JPH0433556A - 直流ブラシレスモータ - Google Patents
直流ブラシレスモータInfo
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- JPH0433556A JPH0433556A JP13917990A JP13917990A JPH0433556A JP H0433556 A JPH0433556 A JP H0433556A JP 13917990 A JP13917990 A JP 13917990A JP 13917990 A JP13917990 A JP 13917990A JP H0433556 A JPH0433556 A JP H0433556A
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、ハードディスク駆動装置用のスピンドルモー
タ、レーザビームプリンタ用のスキャナモータ等に使用
される直流ブラシレスモータに関する。
タ、レーザビームプリンタ用のスキャナモータ等に使用
される直流ブラシレスモータに関する。
[従来の技術]
ハードディスク駆動装置では、そのディスク形メディア
(磁気ディスク)への記録密度をより一層向上すること
が要請されている。その一つの方法として、上記メディ
アに対してデータを書き込んだり読み出したりするヘッ
ドを、メディアに可能な限り接近させれば良いことは理
論的に知られている。そのためには、メディアを収納す
るシールドケースの内部空間に含まれるダストか一定以
下であることが必要である。
(磁気ディスク)への記録密度をより一層向上すること
が要請されている。その一つの方法として、上記メディ
アに対してデータを書き込んだり読み出したりするヘッ
ドを、メディアに可能な限り接近させれば良いことは理
論的に知られている。そのためには、メディアを収納す
るシールドケースの内部空間に含まれるダストか一定以
下であることが必要である。
一方、上記メディアを取付けたロータを回転自在に支持
する球軸受の内部にはグリースが入っているから、球軸
受がその軸受動作により高温になると、上記グリースを
発生源として球軸受からダストが放出されることも知ら
れている。この他にもステータを構成する積層鋼板製の
ステータコア、およびこのコアに巻き付けられた巻線に
も、多少のダストか含まれている。
する球軸受の内部にはグリースが入っているから、球軸
受がその軸受動作により高温になると、上記グリースを
発生源として球軸受からダストが放出されることも知ら
れている。この他にもステータを構成する積層鋼板製の
ステータコア、およびこのコアに巻き付けられた巻線に
も、多少のダストか含まれている。
このようなダスト発生源から放出されるダストが、ハー
ドディスク駆動装置の上記メディアを収めたシールドケ
ース内に侵入すると、メディアに対しヘッドをより近接
させた場合には、これらの間に、放出されたダストが挾
まれて、データクラッシュを引き起こす原因となる。
ドディスク駆動装置の上記メディアを収めたシールドケ
ース内に侵入すると、メディアに対しヘッドをより近接
させた場合には、これらの間に、放出されたダストが挾
まれて、データクラッシュを引き起こす原因となる。
そこで、球軸受などから放出されるダストのモ、−夕外
部への漏れを防止するためのシール手段を備えた直流ブ
ラシレスモーフが従来提供されており、その−例が第5
図に示されている。
部への漏れを防止するためのシール手段を備えた直流ブ
ラシレスモーフが従来提供されており、その−例が第5
図に示されている。
この第5図に小されたモータは、ロータ1のノ\ブ2が
その中央部にロータ軸3を何しており、このロータ軸3
は、モータハウジング4と一体の筒部5の内側に設けた
一対の球軸受6,7を介して回転目(1:に支持されて
いる。ロータ1のハブ2とモータハウジング4との間に
シール手段が設けられている。
その中央部にロータ軸3を何しており、このロータ軸3
は、モータハウジング4と一体の筒部5の内側に設けた
一対の球軸受6,7を介して回転目(1:に支持されて
いる。ロータ1のハブ2とモータハウジング4との間に
シール手段が設けられている。
このシール1段は、ハブ2の下部に肉厚部分2bを設け
て、その下面に環形のシール溝8を形成し、かつ、モー
タハウジング4に、シール溝8に入り込む環形のシール
凸部9を設けるとともに、この凸部9の外側に隣接して
環形の凹溝10を形成し、て、この凹溝10に1−記シ
ール溝8の4側部分Raを入り込ませた構成である。
