JPH0433565Y2 - - Google Patents
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- JPH0433565Y2 JPH0433565Y2 JP16253086U JP16253086U JPH0433565Y2 JP H0433565 Y2 JPH0433565 Y2 JP H0433565Y2 JP 16253086 U JP16253086 U JP 16253086U JP 16253086 U JP16253086 U JP 16253086U JP H0433565 Y2 JPH0433565 Y2 JP H0433565Y2
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- contact portion
- rotating body
- rotation stop
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Landscapes
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
- Tape Measures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、回転体(例えばテープレコーダのリ
ール受け等)の回転が停止したことを検出する回
転停止検出機構に関する。
ール受け等)の回転が停止したことを検出する回
転停止検出機構に関する。
[従来の技術]
例えばテープレコーダでは、リール受けの回転
がテープエンドで停止したとき、これを回転停止
検出機構で検出し、オート・ストツプ機構やオー
ト・リバース機構等の一定の機構を動作させるこ
とが行なわれている。
がテープエンドで停止したとき、これを回転停止
検出機構で検出し、オート・ストツプ機構やオー
ト・リバース機構等の一定の機構を動作させるこ
とが行なわれている。
その概略構成を第12図に示す。
すなわちテープレコーダの主基板101上に立
設されたリール軸102には、リール受け(回転
体)103と、下端にフランジ104を有するス
リーブ105との一体構造物が、回転自在に装着
されている。
設されたリール軸102には、リール受け(回転
体)103と、下端にフランジ104を有するス
リーブ105との一体構造物が、回転自在に装着
されている。
上記フランジ104の上面側にはフエルト板1
06を介してギヤ107が回転自在に配置され、
このギヤ107とリール受け103との間には圧
縮コイルスプリング108が介挿されている。一
方、上記フランジ104の下面側にはフエルト板
109を介して板状の検出部材110が回転自在
に配置され、この検出部材110と主基板101
との間には圧縮コイルスプリング111が介挿さ
れている。また前記ギヤ107の下面には係合突
部112が突設されている。
06を介してギヤ107が回転自在に配置され、
このギヤ107とリール受け103との間には圧
縮コイルスプリング108が介挿されている。一
方、上記フランジ104の下面側にはフエルト板
109を介して板状の検出部材110が回転自在
に配置され、この検出部材110と主基板101
との間には圧縮コイルスプリング111が介挿さ
れている。また前記ギヤ107の下面には係合突
部112が突設されている。
かくして、モータの回転力がギヤ107に与え
られると、その回転力は上面側のフエルト板10
6を介してリール受け103に伝達されるととも
に、下面側のフエルト板109を介して検出部材
110に伝達される。また、図中仮想線で示すよ
うな作動部材113を検出部材110に係合させ
て、検出部材110のトルクを常時、作動部材1
13に与えておき、リール受け103が過剰な負
荷によつて停止したとき、検出部材110のトル
ク消失により作動部材113の一部がギヤ107
下面の係合突部112の回転軌道上に位置するよ
うになつている。
られると、その回転力は上面側のフエルト板10
6を介してリール受け103に伝達されるととも
に、下面側のフエルト板109を介して検出部材
110に伝達される。また、図中仮想線で示すよ
うな作動部材113を検出部材110に係合させ
て、検出部材110のトルクを常時、作動部材1
13に与えておき、リール受け103が過剰な負
荷によつて停止したとき、検出部材110のトル
ク消失により作動部材113の一部がギヤ107
下面の係合突部112の回転軌道上に位置するよ
うになつている。
以上の構成は、リール受け103停止したとき
