JPH04338530A - 自動スピュー・トリミング方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

自動スピュー・トリミング方法およびそれに用いる装置

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JPH04338530A
JPH04338530A JP3111465A JP11146591A JPH04338530A JP H04338530 A JPH04338530 A JP H04338530A JP 3111465 A JP3111465 A JP 3111465A JP 11146591 A JP11146591 A JP 11146591A JP H04338530 A JPH04338530 A JP H04338530A
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JP
Japan
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tire
trimming
sidewall
cutter
measuring
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Yasushi Nojiri
恭 野尻
Masaaki Yoshida
正明 吉田
Yojiro Miki
洋二郎 三木
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE69203954T priority patent/DE69203954T2/de
Priority to EP92304379A priority patent/EP0514180B1/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/36Single-purpose machines or devices
    • B24B5/366Single-purpose machines or devices for grinding tyres

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加硫工程で派生したス
ピューその他のばりを加硫済みタイヤの外表面から切除
することが、多種類の加硫済みタイヤに対して可能であ
る自動スピュー・トリミング方法およびそれに用いる装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より加硫済みタイヤをトリミングす
る手段としては、タイヤの外周位置に配置された、たと
えば2個の駆動ローラと2個のガイドローラによってタ
イヤのみを回転させてナイフによりトリミングするもの
、タイヤをリムに組みつけてインフレートし、リムを回
転させることによりタイヤを回転させて、ナイフにより
トリミングするものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法はそれぞれ欠点を有する。すなわち、タイヤの
みを駆動ローラにより回転させてナイフによりトリミン
グするものにおいては、タイヤ剛性の弱いものや、モー
ター・サイクル・タイヤなどのようにトレッド幅の極端
に狭いものはうまく回転させることができず、スピュー
のカットが不可能である。たとえ、ローラ押付け圧の変
更やローラ形状の特定化などの調整改造をして、トリミ
ングを可能にしても、そのサイズのタイヤ専用の装置と
なってしまい他の種類のタイヤのトリミングができない
。また、タイヤをリムに組みつけてインフレートし、リ
ムを回転させてナイフによりトリミングするものにおい
ては、リム径の違うものにたいしてはいちいちリムを交
換して対応しなくてはならず、フレキシブルなサイズ対
応ができなかった。本発明は前記従来の方法におけ1欠
点を克服し、タイヤ剛性やトレッド幅やサイズが異なる
多種類の加硫済みタイヤに対し、一つの装置で加硫工程
で派生したスピューその他のばりを加硫済みタイヤの外
表面から切除することが部品交換などをすることなく可
能であるような自動スピュー・トリミング方法およびそ
れに用いる装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によりタイヤを内
側から支えて回転させ、カッターを用いてトリミングす
る自動スピュー・トリミング方法が提供される。
【0005】本発明の方法においては、タイヤのトリミ
ングはタイヤの外径を測定するタイヤ外径測定工程、タ
イヤの幅を測定するタイヤ幅測定工程、該タイヤ幅測定
