JPH04330808A - Ｓａｗ共振子を用いた高周波発振器 - Google Patents
Ｓａｗ共振子を用いた高周波発振器Info
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- JPH04330808A JPH04330808A JP719891A JP719891A JPH04330808A JP H04330808 A JPH04330808 A JP H04330808A JP 719891 A JP719891 A JP 719891A JP 719891 A JP719891 A JP 719891A JP H04330808 A JPH04330808 A JP H04330808A
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- saw resonator
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- Pending
Links
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- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、移動体無線通信機器
等の高周波発振器に用いられる表面弾性波共振子（以下
、ＳＡＷ共振子という）を用いた高周波発振器に関する
。
等の高周波発振器に用いられる表面弾性波共振子（以下
、ＳＡＷ共振子という）を用いた高周波発振器に関する
。
【０００２】
【従来の技術】最近、携帯用電話機等の移動体無線通信
機器に対する小型化のニーズにより、移動体無線通信機
器を構成する電圧制御発振器（以下、ＶＣＯという）に
用いられる共振子としてＳＡＷ共振子を用いることが実
用化されつつある。これは、以下に示す理由による。ま
ず、第１に、ＶＣＯの大部分を占める共振子をＳＡＷ共
振子にすることにより、機器の大幅な小型化が計られる
と共に、性能低下を起こすことがない。第２に、ＳＡＷ
共振子は、図４に示す周波数特性を有しているため、基
本周波数ｆ０の２次高調波２ｆ０のレベルを低下させる
ことができ、機器のスプリアス性能を向上させることが
できる。
機器に対する小型化のニーズにより、移動体無線通信機
器を構成する電圧制御発振器（以下、ＶＣＯという）に
用いられる共振子としてＳＡＷ共振子を用いることが実
用化されつつある。これは、以下に示す理由による。ま
ず、第１に、ＶＣＯの大部分を占める共振子をＳＡＷ共
振子にすることにより、機器の大幅な小型化が計られる
と共に、性能低下を起こすことがない。第２に、ＳＡＷ
共振子は、図４に示す周波数特性を有しているため、基
本周波数ｆ０の２次高調波２ｆ０のレベルを低下させる
ことができ、機器のスプリアス性能を向上させることが
できる。
【０００３】ここで、図５に従来のＳＡＷ共振子を用い
たコルピッツ型発振器の構成例の回路図を示す。この発
振器はＶＣＯであり、共振回路部１および負性抵抗回路
部２から構成されている。共振回路部１において、３は
所定の制御直流電圧が印加される制御電圧印加端子、４
はバイパスコンデンサ、５はチョークコイル、６は発振
周波数可変用の可変容量ダイオード、７および８はそれ
ぞれ直流電圧を阻止する直流電圧阻止コンデンサ、９は
上述したＳＡＷ共振子である。
たコルピッツ型発振器の構成例の回路図を示す。この発
振器はＶＣＯであり、共振回路部１および負性抵抗回路
部２から構成されている。共振回路部１において、３は
所定の制御直流電圧が印加される制御電圧印加端子、４
はバイパスコンデンサ、５はチョークコイル、６は発振
周波数可変用の可変容量ダイオード、７および８はそれ
ぞれ直流電圧を阻止する直流電圧阻止コンデンサ、９は
上述したＳＡＷ共振子である。
【０００４】また、負性抵抗回路部２は、ベース接地型
で構成され、共振回路部１を励振するものである。この
負性抵抗回路部２において、１０は高周波発振用のトラ
ンジスタ、１１および１２はそれぞれ帰還用のコンデン
サ、１３はチョークコイル、１４はダンパー抵抗、１５
〜１７はそれぞれトランジスタ１０にバイアスを印加す
るための抵抗、１８はバイパスコンデンサ、１９は接地
用のコンデンサ、２０は結合コンデンサ、２１は所定の
周波数の発振信号が出力される出力端子である。
で構成され、共振回路部１を励振するものである。この
負性抵抗回路部２において、１０は高周波発振用のトラ
ンジスタ、１１および１２はそれぞれ帰還用のコンデン
サ、１３はチョークコイル、１４はダンパー抵抗、１５
〜１７はそれぞれトランジスタ１０にバイアスを印加す
るための抵抗、１８はバイパスコンデンサ、１９は接地
用のコンデンサ、２０は結合コンデンサ、２１は所定の
周波数の発振信号が出力される出力端子である。
【０００５】このような構成において、制御電圧印加端
子３に図示せぬ制御回路から所定の制御直流電圧が印加
されると、可変容量ダイオード６の接合容量値が変化す
るので、このＶＣＯの発振周波数が変化する。これによ
り、その周波数の発振信号が出力端子２１から出力され
、図示せぬバッファアンプに入力される。
子３に図示せぬ制御回路から所定の制御直流電圧が印加
されると、可変容量ダイオード６の接合容量値が変化す
るので、このＶＣＯの発振周波数が変化する。これによ
り、その周波数の発振信号が出力端子２１から出力され
、図示せぬバッファアンプに入力される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無線通信機
