JPH0433391A - 混成集積回路装置 - Google Patents

混成集積回路装置

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JPH0433391A
JPH0433391A JP13842090A JP13842090A JPH0433391A JP H0433391 A JPH0433391 A JP H0433391A JP 13842090 A JP13842090 A JP 13842090A JP 13842090 A JP13842090 A JP 13842090A JP H0433391 A JPH0433391 A JP H0433391A
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大川 克美
Hisashi Shimizu
清水 永
Hirobumi Kikuchi
博文 菊地
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は電力アクティブ フィルタを絶縁金属基板上に
実装する混成集積回路装置に関する。
(ロ)従来の技術 近年、整流電源のノイズ対策の点からアクティブーフィ
ルタが注目されている。−膜面なアクティブ フィルタ
を第6図を参照して説明する。
アクティブ・フィルタはダイオードD1〜D4からなる
ブリッジ整流回路、このブリッジ整流回路の交流入力端
子と電圧v6゜で示される商用交流電源間に接続される
リアクタし、ブリッジ整流回路の対の直流出力端子間に
並列接続されるトランジスタQ、ブリッジ整流回路の直
流出力を平滑するコンデンサC2、ブリッジ整流回路の
直流出力端子と平滑コンデンサC4間に接続されるダン
パダイオードD5から回路構成される。なお、トランジ
スタQの動作を制御するための通常、15KHL以上の
周波数の制御パルスφを出力する制御回路は省略されて
いる。
次に、このアクティブ フィルタの動作を説明する。
商用交流のリアクタL側が正となる半周期においては、
トランジスタQがハイレベルの制御パルスφによりオン
する間、リアクタし一ダイオードD1−トランジスタQ
−ダイオードD、により閉回路を形成してリアクタLに
電流が流れ、また商用交流のりアクタL側が負となる半
周期においては、トランジスタQがオンする間、ダイオ
ードD2−トランジスタQ−ダイオードD3−リアクタ
Lにより閉回路を形成し同様にリアクタLに電流が流れ
る。そして、制御パルスφがローレベルになりトランジ
スタQがオフすると、先の2つの閉回路が開路されてリ
アクタしに逆起電力が発生する。この逆起電力は商用交
流と同位相であるため、トランジスタQがオフする間に
おいて、リアクタLの逆起電力と商用交流の電圧が加算
された電圧がブリッジ整流回路に人力され、この整流8
力がダンパーダイオードD、を順バイアスして平滑コン
デンサC4に充電される。
従来では、このアクティブ フィルタをディスクリート
部品により構成していたが、各ディスクリート部品間の
配線が長くなり、その配線のインダクタンス成分により
新たなスイッチングノイズを誘導していた。このため、
大きなシールド構造内にアクティブ−フィルタを収容す
る必要が生じ、電源装置の縮小の要求に充分に応えるこ
とができなかった。
そこで、本件発明者はこのアクティブ フィルタを絶縁
金属基板上に実装した混成集積回路装置を特願昭63−
2580号で提案した。次に第7図を参照してこの混成
集積回路装置を説明する。
即ち、アルミニウム等の金属基板(40)の両表面を陽
極酸化して形成した絶縁酸化膜(42)で被覆し、この
一方の絶縁酸化膜(42)上にエポキシ等の絶縁樹脂層
(46)を介して銅箔の回路パターン(48)を形成す
る。そして、この回路パターン(48)上にダイオード
D1〜D4およびD5、トランジスタQ、さらには制御
回路を構成する回路部品をチッブ形状で表面実装して、
小型化したアクティブフィルタを実現している。なお、
ダイオードD〜D4およびり1、トランジスタQは発熱
するため、回路パターン(48)上に銅片等の所謂ヒー
トシンクを介して実装される。
この混成集積回路装置によればディスクリート部品によ
り構成される従来型のアクティブ−フィルタに存する配
線インダクタンスに起因する問題は解消される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記混成集積回路装置では、アクティブ フィルタの主
回路を構成するダイオードD、〜D、およびD5、トラ
ンジスタQがヒートシンクを介して回路パターン上に実
装されることになるが、このうち共通の回路パターン、
共通のヒートシンクに実装できる素子はダイオードD1
とD3でしかなく、他はそれぞれ独立の回路パターンに
所定の大きさのヒートシンクを介して所定の間隔で実装
される。このため、回路基板の実装面積が回路パターン
のためのマージン、ヒートシンクのためのマージンに多
く消費され、回路基板の有効実装面積が減少し、混成集
積回路装置を小型化する上での障害になっている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記問題点に鑑みてなされ、主回路あるいは主
回路の一部が、直列接続される第1および第2のダイオ
ードにそれぞれ並列に第1および第2のスイッチング素
子が接続される回路構成であるアクティブ フィルタを