作動部材113の一部が係合突部112の回転軌
道上に移動して、ギヤ107の回転力により作動
部材113を強力に作動させることができる。従
つて、この作動部材113の動きを利用してオー
トストツプ機構やオートリバース機構を動作させ
るようにすると、リール受け103の停止に応じ
てこれら所定の機構がモータの回転力によつて動
作することになる。
作動部材113の一部が係合突部112の回転軌
道上に移動して、ギヤ107の回転力により作動
部材113を強力に作動させることができる。従
つて、この作動部材113の動きを利用してオー
トストツプ機構やオートリバース機構を動作させ
るようにすると、リール受け103の停止に応じ
てこれら所定の機構がモータの回転力によつて動
作することになる。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、第12図の如く構成された従来
の回転停止検出機構では、検出部材110にリー
ル受け103の回転方向と同方向のトルクを与え
るために、リール受け103と一体のフランジ1
04と、検出部材110との間にフエルト板10
9を介挿し、かつ圧縮コイルスプリング111で
この検出部材110を上記フランジ104方向に
押上げているので、軸方向の寸法を小さくするこ
とが困難であつた。従つて、軸寸法を小さくした
い用途には不利であり、しかもコストダウンのた
めにはスプリングやフエルト板等の部品の省略も
望まれていた。
の回転停止検出機構では、検出部材110にリー
ル受け103の回転方向と同方向のトルクを与え
るために、リール受け103と一体のフランジ1
04と、検出部材110との間にフエルト板10
9を介挿し、かつ圧縮コイルスプリング111で
この検出部材110を上記フランジ104方向に
押上げているので、軸方向の寸法を小さくするこ
とが困難であつた。従つて、軸寸法を小さくした
い用途には不利であり、しかもコストダウンのた
めにはスプリングやフエルト板等の部品の省略も
望まれていた。
そこで本考案の目的は、軸方向の寸法を小さく
することができ、スプリングやフエルト等を省略
してコストダウンを図り得る回転停止検出機構を
提供することにある。
することができ、スプリングやフエルト等を省略
してコストダウンを図り得る回転停止検出機構を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、軸心線を中心に回転する回転体に検
出部材を接触させて検出部材にトルクを生じさ
せ、その検出部材のトルク消失により回転体の停
止を検出する回転停止検出機構において、上記検
出部材又は上記回転体のいずれか一方には、他方
に対してラジアル方向より弾性接触する弾性接触
部を設けて、上記回転体と上記検出部材との間に
接触圧を生じさせるように構成される。
出部材を接触させて検出部材にトルクを生じさ
せ、その検出部材のトルク消失により回転体の停
止を検出する回転停止検出機構において、上記検
出部材又は上記回転体のいずれか一方には、他方
に対してラジアル方向より弾性接触する弾性接触
部を設けて、上記回転体と上記検出部材との間に
接触圧を生じさせるように構成される。
[作用]
回転体又は検出部材のいずれか一方に設けられ
た弾性接触部が、他方に弾性接触して、回転体と
検出部材との間に接触圧が生じ、回転体の回転に
伴ない、検出部材に回転体の回転方向と同一方向
のトルクを生じさせることができる。
た弾性接触部が、他方に弾性接触して、回転体と
検出部材との間に接触圧が生じ、回転体の回転に
伴ない、検出部材に回転体の回転方向と同一方向
のトルクを生じさせることができる。
[実施例]
まず、本考案の第1実施例について説明する。
第2図中、符号1はテープカセツトのリールハ
ブを装填する、回転体としてのリール受けであ
る。
ブを装填する、回転体としてのリール受けであ
る。
リール受け1の下部外周には第3図の如き環状
溝2が形成され、この環状溝2に検出部材3が嵌
合されている。
溝2が形成され、この環状溝2に検出部材3が嵌
合されている。
検出部材3は第1図に示すように、C字形状の
弾性接触部4を有する合成樹脂薄板製のもので、
弾性接触部4の中央より外方へ向かつて押圧部5
が突出し、この押圧部5に、弾性接触部4の内面
より連続するスリツト6が形成されている(但
し、このスリツト6は、弾性接触部4の開口を押
広げ易くするためのものであるから、必ずしも設
ける必要はない。)。上記弾性接触部4は、開口を
押広げながら前記リール受け1の環状溝2に嵌合
される。そして環状溝2内の外周面と弾性接触部
4の内面との間に、上記弾性接触部4の弾性復帰
