JPH04334945A - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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Publication number
JPH04334945A
JPH04334945A JP10413191A JP10413191A JPH04334945A JP H04334945 A JPH04334945 A JP H04334945A JP 10413191 A JP10413191 A JP 10413191A JP 10413191 A JP10413191 A JP 10413191A JP H04334945 A JPH04334945 A JP H04334945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
unbalance
unbalances
core
starter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10413191A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Shiga
元弘 志賀
Masaaki Kobayashi
政明 小林
Masayuki Shizuka
志塚 正之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10413191A priority Critical patent/JPH04334945A/ja
Publication of JPH04334945A publication Critical patent/JPH04334945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの始動装置に係
り、特に、始動装置の運転中の振動や騒音を小さくする
始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの始動装置は実開昭62−59
768 号公報に記載のように、電動機を利用している
。すなわち、バッテリからの電気により電動機を回転さ
せて、この回転力をエンジンに伝えてエンジンを始動さ
せる構造になっている。電動機の回転子に不つりあいが
存在すると回転子の回転時に不つりあい力により始動装
置が加振されて、回転サイクルの振動や騒音が発生する
。このような振動や騒音は回転子の不つりあいの大きさ
に比例するので、これらを小さくするためには回転子の
不つりあいを小さくする必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は始動装
置から振動や騒音が発生し、エンジンの始動時の快適性
を阻害していた。これを避けるために、回転子の不つり
あいを小さくするつりあわせ工程を利用しており、この
ために回転子の製造工程が多くなり、生産性が低下する
【0004】本発明の目的は、不つりあいを特に小さく
しなくても振動や騒音が小さく、運転中の快適性の向上
を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転子の両
側の不つりあいが鉄心の中心軸に関して互いに逆方向に
なるように、回転子を製作することにより達成される。
【0006】
【作用】回転子の両側の不つりあいを鉄心の中心軸に関
して互いに逆方向にすると、これらの不つりあいにより
始動装置に作用する加振力が互いに打消し合い、両側の
不つりあいが同じ方向の場合よりも始動装置の振動が小
さくなり、このため、騒音が小さくなる。
【0007】
【実施例】図1により本発明の実施例を説明する。
【0008】始動装置は回転動力を与える電動機と、こ
の電動機の回転出力を減速する遊星歯車減速機構と、こ
の減速機構に連結されて減速回転される出力軸と、出力
軸に装着されたピニオンを押込み動作させるマグネチッ
クスイッチとを主たる構成要素とするものである。
【0009】まず、21はハウジング、22はハウジン
グ21内に取付けた電動機であり、この電動機22はヨ
ーク23,電動機回転子24,ブラシホルダ25等から
形成されている。この電動機22は電力供給により電動
機回転子24に回転出力を与えるものである。電動機回
転子24には軸3が設けられており、軸3はその両端を
回転可能に軸受されている。1は回転子の鉄心であり、
2aは回転子の鉄心1に設けた不つりあい部である。軸
3の前端部は遊星歯車減速機構26を介して出力軸27
と連携している。
【0010】出力軸27は軸3と同一軸心上に配置され
ている。出力軸27には図示しないエンジンのリングギ
ャとかみ合うべきピニオン28が装着されている。ピニ
オン28は出力軸27に対し軸方向移動可能とされ、エ
ンジンの始動時のみかみ合いされるようにマグネチック
スイッチ29に連動するシフトレバー30によって押込
み動作される。
【0011】図2により本発明の実施例を詳細に説明す
る。1は回転子の鉄心、2aおよび2bは回転子の鉄心
1に設けた不つりあい部であり、不つりあい部2aと不
つりあい部2bは回転子の鉄心1の中心軸に関して互い
に逆方向にする。3は回転子の鉄心1の中心に設けた軸
であり、回転子の鉄心1と軸3は電動機の回転子の一部
を構成しており、一体になって回転する。
【0012】図3により本発明の実施例の電動機回転子
全体の構造について説明する。4は回転子の鉄心1の中
に取付けたコイルであり、コイル4に電流を流して電動
機回転子を回転させる。5はコイル4の中を流れる電流
が回転子の鉄心1に流れないようにするための絶縁材で
あり、液状の原料を回転子の鉄心1とコイル4の間に流
し込み、その状態で加熱して固める。
【0013】図4において、6および7は不つりあいを
示しており、この図は不つりあい6と不つりあい7が回
転子の鉄心1の中心軸に関して同じ方向に存在する場合
である。このような状態を同相不つりあいと名づける。
【0014】図5において、8および9は不つりあいを
示しており、この図は不つりあい8と不つりあい9が回
転子の鉄心1の中心軸に関して互いに逆方向に存在する
場合である。このような状態を逆相不つりあいと名づけ
る。
【0015】回転子が回転すると不つりあいの方向に不
つりあい力が作用する。図4のような同相不つりあいの
場合には両側の不つりあい6および7により発生する不
つりあい力が同じ方向に作用し、始動装置に大きな加振
力が作用する。そのために、始動装置の振動や騒音が大
