JPH04338444A - 内視鏡の先端部 - Google Patents

内視鏡の先端部

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JPH04338444A
JPH04338444A JP3206618A JP20661891A JPH04338444A JP H04338444 A JPH04338444 A JP H04338444A JP 3206618 A JP3206618 A JP 3206618A JP 20661891 A JP20661891 A JP 20661891A JP H04338444 A JPH04338444 A JP H04338444A
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JP
Japan
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tip
outer diameter
distal end
endoscope
cylindrical body
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JP3206618A
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Keiji Itou
慶時 伊藤
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内視鏡の先端部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の先端部は、細ければ細いほど患
者の体腔内への挿入性が向上し、また患者に与える苦痛
も小さくなる。特に、気管支などを検査するための内視
鏡は、深部へ挿入するために先端部の外径を少しでも細
くする必要がある。
【0003】しかし、先端部本体を可能な限り細く形成
すると、挿入管の先端に連結するために外径が細く形成
された先端部本体の後端部付近の外周面が、光学繊維束
やチューブ類或いはコード類などいわゆる内蔵物を通す
ために先端部本体に後方に向けて開口穿設された孔の外
縁によって、切り欠かれてしまう。
【0004】そこで従来は、挿入管を被覆する外皮チュ
ーブの先端部分で、切り欠き部を被覆していた(特開昭
63−209625号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現実には、例
えば図7に示されるように、外皮チューブ91の先端部
分がちょうど切り欠き部92を被覆するように組み付け
ると、外皮チューブ91の端面と先端部本体90との間
のわずかな接着しろ93が剥離しただけで、水等が内部
に入るいわゆる水漏れが発生して、内視鏡が使用不能に
なってしまう。
【0006】そのような不都合の発生を防ぐために、例
えば図8に示されるように、外皮チューブ91の先端部
分を先端部本体90の先側の外周面まで延長させてその
面に接合すれば、水漏れの心配のない水密状態を得るこ
とができる。図7及び図8において、95は挿入管の先
端部分に形成された湾曲部の最先端の節輪である。
【0007】しかし、外皮チューブ91の先端部分を先
側に延長して、先端部本体90の外周面に接合させると
、その部分の外径が非常に太くなって、気管支等への挿
入性が悪くなってしまう欠点がある。
【0008】そこで本発明は、外径が細くてしかも水漏
れの発生し難い内視鏡の先端部を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、可撓性の挿入管の先端
に連結するために後端部付近の外径が細く形成された先
端部本体に、内蔵物を通すための孔が後方に向けて開口
穿設され、上記細い外径部の外周面が上記孔の外縁によ
って切り欠かれている内視鏡の先端部において、上記先
端部本体の細い外径部からその先側の切り欠かれていな
い太い外径部にかけて嵌合する金属製の筒状体を設けて
、その筒状体を上記先端部本体の太い外径部に水密に固
着すると共に、上記挿入管を被覆する外皮チューブの先
端部分を、上記筒状体の細径側部分の外周面に水密に固
着したことを特徴とする。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。
【0011】図2は、前方視型電子内視鏡の可撓性の挿
入管の先端に連結された先端部本体1を正面から見た図
であり、2は観察窓、3は一対の照明窓、4は鉗子口兼
吸引口である。
【0012】図1は先端部本体1付近の側面断面図、図
3は、観察窓2と照明窓3とを含むIII−III断面
による側面断面図である。
【0013】10は、例えば電荷結合素子(CCD)よ
りなる固体撮像素子であり、10aは受像部である。1
0bは、受像部10aへのゴミ等の付着を防止するため
に、その表面に形成された例えば透明のエポキシ樹脂な
どよりなる透明層、10cは、YAGレーザをカットす
