JPH0432984A - 画像2値化装置 - Google Patents

画像2値化装置

Info

Publication number
JPH0432984A
JPH0432984A JP2030833A JP3083390A JPH0432984A JP H0432984 A JPH0432984 A JP H0432984A JP 2030833 A JP2030833 A JP 2030833A JP 3083390 A JP3083390 A JP 3083390A JP H0432984 A JPH0432984 A JP H0432984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
halftone
circumscribed rectangle
area
circumscribed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2030833A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ishikawa
和弘 石川
Sadamasa Hirogaki
広垣 節正
Yutaka Mazaki
裕 真崎
Shuichi Fujikura
秀一 藤倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2030833A priority Critical patent/JPH0432984A/ja
Publication of JPH0432984A publication Critical patent/JPH0432984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリやテレックス等の通信機器、画
像データベース入力装置または光学式文字読取装置等に
用いられるもので、文書画像等を2値化して2値画像を
生成する画像2値化装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この様な分野の技術としては、文献1:吹抜著r
FAX、OAのための画像信号処理」初版(昭57−1
0−20>日刊工業新聞社、P。
5−25、及び文献2;特開昭61−103372号公
報等に記載されるものがあった。以下、その構成を図を
用いて説明する。
第2図は、前記文献2に記載された従来の画像2値化装
置の一構成例を示す構成ブロック図である。
この画像2値化装置は、写真等の中間調濃度の画素から
なる中間調領域を含む多値画像を最適2値化して2値画
像を生成するもので、クロック信号CLKに同期して動
作する前画素記憶回路1、前々画素記憶回路2及び真上
画素記憶回路3の他に、決定図14−1〜4−3、平滑
回路5、比較器6、論理回路7、及び符号化回路8を備
えている。
この種の装置では、画素濃度INが入力されると、前画
素記憶回路1、前々画素記憶回路2及び真上画素記憶回
路3に記憶された注目する画素とその近傍の画素濃度と
の差分値に従って、決定回路4−1〜4−3により注目
する画素を近傍の画素対応に白、黒、及び不明に分類し
て論理回路7に入力する。注目する画素の濃度とその近
傍の画素の濃度とを平滑回路5で平滑化した濃度は、閾
値thを入力する比較器6により、デイザ(dithe
r、網点)化して論理回路7に入力する。
論理回路7は、決定回路4−1〜4−3の出力に黒があ
る時は、注目画素の2値化として黒を出力し、決定回路
4−1〜4−3の出力に黒が全くなく、白があるときは
注目画素の2値化として白を出力する。また、論理回路
7は、決定回路4−1〜4−3の出力がすべて不明の時
は比較器6の出力を注目画素の2値化出力として出力す
る。この論理回路7の出力は、符号化回路8で符号化さ
れて出力(OUT>される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の画像2値化装置では、次のよ
うなN題があった。
(a>上記文献2等に記載された従来の最適2値化を行
う画像2値化装置では、注目する画素単位に中間調領域
部分の画素であると判定し、デイザ法2値化を用いて2
値化を行ったり、非中間調領域部分の画素(黒、白)で
あると判定し、単純にある固定閾値をもって2値化(単
純2値化)を行ったりしている。そのため、実際に読み
込まれた多値画像データにおいて、写真等のような中間