器を小型化するためには、動作電圧の低電圧化および低
消費電力化を計る必要がある。一方、無線通信機器の特
性を決定するＶＣＯの重要な性能としては、搬送波信号
と雑音との比であるＣ／Ｎ比がある。そこで、上述した
従来のＳＡＷ共振子を用いた高周波発振器においては、
動作電圧の低電圧化および低消費電力化を計りつつ、Ｃ
／Ｎ比に対する性能を向上させるために、負性抵抗回路
部２をベース接地で構成し、トランジスタ１０には、ト
ランジェント周波数ｆＴが１０ＧＨｚクラスのものを使
用している。
器を小型化するためには、動作電圧の低電圧化および低
消費電力化を計る必要がある。一方、無線通信機器の特
性を決定するＶＣＯの重要な性能としては、搬送波信号
と雑音との比であるＣ／Ｎ比がある。そこで、上述した
従来のＳＡＷ共振子を用いた高周波発振器においては、
動作電圧の低電圧化および低消費電力化を計りつつ、Ｃ
／Ｎ比に対する性能を向上させるために、負性抵抗回路
部２をベース接地で構成し、トランジスタ１０には、ト
ランジェント周波数ｆＴが１０ＧＨｚクラスのものを使
用している。
【０００７】ところが、上述した従来のＳＡＷ共振子を
用いた高周波発振器は、上記したように、トランジスタ
１０にトランジェント周波数ｆＴが１０ＧＨｚクラスの
ものを使用しているため、広帯域な周波数特性を有し、
基本周波数ｆ０の３次高調波３ｆ０付近にまでゲインが
ある。また、ＳＡＷ共振子は、上記したように、図４に
示す周波数特性を有し、基本周波数ｆ０の３次高調波３
ｆ０のレベルが高く、損失が少ない。従って、負性抵抗
回路部２の励振電力が基本周波数ｆ０以外に３次高調波
３ｆ０にも分配され、Ｃ／Ｎ比および出力レベルの性能
低下が起こってしまうという欠点があった。また、３次
高調波３ｆ０のレベルが高いため、機器のスプリアス性
能が劣化してしまうという欠点があった。
用いた高周波発振器は、上記したように、トランジスタ
１０にトランジェント周波数ｆＴが１０ＧＨｚクラスの
ものを使用しているため、広帯域な周波数特性を有し、
基本周波数ｆ０の３次高調波３ｆ０付近にまでゲインが
ある。また、ＳＡＷ共振子は、上記したように、図４に
示す周波数特性を有し、基本周波数ｆ０の３次高調波３
ｆ０のレベルが高く、損失が少ない。従って、負性抵抗
回路部２の励振電力が基本周波数ｆ０以外に３次高調波
３ｆ０にも分配され、Ｃ／Ｎ比および出力レベルの性能
低下が起こってしまうという欠点があった。また、３次
高調波３ｆ０のレベルが高いため、機器のスプリアス性
能が劣化してしまうという欠点があった。
【０００８】この考案は、このような背景の下になされ
たもので、Ｃ／Ｎ比および出力レベルの性能を向上させ
ることができると共に、機器のスプリアス性能を向上さ
せることができるＳＡＷ共振子を用いた高周波発振器を
提供することを目的とする。
たもので、Ｃ／Ｎ比および出力レベルの性能を向上させ
ることができると共に、機器のスプリアス性能を向上さ
せることができるＳＡＷ共振子を用いた高周波発振器を
提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この考案によるＳＡＷ共
振子を用いた高周波発振器は、共振素子としてＳＡＷ共
振子を用いると共に、ＳＡＷ共振子の共振周波数の３倍
の周波数に共振するトラップを設けたことを特徴として
いる。
振子を用いた高周波発振器は、共振素子としてＳＡＷ共
振子を用いると共に、ＳＡＷ共振子の共振周波数の３倍
の周波数に共振するトラップを設けたことを特徴として
いる。
【００１０】
【作用】上記構成によれば、ＳＡＷ共振子の共振周波数
の３倍の周波数は、トラップによって減衰される。
の３倍の周波数は、トラップによって減衰される。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して、この考案の一実施例
について説明する。図１はこの考案の一実施例によるＳ
ＡＷ共振子を用いた高周波発振器の構成を示す回路図で
あり、この図において、図５に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。図１においては、直
流電圧阻止コンデンサ８の一端とトランジスタ１０のコ
レクタとの接続点Ｔａに、ＳＡＷ共振子９の共振周波数
ｆ０の３次高調波３ｆ０に共振する１／４波長型のマイ
クロストリップ線路からなるトラップ回路２２の一端が
接続されている。ここで、図２にトラップ回路２２の周
波数特性の一例を示す。
について説明する。図１はこの考案の一実施例によるＳ
ＡＷ共振子を用いた高周波発振器の構成を示す回路図で
あり、この図において、図５に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。図１においては、直
流電圧阻止コンデンサ８の一端とトランジスタ１０のコ
レクタとの接続点Ｔａに、ＳＡＷ共振子９の共振周波数
ｆ０の３次高調波３ｆ０に共振する１／４波長型のマイ
クロストリップ線路からなるトラップ回路２２の一端が
接続されている。ここで、図２にトラップ回路２２の周
波数特性の一例を示す。
【００１２】このような構成において、制御電圧印加端
子３に図示せぬ制御回路から所定の制御直流電圧が印加
されると、可変容量ダイオード６の接合容量値が変化す
るので、このＶＣＯの発振周波数が変化する。これによ
り、その周波数の発振信号が出力端子２１から出力され
、図示せぬバッファアンプに入力される。
子３に図示せぬ制御回路から所定の制御直流電圧が印加
