JPH04329538A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH04329538A
JPH04329538A JP12648691A JP12648691A JPH04329538A JP H04329538 A JPH04329538 A JP H04329538A JP 12648691 A JP12648691 A JP 12648691A JP 12648691 A JP12648691 A JP 12648691A JP H04329538 A JPH04329538 A JP H04329538A
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JP12648691A
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Yoshio Ishii
善雄 石井
Yasuhiro Yoshioka
康弘 吉岡
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関する。更に詳しくは、現像処理中に生ず
る着色ステインおよび、現像処理後に経時で生ずる着色
ステインの低減された該感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、像
様露光され、芳香族アミン系発色現像薬で現像され、結
果的に生成した現像薬の酸化体と色素画像形成カプラー
(以下カプラーと称す)との反応により、色素画像が形
成される。このカプラーとして、カラー写真感光材料で
は、通常イエローカプラー、シアンカプラーおよびマゼ
ンタカプラーの組み合せが用いられる。
【0003】これらのカプラーは、カプラーの種類にか
かわらず着色ステインを生ずる。即ち、現像処理方法、
発色現像液、漂白液、定着液、漂白定着液、水洗液、安
定液に用いられる組成物、現像液の劣化に起因して、程
度の大小の差はあるものの、多くのカプラーが現像処理
中又は現像処理後の経時中に、その未露光部が着色する
【0004】着色ステインの発生はその原因によって主
として4つに大別される。1つには、未処理感材の製造
後、処理するまでに熱や湿度によって生ずるもの、2つ
には、ハロゲン化銀の現像カブリに依るもの、3つには
、乳剤膜中に残在する現像主薬が後の漂白浴や空気中の
酸素等により酸化され、カプラーと反応し、色素となる
もの(例えば漂白ステイン)、4つには、現像処理後の
感材の光や湿熱による経時変化によるものである。
【0005】本発明における着色ステインは、上記3又
は4を意味し、これらのうち前者を、処理時ステイン、
後者を経時ステインと呼ぶ。
【0006】ハロゲン化銀カラー写真感光材料において
、未露光部に発生するステインは画像の白ヌケの良否を
決めてしまう他に、色像の色汚りを悪くしたり、視覚的
鮮鋭度を損うため好ましくない。特に反射材料(例えば
カラーペーパー、反転カラーペーパー)の場合、ステイ
ンの反射濃度は理論的に透過濃度の数倍に強調されるこ
とになり、微弱なステインでさえも画質を損なうため、
前記ステインの発生は、非常に重要な問題である。
【0007】しかもこの現像処理による未露光部のステ
イン(経時ステイン)は光や熱によってカプラー自身が
分解して生ずるいわゆる黄色ステインとは異なり、例え
ばハイドロキノン類、ヒンダードフェノール類、トコフ
ェロール類、クロマン類、クマラン類等の退色防止剤を
使用しても、十分にその発生を防ぐことが困難である。
【0008】一方、この着色ステイン(経時ステイン)
の発生を防止する目的で2当量−5−ピラゾロン型マゼ
ンタカプラーと共に特定のアニリン化合物と併用する方
法が米国特許第4,483,919号で提案されている
。また、現像処理後に処理済みの感光材料中に残存する
現像主薬、またはカプラーとカップリングして色素を形
成し得る現像主薬の酸化体とそれぞれ反応し、実質的に
無色の生成物を生ずる化合物を使用することは、例えば
、欧州公開特許第255722号、同第258662号
、同第2287655号、同第230048号、米国特
許4,704,350号で提案されている。特に、マゼ
ンタ味の着色ステインは微量発生しても視覚的に非常に
目立つため、その発生の防止は不可欠である。しかも感
光材料の使命である記録保存を考えた場合、長期の保存
に対し、光、熱および湿度に対する画像保存と同様に前
記マゼンダ味の着色ステインの発生を防止することがよ
り強く望まれている。しかしながら、先に提案した防止
剤もさらに長期の保存に対しては必ずしも十分であると
はいえず、また上述した方法では、処理時ステイン防止
の効果も十分ではない。
【0009】又、シアン味の経時ステインの改良につい
ては、特開昭第62−173466号に記載のように、
