JPH04330671A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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JPH04330671A
JPH04330671A JP12692591A JP12692591A JPH04330671A JP H04330671 A JPH04330671 A JP H04330671A JP 12692591 A JP12692591 A JP 12692591A JP 12692591 A JP12692591 A JP 12692591A JP H04330671 A JPH04330671 A JP H04330671A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図6〜図9) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図5)作用(図2〜
図5) 実施例(図1〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気再生装置に関し、例
えばデイジタルオーデイオ信号を記録再生するデイジタ
ルオーデイオテープレコーダに適用して好適なものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気テープに記録トラツクを順次
斜めに形成し、当該記録トラツクにデイジタルオーデイ
オ信号を記録するデイジタルオーデイオテープレコーダ
においては、古いデイジタルオーデイオ信号上に新しい
デイジタルオーデイオ信号を重ねて記録し、データを書
き換えるようになされている。すなわち磁気テープ1上
に記録されている過去のデータOD1、OD2、OD3
……(図6において実線で示す)上に新しいデータND
1、ND2、ND3……(図6において破線で示す)を
重ね記録するようになされている。
【0004】ところが記録時、磁気テープ1にゴミ等が
付着している場合や、過去のデータOD1、OD2、O
D3……を記録したデイジタルオーデイオテープレコー
ダと異なるデイジタルオーデイオテープレコーダにより
新しいデータND1、ND2、ND3……を記録する場
合には、データのドロツプアウトや磁気ヘツドの走査位
置の違いから消し残りが発生することがある。すなわち
過去のデータOD1、OD2、OD3……が記録された
記録トラツクと新しいデータND1、ND2、ND3…
…が記録された記録トラツクとのずれから消え残り部分
ED1、ED2、ED3……(図7において斜線で示す
)が生じると、消え残り部分の過去のデータOD1、O
D2、OD3……が再生され、エラーが発生する問題が
あつた。
【0005】このためデイジタルオーデイオテープレコ
ーダは、連続して記録されたことを示す一連の識別コー
ドIDをデイジタルデータと共に記録し、再生時、各ブ
ロツクの識別コードIDと基準識別コードID0とを比
較し、一致するブロツクのデータのみを再生することに
より、過去のデータOD1、OD2、OD3……と新し
いデータND1、ND2、ND3……とを識別できるよ
うになされている(特開昭63−160062号公報、
特開昭63−187464号公報、特開昭63−187
465号公報、特開昭63−187471号公報)。す
なわちデイジタルデータはブロツク毎に記録され、各ブ
ロツクは、図8に示すように、同期信号SYNC、アド
レスADDRESS、パリテイPARITY、データD
ATA、識別データIDm が設けられている。ここで
識別データIDm は、誤り検出CRC(cyclic
 redundancy check )コードに識別
コードIDを付加してなり、識別コードIDの値は図9
に示すように、一連の記録(T1、T2 ……)で同一
の符号が付されるようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがデータを記録
する際、ヘツドの目詰まりや当たり不良によりデータの
消し残りが生じていると、再生の際、消し残りデータの
識別コードIDが再生されることにより基準識別コード
ID0との不一致数が増加するため、基準識別コードI
D0を更新すべきであると誤判定が生じて本来の基準識
別コードID0と異なる値に変更されることがあり、こ
の結果消し残りデータしか再生されない場合があつた。 また基準識別コードID0を設定するための識別コード
の比較時間が長い場合には、消し残りデータの識別コー
ドIDが誤つて基準識別コードID0の候補データとし
て設定された場合や、誤判定により基準識別コードID
0が変更される場合には、正しい基準識別コードID0
に設定されるのに時間がかかるという問題があつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、記録時におけるヘツドの目詰まりやテープ上の傷等
により部分的に消し残りデータが増加する場合にも、消
し残り識別コードよつて誤つた基準識別コードが設定さ
れるおそれをなくすと共に、一旦誤つた基準識別コード
が設定されても短時間で正しい基準識別コードを設定す
ることができる磁気再生装置を提案しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、所定ブロツク毎に一連の記録
を示す識別符号IDを付して記録データを記録し、再生
時、識別符号IDを記録トラツクから順次読み出して予