調領域の部分の画素であるのにもかかわらず、非中間調
領域部分の画素であると誤って判定され、単純に2値化
されてしまうことがあった。
例えば、背景と物体とで構成されている写真を読み取っ
て文献2のような最適2値化処理を行つた場合、背景と
物体との境の部分(エツジ部分)は、濃度差が大きいた
め、前記のような誤判定が起きてしまう。
(b)前記(a)において、逆に文字、図表といった非
中間調領域の部分の画素であるのにもかかわらず、中間
調領域部分の画素であると誤って判定され、デイザ法に
より2値化されてしまう。
例えば、線幅の太い文字を読み込んで、文献2のような
最適2値化処理を行った場合、線内部分の濃度変化が小
さいため、前記のような誤判定が起きてしまう。
前記(a)、(b)に述べたように、従来の最適2値化
だけで生成された2値画像は、あるレベル以上に画質を
向上させることが困難であり、未だ技術的に十分満足の
ゆくものが得られなかった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、ある
レベル以上の画質を持った2値画像を得ることが困難で
ある点について解決した画像2値化装置を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決するために、中間調領域及び非
中間調領域からなる情報領域が組み込まれた多値画像の
2値化処理を行う画像2値化装置において、前記多値画
像を入力して擬似中間調画像及び単純2値化画像を生成
する2値化手段と、前記擬似中間調画像及び単純2値化
画像から前記情報領域を外接矩形として検出する外接矩
形検出手段と、前記外接矩形検出手段により検出された
外接矩形を前記中間調領域と前記非中間調領域とに判別
する属性判別手段と、前記属性判別手段により前記中間
調領域と判別された外接矩形に相当する情報領域を前記
擬似中間調画像から抽出すると共に、前記非中間調領域
と判別された外接矩形に相当する情報領域を前記単純2
値化画像から抽出し、その各抽出結果を合成して合成2
値画像を生成する合成手段とを備えたものである。
前記属性判別手段は、中間調領域候補の判定、抽出を行
う中間調領域候補判定手段と、前記中間調領域候補判定
手段により判定された中間調領域候補の外接矩形を主走
査方向及び副走査方向に走査して白から黒に反転した回
数が、axs+b(但し、a、b;任意の定数、S;外
接矩形の面積)より大きいとき、この外接矩形を中間調
領域と判定し抽出する中間調領域判定手段とを備えてい
る。
さらに、前記属性判別手段は、前記外接矩形の特徴とそ
の外接矩形内の擬似中間調画像の特徴とを用いて該外接
矩形を前記中間調領域及び非中間調領域に判別する構成
にしてもよい。
(作用) 本発明によれば、以上のように画1jA2値化装置を構
成したので、2値化手段は、中間調濃度を画素を含む多
値画像を入力して擬似中間調2値化処理により擬似中間
調画像を、単純2値化処理により単純2値化画像をそれ
ぞれ生成する。外接矩形検出手段は、前記擬似中間調画
像及び単純2値化画像から、例えば所定の閾値以上の白
ライン、白カラムに囲まれる情報領域をこれ以上切り出
しは行えないというところまで処理を繰り返し、最終的
に切り出された領域を外接矩形として検出する。
属性判別手段は、外接矩形検出手段により検出された外
接矩形を例えば写真等の中間調領域と図表、文字等の非
中間調領域とに判別する。合成手段は、単純2値画像を
ベースに、属性判別手段で仲間側領域と判別された外接
矩形の部分を擬似中間調画像から抽出してその抽出しな
部分を単純2値画像に複写する処理を、中間調領域と判
別されたすべての外接矩形について行う。
したがって、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の実施例を示す画像2値化装置の機能
ブロック図である。
この画像2値化装置は、CCD (ChargeCou
pled  Device)等イメージセンサ等により
情報媒体を走査して多値画像を得る読取部10を備えて
いる。この読取部1oの出力側には読み取った多値画像
を格納するRAM (ランダム・アクセス・メモリ)等
の多値画像メモリ20と、その多値画像を2値化して領
域分割を施す領域分割処理部30とで、構成されている
領域分割処理部30はディジタル・シグナルプロセッサ
等で構成され、多値画像メモリ20内多値画像を入力し
てデイザ画像(擬似中間調画像)及び単純2値画像の2
