JP2804753B2 - 混成集積回路装置 - Google Patents

混成集積回路装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力アクティブ・フ
ィルタを絶縁金属基板上に実装する混成集積回路装置に
関し、詳細には、スイッチング動作に基づく絶縁金属基
板から外部構造への漏れ電流が抑制されるアクティブ・
フィルタを実装した混成集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、整流電源のノイズ対策の点からア
クティブ・フィルタが注目されている。一般的なアクテ
ィブ・フィルタを図6を参照して説明する。アクティブ
・フィルタはダイオードD1 〜D4 からなるブリッジ整
流回路、このブリッジ整流回路の交流入力端子と電圧V
acで示される商用交流電源間に接続されるリアクタL、
ブリッジ整流回路の対の直流出力端子間に並列接続され
るトランジスタQ、ブリッジ整流回路の直流出力を平滑
するコンデンサCd 、ブリッジ整流回路の直流出力端子
と平滑コンデンサCd 間に接続されるダンパ・ダイオー
ドD5 から回路構成される。なお、トランジスタQの動
作を制御するための通常、15KHz以上の周波数の制御
パルスφを出力する制御回路は省略されている。
【0003】次に、このアクティブ・フィルタの動作を
説明する。商用交流のリアクタL側が正となる半周期に
おいては、トランジスタQがハイレベルの制御パルスφ
によりオンする間、リアクタL−ダイオードD1 −トラ
ンジスタQ−ダイオードD4 により閉回路を形成してリ
アクタLに電流が流れ、また商用交流のリアクタL側が
負となる半周期においては、トランジスタQがオンする
間、ダイオードD2 −トランジスタQ−ダイオードD3
−リアクタLにより閉回路を形成し同様にリアクタLに
電流が流れる。そして、制御パルスφがローレベルにな
りトランジスタQがオフすると、先の2つの閉回路が開
路されてリアクタLに逆起電力が発生する。この逆起電
力は商用交流と同位相であるため、トランジスタQがオ
フする間において、リアクタLの逆起電力と商用交流の
電圧が加算された電圧がブリッジ整流回路に入力され、
この整流出力がダンバ・ダイオードD5 を順バイアスし
て平滑コンデンサCd に充電される。
【0004】従来では、このアクティブ・フィルタをデ
ィスクリート部品により構成していたが、各ディスクリ
ート部品間の配線が長くなり、その配線のインダクタン
ス成分により新たなスイッチングノイズを誘導してい
た。このため、大きなシールド構造内にアクティブ・フ
ィルタを収容する必要が生じ、電源装置の縮小の要求に
充分に応えることができなかった。
【0005】そこで、本件発明者はこのアクティブ・フ
ィルタを絶縁金属基板上に実装した混成集積回路装置を
特願昭63−2580号で提案した。次に図7を参照し
てこの混成集積回路装置を説明する。即ち、アルミニウ
ム等の金属基板(40)の両表面を陽極酸化して形成した絶
縁酸化膜(42)で被覆し、この一方の絶縁酸化膜(42)上に
エポキシ等の絶縁樹脂膜(46)を介して銅箔の回路パター
ン(48)が形成される。そして、この回路パターン(48)上
にダイオードD1 〜D4 およびD5 、トランジスタQ、
さらには制御回路を構成する回路部品をチップ形状で表
面実装して、極めて小型のアクティブ・フィルタが実現
されている。なお、図7から明らかなように、回路パタ
ーン(48)のうち、グランド・パターンは絶縁酸化膜(42)
および絶縁樹脂層(46)による浮遊容量を除去する目的
で、絶縁酸化膜(42)下の金属基板とボンディングワイア
(54)で接続されている。
【0006】斯る混成集積回路装置を電子機器へ組み込
む場合、金属基板(40)の裏面の絶縁酸化膜(42)をシャー
シに当接させて放熱性のよい構造で実装されるのが普通
である。従って、この構造では金属基板(40)と電子機器
のシャーシ間で少なくとも絶縁酸化膜(42)を誘電体とす
る浮遊容量CP (図8参照)が金属基板(40)の全面にわ
たり生ずる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た混成集積回路装置は、アクティブ・フィルタのトラン
ジスタQのエミッタ電位が高周波で大きく変動し、これ
が絶縁金属基板を介して電子機器のシャーシにノイズと
して流出するという絶縁金属基板を用いたことによる特
有の問題を有する。
【0008】この問題点の原因を図8(A)(B)を参
照して説明する。図8(A)は商用交流のリアクタL側
が正となる半周期での混成集積回路装置の等価回路を示
している。正の半周期においては、リアクタL−ダイオ