工程においてえられたタイヤ幅よりタイヤ持ち上げ位置
を制御するタイヤ持ち上げ位置制御工程、前記タイヤ外
径測定工程においてえられたタイヤ外径よりタイヤトレ
ッド部カッターの揺動中心位置を決定する揺動中心位置
決定工程、前記タイヤ幅測定工程においてえられたタイ
ヤ幅よりタイヤトレッド部カッターの揺動量を決定する
揺動量決定工程、および、前記揺動中心位置決定工程に
おいて決定された揺動中心位置および前記揺動量決定工
程において決定された揺動量に基づいてタイヤトレッド
部カッターによりタイヤのトレッド部をトリミングする
タイヤトレッド部トリミング工程からなる方法により行
われてもよい。該方法は図1のブロック線図に示される
【0006】また、本発明の方法においては、タイヤの
トリミングは、タイヤのビード径をタイヤ内径として測
定するタイヤ内径測定工程、タイヤの外径を測定するタ
イヤ外径測定工程、タイヤの幅を測定するタイヤ幅測定
工程、該タイヤ幅測定工程においてえられたタイヤ幅よ
りタイヤ持ち上げ位置を制御するタイヤ持ち上げ位置制
御工程、前記タイヤ内径測定工程においてえられたタイ
ヤ内径よりサイドウォール部カッターによるサイドウォ
ール・トリミング終了位置を決定するサイドウォール・
トリミング終了位置決定工程、前記タイヤ外径測定工程
においてえられたタイヤ外径よりサイドウォール部カッ
ターによるサイドウォール・トリミング開始位置を決定
するサイドウォール・トリミング開始位置決定工程、お
よび、前記サイドウォール・トリミング終了位置決定工
程において決定されたサイドウォール・トリミング終了
位置および前記サイドウォール・トリミング開始位置決
定工程において決定されたサイドウォール・トリミング
開始位置に基づいてサイドウォール部カッターによりタ
イヤのサイドウォール部をトリミングするサイドウォー
ル部トリミング工程からなる方法により行われてもよい
。該方法は図2のブロック線図に示される。
【0007】さらに、本発明の方法においては、タイヤ
のトリミングは、タイヤのビード径をタイヤ内径として
測定するタイヤ内径測定工程、タイヤの外径を測定する
タイヤ外径測定工程、タイヤの幅を測定するタイヤ幅測
定工程、該タイヤ幅測定工程においてえられたタイヤ幅
よりタイヤ持ち上げ位置を制御するタイヤ持ち上げ位置
制御工程、前記タイヤ内径測定工程においてえられたタ
イヤ内径よりサイドウォール部カッターによるサイドウ
ォール・トリミング終了位置を決定するサイドウォール
・トリミング終了位置決定工程、前記タイヤ外径測定工
程においてえられたタイヤ外径よりサイドウォール部カ
ッターによるサイドウォール・トリミング開始位置を決
定するサイドウォール・トリミング開始位置決定工程、
前記タイヤ外径測定工程においてえられたタイヤ外径よ
りタイヤトレッド部カッターの揺動中心位置を決定する
揺動中心位置決定工程、前記タイヤ幅測定工程において
えられたタイヤ幅よりタイヤトレッド部カッターの揺動
量を決定する揺動量決定工程、前記サイドウォール・ト
リミング終了位置決定工程において決定されたサイドウ
ォール・トリミング終了位置および前記サイドウォール
・トリミング開始位置決定工程において決定されたサイ
ドウォール・トリミング開始位置に基づいてサイドウォ
ール部カッターによりタイヤのサイドウォール部をトリ
ミングするサイドウォール部トリミング工程、および、
前記揺動中心位置決定工程において決定された揺動中心
位置および前記揺動量決定工程において決定された揺動
量に基づいてタイヤトレッド部カッターによりタイヤの
トレッド部をトリミングするタイヤトレッド部トリミン
グ工程からなる方法により行われてもよい。該方法は図
3のブロック線図に示される。
【0008】本発明においていう、タイヤ内径をa、タ
イヤ外径をb、タイヤ幅をc、サイドウォール・トリミ
ング終了位置をd、サイドウォール・トリミング開始位
置をe、およびトレッド部カッターの揺動量をgとして
図4に示した。また、hはタイヤの赤道中心線を表す。 トレッド部カッター10は図4に示すように揺動量gの
範囲をシリンダー(図11において後述するシリンダー
16)で矢印Aの方向に押しつけながら弓状部材14(
図11参照)によって矢印B、C、DおよびEの方向に
順に移動する。まず、赤道中心線の位置から矢印Bの方
向に移動しながらトリミングを行い、すばやく赤道中心
線の位置に復帰する(矢印Cの方向)。ついで、矢印D
の方向に移動しながらトリミングを行い、すばやく赤道
中心線の位置に復帰する(矢印Eの方向)。また、サイ
ドウォール部カッター11はシリンダー(図11におい
て後述するシリンダー19)で矢印Fの方向に押しつけ
