JPH04331051A - Ｉｄ素子のデータ読取り不良防止装置 - Google Patents
Ｉｄ素子のデータ読取り不良防止装置Info
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- JPH04331051A JPH04331051A JP9892991A JP9892991A JPH04331051A JP H04331051 A JPH04331051 A JP H04331051A JP 9892991 A JP9892991 A JP 9892991A JP 9892991 A JP9892991 A JP 9892991A JP H04331051 A JPH04331051 A JP H04331051A
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Landscapes
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、特に搬送装置に沿っ
て各種自動生産機械を配置させ、前記搬送装置で搬送す
る搬送物を載せるパレットに生産内容の情報を読み書き
可能なＩＤコントローラを取り付け、前記自動生産機械
またはその近傍にＩＤ情報読み取り・書き込み装置を設
けるとともに、読み取った内容に従って必要な作業を実
施させ、実施後に前記ＩＤコントローラへ実施内容を書
き込ませる制御装置を備えた生産システムにおいて、パ
レットの位置決め精度、ヘッド位置不良等による情報読
み取り不良を軽減するＩＤ素子のデータ読取り不良防止
装置に関する。
て各種自動生産機械を配置させ、前記搬送装置で搬送す
る搬送物を載せるパレットに生産内容の情報を読み書き
可能なＩＤコントローラを取り付け、前記自動生産機械
またはその近傍にＩＤ情報読み取り・書き込み装置を設
けるとともに、読み取った内容に従って必要な作業を実
施させ、実施後に前記ＩＤコントローラへ実施内容を書
き込ませる制御装置を備えた生産システムにおいて、パ
レットの位置決め精度、ヘッド位置不良等による情報読
み取り不良を軽減するＩＤ素子のデータ読取り不良防止
装置に関する。
【０００２】
【従来例】工場設備を自動化する試みは多岐にわたり、
小規模なものは加工機械を自動化するものから、大規模
なものでは工場全体を自動化しようとするものまである
。比較的規模が大きい自動化生産設備としては、１つの
加工ラインを全自動化するもので、近年では、特にこの
関係の自動化が進められている。例えば、軌道上を往復
する大型無人搬送車で製品を載置し搬送する有軌道無人
搬送装置に複数のフロア型マシニングセンタ等を並設し
、工具段取りステーションと製品段取りステーションを
マシニングセンタに並設して有軌道無人搬送装置に沿っ
て配置する。その有軌道無人搬送装置のマシニングセン
タと対向する側には各種パレットの格納台と製品段取り
ステーションを並設してパレットに載置した製品の搬入
、搬出を容易にしている。これらは、工場内の一角に設
けられた中央管理室のオンラインコントローラによって
集中管理され、２４時間連続稼働させて、多量の製品を
効率良く加工し、大量生産ばかりではなく、加工対象物
の寸法、形状に合わせて加工する多種少量生産ができる
柔軟性のある無人化加工システムを形成している。前記
従来の無人化加工システムでは、全ての管理情報が中央
管理室のオンラインコントローラによって、集中管理さ
れているために、何らかの理由により搬送されている製
品の順序が変わると管理内容に狂いが生じ、オンライン
コントローラへの管理内容の変更作業が必要になったり
、段取り作業の変更が必要になったり、加工不良による
不具合を出したり、原因の調査に時間が掛かり過ぎたり
して実質的に無人加工システムを止めなければならない
場合も生じてくる。本願出願人は、特願昭６２−２２１
０２９号公報の「フリーフロー式生産システム」を提案
し、この「フリーフロー式生産システム」において、フ
リーフロー式搬送装置で搬送されている各種製品を、製
品の受け渡しができるようになった自動生産機械により
、任意に自動生産機械側へ製品を載せる搬送用パレット