ードD1−トランジスタQ−ダイオードD4 により閉回
路が形成され、リアクタLがトランジスタQのコレクタ
負荷となる位置にある。
【0009】これに対し、図8(B)は商用交流のリア
クタL側が負となる半周期での混成集積回路装置の等価
回路を示している。負の半周期においては、ダイオード
2−トランジスタQ−ダイオードD3 −リアクタLに
より閉回路が形成され、リアクタLがトランジスタQの
エミッタ負荷となる。
【0010】これから明らかなように、正の半周期(図
8(A))ではトランジスタQのコレクタ電位が平滑コ
ンデンサCd の充電電圧とグランド電位間を制御パルス
φの周波数でスイッチングするように変化する。なお、
エミッタ電位はグランド電位を維持する。しかし、負の
半周期(図8(B))ではリアクタLがトランジスタQ
のエミッタ負荷となるため、エミッタ電位は平滑コンデ
ンサCd の充電電圧とグランド電位間を制御パルスφの
周波数でスイッチングするように変化する。
【0011】混成集積回路装置のグランド・パターンと
アルミニウム基板(40)とはボンディングワイア(54)で接
続されているので、前記負の半周期においては、アルミ
ニウム基板(40)の電位が平滑コンデンサCd の充電電圧
とグランド電位間を制御パルスφの周波数でスイッチン
グするように変化する。
【0012】これがアルミニウム基板(40)と電子機器の
シャーシ間に形成される浮遊容量Cp を介して電子機器
のシャーシにスイッチング・ノイズとして流出する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯る問題点に
鑑みてなされ、絶縁金属基板の回路パターン上に、アク
ティブ・フィルタを構成する整流回路、前記アクティブ
・フィルタを構成するスイッチング素子、前記アクティ
ブフィルタを構成するスイッチング素子より充電電圧を
取り出すダイオード、及び前記アクティブ・フィルタか
らの出力を入力とする、複数のスイッチング素子からな
るインバータ回路が少なくとも実装され、前記整流回路
の直流出力端子と前記アクティブ・フィルタを構成する
スイッチング素子間にリアクタが接続され、前記ダイオ
ードの出力側に充電用のコンデンサが接続されたことに
より、更に、前記アクティブ・フィルタ及び前記インバ
ータ回路は前記基板上に実装された共通の制御回路で制
御することにより、従来の問題点を大幅に改善した混成
集積回路装置を実現するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明に採用する特徴的なアクティ
ブ・フィルタの回路構成を示す。このアクティブ・フィ
ルタは、同図に示されるように、ダイオードD1 〜D4
からなるブリッジ整流回路、本発明の特徴であるブリッ
ジ整流回路の正の直流出力端に一端が接続されるリアク
タL、このリアクタLの他端とグランド間にコレクタ、
エミッタがそれぞれ接続されるトランジスタQo 、この
トランジスタQoのコレクタにアノードが接続されるダ
ンパ・ダイオードD5 、このダンパ・ダイオードD5
カソードとグランド間に接続される平滑コンデンサCd
およびトランジスタQo のベースに制御パルスφを供給
する制御回路COMから構成される。
【0015】制御回路COMの主回路はマイクロコンピ
ュータにより構成されて、15KHz以上の周波数の制御パ
ルスφを出力している。また、図示されていないが、こ
の制御回路COMは負荷電流の大きさを検知して制御パ
ルスφの周波数により、あるいはデューティによりフィ
ードバック制御を行い、さらには基板温度およびトラン
ジスタQo のエミッタ電流を計測してアクティブ・フィ
ルタが熱的に暴走しないような制御も行う。なお、本実
施例の制御回路COMにはマイクロコンピュータが使用
されたが、その他として、コンパレータ、オペアンプ等
の周知の回路構成によっても所定の制御を行うことがで
きることは説明するまでもない。
【0016】トランジスタQo は図示のバイボーラ構造
のトランジスタに限定されるものではなく、パワーMO
Sトランジスタ、SIT、IGBT等高速動作が可能な
他の素子に変更することができる。また、整流回路も図
示のブリッジ整流回路に限定されるものではなく、周知
のあらゆる方式の整流回路を使用することができる。
【0017】次に、図2を参照して上記構成されるアク
ティブ・フィルタの動作を説明する。商用交流のダイオ
ードD1 とD3 の接続点電位が正となる半周期では、制
御回路COMから出力される15KHz以上の周波数の制
御パルスφがハイレベルのときトランジスタQo がオン
し、ダイオードD1 −リアクタL−トランジスタQo
ダイオードD4 の閉回路が形成されてリアクタLに電流
