JPH04340227A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH04340227A
JPH04340227A JP1515191A JP1515191A JPH04340227A JP H04340227 A JPH04340227 A JP H04340227A JP 1515191 A JP1515191 A JP 1515191A JP 1515191 A JP1515191 A JP 1515191A JP H04340227 A JPH04340227 A JP H04340227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thin film
electrode
electrode material
moisture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1515191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kuramoto
藏本 俊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Fujitsu Electronics Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Priority to JP1515191A priority Critical patent/JPH04340227A/ja
Publication of JPH04340227A publication Critical patent/JPH04340227A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、さ
らに詳しくはその電極構造に関する。近年、種々の情報
処理をコンピュータシステム化するに伴い、ますます半
導体装置の高信頼性が要求されている。そのため、プラ
スチックパッケージの半導体装置においては、電極の腐
蝕による動作不良をなくすため耐湿性(耐腐蝕性)に優
れた電極構造にすることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の電極構造は、図8の
要部側断面図及び図9の要部平面図に示すように、シリ
コン基板11上に絶縁膜12を介して厚さ 1.0〜2
.0 μm のアルミニウム合金等の電極材料13を設
け、その表面をシリコン系のパッシベーション膜(表面
保護膜)14、即ち厚さ 1.0〜2.0 μm の燐
ドープシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等で保護してい
る。そして、表面保護膜14は、ワイヤボンディング時
のボール15を接合するため正方形あるいは長方形に除
去した開口部16(図9では斜線部分で示す)を備えて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記電極構造によれば、ワイヤボンディング時のボ
ールを接合する開口部は正方形形状であることから、ワ
イヤボンディング時のボール接合領域以外に電極材料の
剥き出し部分が残るため、チップをプラスチックでパッ
ケージングした後、湿気や不純物等の影響でその剥き出
し部分が腐蝕し、電極とワイヤとの接合部周辺で導通不
良となる問題があった。そのため、表面保護膜をワイヤ
のボールの接合領域のみエッチング(写真刻印)法で開
口することも考えられる。しかしその場合、電極材料が
剥き出しになっている領域を減らすことができても、ワ
イヤボンディング時にボールが位置ずれした場合、開口
部エッジの段差に当たりシリコン(ガラス)系の表面保
護膜が硬くて脆いためにクラックを生じ利用し難いとい
った問題があった。
【0004】上記問題点に鑑み、本発明は電極の腐蝕に
よる動作不良をなくすため、耐湿性(耐腐蝕性)の優れ
た電極構造を備える半導体装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置においては、電極材料とパッシ
ベーション膜との間に耐湿性保護薄膜が介在されてなり
、その耐湿性保護薄膜はパッシベーション膜のワイヤボ
ンディングするために設けた開口部内に当該開口部より
小さく開口した電極接合部を表出するように構成する。
【0006】
【作用】電極材料の表面に設けた耐湿性保護薄膜はパッ
シベーション膜のワイヤボンディングするために設けた
開口部内に当該開口部より小さな開口部、即ちワイヤの
ボールの接合領域に略相応する大きさの電極接合部を設
け電極材料を小さく表出することにより、ワイヤボンデ
ィング後は電極接合部以外は電極材料自体が直接、表面
に出ないことになる。したがって、電極材料は腐蝕を起
こす水分や不純物に直接、曝されないため、電極の腐蝕
を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。図1の要部側断面図及び図2
の要部平面図に示すように、半導体装置の電極構造はシ
リコン基板1の絶縁膜2の上に設けた厚さ 1.0〜2
.0 μm のアルミニウムまたはアルミニウム合金等
の電極材料3と、この電極材料3の表面に設けた厚さ数
百〜数千Åのシリコン系保護膜を除く金属窒化薄膜(例
えば、TiNやZrN)等の耐湿性保護薄膜4と、この
耐湿性保護薄膜4にワイヤボンディング時のボール6の
接合領域Aのみ開口する電極接合部5(図2では斜線部
分で示す)とで構成する。
【0008】つぎに、この電極構造の製造方法を図3、
図4を用いて説明する。図3、図4は図1の製造方法を
工程順に示す要部側断面図である。図3の(a) 図に
おいて、シリコン基板1の絶縁膜2の上に蒸着法、スパ
ッタリング法、または気相成長法(CVD法)等により
厚さ 1.0〜2.0 μm のアルミニウム合金等の
電極材料3を成長する。次に、さらにその上に上記方法
により厚さ数百〜数千Åの耐湿性保護薄膜4、即ち金属
窒化薄膜(例えば、TiNやZrN)4−1を成長する
【0009】図3の(b) 図において、フォトレジス
ト8を塗布し写真刻印技術により電極材料3と金属窒化
薄膜4−1 をパターニングする。図3の(c) 図に
おいて、ワイヤボンディング時のボール6の接合領域A
のみ開口する電極接合部5を形成するため、写真刻印技
術によりその領域Aの金属窒化薄膜を除去する。
【0010】つぎの図4の(a) 図において、その上
にパッシベーション膜(表面保護膜)7を成長する。図
4の(b) 図において、写真刻印技術により電極接合
部5のみが露出するように表面保護膜7を除去し、図1
の電極構造を得る。上記説明では電極材料の上に別の金
属窒化薄膜を成長したが、他の実施例として電極材料自
体の表面を変質させて耐湿性保護薄膜を形成してもよい
。即ち、図5の第1の工程を示す要部側断面図のように
、絶縁膜2の上に蒸着法、スパッタリング法、またはC
VD法等により厚さ 1.0〜2.0 μm のアルミ
ニウム合金等の電極材料3を成長する。つぎに陽極酸化
法により電極材料3の表面を耐湿性に優れ安定な厚さ数
百〜数千Åの耐湿性保護薄膜4、即ち金属酸化薄膜(A
l2 O3 )4−2 に変質させる。続いて、図3の
(b) 〜図4の(b) 図に示したと同様の処理を行
い図1の電極構造を得る。
【0011】さらに他の実施例を図6、図7の製造方法
を工程順に示す要部側断面図を用いて説明する。図6の
(a) 図において、シリコン基板1の絶縁膜2の上に
蒸着法、スパッタリング法、またはCVD法等により厚
さ 1.0〜 2.0μm のアルミニウム合金等の電
極材料3を成長する。
【0012】図6の(b) 図において、フォトレジス
ト8を塗布し写真刻印技術により電極材料3をパターニ
ングする。図6の(c) 図において、その上にパッシ
ベーション膜(表面保護膜)7を成長する。図6の(d
) 図において、写真刻印技術により、ワイヤボンディ
ング領域Bのみパッシベーション膜(表面保護膜)を除
去し、電極材料3を露出する。
【0013】図7の(a) 図において、電極材料3の
露出させたワイヤボンディング領域Bの表面を陽極酸化
法により厚さ数百〜数千Åの耐湿性保護薄膜4、即ち金
属酸化薄膜(Al2 O3 )4−2 に変質させる。 図7の(b) 図、(c) 図において、フォトレジス
ト8を塗布し写真刻印技術により、ワイヤボンディング
領域B内に電極接合部5を形成するため、ワイヤボンデ
ィング時のボール接合領域Aの金属酸化薄膜を除去し、
図1の電極構造を得る。
【0014】このように、電極材料の表面に設けた耐湿
性保護薄膜(金属窒化薄膜または金属酸化薄膜等)はパ
ッシベーション膜のワイヤボンディングするために設け
た開口部内に当該開口部より小さな開口部、即ちワイヤ
のボールの接合領域に略相応する大きさの電極接合部を
設け電極材料を小さく表出することにより、ワイヤボン
ディング後は電極材料自体が直接、表面に出ないため、
電極材料は腐蝕を起こす水分や不純物に直接、曝される
ことなく電極材料の腐蝕を防止することができる。
【0015】また、従来のシリコン系保護膜を除く金属
窒化薄膜または金属酸化薄膜等の耐湿性保護薄膜を用い
ることにより、ワイヤボンディング時にボールの位置ず
れがあってボールが開口部エッジの段差に掛かっても、
耐湿性保護薄膜がシリコン系に比べて脆くない材料であ
ることから耐湿性保護薄膜にクラックが生じることはな
く、耐湿性を維持することができる。
【0016】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
電極材料自体はボンディング後、露出しないことから腐
蝕を起こす水分や不純物に触れることがなく腐蝕を防止
することができるため、プラスチックパッケージの半導
体装置の電極構造に適用して耐湿性(耐腐蝕性)を向上
し、信頼度の高い半導体装置を提供することができると
いった産業上極めて有用な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明による一実施例の要部側断面図
【図
2】  図1の要部平面図
【図3】  図1の製造方法を工程順に示す要部側断面
【図4】  図3に続く工程順に示す要部側断面図

