JPH0433319B2 - - Google Patents

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JPH0433319B2
JPH0433319B2 JP61268314A JP26831486A JPH0433319B2 JP H0433319 B2 JPH0433319 B2 JP H0433319B2 JP 61268314 A JP61268314 A JP 61268314A JP 26831486 A JP26831486 A JP 26831486A JP H0433319 B2 JPH0433319 B2 JP H0433319B2
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JP
Japan
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monomer
acid
acrylate
water
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JP61268314A
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Koichi Matsuda
Ju Izumi
Satoru Suzuki
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体洗浄剤組成物に関し、更に詳細に
は衣類への残香性に優れた液体洗浄剤組成物に関
する。 〔従来の技術及びその問題点〕 従来、家庭における衣類の洗濯は、電気洗濯機
による洗浄、脱水をし、乾燥した後に必要により
アイロン掛け仕上げをするという方法がとられて
いる。洗濯の第一の目的は汚れの除去に存する
が、着用時にもほのかな芳香が残留する様に仕上
げることが出来れば、より好ましい。その為に
は、乾燥時に飛散しにくい高沸点を有する香料
を、洗浄剤へ添加するという方法がとられてき
た。 しかしながら、洗濯時には大量の洗濯水(例え
ば1Kgの衣類に対しては30の洗剤溶液を要す
る)を用いることが一般的である為、該香料の大
部分は、洗濯水の排水、すすぎ等により、排出さ
れてしまい、少量の香料では芳香が残留しないと
いう問題点を未だに有していた。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる実状において、本発明者らは鋭意研究し
た結果、カチオン性基又は3級アミノ基を有する
高分子ラテツクスを含有させれば、残香性に優れ
た洗浄剤が得られることを見い出し、本発明を完
成した。 すなわち、本発明は次の三成分(a)〜(c) (a) 界面活性剤 5〜50重量% (b) 次の一般式()又は() 【式】 【式】 (式中、R1,R2及びR3は炭素数1ないし18の
アルキル基若しくは置換アルキル基又は水素であ
り、三者は同一でも異なつていてもよく、又は三
者のうち二者が連結して隣接する窒素原子と共に
複素環、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキ
ル基を形成してもよく、Yはハロゲンまたは酸残
基を示す) で表わされるカチオン性基又は3級アミノ基を有
する高分子ラテツクスを高分子として 0.01〜10重量% (c) 香料 0.001〜3重量% を含有することを特徴とする衣料用液体洗浄剤組
成物を提供するものである。 本発明の(a)成分である界面活性剤としては、従
来から液体洗剤組成物に配合されていたもののい
ずれをも用いることができ、その一種又は二種以
上が配合される。 (a)成分のうち、陰イオン界面活性剤としては、
直鎖又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキ
ル又はアルケニル硫酸塩、オレフインスルホン酸
塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩
又はエステル、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキ
ル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ
酸型界面活性剤、N−アシルアミノ酸型界面活性
剤、アルキル又はアルケニル燐酸エステル又はそ
の塩などが例示される。 また、両性界面活性剤としては、カルボキシ又
はスルホベタイン型界面活性剤などが、非イオン
界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアル
キル又はアルケニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテル、高級脂肪酸アルカ
ノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加
物、蔗糖脂肪酸エステル、脂肪酸エステル、脂肪
酸グリセリンモノエステル、アルキルアミンオキ
サイドなどが、カチオン性界面活性剤としては、
第4級アンモニウム塩などがそれぞれ例示され
る。これらの(a)成分は、液体洗剤組成物中に通常
5〜50重量%(以下単に%で示す)、好ましくは
10〜40%配合される。 5%未満では充分な洗浄力が得られず、また50
%を越えると液の安定性上好ましくない。 また、本発明で用いる(b)成分であるカチオン性
基又は3級アミノ基を有する高分子ラテツクス
(以下「含窒素高分子ラテツクス」と略称する)
は、例えばカチオン性基又は3級アミノ基を有す
る単量体(以下「含窒素モノマー」と略称する)
又はこれと他の水不溶性の重合性単量体をマイク
ロエマルジヨンないし可溶化の状態で重合させる
ことにより製造される。このマイクロエマルジヨ
ン状態は、非イオン性界面活性剤を用いて転相温
度付近の適切な温度を選んだり、アニオン性界面
活性剤を高級アルコール、非イオン性界面活性剤
等の適当な補助界面活性剤と組合せることにより
実現できる。また、可溶化状態は重合性単量体に
対して多量の界面活性剤を用いることにより達成
できる。 これらの内、特に好適なのは、非イオン性界面
活性剤を用い、重合温度を転相温度付近として単
量体と水との界面張力を1dyne/cm以下、より好
ましくは0.5dyne/cm以下とし、マイクロエマル
ジヨン状態として重合を行わせる方法である。 含窒素モノマーとしては、前記のカチオン性基
又は3級アミノ基を有するエチレン性不飽和含窒
素モノマー単位が挙げられる。 このエチレン性不飽和含窒素モノマー単位は、
例えば下記の如く工業的に容易に共重合あるいは
重合物の化学反応によつて含窒素高分子ラテツク
スとすることができる。すなわち、その例として
は、 (a) ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピ
リジン、2−エチル−5−ビニルピリジンの如
きモノビニルピリジン類;N,N−ジメチルア
ミノスチレン、N,N−ジメチルアミノメチル
スチレンの如きジアルキルアミノ基を有するス
チレン類;N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、N,N−ジメチルアミノエチルア
クリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメ
タクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル
アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピ
ルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノプ
ロピルアクリレート、N,N−ジエチルアミノ
プロピルメタクリレート、N,N−ジエチルア
ミノプロピルアクリレートの如きアクリル酸又
はメタクリル酸のジアルキルアミノ基を有する
エステル類;2−ジメチルアミノエチルビニル
エーテルの如きジアルキルアミノ基を有するビ
ニルエーテル類;N−(N′,N′−ジメチルアミ
ノエチル)メタクリルアミド、N−(N′,N′−
ジメチルアミノエチル)アクリルアミド、N−
(N′,N′−ジエチルアミノエチル)メタクリル
アミド、N−(N′,N′−ジエチルアミノエチ
ル)アクリルアミド、N−(N′,N′−ジメチル
アミノプロピル)メタクリルアミド、N−
(N′,N′−ジメチルアミノプロピル)アクリル
アミド、N−(N′,N′−ジエチルアミノプロピ
ル)メタクリルアミド、N−(N′,N′−ジエチ
ルアミノプロピル)アクリルアミドの如きジア
ルキルアミノ基を有するアクリルアミドあるい
はメタクリルアミド類と水不溶性のエチレン性
不飽和単量体とを公知の方法で共重合して得ら
れる重合物。さらに、これらを公知の四級化
剤、例えばハロゲン化アルキル(アルキル基の
炭素数1ないし18、ハロゲンとして塩素、臭
素、ヨウ素)、塩化ベンジルまたは臭化ベンジ
ル等のハロゲン化ベンジル、メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸またはトルエンスルホ
ン酸等のアルキルあるいはアリールスルホン酸
のアルキルエステル(アルキル基の炭素数1な
いし18)、および硫酸ジアルキル(アルキル基
の炭素数1ないし4)等で四級化した重合物、 (b) クロルメチルスチレン、3−クロル−1−プ