て、その下面に環形のシール溝8を形成し、かつ、モー
タハウジング4に、シール溝8に入り込む環形のシール
凸部9を設けるとともに、この凸部9の外側に隣接して
環形の凹溝10を形成し、て、この凹溝10に1−記シ
ール溝8の4側部分Raを入り込ませた構成である。
第5図中]]はロータマグ不ツl−112はステータ、
]3は上記モータが取(=Iけられたシールドケース、
Aはシールドケース13の内部空間である。上記ハブ2
の円筒壁2aに嵌合して少なくとも一枚の磁気ディスク
が取付けられ、このディスクはハブ2とともに380O
rpmの回転速度で回転される。
]3は上記モータが取(=Iけられたシールドケース、
Aはシールドケース13の内部空間である。上記ハブ2
の円筒壁2aに嵌合して少なくとも一枚の磁気ディスク
が取付けられ、このディスクはハブ2とともに380O
rpmの回転速度で回転される。
この回転時において」二側の球軸受6やステータ12か
ら放出されるダストが、上記内部空間Aに漏れないよう
にシールされる。つまり、ロータ]の回転によりシール
手段の相対向する面間に発生される動圧の差を利用して
、このシール手段を通過しようとする空気の運動エネル
ギーを小さくするラビリンス作用を得られるから、ダス
トの漏れか防止される。
ら放出されるダストが、上記内部空間Aに漏れないよう
にシールされる。つまり、ロータ]の回転によりシール
手段の相対向する面間に発生される動圧の差を利用して
、このシール手段を通過しようとする空気の運動エネル
ギーを小さくするラビリンス作用を得られるから、ダス
トの漏れか防止される。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記従来例ではシール手段を設けるために、シ
ール溝8をロータ1のハブ2に切削加工する・必要があ
るとともに、モータハウジング4にもシール凸部9およ
びシール溝10を切削加工する必要がある。したがって
、切削加工数が多く、製造コストが高いという問題があ
った。
ール溝8をロータ1のハブ2に切削加工する・必要があ
るとともに、モータハウジング4にもシール凸部9およ
びシール溝10を切削加工する必要がある。したがって
、切削加工数が多く、製造コストが高いという問題があ
った。
本発明の目的は、球軸受などからのダストの漏れを確実
に防止できるとともに、そのことを実現するラビリンス
作用を得るための加−■−を簡単化もしくは省略できる
安価な直流ブラシレスモーフを提供することにある。
に防止できるとともに、そのことを実現するラビリンス
作用を得るための加−■−を簡単化もしくは省略できる
安価な直流ブラシレスモーフを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記l」的を達成するために、本発明の直流ブラシレス
モーフにおいては、円筒壁およびこの円筒壁の一ト端を
塞いた端壁をuして、これら両壁の内側に下面か開放さ
れた収納部が形成された・1ブと、上記円筒壁内面に取
付けられたロータマグネットとを6iifえるロータを
、一対の球軸受を介してモータハウジングに回転自在に
支持し、ステータをモールド樹脂によりモールド成形し
てドーナツ状に形成されたモールド成形体を、上記収納
部に収めて上記モータハウジングに取付け、上記球軸受
の周囲に位置して上記端壁の上記収納部に臨む而と、こ
の面と対向する上記モールド成形体の面とを互いに近接
させるとともに、これら相対向した面のいずれか一方に
、半径か異なる複数のリング形の凹溝を同心固状に設け
たものである。
モーフにおいては、円筒壁およびこの円筒壁の一ト端を
塞いた端壁をuして、これら両壁の内側に下面か開放さ
れた収納部が形成された・1ブと、上記円筒壁内面に取
付けられたロータマグネットとを6iifえるロータを
、一対の球軸受を介してモータハウジングに回転自在に
支持し、ステータをモールド樹脂によりモールド成形し
てドーナツ状に形成されたモールド成形体を、上記収納
部に収めて上記モータハウジングに取付け、上記球軸受
の周囲に位置して上記端壁の上記収納部に臨む而と、こ
の面と対向する上記モールド成形体の面とを互いに近接
させるとともに、これら相対向した面のいずれか一方に
、半径か異なる複数のリング形の凹溝を同心固状に設け
たものである。
[作用]
本発明の直流ブラシレスモーフにおいては、ステータが
モールド樹脂によりモールド成形されているので、モー
ルド樹脂により、モータの動作時にステータのステータ
コアや巻線の振動を抑制でき、これらに含まれるダスト
