JPH04339368A - ディジタル信号記録伝送方法 - Google Patents

ディジタル信号記録伝送方法

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JPH04339368A
JPH04339368A JP17216991A JP17216991A JPH04339368A JP H04339368 A JPH04339368 A JP H04339368A JP 17216991 A JP17216991 A JP 17216991A JP 17216991 A JP17216991 A JP 17216991A JP H04339368 A JPH04339368 A JP H04339368A
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雅博 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号を記録再
生する装置に係り、特に重ね書きによるアフターレコー
ディングを行う記録再生装置に用いて好適なディジタル
信号の記録伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号記録再生装置は、
特開昭58−187039号記載のように、入力される
各データ間にブロック単位の遅延によるインターリーブ
を施して記録再生する方法がとられている。これはディ
ジタルオーディオテープレコーダのような装置では高密
度記録を行うため、その結果バースト性のエラーが増大
するがこれをランダムエラーに変換し、誤り検出訂正符
号の効果を高めるとともに誤り訂正不能となった場合に
対しても、その前後のデータが同時に誤りとならないよ
うにして、この正しい両データの平均値データで近似補
間することを目的としている。このようにオーディオ信
号やビデオ信号の場合は誤りデータを平均値補間したと
しても、D/A変換されて出力する信号では聴覚上ある
いは視覚上それほど支障はない。ところがフロッピーデ
ィスクのようにデータレコーダとして使用されるような
ディジタル信号の記録再生装置では、データ1ビットの
誤りがあっても致命的な欠陥となるため、誤り検出もれ
や誤訂正は存在してはならず、もちろん平均値補間など
のデータを変換してしまうような方法は使用できない。 そこでデータレコーダなどでは絶対的に誤り発生回数を
低減するため記録密度を低くしてエラーレートを低減さ
せる方法が一般的である。
【0003】この様な従来技術の一例として特開昭59
−84305号に記載されるような静止画情報を専用の
フロッピーディスクに記録する電子カメラ(スチルカメ
ラまたはビデオフロッピー)システムを用いて画像の代
わりにディジタルデータを記録する場合において述べる
【0004】図2は電子カメラのデータ記録のための記
録フォーマットである。図中(a)はフレーム構成を示
し、1フレームは128ブロックから構成されるととも
に、21はヘッド接触開始位置に相当し、マージンとし
てバースト信号等が記録される。またID部は入力され
る信号以外の制御信号を付加する領域である。(b)は
1ブロックの構成を示しており、Syncは同期信号、
BAはブロックアドレスおよびサブコード、CRCはB
A部の誤り検出を行うパリティ符号である。PCMda
ta領域は入力されるデータを32サンプル(1サンプ
ルは8ビットで全256ビット)に分割し、C1,C2
はPCMdataの誤り検出および訂正を行うための第
1および第2の符号を記録する領域で、たとえばリード
ソロモン符号等が生成されて記録される。22はビデオ
フロッピーディスクとよばれる磁気シートであり、図中
23〜26に示すような4セクタに分割して記録する方
法がとられる。
【0005】図3は従来のインターリーブによるメモリ
マップである。図中BLOCKは図2に示した1ブロッ
ク構成と対応しており、Sはサブコード等、所定の冗長
符号を記憶する領域、Dは入力されるPCMデータの記
憶領域、C1,C2は第1および第2の誤り検出訂正符
