JPH04336315A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH04336315A
JPH04336315A JP3107278A JP10727891A JPH04336315A JP H04336315 A JPH04336315 A JP H04336315A JP 3107278 A JP3107278 A JP 3107278A JP 10727891 A JP10727891 A JP 10727891A JP H04336315 A JPH04336315 A JP H04336315A
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JP
Japan
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pen
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Pending
Application number
JP3107278A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Koino
仁 濃野
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH04336315A publication Critical patent/JPH04336315A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間隔をあけて対向配置
される2枚の抵抗シート上を、ペンや指などで押圧した
ときに、その押圧点の位置を検出するいわゆる感圧型タ
ブレットなどの座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パーソナルコンピュータやワ
ードプロセッサなどの情報処理装置の入力手段として、
タブレットと呼ばれる座標入力装置が用いられている。 このタブレットは、位置、文字、図形などの入力のため
に使用される。タブレットには、種々の方式が提案され
ており、そのうちいくつかの方式、たとえば感圧型、あ
るいは電磁誘導型や静電誘導型などは既に実用化されて
いる。その中でも、感圧型タブレットは、構成が単純で
あることから、広く使用されている。
【0003】感圧型座標入力装置9は、図1に示すよう
に、操作者によって押圧される入力部3と、入力部3に
おける押圧点の座標(位置)を検出する処理部4と、処
理部4から与えられる座標を表す信号に基づいて表示や
音声出力を行う出力部5とを含んで構成される。
【0004】入力部3は、図3に示すように、対向する
表面の全面にそれぞれITO(インジウム錫酸化物)な
どの抵抗層12,22が形成されたPET(ポリエチレ
ンテレフタレート)基板11とガラス基板21とを、微
小な予め定める間隔をあけて配置して構成される。PE
T基板11の上からペンや指などの押圧部材6によって
押圧することによって、2つの抵抗層12,22が接触
し、該接触点(押圧点)の電圧値を計測することによっ
て、接触点の座標を検出する。
【0005】図7は、感圧型座標入力装置9における従
来の座標検出時のフローチャートである。ステップa1
において入力部3が押圧部材6によって押圧されたこと
(ペンダウンとも言う)が検出されると、ステップa2
において押圧点(接触点)の座標を検出する。ステップ
a3では、検出した座標を表示装置などの出力部5に出
力する。以下、このような動作が繰返される。出力部5
は、表示装置である場合は入力された座標に基づく文字
や図形の表示を行い、パソコンなどの情報処理装置であ
る場合は入力された座標に対応して予め設定されている
処理を実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】感圧型座標入力装置は
、他の方式のものに比べて安価である。しかしながら、
上述のようにPET基板11が変形して抵抗層12,2
2が接触することで座標を検出する構成であるため、抵
抗層12も同様に接触のたびに変形し、これによって抵
抗層12が劣化する。すなわち、等電位面の歪みによっ
て、座標検出精度が低下するという問題を有する。
【0007】また、劣化した入力部を新しいものと取換
えれば、再び良好な座標検出精度が得られるけれども、
取換え時期を操作者が判断しなければならず面倒である
。さらに、1台の装置を複数の操作者で使用する場合、
装置の使用頻度がどれ位であるかを判断することは、事
実上不可能である。
【0008】本発明の目的は、入力部の取換え時期を容
易に知ることができる座標入力装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める座
標に対応して複数の被押圧部が設定され、該被押圧部を
押圧することによって座標入力が行われる入力部と、入
力部における被押圧部の押圧回数を計数する計数手段と
、計数手段による計数値と、予め定める基準値とを比較
する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、
計数値が基準値以上となったときに駆動される報知手段
とを含むことを特徴とする座標入力装置である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、入力部における被押圧部の押
圧回数が予め定める基準値を超えると、報知手段が駆動
される。報知手段は、たとえば表示装置や音声合成回路
を含んでおり、入力部の取換え時期であることを示すメ
ッセージを表示出力または音声出力する。これによって