きくなる。一方、図5のような逆相不つりあいの場合に
は両側の不つりあい8および9により発生する不つりあ
い力の方向が逆になるために、始動装置に発生する振動
を打消し合い、始動装置の振動は小さくなり、この結果
騒音が小さくなる。
【0016】回転子の両側の不つりあいが同じ方向の場
合に、不つりあいが大きくなると始動装置の振動や騒音
が大きくなる。しかし、回転子の両側の不つりあいが逆
方向の場合には、不つりあいが大きくなっても、始動装
置の振動や騒音があまり増加しないことが実験によりわ
かった。このことは前述のような理由によるものと考え
られる。
【0017】図2の不つりあい部2aおよび2bは、回
転子の鉄心1に孔を明けて、この部分の質量の分だけ軽
くする構造になっている。このことは、この位置と中心
軸に関して反対側の位置を重くするのと同じ効果が得ら
れる。すなわち、一方を軽くするということは軸3の反
対側を重くすることと同じになる。このことから、図2
の状態は不つりあい部2aおよび2bの位置と軸3の反
対側に不つりあいを付加した状態と同じになり、その状
態は図5の状態と同じになる。
【0018】電動機の回転子の製作工程において、回転
子の鉄心1と軸3の結合時、コイル4の回転子の鉄心1
への取付時、絶縁材5の付加時などの製造工程において
不つりあいが発生する。これらの不つりあいはどの方向
に発生するか定まっていないために、最終的に電動機の
回転子が完成したときにどのような不つりあいの状態に
なるかは決まらない。もし、図4のような同相不つりあ
いの状態になると振動や騒音が大きくなるので、このよ
うな場合には不つりあいを小さくするために不つりあい
の修正作業を行う必要がある。そこで、図2のように最
初の段階に逆相不つりあい状態にしておくことにより、
電動機の回転子が完成したときに不つりあいが非常に小
さいか、あるいは不つりあいが存在する場合でも振動や
騒音の小さくなる逆相不つりあいの状態にすることがで
きる。
【0019】図2は回転子の鉄心1に穴を明けて、この
部分を軽くする構造になっている。この方法のほかに、
最終的に逆相不つりあいの状態にするために、製作工程
の途中で不つりあいを付加しても同じ効果が得られる。 また、不つりあいを小さくする不つりあい修正作業にお
いて、逆相不つりあい状態になるように作業を行っても
同じ効果が得られる。
【0020】図6により、不つりあい部の位置が図2の
場合と異なっている例について説明する。10は回転子
の鉄心1の外周側に設けた不つりあい部であり、11は
回転子の鉄心1の中心軸に関して不つりあい部10の反
対側に設けた不つりあい部である。このような構造にし
ても図2の場合と同様に始動装置の振動や騒音を小さく
できる。
【0021】図7により、不つりあい部の位置が図2や
図6の場合と異なっている例について説明する。12は
回転子の鉄心1に付加した不つりあい部、13は回転子
の鉄心1の中心軸に関して不つりあい部12の反対側に
付加した不つりあい部である。このような構造にしても
、図2の場合と同様に始動装置の振動や騒音を小さくす
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、回転子に不つりあいが
存在しても、始動装置に発生する振動や騒音を小さくで
きるので、快適性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の始動装置の断面図。
【図2】電動機回転子の軸および鉄心部の断面図。
【図3】電動機回転子の断面図。
【図4】同相不つりあいの説明図。
【図5】逆相不つりあいの説明図。
【図6】回転子の鉄心部の断面図。
【図7】回転子の鉄心部の断面図。
【符号の説明】
1…回転子の鉄心、2a,2b,10,11,12,1
3…不つりあい部、3…軸、4…コイル、5…絶縁材、
6,7,8,9…不つりあい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】始動装置の電動機において、回転子の鉄心
    の中心軸に関して互いに逆方向に不つりあい部を設けた
    ことを特徴とするエンジンの始動装置。
JP10413191A 1991-05-09 1991-05-09 エンジンの始動装置 Pending JPH04334945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413191A JPH04334945A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 エンジンの始動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413191A JPH04334945A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 エンジンの始動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04334945A true JPH04334945A (ja) 1992-11-24

Family

ID=14372559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10413191A Pending JPH04334945A (ja) 1991-05-09 1991-05-09 エンジンの始動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04334945A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917137B2 (en) * 2002-04-18 2005-07-12 Fanuc Ltd. Electric motor and manufacturing method therefor
JP2006042569A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Shimadzu Corp 省電力電動アクチュエータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917137B2 (en) * 2002-04-18 2005-07-12 Fanuc Ltd. Electric motor and manufacturing method therefor
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