め設定された基準識別符号ID0と比較し、記録データ
のうち、基準識別符号ID0に一致する識別符号IDが
付されたブロツクの記録データのみを再生データS6と
して再生すると共に、基準識別符号ID0に一致しない
識別符号IDが付されたブロツク数が基準値以上のとき
、基準識別符号ID0の値を更新する磁気再生装置にお
いて、複数ヘツド(Aヘツド、Bヘツド)、(Aヘツド
、Bヘツド、Aヘツド、Bヘツド)に亘つて読み出され
る識別符号IDを基準識別符号ID0と比較し、基準識
別符号ID0と一致しないブロツク数を基準値と比較す
るようにする。
【0009】また第2の発明においては、所定ブロツク
毎に一連の記録を示す識別符号IDを付して記録データ
を記録し、再生時、識別符号IDを記録トラツクから順
次読み出して予め設定された基準識別符号ID0と比較
し、記録データのうち、基準識別符号ID0に一致する
識別符号IDが付されたブロツクの記録データのみを再
生データS6として再生すると共に、基準識別符号ID
0に一致しない識別符号IDが付されたブロツク数が基
準値以上のとき、基準識別符号更新モード(2Q=「1
」)に入つて基準識別符号ID0を更新し、基準識別符
号ID0に一致しない識別符号IDが付されたブロツク
数が基準値未満のとき、基準識別符号保持モード(2Q
=「0」)に入つて基準識別符号ID0を保持する磁気
再生装置において、基準識別符号変更モード(2Q=「
1」)における識別符号ID及び基準識別符号ID0と
の第1の比較時間(t5 〜t7、t7 〜t9 、t
10〜t12、t12〜t14)は、基準識別符号保持
モード(2Q=「0」)における識別符号ID及び基準
識別符号ID0との第2の比較時間(t0 〜t4 、
t17〜t21)に比して短く設定するようにする。
【0010】さらに第3の発明においては、所定ブロツ
ク毎に一連の記録を示す識別符号IDを付して記録デー
タを記録し、再生時、識別符号IDを記録トラツクから
順次読み出して予め設定された基準識別符号ID0と比
較し、記録データのうち、基準識別符号ID0に一致す
る識別符号IDが付されたブロツクの記録データのみを
再生データとして再生すると共に、基準識別符号ID0
に一致しない識別符号IDが付されたブロツク数が基準
値以上のとき、基準識別符号更新モード(2Q=「1」
)に入つて基準識別符号ID0を更新し、基準識別符号
ID0に一致しない識別符号IDが付されたブロツク数
が基準値未満のとき、基準識別符号保持モード(2Q=
「0」)に入つて基準識別符号ID0を保持する磁気再
生装置において、基準識別符号更新モード(2Q=「1
」)時、基準識別符号ID0と一致しない識別符号ID
が付されたブロツク数が第1の基準値「0」以上のとき
、基準識別符号ID0を新たな値に更新し、ブロツク数
が第1の基準値「0」未満のとき、基準識別符号ID0
を現在の値に保持すると共に、基準識別符号保持モード
(2Q=「0」)時、基準識別符号ID0と一致しない
識別符号IDが付されたブロツク数が第1の基準値「0
」に対して大きい第2の基準値「8」以上のとき、基準
識別符号ID0を新たな値に更新し、ブロツク数が第2
の基準値「8」未満のとき、基準識別符号ID0を現在
の値に保持するようにする。
【0011】さらに第4の発明においては、所定ブロツ
ク毎に一連の記録を示す識別符号IDを付して記録デー
タを記録し、再生時、識別符号IDを記録トラツクから
順次読み出して予め設定された基準識別符号ID0と比
較し、記録データのうち、基準識別符号ID0に一致す
る識別符号IDが付されたブロツクの記録データのみを
再生データS6として再生すると共に、基準識別符号I
D0に一致しない識別符号IDが付されたブロツク数が
基準値以上のとき、基準識別符号ID0の値を更新する
磁気再生装置において、基準識別符号ID0を新たな値
に更新するとき、複数の記録トラツク(t4r、t7f
、t9r、t12f 、t14r )から読み出される
識別符号IDに基づいて基準識別符号ID0を設定する
ようにする。
【0012】さらに第5の発明においては、所定ブロツ
ク毎に一連の記録を示す識別符号IDを付して記録デー
タを記録し、再生時、識別符号IDを記録トラツクから
順次読み出して予め設定された基準識別符号ID0と比
較し、記録データのうち、基準識別符号ID0に一致す
る識別符号IDが付されたブロツクの記録データのみを
再生データS6として再生すると共に、基準識別符号I
D0に一致しない識別符号IDが付されたブロツク数が
基準値以上のとき、基準識別符号ID0の値を更新する
磁気再生装置において、基準識別符号ID0を新たな値
に更新するとき、基準識別符号ID0を記録トラツクの
複数個所(t4r、t12f 又はt7f、t9r)か
ら読み出される識別符号IDに基づいて設定するように
する。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、複数の磁気ヘツド(A及
びBヘツド)に亘つて当該磁気ヘツド(A及びBヘツド
)から読み出される識別符号IDを順次基準識別符号I
D0と比較し、基準識別符号ID0と一致しないブロツ
ク数が基準値を越えたとき基準識別符号ID0を更新す
ることにより、記録データを記録する際に、一方の磁気
ヘツド(A又はBヘツド)に目詰まりや当たり不良が生
じて消し残りデイジタルデータが生じ、消し残りデイジ
タルデータにより不一致ブロツク数が部分的に増加する
場合にも、誤判定による基準識別符号ID0の更新を有
