35を挟んで対向す
るように投光素子(図示ぜす)が配設されている。尚、
第1乃至第4の受光素子38乃至41からの受光信号を
処理する信号処理回路は図6と同一である。
【0031】このような構成によれば、各受光素子38
乃至41から出力される受光信号S1 乃至S4 は正
弦波を描くと共に位相が互いに90°ずつずれているの
で、図6に示す電気回路を利用することにより回転板3
5の回転角を検出することができる。
乃至41から出力される受光信号S1 乃至S4 は正
弦波を描くと共に位相が互いに90°ずつずれているの
で、図6に示す電気回路を利用することにより回転板3
5の回転角を検出することができる。
【0032】要するに、上記第3,第4実施例のものに
よれば、回転板35を回転軸34に対して偏心して設け
ると共に、その回転板35の外周縁部の位置を複数の受
光素子で検出することにより、受光素子から互いに所定
角度位相がずれた正弦波形の受光信号を出力するように
したので、第1及び第2実施例と同様に、受光信号に基
づいて回転板35の回転角を確実に検出することができ
ると共に、回転板35が回転軸34に対して偏心して取
着されている場合であっても、受光素子からの受光信号
に基づいて回転板35の回転角を検出することができる
。
よれば、回転板35を回転軸34に対して偏心して設け
ると共に、その回転板35の外周縁部の位置を複数の受
光素子で検出することにより、受光素子から互いに所定
角度位相がずれた正弦波形の受光信号を出力するように
したので、第1及び第2実施例と同様に、受光信号に基
づいて回転板35の回転角を確実に検出することができ
ると共に、回転板35が回転軸34に対して偏心して取
着されている場合であっても、受光素子からの受光信号
に基づいて回転板35の回転角を検出することができる
。
【0033】尚、上記実施例では、受光素子を回転板の
回転方向に沿って90°ずつずらして設けたが、その角
度は90°に限定されることはない。
回転方向に沿って90°ずつずらして設けたが、その角
度は90°に限定されることはない。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の回転角検出装置によれば、回転板にこれの回転
軸に対して偏心して環状スリットを設けると共に、回転
板の回転方向に沿って第1及び第2の投光素子及び受光
素子を回転板の回転方向に沿って互いに所定角度だけ離
間して設け、それらの受光素子からの受光信号に基づい
て回転板の回転角を演算器により求めるようにしたので
、回転板の回転に応じて受光素子から出力される受光信
号に基づいてその回転板の回転角を検出するものにおい
て、回転板の回転角を全角度にわたって正確に検出する
ことができると共に、回転板が回転軸から偏心している
場合であっても回転角の検出ができるという優れた効果
を奏する。
1記載の回転角検出装置によれば、回転板にこれの回転
軸に対して偏心して環状スリットを設けると共に、回転
板の回転方向に沿って第1及び第2の投光素子及び受光
素子を回転板の回転方向に沿って互いに所定角度だけ離
間して設け、それらの受光素子からの受光信号に基づい
て回転板の回転角を演算器により求めるようにしたので
、回転板の回転に応じて受光素子から出力される受光信
号に基づいてその回転板の回転角を検出するものにおい
て、回転板の回転角を全角度にわたって正確に検出する
ことができると共に、回転板が回転軸から偏心している
場合であっても回転角の検出ができるという優れた効果
を奏する。
【0035】また、請求項2記載の回転角検出装置によ
れば、回転板を回転軸に対して偏心して取着すると共に
、回転板の回転方向に沿って第1及び第2の投光素子及
び受光素子を回転板の回転方向に沿って所定角度だけ離
間して設け、それらの受光素子の受光信号に基づいて回
転板の回転角を演算器により求めるようにしたので、請
求項1記載の回転角検出装置と同様の効果を奏する。
れば、回転板を回転軸に対して偏心して取着すると共に
、回転板の回転方向に沿って第1及び第2の投光素子及
び受光素子を回転板の回転方向に沿って所定角度だけ離
間して設け、それらの受光素子の受光信号に基づいて回
転板の回転角を演算器により求めるようにしたので、請
求項1記載の回転角検出装置と同様の効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例を示す回転板の平面図
【図
2】要部の縦断側面図
2】要部の縦断側面図
【図3】概略的に示す電気回路図
【図4】受光信号の特性図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】
図3相当図
図3相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】
本発明の第4実施例を示す図1相当図
本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】従来例を
示す図1相当図
示す図1相当図
【図10】受光信号の特性図
【図11】他の従来例を示す図1相当図
11は回転軸、13は回転板、15は環状スリット、1
6は第1の投光素子、17は第1の受光素子、18は第
2の投光素子、19は第2の受光素子、22は演算器、
23乃至26は受光素子、33は演算器、35は回転板
、36乃至41は受光素子である。
6は第1の投光素子、17は第1の受光素子、18は第
2の投光素子、19は第2の受光素子、22は演算器、
23乃至26は受光素子、33は演算器、35は回転板
、36乃至41は受光素子である。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸に取着された回転板にその回転
軸に対して偏心して設けられた環状スリットと、この環
状スリットに対向した状態で前記回転板の回転方向に沿
って互いに所定角度だけ離間して設けられた第1及び第
2の投光素子と、これらの投光素子と前記回転板を挟ん
で対向して設けられ前記環状スリットを介した受光位置
に応じた受光信号を出力する第1及び第2の受光素子と
、前記各受光素子から出力される受光信号に基づいて前
記回転板の回転角を求める演算器とを備えたことを特徴
とする回転角検出装置。 - 【請求項2】 回転軸に対して偏心して取着された回
転板と、この回転板の外周縁部と対向した状態で前記回
転板の回転方向に沿って互いに所定角度だけ離間して設
けられた第1及び第2の投光素子と、これらの投光素子
と前記回転板を挟んで対向して設けられ前記回転板の外
周部を介した受光量に応じた受光信号を出力する第1及
び第2の受光素子と、前記各受光素子から出力される受
光信号に基づいて前記回転板の回転角を求める演算器と
を備えたことを特徴とする回転角検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14539491A JPH04343008A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 回転角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14539491A JPH04343008A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 回転角検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04343008A true JPH04343008A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15384250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14539491A Pending JPH04343008A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 回転角検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04343008A (ja) |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14539491A patent/JPH04343008A/ja active Pending
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