号による冗長パリティ符号を記録する領域である。従来
のインターリーブでは、入力される時系列順の各データ
にそれぞれ同一の遅延を与えて同図矢印Bに示した位置
に各々記憶する。また矢印Bに位置するデータから第2
の符号C2を生成して上記同一の遅延による矢印Qの位
置に記憶する。さらに第1の符号C1は矢印Aに位置す
るPCMデータおよび符号C2から生成し、矢印Pで示
した様に矢印Aと同一ブロック上に記憶する。ここで各
ブロックの同期信号から符号C1までを矢印A,Pの順
でかつブロック番号の順に従って読みだし記録する。し
たがって入力される時系列データおよび符号C2は矢印
B,Qで示したようなブロックごとに遅延されたインタ
ーリーブがかかることになり、またC1は1ブロックで
完結して生成、記録されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
インターリーブを施した記録方法では、2点の課題があ
げられる。第1は重ね書きによるアフターレコーディン
グを行った際の消え残りによる誤りの誤検出、誤訂正が
発生すること。第2は予め決められたメモリ領域内で一
定遅延のインターリーブによる訂正符号の生成を行うこ
とによるメモリ容量との不整合あるいは訂正能力の劣化
である。以下この課題について詳細に説明する。
【0007】図4は上記第1の課題を説明する図で、図
中a,bは各フレーム信号中のブロックおよびそのブロ
ック番号である。ここで(a)は正常な状態で信号が記
録される位置関係を示しており、磁気シートの回転に応
じて生じるTAC1パルスで挾まれた位置Tに記録され
る。また(a)の様に記録されている上から重ね書きに
よってアタターレコーディングを行った場合に、しかも
TAC2パルスが同図(b)のように本来記録される位
置Tからずれた場合を考える。この時アフターレコーデ
ィング後の信号は同図(c)のようになり、Eで示した
部分はアフターレコーディング信号(b)の終了部にあ
たるため、古いブロックデータa125,a126が誤
りになったとする。この時a127,a128は古いデ
ータではあるがブロック完結形で生成、記録されたC1
符号によるチェックを行った場合、誤りとはならない。 また再生時においては同図(c)のパルスRPのように
、本来記録される領域Tより前後ともマージンをとった
Rの領域でデータ検出が行われるため、(b)のように
アフターレコーディングが行われると、データはT領域
にあるb3,b4,…,b128,a125,a126
,a127,a128の128個が新しく記録されたデ
ータとして取り扱われることになる。この結果、a12
5,a126が誤りとなっている場合、誤りと判断され
ていないb3〜b128およびa127,a128の各
データにより誤りデータa125,a126の誤り訂正
が行われることになり誤訂正が発生してしまうことにな
る。したがって従来の装置では記録が終了した際に同図
(d)の斜線部に示したようなアフターレコーディング
マージンとして一定の期間無信号を記録するための回路
および装置が必要であった。
【0008】次に第2の課題を説明する。ディジタル記
録装置においては前述したようなブロック単位で完結す
る誤り訂正符号C1が付加されるが、さらに効果的な訂
正能力を得るために、これらにクロスした斜交の系列で
第2の誤り訂正符号C2が付加されることが多い。この
場合隣接するデータ間の遅延をより大きくすることでバ
ースト性のエラーに対する訂正能力を向上させる効果が
得られる。しかしながら遅延を大きくすればするほど必
要となるメモリ容量も大きくなる。ここで一定プロック
数から構成されるフレーム内でC2符号を完結させる場
合等においてはメモリの容量が一定に決められるため、
この領域内でより大きな遅延を与えてやれば最大の効果
が発揮できることになる。ところが従来のように一定の
遅延で隣接するデータの距離dを大きくする時、たとえ
ば1フレームが128ブロックで構成され、C2符号が
36サンプルから生成される場合は、128/36以下