ごと引き取り、情報伝達の媒体として搬送用パレットに
取り付けられたカードに登録された情報を読み取り、こ
のカードの情報の未処理部分に対して、その自動生産機
械で実行できるものを実施した後、実施した内容につい
てカードの情報内容を書き改めて、再度フリーフロー式
搬送装置側へ戻すことにより、設置された自動生産機械
の空き具合に応じて製品が取り込まれ、搬送用パレット
に取り付けられた記憶媒体の情報内容に従い、その自動
生産機械で実行できる内容について実施させることがで
き、フリーフロー式搬送装置で搬送されている製品をそ
の製品に付属したカードの情報により自動管理できるた
め、全製品を集中管理する必要が無くなり、より柔軟性
の高い生産管理ができるようになるとともに、稼働率を
上げ、不良品発生率を下げることができるようにしてい
る。
小規模なものは加工機械を自動化するものから、大規模
なものでは工場全体を自動化しようとするものまである
。比較的規模が大きい自動化生産設備としては、１つの
加工ラインを全自動化するもので、近年では、特にこの
関係の自動化が進められている。例えば、軌道上を往復
する大型無人搬送車で製品を載置し搬送する有軌道無人
搬送装置に複数のフロア型マシニングセンタ等を並設し
、工具段取りステーションと製品段取りステーションを
マシニングセンタに並設して有軌道無人搬送装置に沿っ
て配置する。その有軌道無人搬送装置のマシニングセン
タと対向する側には各種パレットの格納台と製品段取り
ステーションを並設してパレットに載置した製品の搬入
、搬出を容易にしている。これらは、工場内の一角に設
けられた中央管理室のオンラインコントローラによって
集中管理され、２４時間連続稼働させて、多量の製品を
効率良く加工し、大量生産ばかりではなく、加工対象物
の寸法、形状に合わせて加工する多種少量生産ができる
柔軟性のある無人化加工システムを形成している。前記
従来の無人化加工システムでは、全ての管理情報が中央
管理室のオンラインコントローラによって、集中管理さ
れているために、何らかの理由により搬送されている製
品の順序が変わると管理内容に狂いが生じ、オンライン
コントローラへの管理内容の変更作業が必要になったり
、段取り作業の変更が必要になったり、加工不良による
不具合を出したり、原因の調査に時間が掛かり過ぎたり
して実質的に無人加工システムを止めなければならない
場合も生じてくる。本願出願人は、特願昭６２−２２１
０２９号公報の「フリーフロー式生産システム」を提案
し、この「フリーフロー式生産システム」において、フ
リーフロー式搬送装置で搬送されている各種製品を、製
品の受け渡しができるようになった自動生産機械により
、任意に自動生産機械側へ製品を載せる搬送用パレット
ごと引き取り、情報伝達の媒体として搬送用パレットに
取り付けられたカードに登録された情報を読み取り、こ
のカードの情報の未処理部分に対して、その自動生産機
械で実行できるものを実施した後、実施した内容につい
てカードの情報内容を書き改めて、再度フリーフロー式
搬送装置側へ戻すことにより、設置された自動生産機械
の空き具合に応じて製品が取り込まれ、搬送用パレット
に取り付けられた記憶媒体の情報内容に従い、その自動
生産機械で実行できる内容について実施させることがで
き、フリーフロー式搬送装置で搬送されている製品をそ
の製品に付属したカードの情報により自動管理できるた
め、全製品を集中管理する必要が無くなり、より柔軟性
の高い生産管理ができるようになるとともに、稼働率を
上げ、不良品発生率を下げることができるようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特願昭６２
−２２１０２９号公報「フリーフロー式生産システム」
に用いられているカードは、磁気読み取り方式の集積回
路組み込みカードで、主記憶装置としてＣＭＯＳ−ＲＡ
Ｍ（相補性金属酸化被膜半導体製ランダムアクセスメモ
リ）を備え、記憶容量として８Ｋバイト乃至６４Ｋバイ
トを用意し、バッテリを内蔵して充電可能に形成され、
全面をプラスチック製カバーで被覆したものである。即
ち、ワーク等の認識を行うシステムにおいては、認識す
る情報が、ワーク番号、パレット番号、プログラム番号