効に回避することができる。
【0014】また第2の発明によれば、基準識別符号変
更モード(2Q=「1」)時における識別符号IDと基
準識別符号ID0の第1の比較時間(t5 〜t7 、
t7 〜t9 、t10〜t12、t12〜t14)は
、基準識別符号保持モード(2Q=「0」)時における
識別符号IDと基準識別符号ID0の第2の比較時間(
t0 〜t4 、T17〜t21)に対して短く設定さ
れていることにより、基準識別符号変更モード(2Q=
「1」)中、基準識別符号ID0が誤つた値に更新され
た場合にも最適な基準識別符号ID0に短時間で更新す
ることができ、基準識別符号保持モード(2Q=「0」
)中、一時的に消し残りデイジタルデータが多く再生さ
れる場合にも、識別符号ID及び基準識別符号ID0と
の比較時間が長いことにより、追従して基準識別符号I
D0が変更されることを有効に回避することができる。
【0015】さらに第3の発明によれば、基準識別符号
変更モード(2Q=「1」)時における第1の基準値「
0」を基準識別符号保持モード(2Q=「0」)時にお
ける第2の基準値「8」に対して低く設定することによ
り、誤判定によつて基準識別符号ID0が誤つた値に更
新された場合にも誤判定を容易に検出でき、最適な基準
識別符号ID0に容易に更新することができると共に、
基準識別符号保持モード(2Q=「0」)における第2
の基準値「8」は高く設定されていることにより、一時
的に消し残りデイジタルデータが多く再生される場合に
も、誤判定により基準識別符号ID0が更新されるおそ
れを有効に回避することができる。
【0016】さらに第4の発明においては、基準識別符
号ID0と一致しない識別符号IDが付されたブロツク
数が基準値「0」又は「8」を越えるとき、複数の記録
トラツク(t4r、t7f、t9r、t12f 、t1
4r ……)から読み込まれる識別符号IDによつて更
新後の基準識別符号ID0を設定することにより、記録
時における目詰まりや当たり不良によつて一方の磁気ヘ
ツド(A又はBヘツド)から消し残りデイジタルデータ
の識別符号IDが再生される場合にも、他方の磁気ヘツ
ド(B又はAヘツド)から最適な識別符号IDを再生す
ることができる。
【0017】さらに第5の発明においては、基準識別符
号ID0と一致しない識別符号IDが付されたブロツク
数が基準値「0」又は「8」を越えるとき、A又はBヘ
ツドによる1走査期間の複数の時点t4r、t12f 
、又はt7f、t9rから読み込まれる識別符号IDに
よつて更新後の基準識別符号ID0を設定することによ
り、テープ長手方向に生じた傷や一時的な当たり不良に
よらず基準識別符号ID0を最適な値に設定することが
できる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】図1において、デイジタルオーデイオテー
プレコーダ10は、巡回符号CRC(cyclic r
edundancy check )検出回路11を介
して誤り検出された再生データS1をエラー訂正デコー
ダ12に供給し、ブロツク毎に誤り訂正して出力するよ
うになされている。
【0020】ここでCRC検出回路11は、再生データ
S1と同期するタイミング信号により動作し、再生デー
タS1の各ブロツクから12ビツトの識別コードIDを
検出し、比較回路13及び基準識別コードラツチ回路1
4に再生識別信号S2として供給するようになされてい
る。またCRC検出回路11は、再生データS1の各ブ
ロツク毎に誤りの有無を示すエラー検出信号S3をアン
ド回路15に供給する。
【0021】比較回路13は、マグネチユードコンパレ
ータでなり、識別コードIDと基準識別コードID0と
が一致するか否かを判定し、一致するときには一致/不
一致出力S4を論理「L」に立ち下げ、不一致のときに
は一致/不一致出力S4を論理「H」に立ち上げるよう
になされている。アンド回路15は、一致/不一致出力
S4とエラー検出信号S3との論理積でなる書込許可信
号S5をエラー訂正デコーダ12に供給し、再生データ
S1にエラーがなくかつ識別コードIDが基準識別コー
ドID0に一致する場合にのみ書込許可信号S5を論理
「H」に立ち上げる。
【0022】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ10は、再生データS1に含まれる消し残りデー
タ等、再生しようとするデータに無関係な再生データS
1を除いてなる有効データのみをエラー訂正デコーダ1
2の復号用メモリに書込み、ブロツク毎にエラー訂正し
た後、出力データS6として出力するようになされてい
る。ここでラツチ回路16は、再生識別コード有効期間
(図2(A)において斜線で示す)に論理「1」に立ち
上がるラツチ信号S6(図2(B))により、比較回路
13から出力される一致/不一致出力S4をラツチし(
図2(C))、アツプダウンカウンタ17及び基準識別
コード設定回路18に供給するようになされている。
【0023】アツプダウンカウンタ17は、再生データ
S1にエラーがない場合出力されるブロツク同期信号S
7(図2(D))より制御される10ビツトのカウンタ
であり、最上位出力S8を基準識別コード設定回路18
に供給するようになされている。ここでアツプダウンカ
ウンタ17は、一致/不一致出力S4が論理「L」の場
合(すなわち再生識別コードIDと基準識別コードID
0が一致する場合)、カウント値をカウントアツプし、
また一致/不一致出力S4が論理「H」の場合(すなわ
