JPH04341499A - 無人フォ−クリフトの荷役制御装置 - Google Patents

無人フォ−クリフトの荷役制御装置

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JPH04341499A
JPH04341499A JP11198591A JP11198591A JPH04341499A JP H04341499 A JPH04341499 A JP H04341499A JP 11198591 A JP11198591 A JP 11198591A JP 11198591 A JP11198591 A JP 11198591A JP H04341499 A JPH04341499 A JP H04341499A
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Manabu Kato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無人フォ−クリフトの荷
役制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の無人フォ−クリフトの場合、フォ
−ク上に載置された荷物の有無の判別およびフォ−ク上
に荷物が安定した状態で載置されているかどうかの判断
は、フォ−ク上面に加わる荷物の負荷を検知するリミッ
トスイッチ等よりなる荷有センサと、バックレストに設
けられたリミットスイッチ等よりなる荷確認センサとに
よって行われている。
【0003】そして、フォ−ク上に荷物を載置した状態
より、所定の揚高位置(目標揚高位置)である、例えば
床面まで荷物を降ろす際には、前記荷有センサと荷確認
センサとによって、荷物の有無の確認と、荷物がフォ−
クに深くかつ確実に差し込まれた状態でフォ−ク上に載
置されているかどうかの確認を行った後、フォ−クを下
降させる(リフト下降動作)。
【0004】さらに、下降するフォ−クに載置されてい
る荷物が所定の揚高位置(減速開始揚高位置)まで降下
した時点で、荷物に不要な衝撃を与えないようにフォ−
クの下降速度を減速し、緩速で停止させる荷降し動作を
行う。このリフト下降動作から荷降し動作への切換は、
荷降し動作に要するその規定されたフォ−ク下降距離に
相当する揚高位置(減速開始揚高位置)をメモリに記憶
しておき、フォ−クを下降させる時、フォ−ク揚高位置
検出装置が検出したその時の実際のフォ−ク位置と、メ
モリに記憶しておいた揚高位置(減速開始揚高位置)と
を比較して一致した時に行っている。
【0005】また、荷物が目標揚高位置である、例えば
、床面に達したかどうかの判定は荷有センサによりフォ
−ク上面に加わる荷物の負荷が減少もしくは無くなるこ
とをもってする。また、リフト昇降動作における昇降速
度制御については、特開昭60−236998号公報に
示されるように、フォ−クの作動速度を荷物の重量に応
じて変化させる方法、つまり、負荷が大きい程、低速作
動とする方法をとることで、荷崩れや荷物の落下を防ぎ
、安全を図ると共に作業能率を向上させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、リフト下降動作を妨げる障害物を検知し、それに
応じてリフト下降動作を制御する機能を有していない。 従って、例えば無人フォ−クリフトの搬送作業経路上に
人為的ミスにより置き忘れられた荷物等があったり、無
人フォ−クリフトの移載ティ−チングデ−タを誤って設
定した為に、荷物や建造物等がリフトの昇降動作経路上
に位置している場合には、フォ−クの下降動作が妨げら
れるという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、リフト下降動作にお
いて、障害物の有無を正確かつ確実に検知してリフト下
降動作を制御することができる無人フォ−クリフトの荷
役制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、フォ−クに載置した荷物を目標揚高位置ま
で下降させる際、予め設定した目標揚高位置の手前の減
速開始揚高位置まで所定の下降速度のリフト下降動作を
行い、減速開始揚高位置に到達した後は下降速度より遅
い下降速度の荷降し動作を行って目標揚高位置まで下降
させるようにした無人フォ−クリフトの荷役制御装置に
おいて、フォ−クに設けられ、載置されている荷物が正