の周囲への放出をなくすことができる。
モールド樹脂によりモールド成形されているので、モー
ルド樹脂により、モータの動作時にステータのステータ
コアや巻線の振動を抑制でき、これらに含まれるダスト
の周囲への放出をなくすことができる。
一方、モータの動作時には球軸受から放出されたダスト
が、球軸受の周囲に位置して互いに近接して相対向する
モールド成形体とハブの端壁との対向面間を経由して、
モータハウジングとハブとの間から外部に漏れようとす
る。
が、球軸受の周囲に位置して互いに近接して相対向する
モールド成形体とハブの端壁との対向面間を経由して、
モータハウジングとハブとの間から外部に漏れようとす
る。
しかし、上記両面の一方にはリング形をなす複数の凹溝
か同心円状に設けであるから、凹溝の部分では低い圧力
値の動圧か形成されるとともに、これに隣接する部分で
は高い圧力値の動圧がモータの径方向に繰り返し連続1
.て形成される。このような圧力境界により、−]−記
両面間を通過しようとする空気は、間溝位置において急
激に膨脂して、その圧力を低下さぜられるので、上記空
気の運動エネルギーを減衰できる。
か同心円状に設けであるから、凹溝の部分では低い圧力
値の動圧か形成されるとともに、これに隣接する部分で
は高い圧力値の動圧がモータの径方向に繰り返し連続1
.て形成される。このような圧力境界により、−]−記
両面間を通過しようとする空気は、間溝位置において急
激に膨脂して、その圧力を低下さぜられるので、上記空
気の運動エネルギーを減衰できる。
つまり、このようなラビリンス作用により、球軸受から
放出されたダストが4部例えばシールドケース内に漏れ
ることを防止できる。その上、凹溝は同心円状に設けら
れているから、球軸受から遠い側程周速が大きく、それ
に伴って上記ラビリンス作用も大きいので、ダストの漏
れをより確実に防止できる。
放出されたダストが4部例えばシールドケース内に漏れ
ることを防止できる。その上、凹溝は同心円状に設けら
れているから、球軸受から遠い側程周速が大きく、それ
に伴って上記ラビリンス作用も大きいので、ダストの漏
れをより確実に防止できる。
しかも、上記ラビリンス作用を得るのに、従来のように
万い違いに入り込む凹凸部を相対向する上記両面に対し
て切削加工する必要がなく、ハブの端壁またはモールド
成形体のみに凹溝を設けるだけでよい。そのため、切削
加工を簡単化でき、特に、凹溝をモールド成形体に設け
る場合には、モールド成形と同時に凹溝を得ることがで
きるので、凹溝を得るための切削加工を不要とできる。
万い違いに入り込む凹凸部を相対向する上記両面に対し
て切削加工する必要がなく、ハブの端壁またはモールド
成形体のみに凹溝を設けるだけでよい。そのため、切削
加工を簡単化でき、特に、凹溝をモールド成形体に設け
る場合には、モールド成形と同時に凹溝を得ることがで
きるので、凹溝を得るための切削加工を不要とできる。
[実施例]
以下、第1図および第2図に示すハードディスク駆動装
置用の直流ブラシレスモータについて説明する。
置用の直流ブラシレスモータについて説明する。
第1図中31はシールドケース32に取付けられるモー
タハウジングである。このハウジング31の中央位置に
は、円筒形で上向きの筒部33が一体に突出されている
。筒部33にはその外面に嵌合してモールド成形体34
が取付けられている。
タハウジングである。このハウジング31の中央位置に
は、円筒形で上向きの筒部33が一体に突出されている
。筒部33にはその外面に嵌合してモールド成形体34
が取付けられている。
この成形体34は複数の突極を有した積層鋼板製のステ
ータコア35と、このコア35の各突極に巻き付1ノら
れた巻線36と、これらステータコア35と巻線36と
からなるステータ37をモールド成形したモールド樹脂
38とから形成されている。
ータコア35と、このコア35の各突極に巻き付1ノら
れた巻線36と、これらステータコア35と巻線36と
からなるステータ37をモールド成形したモールド樹脂
38とから形成されている。
モールド樹脂38は、第2図に示すように上記各突極の
先端面一35 aを露出させるとともに、上記筒部33
に嵌合されるステータコア35の中心孔内面35bを露
出させ、それ以外の部分を埋め込んでモールド成形され
ている。それによりモールド成形体34は、全体と17
てドーナツ形状をなしているとともに、その上面34a
は平坦面で形成されている。
先端面一35 aを露出させるとともに、上記筒部33
に嵌合されるステータコア35の中心孔内面35bを露
