JPH04336230A - ライニング材への硬化性樹脂の含浸方法 - Google Patents

ライニング材への硬化性樹脂の含浸方法

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JPH04336230A
JPH04336230A JP13710191A JP13710191A JPH04336230A JP H04336230 A JPH04336230 A JP H04336230A JP 13710191 A JP13710191 A JP 13710191A JP 13710191 A JP13710191 A JP 13710191A JP H04336230 A JPH04336230 A JP H04336230A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽管の内周面にライ
ニングを施して該老朽管を補修する管路補修工法の施工
に際して実施されるライニング材への硬化性樹脂の含浸
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出することなく、その内周面
にライニングを施して当該老朽管を補修する管路補修工
法が既に提案され、実用に供されている(例えば、特開
昭60−242038号公報参照)。即ち、この管路補
修工法は、例えば熱硬化性樹脂を含浸した可撓性の管状
ライニング材を流体圧によって老朽管内に反転させなが
ら挿入するとともに、これを老朽管内周面に押圧し、そ
の後管状ライニング材を加熱してこれに含浸された熱硬
化性樹脂を硬化させることによって、老朽管の内周を硬
化した管状ライニング材でライニングする工法である。
【0003】ところで、上記工法の施工に際しては、管
状ライニング材に硬化性樹脂を含浸せしめる作業が必要
であるが、従来は次のような方法で作業が行なわれてい
た。即ち、1つの方法は、硬化性樹脂の中に硬化促進剤
又は感光剤を予め添加しておき、樹脂の硬化に必要な触
媒又は硬化剤を硬化性樹脂に混ぜて撹拌機で両者を撹拌
し、撹拌されたものを管状ライニング材の内部に送って
これを管状ライニング材に含浸せしめる方法である。 又、別の方法として、硬化促進剤又は感光剤が添加され
た硬化性樹脂を大型定量ポンプでミキサーに送り、触媒
又は硬化剤を単体で小型定量ポンプで同じミキサーに送
り、ミキサーで両者を混合し、混合されたものを管状ラ
イニング材の内部に送ってこれを管状ライニング材に含
浸せしめる方法が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の方法では、硬化性樹脂の使用量が多い場合には、撹
拌作業に時間がかかり過ぎ、樹脂にエアーを巻き込んだ
り、周囲への異臭の発散が甚しいという問題がある。
【0005】又、後者の方法では、大型定量ポンプで送
られる硬化性樹脂と小型定量ポンプで送られる触媒又は
硬化剤の量や粘度及び比重が異なるために定量ポンプが
高度化し、その制御も複雑となるばかりか、高度な温度
管理が要求されるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
、その目的とする処は、単純な設備で簡単に作業を行な
うことができるライニング材への硬化性樹脂の含浸方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、管路のライニングに使用される管状ライニング
材に硬化性樹脂を含浸せしめるに際し、同種の液状硬化
性樹脂を略同量に二分し、一方には遅延剤と触媒又は硬
化剤を混合し、他方には硬化促進剤又は感光剤を混合し
、両液をミキサーに定量的に送って混合し、混合された
液を管状ライニング材に定量的に供給してこれを管状ラ
イニング材に含浸せしめるようにしたことをその特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明によれば、液状硬化性樹脂が略同量に二
分されるため、ミキサーに送られる2液の間に量や粘度
及び比重の違いが生じず、定量ポンプ等の機械の構造及
び制御が単純化するとともに、硬化性樹脂の温度管理も
容易化する。
【0009】又、両液は定量的に送られながらミキサー
で撹拌、混合され、従来のように使用量の全てが一度に
撹拌されることがないため、撹拌、混合時間が短縮され
、樹脂へのエアーの巻き込みや周囲への異臭の発散が防
がれる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1は本発明を実施するための機器構成を
示す断面図、図2は管ライニング材への硬化性樹脂の含
浸作業を示す断面図である。
【0012】図1において、1は工場内に設置された樹
脂タンクであって、これには熱硬化性の不飽和ポリエス
テル樹脂、或いは光硬化性の不飽和ポリエステル樹脂又
はエポキシ樹脂等の硬化性樹脂が収容されている。
【0013】又、図1において、2A,2Bは撹拌槽で
あって、各撹拌槽2A,2Bには撹拌機3A,3Bが各
々設けられている。更に、前記樹脂タンク1の下部から
導出する樹脂パイプ4は途中で分岐パイプ4a,4bに
分岐し、各分岐パイプ4a,4bの端部は撹拌槽2A,
2Bの上部に各々臨んでいる。尚、パイプ4にはバルブ
6と樹脂ポンプ7が設けられており、分岐パイプ4a,
4bの途中にはバルブ8A,8Bがそれぞれ設けられて
いる。
【0014】又、図1において、9は運搬可能な保冷コ
ンテナーであって、これの内部にはタンク10A,10
Bが収納されており、これらタンク10A,10Bには
前記撹拌槽2A,2Bの下部から導出する樹脂ホース1
1A,11Bが脱着自在に取り付けられている。そして
、各タンク10A,10Bから導出する樹脂ホース12
A,12Bはスターティックミキサー13に接続されて
おり、各樹脂ホース12A,12Bの途中には同型、同
容量の定量ポンプ14A,14Bが設けられている。
【0015】一方、地中に埋設された老朽管15内には
管状ライニング材16が引き込まれており、該管状ライ
ニング材16の一端は閉塞され、他端は地上に設置され
た固定枠17に固定されて開口している。尚、管状ライ
ニング材16の閉塞側端部には、真空ホース18を介し
て真空ポンプ19が接続されている。