つの画像を生成する2値化手段31と、その生成された
2つの2値画像がら情報領域(黒画素領域)を外接矩形
化して抽出する外接矩形検出手段32と、抽出された外
接矩形特徴とその矩形内のデイザ画像の特徴から外接矩
形を中間調領域と非中間調領域とに判別する属性判別手
段33と、属性判別手段33により判別された外接矩形
が中間調領域と判別されたものについては、その部分を
デイザ画像から抽出すると共に、非中間調領域と判別さ
れたものについては、その部分を単純2値化画像から抽
出し、その抽出された各画像を1つの画像に合成して合
成2値画像を生成する合成手段34とを備えている。
さらに、領域分割処理部30には、2値化手段31で生
成されたデイザ画像、単純2値化画像をそれぞれ保存す
るデイザ画像メモリ31a及び単純2値化画像メモリ3
1bと、外接矩形検出手段32で検出された外接矩形の
位置情報を保存する外接矩形位置メモリ32aと、属性
判別手段33で属性判定側に外接矩形の位置情報を保存
する中間調領域位置メモリ33a及び非中間調領域位置
メモリ33bと、合成手段34で合成され合成2値画像
を保存する合成2値画像メモリ34aとを備え、これら
位置メモリ31a、31b、32a。
33a、33b、34aがRAM等で構成されている。
また、属性判別手段33は、少なくとも、中間調領域候
補の判定及び抽出を行う中間調領域候補判定手段33−
1と、中間調領域の判定及び抽出を行う中間調領域判定
手段33−2とを備えている。
次に、以上のように構成される画像2値化装置の動作を
第3図〜第14図を参照しつつ説明する。
(エト読取部10から2値化手段31までの動作読取部
10は、情報媒体を走査して多値画像を出力し、それを
多値画像メモリ20に格納する。
この読取部10での読取り解像度は、細かい程よく、8
本/閣以上の解像度が適当である。2値化手段31は、
多値画像メモリ20内の多値画像データを読み込み、擬
似的に中間調を表現するためのデイザ法2値化処理(擬
似中間調2値化処理)と、非中間調を表現するための単
純2値化処理とを行い、その結果得られた2値化画像を
それぞれデイザ画像メモリ31a及び単純2値化画像メ
モリに保存する。
(II)外接矩形検出手段32の動作 2値化手段31によって得られなデイザ画像メモリ31
a及び単純2値化画像メモリ中の2つの2値画像の主査
方向をX軸方向とし、副走査方向をy軸方向とする。以
下、第3図〜第5図を参考し、外接矩形検出手段32の
動作を説明する。
第3図は、第1図中の外接矩形検出手段32の動作例を
示すフローチャート及び第4図は外接矩形手段を説明す
る図である。なお、第3図中の850〜S67は処理ス
テップを示し、第3図及び第4図中のiは階層、mはX
方向に切り出された領域番号、nはX方向に切り出され
た領域番号である。また、この外接矩形検出手段32に
おいては、第5図のOR画像を説明する図に示すように
、デイザ画像メモリ31a中のデイザ画像と単純2値画
像メモリ31b中の単純2値画像との黒画素パターン(
記号;1)のOR画像を走査することにより行う(S6
5,566)。
先ず、第3図の850〜S52において、i。
n、mをそれぞれ初期値1に初期化する。そして、領域
の始点座標(xs (i−1,m) 、 ys (i−
1,n>)、終点座標txe (i−1,m>。
ye (i−1,n>)に対して、第4図のステップ1
の示すように、y1/@方向の領域をn個の領域に切り
出す処置を行う(353)。この切り出し処理について
、第6図のX方向の切り出し処理を説明する図を用いて
説明する。始点座標(xs(i−1,m>、ys (i
−1,n> )、終点座標(xe (i−1,m> 、
 ye (i−1,n) )で示される背景パターン4
0上の情報領域41に対して、第5図に示すOR画像中
にX方向に黒画素が1つでも存在する黒ラインを検出す
る。その黒ラインのy座標値を始点y座標として抽出し
、次いでX方向に黒画素が1つも存在しない白ラインが
3M続して閾値THを越える白ラインを検出する。その
注目する白ラインの(TH+1>ライン前の黒ラインの
y座標値を終点y座標値として抽出する。以上の操作を
領域(xs (i−1,m>。
ys (i−1,n))、(xe (i−1,m>。
ye (i−1,n))の全てのy座標について行い、
n個の領域(xs (i−1,m> 、 ys (in
))、Ixe (i−1,m)、ye (i、n))(
但し、n;正の整数)を切り出す。このとき、領域(x