L が流れる。そして、制御パルスφがローレベルのと
きトランジスタQo がオフして先の閉回路が開路される
と、リアクタLはそれ以前の電気的状態を持続させよう
として逆起電力を発生する。このリアクタLの逆起電力
とブリッジ整流回路出力とが加算された電圧はコンデン
サ入力型の整流回路に比較して長い期間において平滑コ
ンデンサCd の充電電圧を上回り、ダンパ・ダイオード
5 を介して平滑コンデンサCdを充電する。
【0018】また、商用交流のダイオードD1 とD3
接続点電位が負となる半周期では、制御パルスφがハイ
レベルのときトランジスタQo がオンし、ダイオードD
2 −リアクタL−トランジスタQ0 −ダイオードD3
閉回路が形成されてリアクタLに電流iL が流れる。そ
して、制御パルスφがローレベルとなってトランジスタ
o がオフし、先の閉回路が開路されると、先と同様に
リアクタLに逆起電力を生じ、逆起電力とブリッジ整流
回路出力とが加算された電圧により平滑コンデンサCd
が充電される。
【0019】図3(A)(B)を参照してさらに詳細に
説明する。図3(A)は商用交流のダイオードD1 とダ
イオードD3 の接続点電位が正となる半周期での混成集
積回路装置の等価回路を示している。この正の半周期に
おいては、ダイオードD1 −リアクタL−トランジスタ
o −ダイオードD4 により閉回路が形成され、リアク
タLがトランジスタQo のコレクタ負荷となる位置にあ
る。
【0020】これに対して、図3(B)は商用交流のダ
イオードD1 とD3 の接続点電位が負となる半周期での
混成集積回路装置の等価回路を示している。負の半周期
においては、ダイオードD2 −リアクタL−トランジス
タQo −ダイオードD3 により閉回路が形成され、リア
クタLは正の半周期と同様にトランジスタQo のコレク
タ負荷となっている。
【0021】従って、このアクティブ・フィルタの回路
構成によれば、商用交流の正の半周期でも、負の半周期
でも常にリアクタLはトランジスタQo のコレクタ側に
挿入されるので、トランジスタQo のエミッタ電位は常
にグランド電位に安定する。
【0022】図4を参照し、上記したアクティブ・フィ
ルタを、リアクタLおよび平滑コンデンサCd を除い
て、絶縁金属基板に実装した実施例の具体構造を説明す
る。
【0023】斜線が施された回路パターンはグランド・
パターンであり、回路基板はそのグランド・パターンの
一部により、図面の略上半分の空白部分に対応する小信
号回路ブロックと図面下半分に対応する大電流回路ブロ
ックに2分割される。本実施例では小信号回路ブロック
から大電流回路ブロックに供給される制御パルスφの配
線、あるいは大電流回路ブロックから小信号回路ブロッ
クへ供給されるトランジスタQo のエミッタ電位の配線
は前記グランド・パターンの一部を迂回するように形成
されているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、トランジスタQo のエミッタ電位の配線は小信号回
路ブロックの所定の位置へボンディングワイアによって
接続(ジャンピングワイア接続)してもよい。
【0024】さらに、このグランド・パターンは高周
波、大電流が流れるトランジスタQoのエミッタに最も
近い位置でアルミニウム基板にボンディングワイアWで
接続されて、アルミニウム基板電位をグランド・パター
ン電位と等電位にしている。
【0025】大電流回路ブロックには、ブリッジ整流回
路を構成するダイオードD1 〜D4、ダンパ・ダイオー
ドD5 、トランジスタQo がヒートシンクを介して表面
実装され、さらにトランジスタQo のエミッタ電流を制
限し、またその値を計測するためのエミッタ抵抗Rが形
成される。これら素子は先の小信号回路ブロックと大電
流回路ブロックを分割するグランド・パターン部に電流
が流れないようにそれぞれ配置される。大電流回路ブロ
ックと外部回路とを接続する外部リード端子と小信号回
路ブロックの外部リード端子は互いの結合が疎になるよ
うに回路基板の相対する周端辺に配置される。
【0026】また、外部接続される平滑コンデンサCd
とダンパ・ダイオードD5 の距離は平滑コンデンサCd
の充放電能に大きく影響するため、ダンパ・ダイオード
5は図4にV+ で示す端子に近接して配置される。ま
た、同様な理由によりこのV+ で示す端子とグランド端
子GNDは隣接配置される。なお、図4に示される混成
集積回路装置の断面構造は図7と共通であるので説明は
省略する。
【0027】斯上した本発明の混成集積回路装置は、放
熱性を考慮して電子機器のシャーシに絶縁金属基板の裏
面を当接させて取り付けられる。このために絶縁金属基