つつ、サイドウォール部カッター保持棒18(図11参
照)によってトリミング開始位置eからトリミング終了
位置dまで矢印Gの方向に移動しながらトリミングする
。ここで、サイドウォール・トリミング開始位置eはタ
イヤ外径bよりあらかじめそのサイズに設定された量Δ
b1 を減算することにより決定され、揺動中心位置f
はタイヤ外径bよりあらかじめそのサイズに設定された
量Δb2 を減算することにより決定される。さらにト
レッド部カッターの揺動量gの決定はタイヤ幅cよりあ
らかじめそのサイズに設定された補正量Δgを減算し、
タイヤの赤道中心線よりの振れ角αを演算して決定する
ことによって行われる。 前述のような、タイヤ・サイズによる設定値および補正
値はあらかじめコンピュータに入力されていて、データ
通信によってトリミング装置の制御手段に入力される。
【0009】また、本発明によりタイヤをタイヤ回転装
置に運ぶタイヤ受入れコンベア、該タイヤ受入れコンベ
ア下流に配置され、タイヤを内側から支えるチャック部
を備えたタイヤ保持機構を有するタイヤ回転装置、該タ
イヤ回転装置に載置されたタイヤトレッド部カッターお
よび(または)サイドウォール部カッター、ならびに、
前記タイヤ受入れコンベアから連続するタイヤ払い出し
コンベア、からなる自動スピュー・トリミング装置が提
供される。
【0010】さらに、本発明によりタイヤをタイヤ回転
装置に運ぶタイヤ受入れコンベア、該タイヤ受入れコン
ベア近傍に配置され、カッター動作位置制御のためにタ
イヤの内径、外径および幅を測定する測定部、前記タイ
ヤ受入れコンベア下流に配置され、タイヤを内側から支
えるチャック部を備えたタイヤ保持機構を有するタイヤ
回転装置、該タイヤ回転装置に載置されたタイヤトレッ
ド部カッターおよび(または)サイドウォール部カッタ
ー、前記タイヤ受入れコンベアから連続するタイヤ払い
出しコンベア、ならびに前記測定部により測定されたデ
ータを記憶して該データに基づいて前記タイヤトレッド
部カッターおよび(または)前記サイドウォール部カッ
ターの動きを制御する制御部からなる自動スピュー・ト
リミング装置が提供される。
【0011】
【作用】本発明の方法および装置においてはタイヤを内
側からサポートするため、モーター・サイクル・タイヤ
などの剛性が低く、トレッド幅が狭く、断面形状が真円
に近いタイヤに対してもスピューのトリミングが可能と
なり、ビード径の異るタイヤに対してもサイズ替無しで
対応できる。また、タイヤの外径、内径、幅、スピュー
・カットの範囲、スピューの数の多少などのタイヤに関
する情報をあらかじめ入力し、それに合わせて、カッタ
ーが動くため、種々のサイズのタイヤをランダムに装置
に流しても充分に処理できる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の装置を図面を参照しながら説
明する。図5は本発明の自動スピュー・トリミング装置
の概略側面図、図6は本発明の自動スピュー・トリミン
グ装置の概略正面図、図7は本発明の自動スピュー・ト
リミング装置の概略平面図、図8はタイヤ内径測定部の
構造を概略的に説明する説明図、図9および図10はチ
ャック部の拡縮機構を説明する説明図、図11はカッタ
ーの動作機構を説明する説明図である。
【0013】本実施例に例示された装置においては、タ
イヤがタイヤ受入れコンベア1上を流れてタイヤ測定部
20上に来たときに、コンベアを停止させ、タイヤを停
止させる。つぎに、測定部20の4本のタイヤ内径測定
バー21が真下からタイヤ内径部内に上昇し、さらに互
いに直角に交わる2直線上の半径方向外側に向かって(
つまり4つの方向に向かって)同調されて水平移動する
ことによりタイヤのセンタリングおよび内径測定を同時
に行う。
【0014】測定部20の構造を概略的に図8に示した
。 測定バー21の動作はつぎのような方法により制御され
る。第一移動部材24には4方向(互いに直角に交わる
2直線上の半径方向外側に向かう方向)にのびる4本の
横方向軸23が設けられており、第二移動部材25が4
つの横方向軸のそれぞれに沿って移動可能に外嵌されて
いる。 測定バー21は第二移動部材25に固定されている。ま
ず、主軸22に上下動可能に外嵌された第一移動部材2
4をエアシリンダー(図示せず)によって上昇させる。 第一移動部材24の上昇により、第二移動部材25も上
昇し、4本の測定バー21が上昇する。4つの第二移動
部材25は主軸22の第一移動部材23の下方に外嵌さ
れた上下動可能な1つの第三移動部材26にリンク27
を介して接続されているので、エアシリンダー(図示せ
ず)により4個の第二移動部材25のいずれか1つを横