s (0,1>、ys (0,1))、(Xe (0,
1>、ye (0,1>)の領域は、初期値として予め
セットしておき、これはOR画像の全領域を示す。さら
に、検出された連続する白ラインの数が閾値THを越え
ない間に黒ラインを検出した場合は、上下の領域は同領
域と判断して処理の継続を行い、連続する白ラインが閾
値THを越えるまで繰り返し行う。また、黒ラインのy
座標値がye (i−1,n)と等しくなる場合は、y
e (i−1’、 n>を終点y座標値として抽出し、
X座標値がye(i−1,n)となったら処理を終了す
る。このようにして、領域(xs (i−1゜m>、y
s (i−1,n>)、(xe (i−1゜m>、ye
 (i−1,n))に対して、X方向に切り出されたn
個の領域gxs (i−1,m> 。
ys (i、n))、(xe (i−1,m) 、 3
’e(i、n))(但し、nは正の整数)は、そのn個
の始点、終点y座陣の情報を外接矩形位置メモリ32a
に保存する(S54)。第4図のステップ1に示すi=
1の時のnの値が1.2.3で示される領域がその処理
結果例を示す。
次に、第3図の853でX方向に切り出されたn個の領
域(xs (i−1,m>、ys (i、n))、(x
e (i−1,m>、ye (i、n))(但し、nは
正の整数)について以下の処理を行う。先ず、nの値を
初期化する(nの初期値=1(S55))。そして領域
始点座標(xs(i−1、m)、ys (i、n)i終
点座標(xe(i−1,m>、ye (i、n>)に対
して、第4図に示すステップ2のように、X軸方向につ
いて領域を複数個(m個)の領域に切り出す処理を行う
(S56)。この切り出し処置について、第7図のX軸
方向の切り出し処置を説明する図を用いて説明する。
上記始点座標及び終点座標て′示される領域に対して、
第5図のOR画像中にX方向に黒画素が1つでも存在す
る黒カラムを検出し、その黒カラムのX座標値を始点X
座標として抽出する。次いで、X方向に黒画素が1つで
も存在しない白カラムが連続して閾値THを越える白カ
ラムを検出し、その注目する白カラムの(TH+1)カ
ラム前の黒カラムのX座標値を終点X座標値として抽出
する。
以上の操作を領域(xs (i−1,m>、ys(i、
n))、(xe (i−1,m>、 ye (i。
n>)の全てのX座標について行い、m個の領域(xs
 (i、m>、ys (i、n))、(xe(i、m>
、ye (i、n>)(但し、m;正の整数)を切り出
す(S56)。
さらに、検出された連続する白カラムの数が閾値THを
越えない間に黒カラムを検出した場合は、左右の領域は
同領域と判断して処理の継続を行い、連続する白カラム
が閾値THを越えるまで繰り遅し行う。また、黒カラム
のX座標値がxe(i−1、m)と等しくなる場合は、
xe(i−1,m>を終点X座標値として抽出し、X座
標値がxe(i−1,m)となったら処理を終了する。
このようにして、領域(xs (i−1,m>。
ys (i、n>)、(xe (i−L m)、ye(
i、n>)に対して、X方向に切り出されたm個の領域
(xs (i、m>、ys (i、n>)、(xe (
i、m>、ye (i、n>)は、そのm個の始点、終
点X座標値の情報を外接矩形位置メモリ32aに保存す
る(S57)。第4図のステップ2に示すi=1の時の
mの値が1.2.3で示される領域がその処理結果例を
示す。なお、閾値THの値は1〜4画素の範囲で設定す
ることが妥当である。
以上の切り出し方法で処理を行い、第4図のステップ3
.4のように、階層iにおけるmの値とnの値がそれぞ
れ1のみとなるように処理を繰り返し行う。そこで、階
層iにおけるmの値とnの値がそれぞれ1.1のみであ
った場合(S58)、領域始点座標(xs (i、1>
、ys (i、1))、終点座標1xe (i、1)、
ye (i、1))を外接矩形領域として抽出しく55
9) 、その始点、終点座標を外接矩形位置メモリ32
aに保存する(S60)。次いで、この階層の値を減分
しく561)、11層j番目のすべてのnについて行っ
たか否かを判定する(S62)。もし全てのnについて
行ったと判定されたら、次に階層1番目の全てのmにつ
いて行ったか否かを判定しく563)、もし全てのmに
ついて行っていれば、処理を終了する(S64)。一方
、S58てソーの場合、階層iの値を増分しく567)
 、S52の処理に戻る。また、S62でノーの場合、