るためのフィルターである。
【0014】固体撮像素子10からの出力信号は、基板
11に形成された電子回路によって増幅され、シールド
ケーブル12内を通るコード13によって、後方の信号
処理回路を経て、モニタ装置に接続されている(図示せ
ず)。
【0015】固体撮像素子10と基板11の外側には、
電気絶縁性を有する例えば合成樹脂製のテープ14が巻
かれて金属製の枠体15内に接着固定されており、その
枠体15の外周にも、電気絶縁性を有する例えば合成樹
脂製のテープ16が巻かれている。
【0016】21は、固体撮像素子10の受像部10a
に観察像を結像させる対物光学系であり、この対物光学
系21は、金属製のレンズ枠22内に接着固定されてい
る。23はスペーサ、24は明るさ絞りである。
【0017】レンズ枠22の後端部分は、固体撮像素子
10を取り付けた枠体15に嵌合されて接合されている
。ただし、固体撮像素子10の太さは、対物光学系21
の直径に比べると非常に太いものである。したがって、
IV−IV断面を示す図4にも示されるように、レンズ
枠22の後端部分は、枠体15の形状に合わせて、前半
部分に比べて太い長方形状に形成されている。
【0018】レンズ枠22の前端部分には、明るさ絞り
24を挟んでカバーレンズ21aが接合されている。本
実施例においては、カバーレンズ21aは凹レンズであ
り、対物光学系21の一部を構成して、観察窓2に位置
している。
【0019】また、レンズ枠22を囲むように電気絶縁
性の合成樹脂で段付きの筒状に形成された電気絶縁部材
25が、レンズ枠22の先側の固囲に嵌着のうえ、脱泡
したエポキシ系接着剤によって接着固定されている。
【0020】電気絶縁部材25の外周は、先端部本体1
に穿設された孔26内に嵌合している。そして、その間
に介装された電気絶縁性のOリング27によってその隙
間が水密的にシールされている。
【0021】30は、観察視野範囲を照明するための、
照明用のライトガイドファイババンドルである。ライト
ガイドファイババンドル30は、内視鏡の挿入部内に全
長にわたって挿通されて、柔軟なシリコンゴムチューブ
31によって被覆されている。そして、先端部本体1内
では、固体撮像素子10を取り付けた枠体15と平行に
、少し偏平に潰された状態で先端部本体1の外寄りの位
置を、通るように配置されている。
【0022】ライトガイドファイババンドル30の出射
端部30aは、短い真直な金属パイプ32内に挿通され
、その中に接着剤を流し込んで固めて接合されている。
【0023】先端部本体1には、金属パイプ32を嵌挿
するための孔33が穿設されており、対物光学系21が
固体撮像素子10より細くて対物光学系21の周囲にス
ペースがあるのを利用して、この孔33は先端側を内方
に、観察窓2側に向けて傾けて穿設されている。
【0024】金属パイプ32は、この孔33に嵌入され
て接合固定されており、これによって照明方向が観察窓
2の方向に向いている。
【0025】照明窓3の位置、即ちライトガイドファイ
ババンドル30の出射端面30bに対向する位置には、
凹レンズからなるカバーレンズ35が、先端部本体1の
前端面に接合固着されており、このカバーレンズ35に
よって照明光の配光が拡げられている。
【0026】このカバーレンズ35は、ライトガイドフ
ァイババンドル30の出射端部30aが内方に向けて傾
けて設けられていることにより、先端部本体1の端面に
おいて内方に寄って位置している。
【0027】なお、先端部本体1の先側の内蔵物のない
部分(図2及び図3に示されるA部)は、先細りに削ぎ
落とされて、挿入性の向上が図られている。
【0028】鉗子口兼吸引口4に連通して、例えばフッ
素樹脂製の鉗子チャンネルチューブ9の先端が、先端部
本体1に接合されている。ただし、この鉗子チャンネル
チューブ9は、屈曲される湾曲部50内では肉厚を厚く
、屈曲されない先端部本体1内では肉厚を薄く形成し、
その境界部では肉厚が徐々に変化している。
【0029】上述の50は、遠隔操作によって屈曲させ
ることができるように挿入管の先端部分に形成された湾
曲部であり、その最先端の節輪51が、V−V断面を示
す図5に示されるように、連結ピン58によって先端部
本体1の後端部に連結されている。
【0030】このように湾曲部50と連結するために、
先端部本体1の後端部付近は、それより先側の部分に比
べて外径が細く形成されている。その結果、VI−VI
断面を示す図6に示されるように、各種内蔵物(ライト
ガイドファイババンドル30、コード13及び鉗子チャ
ンネルチューブ9など)を先端部本体1から後方に引き
通すために先端部本体1に穿設された孔40の外縁によ
って、先端部本体1の外周面が切り欠かれた状態になっ
ている。
【0031】ただし、それより先側の外径の太い部分で
は、先に説明した図4にも示されるように、先端部本体
1の外用面は全く切り欠かれておらず、先端部本体1の
内部と外部とは完全に隔離されている。
【0032】そして、図1及び図3に示されるように、