【0016】そして、上記管状ライニング材16内には
、前記スターティックミキサー13から導出する樹脂ホ
ース20が臨んでおり、この樹脂ホース20の途中には
流量計21とバルブ22が設けられている。
【0017】而して、管状ライニング16への硬化性樹
脂の含浸作業は次のようにしてなされる。
【0018】即ち、樹脂ポンプ7が駆動されると、樹脂
タンク1内の硬化性樹脂は、樹脂パイプ4及び分岐パイ
プ4a,4bを経て略同量(又は完全に同量)に二分さ
れて撹拌槽2A,2Bにそれぞれ送られる。そして、一
方の撹拌槽2Aでは、硬化性樹脂に遅延剤と触媒又は硬
化剤が添加され、これらが撹拌機3Aによって撹拌、混
合されてA液が得られる。又、他方の撹拌槽2Bでは、
硬化性樹脂に硬化促進剤又は感光剤が添加され、両者が
撹拌機3Bによって撹拌、混合されてB液が得られる。 尚、A,B液は、遅延剤や硬化剤の添加量の調整、或い
は温度管理によって必要なポットライフが保たれる。
【0019】撹拌槽2A,2Bで形成されたA,B液は
、樹脂ホース11A,11Bを経て保冷コンテナ9内の
タンク10A,10Bにそれぞれ送られて収容される。 そして、タンク10A,10B内に所定量のA,B液が
満たされると、樹脂ホース11A,11Bがタンク10
A,10Bから取り外され、保冷コンテナー9が施工現
場まで搬送される。
【0020】施工現場においては、定量ポンプ14A,
14Bが駆動されてタンク10A,10B内のA液、B
液がそれぞれ樹脂ホース12A,12Bを経てスターテ
ィックミキサー13に定量的に送られ、スターティック
ミキサー13で両者が均一に混合される。そして、A,
B液の混合によって得られた硬化性樹脂は、樹脂ホース
20から管状ライニング材16内に供給される。
【0021】そして、混合された硬化性樹脂の所定量が
管状ライニング材16内に供給されると、図2に示すよ
うに、管状の可撓性オープンライナー23が流体圧によ
って管状ライニング材16内に反転、挿入され、該オー
プンライナー23は管状ライニング材16を押し広げな
がら、これの内部に供給された硬化性樹脂を管状ライニ
ング材16に沿って送る。これと同時に、真空ポンプ1
9が駆動されて管状ライニング材16が真空引きされ、
硬化性樹脂は管状ライニング材16に含浸される。
【0022】而して、流体圧によって管状ライニング材
16を老朽管15の内周面に押圧したまま、該管ライニ
ング材16に含浸された硬化性樹脂を熱又は光によって
硬化させれば、老朽管15の内周面は硬化した管状ライ
ニング材16によってライニングされて補修される。
【0023】以上において、本実施例においては、液状
硬化性樹脂が略同量に二分されるため、スターティック
ミキサー13に送られるA,B両液の間に量や粘度及び
比重の違いが生じず、定量ポンプ14A,14B等の機
械の構造及び制御が単純化するとともに、硬化性樹脂の
温度管理も容易化する。
【0024】又、A,B両液は定量ポンプ14A,14
Bによって定量的に送られながらスターティックミキサ
ー13で撹拌、混合され、従来のように使用量の全てが
一度に撹拌されることがないため、撹拌、混合時間が短
縮され、樹脂へのエアーの巻き込みや周囲への異臭の発
散が防がれる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、管路のライニングに使用される管状ライニング材
に硬化性樹脂を含浸せしめるに際し、同種の液状硬化性
樹脂を略同量に二分し、一方には遅延剤と触媒又は硬化
剤を混合し、他方には硬化促進剤又は感光剤を混合し、
両液をミキサーに定量的に送って混合し、混合された液
を管状ライニング材に定量的に供給してこれを管状ライ
ニング材に含浸せしめるようにしたため、ライニング材
への硬化性樹脂の含浸作業を単純な設備で簡単に行なう
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための機器構成を示す断面図
である。
【図2】管ライニング材への硬化性樹脂の含浸作業を示
す断面図である。
【符号の説明】
1            樹脂タンク2A,2B  
  撹拌槽 3A,3B    撹拌機 9            保冷コンテナー13   
       スターティックミキサー14A    
    定量ポンプ 14B        定量ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管路のライニングに使用される管状ラ
    イニング材に硬化性樹脂を含浸せしめるに際し、同種の
    液状硬化性樹脂を略同量に二分し、一方には遅延剤と触
    媒又は硬化剤を混合し、他方には硬化促進剤又は感光剤
    を混合し、両液をミキサーに定量的に送って混合し、混
    合された液を管状ライニング材に定量的に供給してこれ
    を管状ライニング材に含浸せしめるようにしたことを特
    徴とするライニング材への硬化性樹脂の含浸方法。
JP13710191A 1991-05-14 1991-05-14 ライニング材への硬化性樹脂の含浸方法 Expired - Lifetime JP2585892B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003171430A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Hitachi Chem Co Ltd 低臭気重合性樹脂組成物、これを用いた管ライニング材及び管ライニング工法
JP2007130804A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Yoshika Kk 管ライニング用硬化性樹脂含浸多層ホ−スの連続的製造方法及びこの方法を実施するための装置
JP2019105340A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社横島エンジニアリング 管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置

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