nの値を増分しく565)、S56の処理に戻り、同様
に363てツーの場合、mの値を減分しく566)、3
53に戻る。以上が外接矩形検出手段32の一連の処理
であり、第4図に示す要領で順次、処理を繰り返す。要
するに、閾値TH以上の白ライン、白カラムに囲まれる
情報領域を、これ以上の切り出しはないという段階まで
処理を繰り返しを行い、最終的に切り出された領域を外
接矩形として検出し、外接矩形位置メモリ32aに保管
するものである。
(III)属性判別手段33の動作 外接矩形検出手段32で画像の全領域について外接矩形
の検出を行い、すべての外接矩形の位置を示す始点座標
、終点座標を外接矩形位置メモリ32aに保存されると
、次に、属性判別手段33によって、検出された外接矩
形の全てについて、その外接矩形特徴とその矩形内のデ
イザ画像の特徴とから、これを中間調領域及び非中間調
領域にに分類する処理が行われる。この処理の一例を第
8図に示す。
第8図は、第1図の属性判別手段33の動作フローチャ
ートである。なお、全ての外接矩形を(xsi、ysi
)、(xei、yei)(但し、i:正の整数)で表す
まず、iの値を初期化する(iの初期値=1)(S70
)。次いで、外接矩形(xsi、ysi)、(xei、
yet>について、中間調領域候補判定手段33−1に
より中間調領域候補を判定、抽出する処理を行う(S7
1>。その外接矩形が中間調領域候補と判定された場合
は、抽出された外接矩形が実際に中間調領域か否かを外
接矩形内のデイザ画像の特徴から中間調領域判定手段3
3−2を用いて判定、抽出処理を行う(S72)。
その結果、その外接矩形が中間調領域と判定された場合
は、その外接矩形の始点・終点座標を中間調領域位置メ
モリ33aに保存する(S73)。
一方、非中間調領域であると判別された場合は、その外
接矩形の始点・終点座標を非中間調領域位置メモリ33
bに保存する(S74)。さらに、すべての外接矩形(
xsi、ysi)、(xe i 。
yei)について行ったか否かを判定しく575)、全
ての外接矩形について行ったと判定された時、この処理
は終了する(S76)。S75でノーの場合は、iの値
を1、増分しく577)、次に871の処理に戻る。S
71の処理で、中間調領域候補と判定されなかった外接
矩形は、非中間調領域として、その外接矩形の始点、終
点座標を非中間調領域位置メモリ33bに保存しく57
4)、S75の処理を行う。
以上が属性判別手段33の一連の動作であるが、さらに
、第9図から第13図を参照しつつ、S71、S72に
ついて詳細に説明する。
第9図は、第8図の871の中間調領域候補の抽出の動
作の一例を示すフローチャート、第10図は、外接矩形
面積に対するその外接矩形内のデイザ画像の縦方向及び
横方向の白から黒へ反転した回数との関係を示す図であ
る。第10図の横軸が示すように、外接矩形の面積の大
小で中間調領域候補として、ある程度、判別可能である
。そこで、この特徴を基に、第9図に示される方法で中
間調領域候補の抽出を行う。
先ず、外接矩形(xsi、ysi)、(xe i 。
yei)を入力して(S80)、続いてX軸の長さ(x
ei−xsi+1>とy軸の長さ(ye 1ysi+1
)との積により、この外接矩形の面積Sを求める(S8
1)。得られた面積Sが閾値Cよりも大きい場合(S8
2) 、この外接矩形を中間調領域候補と判定しく38
3)、処理を終了する(S84)。S82で面積Sが閾
値Cよりも小さい場合、この外接矩形を非中間調領域候
補と判定しく585)、処理を終了する(884)。
第11図は、第8図の372の中間調領域の抽出の動作
の一例を示すフローチャートであり、S71の処理で中
間調領域候補と判定され、抽出された外接矩形に対して
、その抽出した外接矩形が実際に中間調領域か否かを外
接矩形内に位置するデイザ画像メモリ31a中のデイザ
画像を走査し、その得られた特徴から判別する処理を行
う。これは、上述した第10図の説明で明白であるよう
に、外接矩形の面積Sが閾値Cより大きいと判定された
中間調領域候補の外接矩形に関して、y=ax+b(a
、b;任意の固定値、X:面積S)で表される境界線よ
り白から黒への反転回数が大きいか否かで、中間調領域
であるのか、非中間調領域であるのかが判定できる。そ
こで、第11図に従って、その判定を行う。
第8図の871で中間調候補と判定、抽出された外接矩
形(xsi、ysL)、(xei、yei)を入力して
(S90>、先ず、カウントを初期化する(カウントの