等と多量であり、また加工経過に従って、不良ワーク、
加工済、加工機履歴等を次々と書き加える必要があるた
め、前記のようなカードをＩＤ素子（Ｉｄｅｎｔｉｆｉ
ｃａｔｉｏｎ Ｄｅｖｉｃｅ）として使用している。 しかし、前記のようにＩＤ素子を用いた場合は、パレッ
トの位置決め精度が多少ラフであったり、読み取りヘッ
ドの取り付け位置不良などにより、読み取り不良が生じ
ることがあり、読み取り不良の場合、搬送されている素
材、成形品、その他の搬送品の管理内容に狂いが生じ、
不具合が発生する。この発明はかかる課題に鑑みて創案
されたものであり、搬送用パレットの識別にＩＤ素子を
用いた場合において、読み取り不良を検出し不具合の発
生を防止できるＩＤ素子のデータ読取り不良防止装置を
提供することを目的とする。
−２２１０２９号公報「フリーフロー式生産システム」
に用いられているカードは、磁気読み取り方式の集積回
路組み込みカードで、主記憶装置としてＣＭＯＳ−ＲＡ
Ｍ（相補性金属酸化被膜半導体製ランダムアクセスメモ
リ）を備え、記憶容量として８Ｋバイト乃至６４Ｋバイ
トを用意し、バッテリを内蔵して充電可能に形成され、
全面をプラスチック製カバーで被覆したものである。即
ち、ワーク等の認識を行うシステムにおいては、認識す
る情報が、ワーク番号、パレット番号、プログラム番号
等と多量であり、また加工経過に従って、不良ワーク、
加工済、加工機履歴等を次々と書き加える必要があるた
め、前記のようなカードをＩＤ素子（Ｉｄｅｎｔｉｆｉ
ｃａｔｉｏｎ Ｄｅｖｉｃｅ）として使用している。 しかし、前記のようにＩＤ素子を用いた場合は、パレッ
トの位置決め精度が多少ラフであったり、読み取りヘッ
ドの取り付け位置不良などにより、読み取り不良が生じ
ることがあり、読み取り不良の場合、搬送されている素
材、成形品、その他の搬送品の管理内容に狂いが生じ、
不具合が発生する。この発明はかかる課題に鑑みて創案
されたものであり、搬送用パレットの識別にＩＤ素子を
用いた場合において、読み取り不良を検出し不具合の発
生を防止できるＩＤ素子のデータ読取り不良防止装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、搬送装置に沿って各種自動生産機械を
配置させ、前記搬送装置で搬送する搬送物を載せるパレ
ットに生産内容の複数のバイトよりなる情報を読み書き
可能なＩＤ素子を取り付け、前記自動生産機械またはそ
の近傍にＩＤ情報読み取り・書き込み装置を設けるとと
もに、読み取った内容に従って必要な作業を実施させ、
実施後に前記ＩＤ素子へ実施内容を書き込ませる制御装
置を備えた生産システムにおいて、前工程において前記
ＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト間において順次
排他的論理和の値を取り、この排他的論理和の値を前記
ＩＤ素子のメモリ内のチェックサムエリアに書き込んで
から次工程の自動生産機械に搬送する手段と、次工程に
おいても同様にＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト
間において順次排他的論理和の値を取り、この読み取っ
た排他的論理和の値とチェックサムエリア内の排他的論
理和の値を比較する手段と、前記比較の結果、チェック
サムエリア内の値と読み取った排他的論理和の値が異な
っている場合は読み取り不良と判断する手段と、からな
ることを特徴とする。
に、この発明は、搬送装置に沿って各種自動生産機械を
配置させ、前記搬送装置で搬送する搬送物を載せるパレ
ットに生産内容の複数のバイトよりなる情報を読み書き
可能なＩＤ素子を取り付け、前記自動生産機械またはそ
の近傍にＩＤ情報読み取り・書き込み装置を設けるとと
もに、読み取った内容に従って必要な作業を実施させ、
実施後に前記ＩＤ素子へ実施内容を書き込ませる制御装
置を備えた生産システムにおいて、前工程において前記
ＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト間において順次
排他的論理和の値を取り、この排他的論理和の値を前記
ＩＤ素子のメモリ内のチェックサムエリアに書き込んで