の最大の整数は3となり、隣接するデータの距離dは3
ブロックとなる。しかしながらdを3で一定にすると3
6×3=108ブロックとなって最大128ブロックの
分散に対して効率良く分散したことにはならず、それだ
けバーストエラーに対する訂正能力が薄れることになっ
てしまう。
【0009】本発明の目的は上記第1の課題を解決し、
重ね書きによるアフターレコーディング後に消え残りブ
ロックが発生してもこれを検出し、データの誤検出や誤
訂正を防ぐことにより、アフターレコーディングマージ
ンを付加する等の方法や回路、装置を不要とするディジ
タル信号の記録伝送方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、入力ディジタルデータ群を複数のブロックに
分割し、それぞれ異なるデータの系列で第1および第2
の誤り訂正符号を構成すること、上記第1の誤り訂正符
号は同一ブロック内に配置されるデータ群から複数個の
冗長パリティ符号を生成すること、この複数個の冗長パ
リティ符号のうち少なくとも1個は上記と異なるブロッ
クに配置して記録する手段によって達成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、任意の1ブロック内のデータ
群から生成される第1の誤り訂正符号の冗長パリティ符
号が、上記ブロックと異なるブロックに記録される。こ
れによって重ね書きによるアフターレコーディング後に
消え残りが1ブロック発生しても、再生時に上記第1の
誤り訂正符号による誤り検出でかならず誤りとして検出
できることになる。この第1の冗長パリティ符号を生成
するためのデータブロックと、冗長パリティ符号を配置
するブロックとが最大nブロック離して記録することに
より、この第1の誤り訂正符号がnブロックで完結する
ことになり、n−1ブロック長の消え残りが発生しても
必ず誤りとして検出でき、符号の誤検出、誤訂正を抑え
ることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明する
。図1(a)は誤り検出訂正符号生成あるいはインター
リーブのためのメモリーマップで、(b)はその一部の
拡大図であり、図2(b)のブロック構成と対応して示
している。ここで入力された時系列のディジタルデータ
は矢印A’で示した順でメモリーマップ上黒丸W1〜W
32で示した位置に順次記憶されてゆくものとすると、
同図中白丸D1〜D32で示した位置のデータ32個か
ら矢印B’の順でC2符号q0〜q3が生成され、図示
した位置に記憶される。ここでC2符号が生成されるデ
ータD1〜D32の記憶位置、および生成されたC2符
号q0〜q3の記憶位置は隣り合うデータ間の遅延ブロ
ック距離dが交互にd=3,d=4となるような非線形
の形となっている。またC1符号P0〜P3を生成する
データは図中黒丸W0〜W32およびC2符号Q0〜Q
3の37個で、矢印A’の順により生成されるとともに
(b)に示したP0〜P3の位置すなわちd’=1の関
係となるような遅延のかかった位置に記憶される。この
ように記憶されたデータを磁気シートに記録するために
読みだす順番を図中矢印A’の順とする。つまり図1(
b)において第n番目のブロックに示したように、Sy
nc,W0,S,P,W1〜W32,Q0〜Q3,P0
,P1’,P2’,P3’の順とする。この結果はすな
わち入力された時系列なデータはインターリーブをかけ
ることなく、入力した順で読みだし記録する。また、C
2符号についてはd=3,d=4の非線形インターリー
ブを施し、4シンボルのC1符号P0〜P3については
C2符号生成のための遅延ブロック距離dの最小値であ
るd=3以下となるようにそれぞれ隣り合うブロック間
距離d’=1となるスクランブルをかけた状態で記録す
るもので、4ブロックでC1符号が完結するようになっ
ている。
【0013】このような方法で記録する場合は、アフタ
ーレコーディングマージンを設けることなく前述した問
題点が解決できる。次にその様子を図5により説明する
【0014】図5において図4と同一符号は同一の意味