初期値=O)(391>。
そして、デイザ画像メモリ31a中のデイザ画像のys
iからyeiに走査しつつ、順次、xsiからxeiに
走査する過程において、白から黒へ反転したらカウント
を1、増分する(S92>。
これは、第12図に示す第11図の392を説明する図
から明らかなように、各yについてX方向へ矢印の方向
に走査し、白から黒(パターンAからヘパターンB)へ
反転したらカウントを1、増分するものである。さらに
、同デイザ画像のxsiからxeiに走査しつつ、順次
ysiからyeiに走査する過程において、白から黒へ
反転したらカウントを1、増分する(893>。これは
、第13図に示す第11図中の893を説明する図から
明らかなように、同様に、各XについてX方向に矢印の
方向に走査し、白から黒(パターンAからヘパターンB
)へ反転したらカウントを1、増分するものである。
続いて、第9図の381で求めた外接矩形の面積Sから
、SXa+b (a、b:ある固定値)の値を求め、S
92,893で得られたカウントの値がその求めた値よ
りも大きいと判定された場合(S94)、この外接矩形
を中間調領域と判定しくS95>、処理を終了する(S
96>。894でカウント値が小さいと判定されたら、
この外接矩形を非中間調領域と判定しく597)、処理
を終了する(S96)。
(IV)合成手段34の動作 合成手段34は、属性判別手段33で中間調領域と判別
された外接矩形部分をデイザ画像メモリ31a中のデイ
ザ画像で、一方、非中間調画像と判別された外接矩形部
分を単純2値画像メモリ31b中の単純2値画像で、そ
れぞれ表現するための合成画像を作成する。以下、第1
4図を用いて説明する。
第14図は、合成手段34を説明する図である。
この図が示すように、単純2値画像メモリ32b中の単
純2値画像をベースに、属性判別手段33で中間調領域
と判別された外接矩形の部分をデイザ画像メモリ31a
中のデイザ画像から抽出して、単純2値画像にその抽出
した部分を複写する(S100)。以上の処理を中間調
領域と判別されたすべての外接矩形について行い、その
結果、合成された合成画像を合成2値画像メモリ34a
に保存する(SIOI>。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変型
が可能である。その変形例としては、例えば次のような
ものがある。
(イ)上記実施例では、非中間調領域位置メモリ33b
を設けたが、これを省略してもよい。それは、すべての
外接矩形の位置情報は外接矩形位置メモリ32aに保存
されており、その中で中間調領域と判別された外接矩形
の位置情報が中間調領域位置メモリ33aに保存されて
いるので、残りの位置情報のすべてが、非中間調領域の
外接矩形のものとして保存可能であるからであり、これ
により、一般の文書画像の場合は、非中間調領域と判別
される外接矩形の数は非常に多いので、メモリの省力化
を図ることができる。
(ロ)上記実施例では、擬似中間調画像及び単純2値化
画像の各主走査方向をX軸方向とし、副走査方向をy軸
方向としたが、その逆の主走査方向をy軸方向とし、副
走査方向をX軸方向としてもよい。
(ハ)上記実施例では、デイザ画像と単純2値化画像と
のOR画像を走査し、黒ラインまたは黒カラムを検出す
るようにしたが、デイザ画像と単純2値化画像とをそれ
ぞれ直接に走査し、デイザ画像中の座標が(x、y)な
る部分が黒(記号:1)、または単純2値化画像中の座
標が(x、y)なる部分が黒となったら黒ラインまたは
黒カラムを検出するようにしてもよい。
(ニ)第9図の885及び第11図の897は省略して
もよい。それは、外接矩形の情報はすべて外接矩形位置
メモリ32aに保存されており、その中から中間調領域
と判別される外接矩形が抽出されれば、残りのものが非
中間調領域の外接矩形情報であると判別できるからであ
る。
(ホ)第11図の392,893において、白から黒に
反転したときにカウントの値を1、増分するとしたが、
これを黒から白へ反転したらカウントの値を1、増分す
るとしてもよいし、白から黒及び黒から白へ反転したら
カウントの値を1、増分するとしてもよい。
(へ)第12図及び第13図では、走査方向を左から右
、上から下とそれぞれ設定しているが、これを右から左
、下から上と設定してもよい。
(ト)合成手段は、すべての外接矩形について非中間調
領域と判別された外接矩形の部分の単純2値化画像から