出させ、それ以外の部分を埋め込んでモールド成形され
ている。それによりモールド成形体34は、全体と17
てドーナツ形状をなしているとともに、その上面34a
は平坦面で形成されている。
上記モータハウジング′31には、ハブ39と、ロータ
マグネット40とを備えたロータ4]が回転自在に支持
されている。
マグネット40とを備えたロータ4]が回転自在に支持
されている。
つまり、ロータ41のハブ39は、円筒壁42と、端壁
43と、ロータ軸44とを有した一体品である。そして
、円筒壁42の上端は端壁43で塞がれているとともに
、端壁43の中央部にはロータ軸44が下向きに突出さ
れている。したがって、ハブ3つは下面が開口された収
納部45を何している。なお、ハブ39の直径は20+
++m程度である。上記構成のロータ40は、そのロー
タ軸44を上記筒部33の内部に挿入して、これら両者
間に配置された上下一対の球軸受46.47を介して回
転自在に支持されている。この取付は状態において、収
納部45には上記モールド成形体34が収められている
。
43と、ロータ軸44とを有した一体品である。そして
、円筒壁42の上端は端壁43で塞がれているとともに
、端壁43の中央部にはロータ軸44が下向きに突出さ
れている。したがって、ハブ3つは下面が開口された収
納部45を何している。なお、ハブ39の直径は20+
++m程度である。上記構成のロータ40は、そのロー
タ軸44を上記筒部33の内部に挿入して、これら両者
間に配置された上下一対の球軸受46.47を介して回
転自在に支持されている。この取付は状態において、収
納部45には上記モールド成形体34が収められている
。
上記端壁43の収納部45に臨む下面43aは平坦面で
形成されている。この而43aと上記モールド成形体3
4の上面34aとは、上記球軸受46.47の周囲に位
置されているとともに、これら両面34a、43aは互
いに近接して対向されている。上記両面34a、43a
間の隙間は0.05〜0.1師程度である。
形成されている。この而43aと上記モールド成形体3
4の上面34aとは、上記球軸受46.47の周囲に位
置されているとともに、これら両面34a、43aは互
いに近接して対向されている。上記両面34a、43a
間の隙間は0.05〜0.1師程度である。
そして、上記端壁43の下面43aには、上記ロータ軸
44を中心とする半径が異なる三つのリング形の凹溝4
8が、同心円状に設けられている。
44を中心とする半径が異なる三つのリング形の凹溝4
8が、同心円状に設けられている。
これら凹溝48はいずれも上記モールド成形体34の上
面34aに対向されていて、その溝断面の形状は矩形で
ある。しかも、各凹溝48の深さは0.1〜0.2mm
程度、幅および隣接する凹溝48相互の間隔は0.2m
+n程度である。
面34aに対向されていて、その溝断面の形状は矩形で
ある。しかも、各凹溝48の深さは0.1〜0.2mm
程度、幅および隣接する凹溝48相互の間隔は0.2m
+n程度である。
上記円筒壁42の外周面に形成された支持部42a上に
は、被回転部材としての磁気ディスク(図示しない)が
嵌合して取付けられる。なお、第1図中49は上記磁気
ディスクを支持部42aとの間に挟着する図示しない締
付は体が螺合される雄ねじ部である。上記ロータマグネ
ット40は、円筒形であるとともに、円筒壁39の内周
面に取付けられている。なお、第1図中50はロータマ
グネット40の上端か当接する位置決め用の環状段部で
ある。
は、被回転部材としての磁気ディスク(図示しない)が
嵌合して取付けられる。なお、第1図中49は上記磁気
ディスクを支持部42aとの間に挟着する図示しない締
付は体が螺合される雄ねじ部である。上記ロータマグネ
ット40は、円筒形であるとともに、円筒壁39の内周
面に取付けられている。なお、第1図中50はロータマ
グネット40の上端か当接する位置決め用の環状段部で
ある。
上記構成を備えるハードディスク駆動装置用直流ブラシ
レスモータにおいては、ステータ37がモールド樹脂3
8によりモールド成形されているため、モールド樹脂3
8に全体が埋め込まれた巻線36や同じくモールド樹脂
38に殆どを埋め込まれたステータコア35が、モータ
の動作に伴って振動することが抑制される。したがって
、上記モールド樹脂38により、巻線36やステータコ
ア35に含まれるダストか、周囲に放出されることを防
止できる。
レスモータにおいては、ステータ37がモールド樹脂3
8によりモールド成形されているため、モールド樹脂3
8に全体が埋め込まれた巻線36や同じくモールド樹脂