を持った同一内容を表すものである。ここでTAC2パ
ルスがずれた状態でアフターレコーディングを行い、消
え残りブロックa125〜a126が生じた際、(ただ
しa125、a126は誤りブロックとする)TAC2
パルスがずれた分を検出してT’の領域でC1符号チェ
ックを行った場合、たとえばb126ブロック中のデー
タW0〜W32,Q0〜Q3,および同図(d)のP4
,P5,P6,P7のデータによるC1チェックではす
べてのデータに誤りがなければ正しいデータとして判断
される。しかしTAC2パルスのずれ分を検出補正する
回路および装置を設けていない場合、TAC2がずれて
いないものとしてC1チェックを行うため、T”の領域
のデータを用いてC1による誤り検出を行うことになる
。たとえばa127ブロック中のデータW0〜W32と
Q0〜Q3およびP8’,P9’,P10”,P11”
によるチェックではW0〜W32とQ0〜Q3およびP
8’,P9’は消え残りの古いデータであり、P10”
,P11’はアフターレコーディングによって重ね書き
された新しいデータであるため、当然C1チェックでは
誤りが検出されることになる。同様にa128ブロック
についても誤りと判断される。すなわちE2領域では全
ての誤りデータと判断されることにより誤りの誤検出、
および誤訂正は起こりえないだけでなく、連続的に誤り
ブロックとなるE2領域を検出し、T領域からのずれ分
を正しく補正したT領域のデータを用いてチェックする
ことが可能となる。
【0015】図6は本発明による他の一実施例である図
6において図1と同一符号は同一意味を持った同一内容
を表すものである。ここでC2符号q0〜q3は遅延ブ
ロック距離d=8としたインターリーブとし、C2生成
のためのD1〜D16のデータおよびD17〜D32に
ついてもd=3とする非線形な生成順位である。また、
隣り合うC2符号q0,q1,q2,q3の遅延ブロッ
ク間距離はd=8としたことにより、4シンボルの隣り
合うC1符号p0,p1,p2,p3の各遅延ブロック
間距離はd’=2とできるもりである。この実施例にお
いてはC1符号が7ブロックで完結するため、アフター
レコーディングマージンを6ブロック長とった回路構成
の装置と同等の効果を有することになる。
【0016】図7は本発明による他の一実施例であり、
図1と同一符号は同一意味を持った同一内容を表すもの
である。ここで入力される時系列のディジタルデータは
矢印A’で示した順でメモリーマップ上黒丸W1〜W3
2で示した位置に順次記憶されてゆくものとすると、同
図中黒丸W0〜W32で示した位置のデータおよび仮定
されたC2符号データQ0〜Q3の37個から矢印A’
の順によりC1符号P0〜P3が生成され、黒丸で図示
した位置に記憶される。またC2符号は図中白丸で図示
した位置の矢印B’の順、すなわちD1〜D16,D1
7〜D32およびC1符号P0〜P3の37個から新し
くC2符号を生成し、図中白丸q0〜q3の位置に記憶
する。ここでC2符号を生成するためのデータD1〜D
16およびD17〜D32は隣り合うデータ間の遅延ブ
ロック距離はd=3で、またP0〜P3はd=4とする
とともに生成されたq0〜q3のデータもd=4とする
ものである。さらにこのように記憶されたデータにおい
てC2符号Q0〜Q3およびC1符号P0〜P3につい
ては、同図(b)のq0〜q3およびp0〜p3のよう
に遅延ブロック間距離d’=1でスクランブルをかけて
記憶し、磁気シートに記録するために読みだす順番はた
とえば同図(b)の第n番目のブロックについて示すと
、Sync,S,P,W1〜W32,Q0,Q1,Q2
,Q3,P0,P1,P2,P3の順とする。この結果
入力されるPCMデータについてはインターリーブをか
けることなく時系列で出力され、C1およびC2符号に
ついては非線形インターリーブがかかることになる。
【0017】次に本発明を実現するディジタル信号記録
再生装置のディジタル信号処理回路の一実施例を図8お
よび図9を用いて説明する。図8は記録系を構成する回
路のブロック図で、1はA/D変換器、2はサブコード
