JPH0433433A - 不正アドレス管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、共通の伝送線に接続されたノード間で、デー
タの伝送を行うネットワークに関し、特に不正アドレス
管理方法に関する。

（従来の技術） 従来、この種の通信ネットワークでは、各ノードが上記
通信ネットワーク上の全ノードに対して定期的に自局の
自局情報（ネットワーク情報）を通知することにより、
自局がネットワーク上に存在することを他局のノードに
知らせて各ノードが相互に他局のノードの存在を確認し
ていた。この時通知する自局のネットワーク情報として
は、予め設定された自局のネットワーク局番や稼動時間
等からなる情報である。

上記情報を受信した各ノードは、上記情報をそのノード
の最新情報として、自局内に持っているネットワーク情
報を逐次更新し、上記ネットワーク局番に所定の送信デ
ータを送信していた。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上記伝送方式では、例えば人為的なミスで同
一のネットワーク局番（全（同一のアドレスが設定され
たネットワーク情報）を持つノードが発生した場合、各
ノードは上記同一局番の異なるノードからネットワーク
情報の通知を受信することとなる。すなわち、ネットワ
ーク情報受信の度に上記各ノードは、自局内のネットワ
ーク情報を更新し、同一のネットワーク局番にデータを
送信しているにもかかわらず、送信されたデータはある
時は同一局番の−のノードに、又ある時は同一局番で上
記−のノードとは異なる他のノードに送信されてしまい
、このためネットワーク通信が不安定になり、ネットワ
ーク通信の信頼性が低下するという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、同
一局番を持つノードの中から所定のノードだけを残し、
安定したデータ伝送を行うことができる不正アドレス管
理方法を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明では、共通の信号伝
送線を介して相互に接続された少なくとも２つのノード
を有し、当該各ノードは所定間隔ごと自局を識別する局
番と稼動時間を有する自局情報を通知するネットワーク
において、前記各ノードが所定間隔ごと各局から送信さ
れてくるネットワーク情報を受信する際に、自局と同一
の局番を持つノードが存在する場合、稼動時間を比較し
て自局の稼動時間が短ければ、自局がネットワークから
はずれるという排他制御を行う不正アドレス管理方法が
提供される。

（作用） 同一のネットワーク局番のノードが複数存在する場合、
上記ノードのうち、稼動時間の最も長いノードのみが残
り、稼動時間の短いノードはネットワークより削除され
る。

従って、ネットワーク上にネットワーク局番が同一のノ
ードが複数存在しても、特定のノードに伝送データを送
信することができ、各ノード間で安定したデータ伝送が
可能になる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図乃至第２図の図面に基づ
き詳細に説明する。

第１図及び第２図は、本発明に係る不正アドレス管理方
法を用いたネットワークの構成を示す構成ブロック図で
ある。第１図において、各ノード１１〜１３は、ツイス
トペア電線等からなる共通のデータバス１４で接続され
てネットワーク１０を構成しており、各ノード１１〜１
３は、従来と同様、それぞれ電子処理制御を行うＣＰＵ
、通信ネットワークの伝送制御を行う伝送制御用ＩＣ１
送受信用のバッファ及びインターフェース等からなる通
信制御回路を付加している。

ネットワーク情報は、それぞれ異なるネットワーク局番
及び稼動時間等の情報から構成されており、各ノード１
１〜１３は定期的に受信したネットワーク情報に基づき
、自局内に設定されているネットワーク情報を逐次更新
し、上記ネットワーク局番の各ノードとの間で、所定伝
送データの送受信を行う。

第２図は、例えばノード１１と同一のネットワーク局番
に設定されたノード１５が、新たにデータバス１４に接
続されて上記ネットワークｌＯの構成要素になった場合
の構成ブロック図である。

この場合には、各ノード１１〜１３．１５は、第１図と
同様に定期的にネットワーク情報の確認を行うと共に、
ネットワーク情報の中に自局と同一のネットワーク局番
があると、そのノードの稼動時間と自局ノードの稼動時
間を比較して、自局の方が短ければ自局をネットワーク
から削除する。

又、自局の稼動時間の方が長ければ、もう一方のノード
をネットワーク上から排除しなければならないので、自
局の情報を送信する。そうすれば、その情報を受信した
局は、ネットワーク上から自局を排除する。