、操作者は、容易にかつ確実に入力部の取換え時期を知
ることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である座標入力装
置9の基本的構成を示すブロック図である。座標入力装
置9は、操作者によって押圧される入力部3と、入力部
3における押圧点の座標(位置)を検出する処理部4と
、処理部4から与えられる座標を表す信号を含む制御信
号に基づいて、表示や音声出力などの各種処理や、後述
する入力部3の取換え時期を操作者に報知するためにメ
ッセージの表示出力や警告などを行う出力部5とを含ん
で構成される。
【0012】図2は、入力部3の概略的構成を示す平面
図であり、図3は入力部3の断面図である。面抵抗シー
ト1,2は、それぞれ後述するように表面に一様な面抵
抗を形成したシートである。面抵抗シート1,2の長手
方向両端部には、それぞれ銀ペーストなどで形成される
電極1L,1H;2L,2Hが設けられている。電極1
L,1H;2L,2Hには、それぞれ端子XL,XH;
YL,YHが接続される。面抵抗シート1,2は、長手
方向(電極がそれぞれ形成された方向)が直交するよう
に配置される。
【0013】面抵抗シート1は、PET(ポリエチレン
テレフタレート)基板11の一方表面にITO(インジ
ウム錫酸化物)などから成る面抵抗である抵抗層12を
形成して構成される。面抵抗シート2は、ガラス基板2
1の一方表面にITOなどから成る抵抗層22を形成し
て構成される。この2つの面抵抗シート1,2は、抵抗
層12,22を形成した面が互いに対向するように配置
される。下面の面抵抗シート2の基板には、上述のよう
にガラス基板に限らず、裏面(抵抗層22が形成される
面とは反対側の面)を厚いプラスチックで補強したポリ
エチレンなどの基板を用いてもよい。入力面となる上面
の面抵抗シート1の基板には、ペンや指などの押圧部材
6によって変形する材料であればよく、PETに限るも
のではない。
【0014】上記面抵抗シート1,2の面抵抗値は、端
子XL−端子XH間が抵抗値Rx、端子YL−端子YH
間が抵抗値Ryであり、通常、数百Ωの抵抗値である。
【0015】図4および図5は、入力部3の電気的構成
を示す回路図である。面抵抗シート1の入力面(タブレ
ット面)に押圧部材6が接触していないときは、2枚の
面抵抗シート1,2は、スペーサなどを介して僅かに離
れており、図4に示すように2枚の面抵抗シート1,2
、すなわち抵抗層12,22は非接触状態である。
【0016】前記端子XL,XH;YL,YHにはそれ
ぞれスイッチング素子SxL,SxH;SyL,SyH
が接続されており、これらのスイッチング素子をCPU
8によって制御することによって、端子XL,YLはロ
ーレベル(グランド電位)またはハイインピーダンスに
切換えられ、端子XH,YHはハイレベル(本実施例で
は電位Vc)またはハイインピーダンスに切換えること
ができる。
【0017】したがって、端子XL,XHをともにハイ
インピーダンスにして抵抗層12をハイインピーダンス
の状態にすることも、端子XLをローレベル、端子XH
をハイレベルにして抵抗層12に傾斜電位を持たせるこ
とも可能である。このことは端子YL,YHについても
同様である。
【0018】図5は、面抵抗シート1上の一点を押圧部
材6で押した場合の状態を示しており、面抵抗シート1
,2の各抵抗層12,22は押圧部Piにおいて点接触
している。したがって、スイッチング素子SxL,Sx
Hをともにオンとして、端子XLをローレベル(グラン
ド電位)、端子XHをハイレベル(電位Vc)とし、ま
たスイッチング素子SyL,SyHをともにオフにして
ハイインピーダンスの状態にすると、端子YLの電位は
接触点Piの電位となる。ここで、抵抗層12における
端子XLから接触点Piまでの抵抗値をRx1、接触点
Piから端子XHまでの抵抗値をRx2とすると、接触
点Piの電位は電位VcをRx1:Rx2に分割する電
位となり、これによって接触点PiのX座標を算出する
ことができる。
【0019】続いて、スイッチング素子SyL,SyH
をともにオンとして端子YLをローレベル(グランド電
位)、端子YHをハイレベル(電位Vc)とし、またス
イッチング素子SyL,SyHをともにオフとしてハイ
インピーダンスの状態にすると、端子XLの電位は接触
点Piの電位となる。ここで、抵抗層22における端子
YLから接触点Piまでの抵抗値をRy1、接触点Pi
から端子YHまでの抵抗値をRy2とすると、接触点P
iの電位は電位VcをRy1:Ry2に分割する電位と
なる。これによって、接触点PiのY座標を算出するこ
とができる。
【0020】端子XL,YLの電位は、入力インピーダ
ンスの高いA/D変換器7によって検出され、デジタル
データとしてCPU(中央演算処理装置)8に与えられ
る。CPU8は、端子XL,YLの各電位に基づいて、
接触点PiのX座標およびY座標を算出する。
【0021】算出された接触点Piの座標に基づいて、
出力部5が備える表示装置には対応する座標の表示を行
うことができ、入力部3から入力された図形やキャラク
タなどのパターンを操作者は見ることができる。
【0022】図6は、座標入力装置9の座標検出時の動
作を説明するフローチャートである。ステップb1では
、ペンダウン(押圧部材6によって面抵抗シート1が押
圧されたこと)が検知されたかどうかが判断される。 ペンダウンが検知されると、ステップb2に進む。ペン
ダウンが検知されないときは、入力部3における座標検
出は待機状態とされる。ペンダウン検知は、たとえば抵
抗層12に電位Vcを印加し、抵抗層22はハイインピ
ーダンス状態(電気的に浮いた状態)とし、押圧部材6
によって抵抗層12,22が接触し、抵抗層22に特定