特定の化合物をシアンカプラーと共存させることにより
、経時ステイン低減方法の記載があるが、その効果は、
十分とは言えず、又処理時ステインについてはほとんど
効果がない。
【0010】しかも、最近では顧客の要求や自然環境の
保全のため、現像時間の短い、いわゆる迅速処理、さら
にベンジルアルコールを実質的に含まない現像処理、水
洗量の少ないもしくは無水洗の処理、ランニング状態で
含有組成分比や組成分量が大巾に変化した処理液での処
理に対しても処理時ステイン、経時ステインの発生を抑
えることが必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、処
理時ステイン、経時ステインの発生が低減されたハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を提供することである。
【0012】
【発明を解決するための手段】本発明のハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料は、支持体上に、それぞれ少なくとも
1層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀
乳剤層、青感性ハロゲン化銀乳剤層を有し、前記青感性
ハロゲン化銀乳剤層に下記化4に示す一般式(I)のア
シル基を有するアシルアセトアミド型イエロー色素形成
カプラーから選ばれる少なくとも1種と、前記赤感性ハ
ロゲン化銀乳剤層に下記化5に示す一般式(II)又は
化6に示す一般式(III)のシアンカプラーから選ば
れる少なくとも1種とを含有することを特徴とする。
【0013】
【化4】 一般式(I)において、R1 は一価の基を表わし、Q
はCとともに3〜5員の炭化水素環またはN,S,O,
Pから選ばれる少なくとも一個のヘテロ原子を環内に有
する3〜5員の複素環を形成するのに必要な非金属原子
群を夫々表わす。ただし、R1 は水素原子であること
はなく、また、Qと結合して環を形成することはない。
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】 一般式(II)および(III)において、R21はア
ルキル基、アリール基または複素環基を、R22は炭素
数2以上のアルキル基を、R23は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、カルボンアミド基またはウレイド基を、R
24は、アルキル基、アリール基、複素環基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基またはアミノ基を、X´は水素
原子またはカップリング離脱基を、nは0または1をそ
れぞれ表わす。
【0016】本発明者らは、鋭意研究の結果、処理的ス
テインおよび経時ステインは、ステイン発生層に含有さ
れているカプラーの種類に関係することの他に、ステイ
ン発生層以外に、含有されているカプラーに関係するこ
とを見出した。より具体的には、処理ステインの場合、
ステイン発生層より支持体に近い感光性および非感光性
層中に含有されているカプラーの種類に大きく依存し、
経時ステインの場合、ステイン発生層よりも支持体から
遠い方の感光性および非感光性層中に含有されているカ
プラーの種類に大きく依存することを見出した。さらに
、本発明の目的のため種々の各層にカプラーを用いて詳
細な検討を行なった結果、上記ハロゲン化銀カラー写真
感光材料により本発明の目的を達成することを見出した
【0017】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0018】本発明の感光材料に含有される前記一般式
(II)のアシル基を有するアシルアセトアミド型イエ
ローカプラーは好ましくは下記化7に示すの一般式[Y
]により表される。
【0019】
【化7】 前記一般式[Y]において、R1 は水素を除く一価の
置換基を、QはCとともに3〜5員の炭化水素環又は少
なくとも1個のN,S,O,Pから選ばれたヘテロ原子
を環内に含む3〜5員の複素環を形成するのに必要な非
金属原子群を、R2 は水素原子、ハロゲン原子(F,
Cl,Br,I。以下式[Y]の説明において同じ。)
、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル基又はア
ミノ基をR3 はベンゼン環上に置換可能な基を、Xは
水素原子又は芳香族第1級アミン現像薬の酸化体とのカ
ップリング反応により離脱可能な基(以下離脱基という
)を、Lは0〜4の整数を、それぞれ表わす。ただしL
 が2以上のとき2以上のR3 は同じでも異なってい
ても良い。
【0020】前記R3 の例としては、ハロゲン原子、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