力による接触圧を生じさせている。
弾性接触部4を有する合成樹脂薄板製のもので、
弾性接触部4の中央より外方へ向かつて押圧部5
が突出し、この押圧部5に、弾性接触部4の内面
より連続するスリツト6が形成されている(但
し、このスリツト6は、弾性接触部4の開口を押
広げ易くするためのものであるから、必ずしも設
ける必要はない。)。上記弾性接触部4は、開口を
押広げながら前記リール受け1の環状溝2に嵌合
される。そして環状溝2内の外周面と弾性接触部
4の内面との間に、上記弾性接触部4の弾性復帰
力による接触圧を生じさせている。
一方、第2図、第3図に示す如く、前記リール
受け1と同軸にギヤ7が配置され、このギヤ7の
回転が、フエルト板等の摩擦部材8を介してリー
ル受け1に伝達される構成となつている。
受け1と同軸にギヤ7が配置され、このギヤ7の
回転が、フエルト板等の摩擦部材8を介してリー
ル受け1に伝達される構成となつている。
ギヤ7は、その上面に係合突部9を有し、モー
タ10によつて回転駆動される。そしてこのギヤ
7の近傍位置には板状の作動部材11が配置され
ている。
タ10によつて回転駆動される。そしてこのギヤ
7の近傍位置には板状の作動部材11が配置され
ている。
前記作動部材11は一端側に長孔12を有して
この長孔12を固定ピン13に嵌合させ、進退自
在で、かつ回動自在となつている。また作動部材
11の他端側には、前記リール受け1の反対側へ
回りこむ方向へ湾曲延長された受圧部14と、こ
の受圧部14に対向する如く突設された当接部1
5と、この当接部15の基部に連続して設けられ
た被係合部16とを有している。さらに、作動部
材11の側方には伝達部材17が配置され、前記
長孔12の近傍には係合ピン18が突設され、他
端側を前記回転体7の上面側に延長させている。
この長孔12を固定ピン13に嵌合させ、進退自
在で、かつ回動自在となつている。また作動部材
11の他端側には、前記リール受け1の反対側へ
回りこむ方向へ湾曲延長された受圧部14と、こ
の受圧部14に対向する如く突設された当接部1
5と、この当接部15の基部に連続して設けられ
た被係合部16とを有している。さらに、作動部
材11の側方には伝達部材17が配置され、前記
長孔12の近傍には係合ピン18が突設され、他
端側を前記回転体7の上面側に延長させている。
前記係合ピン18にはばね19の一端を掛け渡
し、このばね19で作動部材11を常時前進方向
へ押圧している。そして作動部材11がばね19
で押された位置にあるときは、リール受け1が第
2図における反時計方向へ回転している間中、こ
のリール受け1の回転に伴なう前記検出部材3の
同方向への回転力によつて、検出部材3の押圧部
5で作動部材11の受圧部14を常時押し続け
る。従つて、作動部材11は第2図における反時
計方向へ回動するが、その回動量は当接部15リ
ール受け1の外周面に当接することにより制限さ
れている。また、前記係合突部9が当接部15を
押し退けると前記被係合部16が前記係合突部9
の回転軌道上に位置するようになる。しかしなが
ら係合突部9が当接部15から外れた途端に作動
部材11は再び前記検出部材3に押されて第2図
中反時計方向へ回動し、被係合部16が係合突部
9の回転軌道から外れるようになつている。従つ
て、リール受け1が回転している限り係合突部9
と被係合部16との係合関係は回避されることに
なるのである。
し、このばね19で作動部材11を常時前進方向
へ押圧している。そして作動部材11がばね19
で押された位置にあるときは、リール受け1が第
2図における反時計方向へ回転している間中、こ
のリール受け1の回転に伴なう前記検出部材3の
同方向への回転力によつて、検出部材3の押圧部
5で作動部材11の受圧部14を常時押し続け
る。従つて、作動部材11は第2図における反時
計方向へ回動するが、その回動量は当接部15リ
ール受け1の外周面に当接することにより制限さ
れている。また、前記係合突部9が当接部15を
押し退けると前記被係合部16が前記係合突部9
の回転軌道上に位置するようになる。しかしなが
ら係合突部9が当接部15から外れた途端に作動
部材11は再び前記検出部材3に押されて第2図
中反時計方向へ回動し、被係合部16が係合突部
9の回転軌道から外れるようになつている。従つ
て、リール受け1が回転している限り係合突部9
と被係合部16との係合関係は回避されることに
なるのである。
次に、第2において符号20,21,22はそ
れぞれ再生操作部材、早送り操作部材、巻戻し操
作部材であり、これらは係止板23により、押し
込み位置(作動位置)に保持される。係止板23