次に、本発明に係るネットワークのネットワーク情報の
確認動作について説明する。

第２図において、まず各ノード１１−１３．１５の通信
制御回路は、所定間隔で定期的に自局のネットワーク情
報を送信する。その後、データバス１４を介して他局か
らのネットワーク情報を受信すると、上記受信したネッ
トワーク情報の局番及び自局の局番の中に自局と同一の
局番があるかどうか判断し、同一局番がない場合には、
第１図と同様、受信したネットワーク情報に基づき、自
局内に設定されているネットワーク情報を更新し、上記
局番の各ノードとの間で、所定伝送データの送受信を行
う。また、自局と同一の局番（実施例では、ノード１１
と１５の局番）がある場合には、そのネットワーク情報
の稼動時間を比較して、自局（例えば、ノード１１）の
稼動時間の方が短ければ、自局をネットワークから削除
する。ネットワークから抜けるために、定期的に送信し
ているはずの自局の情報を送信しないようにすればよい
。

一定時間後、他局からこの局は排除されたと判断される
。その結果、もう一方のノード（例えば、ノード１５）
がネットワークに残り、同一局番は存在しなくなる。

これにより、ネットワークＩＯでは、ノード１２．１３
．１５間での伝送データの送受信が可能になり、安定し
たネットワーク通信を行うことができる。

また、ノード１１がネットワーク通信を開始したい場合
には、再び定期的なネットワーク情報の送信を開始し、
そのネットワーク情報を受信した同一局番のノード１５
が、自局の稼動時間と比較し、自局の稼動時間の方が短
ければ、ネットワークから自局を削除し、ノード１１〜
１３間での伝送データの送受信が可能になる。

従って、本実施例では、例え人為的なミスにより、複数
のノードに同一のネットワーク局番が設定されたとして
も、それらのノードの稼動時間によって−のノードのみ
をデータの送受信対象とすることができるので、送信さ
れたデータが、ある時は同一局番の−のノードに、又あ
る時は他のノードに送信されるというような事態がなく
なり、安定したネットワーク通信を行うことができる。

なお、本実施例では、各ノードに同一局番の比較を行う
機能を設けたが、本発明はこれのみに限らず、例えば各
ノードの自局情報からその稼動時間を管理し、排他制御
を行う特定の管理装置を上記ネットワーク上に別に設け
ることも可能である。

この場合には、各ノードでの個々のアドレス管理を省略
できる利点がある。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明では、共通の信号伝送線を
介して相互に接続された少なくとも２つのノードを有し
、当該各ノードは所定間隔ごと自局を識別する局番と稼
動時間を有する自局情報を通知するネットワークにおい
て、前記各ノードが所定間隔ごと前記自局情報を通知す
る際に、同一局番のノードが少なくとも２つ存在する場
合、当該ノードの稼動時間を比較して、該稼動時間が最
も長いノードのみが前記伝送データの送受信対象となる
排他制御を行うので、信号伝送線上に局番が同一のノー
ドが複数存在しても、−〇ノードに伝送データを送信す
ることができ、各ノード間で安定したデータ伝送が可能
になる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、本発明に係る不正アドレス管理方
法を用いたネットワークの構成を示す構成ブロック図で
、第１図は局番がそれぞれ異なるノードを接続した場合
の構成ブロック図、第２図は一部に同一局番のノードを
接続した場合の構成ブロック図である。 １０・・・ネットワーク、１１〜１３．１５・・・ノー
ド、１４・・・信号伝送路（データバス）。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）共通の信号伝送線を介して相互に接続された少な
   くとも２つのノードを有し、当該各ノードは所定間隔ご
   と自局を識別する局番と稼動時間を有する自局情報を通
   知するネットワークにおいて、前記各ノードが所定間隔
   ごと前記自局情報を通知する際に、同一局番のノードが
   少なくとも２つ存在する場合、当該ノードの稼動時間を
   比較して、該稼動時間が最も長いノードのみがネットワ
   ークで有効なノードとして送受信対象となるよう排他制
   御を行うことを特徴とする不正アドレス管理方法。
2. （２）前記排他制御は、各ノードが行うことを特徴とす
   る請求項１記載の不正アドレス管理方法。