JPH04342521A - バスソルト - Google Patents

バスソルト

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JPH04342521A
JPH04342521A JP14399991A JP14399991A JPH04342521A JP H04342521 A JPH04342521 A JP H04342521A JP 14399991 A JP14399991 A JP 14399991A JP 14399991 A JP14399991 A JP 14399991A JP H04342521 A JPH04342521 A JP H04342521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bath
weight
parts
sodium
Prior art date
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Pending
Application number
JP14399991A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Noda
功 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NUC Corp
Original Assignee
Nippon Unicar Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Unicar Co Ltd filed Critical Nippon Unicar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水溶性無機塩類を主剤と
するバスソルトに関する。
【0002】
【従来の技術】わが国における浴槽形態および入浴習慣
は欧米と大幅に異なっており、西洋バスのように1回ご
とに給湯、排水を行わない。従って、わが国では、炭酸
ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩
化ナトリウム、ホウ砂等を主剤とするバスソルトが浴用
剤の主流となっている。
【0003】このバスソルトは保温効果、角質軟化効果
、静菌効果、疲労回復効果等を有する。これに加えて、
最近バスソルトには、浴用時に皮膚に対してすべすべし
た感触を与えたり、浴用後の皮膚に対するしっとり感お
よび摩擦したときのすべり感を与えるとともに、清涼感
を付与する効果が要求されている。
【0004】これに対し、例えば特開昭63−1452
20号および同64−3113号等には、炭酸ナトリウ
ムを使用し、浴湯のpH値を9〜10.5とすることに
より、浴湯中のカルシウムイオンと炭酸ナトリウムとの
反応によって微粒子状の炭酸カルシウムが生じ、これが
浴湯中に安定して分散し、上記のような清涼感を付与す
る等の効果を示すことが記載されている。しかしながら
、上記の方法は、炭酸ナトリウムのみを使用し、しかも
特定のpHに調整した場合のみ、効果を発現するもので
あり、一般のバスソルト組成物全てに適用できるもので
はなかった。さらにカルシウムイオンを含有しない浴湯
には全くを効果を示さず、適用範囲も狭かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、硬水および
軟水のあらゆるタイプの浴湯に適用でき、一般的な組成
のバスソルトを使用したときでも浴用時に皮膚に対して
すべすべした感触を与え、浴用後は皮膚に対してしっと
り感を与え、かつ皮膚を摩擦したときはすべり感を与え
、そして清涼感を与えるバスソルトを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、一般的な組
成のバスソルトに、各種の化学物質を配合し試験を行っ
た結果、特定の有機シリコーン化合物を配合した場合の
み上記の課題が解決されることを見出し、本発明を完成
させた。
【0007】すなわち、本発明は、水溶性無機塩類10
0重量部に対して有機ポリシロキサン−ポリオキシアル
キレン共重合体を1ないし20重量部含有することを特
徴とするバスソルトに関する。
【0008】本発明において、水溶性無機塩類とは、い
わゆるバスソルトに一般的に使用されている塩化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸水素カリウム、硝酸カリウム、硝酸ナト
リウム、硝酸カルシウム、硫酸アルミニウム、ポリリン
酸ナトリウム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム
、チオ硫酸ナトリウム、ホウ酸、メタケイ酸、無水ケイ
酸、ホウ砂、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二
水素ナトリウム、ケイ酸ナトリウム等であり、これらは
保温、角質軟化、静菌、血行促進、新陳代謝活性化、疲
労回復等の効果を付与する。なお、上記水溶性無機塩類
は単独で用いても、2種以上の混合物で用いてもよい。
【0009】本発明において、有機ポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体とは、分子内にポリシロキ