常に載置されているかを検出する荷物検出手段と、フォ
−クに載置された荷物の不安定状態を計時する計時手段
と、リフト下降動作時において、荷物検出手段がフォ−
クに荷物が正常に載置されていないことを検知した時、
計時手段を駆動させ、荷物検出手段が荷物の載置されて
いることを検知した時、計時手段をリセットさせるタイ
マ−駆動手段と、計時手段が予め設定した時間を計時し
た時、リフト下降動作を停止させる下降動作停止手段と
を備えた無人フォ−クリフトの荷役制御装置。
【0009】
【作用】従って、本発明によれば、フォ−クに載置した
荷物を目標揚高位置まで下降させる際、荷物の安定状態
の検知を荷物検出手段によって行う。荷物が不安定状態
であれば計時手段を駆動し、その予め設定された時間経
過後の荷物の安定状態の如何により、リフト下降動作を
妨げる障害物の有無を判断する。そして、リフト下降動
作の継続または停止を制御する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図2に示すように、無人フォ−クリフ
ト1の車体フレ−ム2には、その前端部にアウタマスト
3が前後方向に傾動可能に支持されている。ティルトシ
リンダ4は、その基端部が車体フレ−ム2の前方上面に
対し回動可能に取着され、ティルトシリンダ4のピスト
ンロッド4aの先端は、アウタマスト3に回動可能に連
結されている。
【0011】従って、アウタマスト3が図2で示すよう
に垂直位置にあるとき、ティルトシリンダ4のピストン
ロッド4aが伸動されるとアウタマスト3は前方に傾動
し、反対に、ピストンロッド4aが縮動されるとアウタ
マスト3は後方に傾動する。リフトシリンダ5はアウタ
マスト3の後側部内側に固設され、リフトシリンダ5の
ピストンロッド5aの先端はアウタマスト3の内側に昇
降可能に装着されたインナマスト6の後面上部に連結さ
れている。
【0012】インナマスト6の前方にはリフトブラケッ
ト7が昇降可能に装着され、リフトブラケット7にはフ
ォ−ク8が固設されている。インナマスト6の上部には
チェ−ンホイ−ル9が回動可能に装着され、チェ−ンホ
イ−ル9には、一端をリフトシリンダ5の上部に連結し
、他端をリフトブラケット7に連結したチェ−ン10が
掛装されている。
【0013】従って、リフトシリンダ5のピストンロッ
ド5aが伸動されると、インナマスト6が上動すると共
にチェ−ン10を介して、パレット12上に荷役物11
を載置したフォ−ク8が上昇し、反対に、リフトシリン
ダ5のピストンロッド5aが縮動されると、フォ−ク8
が下降する。次に、無人フォ−クリフト1の電気的構成
および油圧回路について図1に従って説明する。
【0014】タイマ−駆動手段およびリフト下降停止手
段としてのコントロ−ラ13は、読み出し専用メモリ(
以下、ROMという)14に記憶された制御プログラム
に従って動作し、荷役物の有無とフォ−ク揚高位置の検
知およびリフトの昇降制御等の各種動作を行う。また、
コントロ−ラ13には読み出しおよび書換え可能なメモ
リ(以下、RAMという)15が接続され、RAM15
はコントロ−ラ13の演算処理結果等を一時記憶する。
【0015】揚高検出用ロ−タリエンコ−ダ16は、フ
ォ−ク8の可動部にワイヤ−16aで吊り下げられてマ
スト固定部に取付けられ、フォ−ク8の昇降に伴う信号
をコントロ−ラ13に出力する。コントロ−ラ13は揚
高検出用ロ−タリエンコ−ダ16からの信号に基づいて
その時のフォ−ク8の揚高位置を割り出す。
【0016】リフトシリンダ5にオイルタンク17の作
動油を供給する油圧ポンプ18は、電動モ−タ19の回
転により駆動される。その電動モ−タ19のデュ−ティ
制御は、コントロ−ラ13からの制御信号によって行わ
れ、油圧ポンプ18がリフトシリンダ5に供給する作動
油の流量が調整されることで、フォ−ク8の昇降速度の
制御が行われる。
【0017】電磁制御弁20a,20bは、コントロ−
ラ13からの制御信号によって制御される三方切換弁で
、リフトシリンダ5に供給または排出される作動油の流
れる方向を切り換える。すなわち、リフトシリンダ5の
ピストンロッド5aを伸動し、フォ−ク8を上昇させる
ためには、オイルタンク17の作動油を油圧ポンプ18
により、電磁制御弁20bを通してリフトシリンダ5に
供給する。さらに、リフトシリンダ5から排出される作
動油は電磁制御弁20aを通してオイルタンク17に戻
される。
【0018】反対に、リフトシリンダ5のピストンロッ