ロペン、3−ブロム−1−プロペン、2−クロ
ルエチルアクリレート、2−クロルエチルメタ
クリレート、2−ブロモエチルアクリレート、
2−ブロモエチルメタクリレート、3−クロル
プロピルアクリレート、3−クロルプロピルメ
タクリレート、3−ブロモプロピルアクリレー
ト、3−ブロモプロピルメタクリレート、4−
クロルプロピルアクリレート、4−クロルプロ
ピルメタクリレート、2−クロルエチルビニル
エーテルの如きハロゲン化メチル基(−CH2
X)を有するエチレン性不飽和単量体と水不溶
性のエチレン性不飽和単量体との共重合体、又
はポリスチレンあるいはスチレンと他の水不溶
性のエチレン性不飽和単量体との共重合体のク
ロルメチル化重合体の如きハロゲン化メチル基
を有する重合物と、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、トリブチル
アミン、トリアミルアミン、n−オクチルジメ
チルアミン、n−ドデシルジメチルアミン、n
−テトラデシルジメチルアミンの如き脂肪酸三
級アミンあるいはジメチルアニリン、ジエチル
アニリン、トリベンジルアミンの如き芳香族ア
ミンとの反応物、 (c) エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量
体、例えば(メタ)アクリル酸グリシジル、ビ
ニルフエニルグリシジルエーテル、ビニルフエ
ニルエチレンオキシド、アリルグリシジルエー
テル等と水不溶性のエチレン性不飽和単量体と
の共重合によつて得られる重合体に二級アミン
を作用させてエポキシ基を開環せしめると同時
に三級アミノ基を導入したもの及び次いで上記
(a)に記載の方法でこれを四級化したもの、 (d) 2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、N−2−ヒドロキシエチ
ルアクリルアミドの如き水酸基を有するエチレ
ン性不飽和単量体と水不溶性のエチレン性不飽
和単量体との共重合体あるいは水不溶性のエチ
レン性不飽和単量体とビニルアルコールの脂肪
酸エステルとの共重合体のケン化物の如き水酸
基を有する重合物とグリシジルトリメチルアン
モニウム塩酸塩あるいは3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピルトリメチルアンモニウム塩の如
きカチオン化剤との反応物、 (e) 上記(a)に記載の如き三級アミノ基を有するエ
チレン性不飽和単量体を上記(a)に記載の如き四
級化剤を使用して四級化するか、あるいは上記
(b)に記載の如きクロルメチル基を有するエチレ
ン性不飽和単量体を上記(b)に記載の脂肪族三級
アミン、芳香族アミンと反応せしめることによ
つて得られるカチオン性基を有するエチレン性
不飽和単量体と水不溶性のエチレン性不飽和単
量体との共重合物 等が挙げられる。 以上の(a)〜(e)は必ずしも全て4級化物あるいは
塩にする必要はなく、一般式()の如く3級塩
の形であつてよい。この3級アミノ基は水溶液中
(中性ないし酸性溶液)においては弱いカチオン
性を有するものである。 上記(a)〜(e)の高分子の調製に用いる水不溶性の
重合性単量体としては、乳化重合で使用される公
知の単量体のすべてを挙げることができ、例えば
エチレン、プロピレン、イソブテン、ブテン−1
等のエチレン系不飽和単量体;スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチ
レン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル単量
体;アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等のアルキル基の炭素
数が1〜20個のアクリル酸エステル;メタクリル
酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ラ
ウリル等の炭素数が1〜20個のメタクリル酸エス
テル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニ
ルエステル;エチルビニルエーテル、ブチルビニ
ルエーテル等の炭素数が1〜20個のビニルエーテ
ル;メチルビニルケトン、エチルビニルケトン等
の炭素数が1〜20個のビニルケトン;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等のビニルシアン単
量体;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデ
ン、臭化ビニリデン等のハロゲン化ビニル及びハ
ロゲン化ビニリデン、1,3−ブタジエン、2−
メチル−1,3−ブタジエン等の脂肪族共役ジエ