図5】  本発明による他の実施例の第1工程を示す要
部側断面図
【図6】  本発明による更に他の実施例の製造方法を
工程順に示す要部側断面図
【図7】  図6に続く工程順に示す要部側断面図
【図
8】  従来技術による要部側断面図
【図9】  図8
の要部平面図
【符号の説明】
3は電極材料 4は耐湿性保護薄膜 4−1は金属窒化薄膜 4−2は金属酸化薄膜 5は電極接合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電極材料(3) と、該電極材料(3
    ) 上に形成されてなる開口部をもつパッシベーション
    膜(7) と、該開口部にて表出する前記電極材料(3
    ) にボンディングされるワイヤとを有する半導体装置
    であって、前記電極材料(3) とパッシベーション膜
    (7) との間に耐湿性保護薄膜(4) が介在されて
    なり、該耐湿性保護薄膜(4) は前記パッシベーショ
    ン膜(7) の開口部内に該開口部より小さく開口した
    電極接合部(5) を表出してなることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の耐湿性保護薄膜(4)
     が、蒸着法、スパッタリング法、気相成長法により成
    長形成した金属窒化薄膜(4−1) であることを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の耐湿性保護薄膜(4)
     が、電極材料(3) の表面を陽極酸化法により変質
    させた金属酸化薄膜(4−2) であることを特徴とす
    る半導体装置。
JP1515191A 1991-02-06 1991-02-06 半導体装置 Withdrawn JPH04340227A (ja)

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JP1515191A JPH04340227A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 半導体装置

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JPH04340227A true JPH04340227A (ja) 1992-11-26

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JP1515191A Withdrawn JPH04340227A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 半導体装置

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