JPH0433941Y2 - - Google Patents

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JPH0433941Y2
JPH0433941Y2 JP13249987U JP13249987U JPH0433941Y2 JP H0433941 Y2 JPH0433941 Y2 JP H0433941Y2 JP 13249987 U JP13249987 U JP 13249987U JP 13249987 U JP13249987 U JP 13249987U JP H0433941 Y2 JPH0433941 Y2 JP H0433941Y2
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JP
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bag
filter
removal unit
dust gas
harmful
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JP13249987U
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JPS6436019U (ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、有害な微生物(ウイルス、細菌)
あるいは放射性ダストガスなどの有害ダストガス
を含む排気より有害ダストガスを捕集除去するた
めの有害ダストガス除去ユニツトにおいて、使用
済みフイルタを新しいフイルタと交換する際に、
有害排気を外に漏らさないようにするため使用さ
れる有害ダストガス除去ユニツト用バグに関する
ものである。
[従来の技術] 近年、原子力産業あるいは遺伝子操作・細胞培
養などを行う生命工学の急速な進展・普及に伴
い、原子炉や核燃料工場あるいは生命工学研究所
などの排気系からは放射性ダストガスあるいは有
害微生物(ウイルス、細菌)などが排出される。
このためにより厳格な公害対策が必要となり、排
気系に単にフイルタを設置しておくだけでなく、
排気中の有害微生物又は放射性ダストガスの除去
効率などを確認しながら稼働できる、完全気密構
造の有害ダストガス除去ユニツトが開発使用され
ている。
上記有害ダストガス除去ユニツトは、最初原子
力関係に使用される放射性ダストガス除去ユニツ
トとして開発されたものであるが、上記生命工学
研究所などの排気処理にも有効に使用されるもの
である。
この有害ダストガス除去ユニツトは、上端に有
害排気の導入口を有し、下端に処理済み排気の排
出口を有する縦型ユニツト本体内に、プレフイル
タ、高性能エアフイルタ及び活性炭フイルタなど
を複数段に配して、導入した有害排気を外部に漏
らすことなく捕集除去し得る構成であると共に、
その内部の各種フイルタの交換もユニツト本体の
一側壁に設けた開閉可能な蓋付きフイルタ交換口
からグローブ付き特殊バグである有害ダストガス
除去用バクを用いることで、完全にシールした状
態で行うことができるように構成されたものであ
る。
上記有害ダストガス除去ユニツト内を高温空気
が導通される場合のフイルタ交換方法について
は、特公昭56−20514号公報に、また上記有害ダ
ストガス除去ユニツトの改造に関しては、特公昭
58−28560号公報に開示されている。
第3図a〜gは従来の有害ダストガス除去ユニ
ツト用バグを用いた場合のフイルタ交換方法を示
す断面図で、図において、11は、例えば塩化ビ
ニールなどの溶着可能な材料からなるバグ、3は
バグ11の両側面に設けたフイルタ交換作業用の
グローブ、4はバグ11をフイルタ交換口7に取
り付けシールするためのOリング、5a,5bは
プレフイルタ、高性能エアフイルタ及び活性炭フ
イルタなどのフイルタで、5aは使用済みフイル
タ、5bは新しいフイルタを示す。6は有害ダス
トガス除去ユニツト、7はそのフイルタ交換口、
8は蓋、9はフイルタ室、11aはバグ前部、2
1は新しく交換したバグ、21bはそのバグ後部
である。
次に、上記第3図a〜gに従つてフイルタ交換
方法について説明する。
第3図a: 先ず、図示しない排気系の送風機を
停止させ、有害ダストガス除去ユニツト6の
図示しない導入口及び排気口のダンパを閉じ
る。
第3図b: 蓋8を開き、畳み込まれていた古い
バグ11を引き出し、図示しないフイルタ締
め付けハンドルを開の方向に回して使用済み
のフイルタ5aの固定を解除する。
第3図c: バグ11の両側面に設けられたグロ
ーブ3に手を差し込み、使用済みのフイルタ
5aをバグ11内へ引き出しバグ11の後部
に移動させる。
第3図d: バグ11内の空気を押し出し、バグ
11のバグ前部11a寄りの部分を高周波ハ
ンドシーラなどによつて溶着シールし、その
シール中央部を切断して使用済みのフイルタ
5aを封入したバグ11の後部を所定の処理
場に移動する。
第3図e: 次に新しいフイルタ5bを入れた新
しいバグ21を、使用済みのバグ前部11a
の上からフイルタ交換口7に取り付けOリン
グ4によつてシールする。グローブ3を用い
て新しいバグ21内でバグ前部11aを取り
外す。
第3図f: 外したバグ前部11a及びOリング
4を、バグ21とフイルタ5bの間を通過さ
せバグ21の後部に押しやり、フイルタ5b
をフイルタ室9に装填する。そののち、使用
済みのバグ前部11a及びOリング4を、バ
グ21のバグ後部21b内に封入してシール
中央部で切り離し、図示しないフイルタ締め
付けハンドルを閉の方向に回しフイルタ5b
をフイルタ室9に固定する。
第3図g: バグ21をフイルタ室9の前部に畳
み込み蓋8を閉じ締め付ける。こののち、有
害ダストガス除去ユニツト6の導入口及び排
気口のダンパを開き送風を開始する。
以上のような操作によつて有害排気を外部に漏
らすことなくフイルタ5の交換を行うことができ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の有害ダストガス除去ユニツト用バグ