絶縁金属基板上に実装して、混成集積回路装置の小型化
を達成したものである。
(ホ)作用 並列接続される第1のダイオードと第1のスイッチング
素子はチップ基板の導電型が同一であるため共通の回路
パターンに実装し、共通のヒートシンクに実装し、さら
には複合素子化することが可能であり、また同様に第2
のダイオードと第2のスイッチング素子も共通の回路パ
ターンに実装し、共通のヒートシンクに実装し、さらに
は複合素子化することが可能であるため、回路パターン
のためのマージン、ヒートシンクのためのマージンを殆
ど必要とせず、実装面積の低下がない。
(へ)実施例 第1図は本発明の第1の実施例に採用されるアクティブ
・フィルタを示す。
このアクティブ・フィルタは、同図に示されるように、
ダイオードD、〜D4からなるブリンジ整流回路、その
第1および第2のダイオードDD2にそれぞれ並列接続
される第1および第2のトランジスタQ1、Q2、第1
および第2のダイオ−FD、、D2の直列接続点に一端
が接続されるリアクタし、第3および第4のダイオード
D3、D4の直列回路に並列接続される平滑コンデンサ
C6および第1および第2のトランジスタQQ2、のベ
ースに制御パルスφ1、φ2を供給する制御回路COM
から構成される。
制御回路COMの主回路はマイクロコンピュタにより構
成され、商用交流の位相を検出して、リアクタL側が正
となる半周期では15KH,以上の周波数の制御パルス
φ2を出力し、リアクタし側が負となる半周期では同じ
(15KH2以上の周波数の制御パルスφ1を出力する
。また、負荷電流の大きさを検知して制御パルスφ寡、
φ2の周波数により、あるいはデユーティによりフィー
ドバック制御を行い、さらには基板温度を計測してアク
ティブ−フィルタが熱的に暴走しないような制御も行う
。なお、本実施例の制御回路COMにはマイクロコンピ
ュータが使用されたが、その他として、コンパレータ、
オペアンプ等の周知の回路構成によっても所定の制御を
行うことができる。
第1および第2のトランジスタQ、、Q2は図示のバイ
ポーラ構造のトランジスタに限定されるものではなく、
パワーMOS )ランジスタ、SrT、IGBT等、高
速動作が可能な他のスイッチング素子に変更することが
できる。また、第1のダイオードD1と第1のスイッチ
ング素子Q0、第2のダイオードD2と第2のスイッチ
ング素子Q2は複合素子により構成されるのが好ましい
次に、第2図を参照して上記構成されるアクティブ・フ
ィルタの動作を説明する。
商用交流のりアクタL側が正となる半周期では制御パル
スφ2が出力され、それがハイレベルのときトランジス
タQ2がオンし、リアクタLトランジスタQ2−ダイオ
ードD4の閉回路が形成されてリアクタしに電流iLが
流れる。そして、制御ハルスφ2がローレベルのときト
ランジスタQ2がオフして先の閉回路が開路されると、
リアクタLはそれ以前の電気的状態を持続させようとし
て逆起電力を発生する。このリアクタLの逆起電力と商
用交流電圧とが加算された電圧はコンデンサ人力型の整
流回路に比較して長い期間において平滑コンデンサC6
の充電電圧を上回り、ダイオードD1、D4を介して平
滑コンデンサcdを充電する。
また、商用交流のりアクタL側が負となる半周期では制
御パルスφ、が出力され、それがハイレベルのときトラ
ンジスタQ、がオンし、リアクタL−トランジスタQ1
−ダイオードD3の閉回路が形成されてリアクタしに電
流lLが流れる。そして、制御パルスφ、がローレベル
のときトランジスタQ1がオフして先の閉回路が開路さ
れると、先と同様にリアクタLに逆起電力を生じ、逆起
電力と商用交流電圧とが加算された電圧により平滑コン
デンサcdが充電される。
第3図を参照し、上記したアクティブ−フィルタを、リ
アクタしおよび平滑コンデンサC2を除いて、絶縁金属
基板上に実装した実施例の具体構造を説明する。
斜線が施された回路パターンはグランド、パターンであ
り、回路基板はそのグランド パタンの一部により、図
面の路上半分の空白部分に対応する小信号回路ブロック
と図面の下半分に対応する大電流回路ブロックに2分割
される。本実施例では小信号回路ブロックから大電流回
路ブロックに供給される制御パルスφ5、φ2の配線に
はジャンピングワイア接続が使用されているが、前記グ
ランド・パターンの一部を迂回するように弓き回して配
線しても差し支えない。
さらに、このグランド−パターンは高周波、大電流が流
れるトランジスタQ2のエミッタに最も近い位置でアル
ミニウム基板にボンディングワイアWで接続されて、ア
ルミニウム基板電位をグランド・パターン電位と等電位
にしている。
大電流回路ブロックには、ブリッジ整流回路を構成する
ダイオードD1〜D4、トランジスタQ1、Q2がヒー
トシンクを介して表面実装される0図示されるように、
第1のダイオードD1、第3のダイオードD3、第1の
トランジスタQは共通の回路パターン上にヒートシンク
を介して表面実装され、さらに第2のダイオードD2と
第2のトランジスタQ2も他の共通の回路パターンに実
装される。このように、アクティブ・フィルタの主回路
を構成する素子がグランド・パターンを含めて4の回路
パターンに実装されるため、回路パターンのためのマー
ジンが低減される。なお、第6図に示した従来のアクテ
ィブ・フィルタを混成集積回路装置化する場合には少な
くと66の回路パターンを必要とする。また、複合素子
を使用する場合にはヒートシンクのためのマージンが特
