JPH04342529A - 抗アレルギー剤 - Google Patents

抗アレルギー剤

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JPH04342529A
JPH04342529A JP11595091A JP11595091A JPH04342529A JP H04342529 A JPH04342529 A JP H04342529A JP 11595091 A JP11595091 A JP 11595091A JP 11595091 A JP11595091 A JP 11595091A JP H04342529 A JPH04342529 A JP H04342529A
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JP
Japan
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carbon atoms
alkyl
formula
opioid antagonist
hydrogen
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JP11595091A
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Hiroshi Nagase
博 長瀬
Osamu Matsumoto
修 松本
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗アレルギー剤に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】気管支喘息は、ヒスタミン、ロイコトリ
エン、血小板活性化因子(PAF)などの関与がよく知
られているが、最近、T細胞由来のインターロイキン5
(IL−5)が好酸球を活性化し、特に、好酸球を遊走
させる作用をもつことが報告されている(Eur. J
. Immunol., 19, 701, 1989
 )。喘息症状を誘発する気管支の組織障害には、浸潤
してくる好酸球の関与が考えられている(Br. J.
 Pharmacol., 99, 396, 199
0)。一方、動物好酸球増多症モデルにおいて、抗IL
−5抗体の投与により、血中および肺組織中の好酸球数
が低下することが報告されている(Science, 
245, 308, 1989 )。さらに、IL−5
を動物に投与すると、好酸球浸潤が惹起されることも報
告されている(International Immu
nology, 3, 135,1991)。
【0003】一方、サイクロスポリンAは、モルモット
実験喘息モデルにおいて、遅発型喘息反応および気道過
敏性亢進を抑制し(アレルギー, 39,483, 1
990 )、肺への好酸球浸潤を抑制する(アレルギー
, 38, 934, 1990 )ことが報告されて
いる。しかしながら、サイクロスポリンAは、連用する
と重篤な腎毒性が問題となっており(日本臨床, 48
, 増刊号, 824, 1990 )、長期連用を常
とする喘息適応の抗アレルギー薬として、利用されるに
いたっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、喘息時
に肺組織に浸潤してくる好酸球が喘息病態を重篤にして
いる可能性が考えられるので、T細胞機能抑制を主とす
る免疫抑制作用をもつ化合物は、気管支喘息に有効であ
ると期待される。
【0005】現在は、即時型喘息反応よりも、臨床の喘
息症状として問題となっている気道過敏性亢進および遅
発型喘息反応を抑制することにより、気管支喘息などの
アレルギー疾患の予防および治療のための医薬が期待さ
れ、求められている。
【0006】本発明の目的は気道過敏性亢進抑制作用を
有し、かつ毒性の低い新規抗アレルギー剤を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は下記の構成を有する。
【0008】すなわち、本発明はδ−オピオイドアンタ
ゴニストまたはその薬理学的に許容される塩を有効成分
とする抗アレルギー剤に関するものである。
【0009】上述のように、本発明の抗アレルギー剤は
δ−オピオイドアンタゴニストまたはその薬理学的に許
容される塩を有効成分とする。
【0010】ここでいうδ−オピオイドアンタゴニスト
とは、電気刺激によるMVD標本の収縮をDADLEま
たはDPDPEが抑制するのを阻害する化合物群であり
、好ましくはその効力がKe値で50以下の化合物群を
さす(H.W.Kosterlitzら, Br. J
. Pharmacol., Vol.46, 764
, 1972、P.S.Portogheseら, E
ur. J. Pharmacol., Vol.14
6, 185, 1988)。
【0011】Ke値は、式Ke=[アンタゴニスト]/
(IC50比−1)で表わされる。ここで、IC50比
は、アンタゴニスト存在下で測定されたアゴニストのI
C50を、アンタゴニストが存在しない状態で測定した
IC50値で割った値を示す。また、Ke値は、IC5
0比にアンタゴニストの濃度を考慮に入れるため導入さ
れた値である。従って、Ke値が小さいほどアンタゴニ
スト活性が強いことになる。δ−オピオイドアンタゴニ
ストとして好ましいものとして、下記一般式[1]で示
されるものを挙げることができる。
【0012】
【化4】
【0013】一般式[1]で表わされる化合物のうち、
特に好ましいものは、R1 は炭素数1〜5のアルキル
、炭素数3〜6のシクロアルキルアルキル、炭素数5〜
7のシクロアルケニルアルキル、炭素数7〜10のアラ