から次工程の自動生産機械に搬送する手段と、次工程に
おいても同様にＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト
間において順次排他的論理和の値を取り、この読み取っ
た排他的論理和の値とチェックサムエリア内の排他的論
理和の値を比較する手段と、前記比較の結果、チェック
サムエリア内の値と読み取った排他的論理和の値が異な
っている場合は読み取り不良と判断する手段と、からな
ることを特徴とする。
【０００５】
【作用】前工程の出口でＩＤ素子に記憶された正規デー
タにチェックサムの領域を設けて、排他的論理和の結果
をその領域に書き込む。後工程において前記正規データ
を読み込むと同時に、排他的論理和のデータを形成し、
前工程のチェックサムエリアのデータと比較し、読みち
がいによる誤動作を防止する。この方法で、順次、前工
程から後工程へデータをデータの読み違いを防止しなが
ら転送する。
タにチェックサムの領域を設けて、排他的論理和の結果
をその領域に書き込む。後工程において前記正規データ
を読み込むと同時に、排他的論理和のデータを形成し、
前工程のチェックサムエリアのデータと比較し、読みち
がいによる誤動作を防止する。この方法で、順次、前工
程から後工程へデータをデータの読み違いを防止しなが
ら転送する。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳しく説明する。図１はこの発明の工程毎の機械の構成
の概略説明図、図２はＩＤ素子の排他的論理和の値を求
める手順の説明図、図３はこの発明によるパレット搬送
の説明図である。
詳しく説明する。図１はこの発明の工程毎の機械の構成
の概略説明図、図２はＩＤ素子の排他的論理和の値を求
める手順の説明図、図３はこの発明によるパレット搬送
の説明図である。
【０００７】図１において、Ａは工程１のマシニングセ
ンタ、Ｂは工程２のマシニングセンタである。このマシ
ニングセンタＡ，Ｂは制御部Ａ１ ，Ｂ１ と加工部Ａ
２ ，Ｂ２ より構成されている。ＲＨ１ は制御部Ａ
１ に接続されたＩＤ情報の読み取りヘッド、ＷＨ１
は同じく制御部Ａ１ に接続されたＩＤ情報の書き込み
ヘッドである。ＲＨ２ は制御部Ｂ１ に接続されたＩ
Ｄ情報の読み取りヘッド、ＷＨ２ は同じく制御部Ｂ１
に接続されたＩＤ情報の書き込みヘッドである。尚、
制御部Ａ１ ，Ｂ１には読み取られたＩＤ情報を一時的
に記憶し、記憶された情報をもとに排他的論理和の値を
演算するレジスタが含まれる。Ｐは所定のコンベアによ
り搬送されるパレットであり、このパレットＰにはマシ
ニングセンタＡ，Ｂにより加工されるワークＷが載置さ
れる。このパレットＰには、ＩＤ素子Ｃが取り付けられ
ている。このＩＤ素子Ｃは、例えば、図２に示すように
６バイトのメモリＭ１，Ｍ２ …Ｍ６ にパレット番号
、プログラム番号、不良ワーク、加工済、加工機履歴等
のデータが入っているものとする。
ンタ、Ｂは工程２のマシニングセンタである。このマシ
ニングセンタＡ，Ｂは制御部Ａ１ ，Ｂ１ と加工部Ａ
２ ，Ｂ２ より構成されている。ＲＨ１ は制御部Ａ
１ に接続されたＩＤ情報の読み取りヘッド、ＷＨ１
は同じく制御部Ａ１ に接続されたＩＤ情報の書き込み
ヘッドである。ＲＨ２ は制御部Ｂ１ に接続されたＩ
Ｄ情報の読み取りヘッド、ＷＨ２ は同じく制御部Ｂ１
に接続されたＩＤ情報の書き込みヘッドである。尚、
制御部Ａ１ ，Ｂ１には読み取られたＩＤ情報を一時的
に記憶し、記憶された情報をもとに排他的論理和の値を
演算するレジスタが含まれる。Ｐは所定のコンベアによ
り搬送されるパレットであり、このパレットＰにはマシ
ニングセンタＡ，Ｂにより加工されるワークＷが載置さ
れる。このパレットＰには、ＩＤ素子Ｃが取り付けられ
ている。このＩＤ素子Ｃは、例えば、図２に示すように
６バイトのメモリＭ１，Ｍ２ …Ｍ６ にパレット番号
、プログラム番号、不良ワーク、加工済、加工機履歴等
のデータが入っているものとする。
【０００８】次に、図２を用いてこの発明の排他的論理
和の演算について説明する。ＩＤ素子に前記多数のデー
タが書き込まれるように成っており、それぞれのデータ