の入力インターフェース、3はブロックアドレスおよび
IDコード生成回路、4はパリティ生成回路、5はメモ
リ、6はメモリのアドレスコントロール回路、7はC2
符号生成回路、8はC1符号生成回路、9はタイミング
クロック生成回路、10は変調回路である。ここではア
ナログ信号が入力端子Aから、またサブ信号が入力端子
Bから入力されると、アナログ信号はA/D変換器1に
よりディジタル信号に変換するとともに1ブロックを構
成するデータがそろうごとにブロックアドレスおよびI
Dコードをブロックアドレス、IDコード生成回路3に
より生成する。さらに生成されたブロックアドレスおよ
びIDコードからパリティたとえばCRC符号等をパリ
ティ生成回路4により生成する。またA/D変換器の出
力であるディジタル信号は時系列にメモリ5に記憶し、
このメモリ内のデータを読みだしてC2符号およびC1
符号をC2符号生成回路7およびC1符号生成回路8に
より生成し、メモリ5に記憶させる。このときC2符号
およびC1符号生成のためのデータ読みだし順序あるい
は、生成した符号をメモリ5に記憶するときのアドレス
は、たとえば図1、図6、図7の例で示したような順序
となるようなアドレスコントロール回路6を制御してメ
モリ5からデータを読みだし、変調回路10により同期
信号を付加するとともにディジタル変調を施して出力端
子Oから出力し、たとえば磁気フロッピーディスク等の
記録媒体に記録する。なお、タイミングクロック生成回
路9は各回路で必要とするタイミングクロックを発生す
る回路である。
【0018】図9は同装置の再生系を構成する回路のブ
ロック図で、11はデータストローブ回路、12は同期
信号検出保護回路、13は復調回路、14はパリティチ
ェック回路、15はメモリ、16はメモリのアドレスコ
ントロール回路、17はC1符号復号回路、18はC2
符号復号回路、19はタイミングクロック発生回路、2
0はD/A変換器である。同図において記録媒体に記録
された信号を再生した信号を入力端子INへ入力し、デ
ータストローブ回路11により各信号の“1”あるいは
“0”の判別を行うとともにその間隔を判別してもとの
矩形波の記録変調波形に整形する。この矩形波パターン
から同期信号検出保護回路12により同期信号パターン
を検出し、フレーム同期をかけてデータストローブ回路
11の出力を復調回路13によりディジタル復調を行っ
てもとのディジタル信号を得る。次にパリティーチェッ
ク回路14によりブロックアドレスおよびIDコードの
符号誤りを検出するとともに復調されたディジタルデー
タはジッタ成分等を吸収して、メモリ15に記憶させる
。さらに、このメモリ15に記憶したデータを読みだし
てC1符号の復号をC1復号回路17により行い、誤り
検出をするとともにC2復号回路18でC2符号の復号
をおこなって、誤り検出および訂正をおこなってメモリ
15に記憶されていた誤りデータを訂正し置換するとと
もに、D/A変換器20によってもとのアナログ信号に
変換して出力端子OUTから出力する。なおタイミング
クロック生成回路は各回路で必要とするタイミングある
いはクロックを生成し、供給するものである。
【0019】以下に図8で示した、本発明によるインタ
ーリーブを実現するメモリのアドレスコントロール回路
の動作および回路の一実施例を図10、図11に従い説
明する。図10は本発明の一実施例を示した図1の方法
に対応したメモリマップであり、図11はこのメモリア
ドレスを生成するアドレスコントロール回路である。図
10の枠内の数字は各データを記憶するためのアドレス
を示しており、本実施例はいったんメモリに記憶させた
PCMデータ、ID、サブコード、C1,C2をフロッ
ピーデイスクへの記録のためにメモリからデータを読み
だす際のアドレスを0から1ビットずつカウントアップ
により生成できるように設計した例である。ここで入力
されるPCMデータは1フレーム(32バイト×128
ブロック)単位となる様制御されており、記憶するアド
レスは図10でアドレスが3,4,5,…,34,46