ニル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、
ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカル
ボニルアミノ基、アルコキシスルホニル基、アシルオキ
シ基、ニトロ基、複素環基、シアノ基、アシル基、アシ
ルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基、アリールス
ルホニルオキシ基が挙げられる。
【0021】前記離脱基の例としては、窒素原子でカッ
プリング活性位に結合する複素環基、アリールオキシ基
、アリールチオ基、アシルオキシ基、アルキルスルホニ
ルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基、複素環オキ
シ基、ハロゲン原子が挙げられる。
【0022】前記一般式[Y]における置換基がアルキ
ル基であるか、またはアルキル基を含むとき、特に規定
のない限り、該アルキル基は直鎖状、分枝鎖状または環
状の、置換されていても不飽和結合を含んでいても良い
アルキル基(例えば、メチル、イソプロピル、t−ブチ
ル、シクロペンチル、t−ペンチル、シクロヘキシル、
2−エチルヘキシル、1,1,3,3−テトラメチルブ
チル、ドデシル、ヘキサデシル、アリル、3−シクロヘ
キセニル、オレイル、ベンジル、トリフルオロメチル、
ヒドロキシメチルメトキシエチル、エトキシカルボニル
メチル、フェノキシエチル)を意味する。
【0023】前記一般式[Y]における置換基がアリー
ル基であるか、またはアリール基を含むとき、特に規定
のない限り、該アリール基は置換されても良い単環もし
くは縮合環のアリール基(例えばフェニル、1−ナフチ
ル、p−トリル、o−トリル、p−クロロフェニル、4
−メトキシフェニル、8−キノリル、4−ヘキサデシル
オキシフェニル、ペンタフルオロフェニル、p−ヒドロ
キシフェニル、p−シアノフェニル、3−ペンタデシル
フェニル、2,4−ジ−t−ペンチルフェニル、p−メ
タンスルホンアミドフェニル、3,4−ジクロロフェニ
ル)を意味する。
【0024】前記一般式[Y]における置換基が複素環
基か、または複素環を含むとき、特に規定のない限り、
複素環基はO,N,S,P,Se,Teから選ばれた少
なくとも1個のヘテロ原子を環内に含む3〜8員の置換
されても良い単環もしくは縮合環の複素環基、(例えば
2−フリル、2−ピリジル、4−ピリジル、1−ピラゾ
リル、1−イミダゾリル、1−ベンゾトリアゾリル、2
−ベンゾトリアリアゾリル、スクシンイミド、フタルイ
ミド、1−ベンジル−2,4−イミダゾリジンジオン−
3−イル)を意味する。
【0025】以下、一般式[Y]において、好ましく用
いられる置換基について説明する。
【0026】前記一般式[Y]において、R1 は好ま
しくはハロゲン原子、シアノ基、またはいずれも置換さ
れていても良い総炭素数(以下C数と略す)1〜30の
一価の基(例えばアルキル基、アルコキシ基)または、
C数6〜30の一価の基(例えばアリール基、アリール
オキシ基)である。その置換基としては、例えばハロゲ
ン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、アミノ
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、アシル基が
挙げられる。
【0027】前記一般式[Y]において、Qは好ましく
はCとともに3〜5員のいずれも置換されていても良い
C数3〜30の炭化水素環又は少なくとも1個のN,S
,O,Pから選ばれたヘテロ原子を環内に含むC数2〜
30の複素環を形成するのに必要な非金属原子群である
。また、QがCともに作る環は環内に不飽和結合を含ん
でいても良い。このQがCとともに作る環の例としては
、シクロプロパン環、シクロブタン環、シクロペンタン
環、シクロプロペン環、シクロブテン環、シクロペンテ
ン環、オキセタン環、オキソラン環、1,3−ジオキソ
ラン環、チエタン環、チオラン環、ピロリジン環が挙げ
られる。前記Qが置換されている場合、置換基の例とし
ては、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基、ア
リール基、アシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基
、シアノ基、アルコキシカルボニル基、アルキルチオ基
、アリールチオ基が挙げられる。
【0028】前記一般式[Y]において、R2 は好ま
しくはハロゲン原子、いずれも置換されていても良い、
C数1〜30のアルコキシ基、C数6〜30のアリール
オキシ基、C数1〜30のアルキル基またはC数0〜3