38に殆どを埋め込まれたステータコア35が、モータ
の動作に伴って振動することが抑制される。したがって
、上記モールド樹脂38により、巻線36やステータコ
ア35に含まれるダストか、周囲に放出されることを防
止できる。
また、モータの動作に佇って球軸受46.47からはダ
ストが放出される。そのうち、下側の球軸受47から放
出されるダストは、シールドケース32外に放出される
ので、問題とはならない。
ストが放出される。そのうち、下側の球軸受47から放
出されるダストは、シールドケース32外に放出される
ので、問題とはならない。
これに対して、−1−側の球軸受46から放出されるダ
ストは、互いに近接して対向されたモールド成形体13
4の、L面34aとハブ39の端壁43の上面43 a
との間を経由した後、モータハウジング31とロータ4
1の円筒壁42の下端部との間を通って、シールドケー
ス32の内部に漏れる可能性がある。
ストは、互いに近接して対向されたモールド成形体13
4の、L面34aとハブ39の端壁43の上面43 a
との間を経由した後、モータハウジング31とロータ4
1の円筒壁42の下端部との間を通って、シールドケー
ス32の内部に漏れる可能性がある。
しかし、シールドケース32内へのダストの漏れは以下
のようにして防止される。
のようにして防止される。
つまり、ロータ38が回転されると、モールド成形体3
4の上面34aと、これに近接して対向されたハブ39
の端壁4Bの下面43aとの間において、複数の圧力境
界が同心円状に形成される。
4の上面34aと、これに近接して対向されたハブ39
の端壁4Bの下面43aとの間において、複数の圧力境
界が同心円状に形成される。
つまり、上記ド面43aには三つの凹溝48が同心円状
に設けであるから、これら凹溝48の部分では低い圧力
値の動圧が形成されるとともに、これに隣接した部分゛
Cは高い圧力値の動圧がモータの径方向に繰り返し連続
して形成される。このような圧力境界により、上記両面
34a、43a間を径方向外側に向けて通過しようとす
る空気は、凹溝48位置において急激に膨張して、その
圧力が低下させられるので、上記空気の運動エネルギー
を減衰できる。
に設けであるから、これら凹溝48の部分では低い圧力
値の動圧が形成されるとともに、これに隣接した部分゛
Cは高い圧力値の動圧がモータの径方向に繰り返し連続
して形成される。このような圧力境界により、上記両面
34a、43a間を径方向外側に向けて通過しようとす
る空気は、凹溝48位置において急激に膨張して、その
圧力が低下させられるので、上記空気の運動エネルギー
を減衰できる。
このようなラビリンス作用により、球軸受46から放出
されたダストか、シールドケース32内に漏れることを
防止できる。
されたダストか、シールドケース32内に漏れることを
防止できる。
しかも、凹溝48は同心円状に設けられているから、球
軸受46から遠い側程周速が大きく上記ラビリンス作用
も大きい。そのため、シール効果が大であり、ダストの
漏れをより確実に防止できる。したがって、この実施例
のモータ構造は磁気デ、イスクの記録の高密度化を促進
するのに好適するものである。
軸受46から遠い側程周速が大きく上記ラビリンス作用
も大きい。そのため、シール効果が大であり、ダストの
漏れをより確実に防止できる。したがって、この実施例
のモータ構造は磁気デ、イスクの記録の高密度化を促進
するのに好適するものである。
そして、上記ラビリンスf′[用を得るのに、従来のよ
うに相対向する両面に互い違いに入り込む凹凸部を夫々
切削加工する必要かなく、ハブ39の端壁43のみに凹
溝48を設けるだけでよい。このように切削加工数を少
なくできるから、加工が簡単になるとともに、それに伴
って加工コストを低減できるので、安価に得ることがで
きる。
うに相対向する両面に互い違いに入り込む凹凸部を夫々
切削加工する必要かなく、ハブ39の端壁43のみに凹
溝48を設けるだけでよい。このように切削加工数を少
なくできるから、加工が簡単になるとともに、それに伴
って加工コストを低減できるので、安価に得ることがで
きる。
第13図および第4図に示す本発明の第2実施例は、ハ
ブ39の端壁43の下面43aに凹溝48を設けない代
わりに、上記下面43aに近接して対向するモールド成
形体34の上面34aに、三つの凹溝48を同心円状に
設けている。この点以外の構成は」1記第1実施例と同
じであるので、同一部分には同符号を付して、その説明
を省略する。
ブ39の端壁43の下面43aに凹溝48を設けない代