ン等を挙げることができる。これらの単量体は単
独でも又2種以上を混合しても使用することがで
き、中でもアクリレート、メタクリレートなどの
α,β−不飽和カルボン酸エステル系モノマーを
用いるのが好ましく、更に上記単量体に無水マレ
イン酸もしくは水溶性のモノマー、スチレンスル
ホン酸(塩)、ビニルナフタレンスルホン酸
(塩)、アクリル酸(塩)等を加え共重合すること
も出来る。 本発明の含窒素高分子ラテツクスの調製に当つ
ての含窒素モノマーと水不溶性の重合性単量体と
の比は、含窒素モノマーが0.05〜55%であること
が望ましい。 含窒素高分子ラテツクスを製造するための最も
好ましい方法は、水が仕込まれた反応容器中に界
面活性剤を加えて水溶液を調製し、これを界面活
性剤ミセルが転相する温度近傍にて加熱攪拌下、
単量体と水との界面張力が1dyne/cm以下、好ま
しくは0〜0.5dyne/cmになる状態を保持しつつ
重合性単量体、必要ならばラジカル重合開始剤の
水溶液を加えて重合を開始し、次いで界面活性剤
水溶液と単量体相との界面張力が上記範囲外にな
らないように重合性単量体を徐々に加えて重合を
行う方法である。 ここで、ラジカル重合開始剤としては、例えば
過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アン
モニウム等の過硫酸塩、2,2′−アゾビス(2−
アミジノプロパン)鉱酸塩、アゾビスシアノブア
レリン酸及びそのアルカリ金属塩及びアンモニウ
ム塩、1,1′−アゾビスシクロヘキサンカルボニ
トリル等のアゾ化合物、酒石酸−過酸化水素、ロ
ンガリツト−過酸化物、アスコルビン酸−過酸化
物等のレトツクス系開始剤等があげられ、これら
のうちでカチオン性界面活性剤を重合系として使
用する場合は2,2′−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)鉱酸塩、その他の重合系においては過硫
酸塩が好適に用いられる。ラジカル重合開始剤の
量は重合体を構成する単量体100重量部に対し0.1
〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部である。 上記方法において、反応温度は、転相温度近傍
の可溶化領域内での最高の温度であり、50〜90℃
の範囲が好ましい。また重合に要する時間は単量
体の種類、組成、濃度、ラジカル重合開始剤の濃
度、重合温度等によつて変わるが、通常は5〜50
時間の範囲が好ましい。 含窒素高分子ラテツクスは、以上説明したよう
な分子中にカチオン性基又は3級アミノ基を有す
るものが好ましいが、これにとどまらず非カチオ
ン性高分子ラテツクスに、カチオン性基又は3級
アミノ基を有する高分子を、保護コロイド剤とし
て作用せしめたものであつても良い。 叙上の含窒素高分子ラテツクスは通常200〜
300ppm以上の残存モノマーを含有するので、本
発明の液体洗剤組成物に配合、使用するためには
これを除去するのが好ましい。残存モノマーの除
去手段としては、例えば減圧蒸留、減圧下におけ
る水蒸気蒸留、減圧下における薄膜分離、空気の
吹き込みによるバブリング、吸着剤による吸着等
の方法が挙げられる。 また、含窒素高分子ラテツクスの平均粒子径は
0.005〜0.2μmであり、かつこの範囲に入る粒子
が該含窒素高分子ラテツクス全体の95%以上とな
ることが好ましい。 本発明の衣料用液体洗剤は、叙上の如くして得
られた(b)成分を液体洗剤基剤に直接添加配合する
か、又は所望の濃度まで濃縮した懸濁液を添加配
合する方法により製造される。(b)成分は、液体洗
剤組成物中に、水分を留去した残分として0.01〜
10%、特に0.05〜5%配合されるのが好ましい。 更に、(c)成分の香料としては、アルコール、ケ
トン、エーテル、ラクトン、エステル等の基本構
造を持ついかなるものを用いてもよく、例えば特
に好ましいものとして、2,6−ジニトロ−3,
5−ジメチル−4−アセチル−tert−ブチルベン
ゼン、7−アセチル−1,1,3,4,4,6−
ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン、合成サン
ダル、パチユリアルコール、メチルセドリロン、
1,2−ベンゾピラン、4−(2,6,6−トリ
メチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−3−
ブテン−2−オン、サリチル酸ベンジル、α−n
−ヘキシルシンナミツクアルデヒド、4−(4−
ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロ
ヘキセン−1−カルボキシアルデヒド、3,7−
ジメチル−6−オクテン−1−オール、β−フエ