方向軸に沿って移動させると、ほかの3つの第二移動部
材25が同調されて横方向に移動する。主軸22および
4本の横方向軸はタイヤのトリミングの際に発生する削
りカスの付着を防止するためにジャバラなどによってカ
バーされてもよい。
【0015】この4本のバー2の開き量によりタイヤ内
径を測定、また、この状態でタイヤ側面部、トレッド部
に各々コンベア上部、コンベア側部から、送りねじなど
を用いたねじ駆動によりタイヤに接近するタッチバー(
図示せず)を動かし、タッチバーが各々タイヤに接触し
た所で近接スイッチによりこの動きを停止し、停止位置
をエンコーダーを用いて測定し演算によりタイヤ幅、外
径を算出する。
【0016】本実施例においては、前記4本のバー21
の上下方向および水平方向の動きはエアシリンダーによ
り駆動されるが、ねじ駆動などによることも可能である
【0017】ここでえられたデータは図示されていない
制御手段(ここでは、シーケンス・コントローラー)の
メモリーに入力されて記憶される。また、このデータに
対する補正値をコンピュータで通信して、きめの細かい
設定を行ってもよい。
【0018】タイヤがタイヤ受入れコンベア1上を流れ
て、トリミング・ステージ3まで移送されると、エアシ
リンダー4によりタイヤ保持機構5のチャック部60が
下降する。このあと、該チャック部60は拡径してタイ
ヤを内側からサポートする。このときチャック部60は
タイヤ赤道付近の内側を常に外側に向かって押し広げる
ように付勢しているので、タイヤはその外径およびビー
ド径に関係なくしっかりとサポートされて持ち上げられ
る。また、持ち上げられたタイヤの幅方向のセンター・
ライン(図4における赤道中心線)の高さが、タイヤ幅
に関係なく一定となるように、前記算出されたタイヤ幅
の値を用いてチャック部60の上昇移動量を制御する。
【0019】チャック部60が拡縮する機構を図9およ
び図10に示す。図9は図10に示されるチャック部6
0を下方から見た図である。チャック部60は中空の主
軸61に固定された平板62および主軸61内部に貫通
配置された内部軸63に固定された大歯車64からなる
。平板62には6個の小歯車65が回転可能に軸支され
ており、小歯車65は大歯車64とかみあっている。タ
イヤ回転装置7の上部に配置されたチャック開閉用ロー
タリー・アクチュエーター8によって内部軸63が回転
すると、それに伴って大歯車64も回転し、小歯車65
が回転する。小歯車65にはアーム66が固定接続され
ており、小歯車65の回転によってアーム66が開閉す
る。アーム66の先端部にはローラー67が設けられて
いるので、外側に向かって付勢されつつ保持されたタイ
ヤのみが、外側から接触回転する駆動ローラー9によっ
て回転しうる。
【0020】タイヤをトリミングするためにタイヤを保
持するチャック部および駆動ローラーの代案としては、
タイヤを内側から支え、チャックそのものを回転しタイ
ヤを駆動させるものや、タイヤのビード部を支えるもの
などが考えられる。しかし、前者のものにおいては、チ
ャックとタイヤが一体となって回転するため、チャック
によって内部から押し広げられたタイヤのトレッド部ス
ピューをカットするのに難がある。また、後者のばあい
は、タイヤをビード部において支えるので、カッターと
支持部材との干渉などにより、ビード部付近のトリミン
グが困難または不可能になりやすい。前記実施例におい
ては、トリミング時にタイヤを内側から支え、タイヤの
外部に設けた駆動ローラー9によって、タイヤを回転さ
せることにより、このような欠点が克服されている。こ
のようにして、とくに、従来は自動トリミングができな
かった自動二輪車用タイヤなどの、幅がせまく、断面形
状が真円に近く、かつ、剛性の低いタイヤに対しても、
トリミングを良好におこなうことができる。
【0021】タイヤが持ち上げられるとタイヤ回転装置
7の駆動ローラー9がタイヤにむかって前進してタイヤ
と接触する。そして駆動ローラー9の回転によりタイヤ
が回転する。このとき、前記制御手段シーケンス・コン
トローラー(図示せず)がサーボ機構(図示せず)を動
かし、記憶されたデータに基づいてタイヤトレッド部カ
ッター10およびサイドウォール部カッター11の動き
を制御して、タイヤトレッド部カッター10によりタイ
ヤのトレッド部のスピューのトリミングを、サイドウォ
ール部カッター11によりタイヤのサイドウォール部の
スピューのトリミングを行う。このときのタイヤトレッ
ド部カッター10およびサイドウォール部カッター11
の制御は図3に示したブロック線図にしたがって行われ
る。
【0022】タイヤトレッド部カッター10およびサイ
ドウォール部カッター11の動作を図3、図4および図