わりに、上記下面43aに近接して対向するモールド成
形体34の上面34aに、三つの凹溝48を同心円状に
設けている。この点以外の構成は」1記第1実施例と同
じであるので、同一部分には同符号を付して、その説明
を省略する。
したかって、この実施例においても上記第1実施例と同
様なラビリンス作用を得ることができ、そのため、球軸
受46から放出されるダストがシールドケース23内に
漏れることを防止できる。
様なラビリンス作用を得ることができ、そのため、球軸
受46から放出されるダストがシールドケース23内に
漏れることを防止できる。
その上、凹溝48がモールド成形体34に設けられてい
るから、モールド成形と同時に凹溝48を得ることがで
きるので、凹溝48を得るための切−1,4− 削加−Iニを不要とできる。
るから、モールド成形と同時に凹溝48を得ることがで
きるので、凹溝48を得るための切−1,4− 削加−Iニを不要とできる。
本発明は上記一実施例には制約されない。例えば、ハブ
39の端壁43の下面は段(=Jき而であってもよく、
その場合モールド成形体34の上面は、少なくとも上記
シ:1シ壁43の一部の・1乏坦而に近接して対向する
平坦面、または上記段(=jき面全体に近接して対向す
る段(=Iき而とし、これら対向面のいずれか一方にシ
ール手段をなすための複数の凹溝48を設けて実施すれ
ばよい。
39の端壁43の下面は段(=Jき而であってもよく、
その場合モールド成形体34の上面は、少なくとも上記
シ:1シ壁43の一部の・1乏坦而に近接して対向する
平坦面、または上記段(=jき面全体に近接して対向す
る段(=Iき而とし、これら対向面のいずれか一方にシ
ール手段をなすための複数の凹溝48を設けて実施すれ
ばよい。
また、本発明をレーザビームプリンタ用のスキャナモー
タに適用する場合には、シール手段のダスト漏れ防1ト
作用によって、ハブに取付けられる被回転部材としての
ポリゴンミラーが、球軸受から放出されるダストによっ
て曇ることを防止できる。
タに適用する場合には、シール手段のダスト漏れ防1ト
作用によって、ハブに取付けられる被回転部材としての
ポリゴンミラーが、球軸受から放出されるダストによっ
て曇ることを防止できる。
[発明の効果]
以上説明した本発明の直流ブラシレスモータにおいては
、ステータをモールド樹脂によりモールド成形したモー
ルド成形体を備えるから、ステータからのダストの放出
を防止できる。そして、こ−15= のモールド成形体を収めた収納部に臨むノ1ブの端壁の
面と、これに近接対向した上記成形体の面とのいずれか
一方に、複数のリング形の凹溝を同心円状に設けて、モ
ータの動作時に上記両面間に形成されるラビリンス作用
で球軸受から放出されるダストを外部への漏れ多段に防
止できるので、ダストに対するシール効果が高い。その
上、上記両面にLl−い違いに入り込む凹凸部を夫々切
削加工する必要かなく、これら両面のいずれか一方のみ
に複数の凹溝を設けることにより、球軸受からのダスト
をシールするだめの加工数を少なくでき、或いはモール
ド成形と同時に上記凹溝を得て加工を不ザとでき、した
がって、安価に得ることかできる。
、ステータをモールド樹脂によりモールド成形したモー
ルド成形体を備えるから、ステータからのダストの放出
を防止できる。そして、こ−15= のモールド成形体を収めた収納部に臨むノ1ブの端壁の
面と、これに近接対向した上記成形体の面とのいずれか
一方に、複数のリング形の凹溝を同心円状に設けて、モ
ータの動作時に上記両面間に形成されるラビリンス作用
で球軸受から放出されるダストを外部への漏れ多段に防
止できるので、ダストに対するシール効果が高い。その
上、上記両面にLl−い違いに入り込む凹凸部を夫々切
削加工する必要かなく、これら両面のいずれか一方のみ
に複数の凹溝を設けることにより、球軸受からのダスト
をシールするだめの加工数を少なくでき、或いはモール
ド成形と同時に上記凹溝を得て加工を不ザとでき、した
がって、安価に得ることかできる。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はモータ全体の縦断面図、第2図はモールド成形体の
斜視図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、第3
図はモータ全体の縦断面図、第4図は= 16 − 31・・・モータハウジング、34・・・モールド成形
体、34’ a・・・モールド成形体の上面、37・・
・ステータ、38・・・モールド樹脂、3つ・・・ハブ