はばね24により押し込み操作された操作部材を
係止する方向へ常時付勢されている。そして、図
示しない停止操作部材の押し込み操作により反付
勢方向へ移動してその係止を解除するようになつ
ている。係止板23の一部には延長部25が設け
られ、この延長部25を前記作動部材11の側方
の伝達部材17に対向させている。そこで、作動
部材11が図中時計方向へ大きく回動するとき
は、この伝達部材17で前記延長部25が押さ
れ、係止板23が反付勢方向すなわち操作部材に
対する係止状態を解除する方向へ移動するように
なつている。
れぞれ再生操作部材、早送り操作部材、巻戻し操
作部材であり、これらは係止板23により、押し
込み位置(作動位置)に保持される。係止板23
はばね24により押し込み操作された操作部材を
係止する方向へ常時付勢されている。そして、図
示しない停止操作部材の押し込み操作により反付
勢方向へ移動してその係止を解除するようになつ
ている。係止板23の一部には延長部25が設け
られ、この延長部25を前記作動部材11の側方
の伝達部材17に対向させている。そこで、作動
部材11が図中時計方向へ大きく回動するとき
は、この伝達部材17で前記延長部25が押さ
れ、係止板23が反付勢方向すなわち操作部材に
対する係止状態を解除する方向へ移動するように
なつている。
また、第2図、符号26は前記早送り操作部材
21、巻戻し操作部材22のいずれが押し込み操
作されたときもそれに押されて前進移動する板状
の可動部材である。この可動部材26は軸27の
周りに回動自在な連結部材28の一端に係合して
おり、連結部材28の他端は前記作動部材11に
設けられた係合ピン18に、前記ばね19とは反
対の側より対向させてある。
21、巻戻し操作部材22のいずれが押し込み操
作されたときもそれに押されて前進移動する板状
の可動部材である。この可動部材26は軸27の
周りに回動自在な連結部材28の一端に係合して
おり、連結部材28の他端は前記作動部材11に
設けられた係合ピン18に、前記ばね19とは反
対の側より対向させてある。
そこで、前記早送り操作部材21又は巻戻し操
作部材22のいずれかが押し込み操作されたと
き、可動部材26がその操作部材に押されて前進
移動し、連結部材28を介して作動部材11を押
し戻す。
作部材22のいずれかが押し込み操作されたと
き、可動部材26がその操作部材に押されて前進
移動し、連結部材28を介して作動部材11を押
し戻す。
このようになると、第4図の如く作動部材11
に設けられた被係合部16は回転体7に設けられ
た係合突部9の回転軌道から大きく外れ、作動部
材11がいかなる回動位置にあつても、もはや係
合突部9と被係合部16との係合関係は断たれる
ことになる。
に設けられた被係合部16は回転体7に設けられ
た係合突部9の回転軌道から大きく外れ、作動部
材11がいかなる回動位置にあつても、もはや係
合突部9と被係合部16との係合関係は断たれる
ことになる。
従つて、以上の如く構成された第1実施例によ
ると、再生又は録音動作モードでは、リール受け
1が回転している間はリール受け1の回転により
検出部材3に生じた回転力で回転体7の係合突部
9と作動部材11の被係合部16との係合関係が
回避される。ところがリール受け1が停止して検
出部材3の回転力が消失すると、前記係合突部9
と被係合部16とが係合して作動部材11が図中
時計方向へ大きく回動し、係止板23を係止解除
方向へ移動させて再生操作部材20を押し込み位
置より復帰させ、停止状態となる。
ると、再生又は録音動作モードでは、リール受け
1が回転している間はリール受け1の回転により
検出部材3に生じた回転力で回転体7の係合突部
9と作動部材11の被係合部16との係合関係が
回避される。ところがリール受け1が停止して検
出部材3の回転力が消失すると、前記係合突部9
と被係合部16とが係合して作動部材11が図中
時計方向へ大きく回動し、係止板23を係止解除
方向へ移動させて再生操作部材20を押し込み位
置より復帰させ、停止状態となる。
一方、再生又は録音以外の動作モード、例えば
早送り操作部材21を押し込み操作してFF動作
モードとした場合、又は巻戻し操作部材22を押
し込み操作してリワインド動作モードとした場合
では、作動部材11が非係合位置に位置するの
で、リール受け1の回転中は勿論、テープエンド
でリール受け1が停止したときも係合突部9と被
係合部16との係合関係は得られない。
早送り操作部材21を押し込み操作してFF動作
モードとした場合、又は巻戻し操作部材22を押
し込み操作してリワインド動作モードとした場合