に対し、例えば、８ｂｉｔ／１ｂｙｔｅが対応し、６個
（６ｂｙｔｅ）のメモリＭ１ ，Ｍ２ …Ｍ６ が用意
されている。これらメモリ内の情報はＩＤ情報として読
み取りヘッドＲＨ１ ，ＲＨ２ にて読み取られ、制御
部内のレジスタに記憶される。続いて記憶された情報は
、まず、情報Ｍ１ とＭ２ 間、情報Ｍ３ とＭ４ 間
、情報Ｍ５ とＭ５ 間で排他的論理和（ＥＸ ＯＲ
）を取り、更に、情報Ｍ１ とＭ２ 間の結果Ｍ７ と
、情報Ｍ３ とＭ４ 間の結果Ｍ８ 間で排他的論理和
を取り、また更に、結果Ｍ７ と結果Ｍ８ 間の結果Ｍ
１０と情報Ｍ５ ，Ｍ５ 間の結果Ｍ９で排他的論理和
を取り、最後に得られた結果Ｍ１１を予め準備されたＩ
Ｄ素子のメモリのサムチェックエリアＮに書き込みヘッ
ドＷＨ１ 、ＷＨ２ を介して書き込む。このように、
各工程の読み取りヘッドＲＨ１ ，ＲＨ２ にて、ＩＤ
素子情報（データのみ）を読み取り、同じ様に排他的論
理和方式にて演算してゆきその結果を書き込みヘッドＷ
Ｈ１ 、ＷＨ２ からＩＤ素子のサムチェックエリアＮ
に書き込んでゆく。
和の演算について説明する。ＩＤ素子に前記多数のデー
タが書き込まれるように成っており、それぞれのデータ
に対し、例えば、８ｂｉｔ／１ｂｙｔｅが対応し、６個
（６ｂｙｔｅ）のメモリＭ１ ，Ｍ２ …Ｍ６ が用意
されている。これらメモリ内の情報はＩＤ情報として読
み取りヘッドＲＨ１ ，ＲＨ２ にて読み取られ、制御
部内のレジスタに記憶される。続いて記憶された情報は
、まず、情報Ｍ１ とＭ２ 間、情報Ｍ３ とＭ４ 間
、情報Ｍ５ とＭ５ 間で排他的論理和（ＥＸ ＯＲ
）を取り、更に、情報Ｍ１ とＭ２ 間の結果Ｍ７ と
、情報Ｍ３ とＭ４ 間の結果Ｍ８ 間で排他的論理和
を取り、また更に、結果Ｍ７ と結果Ｍ８ 間の結果Ｍ
１０と情報Ｍ５ ，Ｍ５ 間の結果Ｍ９で排他的論理和
を取り、最後に得られた結果Ｍ１１を予め準備されたＩ
Ｄ素子のメモリのサムチェックエリアＮに書き込みヘッ
ドＷＨ１ 、ＷＨ２ を介して書き込む。このように、
各工程の読み取りヘッドＲＨ１ ，ＲＨ２ にて、ＩＤ
素子情報（データのみ）を読み取り、同じ様に排他的論
理和方式にて演算してゆきその結果を書き込みヘッドＷ
Ｈ１ 、ＷＨ２ からＩＤ素子のサムチェックエリアＮ
に書き込んでゆく。
【０００９】つぎに、この発明の作用によるパレットの
搬送を図３により詳しく説明する。なお、この発明の実
施例は、多種ワークＷをランダムにパレット搬送装置を
用いて各工程のマシニングセンタＡ，Ｂに搬送し、ワー
クＷの加工を行うものとする。すなわち、ワーク検知ス
テーションＳの入口Ｃ１ の読み取りヘッドにてワーク
Ｗの形状を検知し、この形状からワークＷにおけるパレ
ット番号、プログラム番号、不良ワーク、加工済、加工
機履歴等のデータを出口Ｃ２ の書き込みヘッドにてパ
レットＰに取り付けられたＩＤ素子に書き込むとともに
、書き込んだデータのビット間の排他的論理和の値を取
り、この排他的論理和の値を前記ＩＤ素子のメモリ内の
チェックサムエリアに書き込む。次に、工程１のマシニ
ングセンタＡにパレットＰが搬送される際に、工程１の
入口Ｃ３ の読み取りヘッドによりＩＤ素子のデータを
読み取る。すると、制御部Ａ１ は読み込んだデータの
ビット間の排他的論理和の値を取り、この読み取った排
他的論理和の値とチェックサムエリア内の排他的論理和
の値を比較する。比較の結果、チェックサムが異なって
いれば、アラームを発生し、機械を停止する。一方、同
じであればＩＤ情報は正しいものとしてワークＷを工程
１に取り込み加工する。加工後、マシニングセンタＡの
出口Ｃ４ の書き込みヘッドにてこの工程において加工
した内容、結果をそのＩＤ素子に書き込み、その後次工
程に進んで他の加工を行う。すなわち、工程２のマシニ
ングセンタＢの入口Ｃ５ の読み取りヘッドにて、前記
ＩＤ素子のデータを読み取り、再度このデータのビット
間の排他的論理和の値を取り、この排他的論理和の値を
前記ＩＤ情報のチェックサムエリア内の排他的論理和の
値と比較し、同じであれば加工を行う。このように、前
工程の出口で正規データに排他的論理和のデータを付加
