JP2019105340A - 管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置 - Google Patents

管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置 Download PDF

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横島 康弘
Yasuhiro Yokoshima
康弘 横島
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Yokoshima Eng Co Ltd
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Abstract

【課題】海上コンテナを防炎型に改造し危険物取扱いを可能とした管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置を提供する。【解決手段】本発明は、コンテナを長手方向に連結した樹脂含浸ユニットであって、長手方向の両端面が開口部となっているコンテナの両端開口部を連結して連結コンテナとし、前記連結コンテナの内部に管状樹脂吸着材を含む管ライニング材を挿入し、 前記連結コンテナの1端から液状硬化性樹脂を注入し、1端では真空ポンプにより管状樹脂吸着材内部の空気を抜き取り、管状樹脂吸着材からなる管ライニング材を前記連結コンテナ内で1端から他端へ移動させながら樹脂含浸を行うことを特徴とする。前記連結コンテナ他端に樹脂混合コンテナ、樹脂収納コンテナを配置したことを特徴とし、前記液状硬化性樹脂には、触媒が添加され、レジンホースにより樹脂混合コンテナから連結コンテナ内に送られることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置に係り、より詳しくは、管ライニング施工場所付近で管ライニング材への樹脂含浸作業を可能とするため、海上コンテナを防炎型に改造し危険物取扱いを可能とした管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置に関する。
本発明は、下水管、工業用水管路、農業用水管路、水道菅等パイプラインの更生に使用する樹脂含浸管ライニング材の製造に使用するものである。
従来、外周面を樹脂フィルムで覆って気密タイプとした管状樹脂吸着材の内部の空気を真空ポンプにより抜き取り、管状樹脂吸着材の1端より液状の硬化性樹脂を注入して管状樹脂吸着材に硬化性樹脂を含浸させて管ライニング材を製造していた。
この場合、液状の硬化性樹脂は、消防法の危険物に該当し、1000Kgを超える不飽和ポリエステル樹脂を保管又は取扱うには、製造所として所轄消防署の許可を必要としていた。
500mmφの中口径以上で長さが30mを超えると、製造所として危険物の取扱許可が必須であり、製造所で危険物を取り扱う場合は、室内で、かつ防炎建物であることが必要とされた。
また、関東地区に製造所があっても、北海道や沖縄への搬出には危険物の船積み許可や検査等に時間がかかり、硬化性樹脂のポットライフが維持できない問題があった。
そのため、施工場所近辺で樹脂含浸作業をすることが望ましいとされていた。
しかし、1000Kgを超える不飽和ポリエステル樹脂を保管又は取扱うには、製造所として危険物の取扱許可が必須であるため、建築許可の承認を受ける必要があった。
しかし、危険物の取扱許可の承認を受けている工場は、一般的に取扱量が少ないため、この工場を借用することはほとんど不可能であった。
特開平08−011249号公報
本発明が目的とするところは、管状ライニング施工場所付近で管ライニング材への樹脂含浸作業を可能とするため、海上コンテナを防炎型に改造し危険物取扱いを可能とした管ライニング材への樹脂含浸ユニットおよびギャップローラー装置を提供することにある。
本発明は、コンテナを長手方向に連結した樹脂含浸ユニットであって、
長手方向の両端面が開口部となっているコンテナの両端開口部を連結して連結コンテナ4とし、
前記連結コンテナ4の内部に管状樹脂吸着材を含む管ライニング材5を挿入し、
前記連結コンテナ4の1端から液状硬化性樹脂24を注入し、1端では真空ポンプ18により管状樹脂吸着材内部の空気を抜き取り、管状樹脂吸着材からなる管ライニング材5を前記連結コンテナ4内で1端から他端へ移動させながら樹脂含浸を行うことを特徴とする。
前記連結コンテナ4の他端に樹脂混合コンテナ14、樹脂収納コンテナ15を配置したことを特徴とする。
前記液状硬化性樹脂24には、触媒が添加され、レジンホース9により樹脂混合コンテナ14から連結コンテナ4内に送られることを特徴とする。
前記樹脂含浸ユニット100他端に送り出された樹脂含浸済の管ライニング材5は、付近に配置された重量物吊り上げ機(クレーン16等)により吊り上げられ管ライニング材収納槽7に順次収納されることを特徴とする。
前記連結コンテナ4の最他端コンテナには、上下ローラーからなるギャップローラー8が設置され、前記ギャップローラー8の上部ローラー22は、コンテナ内の最上部に配置され、下部ローラー23が上下に作動することを特徴とする。
前記ギャップローラー8の上部ローラー22の下部からコンテナ床面まで斜面状にスチールローラー20を配置したことを特徴とする。