,47,…,77,89,…,120,…,5495の
ように、PCMdata領域を順次埋めてゆくように図
11のPCMデータ書き込みアドレス生成用ROM67
,68で上記アドレスを生成する。こでADR.ROM
2は3,4,5,…,34の32個アドレスデータを出
力し、OFFSET.ROM2はブロックが変わるごと
にそのオフセット量として0,43,86,129,…
なるデータを出力して加算器75で加算することにより
PCMdata領域に示したアドレスを生成するもので
ある。なおROMのアドレスを指定しているカウンタ6
4、62は32分周および128分周カウンタでデータ
数とブロック番号をそれぞれカウントするカウンタであ
る。PCMdata領域に1フレーム分のデータがすべ
て記憶された後、IDを生成し、アドレスの0,1,2
,43,44,45,86,…,5461,5462,
5463に順次記憶する。この動作を図11の3分周カ
ウンタ63によりID,parity書き込みアドレス
生成用ROM68から0,1,2,43,4,45,…
を読みだし、ブロック数カウンタCNT128によりI
D,parity書き込みアドレス生成用オフセットR
OM67から0,43,86,129,…を読みだして
加算することにより実現する。
【0020】次にC2符号生成のために図1の矢印B’
で示した順すなわち図10でアドレス3,134,30
7,…の順で32個のメモリアドレスをC2生成用デー
タ読みだしアドレスおよびC2データ書き込みアドレス
生成用ROM72およびC2生成用データ読みだしアド
レスおよびC2データ書き込みアドレス生成用オフセッ
トROM71により各アドレスを生成してデータを読み
だし、4個のC2符号Q0,Q1,Q2,Q3を生成し
た後さらにROM71,72により図1で示した所定の
アドレスを生成して記憶する。最後に上記手順で記憶し
たブロックアドレス、PCMデータ、C2符号を用いて
C1符号を生成する。すなわち、41分周カウンタ66
とブロック数カウンタ62で、C1生成用データ読みだ
しアドレスおよびC1データ書き込みアドレス生成用R
OM73,74を駆動し、両ROMを加算器75で加算
することにより所定のアドレス0,3,4,5,…,3
7,38を生成して各データを読みだし、4個のC1符
号P0,P1,P2,P3を生成してさらにROM73
,74および加算器62によりアドレス39,40,4
1,42を生成し、この位置に記憶する。以上で冗長符
号を含む1フレームデータ全てが埋め尽くされたことに
なり、この時5504分周カウンタ61により0,1,
2,…,5504までのカウント値をそのままアドレス
としてメモリからデータを読みだし、フロッピーディス
クに記録すれば図1で示した本発明のインターリーブが
実現できる。
【0021】なお図11でMPXは上記各動作を行うタ
イミングで指定したアドレスが出力される様にSele
ct信号で切り替える5入力1出力のマルチプレクサで
あり、このSelect信号および各動作を行うために
必要なクロックSCK0〜SCK4は図8で示したタイ
ミングクロック生成回路9により生成するものである。 また図11で実現するアドレス生成回路はたとえば大容
量ROM1個で実現することもできる。図12はその回
路図で77はカウンタ、79は大容量ROMまたはPL
A等のデコーダ機能を有する回路、5はメモリである。 ここでROM79は図10、図11で説明した動作およ
びアドレスデータを順次出力する様に設計されており、
カウンタ77によりまずPCMデータの記憶のためのア
ドレス(13bit×32word×128Block
=53.248kbit)、次にID記憶のためのアド
レス(13bit×3word×128Block=4
.992kbit)、C2生成のための各データ読みだ
しおよび生成したC2符号の記憶用アドレス(13bi
t×(32+4)word×128Block=66.
56kbit)、C1生成のための各データ読みだしお
よび生成したC1符号の記憶ようのアドレス(13bi
t×(37+4)word×128Block=68.