では、作動部材11が非係合位置に位置するの
で、リール受け1の回転中は勿論、テープエンド
でリール受け1が停止したときも係合突部9と被
係合部16との係合関係は得られない。
従つて再生又は録音以外の動作モードにおいて
作動部材11等の存在がテープ走行に悪影響を及
ぼしたりすることはない。このため設計も容易に
なりコスト低下が図られることになる。
作動部材11等の存在がテープ走行に悪影響を及
ぼしたりすることはない。このため設計も容易に
なりコスト低下が図られることになる。
そして、上記実施例の如くC字形状の弾性接触
部4を有する検出部材3を設け、弾性接触部4の
開口を弾性変形により押広げながらリール受けに
設けられた環状溝2内に嵌合させ、その外周面に
弾性接触部4の内面を接触させるようにするの
で、第12図の如きスプリング111やフエルト
板109等の部品を省くことができる。従つて軸
方向の寸法を小さくでき、コストダウンを図るこ
ともできる。
部4を有する検出部材3を設け、弾性接触部4の
開口を弾性変形により押広げながらリール受けに
設けられた環状溝2内に嵌合させ、その外周面に
弾性接触部4の内面を接触させるようにするの
で、第12図の如きスプリング111やフエルト
板109等の部品を省くことができる。従つて軸
方向の寸法を小さくでき、コストダウンを図るこ
ともできる。
次に、第5図に示す第2実施例について説明す
る。この実施例は、第1実施例と異なる形状の検
出部材31を用いた例である。
る。この実施例は、第1実施例と異なる形状の検
出部材31を用いた例である。
すなわち検出部材31は、第5図に示す如く、
C字形状の弾性接触部32を有する合成樹脂薄板
製のものであるが、その弾性接触部32は、両端
部と、その一方に偏つた部位との3個所にそれぞ
れ接触突部33a,33b,33cを有してい
る。そして各接触突部33a,33b,33c
を、回転体としてリール受け1の環状溝2外周面
に弾性接触させるように構成されている。
C字形状の弾性接触部32を有する合成樹脂薄板
製のものであるが、その弾性接触部32は、両端
部と、その一方に偏つた部位との3個所にそれぞ
れ接触突部33a,33b,33cを有してい
る。そして各接触突部33a,33b,33c
を、回転体としてリール受け1の環状溝2外周面
に弾性接触させるように構成されている。
以上の如き形状の検出部材31は、オートリバ
ース式テープレコーダに適用すると極めて有効で
ある。すなわちオートリバース式テープレコーダ
では、左右のリール受けが交互に巻き取り側と供
給側になるが、リール受けと検出部材との間の接
触圧が、巻き取り側ではリール受けの停止を検出
するための検出トルクを発生する作用をなし、供
給側では磁気テープに対しいわゆるバツクテンシ
ヨンを与える作用をなす。そして、検出トルクは
リール受けが停止したとき確実にこれを検出する
ために、ある程度大きいことが望まれるのに対
し、バツクテンシヨンはテープを駆動する上で抵
抗力となる副作用もあるので極力小さくしたい。
ところがリール受けの回転方向が変化しても検出
部材には常に一定のトルクしか与えられない構造
では、十分な検出トルクが得られなかつたり、バ
ツクテンシヨンが大きくなり過ぎる問題が生じ
得、設計に困難を来たすことになる。そこで、図
の如く、中間に位置する接触突部33cが一方の
突部33b側に偏つていると、リール受け1が実
線矢印方向へ回転するときは接触突部33bを環
状溝2内におけるリール受け外周に強く接触させ
て弾性接触部32に対しその開口を狭める方向へ
の力を作用させるので、検出部材31には比較的
大きなトルクを生じさせることができ、逆に、リ
ール受け1が破線矢印方向へ回転するときは弾性
接触部32に対しその開口を広げる方向への力を
作用させるので、検出部材31には比較的小さな
トルクを生じさせることができる。
ース式テープレコーダに適用すると極めて有効で
ある。すなわちオートリバース式テープレコーダ
では、左右のリール受けが交互に巻き取り側と供
給側になるが、リール受けと検出部材との間の接
触圧が、巻き取り側ではリール受けの停止を検出
するための検出トルクを発生する作用をなし、供
給側では磁気テープに対しいわゆるバツクテンシ
ヨンを与える作用をなす。そして、検出トルクは
リール受けが停止したとき確実にこれを検出する
ために、ある程度大きいことが望まれるのに対
し、バツクテンシヨンはテープを駆動する上で抵
抗力となる副作用もあるので極力小さくしたい。
ところがリール受けの回転方向が変化しても検出
部材には常に一定のトルクしか与えられない構造
では、十分な検出トルクが得られなかつたり、バ