11を用いて説明する。
【0023】図3に示したブロック線図のタイヤ幅測定
工程においてえられたタイヤ幅の値を用いて、持ち上げ
られたタイヤのトリミング位置における幅方向のセンタ
ー・ライン(図4における赤道中心線)の高さがタイヤ
幅に関係なく一定となるように、チャック部60の移動
を制御する。揺動中心位置決定工程において決定された
揺動中心位置に軸心13を合わせるように略弧型の弓状
部材14をサーボモーター(図示せず)により移動させ
る。つぎに、ベル・クランク機構部15をエアシリンダ
ー16により作動させてタイヤトレッド部カッター10
をタイヤトレッド部に接触させる。同時にサーボ・モー
ター17によって、弓状部材14が図4に示した揺動量
gの範囲を移動して、タイヤトレッド部のトリミングを
行う。
【0024】図3のサイドウォール・トリミング開始位
置決定工程によりえられたトリミング開始位置からサイ
ドウォール・トリミング終了位置決定工程によりえられ
たトリミング終了位置までのあいだ(図4参照)を、サ
イドウォール部カッター保持棒18がサーボモーター(
図示せず)によって移動し、そのあいだ、エアシリンダ
ー19がラック・ピニオン機構部31を作動させてカッ
ター11をサイドウォール部に接触させて、トリミング
を行う。
【0025】このように、あらかじめ制御手段(シーケ
ンス・コントローラー)に入力されたタイヤに関する情
報(外径、内径および幅など)から計算された、スピュ
ー・カットの範囲およびスピューの数の多少などに合わ
せてカッターが動くので多種類のサイズのタイヤをラン
ダムに流しても充分、処理が可能である。
【0026】トリミングが終了すると、チャック部60
を縮径しアンチャックしてタイヤを落とし、タイヤは払
い出しコンベア32上を流れて次工程へ送られる。
【0027】
【発明の効果】本発明の方法および装置により、モータ
ー・サイクル・タイヤなどのように、剛性が低く、トレ
ッド幅が狭く、断面形状が真円に近いタイヤに対しても
スピューのトリミングが可能となる。また、多種類のサ
イズのタイヤをランダムに装置に流しても充分に処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動スピュー・トリミング装置におけ
るトリミング方法の一例を説明するブロック線図である
【図2】本発明の自動スピュー・トリミング装置におけ
るトリミング方法の一例を説明するブロック線図である
【図3】本発明の自動スピュー・トリミング装置におけ
るトリミング方法の一例を説明するブロック線図である
【図4】本発明においていう、タイヤ内径、タイヤ外径
などの概念を説明する説明図である。
【図5】本発明の自動スピュー・トリミング装置の概略
側面図である。
【図6】本発明の自動スピュー・トリミング装置の概略
正面図である。
【図7】本発明の自動スピュー・トリミング装置の概略
平面図である。
【図8】測定部の構造を概略的に説明する説明図である
【図9】チャック部の拡縮機構を説明する説明図である
【図10】チャック部の拡縮機構を説明する説明図であ
る。
【図11】カッターの動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
9  駆動ローラー 10  タイヤトレッド部カッター 11  サイドウォール部カッター 21  タイヤ内径測定バー 60  チャック部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タイヤを内側から支えて回転させ、カ
    ッターを用いてトリミングする自動スピュー・トリミン
    グ方法。
  2. 【請求項2】  タイヤの外径を測定するタイヤ外径測
    定工程、タイヤの幅を測定するタイヤ幅測定工程、該タ
    イヤ幅測定工程においてえられたタイヤ幅よりタイヤ持
    ち上げ位置を制御するタイヤ持ち上げ位置制御工程、前
    記タイヤ外径測定工程においてえられたタイヤ外径より
    タイヤトレッド部カッターの揺動中心位置を決定する揺
    動中心位置決定工程、前記タイヤ幅測定工程においてえ
    られたタイヤ幅よりタイヤトレッド部カッターの揺動量
    を決定する揺動量決定工程、および、前記揺動中心位置
    決定工程において決定された揺動中心位置および前記揺
    動量決定工程において決定された揺動量に基づいてタイ
    ヤトレッド部カッターによりタイヤのトレッド部をトリ
    ミングするタイヤトレッド部トリミング工程からなる自
    動スピュー・トリミング方法。
  3. 【請求項3】  タイヤのビード径をタイヤ内径として