0のアミノ基である。その置換基としては、例えば、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基が挙げられる。
【0029】前記一般式[Y]において、R3 は好ま
しくはハロゲン原子、いずれも置換されても良い、C数
1〜30のアルキル基、C数6〜30のアリール基、C
数1〜30のアリコキシ基、C数2〜30のアルコキシ
カルボニル基、C数7〜30のアリールオキシカルボニ
ル基、C数1〜30のカルボンアミド基、C数1〜30
のスルホンアミド基、C数1〜30のカルバモイル基、
C数0〜30のスルファモイル基、C数1〜30のアル
キルスルホニル基、C数6〜30のアリールスルホニル
基、C数1〜30のウレイド基、C数0〜30のスルフ
ァモイルアミノ基、C数2〜30のアルコキシカルボニ
ルアミノ基、C数1〜30の複素環基、C数1〜30の
アシル基、C数1〜30のアルキルスルホニルオキシ基
、C数6〜30のアリールスルホニルオキシ基である。 その置換基としては、例えばハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基、複素環オキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、複素環チオ基、アルキルスルホニル基、アリールス
ルホニル基、アシル基、カルボンアミド基、スルホンア
ミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルコキ
シカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、ウレ
イド基、シアノ基、ニトロ基、アシルオキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アル
キルスルホニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基
が挙げられる。
【0030】また、式[Y]のベンゼン環におけるR3
 の置換位置は、下記化8に示す基に対してメタ位また
はパラ位であることが好ましい。
【0031】
【化8】 L は好ましくは1または2の整数を表わす。
【0032】前記一般式[Y]において、Xは好ましく
は窒素原子でカップリング活性位に結合する複素環基ま
たはアリールオキシ基である。
【0033】前記Xが複素環基を表わすとき、5〜7員
環の単環もしくは縮合環の複素環の基である。その例と
しては、スクシンイミド、マレインイミド、フタルイミ
ド、ジグリコールイミド、ピロール、ピラゾール、イミ
ダゾール、1,2,4−トリアゾール、テトラゾール、
インドール、インダゾール、ベンズイミダゾール、ベン
ゾトリアゾール、イミダゾリジン−2,4−ジオン、オ
キサゾリジン−2,4−ジオン、チアゾリジン−2,4
−ジオン、イミダゾリジン−2−オン、オキサゾリジン
−2−オン、チアゾリジン−2−オン、ベンズイミダゾ
リン−2−オン、ベンゾオキサゾリン−2−オン、ベン
ゾチアゾリン−2−オン、2−ピロリン−5−オン、2
−イミダゾリン−5−オン、インドリン−2,3−ジオ
ン、2,6−ジオキシプリン、パラバン酸、1,2,4
−トリアゾリジン−3,5−ジオン、2−ピリドン、4
−ピリドン、2−ピリミドン、6−ピリダゾン−2−ピ
ラゾン、2−アミノ−1,3,4−チアゾリジン、2−
イミノ−1,3,4−チアゾリジン−4−オンが挙げら
れる。これらの複素環は置換されていてもよい。これら
の複素環の置換基の例としては、ハロゲン原子、ヒドロ
キシル基、ニトロ基、シアノ基、カルボキシル基、スル
ホ基、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、
アシルオキシ基、アミノ基、カルボンアミド基、スルホ
ンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ウレ
イド基、アルコキシカルボンアミノ基、スルファモイル
アミノ基がある。
【0034】前記Xがアリールオキシ基を表わすとき、
Xは好ましくはC数6〜30のアリールオキシ基であり
、前記Xが複素環である場合に挙げた置換基群から選ば
れる基で置換されていても良い。前記アリールオキシ基
の置換基としては、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基
、カルボキシル基、トリフルオロメチル基、アルコキシ
カルボニル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、
カルバモイル基、スルファモイル基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、またはシアノ基が好まし