ツクテンシヨンが大きくなり過ぎる問題が生じ
得、設計に困難を来たすことになる。そこで、図
の如く、中間に位置する接触突部33cが一方の
突部33b側に偏つていると、リール受け1が実
線矢印方向へ回転するときは接触突部33bを環
状溝2内におけるリール受け外周に強く接触させ
て弾性接触部32に対しその開口を狭める方向へ
の力を作用させるので、検出部材31には比較的
大きなトルクを生じさせることができ、逆に、リ
ール受け1が破線矢印方向へ回転するときは弾性
接触部32に対しその開口を広げる方向への力を
作用させるので、検出部材31には比較的小さな
トルクを生じさせることができる。
従つて、この実施例の検出部材31をオートリ
バース式テープレコーダの左右のリール受けに組
み込む場合、大きなトルクを生じさせる方向がテ
ープ巻き取り方向と一致するように設定すること
により、検出トルクとバツクテンシヨンとを所望
の大きさに設定することができるのである。
バース式テープレコーダの左右のリール受けに組
み込む場合、大きなトルクを生じさせる方向がテ
ープ巻き取り方向と一致するように設定すること
により、検出トルクとバツクテンシヨンとを所望
の大きさに設定することができるのである。
第6図に示す第3実施例又は第7図に示す第4
実施例によつても、第2実施例と同様の効果を得
ることができる。
実施例によつても、第2実施例と同様の効果を得
ることができる。
すなわち第3実施例の検出部材41は、弾性接
触部42の内側に、一定の方向性を持つた多数の
接触突部43を設けたものである。
触部42の内側に、一定の方向性を持つた多数の
接触突部43を設けたものである。
このような構成では、リール受け1が実線矢印
方向へ回転するときは接触突部43が環状溝2内
におけるリール受け外周面に食い込むように作用
して弾性接触部42に対しその開口を狭める方向
への力を作用させるので、検出部材41には比較
的大きなトルクを生じさせることができ、逆に、
リール受け1が破線矢印方向へ回転するときは接
触突部43の食い込み方向と逆になるので、検出
部材41には比較的小さなトルクを生じさせるこ
とができる。
方向へ回転するときは接触突部43が環状溝2内
におけるリール受け外周面に食い込むように作用
して弾性接触部42に対しその開口を狭める方向
への力を作用させるので、検出部材41には比較
的大きなトルクを生じさせることができ、逆に、
リール受け1が破線矢印方向へ回転するときは接
触突部43の食い込み方向と逆になるので、検出
部材41には比較的小さなトルクを生じさせるこ
とができる。
また第7図に示す第4実施例の検出部材51
は、環状体52の内側等間隔部位より一定の回転
方向へ向けて3つの弾性接触部53a,53b,
53cを延出させ、各弾性接触部53a,53
b,53cの先端に、環状溝2内におけるリール
受け外周面に接触する接触突部54a,54b,
54cを設けたものである。
は、環状体52の内側等間隔部位より一定の回転
方向へ向けて3つの弾性接触部53a,53b,
53cを延出させ、各弾性接触部53a,53
b,53cの先端に、環状溝2内におけるリール
受け外周面に接触する接触突部54a,54b,
54cを設けたものである。
このような構成では、リール受け1が実線矢印
方向へ回転するときは接触突部54a,54b,
54cが環状溝2内におけるリール受け外周面に
食い込むように作用するので、検出部材51には
比較的大きなトルクを生じさせることができ、逆
に、リール受け1が破線矢印方向へ回転するとき
は接触突部54a,54b,54cの食い込み方
向と逆になるので、検出部材31には比較的小さ
なトルクを生じさせることができる。
方向へ回転するときは接触突部54a,54b,
54cが環状溝2内におけるリール受け外周面に
食い込むように作用するので、検出部材51には
比較的大きなトルクを生じさせることができ、逆
に、リール受け1が破線矢印方向へ回転するとき
は接触突部54a,54b,54cの食い込み方
向と逆になるので、検出部材31には比較的小さ
なトルクを生じさせることができる。
従つて、第3,第4実施例の検出部材41,5
1においても、これをオートリバース式テープレ
コーダの左右のリール受けに組み込む場合、大き
なトルクを生じさせる方向がテープ巻き取り方向
と一致するように設定することにより、検出トル
クとバツクテンシヨンとを所望の大きさに設定す
ることができる、という格別の効果が得られる。
特に第7図に示す第4実施例では、3つの弾性接
触部53a,53b,53cが環状体52と一体
形成されているので、各弾性接触部53a,53