されると、可変容量ダイオード６の接合容量値が変化す
るので、このＶＣＯの発振周波数が変化する。これによ
り、その周波数の発振信号が出力端子２１から出力され
、図示せぬバッファアンプに入力される。
【００１３】この場合、負性抵抗回路部２の励振電力の
うち、ＳＡＷ共振子９の共振周波数ｆ０の３次高調数３
ｆ０は、トラップ回路２２によって減衰される。従って
、共振回路部１へは、負性抵抗回路部２の励振電力の基
本周波数ｆ０のみが従来に比べて大幅に増大して供給さ
れる。これにより、機器のＣ／Ｎ比に対する性能が向上
する。また、３次高調波３ｆ０に対する機器のスプリア
ス性能が向上する。
うち、ＳＡＷ共振子９の共振周波数ｆ０の３次高調数３
ｆ０は、トラップ回路２２によって減衰される。従って
、共振回路部１へは、負性抵抗回路部２の励振電力の基
本周波数ｆ０のみが従来に比べて大幅に増大して供給さ
れる。これにより、機器のＣ／Ｎ比に対する性能が向上
する。また、３次高調波３ｆ０に対する機器のスプリア
ス性能が向上する。
【００１４】尚、上述した一実施例においては、トラッ
プ回路２２に１／４波長型のマイクロストリップ線路を
用いた例を示したが、これに代えて、図３（ａ）に示す
ように、接続点Ｔａと接地との間に、ＳＡＷ共振子９の
共振周波数ｆ０の３次高調数３ｆ０に共振する１／２波
長型のマイクロストリップ線路からなるトラップ回路２
３を介挿したり、あるいは、図３（ｂ）に示すように、
接続点Ｔａと接地との間に、ＳＡＷ共振子９の共振周波
数ｆ０ の３次高調数３ｆ０に共振するコンデンサ２４
およびコイル２５から構成されるＬＣ共振回路からなる
トラップ回路２６を介挿したりしてもよい。
プ回路２２に１／４波長型のマイクロストリップ線路を
用いた例を示したが、これに代えて、図３（ａ）に示す
ように、接続点Ｔａと接地との間に、ＳＡＷ共振子９の
共振周波数ｆ０の３次高調数３ｆ０に共振する１／２波
長型のマイクロストリップ線路からなるトラップ回路２
３を介挿したり、あるいは、図３（ｂ）に示すように、
接続点Ｔａと接地との間に、ＳＡＷ共振子９の共振周波
数ｆ０ の３次高調数３ｆ０に共振するコンデンサ２４
およびコイル２５から構成されるＬＣ共振回路からなる
トラップ回路２６を介挿したりしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上説明のように、この考案によれば、
高周波発振器のＣ／Ｎ比および出力レベルの性能を向上
させることができるという効果がある。また、機器のス
プリアス性能を向上させることができるという効果があ
る。
高周波発振器のＣ／Ｎ比および出力レベルの性能を向上
させることができるという効果がある。また、機器のス
プリアス性能を向上させることができるという効果があ
る。
【図１】この考案の一実施例によるＳＡＷ共振子を用い
た高周波発振器の構成を示す回路図である。
た高周波発振器の構成を示す回路図である。
【図２】トラップ回路２２の周波数特性の一例を示す図
である。
である。
【図３】トラップ回路２３および２６の構成の一例を示
す図である。
す図である。
【図４】ＳＡＷ共振子の周波数特性の一例を示す図であ
る。
る。
【図５】従来のＳＡＷ共振子を用いた高周波発振器の構
成例を示す回路図である。
成例を示す回路図である。
１ 共振回路部２
負性抵抗部９
ＳＡＷ共振子２２，２３，２６
トラップ回路
負性抵抗部９
ＳＡＷ共振子２２，２３，２６
トラップ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 共振素子としてＳＡＷ共振子を用いる
と共に、ＳＡＷ共振子の共振周波数の３倍の周波数に共
振するトラップを設けたことを特徴とするＳＡＷ共振子
を用いた高周波発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP719891A JPH04330808A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | Ｓａｗ共振子を用いた高周波発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP719891A JPH04330808A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | Ｓａｗ共振子を用いた高周波発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04330808A true JPH04330808A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=11659337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP719891A Pending JPH04330808A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | Ｓａｗ共振子を用いた高周波発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04330808A (ja) |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP719891A patent/JPH04330808A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991019 |