JPH0434299Y2 - - Google Patents

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JPH0434299Y2
JPH0434299Y2 JP8807987U JP8807987U JPH0434299Y2 JP H0434299 Y2 JPH0434299 Y2 JP H0434299Y2 JP 8807987 U JP8807987 U JP 8807987U JP 8807987 U JP8807987 U JP 8807987U JP H0434299 Y2 JPH0434299 Y2 JP H0434299Y2
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pressure chamber
lid
base
opening
recessed portion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてガス湯沸器に適用される流体
圧応動装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種装置としては、例えば実開昭55−
126075号公報に記載の、基体とその開口部を覆う
蓋体とで構成される枠筺状の本体の内部空間を、
周縁が該基体及び蓋体の周縁で挟持固定されるダ
イヤフラムで蓋体側の低圧室と基体側の高圧室と
に区画し、該高圧室に流入通路及び流出通路を連
通させ、該低圧室を連通路を介して該流出通路の
ベンチユリ部と連通させるものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記連通路の内径は比較的細く、かつ精度良く
設けなければならないため、上記従来のものでは
蓋体を鋳造や鍛造にて比較的肉厚に形成し、この
肉内にドリル加工による連通路を設けている。そ
のため蓋体の重量が増し、更にドリル加工を施さ
せなければならないため蓋体のコストが高くなる
という不具合が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決すべく、基体とその
開口部を覆う蓋体とで構成される枠筺状の本体の
内部空間を、周縁が該基体及び蓋体の周縁で挟持
固定されるダイヤフラムで蓋体側の低圧室と基体
側の高圧室とに区画し、該高圧室に流入通路及び
流出通路を連通させ、該低圧室を該流出通路のベ
ンチユリ部と連通させるものにおいて、上記基体
に該ベンチユリ部に連通し該基体の周縁に開口す
る連通路を設け、板金成形される蓋体に該連通路
の開口部を覆い上記低圧室を該連通路に連通させ
る凹み部を形成し、該凹み部の少なくとも一部に
該凹み部の流路面積を規制するパイプを装着した
ことを特徴とする。
(作用) 蓋体を板金加工により形成することにより軽量
化とコストの軽減を図るものであるが、板金加工
では凹み部の流路面積を精度良く仕上げることが
できない。そこで、蓋体を成形する際に基体の周
縁に開口する連通路に対して低圧室を連通させる
凹み部を設け、該凹み部の少なくとも一部にパイ
プを装着し該凹み部の流路面積を該パイプの内径
により規制するようにした。
(実施例) 本考案実施の1例を別紙図面に付説明する。
第1図及び第2図において、1は基体1aとそ
の開口部を覆う蓋体1bとで構成される枠筺状の
本体を示し、該本体1はその内部に周縁が該基体
1aと蓋体1bの周縁で挟持固定されるダイヤフ
ラム2と、該ダイヤフラム2で区画される蓋体1
b側の低圧室3及び基体1a側の高圧室4とを備
えると共に、該高圧室4内に連なる給水用の流入
通路5及び流出通路6とを備えるようにした。図
面で9は該本体1内の弁体、10はこれに対向す
る弁座を示す。
そして、上記基体1aに、ベンチユリ部7に連
通し該基体1aの周縁に開口する連通路8を設
け、板金成形される蓋体1bに該連通路8の開口
部8aを覆い上記低圧室3を該連通路8に連通さ
せる凹み部1b1を形成し、該凹み部1b1の少
なくとも一部に該凹み部1b1の流路面積を規制
するパイプ12を装着した。
これを詳述するに、図示の場合、特に第3図及
び第4図に示すように板材に機械プレスによる絞
り加工を施して連通路8の開口部8aを覆い上記
低圧室3を該連通路8に連通させる凹み部1b1
を備えた蓋体1bを製造し、ダイヤフラム2のパ
イプ保持部11にパイプ12を挿通し該凹み部1
b1内に装着するようにした。
かくて蓋体1bは前記作用の項で述べたように
軽量化され且つ廉価に得られ、この場合、ダイヤ
フラム2は凹み部1b1においても基体1aと蓋
体1bとで挟持される。又、第5図に示すように
管状のゴム製パイプ保持部11に割溝11aを設
け、この割溝11aを拡開した状態にし、ここか
らパイプ12を該パイプ保持部11の空間内に挿
着するようにしても良い。
尚、上記した本案装置は、例えば第6図示のよ
うにガス湯沸器に適用されるもので、即ち湯沸器
本体13内の上側の熱交換器14に連なるその下
側の燃焼胴15の側方下側の空間内に収容して設
けられるようにした。尚、該燃焼胴15内にはラ
イン状のバーナ16が相平行する複数個に並設さ
れると共にその下側には各バーナ16に対向する
各ノズル17を有するノズルホルダ18が横設さ
れ、更にその下側には整流板19を介して送風機
20が備えられるようにした。図中21は該ホル
ダ18に連なるガス導管、22,23は該熱交換
器14に連なる給水通路と出湯通路を示し、本案
装置は流入通路5と流出通路6とにおいて該給水
通路22内に介入されものとする。図中24は該
ガス導管21に介設された図示しないガス弁を水
圧に応じて開閉する弁杆を示す。
尚、上記した第6図の実施例の流体圧応動装置
は水ガバナ機能とガス弁の開閉機能とを兼ね備え
たものであるが、ガスガバナ機能のみ備えたも
の、ガス弁の開閉機能のみを備えたものであつて
も良い。
(考案の効果) このように本考案によるときは、蓋体を板金加
工により形成するので、該蓋体の重量を上記従来
のものより軽量化することができ、また、該板金
加工時に設ける凹み部にパイプを装着するだけで
該凹み部の流路面積を規制できるので蓋体のコス
トを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の截断側面図、第2図
はその要部の截断側面図、第3図は第1図の実施
例の蓋体の斜面図、第4図は第1図のダイヤフラ
ムとパイプを示す斜面図、第5図は第4図の実施
例の変形例の斜面図、第6図は第1図の実施例の
装置を備えたガス湯沸器の1例の一部を截除した
正面図である。 1……本体、1a……基体、1b……蓋体、1
b1……凹み部、2……ダイヤフラム、3……低
圧室、4……高圧室、5……流入通路、6……流
出通路、7……ベンチユリ部、8……連通部、1
2……パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体とその開口部を覆う蓋体とで構成される枠
    筺状の本体の内部空間を、周縁が該基体と蓋体の
    周縁で挟持固定されるダイヤフラムで蓋体側の低
    圧室と基体側の高圧室とに区画し、該高圧室に流
    入通路及び流出通路を連通させ、該低圧室を該流
    出通路のベンチユリ部と連通させるものにおい
    て、上記基体に該ベンチユリ部に連通し該基体の
    周縁に開口する連通路を設け、板金成形される蓋
    体に該連通路の開口部を覆い上記低圧室を該連通
    路に連通させる凹み部を形成し、該凹み部の少な
    くとも一部に該凹み部の流路面積を規制するパイ
    プを装着したことを特徴とする流体圧応動装置。
JP8807987U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0434299Y2 (ja)

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JP8807987U JPH0434299Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8807987U JPH0434299Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS63196883U JPS63196883U (ja) 1988-12-19
JPH0434299Y2 true JPH0434299Y2 (ja) 1992-08-14

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