い。
【0035】次に、前記一般式[Y]において特に好ま
しくは用いられる置換基について説明する。
【0036】前記一般式[Y]において、R1 は、特
に好ましくは、ハロゲン原子、アルキル基であり、最も
好ましくはメチル基である。
【0037】前記一般式[Y]において、Qは特に好ま
しくはCとともに作る環が3〜5員の炭化水素環を形成
する非金属原子群であり、例えば、−[CR2 ]2 
−,−[CR2 ]3 −,−[CR2 ]4 −であ
る。(ここで、Rは水素原子、ハロゲン原子またはアル
キル基を表わす。ただし、複数のR,CR2 は同じで
も異なっていてもよい。)Qは最も好ましくは、結合す
るCとともに3員環に形成する    −[CR2 ]
2 −である。
【0038】前記一般式[Y]において、R2 は特に
好ましくは、塩素原子、フッ素原子、C数1〜6のアル
キル基、(例えばメチル、トリフルオロメチル、エチル
、イソプロピル、t−ブチル)、C数1〜8のアルコキ
シ基(例えばメトキシ、エトキシ、メトキシエトキシ、
ブトキシ)、またはC数6〜24のアリールオキシ基(
例えばフェノキシ基、p−トリルオキシ、p−メトキシ
フェノキシ)であり最も好ましくは塩素原子、メトキシ
基またはトリフルオロメチル基である。
【0039】前記一般式[Y]において、R3 は、特
に好ましくは、ハロゲン原子、アルコキル基、アルコキ
シカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルボ
ンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基または
スルファモイル基であり最も好ましくはアルコキシ基、
アルコキシカルボニル基、カルボンアミド基またはスル
ホンアミド基である。
【0040】前記一般式[Y]において、Xは特に好ま
しくは化9に示す式[Y−A],化10に示す式[Y−
B]、または化11に示す式[Y−C]で表される基で
ある。
【0041】
【化9】
【0042】
【化10】
【0043】
【化11】 前記式[Y−A]において、Zは−O−CR4 (R5
 )−,−S−CR4 (R5 )−,NR6 −CR
4 (R5 )−,NR6 −NR7 −,−NR6 
−C(O)−,−CR4 (R5 )−CR8 (R9
 )または−CR10=CR11−を表わす。
【0044】ここでR4 、R5 、R8 、およびR
9 は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基また
はアミノ基を表わし、R6 およびR7 は水素原子、
アルキル基、アリール基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアルコキシカルボニル基を表わ
し、これらR10およびR11は水素、アルキル基また
はアリール基を表わす。R10とR11は互いに結合し
てベンゼン環を形成しても良い。R4 とR5 、R5
 とR6 、R6 とR7 またはR4 とR8は互い
に結合して環(例えば、シクロブタン、シロクヘキサン
、シクロヘプタン、シクロヘキセン、ピロリジン、ピペ
リジン)を形成してもよい。
【0045】前記式[Y−A]で表される複素環基のう
ち、特に好ましいものは式[Y−A]においてZが−O
−CR4 (R5 )−,NR6 −CR4 (R5 
)−,またはNR6 −NR7 −である複素環基であ
る。また、前記式[Y−A]で表される複素環基のC数
は2〜30、好ましくは4〜20、さらに好ましくは5
〜16である。
【0046】前記式[Y−B]において、R12および
R13の少なくとも1つはハロゲン原子、シアノ基、ニ
トロ基、トリフルオロメチル基、カルボキシル基、アル
コキシカルボニル基、カルボンアミド基、スルホンアミ
ド基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基およびアシル基から
なる群より選ばれた基であり、もう一方は水素原子、ア
ルキル基またはアルコキシ基であっても良い。また、R
14は上記R12またはR13と同義である。mは0〜
2の整数を表わす。前記式[Y−B]で表わされるアリ
ールオキシ基のC数は6〜30好ましくは6〜24、さ
らに好ましくは6〜15である。
【0047】前記式[Y−C]において、WはNととも
にピロール環、ピラゾール環、イミダゾール環またはト
リアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群を表わ
す。ここで、式[Y−C]で表わされる環は置換基を有
していてもよく、好ましい置換基の例としてハロゲン原
子、ニトロ基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、ア