ド5aを縮動し、リフトを下降させるためには、オイル
タンク17の作動油を油圧ポンプ18により、電気制御
弁20aを通してリフトシリンダ5に供給する。さらに
、リフトシリンダ5から排出される作動油は電磁制御弁
20bを通してオイルタンク17に戻される。また、荷
物検出手段としての荷有センサ21および荷確認センサ
22がコントロ−ラ13に接続されている。荷有センサ
21は、図3および図4に示すように2本のフォ−ク8
各々の内側に1個ずつ装着され、荷物がフォ−ク8上に
載置されると、その重量によりON状態となり、コント
ロ−ラ13に荷有検知信号を出力する。
【0019】また、荷確認センサ22は、図3および図
4に示すように、フォ−ク8の後部に固設されるバック
レスト23の前部に2個装着され、フォ−ク8の基端部
(フォ−ク8とバックレスト23の固設部)までパレッ
ト12が確実に差し込まれると、パレット12上に載置
された荷物の負荷によりON状態となり、コントロ−ラ
13に荷確認検知信号を出力する。
【0020】コントロ−ラ13は、2個の荷有センサ2
1、および、2個の荷確認センサ22の、いずれもがO
N状態にあることをもって、荷物が安定した状態で確実
にフォ−ク8上に載置されていると判断する。すなわち
、荷有センサ21または荷確認センサ22のどれか1個
でもOFF状態にあれば、コントロ−ラ13は、荷物が
フォ−ク8上で不安定な状態、例えば荷崩れをおこしそ
うな状態にあると判断し、フォ−ク8が下降している場
合は、下降を妨げる事態が発生したとして、フォ−ク8
の下降を停止させる。
【0021】しかし、例えば、フォ−ク8の下降に伴う
フォ−ク8の揺れ等により、荷物が一時的にガタついた
ものの、すぐにガタつきがおさまり、元の安定した状態
に復帰した場合には、フォ−ク8の下降を停止させる必
要がなく、下降を続行させるようになっている。そのた
めに、コントロ−ラ13内には計時手段としてのタイマ
−24が設けられ、リフト下降時において荷有センサ2
1または荷確認センサ22が一時的にOFF状態になっ
たものの、すぐにON状態に戻った場合は、コントロ−
ラ13がフォ−ク8の下降を停止させないように、コン
トロ−ラ13のリフト下降停止制御を一定時間遅延させ
る回路である。
【0022】すなわち、タイマ−24は、フォ−ク8の
下降時に、荷有センサ21または荷確認センサのどれか
1個がOFF状態になると、タイマ−24を駆動する。 そして、タイマ−24が一定時間経過して後、荷有セン
サ21および荷確認センサ22が共にON状態になれば
、タイマ−24を停止し初期値「0」に戻す。しかし、
タイマ−24が一定時間経過した後でも、荷有センサ2
1または荷確認センサ22のどれか1個がOFF状態で
あれば、フォ−ク8の下降を停止するようコントロ−ラ
13に指令を与える。
【0023】次に、このように構成した荷役制御装置の
作用を図5〜9に従って説明する。無人フォ−クリフト
1によって荷役作業を行うには、所定の揚高位置(目標
揚高位置)を予めRAM15に記憶しておき、荷役作業
開始時のフォ−ク8の揚高位置と,RAM15に記憶し
ておいた目標揚高位置とを比較して、フォ−ク8を上昇
させるか、または下降させるかを判断する。
【0024】すなわち、荷役作業開始時のフォ−ク8の
揚高位置から目標揚高位置を減算しその値がプラスであ
ればフォ−ク8を下降させ、その値がマイナスであれば
フォ−ク8を上昇させることで、荷役作業を行う。そし
て、リフトの昇降動作は、コントロ−ラ13によって、
荷物の有無に応じた異なる2種類の制御により実行され
る(図5、図6、図7参照)。
【0025】図5のフロ−チャ−トにおいて、ステップ
(以下、Sとする)1とS2によりフォ−ク8上に載置
されている荷役物の有無を判断し、荷無制御処理(S3
)または荷有制御処理(S4)のいずれかを選択する。 すなわち、荷有センサ21および荷確認センサ22が共
にOFF状態であればフォ−ク8上には荷物が載置され
ていないと判断し、荷無制御処理(S3)を行う。 また、荷有センサ21または荷確認センサ22のどちら
か一方がON状態であれば、フォ−ク8上に荷物が載置
されていると判断し、荷有制御処理(S4)を行う。
【0026】図6は、リフト上昇時における電動モ−タ
19のデュ−ティの時間変位を示したものである。荷有
制御処理L1においては荷無制御処理L2よりも電動モ
−タ19のデュ−ティ比を高め、リフトシリンダ5へ供