の電位が検出されたことで行われる。
【0023】ステップb2では、CPU8内のカウンタ
によってペンダウン回数の計数が行われる。ステップb
3では、カウンタによる計数値と予め定める基準値との
比較が行われる。計数値が基準値未満のときはステップ
b4に進み、前述の手順に従って座標検出が行われ、ス
テップb5では検出された座標が出力部5に出力される
【0024】ステップb3において、計数値が基準値以
上のときは、ステップb6において入力部3の取換えを
促す警告が操作者に対して出力される。この警告は、た
とえば出力部5が備える表示装置にメッセージを表示す
るようにしてもよいし、取換えを促す警告ランプを点滅
させるようにしてもよいし、あるいは音声によるメッセ
ージを出力するようにしてもよい。
【0025】前記ペンダウン回数の基準値は、入力する
文字や図形の種類、同一領域に入力する頻度、操作情況
や操作者に応じた筆圧、抵抗層12,22の種類などの
条件に基づき、入力部3の耐久性に応じて設定される。
【0026】以上のように本実施例によれば、入力部3
に対して複数回の入力(押圧)操作が行われ、抵抗層1
2,22が劣化して座標検出精度が低下したときには、
入力部3を取換えるよう操作者に警告する。これによっ
て、操作者は入力部3の取換え時期を意識せずに使用す
ることができ、常に良好な座標検出精度を維持しながら
座標入力装置9を使用することができる。
【0027】なお本実施例では、2枚の面抵抗によって
構成される入力部を備えた感圧型座標入力装置に関連し
て説明したけれども、複数の帯状の抵抗層を平行に配置
して構成される入力部を備える座標入力装置、あるいは
押圧操作に起因する入力部の劣化を伴う座標入力装置に
おいても、同様に実施することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力部に
おける被押圧部の押圧回数が予め定める基準値を超える
と、報知手段が駆動される。これによって、操作者は、
容易にかつ確実に入力部の取換え時期を知ることができ
る。したがって、常に良好な座標検出精度を維持しなが
ら座標入力装置を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である座標入力装置9の基本
的構成を示すブロック図である。
【図2】入力部3の概略的構成を示す平面図である。
【図3】入力部3の断面図である。
【図4】入力部3の電気的構成を示す回路図である。
【図5】入力部3を押圧したときの状態を示す図である
【図6】座標入力装置9における座標検出時の動作を説
明するフローチャートである。
【図7】従来の座標入力装置における座標検出時の動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1,2  面抵抗シート 3  入力部 4  処理部 5  出力部 6  押圧部材 7  A/D変換器 8  CPU 9  座標入力装置 11  PET基板 12,22  抵抗層 21  ガラス基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予め定める座標に対応して複数の被押
    圧部が設定され、該被押圧部を押圧することによって座
    標入力が行われる入力部と、入力部における被押圧部の
    押圧回数を計数する計数手段と、計数手段による計数値
    と、予め定める基準値とを比較する比較手段と、前記比
    較手段の比較結果に基づいて、計数値が基準値以上とな
    ったときに駆動される報知手段とを含むことを特徴とす
    る座標入力装置。
JP3107278A 1991-05-13 1991-05-13 座標入力装置 Pending JPH04336315A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3107278A JPH04336315A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 座標入力装置

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JP3107278A JPH04336315A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 座標入力装置

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ID=14455020

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JP3107278A Pending JPH04336315A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 座標入力装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284917A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Omron Tateisi Electron Co タッチパネルを有する表示機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01284917A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Omron Tateisi Electron Co タッチパネルを有する表示機器

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