ち再生識別コードIDと基準識別コードID0が一致し
ない場合)、カウント値をカウントダウンして再生識別
コードIDが基準識別コードID0と一致するブロツク
の個数と再生識別コードIDが基準識別コードID0と
一致しないブロツクの個数を各動作モードに応じて計数
するようになされている。
【0024】またアツプダウンカウンタ17は、図3に
示すように、基準識別コード設定回路18の出力端1Y
より入力されるリセツト信号S9によつてカウント値を
初期値「0000000000」に設定すると共に、出
力端2Qよりインバータ19を介して入力されるモード
指定信号S10によつてカウンタ初期値を動作モードに
応じた値に設定するようになされている。すなわちアツ
プダウンカウンタ17は、基準識別コード変更モードの
場合(モード指定信号S10が論理「1」のとき)、カ
ウント値の初期値を「0」に設定して不一致ブロツク数
が一致ブロツク数より1個でも多いとき、即座に最上位
出力S8として論理「1」を出力し、基準識別コードI
D0を更新させるようになされている。
【0025】アツプダウンカウンタ17は、基準識別コ
ード保持モードの場合(モード指定信号S10が論理「
0」のとき)、カウント値の初期値を「8」に設定して
不一致ブロツク数が一致ブロツク数より9個以上多いと
き、最上位出力S8が論理「1」になり、基準識別コー
ドID0を更新させるようになされている。これにより
デイジタルオーデイオテープレコーダ10は、変更モー
ド中は再生データS1にエラーが多い場合にも速やかに
基準識別コードを更新できると共に、保持モード中は一
時的な不一致ブロツク数の増加に関わらず基準識別コー
ドID0を保持するようになされている。
【0026】基準識別コード設定回路18は、4個のD
フリツプフロツプ回路4A、4B、4C、4Dを含んで
なり、基準識別コードID0を変更させるか否かを決定
するようになされている。ここでDフリツプフロツプ回
路4A、4B、4C、4Dには、Aヘツド又はBヘツド
による走査トラツクの切り換えタイミング(図4(A)
)で立ち上がるスキヤンクロツク信号S11(図4(B
))がクロツク端を介して入力されるようになされてお
り、それぞれ基準識別コード変更出力2Q、奇/偶出力
5Q、前/後出力6Q、ロード出力7Qを出力する。
【0027】フリツプフロツプ回路4B〜4Dは、変更
モード時、3ビツトでなる5進カウンタを構成し、保持
モード時、2ビツトでなる4進カウンタを構成するよう
になされている。因にフリツプフロツプ回路4Bは、A
ヘツド又はBヘツドによる2走査を数えるビツトとして
働き、ロード出力7Q(図5(O))が論理「1」かつ
前/後出力6Q(図5(N))が論理「0」のとき奇/
偶出力5Q(図5(M))を論理「0」にリセツトし、
それ以外ではトグル動作するようになされている。
【0028】またフリツプフロツプ回路4Cは、基準識
別コードID0の候補データを走査の前半又は後半のい
ずれから取込むかを選択するようになされ、奇/偶出力
5Qが論理「0」のとき前/後出力6Qの出力レベルを
保持し、奇/偶出力5Qが論理「1」のとき動作モード
に応じて出力レベルを設定する。すなわち変更モード(
コード変更出力2Q=「1」)時には、前/後出力6Q
をトグル動作させ、保持モード(コード変更出力2Q=
「0」)時には、最上位出力S8が論理「1」であるか
「0」であるかに基づいて、トグル動作又は保持モード
へのリセツト動作をさせるようになされている。
【0029】フリツプフロツプ回路4Dは、保持モード
(コード変更出力2Q=「0」)時、前/後出力6Q及
び奇/偶出力5Qが共に論理「1」のとき最上位出力S
8を読み込み、変更モード(コード変更出力2Q=「1
」)時、奇/偶出力6Qが論理「1」のとき最上位出力
S8を読み込むようになされ、それ以外の場合には、リ
セツトするようになされている。また基準識別コード設
定回路18は、フリツプフロツプ回路20を介して入力
端1Iに入力されるスキヤンリセツト信号S12により
駆動されるようになされている。
【0030】ここでフリツプフロツプ回路20は、スキ
ヤンクロツク信号S11を1基準クロツク(2〔MHz
〕)分遅延させ、スキヤンリセツト信号S12として出
力するようになされている(図4(B)及び(C))。 基準識別コード設定回路18は、入力端2Iにブロツク
同期信号S7を入力すると共に、入力端3Iに一致/不
一致出力S4を入力するようになされている。
【0031】基準識別コード設定回路18は、Aヘツド
又はBヘツドが記録トラツクの前半を走査するタイミン
グで論理「1」に立ち上がるプリセンタ信号S13(図
4(D))を入力端4Iに入力すると共に、記録トラツ
クの後半を走査するタイミングで論理「1」に立ち上が
るポストセンタ信号S14(図4(E))を入力端5I
に入力するようになされている。また基準識別コード設
定回路18は、インヒビツト信号S15が入力端8Iに
入力されると4つのフリツプフロツプ回路4A〜4Dの
値を保持し、現在の状態を保存するようになされている
【0032】ラツチ要求回路21は、基準識別コード設
定回路18の出力端3Yから入力されるリクエストセツ
ト信号S16(図5(K))により、入力端7Iに供給
されるラツチ要求信号S17を論理「1」に立ち上げる
ようになされている。ラツチ要求回路21は、基準識別
コード設定回路18の出力端4Yから入力される基準識
別コードラツチ信号S18によりフラグをリセツトする
ようになされている。