本発明の樹脂含浸ユニット100は、コンテナを防炎型に改造すれば消防法上も問題がなくなって建築許可を必要とせず、長い管ライニング材5への対応も可能であり、使用済み後には移動して他の場所での使用が可能となり、また、簡単に撤去できるメリットがある。
(a)は、本発明による樹脂含浸ユニットの平面図である。 (b)は、樹脂注入口の拡大図である。 本発明による樹脂含浸ユニットの樹脂注入状況を示す図である。 本発明による樹脂含浸ユニットの樹脂注入状況を示す図である。 図3のトラック側の拡大図である。
本発明で利用するコンテナは、一般的に輸送用として許可された長さが20フィートまたは40フィートで、長さ方向の1端に扉が設けられた海上用コンテナである。この中でも主に本発明で利用するコンテナは、中古コンテナが多く、1端の扉を取り外すとともに他端のコンテナ壁面を開口して両端開口のコンテナとしたものである。
また、床材に使用されている木材等は取り外し鋼板と交換する。
海上用コンテナは、屋根のある空間であり風雨に耐えるその性能も立証されている。このようなコンテナを改造して防炎とすれば危険物取扱い製造所として用いることが出来る。
そして。所定の20m〜50m長さが確保できるようコンテナの両端を連結し、連結部には、鋼板または石膏ボード等の防炎材を使用して隙間をなくする。必要に応じて連結後コンテナの1端と他端にはシャッターを設ける。また、コンテナ内部を暖房するためコンテナの床に温水ホースまたはパイプを配置して床暖房にしてもよい。コンテナ天井には、防爆ライトを設置する。
連結コンテナ4の最他端32のコンテナ内には、管ライニング材5の板厚を調整するために直径が200mmφ以上のギャップローラー8を2本設置し、2本のギャップローラー8で管ライニング材5を挟み込むように設置する。コンテナ内に設置するギャップローラー8は、コンテナ高さに制限があるため、ギャップローラー8のローラーは、上部ローラー22が上下に作動し管ライニング材5を確実に挟み込む構造となっている。管ライニング材5内に注入した液状硬化性樹脂24は、樹脂注入口21より管ライニング材5の1端に向け流れるようにするため、ギャップローラー8の上部ローラー22の下部にスチールローラー群20の1端を固定し、スチールローラー群20の他端はコンテナ床33に接触するようスチールローラー群20を傾斜して設置する。
ギャップローラー8の巾は1400mmが好ましく、下部ローラー23の上下作動寸法は、150mm以上が好ましい。ギャップローラー8は、厚さの調整だけでなく、管ライニング材5を引張る機能も必要であるため、油圧駆動が望ましい。スチールローラー群20は、アルミ製でもよく、巾はギャップローラー8の巾1400mm以上コンテナの巾以内とする必要がある。
連結コンテナ4の他端32付近に樹脂混合コンテナ14及び樹脂収納コンテナ15を配置する。連結コンテナ4の1端には、未含浸管ライニング材を折り畳んだ状態で配置し、管ライニング材5の樹脂注入口21を連絡コンテナ4の1端より他端に向け移動させる。連結コンテナ4全長に亘り連結コンテナ4の下部には、スチールローラー群20が設置され、スチールローラー群20の上を管ライニング材5が移動するようになっている。
樹脂収納コンテナ内15では、ドラム缶13内の樹脂が温度調節される。
ドラム缶13を樹脂収納コンテナ15より取り出し、樹脂混合コンテナ14に移動し、ドラム缶13の上部をカットして上部を取外す。不飽和ポリエステル樹脂を使用する場合は、ドラム缶13内に触媒等を約2%添加し、油圧ミキサー11で混合する。混合が完了した液状の硬化性樹脂は、ホッパー10に投入され、ロータリー式レジンポンプ12により管ライニング材の他端である樹脂注入口21まで送られる。
連結コンテナ4の1端側に真空ポンプ18を設置して、管ライニング材5内の空気を抜き取り、管ライニング材5内に順次樹脂を送り込む。所定量の樹脂が注入されると、樹脂注入口21を閉じてギャップローラー8に管ライニング材5の1端である樹脂注入口21をセットし、ギャップローラー8の下部ローラー23を上下作動させて、所定の板厚になるよう管ライニング材5を挟み込む。そして、ギャップローラー8の上下ローラーを回転させ、管ライニング材5を絞り出すようにして送り出す。
樹脂を含浸させて送り出された管ライニング材5は、クレーン16等により吊り上げられて管ライニング材収納槽7に折り畳み収納される。
収納された管ライニング材5は、水または氷で冷却され工事現場に搬送される。
本発明の樹脂含浸ユニット100は、コンテナを防炎型に改造すれば消防法上も問題がなくなって建築許可を必要とせず、長い管ライニング材5への対応も可能であり、使用済み後には移動して他の場所での使用が可能となり、また、簡単に撤去できるメリットがある。
1 コンテナ1
2 コンテナ2
3 コンテナ3
4 連結コンテナ
5 管ライニング材
6 台
7 管ライニング材収納槽
8 ギャップローラー
9 レジンホース
10 ホッパー
11 油圧ミキサー
12 ロータリー式レジンポンプ
13 ドラム缶
14 樹脂混合コンテナ
15 樹脂収納コンテナ
16 クレーン
17 トラック
18 真空ポンプ
19 スペーサー
20 スチールローラー群
21 樹脂注入口
22 上部ローラー
23 下部ローラー
24 液状硬化性樹脂
31 1端
32 他端
33 コンテナ床
100 樹脂含浸ユニット