サン部分とポリオキシアルキレン部分を少なくとも1つ
有する共重合体を意味し、水溶性のものである。ポリシ
ロキサン部分とポリオキシアルキレン部分は、分子内に
おいて、交互に繰り返し結合されていても、またポリシ
ロキサン部分にペンダントとしてポリオキシアルキレン
部分が結合されていてもよい。これらの具体的な例とし
ては以下のもの(化1ないし化3)を挙げることができ
るが、これに限定されるものではない:
【化1】 (式中、aは50〜2000、bは10〜500、cは
2〜6、dは3〜500、eは0〜500を表し、そし
てRは−H、−CH3 、−C2 H5 、−C3 H
7 、−COCH3 および−COC2 H5 から選
択される基を表す)、
【化2】 (式中、b、d、eおよびRは上記定義と同じ意味を表
す)、
【化3】 (式中、a’は4以上の整数を表し、b’は4以上の整
数を表し、c’は5以上の整数を表し、R’は一価の炭
化水素基を表し、そしてR”は一価の炭化水素基を表す
)で表される線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ンブロックを反復単位として有する高分子量非加水分解
性ブロック共重合体。
【0010】本発明において、有機ポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体は水溶性無機塩類100重
量部に対して1ないし20重量部用いられる。1重量部
以下であると、浴用時の皮膚に対してすべすべした感触
を与える効果も、浴用後の皮膚に対するしっとり感およ
び摩擦時のすべり感を与える効果も発現せず、20重量
部以上配合しても上記効果は飽和点に達し、経済性がな
く望ましくない。
【0011】本発明において使用する水溶性無機塩類は
、その種類により浴湯に対する溶解度に差があり、中に
は難溶性のものもあるが、本発明における有機ポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体は無機塩類が難
溶性であっても、それを浴湯中に十分に分散させる効果
がある。より高い分散性を得るために、水溶性無機塩類
の表面を有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体で被覆することが好ましい。
【0012】水溶性無機塩類と有機ポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体の配合方法は、単に両者を
混合してもよいし、両者を水、アルコール類の溶媒に溶
解し、この溶液から溶媒を蒸発させ固形化した塊を得、
これを粉砕機により粉砕し、微粉体としてもよい。
【0013】本発明のバスソルト組成物には上記の必須
成分の他に、有機酸、香料、色素、ビタミン類、油分、
生薬、タンパク質分解酵素、界面活性剤、海草エキス、
植物エキス、アルギン酸ソーダ等を配合してもよい。
【0014】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想を体現するものは本発明の
範囲内に包含される。なお、本実施例に示す化学式中M
eはメチル基を表す。有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体の製造 合成例1 ハイドロシリル基含有ジメチルポリシロキサン〔Me3
 SiO(SiMe2 O)100 (SiMeHO)
13SiMe3 〕27gとトルエン330g、クロル
白金酸の形態にある白金20ppmを、機械的攪拌機、
凝縮器、温度計および窒素送入口を備えた500mlの
3つ口フラスコ中に入れ、この混合物に温度を80〜1
00℃に維持するような速度でアリルポリエーテル〔C
H2 =CHCH2 O(C2 H4 O)26(C3
 H6 O)16CH3 〕94gを徐々に添加した。 この反応の終了はSiHに対するAgNO3 試薬が負
になることで判定した。次いで、反応混合物をNaHC
O3 で中和し、ろ過し、ロータリーエバポレータによ
り50℃/1mmHgで溶媒を除去した後、次式(化4
):
【化4】 で表される分子量35000の共重合体を120g得た
【0015】合成例2 ジヒドロポリジメチルシロキサン〔HMe2 SiO(
SiMe2O)200 SiMe2 H〕97g、アリ
ルポリエーテル〔CH2 =CHCH2 O(C2 H
4 O)35(C3 H6 O)21Me〕43g、ト
ルエン320gおよび白金20ppmを用い、合成例1
と同様な操作を行い、次式:Me(OC3 H6 )2
1(OC2 H4 )35OC3 H6 (SiMe2
 O)201 SiMe2 C3 H6 O(C2 H
4 O)35(C3 H6 O)21Meで表される分
子量21000の共重合体を133g得た。
【0016】合成例3 ジメタアリルポリエーテル〔CH2 =C(Me)CH
2 O(C2 H4 O)26(C3 H6 O)18
CH2 C(Me)=CH2 〕70gとジヒドロポリ
ジメチルシロキサン〔HMe2 SiO(SiMe2 
O)30SiMe2 H〕61gと、トルエン350g
および白金系付加触媒を白金に換算して20ppm用い
、合成例1と同様の操作を行い、次式(化5):
【化5】 で表される反復単位を有する分子量36000の共重合
体を126g得た。
【0017】実施例1 硫酸ナトリウム45重量部、炭酸水素ナトリウム45重