b,53cの弾性が劣化しにくい構造となり、耐
久性に優れる、という効果も得られる。
1においても、これをオートリバース式テープレ
コーダの左右のリール受けに組み込む場合、大き
なトルクを生じさせる方向がテープ巻き取り方向
と一致するように設定することにより、検出トル
クとバツクテンシヨンとを所望の大きさに設定す
ることができる、という格別の効果が得られる。
特に第7図に示す第4実施例では、3つの弾性接
触部53a,53b,53cが環状体52と一体
形成されているので、各弾性接触部53a,53
b,53cの弾性が劣化しにくい構造となり、耐
久性に優れる、という効果も得られる。
なお、弾性接触部の耐久性を高める対策として
は、第4実施例に限らず種々考えられる。
は、第4実施例に限らず種々考えられる。
例えば、第8図に示す第5実施例の検出部材6
1は、C字形状をなす弾性接触部62の外側を環
状体63で囲んだ形状として、弾性接触部62を
保護し、その耐久性を高めたものである。
1は、C字形状をなす弾性接触部62の外側を環
状体63で囲んだ形状として、弾性接触部62を
保護し、その耐久性を高めたものである。
第9図に示す第6実施例の検出部材71は、弾
性接触部72自体を環状に形成し、その内側の、
相対する二個所に、環状溝2内におけるリール受
け外周面に接触する接触部73a,73bを設け
もので、弾性接触部72自体が環状になつている
ため、その耐久性が高められる。
性接触部72自体を環状に形成し、その内側の、
相対する二個所に、環状溝2内におけるリール受
け外周面に接触する接触部73a,73bを設け
もので、弾性接触部72自体が環状になつている
ため、その耐久性が高められる。
第10図に示す第7実施例の検出部材81は、
C字形状をなす弾性接触部82に、ほぼ同形状の
金属製ばね83を接触圧保持部材として沿わせ、
弾性接触部82の弾性劣化を防止してその耐久性
を高めたものである。まお、この実施例において
は、金属製ばね83が弾性接触部82の弾性を維
持する機能と、リール受け1に対する接触圧を強
化する機能とを有することになる。
C字形状をなす弾性接触部82に、ほぼ同形状の
金属製ばね83を接触圧保持部材として沿わせ、
弾性接触部82の弾性劣化を防止してその耐久性
を高めたものである。まお、この実施例において
は、金属製ばね83が弾性接触部82の弾性を維
持する機能と、リール受け1に対する接触圧を強
化する機能とを有することになる。
以上述べた第1〜第7実施例は、いずれも検出
部材側に弾性接触部を設けたものであつたが、逆
に、第11図に示す第8実施例のように、回転体
91側に弾性接触部92を設けるようにしてもよ
い。そしてこの弾性接触部92を検出部材93の
環状部94内周面に、自己の弾性により圧接させ
るようにすると、前記各実施例と同様に、検出部
材93には回転体91の回転方向と同方向のトル
クを与えることができる。
部材側に弾性接触部を設けたものであつたが、逆
に、第11図に示す第8実施例のように、回転体
91側に弾性接触部92を設けるようにしてもよ
い。そしてこの弾性接触部92を検出部材93の
環状部94内周面に、自己の弾性により圧接させ
るようにすると、前記各実施例と同様に、検出部
材93には回転体91の回転方向と同方向のトル
クを与えることができる。
以上、多数の実施例に基づいて本考案を説明し
たが、本考案はテープレコーダの分野に限らず、
回転体の停止を機械的に検出するべき装置に広く
適用できる。
たが、本考案はテープレコーダの分野に限らず、
回転体の停止を機械的に検出するべき装置に広く
適用できる。
[考案の効果]
以上詳述したように、本考案によれば、軸方向
の寸法を小さくすることができ、かつ部品数を減
少させてコストダウンを図り得る回転停止検出機
構を提供できる。
の寸法を小さくすることができ、かつ部品数を減
少させてコストダウンを図り得る回転停止検出機
構を提供できる。
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は検出部材の平面図、第2図は
テープレコーダにおける再生動作状態を示す平面
図、第3図はリール受け周辺部の縦断面図、第4
図はテープレコーダにおける早送り動作状態を示
す平面図、第5図ないし第10図はそれぞれ第2
ないし第7実施例における検出部材の平面図、第
11図は第8実施例における回転体と検出部材と
の関係を示す分解斜視図、第12図は従来例を示
すリール受け周辺部の縦断面図である。 1……リール受け(回転体)、2……環状溝、
3,31,41,51,61,71,81,93