ニルエチルアルコール、1−メチル−4−イソプ
ロピル−1−シクロヘキセン−8−オール、3,
7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−オー
ル、3,7−ジメチルオクタノール−3、γ−ウ
ンデカラクトン、3,4−メチル−エネジオキシ
ベンズアルデヒド、ベチベロール、サリチル酸ア
ミル、β−ナフト−ルメチルエーテル、2−
trans−3,7−ジメチル−2,6−オクタジエ
ン−1−オール、3,7−ジメチル−1,6−オ
クタジエン−3−イル アセテート、p−メンテ
−1−エン−8−イル アセテート、1−メチル
−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセン、2
−メチル−6−メチレン−7−オクタン−2−オ
ール、3,7−ジメチル−2,6−オクタジエン
−8−イルニトリル、5−(2−メチレン−6,
6−ジメチルシクロヘキシル)−4−ペンテン−
3−オン、p−tert−ブチルシクロヘキシルアセ
テート、2−メトキシ−4−アリルフエノール、
3−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピロン、p−
tert−ブチル−α−メチルヒドロシンナミツクア
ルデヒド等が挙げられる。これらの(c)成分は、液
体洗浄剤組成成分中、0.01〜10%、好ましくは
0.05〜5%配合される。 本発明の液体洗剤組成物は、上記した(a)〜(c)の
三成分を常法に従つて配合することにより調製さ
れるが、更に必要に応じ他の任意成分を配合する
ことができる。 他の任意成分としては、例えばエタノールのよ
うな低級アルコール、ベンゼンスルホン酸塩、p
−トルエンスルホン酸塩のような低級アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、プロピレングリコールのよ
うなグリコール類、アセチルベンゼンスルホン酸
塩、アセトアミド類、ピリジンジカルボン酸アミ
ド類、安息香酸塩又は尿素等の可溶化剤;ポリア
クリル酸、ポリアコニツト酸等の高分子電解質;
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等
の非解離高分子;ジグリコール酸、オキシカルボ
ン酸塩等の有機酸の塩などの二価金属イオン捕捉
剤;硫酸塩等の無機電解質;ポリエチレングリコ
ール、カルボキシメチルセルロース等の再汚染防
止剤;プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セ
ルラーゼ等の酵素;塩化カルシウム等の酵素安定
化剤;第3ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレ
ン化クレゾール等の酸化防止剤;螢光染料、青味
付剤などが挙げられるがこれについては特に限定
されず、目的に応じた配合がなされてよい。 〔発明の効果〕 本発明の液体洗浄剤組成物は、微量の香料添加
にもかかわらず、大量の洗濯水を使用する洗濯・
すすぎの後にも良好な芳香が衣類に残留する優れ
たものである。 〔実施例〕 次に参考例及び実施例を挙げて本発明を更に詳
しく説明する。 参考例 1 () 攪拌機付きセパラブルフラスコに水343
g、ポリオキシエチレン(35)ノニルフエニル
エーテル21g及び2,2′−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)塩酸塩0.8gを水8gに溶解し
た液を仕込み、窒素で充分置換した。次いで窒
素ガスを吹き込んで攪拌しながら62℃に加温
し、n−ブチルアクリレート97g及びN−
N′−ジメチルアミノエチルアクリレート3g
を約2時間を要して滴下し、更に7時間重合を
おこなつた。反応終了後冷却し、200メツシユ
の金網で過しラテツクスA(n−ブチルアク
リレート/ジメチルアミノエチルアクリレート
=97/3、残存モノマー量は300ppm)を得た。 () ()で得たラテツクスAを90℃で4時
間水蒸気蒸留し、残存モノマー量40ppmの精製
ラテツクスA(重量平均粒子径0.07μ、粒子径が
0.005〜0.2μのものは全体の100%)を得た。 実施例 1 参考例1で得られた精製ラテツクスAを用いて
下記に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、そ
のにおいの評価を行なつた。 その結果を表1に示す。 (組成) ポリ(10)オキシエチレンアルキル(C12〜13)エー
テル 15(%) ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド 3 精製ラテツクスA 0又は1 香料* 表1 エタノール 5 水 バランス *香料は以下の組成のものを使用した。 2,6−ジニトロ−3,5−ジメチル−4−ア