224kbit)を出力するため、以上24.128k
バイト以下の容量であればよい。このROM79により
所定のアドレスを生成してPCMデータ、ID,C2,
C1符号をメモリに記憶させ、冗長符号を含む1フレー
ムデータすべてを記憶した後にデイスクに記録するため
のデータ読みだし用のアドレスをカウンタ78により出
力してマルチプレクサ80で切換を行うことで本発明の
インターリーブを実現するメモリのアドレスコントロー
ル回路を構成するものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、時系列に入力されるデ
ィジタルデータにはインターリーブをかけず、誤り検出
訂正符号にのみスクランブルをかけるもので、任意の1
ブロック内のデータ群から生成される第1の誤り訂正符
号の冗長パリティ符号が、上記ブロックと異なるブロッ
クに記録される。これによって重ね書きによるアフター
レコーディング後に消え残りが1ブロック発生しても、
再生時に上記第1の誤り訂正符号による誤り検出でかな
らず誤りとして検出できることになる。この第1の冗長
パリティ符号を生成するためのデータブロックと、冗長
パリティ符号を配置するブロックとが最大nブロック離
して記録することにより、この第1の誤り訂正符号がn
ブロックで完結することになり、n−1ブロック長の消
え残りが発生しても必ず誤りとして検出でき、符号の誤
検出、誤訂正を抑える効果がある。従ってアフターレコ
ーディングマージンをn−1ブロック長付加して記録す
る回路、装置を不要とし、より高密度記録が可能となる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録方法の一実施例を示す各デー
タのメモリマップ図。
【図2】電子カメラのデータ記録方法を示す磁気シート
フォーマット図。
【図3】従来の記録方法である各データのインターリー
ブを示すメモリマップ図。
【図4】従来の記録方法で生じる問題点を示す概念図。
【図5】本発明による効果を示す概念図。
【図6】本発明による記録方法の他の一実施例を示すデ
ータのメモリマップ図。
【図7】本発明による記録方法の他の一実施例を示すデ
ータのメモリマップ図。
【図8】本発明による記録方法を実現する記録再生装置
の記録系回路のブロック図。
【図9】本発明による記録方法を実現する記録再生装置
の再生系回路のブロック図。
【図10】本発明による記録方法の他の一実施例を示す
データのメモリマップ図。
【図11】本発明による記録方法を実現するメモリのア
ドレスコントロール回路の一実施例を示すブロック図。
【図12】本発明による記録方法を実現するメモリのア
ドレスコントロール回路の他の一実施例を示すブロック
図。
【符号の説明】
W0〜W32…C1符号生成用PCMデータ、p0〜p
3…C1冗長符号、 A’…C1符号生成順序、 D1〜D32…C2符号生成用PCMデータ、q0〜q
3…C2冗長符号、 B’…C2符号生成順序、 d…インターリーブによるブロック間遅延距離、1…A
/D変換器、 2…サブコードの入力インターフェース回路、3…ブロ
ックアドレスおよびIDコード生成回路、4…パリティ
生成回路、 5…メモリ、 6…メモリのアドレスコントロール回路、7…C2符号
生成回路、 8…C1符号生成回路、 9…タイミングクロック生成回路、 10…変調回路、 11…データストローブ回路、 12…同期信号検出保護回路、 13…復調回路、 14…パリティチェック回路、 15…メモリ、 16…メモリのアドレスコントロール回路、17…C1
符号復号回路、 18…C2符号復号回路、 19…タイミングクロック生成回路、 20…D/A変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ディジタルデータ群に第1および第2の冗長符号を
    付加して、第1および第2の誤り検出訂正符号を構成し
    、複数個の上記ディジタルデータと冗長符号とでブロッ
    クを構成し、該ブロックを複数個単位で1フレームを構
    成して記録再生するディジタル信号の記録再生装置にお
    いて、上記第1の誤り検出訂正符号は、同一ブロック内
    に記録されるディジタルデータ群と該ブロック内の第2
    の冗長符号および複数個の第1の冗長符号とで構成する
    こと、該複数個の第1の冗長符号の少なくとも1個以上
    は、異なるブロックに配置して記録することを特徴とす
    るディジタル信号記録伝送方法。
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