し、後工程において正規データを読み込むと同時に、排
他的論理和のデータを形成し、前工程の排他的論理和の
データと比較し、読みちがいによる誤動作を防止する。 この方法で、順次、前工程から後工程へデータを転送す
る。
搬送を図３により詳しく説明する。なお、この発明の実
施例は、多種ワークＷをランダムにパレット搬送装置を
用いて各工程のマシニングセンタＡ，Ｂに搬送し、ワー
クＷの加工を行うものとする。すなわち、ワーク検知ス
テーションＳの入口Ｃ１ の読み取りヘッドにてワーク
Ｗの形状を検知し、この形状からワークＷにおけるパレ
ット番号、プログラム番号、不良ワーク、加工済、加工
機履歴等のデータを出口Ｃ２ の書き込みヘッドにてパ
レットＰに取り付けられたＩＤ素子に書き込むとともに
、書き込んだデータのビット間の排他的論理和の値を取
り、この排他的論理和の値を前記ＩＤ素子のメモリ内の
チェックサムエリアに書き込む。次に、工程１のマシニ
ングセンタＡにパレットＰが搬送される際に、工程１の
入口Ｃ３ の読み取りヘッドによりＩＤ素子のデータを
読み取る。すると、制御部Ａ１ は読み込んだデータの
ビット間の排他的論理和の値を取り、この読み取った排
他的論理和の値とチェックサムエリア内の排他的論理和
の値を比較する。比較の結果、チェックサムが異なって
いれば、アラームを発生し、機械を停止する。一方、同
じであればＩＤ情報は正しいものとしてワークＷを工程
１に取り込み加工する。加工後、マシニングセンタＡの
出口Ｃ４ の書き込みヘッドにてこの工程において加工
した内容、結果をそのＩＤ素子に書き込み、その後次工
程に進んで他の加工を行う。すなわち、工程２のマシニ
ングセンタＢの入口Ｃ５ の読み取りヘッドにて、前記
ＩＤ素子のデータを読み取り、再度このデータのビット
間の排他的論理和の値を取り、この排他的論理和の値を
前記ＩＤ情報のチェックサムエリア内の排他的論理和の
値と比較し、同じであれば加工を行う。このように、前
工程の出口で正規データに排他的論理和のデータを付加
し、後工程において正規データを読み込むと同時に、排
他的論理和のデータを形成し、前工程の排他的論理和の
データと比較し、読みちがいによる誤動作を防止する。 この方法で、順次、前工程から後工程へデータを転送す
る。
【００１０】
【発明の効果】以上この発明によれば、記憶媒体として
ＩＤ素子を用いたことにより、ワーク毎にワーク番号、
パレット番号、プログラム番号、不良ワーク、加工済、
加工機履歴等のＩＤ情報を次々と書き加えることができ
、かつ、読み取り・書き込み装置が非接触で簡便なもの
となった。また、前工程の出口で正規データに排他的論
理和のデータを付加し、後工程において正規データを読
み込むと同時に、排他的論理和のデータを形成し、前工
程の排他的論理和のデータと比較し、読みちがいによる
誤動作を防止するように構成したことにより、パレット
の位置決め精度の違い等に起因する読み取り不良が生じ
ても、早期にそれを検出し不具合の発生を防止すること
ができる。
ＩＤ素子を用いたことにより、ワーク毎にワーク番号、
パレット番号、プログラム番号、不良ワーク、加工済、
加工機履歴等のＩＤ情報を次々と書き加えることができ
、かつ、読み取り・書き込み装置が非接触で簡便なもの
となった。また、前工程の出口で正規データに排他的論
理和のデータを付加し、後工程において正規データを読
み込むと同時に、排他的論理和のデータを形成し、前工
程の排他的論理和のデータと比較し、読みちがいによる
誤動作を防止するように構成したことにより、パレット
の位置決め精度の違い等に起因する読み取り不良が生じ
ても、早期にそれを検出し不具合の発生を防止すること
ができる。
【図１】この発明の工程毎の機械の構成の概略説明図で
ある。
ある。
【図２】この発明のＩＤ素子の排他的論理和の値を求め
る手順の説明図である。
る手順の説明図である。
【図３】この発明によるパレット搬送の説明図である。
Ａ 工程１のマシニングセ
ンタＢ 工程２のマシニン
グセンタＣ ＩＤ素子Ｐ
パレットＡ１ ，Ｂ１
制御部 Ａ２ ，Ｂ２ 加工部
ンタＢ 工程２のマシニン
グセンタＣ ＩＤ素子Ｐ
パレットＡ１ ，Ｂ１
制御部 Ａ２ ，Ｂ２ 加工部
Claims (1)