【0033】この基準識別コードラツチ信号S18によ
り、基準識別コードラツチ回路14は、Aヘツド又はB
ヘツドにより所定のブロツクから再生される再生識別コ
ードIDを基準識別コードID0の候補データとして読
み込むようになされている(図2(E))。ここでカウ
ントリセツト信号S9は、保持モード(コード変更出力
2Q=「0」)時には、前/後出力6Q及び奇/偶出力
5Qが共に論理「0」でスキヤンリセツト信号1Iが入
力されるタイミングで出力され、アツプダウンカウンタ
17のカウント値を4トラツク走査期間(t0 〜t4
 、t17〜t21)周期でリセツトするようになされ
ている。
【0034】またカウントリセツト信号S9は、変更モ
ード(コード変更出力2Q=「1」)時には、奇/偶出
力5Qが論理「0」かつスキヤンリセツト信号S12が
入力されるタイミングで、アツプダウンカウンタ17の
カウント値を2トラツク走査期間(t5 〜t7 、t
7 〜t9 、t10〜t12、t12〜t14、t1
5〜t17)周期でリセツトすると共に、基準識別コー
ドラツチ信号S18が出力されるタイミングに応じて出
力されるタイミング、すなわち基準識別コードID0の
候補識別コードがサンプリングされたとき、残りの走査
時間(t4r〜t5 、t9r〜t10、t14r 〜
t15)で一致/不一致数をカウントできるようになさ
れている。基準識別コード設定回路18は、変更モード
の場合には、奇/偶出力5Qが論理「1」である走査期
間経過後、最上位出力S8を読み込み、保持モードの場
合には、奇/偶出力5Q及び前/後出力6Qが共に論理
「1」である走査期間経過後、最上位出力S8を読み込
むようになされ、他の場合には、信号レベルを保持する
ようになされている。
【0035】ここで基準識別コード設定回路18は、ラ
ツチ要求信号S17が論理「1」に立ち上がつてプリセ
ンタ信号S13又はポストセンタS14のタイミングで
一致/不一致出力S4が論理「1」になるブロツクに対
し、ブロツク同期信号S7が入力されるタイミングで基
準識別コードラツチ信号S18を出力するようになされ
ている。
【0036】以上の構成において、デイジタルオーデイ
オテープレコーダ10は、保持モード時(期間t0 〜
t4 、t17〜t21)、各ブロツクごとの再生識別
コードIDと基準識別コードID0との一致/不一致ブ
ロツク数を4トラツクに亘つて求め、計数結果に基づい
て基準識別コードID0を新たなデータ値に変更するか
否かを設定する(図5)。デイジタルオーデイオテープ
レコーダ10は、スキヤンリセツト信号S12のタイミ
ングでアツプダウンカウンタ17に基準識別コード設定
回路18からカウンタリセツト信号S9を出力し、この
ときコード変更出力2Qが論理「0」であることにより
、カウント値を「0000001000」に初期設定す
る(図3)。
【0037】ここでアツプダウンカウンタ17は、各ブ
ロツクごとの再生識別コードIDと基準識別コードID
0が一致するごとに「0000001001」、「00
00001010」……と順次カウントアツプしてカウ
ント値を更新し、再生識別コードIDと基準識別コード
ID0が一致しないごとに「0000000111」、
「0000000110」……と順次カウントダウンし
てカウント値を更新する。このときアツプダウンカウン
タ17のカウント値は、4トラツクを通して各ブロツク
の再生識別コードIDと基準識別コードID0との不一
致が9個以上多いとき、カウンタの最上位ビツトが論理
「1」となる。
【0038】これにより記録時、Aヘツド又はBヘツド
の目詰まり等により消し残りが生じ、再生の際、消し残
りデータが一時的に多く再生される場合にも、4トラツ
ク走査期間における不一致数が一致数より9個以上多く
なければ、現在の基準識別コードID0を保持すること
ができ、誤判定の発生を有効に回避できる。また4トラ
ツク走査期間に亘つて一致ブロツク数及び不一致ブロツ
ク数を計数することにより、ノントラツキング方式によ
つて倍密度再生する(すなわち1トラツクを細かく、数
回に亘つて重複再生する)場合にも記録の変化点で再生
される新旧の識別コードにより基準識別コードID0が
誤つて更新されるおそれを有効に回避することができる
【0039】やがて時点t=t4 になると、基準識別
コード設定回路18は、最上位出力S8が論理「1」で
あることにより(図5(G))、モード指定信号S10
(図5(J))を論理「1」に立ち上げ、変更モードに
移る。ここで基準識別コード設定回路18は、Aヘツド
による走査の後半におけるサンプリング時点(t=t4
r) で基準識別コードラツチ信号S18(図5(L)
)を出力すると、基準識別コードラツチ回路14に再生
識別コードIDを新たな基準識別コードID0の候補デ
ータとして取り込ませる。やがて時点t5 のタイミン
グで、基準識別コード設定回路18は、アツプダウンカ
ウンタ17にカウンタリセツト信号S9(図5(I))
を出力し、カウント値を変更モード時における初期値「
0000000000」に設定する(図3)。
【0040】続く2トラツク走査期間(t5 〜t7 
)、アツプダウンカウンタ17は比較回路13よりラツ
チ回路16を介して入力される再生識別コードIDと基
準識別コードID0との一致/不一致出力S4に基づい
てカウント値を更新する。時点t7 のタイミング(す
なわち奇/偶出力5Qが論理「1」のタイミング)で、
基準識別コード設定回路18は、最上位出力S8(図5
