JPH04339544A - 自硬性鋳型製作方法 - Google Patents

自硬性鋳型製作方法

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Publication number
JPH04339544A
JPH04339544A JP3110428A JP11042891A JPH04339544A JP H04339544 A JPH04339544 A JP H04339544A JP 3110428 A JP3110428 A JP 3110428A JP 11042891 A JP11042891 A JP 11042891A JP H04339544 A JPH04339544 A JP H04339544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flask
molding
self
hardening
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP3110428A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Sano
弘明 佐野
Koji Yasukuni
安国 孝司
Masaaki Ohata
大畠 正昭
Hiroshi Matsuura
博 松浦
Kunio Koshiishi
輿石 邦夫
Yasuyoshi Hirauma
平馬 康良
Kyosaburo Ogawa
小川 恭三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kao Quaker Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kao Quaker Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Kao Quaker Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Priority to EP19910310485 priority patent/EP0489509B1/en
Priority to DE1991626193 priority patent/DE69126193T2/de
Priority to KR1019910020220A priority patent/KR960002401B1/ko
Publication of JPH04339544A publication Critical patent/JPH04339544A/ja
Priority to US08/209,674 priority patent/US5388630A/en
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自硬性鋳物砂を用いる
砂型鋳物における鋳型の製作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自硬性鋳物を用いる砂型鋳物の造
型作業は、手込め造型方法と二次元振動造型機による造
型方法が採用されている。また、自硬性鋳型の造型完了
後は、鋳物砂に混合されている粘結剤の樹脂と硬化剤と
の化学的な反応が進行し硬化するまで、数十分ないし数
時間待機した後、鋳枠から模型を取り出すものである。 図2は手込め造型による自硬性鋳型製作を示す一部縦断
側面図で、1は模型、2は鋳枠、3は自硬性鋳物砂、7
はローラーコンベア、12はサンドランマー、14は定
盤である。
【0003】図2において、ローラーコンベア7上の定
盤14に鋳枠2を載置し、鋳枠2の中に模型1をおき、
模型1と鋳枠2で形成された空間部に、自硬性鋳物砂3
を適当量投入し、サンドランマー12により搗き固める
。自硬性鋳物砂3の投入れとサンドランマー12による
搗き固めの繰返し作業により鋳型を製作した後、硬化す
るまで放置しておく。
【0004】図3は二次元振動造型機を用いた自硬性鋳
型製作を示す一部縦断側面図で、1は模型、2は鋳枠、
3は自硬性鋳物砂、4は振動テーブル、5は空気バネ、
6は加振器、7はローラーコンベア、13は押湯木型、
14は定盤である。図3において、二次元振動造型機の
振動テーブル4上に、定盤14に載置した鋳枠2を置き
、鋳枠2の中に模型1を設置し、模型1と鋳枠2で形成
された空間部に自硬性鋳物砂3を投入し、二次元振動造
型機を加振させて自硬性鋳物砂3の充填密度の向上を図
るものである。
【0005】この場合、二次元振動模型機の加振による
型込め作業のみでは、押湯木型13の根本部分などの充
填が完全ではない。そのためサンドランマーあるいは搗
き棒による補助的な手込め作業を併用する必要がある。 また、模型に付け物のある場合は、その付け物の下方の
充填が不十分になり易く前記同様に手作業が必要となる
。このようにして鋳型を製作した後、手込め造型の場合
と同様に、自硬性鋳物砂3が硬化するまで放置した後、
型抜き、すなわち模型1および押湯木型13を取り出す