、40・・・ロータマグネット、41・・・ロータ、4
2・・・円筒壁、43・・・端壁、43a・・・端壁の
下面、45・・・収納部、46.47・・球軸受、48
・・・凹溝。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 、f
図はモータ全体の縦断面図、第2図はモールド成形体の
斜視図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、第3
図はモータ全体の縦断面図、第4図は= 16 − 31・・・モータハウジング、34・・・モールド成形
体、34’ a・・・モールド成形体の上面、37・・
・ステータ、38・・・モールド樹脂、3つ・・・ハブ
、40・・・ロータマグネット、41・・・ロータ、4
2・・・円筒壁、43・・・端壁、43a・・・端壁の
下面、45・・・収納部、46.47・・球軸受、48
・・・凹溝。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 、f
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 円筒壁およびこの円筒壁の上端を塞いだ端壁を有して
、これら両壁の内側に下面が開放された収納部が形成さ
れたハブと、上記円筒壁内面に取付けられたロータマグ
ネットとを備えるロータを、一対の球軸受を介してモー
タハウジングに回転自在に支持し、 ステータをモールド樹脂によりモールド成形してドーナ
ツ状に形成されたモールド成形体を、上記収納部に収め
て上記モータハウジングに取付け、上記球軸受の周囲に
位置して上記端壁の上記収納部に臨む面と、この面と対
向する上記モールド成形体の面とを互いに近接させると
ともに、これら相対向した面のいずれか一方に、半径が
異なる複数のリング形の凹溝を同心円状に設けたことを
特徴とする直流ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13917990A JPH0433556A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 直流ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13917990A JPH0433556A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 直流ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433556A true JPH0433556A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15239409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13917990A Pending JPH0433556A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 直流ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433556A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0533346U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-30 | 株式会社東芝 | スピンドルモータ |
JPH0684553U (ja) * | 1993-04-07 | 1994-12-02 | 株式会社三協精機製作所 | 磁気ディスク駆動装置 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13917990A patent/JPH0433556A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0533346U (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-30 | 株式会社東芝 | スピンドルモータ |
JPH0684553U (ja) * | 1993-04-07 | 1994-12-02 | 株式会社三協精機製作所 | 磁気ディスク駆動装置 |
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