給する作動油の流量を高める制御を行う。これにより、
フォ−ク8上に載置されている荷物の有無によってフォ
−ク8の上昇速度が大きく変化することがなくなり、荷
役作業に要する時間は荷役物の有無によらず一定となる
【0027】また、図7は、リフト下降時における電動
モ−タ19のデュ−ティ比の時間変位を示したものであ
る。荷無制御処理L2においては荷有制御処理L1より
も電動モ−タ19のデュ−ティ比を高め、リフトシリン
ダ5へ供給する作動油の流量を高める制御を行う。これ
により、フォ−ク8上に載置されている荷物の有無によ
ってフォ−ク8の下降速度が大きく変化することがなく
なり、荷役作業に要する時間は荷役物の有無によらず一
定となる。
【0028】さらに、フォ−ク8の上昇時ならびに下降
時のいずれにおいても、フォ−ク8上に載置されている
荷物の有無に応じて、電動モ−タ19のデュ−ティ比を
より適した値に選択できることから、荷物の有無に関わ
らず単一のデュ−ティ制御を行う場合に比べて、電動モ
−タ19を駆動するための電力の無駄が少なくなる。図
8は、荷有制御処理において、所定の揚高位置(目標揚
高位置)である床面まで荷物を降ろす際の荷物とフォ−
ク8について、リフト下降開始時、リフト下降モ−ドか
ら荷降しモ−ドへの切換時、および、荷降し終了時の各
々の状態について図示したものである。
【0029】なお、リフト下降動作を行うリフト下降モ
−ドから、荷物に不要な衝撃を与えないようにフォ−ク
8を減速し、緩速で床面に停止させる荷降し動作を行う
荷降しモ−ドへの切換は、荷降し動作に要する予め規定
されたフォ−ク8の下降距離に相当する揚高位置(減速
開始揚高位置)をRAM15に記憶させておき、フォ−
ク8を下降させる時、揚高検出用ロ−タリエンコ−ダ1
6が検出した、その時の実際のフォ−ク位置と、RAM
15に記憶させておいた揚高位置(減速開始揚高位置)
とを比較して一致した時に行う。そして、減速開始揚高
位置に到達した後は床面に荷物が着地し荷有センサ21
がOFFした時に荷降し完了と判断し、フォ−ク8をパ
レット12から抜くために必要な一定高さだけ下降させ
た後に荷降し動作を終了する。
【0030】図8に図示したリフト下降時における荷有
制御処理のフロ−チャ−トを図9に示す。まず、S10
にて、揚高検出用ロ−タリエンコ−ダ16が検出した揚
高位置とRAM15に記憶させておいた減速開始揚高位
置とを比較して、荷降しモ−ドであるかどうかを判別す
る。そして、荷降しモ−ドでなければS11へ移行する
【0031】次に、S11にて、初期状態であれば異常
フラグは立っていないのでS12に進む。S12にて、
荷有センサ21がON状態であるかどうかを判別し、O
N状態であれば、続くS13にて、荷確認センサ22が
ON状態であるかどうかを判別する。そして、荷有セン
サ21および荷確認センサ22が共にON状態であれば
、荷役物がフォ−ク8上に安定した状態で載置されてい
ると判断して、続くS14にてリフト下降制御処理を行
う。
【0032】また、荷有センサ21または荷確認センサ
22のいずれか一方がOFF状態であれば、荷役物はフ
ォ−ク8上に安定した状態では載置されていないと判断
してS16にてタイマ−24を駆動しタイマ−動作を開
始して後、S17にて異常フラグを立ててS10へ戻る
。次に、S10にて、荷降しモ−ドであれば、荷降し制
御処理を行い、目標揚高位置へ荷役物を降す。
【0033】また、S11にて異常フラグが立っていれ
ば、S18へ移行する。そして、S18にて荷有センサ
21がON状態であるかどうかを判別し、ON状態であ
れば続くS19にて荷確認センサ22がON状態である
かどうかを判別する。荷有センサ21または荷確認セン
サ22のいずれか一方がOFF状態であれば、S20に
進む。
【0034】S20にて、タイマ−24が一定時間経過
したかどうかを判別し、未だ経過していなければS10
へ戻る。しかし、一定時間経過していれば、荷物の不安
定な状態は一時的なものではなく、フォ−ク8の下降を
妨げる状況、例えば、障害物が出現したと判断し、その
下降を停止する。また、S18にて荷有センサ21がO
N状態であると判別し、続くS19にて荷確認センサ2
2がON状態であると判別したら、S22に移行してタ
イマ−を停止して初期値「0」に戻し、次のS23にて
異常フラグを降す。そして、S10へ戻る。
【0035】すなわち、タイマ−24が動作中に、荷物
がフォ−ク8上で不安定な状態から安定した状態になっ