セチル−tert−ブチルベンゼン 8(%) γ−ウンデカラクトン 1 パチユリアルコール 3 1,2−ベンゾピラン 7 3,4−メチル−エネジオキシベンズアルデヒ
ド 5 ベチベロール 1 サリチル酸アミル 8 合成サンダル 5 β−フエニルエチルアルコール 20 β−ナフトールメチルエーテル 2 2−trans−3,7−ジメチル−2,6−オク
タジエン−1−オール 10 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3
−イル アセテート 6 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3
−オール 14p−メンテ−1−エン−8−イル アセテート
10 計 100% (試験方法) (1) 洗濯方法 小型洗濯機(NA−35型;松下電器産業製)
に、大きさ30×30cmの木綿ブロード布を入れ、濃
度0.25%の洗剤溶液3で10分間洗浄を行なう。
すすぎとしては、洗浄液を全量排出後、水道水を
3、注入に、同洗濯機にて2分間すすぎを行う
ことを2回繰返した。次いで、該布を洗濯機遠心
脱水槽にて、30秒間脱水し、20℃、65%RHで24
時間放置した。 (2) においの評価 3人のパネラー(18才の女性(A)、25才の女性
(B)、31才の男性(C))に、それぞれ、においを評価
してもらい、一番芳香性の強かつた場合を1とし
て1〜5まで、配点してその平均点を算出した。 【表】 参考例 2 参考例1()()と同様にして、ラテツクス
B(n−ブチルアクリレート/ジメチルアミノエ
チルアクリレート=70/30、残存モノマー量は
35ppm)、および精製ラテツクスB(重量平均粒子
径0.10μ、粒子径0.005〜0.2%のものが全体の96
%)を得た。 実施例 2 参考例2で得られた精製ラテツクスBを用いて
下記に示す組成の液体洗浄剤組成物を調整し、さ
らに同様の方法にて、においの評価を行なつた。 その結果を表2に示す。 (組成) ポリ(10)オキシエチレンアルキル(C12〜13)エー
テル 15(%) ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド 3 精製ラテツクスB 0又は1.5 香料* 表2 エタノール 5 水 バランス *香料は以下の組成のものを使用した。 1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロ
ヘキセン 15(%) 2−メチル−6−メチレン−7−オクタン−2
−オール 3 3,7−ジメチル−2,6−オクタジエン−8
−イルニトリル 1 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3
−オール 12 2−trans−3,7−ジメチル−2,6−オク
タジエン−1−オール 12.5 1−メチル−4−イソプロピル−1−シクロヘ
キセン−8−オール 5 β−フエニルエチルアルコール 20 5−(2−メチレン−6,6−ジメチルシクロ
ヘキシル)−4−ペンテン−3−オン 10 p−tert−ブチルシクロヘキシル アセテート
10 2−メトキシ−4−アリルフエノール 5 3−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピロン 0.5 p−tert−ブチル−α−メチルヒドロシンナミ
ツクアルデヒド 33,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3
−イル アセテート 3 計 100% 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の三成分(a)〜(c) (a) 界面活性剤 5〜50重量% (b) 次の一般式()又は() 【式】 【式】 (式中、R1,R2及びR3は炭素数1ないし18の
    アルキル基若しくは置換アルキル基又は水素であ
    り、三者は同一でも異なつていてもよく、又は三
    者のうち二者が連結して隣接する窒素原子と共に
    複素環、シクロアルキル基、ヘテロシクロアルキ
    ル基を形成してもよく、Yはハロゲンまたは酸残
    基を示す) で表わされるカチオン性基又は3級アミノ基を有
    する高分子ラテツクスを高分子として
    0.01〜10重量% (c) 香料 0.001〜3重量% を含有することを特徴とする衣料用液体洗浄剤組
    成物。
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