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図2および図3に
示す従来の自硬性鋳型の製作方法によると、次のような
問題点がある。先ず、鋳造した鋳物の寸法精度の確保す
るため、および鋳仕上げ工数を増加させる鋳造欠陥であ
る焼着や砂巻き込みなどを無くするためには、自硬性鋳
物砂の充填密度を高め、かつそのバラツキをより小さく
する必要があるにもかかわらず、従来の方法すなわち、
手込め造型あるいは二次元振動造型機による鋳型製作方
法では不十分である。
【0007】また、自硬性鋳型の抜型時間は、気温、砂
温、湿度、樹脂添加量、硬化剤の種類、硬化剤の添加量
などに左右されるため、抜型時間の管理が難かしく、模
型の破損や鋳型の破損および変形などの不具合が発生し
ている。さらには自硬性鋳型の造型完了時から抜型まで
の硬化に伴なう自然放置時間が長いため、生産性を阻害
する欠点もある。逆に、この抜型時間を短縮するように
硬化剤を調整すると、型込め作業以前に硬化を開始し、
鋳物砂の使用出来る時間、すなわち可使用時間が大幅に
短縮されるため、良好な鋳型を作ることが困難になると
いう問題が生ずる。
【0008】本発明は、これらの問題点に鑑み提案する
ものであって、その目的とするところは、自硬性鋳型の
造型作業性や出来映えが良く、鋳造された鋳物製品の品
質上の不具合を解決することのできる自硬性鋳型製作方
法を提供しようとする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自硬性鋳型の製作方法は、定盤14の上
に鋳枠2を載置し、鋳枠2の中に模型1をおき、定盤1
4を三次元振動造型機上に設置し、鋳枠2に自硬性鋳物
砂3を投入し、三次元振動を与えながら模型1と鋳枠2
との間に鋳物砂3を充填することを特徴とし、また模型
1と鋳枠2との間に鋳物砂3を充填し搗き固めた後、鋳
枠2内部を減圧吸引して鋳物砂3の水分を脱水除去する
ことを特徴とする。さらに、鋳物砂3の充填時に三次元
振動を与え、充填後に鋳枠2内部を減圧吸引することを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の自硬性鋳型製作方法によれば、模型1
をおいた鋳枠2内に、自硬性鋳物砂3を投入する際また
は投入した後に、鋳枠2と模型1に三次元振動を与える
ことにより、鋳物砂3は模型1のすみずみまで流入し、
ち密な充填が行われ精密な造型ができる。また、鋳枠2
内に充填された鋳物砂3を減圧することにより、鋳物砂
3中に含まれた水分および鋳物砂に混合されている粘着
剤の樹脂と硬化剤との反応により発生した水分は蒸散し
、吸引により鋳枠2内の水分が除去されて硬化が促進さ
れるのである。
【0011】
【実施例】本発明の自硬性鋳型製作方法の実施に好適な
装置を図1に示す。図1は一部縦断側面図であって、1
は模型、2は鋳枠、3は自硬性鋳物砂で砂型鋳物の鋳物
砂の粘結剤として常温自硬性フラン系レジンと硬化剤が
混合されている。4は三次元振動模型機の振動テーブル
、5は空気バネ、6は加振器、7はローラーコンベアで
鋳枠2を載置した定盤14を移行搬送する。8は上下作
動シリンダー、9は減圧吸引用定板、10は吸引パイプ
、11は減圧装置操作盤を示す。次に本発明の自硬性鋳
型製作方法の実施例について説明する。
【0012】(第1実施例)  図1において、定盤1
4に鋳枠2を載置し、鋳枠2の中に模型1をおき押湯木
型13を取り付け、これを三次元振動造型機の振動テー
ブル4の上に設置する。砂混練装置により混練したフラ
ン自硬性鋳物砂3を、模型1と鋳枠2で形成された空間
部に適当量(例えば全砂量の3/4)を投入した後、三
次元振動造型機の加振器6を作動し、X軸、Y軸および
Z軸の三方向の振動を与えフラン自硬性鋳物砂3を鋳枠
2内に充填した。次いで適当量(例えば全砂量の1/4
)の自硬性鋳物砂3を鋳枠2内に投入し、再度振動充填
を行った。鋳型造型が完了した後、鋳型が硬化するまで
70分間放置し、その後に抜型した結果、鋳型のすみず
みまで良く締った鋳型が得られた。
【0013】(実施例2)  図3に示す従来の二次元
振動造成機の振動テーブル4上に、定盤14に載置した
鋳枠2を置き、鋳枠2の中に模型1を設置し、模型1と
鋳枠2で形成された空間部にフラン自硬性鋳物砂3を投
入し、二次元振動造型機の加振器6を作動させて鋳物砂
3の充填を行った。次いでこれを図1に示す減圧装置内
に搬入し、減圧吸引機構を設けた減圧吸引用定板9を上
下作動シリンダー8により下降させ鋳枠2の上面に密着
させた後、図示しない減圧ポンプを5分間作動させ、吸
引パイプ10を介して鋳枠2内を200mmHgに減圧
した後、約30分を経過した後に抜型し鋳型の硬化状態
を調査した。その結果、減圧しなかったものに比して抜
型時間が約1/2に短縮できると共に、鋳型の深部まで
均一に硬化していて変形のない良好な鋳型が得られた。
【0014】(実施例3)  三次元振動造型機の振動
テーブル4の上に、定盤14を介して鋳枠2を置き、押
湯木型13を取り付けた模型1を設置する。砂混練装置
により混練したフラン自硬性鋳物砂3を模型1と鋳枠2
で形成された空間部に適当量(例えば全砂量の3/4)