量部、ホウ砂2重量部、合成例1で製造した有機ポリシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体6重量部、色
素(緑色3号)2重量部、香料(ジャスミン)0.5重
量部、および蒸留水100重量部を混合し、80℃で水
分を蒸発させ、固形物を得た後、それをボールミルで粉
砕して平均粒径0.2ないし5μの範囲の微粉体を得た
。 評価 上記微粉体50gを40℃に設定した200リットルの
湯水中に投入したところ、均一な緑色の浴湯が得られた
。浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与え、浴用
後は、皮膚にしっとりした感じおよび皮膚を摩擦した際
のすべり感を与えた。
【0018】実施例2 硫酸ナトリウム30重量部、炭酸水素ナトリウム60重
量部、合成例2で製造した有機ポリシロキサン−ポリオ
キシアルキレン共重合体6重量部、色素(クロロフィル
)0.5重量部、および香料(ラベンダー系)0.3重
量部を混合し、これらを金型中で圧縮成形することによ
り直径5cm、高さ1cmの円板状の浴用錠剤を得た。 錠剤の金型に対する離型性は良好であり、金型中に成形
減量の残存は認められなかった。そして得られた錠剤は
表面光沢があり、表面がきれいなものであった。 評価 上記錠剤1個を40℃に設定した200リットルの湯水
中に投入したところ、沈澱物を生じることなく均一な浴
湯が得られた。浴用時、発泡を生じることなく、皮膚に
対してすべすべした感触を与え、浴用後は、皮膚にしっ
とりした感じおよび皮膚を摩擦した際のすべり感を与え
た。また、本浴湯には十分な保温効果も認められた。
【0019】実施例3 塩化ナトリウム10重量部、炭酸ナトリウム30重量部
、炭酸マグネシウム20重量部、ホウ砂3重量部、合成
例3で製造した有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体10重量部、生薬(トウキ)1重量部、色
素(赤色2号)0.5重量部、蒸留水30重量部および
エタノール20重量部を均一に混練し、ペースト状の浴
用剤を得た。 評価 上記浴用剤50gを40℃に設定した200リットルの
湯水中に投入したところ、直ちに分散し均一な浴湯が得
られた。浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与え
、浴用後は、皮膚にしっとりした感じおよび皮膚を摩擦
した際のすべり感を与えた。また、本浴湯は血行促進効
果にすぐれていた。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のバ
スソルトは、水溶性の有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体を配合したことにより、浴用時、皮
膚に対してすべすべした感触を与え、浴用後は皮膚にし
っとり感を与え、かつ皮膚を摩擦したときすべり感を与
え、しかも清涼感を与えるものである。また、本発明の
バスソルトは慣用の水溶性無機塩類に上記共重合体を配
合したものであるため、pH調整などせずにそのまま使
用でき、さらに軟水・硬水を問わずあらゆるタイプの浴
湯に適用可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水溶性無機塩類100重量部に対して
    有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を
    1ないし20重量部含有することを特徴とするバスソル
    ト。
JP14399991A 1991-05-20 1991-05-20 バスソルト Pending JPH04342521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14399991A JPH04342521A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 バスソルト

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JP14399991A JPH04342521A (ja) 1991-05-20 1991-05-20 バスソルト

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Family

ID=15351963

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JP (1) JPH04342521A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210707A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 五洲薬品株式会社 浴用剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210707A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 五洲薬品株式会社 浴用剤

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