- 【請求項１】 搬送装置に沿って各種自動生産機械を
配置させ、前記搬送装置で搬送する搬送物を載せるパレ
ットに生産内容の複数のバイトよりなる情報を読み書き
可能なＩＤ素子を取り付け、前記自動生産機械またはそ
の近傍にＩＤ情報読み取り・書き込み装置を設けるとと
もに、読み取った内容に従って必要な作業を実施させ、
実施後に前記ＩＤ素子へ実施内容を書き込ませる制御装
置を備えた生産システムにおいて、前工程において前記
ＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト間において順次
排他的論理和の値を取り、この排他的論理和の値を前記
ＩＤ素子のメモリ内のチェックサムエリアに書き込んで
から次工程の自動生産機械に搬送する手段と、次工程に
おいても同様にＩＤ情報を読み取る際に、複数のバイト
間において順次排他的論理和の値を取り、この読み取っ
た排他的論理和の値とチェックサムエリア内の排他的論
理和の値を比較する手段と、前記比較の結果、チェック
サムエリア内の値と読み取った排他的論理和の値が異な
っている場合は読み取り不良と判断する手段と、からな
ることを特徴とするＩＤ素子のデータ読取り不良防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9892991A JPH04331051A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｉｄ素子のデータ読取り不良防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9892991A JPH04331051A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｉｄ素子のデータ読取り不良防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331051A true JPH04331051A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14232818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9892991A Pending JPH04331051A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | Ｉｄ素子のデータ読取り不良防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331051A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007532991A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-15 | コギスキャン・インコーポレーテッド | 閉ループ構成における認証および追従可能性 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP9892991A patent/JPH04331051A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007532991A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-15 | コギスキャン・インコーポレーテッド | 閉ループ構成における認証および追従可能性 |
| US8282008B2 (en) | 2004-04-08 | 2012-10-09 | Cogiscan Inc. | Closed-loop reel setup verification and traceability |
| JP2018113053A (ja) * | 2004-04-08 | 2018-07-19 | コギスキャン・インコーポレーテッド | 閉ループ構成における認証および追従可能性 |
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