投入した後、三次元振動造型機の加振器6を作動し、X
軸、Y軸およびZ軸の三方向の振動を与え、フラン自硬
性鋳物砂3を鋳枠2内に充填した。次いで適当量(例え
ば全砂量の1/4)のフラン自硬性鋳物砂3を鋳枠2内
に投入し振動充填を行った。鋳型造型が完了した後、ロ
ーラーコンベア7を介して減圧装置内に移行搬入した。
【0015】次に、減圧吸引機構を設けた減圧吸引用定
板9を上下作動シリンダー8により下降させ鋳枠2の上
面に密着させた後、図示しない減圧ポンプを数分間(例
えば5分程度)作動させ、吸引パイプ10を介して鋳枠
2内を減圧(例えば−150mmHg〜250mmHg
)し、フラン自硬性鋳物砂3内に含有している水分およ
び鋳物砂に混合されている粘結剤であるフラン系レジン
と硬化剤との化学反応時に発生した水分を蒸発させ、吸
引パイプ10を通じて脱水除去した。さらに30分程度
放置した後に抜型した鋳型は、従来の無減圧放置による
ものと比較して、硬化時間が約1/2に短縮されるだけ
でなく、充填密度が高く、かつ鋳型の中心部まで均一に
硬化し、変形のない良好な鋳型が得られた。なお、フラ
ン自硬性鋳物砂の減圧硬化特性を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】硬化剤の重量%は対樹脂比供試砂;掛津浮
選5号 気温  ;28°C 湿度  ;90%RH 減圧度;−150mmHg 硬化の挙動;深部まで均一硬化(ただし減圧硬化の場合
【0018】
【発明の効果】本発明の自硬性鋳型製作方法によれば、
三次元振動を与えながら模型と鋳枠との間に自硬性鋳物
砂を充填するから、鋳物砂の鋳型に対する充填密度を高
めることができると共に、模型の隅部の充填性が向上し
、鋳物製品の寸法精度の向上および鋳仕上げ工数の減少
を図ることができる。また、模型の隅部の充填性が向上
することから、補助的な手込め作業を省き鋳型製作時間
の短縮による生産性を増大させることを可能とする効果
がある。
【0019】また、模型と鋳枠との間の自硬性鋳物砂を
充填した後に、鋳枠内部を減圧吸引するから、鋳型の硬
化時間が短縮し生産性を向上させるほか、鋳型の硬化が
深部に至るまで均一かつ良好であるため、鋳型の寸法精
度が向上し、その結果、製品の加工代を減少させること
ができるばかりでなく、焼着欠陥なども減少し、鋳仕上
げ工数を短縮できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自硬性鋳型製作方法を実施するに好適
な装置に係る一部縦断側面図である。
【図2】従来の自硬性鋳型製作方法を説明するための装
置の一部縦断側面図である。
【図3】従来の自硬性鋳型製作方法を説明する装置の一
部縦断側面図である。
【符号の説明】
1    模型 2    鋳枠 3    自硬性鋳物砂 14  定盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  定盤の上に鋳枠を載置し、鋳枠の中に
    模型をおいて鋳枠に自硬性鋳物砂を投入して、三次元振
    動を与えながら模型と鋳枠との間に鋳物砂を充填するこ
    とを特徴とする自硬性鋳型製作方法。
  2. 【請求項2】  定盤の上に鋳枠を載置し、鋳枠の中に
    模型をおいて鋳枠に自硬性鋳物砂を投入し、模型と鋳枠
    との間に鋳物砂を搗き固めた後、鋳枠内部を減圧吸引し
    て、鋳物砂の水分を脱水除去することを特徴とする自硬
    性鋳型製作方法。
  3. 【請求項3】  定盤の上に鋳枠を載置し、鋳枠の中に
    模型をおいて鋳枠に自硬性鋳物砂を投入し、三次元振動
    を与えながら模型と鋳枠との間に鋳物砂を充填した後、
    鋳枠内部を減圧吸引して、鋳物砂の水分を脱水除去する
    ことを特徴とする自硬性鋳型製作方法。
JP3110428A 1990-11-14 1991-05-15 自硬性鋳型製作方法 Pending JPH04339544A (ja)

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JP3110428A JPH04339544A (ja) 1991-05-15 1991-05-15 自硬性鋳型製作方法
EP19910310485 EP0489509B1 (en) 1990-11-14 1991-11-13 Method of manufacturing core and mold
DE1991626193 DE69126193T2 (de) 1990-11-14 1991-11-13 Verfahren zur Herstellung von Kernen und Gussformen
KR1019910020220A KR960002401B1 (ko) 1990-11-14 1991-11-14 코어 및 주형의 제작방법
US08/209,674 US5388630A (en) 1990-11-14 1994-03-10 Method of manufacturing core and mold

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316