は以上のように構成されているので、フイルタ5
の交換作業は容易ではなかつた。特に第3図fに
示した工程において、使用済みバグ前部11a及
びOリング4をフイルタ5bとバグ21の狭く長
い間を通過させてバグ21の後部に押しやる作業
は困難で長時間を要した。
このため作業者は疲労し、放射性ダストガスを
含む排気を扱う場合は放射線の被曝量が大きくな
るなどの問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、作業が容易で、作業時間を短縮し、
フイルタ交換作業を容易にする有害ダストガス除
去ユニツト用バグを得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る有害ダストガス除去ユニツト用
バグは、バグの側面の一部に、使用済みバグの一
部などを封入してそのシール部の中央を切断分離
することのできる大きさを有するポケツトを設け
るように構成したものである。
[作用] この考案の有害ダストガス除去ユニツト用バグ
においては、バグの側面にポケツトを設け、この
ポケツトに使用済みバグ前部その他を封入し切り
離すことができるようにしたので、作業が極めて
容易になり短時間に行うことができる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例である有害ダスト
ガス除去ユニツト用バグを示す斜視図、第2図は
上記第1図に示す有害ダストガス除去ユニツト用
バグの使用例を示す断面図であり、第3図と同一
又は相当部分は同一符号を用いて表示してあり、
その詳細な説明は省略する。図において、1は、
例えば塩化ビニールなどの熱溶融性材質からなる
バグ本体、1aは有害ダストガス除去ユニツト6
のフイルタ交換口7に合わせて形成されたバグ前
部、2はバグ本体1の側面の天部でバグ前部1a
寄りにバグ本体1と一体に形成されたポケツト
で、このポケツト2は使用済みのバグ前部1a及
び使用済みのOリング4などを収容したのちシー
ルして、そのシール部2a中央で切断できる大き
さになつている。2aはシール部である。
第2図は第3図fに示した工程と同じ作業工程
を示している。使用済みのバグ前部、11a及び
Oリング4をグローブ3を用いて取り外したの
ち、ポケツト2に収容してシール部2aでシール
し、シール部2aの中央で切断して分離する。そ
ののち新しいフイルタ5bをフイルタ室9に装填
する。
ポケツト2を設ける位置は、バグ本体1の側面
の天部に限らず作業のし易い位置に設けてもよい
ことはいうまでもない。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、有害ダストガ
ス除去ユニツト用バグにおいて、バグ本体の側面
にポケツトを設け、使用済みのバグ前部及びOリ
ングなどを収納してシールし、シール部の中央よ
り切断分離できるようにしたので、使用済みのバ
グ前部及びOリングを安全に処理する作業を、極
めて容易にして作業時間を格段に短縮することが
できる。従つて放射性ダストガスを含む排気の場
合は、作業者の放射線被曝量を大幅に減少するこ
とができ、有害微生物などを含む排気の場合は、
作業者の感染の危険度を極めて少なくすることが
できるなどの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である有害ダスト
ガス除去ユニツト用バグを示す斜視図、第2図は
上記第1図に示す有害ダストガス除去ユニツト用
使用例を示す断面図、第3図a〜gは従来の有害
ダストガス除去ユニツト用バグを用いた場合のフ
イルタ交換方法を示す断面図である。 図において、1……バグ本体、1a,11a…
…バグ前部、2……ポケツト、2a……シール
部、3……グローブ、4……Oリング、5a,5
b……フイルタ、6……有害ダストガス除去ユニ
ツト、7……フイルタ交換口、8……蓋、9……
フイルタ室、11,21……バグ、21b……バ
グ後部、である。なお、各図中、同一符号は同
一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有害ダストガスを除去するための有害ダクトガ
    ス除去ユニツトの使用済みフイルタを、新しいフ
    イルタと交換するときに使用される有害ダストガ
    ス除去ユニツト用バグにおいて、バグの側面に、
    使用済みバグの一部その他を収容してシールした
    のち、そのシール部の中央より切断分離し得る大
    きさを有するポケツトを設けたことを特徴とする
    有害ダストガス除去ユニツト用バグ。
JP13249987U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0433941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13249987U JPH0433941Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JP13249987U JPH0433941Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6436019U JPS6436019U (ja) 1989-03-06
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JP2001327873A (ja) * 2000-05-23 2001-11-27 Hosokawa Micron Corp アイソレータ及びそこからの生成物取出方法
PL1941193T3 (pl) * 2005-10-24 2019-10-31 Camfil Usa Inc Napęd liniowy dla zintegrowanej przepustnicy
JP5554553B2 (ja) * 2009-12-15 2014-07-23 株式会社ダルトン フィルタ装置およびその交換方法

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