に低減され、回路基板の小型化が容易に達成される。
なお、第3図に示される混成集積回路装置の断面構造は
第7図と共通であるので説明は省略する。
第4図に第1の実施例の変形例を示す。本変形例は、ト
ランジスタQ、〜トランジスタQ6から構成される3相
のインバータ回路をも単一の絶縁金属基板上に実装した
ものであって、制御回路COMはアクティブ・フィルタ
の主回路を構成するトランジスタQ、、Q2のベースを
制御する制御パルスφ1、φ2の他、3相のインバータ
回路のトランジスタQ3〜トランジスタQ8を格別に駆
動するパルスφユ〜φ8を出力する。
斯る混成集積回路装置は3相のインバータ回路を制御す
るパルスφ3〜φ8が混成集積回路装置の内部で入出力
するため、本混成集積回路装置を使用する電気機器のノ
イズ設計が容易になる利点を有する。
第5図に本発明の第2の実施例の回路図を示す。
本実施例はアクティブ フィルタと従来の倍電圧整流回
路を組み合わせたものであって、2つの、但し先の実施
例のそれと比較して耐圧がJ/2の平滑コンデンサCd
lをCd2を必要とするが、原理上、入力交流電圧の4
倍の振幅の直流を出力する。
本実施例を最小構成した混成集積回路装置は直列接続さ
れる第1および第2のダイオードDD2、この第1およ
び第2のダイオ−F″D1、D2にそれぞれ並列接続さ
れる第1および第2のトランジスタQ3、Q2のみによ
り構成され、極めて小型化される。さらに、それらの素
子のそれぞれに複合素子を使用する場合には、2チフブ
でアクティブ・フィルタの主回路が構成され、回路パタ
ーンの数が減少することと合わせて極めて小型の混成集
積回路装置を実現できる。
())発明の効果 以上述べたように本発明の混成集積回路装置によれば、 (1)アクティブ フィルタとして、複合素子が使用で
きる回路構成のアクティブ−フィルタを絶縁金属基板上
に実装するため、ヒートシンクを使用して実装しても回
路基板の有効実装面積の低下が少ない。
(2)大電流回路と制御回路がグランド・パターンで分
割されるため、大電流回路で発生するノイズから制御回
路が遮蔽される。
(3)混成集積回路装置化によりアクティブ・フィルタ
を構成する素子間配線が短くなるため、配線インダクタ
ンスに起因するノイズが抑制される。
(4)回路基板として絶縁金属基板を使用するため、配
線パターンと金属製の基板間に比較的大きな浮遊容量が
形成されて高調波ノイズをその発生個所の直近で速やか
に減衰させることができる。
(5)回路基板として絶縁金属基板を使用するため放熱
特性が良好であり、もってアクティブ・フィルタを小型
に構成することができる。
(6)回路基板として絶縁金属基板を使用するため、混
成集積回路装置から外部への不要輻射を抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に採用するアクティブ フィルタを説明
する回路図、第2図はアクティブ・フィルタの動作波形
図、第3図は本発明の第1の実施例の平面図、第4図は
第1の実施例の変形例の回路図、第5図は本発明の第2
の実施例の回路図、第6図は従来のアクティブ・フィル
タの回路図、第7図は回路基板の断面図。 L・・リアクタ、  D1〜D4・・ダイオード、Ca
’−・平滑コンデンサ、 Q4、Q2・・・トランジス
タ、 COM−・・制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁金属基板の回路パターン上に、直列接続され
    る第1および第2のダイオードと、この第1および第2
    のダイオードにそれぞれ並列接続される第1および第2
    のスイッチング素子とを少なくとも実装する混成集積回
    路装置において、 第1および第2のダイオードの直列接続点にリアクタを
    接続し、第1および第2のダイオードからなる直列回路
    に充電用のコンデンサを並列接続し、さらに回路パター
    ンのグランド・パターンと金属基板とを接続する接続部
    を設けたことを特徴とする混成集積回路装置。
  2. (2)前記第1および第2のダイオードからなる直列回
    路に並列接続される第3および第4のダイオードからな
    る直列回路を実装することを特徴とする請求項1記載の
    混成集積回路装置。
  3. (3)前記充電用のコンデンサは第1および第2のコン
    デンサの直列回路よりなることを特徴とする請求項1記
    載の混成集積回路装置。
  4. (4)前記絶縁金属基板はアルミニウム基板の表面を陽
    極酸化して形成した酸化膜で被覆されていることを特徴
    とする請求項1記載の混成集積回路装置。
  5. (5)前記スイッチング素子をバイポーラトランジスタ
    、MOSトランジスタ、SIT、あるいはIGBTで構
    成したことを特徴とする請求項1記載の混成集積回路装
    置。
  6. (6)第1のダイオードと第1のスイッチング素子、第
    2のダイオードと第2のスイッチング素子に複合素子を
    使用することを特徴とする請求項1記載の混成集積回路
    装置。
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JPS6219044U (ja) * 1985-07-18 1987-02-04
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