板の金属基板とシャーシ間には浮遊容量Cp が図3に示
す如く介在する構造となる。しかし、金属基板はグラン
ド・パターン(図4斜線部)とボンディングワイアWで
接続されているのでグランド・パターンの電位と同じに
なる。
【0028】本発明によれば、グランド・パターン、即
ちトランジスタQo のエミッタ電位は前述した如くグラ
ンド電位に安定しているので、この浮遊容量Cp を介し
て商用交流の負の半周期でスイッチング・ノイズがシャ
ーシに流失するおそれがなくなる。
【0029】図5に実施例の変形例の回路を示す。先の
実施例の制御回路COMはインバータ回路を制御するた
めの多相のパルスを出力する機能を備え、その多相のパ
ルスを混成集積回路装置から外部出力するものである。
斯る混成集積回路装置は比較的小規模に構成できる利点
を有する反面で、多相のパルスを外部出力するための多
数の端子を必要とする欠点を有する。
【0030】これに対し、変形例はトランジスタQ1
6 から構成される3相のインバータ回路をも単一の回
路基板に実装し、回路基板に形成された回路パターンを
介して制御回路COMからトランジスタQ1 〜Q6 のベ
ースに多相のパルスが入力される。これにより、端子数
が削減されると共にアクティブ・フィルタとインバータ
回路間の配線へのノイズの混入の防止が図られる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明の混成集積回路
装置によれば、 (1)アクティブ・フィルタのトランジスタのエミッタ
の電位が高周波においてグランド電位にあるため、混成
集積回路装置の金属基板から電子機器のシャーシへのス
イッチングノイズの流出のおそれがなく、極めて小型の
アクティブ・フィルタを実装した混成集積回路装置が実
現できる。
【0032】(2)大電流回路と制御回路がグランド・
パターンで分割されるため、大電流回路で発生するノイ
ズから制御回路が遮蔽される。
【0033】(3)混成集積回路装置化によりアクティ
ブ・フィルタを構成する素子間配線が短くなるため、配
線インダクタンスに起因するノイズが抑制される。
【0034】(4)回路基板として絶縁金属基板を使用
するため、配線パターンと金属製の基板間に比較的大き
な浮遊容量が形成されて高周波ノイズをその発生個所の
直近で速やかに減哀させることができる。
【0035】(5)回路基板として絶縁金属基板を使用
するため放熱特性が良好であり、もってアクティブ・フ
ィルタを小型に構成することができる。
【0036】(6)回路基板として絶縁金属基板を使用
するため、混成集積回路装置から外部への不要輻射を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に採用するアクティブ・フィルタを説明
する回路図である。
【図2】アクティブ・フィルタの動作波形図である。
【図3】(A)(B)は本発明のトランジスタのエミッ
タ電位変化を説明する図であって、それぞれ商用交流の
各半周期の等価回路図である。
【図4】実施例の平面図である。
【図5】変形例の回路図である。
【図6】従来例のアクティブ・フィルタの回路図であ
る。
【図7】回路基板の断面図である。
【図8】(A)(B)は従来例のトランジスタのエミッ
タ電位変化を説明する図であって、それぞれ商用交流の
各半周期の等価回路図である。
【符号の説明】
L リアクタ D1 〜 D5 ダイオード Cd 平滑コンデンサ Qo トランジスタ COM 制御回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁金属基板の回路パターン上に、アク
    ティブ・フィルタを構成する整流回路、前記アクティブ
    ・フィルタを構成するスイッチング素子、前記アクティ
    ブフィルタを構成するスイッチング素子より充電電圧を
    取り出すダイオード、及び前記アクティブ・フィルタか
    らの出力を入力とする、複数のスイッチング素子からな
    るインバータ回路が少なくとも実装され、 前記整流回路の直流出力端子と前記アクティブ・フィル
    タを構成するスイッチング素子間にリアクタが接続さ
    れ、前記ダイオードの出力側に充電用のコンデンサが接
    続されたことを特徴とする混成集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記アクティブ・フィルタ及び前記イン
    バータ回路は前記基板上に実装された共通の制御回路で
    制御されることを特徴とする請求項1記載の混成集積回
    路装置。
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