、また、中間調領域と判別された外接矩形の部分をデイ
ザ画像からそれぞれ抽出し、1つの画像を生成生成する
等の方法を用いてもよい。
(チ)2値化手段31において、デイザ法2値化処理に
よりデイザ画像を生成するとしたが、デイザ画像に代え
、擬似中間調を表現するための2値化処理、例えば、誤
差拡散法等で生成さhた画像を用いてもよい。
(す)外接矩形検出手段32では、各情報領域の間隔が
閾値以内の部分は同領域であるとして、連絡領域抽出処
理(ラベリング処理)による矩形領域を抽出する処理や
、境界追跡処理による矩形領域を抽出する処理等を用い
ても、上記実施例と同様な効果が期待できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、2値化手
段、外接矩形検出手段、属性判別手段、及び合成手段を
備えたので、従来のように、実際に読み込まれた多値画
像において、中間調領域の部分の画素であるのにもかか
わらず、非中間調領域部分の画素であると誤って判定さ
れ、単純に2値化されてしまったり、非中間調領域の部
分の画素であるのにもかかわらず、中間調領域部分の画
素であると誤って判定され、デイザ法により2値化され
てしまったりすることが防止でき、高画質の2値画像が
生成できるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す画像2値化装置の機能ブ
ロック図、第2図は従来の画像2値化装置の構成ブロッ
ク図、第3図は第1図の外接矩形検出手段のフローチャ
ート、第4図は第1図の外接矩形検出手段を説明する図
、第5図はOR画像を説明する図、第6図はX方向切り
出し処理を説明する図、第7図はX方向切り出し処理を
説明する図、第8図は第1図の属性判別手段のフローチ
ャート、第9図は中間調領域候補の抽出のフローチャー
ト、第10図は外接矩形面積に対するデイザ画像の白か
ら黒への反転回数の関係図、第11図は中間調領域の抽
出のフローチャート、第12図は第11図の892を説
明する図、第13図は第11図中の393を説明する図
、第14図は合成手段を説明する図である。 31・・・・・・2値化手段、32・・・・・・外接矩
形検出手段、33・・・・・・属性判別手段、33−1
・・・・・・中間調領域候補判定手段、33−2・・・
・・・中間調領域判定手段、34・・・・・・合成手段
。 タト按矩形検出手段を説明する図 第4図 OR画像を説明する図 第5図 ソ方向切Q出し処理を説明する図 第6図 1方向F7JO出し処理な説明16図 第7図 第1図の属性ヂJ別乎段のフローザY ト ○:井中間調翌賊 外接矩形面績に灼するデイザ画像の白から黒への反転回
収 第10図 中間調預壌侯補の拍出のフローチY−ト中間調領戚の抽
出のフローチャート 第11図 第12図 第13図 手 続 判剪正書 (方式) %式% 発明の名称 画像2値化装置 補正をする者 代 理 人 (郵便番号 図面 合成今段に説明16図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中間調領域及び非中間調領域からなる情報領域が組
    み込まれた多値画像の2値化処理を行う画像2値化装置
    において、 前記多値画像を入力して擬似中間調画像及び単純2値化
    画像を生成する2値化手段と、 前記擬似中間調画像及び単純2値化画像から前記情報領
    域を外接矩形として検出する外接矩形検出手段と、 前記外接矩形検出手段により検出された外接矩形を前記
    中間調領域と前記非中間調領域とに判別する属性判別手
    段と、 前記属性判別手段により前記中間調領域と判別された外
    接矩形に相当する情報領域を前記擬似中間調画像から抽
    出すると共に、前記非中間調領域と判別された外接矩形
    に相当する情報領域を前記単純2値化画像から抽出し、
    その各抽出結果を合成して合成2値画像を生成する合成
    手段とを、備えたことを特徴とする画像2値化装置。 2、請求項1記載の画像2値化装置において、前記属性
    判別手段は、 中間調領域候補の判定、抽出を行う中間調領域候補判定
    手段と、 前記中間調領域候補判定手段により判定された中間調領
    域候補の外接矩形を主走査方向及び副走査方向に走査し
    て白から黒に反転した回数が、a×s+b(但し、a、
    b;任意の定数、s;外接矩形の面積)より大きいとき
    、この外接矩形を中間調領域と判定し抽出する中間調領