ルキル、炭素数4〜5のトランスアルケニル、アリルま
たはフラン−2−イルアルキルであり、R2 は水素ま
たはヒドロキシであり、R3 は水素であり、R4 は
水素、フッ素、メチル、メトキシまたはニトロであり、
R5 は水素、Xは酸素またはNR6 (ここで、R6
 は水素または炭素数1〜5のアルキル)のものである
【0014】これらのうち、特に好ましいものは下記式
[3]ないし[5]で示されるものである。
【0015】
【化5】
【0016】なお、式[3]の化合物は、ナルトレキソ
ンにインドールを縮環したものであることによりナルト
ルインドール(NTI)と命名されており(P.S.P
ortogheseら著, J. Med. Chem
.,  第31巻, No2, 1988 年)、式[
5]の化合物はそれにちなんでナロキシインドール(N
LI)と命名した。また、式[4]の化合物はナルトル
ベンゾフラン(NTB)と命名される。
【0017】また、好ましいδ−オピオイドアンタゴニ
ストとして下記式[2]で示される化合物も挙げられる
【0018】
【化6】
【0019】本発明の一般式[1]ないし[5]で示さ
れる化合物の薬理学的に許容される塩とは、好ましくは
塩酸塩、硫酸塩、臭化水素塩、リン酸塩などの無機酸塩
、またはメタンスルホン酸、酢酸、マレイン酸、フマル
酸、安息香酸、フタール酸、グルタル酸、フマール酸、
酒石酸、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、トルエンスルホン
酸などの有機酸塩が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0020】一般式[1]で示される化合物は、公知の
方法により製造することができる(P.S.Porto
gheseら著, J. Med. Chem.,  
第31巻, No2, 282, 1988年)。
【0021】また、本発明の一般式[2]に示されるδ
−アンタゴニストは、国際公開WO89/00995号
に開示される公知の方法により製造することができる。
【0022】本発明の抗アレルギー剤を臨床において投
与する場合、その剤型としては、注射剤、カプセル剤、
座剤、経口剤など種々の形態が用いられる。なかでも注
射剤、経口剤が好ましく用いられる。
【0023】また、本発明の抗アレルギー剤は、上記δ
−アンタゴニストそれ自体でもよく、また、安定剤、緩
衝剤、希釈剤、等張剤、防腐剤などの賦形剤を適宜混合
してもよい。
【0024】本発明の抗アレルギー剤は、上記有効成分
を1〜90重量%、より好ましくは30〜70重量%含
有することが望ましい。
【0025】また、本発明の抗アレルギー剤の投与量は
、投与対象、投与方法、症状に応じて適宜選択されるが
、有効成分で注射剤の場合は0.001〜4g/日の範
囲で、経口の場合は0.01〜40g/日の範囲で投与
される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】参考例1  ナロキシインドール(NLI
 )メタンスルホン酸塩および塩酸塩の合成 ナロキソン塩酸塩1gとフェニルヒドラジン0.3ml
を20mlのエタノールに溶かし、加熱、還流している
中へメタンスルホン酸2.6mlを加え、撹拌しながら
、さらに1.5時間還流した。反応混合物を室温まで冷
却し、析出した結晶をろ過すると、0.25gのナロキ
シインドールメタンスルホン酸塩が得られた。母液を炭
酸水素ナトリウムの飽和水溶液で中和後、エタノール、
クロロホルムを加えて撹拌した後、スーパーセルでろ過
し、ろ液をクロロホルムで抽出し、有機層を合わせて硫
酸ナトリウムで乾燥した。この有機層を濃縮後、セファ
デックスカラム(LH−20、MeOH)で精製すると
残りのナロキシインドールが得られた。得られた化合物
を酢酸エチルに溶かし、冷却下、塩酸飽和の酢酸エチル
溶液を滴下すると、ナロキシインドール塩酸塩0.87
gが得られた。ここで得られたNLIのメタンスルホン
酸塩および塩酸塩の元素分析値は、以下のごとく計算値
と一致した。
【0028】ナロキシインドールメタンスルホン酸塩(
針状晶、分解点;253〜257℃、再結晶溶媒;エタ
ノール・クロロホルム)の元素分析値;C25H24N
2 O3 ・MeSO3 H・H2 Oとして計算値 
 C:60.68  H:5.88  N:5.44 
 S:6.23 実測値  C:60.55  H:5.75  N:5
.32  S:6.14 NLI塩酸塩の元素分析値:C25H24N2 O3 
・0.5H2 O・HClとして 計算値  C:67.33  H:5.88  N:6
.28  Cl:7.95 実測値  C:67.00  H:5.92  N:6
.02  Cl:7.60
【0029】参考例2  ナロキシインドールの合成参
考例1で得られたナロキシインドールの塩酸塩0.78
gをクロロホルムに懸濁し、炭酸水素ナトリウムの飽和
水溶液を加え、1時間室温で撹拌した。この混合物にク
ロロホルムを加え、3回抽出した後、有機層を合わせて
飽和食塩水で洗浄し、乾燥、濃縮すると0.6gの純粋
なナロキシインドールが得られた。
【0030】得られた化合物の分析結果は以下のとおり
であった。
【0031】IR(KBr)cm−1:3392,29
34,2840,1638,1620,1504,14
58,928NMR(CDCl3 ):1.78(1H
,d,j=12.7Hz),2.20〜2.45(2H
,complex pattern),2.62(2H
,d,j=15.6Hz),2.75 〜2.90(2
H,complex),3.10 〜3.25(4H,
complex),5.15 〜5.30(2H,m)
,5.70(1H,s),5.90(1H,m),6.