(G))から最上位ビツトQJを読み込んで基準識別コ
ードID0を変更させるか否かを判定する。
【0041】ここで基準識別コード設定回路18は、最
上位ビツトQJとして論理「0」が入力され、一致ブロ
ツク数が不一致ブロツク数よりも多いことを判別すると
、識別コード変更信号S10(図5(J))を論理「0
」に立ち下げて保持モードに移る。これに対して時点t
7 において、基準識別コード設定回路18は、最上位
ビツトQJとして論理「1」が入力され、不一致ブロツ
ク数が一致ブロツク数より多いことを判別すると、識別
コード変更信号S10(図5(J))を論理「1」のま
ま動作モードを変更モードに維持して続く2トラツク走
査期間t7 〜t9 に亘つて新たな基準識別コードI
D0と再生識別コードIDとの一致/不一致を判定する
。 すなわち基準識別コード設定回路18は、Bヘツドによ
る走査の前半におけるサンプリング時点(t=t7f)
 でラツチ出力S18(図5(L))を出力し、基準識
別コードラツチ回路14に入力される再生識別コードI
Dを新たな基準識別コードID0の候補データとして取
り込ませる。
【0042】この後基準識別コード設定回路18は、更
新された基準識別コードID0と再生識別コードIDと
をBヘツドによる残りの走査期間(t7f〜t8 )と
Aヘツドによる次の走査期間(t8 〜t9 )の2ト
ラツク走査期間において、一致ブロツク数と不一致ブロ
ツク数とを計数し、時点t9 のタイミング(すなわち
奇/偶出力5Qが論理「1」のタイミング)で、基準識
別コード設定回路18は、最上位出力S8から最上位ビ
ツトQJを読み込んで基準識別コードID0を変更させ
るか否かを判定する。基準識別コード設定回路18は、
さらに最上位ビツトQJが論理「1」と不一致ブロツク
数が一致ブロツク数に比して多いことを判別すると、B
ヘツドによる走査の後半におけるサンプリング時点(t
=t9r) でラツチ出力S18を出力し、基準識別コ
ードラツチ回路14に再生識別コードIDを新たな基準
識別コードID0の候補データとして取り込ませる。
【0043】続く基準識別コード設定回路18は、2ト
ラツク走査期間(t10〜t12)に亘つて新たな基準
識別コードID0と再生識別コードIDとの一致/不一
致を判定する。さらに基準識別コード設定回路18は、
最上位ビツトQJが論理「1」であることを検出すると
、すなわち再生識別コードIDが基準識別コードと一致
しないことを検出すると、ヘツドAによる走査の前半に
おけるサンプリング時点(t=t12f でラツチ出力
S18を出力し、基準識別コードラツチ回路14に入力
される再生識別コードIDを新たな基準識別コードID
0の候補データとして取り込み、続く2走査期間ヘツド
Aによる残りの走査期間(t12f 〜t13) とB
ヘツドによる次の走査期間(t13〜t14)、ブロツ
ク毎の一致/不一致を計数する。
【0044】基準識別コード設定回路18は、順次Aヘ
ツドによる走査の後半、Bヘツドによる走査の前半、B
ヘツドによる走査の後半、Aヘツドによる走査の前半か
ら取りこまれた基準識別コードID0の候補データと再
生識別コードIDとを比較し、この場合にも再生識別コ
ードIDが基準識別コードID0に一致しないと、再度
Aヘツドによる走査の後半のタイミング、すなわち時点
t14r で基準識別コードID0を更新し、続く2ト
ラツク走査期間(t15〜t17) 、ブロツクの一致
、不一致を判定する。やがて時点t17で、再生識別コ
ードIDが基準識別コードID0に一致することを検出
すると、基準識別コード設定回路18はモード指定信号
S10を論理「0」に変更して、カウント値を保持モー
ド時における初期値「0000001000」に設定す
る(図5)。
【0045】この後基準識別コード設定回路18は、変
更モードより保持モードに移り、時点t14r で更新
された基準識別コードID0を保持したまま、続く4ト
ラツク走査期間(t17〜t21)、識別コードIDと
基準識別コードID0との一致、不一致を判別する。
【0046】以上の構成によれば、保持モード時、4ト
ラツク走査期間に亘つて各ブロツクごとに再生識別コー
ドIDと基準識別コードID0との一致、不一致を計数
すると共に、当該モード時におけるカウンタの初期値を
「0000001000」と基準識別コードID0に対
する再生識別コードIDの不一致数が9個以上多い場合
に限り、基準識別コードID0を変更するようにしたこ
とにより、記録ヘツドの目詰まりや当たり不良により消
し残りデータが一時的に多く再生される場合にも、誤判
定により基準識別コードID0が変更されるおそれを有
効に回避することができる。また変更モード時、基準識
別コードID0と再生識別コードIDとの一致、不一致
を 1.5〜2トラツク走査期間計数し、不一致ブロツ
ク数が多い間は、基準識別コードID0を順次、Aヘツ
ドの走査の後半、Bヘツドの走査の前半、Bヘツドの走
査の後半、Aヘツドの走査の前半……、での再生識別コ
ードIDを候補データとして基準識別コードID0を更
新し、一致ブロツク数が多く検出された次のトラツク走
査から保持モードに移ることにより、基準識別コードI
D0を正しいコードデータに収束させることができる。
【0047】さらに基準識別コード設定回路18は、基
準識別コードID0の値を複数のヘツドA及びBにより
検出させることにより、Aヘツド又はBヘツドの一方に
記録時、目詰まり等が生じ、一時的に消し残りデータが
多く再生されて不一致ブロツクの数が増加しても、保持