    域判定手段とを、 備えた画像2値化装置。 3、請求項1記載の画像2値化装置において、前記属性
    判別手段は、 前記外接矩形の特徴とその外接矩形内の擬似中間調画像
    の特徴とを用いて該外接矩形を前記中間調領域と非中間
    調領域とに判別する構成にした画像2値化装置。
JP2030833A 1990-02-09 1990-02-09 画像2値化装置 Pending JPH0432984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2030833A JPH0432984A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 画像2値化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2030833A JPH0432984A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 画像2値化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0432984A true JPH0432984A (ja) 1992-02-04

Family

ID=12314704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2030833A Pending JPH0432984A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 画像2値化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0432984A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053219A (ja) * 2001-08-13 2003-02-25 Maruichi Valve Co Ltd エアゾール容器用アクチュエータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003053219A (ja) * 2001-08-13 2003-02-25 Maruichi Valve Co Ltd エアゾール容器用アクチュエータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6298151B1 (en) Method and apparatus for automatic image segmentation using template matching filters
US5327262A (en) Automatic image segmentation with smoothing
JP3276985B2 (ja) イメージピクセル処理方法
US5177795A (en) Image processing apparatus
JP3886727B2 (ja) 画像処理装置
JPH0725064A (ja) 電子写真プリンタの画像形成装置
JPH06133159A (ja) 画像処理装置
JP2616386B2 (ja) 画像処理装置
JPH0432984A (ja) 画像2値化装置
JPH04248766A (ja) 像域分離装置
JP2874592B2 (ja) 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置
JPH05136995A (ja) 画像データの単純2値化および擬似中間調混用処理方法およびその装置
JPH10108012A (ja) 像域分離装置
JPH03126180A (ja) 画像処理装置
JPH05128306A (ja) 文章画像の属性判別方法
JP2881066B2 (ja) 文章画像の属性判別方法
JPH03233786A (ja) 画像分割処理装置
JPH03125569A (ja) 画像2値化装置
JPH06150059A (ja) 像域分離装置
JP2522310B2 (ja) 光学的文字読取装置
JP2877548B2 (ja) 文書画像の属性判別方法
JP3036244B2 (ja) 画像信号処理装置
JPS6080365A (ja) 疑似中間調画像処理装置
JP2978550B2 (ja) マーク検出装置
JP2853141B2 (ja) 画像領域識別装置