Claims (6)

  1. コンテナを長手方向に連結した樹脂含浸ユニットであって、
    長手方向の両端面が開口部となっているコンテナの両端開口部を連結して連結コンテナとし、
    前記連結コンテナの内部に管状樹脂吸着材を含む管ライニング材を挿入し、
    前記連結コンテナの1端から液状硬化性樹脂を注入し、1端では真空ポンプにより管状樹脂吸着材内部の空気を抜き取り、管状樹脂吸着材からなる管ライニング材を前記連結コンテナ内で1端から他端へ移動させながら樹脂含浸を行うことを特徴とする樹脂含浸ユニット。
  2. 前記連結コンテナ他端に樹脂混合コンテナ、樹脂収納コンテナを配置したことを特徴とする請求項1記載の樹脂含浸ユニット。
  3. 前記液状硬化性樹脂には、触媒が添加され、レジンホースにより樹脂混合コンテナから連結コンテナ内に送られることを特徴とする請求項1記載の樹脂含浸ユニット。
  4. 前記樹脂含浸ユニット他端に送り出された樹脂含浸済管ライニング材は、付近に配置された重量物吊り上げ機(クレーン等)により吊り上げられ管ライニング材収納槽に順次収納されることを特徴とする請求項1記載の樹脂含浸ユニット。
  5. 前記連結コンテナの最他端コンテナには、上下ローラーからなるギャップローラーが設置され、前記ギャップローラーの上部ローラーは、コンテナ内の最上部に配置され、下部ローラーが上下に作動することを特徴とするギャップローラー装置。
  6. 前記ギャップローラーの上部ローラーの下部からコンテナ床面まで斜面状にスチールローラーを配置したことを特徴とする請求項5記載のギャップローラー装置。
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