……検出部材、4,32,42,53a,53
b,53c,62,72,82,92……弾性接
触部。
すもので、第1図は検出部材の平面図、第2図は
テープレコーダにおける再生動作状態を示す平面
図、第3図はリール受け周辺部の縦断面図、第4
図はテープレコーダにおける早送り動作状態を示
す平面図、第5図ないし第10図はそれぞれ第2
ないし第7実施例における検出部材の平面図、第
11図は第8実施例における回転体と検出部材と
の関係を示す分解斜視図、第12図は従来例を示
すリール受け周辺部の縦断面図である。 1……リール受け(回転体)、2……環状溝、
3,31,41,51,61,71,81,93
……検出部材、4,32,42,53a,53
b,53c,62,72,82,92……弾性接
触部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸心線を中心に回転する回転体に検出部材を
接触させて検出部材にトルクを生じさせ、その
検出部材のトルク消失により回転体の停止を検
出する回転停止検出機構において、 上記検出部材又は上記回転体のいずれか一方
には、他方に対してラジアル方向より弾性接触
する弾性接触部を設けて、上記回転体と上記検
出部材との間に接触圧を生じさせるようにした
回転停止検出機構。 (2) 上記弾性接触部をC字形状とした実用新案登
録請求の範囲第1項記載の回転停止検出機構。 (3) 上記検出部材を合成樹脂薄板にて形成し、そ
の検出部材に弾性接触部を設けた実用新案登録
請求の範囲第2項記載の回転停止検出機構。 (4) 上記弾性接触部は3個所にて回転体に接触
し、中央の接触部から両側の接触部までの距離
を各々異ならせた実用新案登録請求の範囲第3
項記載の回転停止検出機構。 (5) 上記弾性接触部を上記回転体側に設けた実用
新案登録請求の範囲第2項記載の回転停止検出
機構。 (6) 上記弾性接触部の両端間に別部材よりなる接
触圧保持部材を装着した実用新案登録請求の範
囲第2項記載の回転停止検出機構。 (7) 上記別部材よりなる接触圧保持部材を金属製
スプリングとした実用新案登録請求の範囲第6
項記載の回転停止検出機構。 (8) 上記弾性接触部は円周方向同一向きに延在す
る3以上の弾性片より構成され、各弾性片の先
端部を上記回転体又は検出部材に弾性接触させ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の回転停
止検出機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16253086U JPH0433565Y2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | |
CN 87107059 CN87107059A (zh) | 1986-10-23 | 1987-10-22 | 旋转停止探测机构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16253086U JPH0433565Y2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368132U JPS6368132U (ja) | 1988-05-09 |
JPH0433565Y2 true JPH0433565Y2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=15756366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16253086U Expired JPH0433565Y2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433565Y2 (ja) |
CN (1) | CN87107059A (ja) |
-
1986
- 1986-10-23 JP JP16253086U patent/JPH0433565Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-10-22 CN CN 87107059 patent/CN87107059A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368132U (ja) | 1988-05-09 |
CN87107059A (zh) | 1988-08-10 |
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