た場合は、リフトの下降を妨げる状況はなくなつたと判
断して、タイマ−を止め、リフトの下降を続行する。従
って、リフト下降時における荷有制御処理において、リ
フト下降動作を妨げる障害物を検知し、それに応じてリ
フト下降動作を制御することができる。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、リフトシリンダ5に供給される作
動油の流速調整を、電動モ−タ19のデュ−ティ制御で
はなく、電磁制御弁20a、20bの開度および開閉速
度の調整によって行ってもよい。あるいは、電動モ−タ
19のデュ−ティ制御と電磁制御弁20a、20bの開
度および開閉速度の調整を併用してもよい。
【0037】また、荷有センサ21および荷確認センサ
22は、リミットスイッチの他に、荷物の負荷を検出す
る圧力センサや、超音波センサ等の荷物がフォ−ク上で
正常に載置されていることを検知する手段であればなん
でもよい。さらに、荷有制御処理においては、荷物の有
無だけでなく、負荷検出センサによって検知した荷物の
重量に応じて、リフトの昇降速度をリニアに変化させて
実施してもよい。
【0038】さらに、前記実施例では荷物検出手段とし
て荷有センサ21および荷確認センサ22を用いたが、
そのいずれか一方のみを用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
人フォ−クリフトにおけるリフト下降動作において、障
害物の有無を正確かつ確実に検知してリフト下降動作を
制御することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人フォ−クリフトの電気および油圧の回路構
成図である。
【図2】本発明を具体化した無人フォ−クリフトを示す
側面図である。
【図3】フォ−クおよびバックレストへのセンサの装着
箇所を示した平面図である。
【図4】フォ−クおよびバックレストへのセンサの装着
箇所を示した側面図である。
【図5】荷有制御処理と荷無制御処理とを説明するフロ
−チャ−ト図である。
【図6】リフト上昇動作時における電磁モ−タのデュ−
ティ比の時間変位を示した線図である。
【図7】リフト下降動作時における電磁モ−タのデュ−
ティ比の時間変位を示した線図である。
【図8】フォ−ク下降時の荷物の状態を示した説明図で
ある。
【図9】フォ−ク下降時の荷有制御処理を説明するフロ
−チャ−ト図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フォ−クに載置した荷物を目標揚高位
    置まで下降させる際、予め設定した目標揚高位置の手前
    の減速開始揚高位置まで所定の下降速度のリフト下降動
    作を行い、減速開始揚高位置に到達した後は前記下降速
    度より遅い下降速度の荷降し動作を行って目標揚高位置
    まで下降させるようにした無人フォ−クリフトの荷役制
    御装置において、前記フォ−クに設けられ、載置されて
    いる荷物が正常に載置されているかを検出する荷物検出
    手段と、前記フォ−クに載置された荷物の不安定状態を
    計時する計時手段と、前記リフト下降動作時において、
    前記荷物検出手段がフォ−クに荷物が正常に載置されて
    いないことを検知した時、前記計時手段を駆動させ、荷
    物検出手段が荷物が正常に載置されていることを検知し
    た時、前記計時手段をリセットさせるタイマ−駆動手段
    と、前記計時手段が予め設定した時間を計時した時、リ
    フト下降動作を停止させる下降動作停止手段と、を備え
    た無人フォ−クリフトの荷役制御装置。
JP3111985A 1991-05-16 1991-05-16 無人フォ−クリフトの荷役制御装置 Expired - Lifetime JP2551259B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019105995A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社豊田自動織機 自動運転フォークリフト
CN112147935A (zh) * 2020-09-25 2020-12-29 劢微机器人科技(深圳)有限公司 无人叉车叉臂控制方法、装置、设备及存储介质

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