モード中は基準識別コードID0を保持し、変更モード
中は基準識別コードID0の保持を2トラツク走査期間
に限ることにより、素早く最適な基準識別コードに収束
させることができる。さらに基準識別コードID0の候
補データを、Aヘツド又はBヘツドのトラツク走査期間
の前半又は後半から読み出すことにより、一方のヘツド
から消し残りデータが検出されることがあつても、他方
のヘツドから正規のデータを検出できることにより、消
し残りデータの再生を有効に除去することができる。
【0048】さらに基準識別コードID0の候補値は、
Aヘツドのトラツク走査期間の前、後半又はBヘツドの
走査期間の前、後半から検出することにより、基準識別
コード候補値検出位置の一部に消し残り部分がある場合
にも、他の走査位置で正規の候補値を検出することがで
き、基準識別コードの誤設定を有効に回避することがで
きる。さらに磁気テープ上の長手方向の傷のため基準識
別コード候補データを一部の走査位置からサンプリング
できない場合にも、他の走査位置からサンプリングする
ことができる。
【0049】これによりデイジタルオーデイオテープレ
コーダ10は、基準識別コードID0を保持モード中は
誤判定を生じ難く、また変更モード中は正しい基準識別
コードへの収束が速いという追従性を向上することがで
きる。
【0050】なお上述の実施例においては、エラー検出
符号としてCRC符号を用いる場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、他の誤り検出符号を用いる場合
にも適用し得る。
【0051】また上述の実施例においては、モード指定
信号S10が論理「1」のとき、基準識別コード設定回
路18が変更モードに移り、最適な基準識別コードを設
定させる場合につてい述べたが、本発明はこれに限らず
、モード指定信号S10が論理「1」の場合には、再生
データをエラーとみなす回路を付加しても良い。
【0052】さらに上述の実施例においては、変更モー
ドにおいては、Aヘツドによる走査の後半、Bヘツドに
よる走査の前半、Bヘツドによる走査の後半、Aヘツド
による走査の前半から基準識別コードID0の候補デー
タを検出する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、他の順序で検出する場合に広く適用し得る。
【0053】さらに上述の実施例においては、2つのA
ヘツド及びBヘツドから識別コードを再生する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、2以上のヘツド
から識別コードを再生するようにしても良い。
【0054】さらに上述の実施例においては、Aヘツド
又はBヘツドによる走査の前半又は走査の後半でデータ
を取り込む場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、走査の中央等これ以外の複数個所からデータを取り
込むようにしても良い。
【0055】さらに上述の実施例においては、保持モー
ド時におけるカウンタの初期値を「000000100
0」に設定し、変更モード時におけるカウンタの初期値
「0000000000」に対してオフセツト量を8持
たせる場合について述べたが本発明はこれに限らず、オ
フセツト量は種々設定し得る。
【0056】さらに上述の実施例においては、保持モー
ド及び変更モード時におけるカウンタの初期値をそれぞ
れ「0000001000」及び「000000000
0」に設定する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、初期設定値は種々設定し得る。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、予め設定
された基準識別符号と記録トラツクから順次読み出され
た識別符号が一致するブロツク数又は不一致ブロツク数
の検出を複数のヘツドに亘つて検出し、基準識別符号と
識別符号を比較する比較時間を保持モード中は長く又変
更モード中は短くすることにより、保持モード中は誤判
定を生じにくく、変更モード中は望ましい基準識別符号
に素早く収束させることができる。また基準識別符号を
複数ヘツドに亘つて検出又は記録トラツクの複数箇所か
ら検出することにより、記録時におけるヘツドの目詰ま
りや当たり不良によつて消し残りデータが増加する場合
にも、基準識別符号が誤つた値に更新されるおそれを有
効に回避することができると共に、基準識別符号を適し
た値に素早く収束させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタルオーデイオテープレコ
ーダの一実施例を示すブロツク図である。
【図2】各ブロツクごとに入力される制御信号の説明に
供するタイミングチヤートである。
【図3】アツプダウンカウンタの動作の説明に供する略
線図である。
【図4】各磁気ヘツドの走査期間に入力される制御信号
の説明に供するタイミングチヤートである。
【図5】本発明によるデイジタルオーデイオテープレコ
ーダの動作の説明に供するタイミングチヤートである。
【図6】重ね記録の説明に供する記録パターン図である
【図7】消し残りデータの説明に供する記録パターン図
である。
【図8】磁気テープ上の記録トラツクのフオーマツトの
説明に供する略線図である。
【図9】識別コードの記録の説明に供する記録パターン
図である。
【符号の説明】
10……デイジタルオーデイオテープレコーダ、11…