先端部本体1の後端部分の細い外径部からその先側の太
い外径部にかけて嵌合するように段付き形状に形成され
た筒状体53が設けられている。この筒状体53は、そ
の太い部分53aの内面で、先端部本体1の外面に水密
に接着固定されており、後側の細い部分53bが、先端
部本体1の後端部分の切り欠きを外側から塞いでいる。
【0033】そして、湾曲部50を被覆する伸縮性のあ
るゴム材からなる外皮チューブ52の先端が、筒状体5
3の細い部分53bの外面に接着及び緊縛によって水密
に固定されており、外皮チューブ52の先端は、筒状体
53の太い部分53aの外面には達していない。
【0034】この筒状体53は、例えばステンレス鋼な
どからなる金属製であり、外皮チューブ52に比べて、
肉厚を例えば3分の1程度と大幅に薄くすることができ
る。したがって、内視鏡の先端部の外径がこの部分にお
いて太くならないように形成することができる。ただし
各図においては、筒状体53を明瞭に図示するために、
実際よりその肉厚を厚く図示してある。
【0035】また、先端部本体1の外部から内部への水
漏れを阻止するための接着しろは、筒状体53の太い部
分53aの内面と先端部本体1の外周面との間、及び筒
状体53の細い部分の外面と外皮チューブ52の内面と
の間に形成され、いずれも充分に余裕のある接着しろを
とることができるので、接着部の剥離等に起因する水漏
れ発生の可能性を極めて小さくすることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の内視鏡の先端部によれば、先端
部本体の後端部付近の切り欠きのある細い部分からその
先側の切り欠きのない太い部分にかけて金属製の筒状体
を水密に嵌合固着し、その筒状体の細い部分の外周面に
外皮チューブの先端部分を水密に固着したので、内視鏡
の先端部を細く形成することができ、しかも水漏れの発
生の可能性を著しく低くすることができる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面断面図である。
【図2】実施例の正面図である。
【図3】実施例のIII−III断面図である。
【図4】実施例のIV−IV断面図である。
【図5】実施例のV−V断面図である。
【図6】実施例のVI一VI断面図である。
【図7】従来例の部分側面断面図である。
【図8】他の従来例の部分側面断面図である。
【符号の説明】
1  先端部本体 40  孔 52  外皮チューブ 53  筒状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性の挿入管の先端に連結するために後
    端部付近の外径が細く形成された先端部本体に、内蔵物
    を通すための孔が後方に向けて開口穿設され、上記細い
    外径部の外周面が上記孔の外縁によって切り欠かれてい
    る内視鏡の先端部において、上記先端部本体の細い外径
    部からその先側の切り欠かれていない太い外径部にかけ
    て嵌合する金属製の筒状体を設けて、その筒状体を上記
    先端部本体の太い外径部に水密に固着すると共に、上記
    挿入管を被覆する外皮チューブの先端部分を、上記筒状
    体の細径側部分の外周面に水密に固着したことを特徴と
    する内視鏡の先端部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312563A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Pentax Corp 内視鏡の先端部
JP2017046834A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 富士フイルム株式会社 内視鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312563A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Pentax Corp 内視鏡の先端部
JP4520212B2 (ja) * 2004-04-28 2010-08-04 Hoya株式会社 内視鏡の先端部
JP2017046834A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 富士フイルム株式会社 内視鏡
US10261308B2 (en) 2015-08-31 2019-04-16 Fujifilm Corporation Endoscope equipped with image sensor at tip portion

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JP2942396B2 (ja) 1999-08-30

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