51(1H,d,j=8.3Hz),6.57(1H,
d,j=8.3Hz),7.02(1H,m),7.1
4(1H,m),7.26(1H,m),7.40(1
H,d,j=7.8Hz),8.19(1H,s)MA
SS(FAB):399(M+ −1)
【0032】ま
た、以上の操作において、フェニルヒドラジンの代わり
に、2−フルオロヒドラジンを用いれば、7′−フルオ
ロナロキシインドールが得られ、4−フルオロヒドラジ
ンを用いれば、5′−フルオロナロキシインドールが得
られ、2−メチルフェニルヒドラジンを用いれば、7′
−メチルナロキシインドールが得られ、4−メチルフェ
ニルヒドラジンを用いれば、5′−メチルナロキシイン
ドールが得られ、4−ニトロフェニルヒドラジンを用い
れば、5′−ニトロナロキシインドールが得られる。
【0033】参考例3  ナルトルインドールメタンス
ルホン酸塩の合成 ナルトレキソン塩酸塩1gとフェニルヒドラジン0.3
mlを20mlのエタノールに溶かし、加熱、還流して
いる中へメタンスルホン酸2.6mlを加え、撹拌しな
がら、さらに、1.5時間還流した。反応混合物を室温
まで冷却し、析出した結晶をろ過すると、1.1gのナ
ルトルインドールメタンスルホン酸塩が得られた。この
塩をエタノールより再結晶すると、0.93gのナルト
ルインドールメタンスルホン酸塩(分解点>300℃)
が得られた。
【0034】ここで得られたナルトルインドールメタン
スルホン酸塩は、乾燥すると以下に示されるような満足
すべき元素分析値を示した。
【0035】元素分析値:C26H26N2 O3 ・
H2 O・CH3 SO3 Hとして 計算値  C:61.35  H:6.10  N:5
.30  S:6.07 実測値  C:61.61  H:6.04  N:5
.28  S:5.77
【0036】参考例4  ナルトルインドールの合成参
考例3で得られたナルトルインドールメタンスルホン酸
塩0.9gを10mlのクロロホルムに懸濁し、炭酸水
素ナトリウムの飽和水溶液を加え、室温で1時間撹拌後
、さらにクロロホルムを加えて3回抽出した。有機層を
合わせて飽和食塩水で洗浄し、乾燥濃縮すると純粋なナ
ルトルインドール0.7gが得られた。得られた化合物
の分析結果は以下のとおりであった。
【0037】IR(KBr)cm−1:3392,29
26,2838,1638,1622,1504,14
58 NMR(CDCl3 ):0.07(2H,m),0.
58(2H,m),0.88(1H,m),1.80(
1H,m),2.20〜2.60(complex p
attern),2.63(1H,d,j=153Hz
),2.90(1H,d,j=15.3Hz),3.1
4(1H,d,j=18.5Hz),5.70(1H,
s),6.59(2H,m),7.03(1H,m),
7.18(1H,m),7.29(1H,d,j=8.