…CRC検出回路、12……エラー訂正デコーダ、14
……基準識別コードラツチ回路、17……アツプダウン
カウンタ、18……基準識別コード設定回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ブロツク毎に一連の記録を示す識別符
    号を付して記録データを記録し、再生時、上記識別符号
    を記録トラツクから順次読み出して予め設定された基準
    識別符号と比較し、上記記録データのうち、上記基準識
    別符号に一致する上記識別符号が付された上記ブロツク
    の記録データのみを再生データとして再生すると共に、
    上記基準識別符号に一致しない上記識別符号が付された
    ブロツク数が基準値以上のとき、上記基準識別符号の値
    を更新する磁気再生装置において、複数ヘツドに亘つて
    読み出される上記識別符号を上記基準識別符号と比較し
    、上記基準識別符号と一致しないブロツク数を上記基準
    値と比較することを特徴とする磁気再生装置。
  2. 【請求項2】所定ブロツク毎に一連の記録を示す識別符
    号を付して記録データを記録し、再生時、上記識別符号
    を記録トラツクから順次読み出して予め設定された基準
    識別符号と比較し、上記記録データのうち、上記基準識
    別符号に一致する上記識別符号が付された上記ブロツク
    の記録データのみを再生データとして再生すると共に、
    上記基準識別符号に一致しない上記識別符号が付された
    ブロツク数が基準値以上のとき、基準識別符号更新モー
    ドに入つて上記基準識別符号を更新し、上記基準識別符
    号に一致しない上記識別符号が付されたブロツク数が上
    記基準値未満のとき、基準識別符号保持モードに入つて
    上記基準識別符号を保持する磁気再生装置において、上
    記基準識別符号変更モードにおける上記識別符号及び上
    記基準識別符号との第1の比較時間は、上記基準識別符
    号保持モードにおける上記識別符号及び上記基準識別符
    号との第2の比較時間に比して短く設定することを特徴
    とする磁気再生装置。
  3. 【請求項3】所定ブロツク毎に一連の記録を示す識別符
    号を付して記録データを記録し、再生時、上記識別符号
    を記録トラツクから順次読み出して予め設定された基準
    識別符号と比較し、上記記録データのうち、上記基準識
    別符号に一致する上記識別符号が付された上記ブロツク
    の記録データのみを再生データとして再生すると共に、
    上記基準識別符号に一致しない上記識別符号が付された
    ブロツク数が基準値以上のとき、基準識別符号更新モー
    ドに入つて上記基準識別符号を更新し、上記基準識別符
    号に一致しない上記識別符号が付されたブロツク数が上
    記基準値未満のとき、基準識別符号保持モードに入つて
    上記基準識別符号を保持する磁気再生装置において、上
    記基準識別符号更新モード時、上記基準識別符号と一致
    しない上記識別符号が付されたブロツク数が第1の基準
    値以上のとき、上記基準識別符号を新たな値に更新し、
    上記ブロツク数が第1の基準値未満のとき、上記基準識
    別符号を現在の値に保持すると共に、上記基準識別符号
    保持モード時、上記基準識別符号と一致しない上記識別
    符号が付されたブロツク数が上記第1の基準値に対して
    小さい第2の基準値以上のとき、上記基準識別符号を新
    たな値に更新し、上記ブロツク数が第2の基準値未満の
    とき、上記基準識別符号を現在の値に保持することを特
    徴とする磁気再生装置。
  4. 【請求項4】所定ブロツク毎に一連の記録を示す識別符
    号を付して記録データを記録し、再生時、上記識別符号
    を記録トラツクから順次読み出して予め設定された基準
    識別符号と比較し、上記記録データのうち、上記基準識
    別符号に一致する上記識別符号が付された上記ブロツク
    の記録データのみを再生データとして再生すると共に、
    上記基準識別符号に一致しない上記識別符号が付された
    ブロツク数が基準値以上のとき、上記基準識別符号の値
    を更新する磁気再生装置において、上記基準識別符号を
    新たな値に更新するとき、複数の上記記録トラツクから
    読み出される上記識別符号に基づいて上記基準識別符号
    を設定することを特徴とする磁気再生装置。
  5. 【請求項5】所定ブロツク毎に一連の記録を示す識別符
    号を付して記録データを記録し、再生時、上記識別符号
    を記録トラツクから順次読み出して予め設定された基準
    識別符号と比較し、上記記録データのうち、上記基準識
    別符号に一致する上記識別符号が付された上記ブロツク
    の記録データのみを再生データとして再生すると共に、
    上記基準識別符号に一致しない上記識別符号が付された
    ブロツク数が基準値以上のとき、上記基準識別符号の値
    を更新する磁気再生装置において、上記基準識別符号を
    新たな値に更新するとき、上記基準識別符号を上記記録
    トラツクの複数個所から読み出される上記識別符号に基
    づいて設定することを特徴とする磁気再生装置。
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