    測定するタイヤ内径測定工程、タイヤの外径を測定する
    タイヤ外径測定工程、タイヤの幅を測定するタイヤ幅測
    定工程、該タイヤ幅測定工程においてえられたタイヤ幅
    よりタイヤ持ち上げ位置を制御するタイヤ持ち上げ位置
    制御工程、前記タイヤ内径測定工程においてえられたタ
    イヤ内径よりサイドウォール部カッターによるサイドウ
    ォール・トリミング終了位置を決定するサイドウォール
    ・トリミング終了位置決定工程、前記タイヤ外径測定工
    程においてえられたタイヤ外径よりサイドウォール部カ
    ッターによるサイドウォール・トリミング開始位置を決
    定するサイドウォール・トリミング開始位置決定工程、
    および、前記サイドウォール・トリミング終了位置決定
    工程において決定されたサイドウォール・トリミング終
    了位置および前記サイドウォール・トリミング開始位置
    決定工程において決定されたサイドウォール・トリミン
    グ開始位置に基づいてサイドウォール部カッターにより
    タイヤのサイドウォール部をトリミングするサイドウォ
    ール部トリミング工程からなる自動スピュー・トリミン
    グ方法。
  4. 【請求項4】  タイヤのビード径をタイヤ内径として
    測定するタイヤ内径測定工程、タイヤの外径を測定する
    タイヤ外径測定工程、タイヤの幅を測定するタイヤ幅測
    定工程、該タイヤ幅測定工程においてえられたタイヤ幅
    よりタイヤ持ち上げ位置を制御するタイヤ持ち上げ位置
    制御工程、前記タイヤ内径測定工程においてえられたタ
    イヤ内径よりサイドウォール部カッターによるサイドウ
    ォール・トリミング終了位置を決定するサイドウォール
    ・トリミング終了位置決定工程、前記タイヤ外径測定工
    程においてえられたタイヤ外径よりサイドウォール部カ
    ッターによるサイドウォール・トリミング開始位置を決
    定するサイドウォール・トリミング開始位置決定工程、
    前記タイヤ外径測定工程においてえられたタイヤ外径よ
    りタイヤトレッド部カッターの揺動中心位置を決定する
    揺動中心位置決定工程、前記タイヤ幅測定工程において
    えられたタイヤ幅よりタイヤトレッド部カッターの揺動
    量を決定する揺動量決定工程、前記サイドウォール・ト
    リミング終了位置決定工程において決定されたサイドウ
    ォール・トリミング終了位置および前記サイドウォール
    ・トリミング開始位置決定工程において決定されたサイ
    ドウォール・トリミング開始位置に基づいてサイドウォ
    ール部カッターによりタイヤのサイドウォール部をトリ
    ミングするサイドウォール部トリミング工程、および、
    前記揺動中心位置決定工程において決定された揺動中心
    位置および前記揺動量決定工程において決定された揺動
    量に基づいてタイヤトレッド部カッターによりタイヤの
    トレッド部をトリミングするタイヤトレッド部トリミン
    グ工程からなる自動スピュー・トリミング方法。
  5. 【請求項5】  タイヤをタイヤ回転装置に運ぶタイヤ
    受入れコンベア、該タイヤ受入れコンベア下流に配置さ
    れ、タイヤを内側から支えるチャック部を備えたタイヤ
    保持機構を有するタイヤ回転装置、該タイヤ回転装置に
    載置されたタイヤトレッド部カッターおよび(または)
    サイドウォール部カッター、ならびに、前記タイヤ受入
    れコンベアから連続するタイヤ払い出しコンベア、から
    なる自動スピュー・トリミング装置。
  6. 【請求項6】  タイヤをタイヤ回転装置に運ぶタイヤ
    受入れコンベア、該タイヤ受入れコンベア近傍に配置さ
    れ、カッター動作位置制御のためにタイヤの内径、外径
    および幅を測定する測定部、前記タイヤ受入れコンベア
    下流に配置され、タイヤを内側から支えるチャック部を
    備えたタイヤ保持機構を有するタイヤ回転装置、該タイ
    ヤ回転装置に載置されたタイヤトレッド部カッターおよ
    び(または)サイドウォール部カッター、前記タイヤ受
    入れコンベアから連続するタイヤ払い出しコンベア、な
    らびに前記測定部により測定されたデータを記憶して該
    データに基づいて前記タイヤトレッド部カッターおよび
    (または)前記サイドウォール部カッターの動きを制御
    する制御部からなる自動スピュー・トリミング装置。
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