3Hz),7.41(1H,d,j=8.3Hz)MA
SS(FAB):413(M−1),415(M+1)
【0038】参考例5 実施例1または3でそれぞれ得られたナロキシインドー
ル塩酸塩およびナルトルインドールメタンスルホン酸塩
を用いて、以下の方法でアンタゴニスト活性を測定した
【0039】すなわち、モルモットの回腸(μ、κ受容
体を含む)およびマウスの輸精管(μ、δ受容体を含む
)を用い、それぞれの臓器の摘出標本の電気刺激による
収縮をモルヒネ(μ)、EKC(κ)、DADLE(δ
)のそれぞれのアゴニストが抑制するのを阻害する能力
を測定した。
【0040】結果を表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果より、NTIとNLIを比べる
と、δ受容体に対する親和性は、NLIはわずかにNT
Iに劣っているが、μ、κ受容体に対するδ受容体の選
択性に関しては、NTIがそれぞれ約100倍なのに比
較して、NLIはそれぞれ約250倍と400倍であり
、非常に優れている。
【0043】実施例1 モルモット抗原誘発気道過敏性亢進抑制試験Hartl
ey モルモット(雄性、5週齢)に、サイクロフォス
ファミド100mg/kgを腹腔内投与し、その24時
間後に卵白アルブミン(OVA、ニワトリ由来)10μ
gおよび不活性化百日咳菌5×109 個を含有する4
.5%アラム懸濁液1mlを、2週間ごとに繰り返し3
回腹腔内投与することにより抗原感作を行なった。最終
感作日から2週間後に、参考例4で得られた式[3]の
化合物を40mg/kgの用量により1日1回、4日間
連日皮下投与を行なった。対照群として基剤として用い
た10%DMSO液を同様に投与した。最終投与から2
時間後にOVA(2mg/ml)含有生理食塩液のエア
ゾルを10分間吸入させ、喘息反応を惹起させた。さら
に24時間後にアセチルコリンを指標とした気道過敏性
の測定を行なった。すなわち、アストグラフ法を測定原
理としたアニマルアスト(登録商標)を用いて呼吸抵抗
を測定しながら31.3μg/mlのアセチルコリン溶
液のエアゾルから1分間ずつ吸入を開始し、順次濃度を
倍増させてゆき、呼吸抵抗が1.5cmH2 O/ml
/sec を越えた時点までのアセチルコリンの累積吸
入量をその動物の気道過敏性として定量化した。累積吸
入量は、1mg/mlアセチルコリンエアゾルを1分間
吸入した場合を1unitと定義して、第1図に従い算
出し、1.65unitとなった。
【0044】気道過敏性測定後、動物を大量のペントバ
ルビタールを腹腔内投与することにより殺し、5%のウ
シ血清アルブミンを含有するタイロード液(Ca、Mg
−free)で10mlずつ6回肺洗浄を行ない、回収
した洗浄液中に含まれる総細胞数を計数し、その後塗沫
標本を作成し、メイグリュンワルド=ギムザ染色を行な
い、好酸球数を計数した。
【0045】その結果、表2に示したように、式[3]
の化合物は、抗原誘発気道過敏性亢進および肺への好酸
球浸潤を抑制することが明らかとなった。
【0046】
【表2】
【0047】上述のような薬理作用を有する化合物は抗
アレルギー剤として有効である。
【0048】
【発明の効果】本発明により気道過敏性亢進を抑制し、
かつ毒性の低い抗アレルギー剤が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるアセチルコリンを指標とした
気道過敏性測定の結果を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  δ−オピオイドアンタゴニストまたは
    その薬理学的に許容される塩を有効成分とする抗アレル
    ギー剤。
  2. 【請求項2】  δ−オピオイドアンタゴニストが一般
    式[1] 【化1】 〔式中、R1 は炭素数1〜5のアルキル、炭素数3〜
    6のシクロアルキルアルキル、炭素数5〜7のシクロア
    ルケニルアルキル、アリール、アラルキル、炭素数4〜
    5のトランスアルケニル、アリルまたはフラン−2−イ
    ルアルキルを表わし、R2 は水素、ヒドロキシまたは
    炭素数1〜5のアルカノイルオキシを表わし、R3 は
    水素、炭素数1〜5のアルキルまたは炭素数1〜5のア
    ルカノイルを表わし、Xは酸素、硫黄またはYが結合し
    た窒素を表わし、Yは水素または炭素数1〜5のアルキ
    ル基を表わし、R4 とR5 は別個に水素、フッ素、
    塩素、臭素、アミノ、ニトロ、炭素数1〜5のアルキル
    、炭素数1〜5のアルコキシまたはR4 、R5 を結
    合してベンゾを表わす〕で示される請求項1記載の抗ア
    レルギー剤。
  3. 【請求項3】  δ−オピオイドアンタゴニストが一般
    式[2] 【化2】 〔式中、R1 は炭素数1〜5のアルキル、炭素数3〜
    6のシクロアルキルアルキル、炭素数5〜7のシクロア
    ルケニルアルキル、アリール、アラルキル、炭素数4〜
    5のトランスアルケニル、アリルまたはフラン−2−イ
    ルアルキルを表わし、R2 は水素、ヒドロキシまたは
    炭素数1〜5のアルカノイルオキシを表わし、R3 は
    水素、炭素数1〜5のアルキルまたは炭素数1〜5のア
    ルカノイルを表わし、Mは窒素またはメチンを表わし、
    R4とR5 は別個に水素、フッ素、塩素、臭素、アミ
    ノ、ニトロ、炭素数1〜5のアルキル、炭素数1〜5の
    アルコキシまたはR4 、R5 を結合してベンゾを表
    わす〕で示される請求項1記載の抗アレルギー剤。
  4. 【請求項4】  一般式[1]で示されるδ−オピオイ
    ドアンタゴニストが下記式[3]で表わされる請求項2
    記載の抗アレルギー剤。 【化3】
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