ルキル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基またはカルバモイル基が挙げられる。前記
式[Y−C]で表わされる複素環基のC数は2〜30、
好ましくは2〜24、より好ましくは2〜16である。
【0048】前記一般式[Y]において、Xは最も好ま
しくは式[Y−A]で表わされる基である。
【0049】前記一般式[Y]で表わされるカプラーは
、置換基R1 、Q、Xまたは下記化12に示す基にお
いて2価以上の基を介して互いに結合する2量体または
それ以上の多量体を形成してもよい。この場合、前記の
各置換基において示した炭素原子数範囲の規定外となっ
てもよい。
【0050】
【化12】 後掲の化13〜化22に前記一般式[Y]における各置
換基の具体例を示す。
【0051】後掲の化23〜化39に前記一般式[Y]
で表わされるイエローカプラーの具体例Y−1〜Y−3
1を示す。
【0052】前記一般式[Y]で表わされる本発明のハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料に好ましいイエローカプ
ラーは後掲の化40に示す合成ルートによって合成する
ことができるここで化合物aは、例えば、J.Chem
.Soc.(C),1968,2548、J.Am.C
hem.Soc.,1934,56,2710、Syn
thesis ,1971,258 、J.Org .
Chem. ,1978,43,1729,CA,19
60,66,18533 のような記載の方法により合
成される。
【0053】前記合成ルートにおいて、化合物bの合成
は、前記化合物aと、例えば、塩化チオニル、オキザリ
ルクロライドとを用いて無溶媒もしくは塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、トリエン
、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルア
セトアミドのような溶媒中で反応させることにより行な
う。反応温度は通常−20℃〜150℃、好ましくは−
10℃〜80℃である。
【0054】前記合成ルートにおいて、化合物cは、例
えばアセト酢酸エチルをマグネシウムメトキサイドを用
いてアニオンとし、その中へ前記化合物bを加えること
により合成される。反応は無溶媒もしくはテトラヒドロ
フラン、エチルエーテル中において、反応温度は通常−
20℃〜60℃、好ましくは−10℃〜30℃で行われ
る。
【0055】前記合成ルートにおいて、前記化合物dは
前記化合物cと、塩基として例えばアンモニア水、Na
HCO3 水溶液・水酸化ナトリウム水溶液とを、無溶
媒もしくはメタノール、エタノール、アセトニトリルな
どの溶媒中で反応させることにより合成される。反応温
度は通常−20℃〜50℃好ましくは−10℃〜30℃
である。
【0056】前記合成ルートにおいて、化合物eは前記
化合物dおよび化40中の化合物gを無溶媒で反応させ
ることにより合成される。反応温度は通常100〜15
0℃であり、好ましくは100〜120℃である。Xが
Hでない場合、クロル化またはブロム化後離脱基Xを導
入して、化合物fを合成する。前記化合物eは、例えば
、ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メ
チレン、テトラヒドロフラン等の溶媒中、塩化スルフリ
ル、N−クロロスクシンイミド等によりクロロ置換体と
するか、例えば、臭素、N−ブロモスクシンイミドによ
りブロモ置換体とする。この時、反応温度は−20℃〜
70℃好ましくは−10℃〜50℃である。
【0057】次に、前記化合物eのクロロ置換体または
ブロモ置換体と、離脱基のプロトン付加体H−Xとを、
例えば、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフ
ラン、アセトン、アセトニリル、ジオキサン、N−メチ
ルピロリドン、N,N′−ジメチルイミダゾリジン−2
−オン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミドのような溶媒中、反応温度−20℃〜
150℃、好ましくは−10℃〜100℃で反応させる
ことにより、本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
に含有されるカプラーfを得ることができる。この時、
例えば、トリエチルアミン、N−エチルモルホリン、テ
トラメチルグアニジン、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウムのような塩基を用いてもよい。
【0058】以下に本発明における前記一般式[Y]の
カプラーの合成例を示す。
【0059】合成例1  例示化合物Y−35の合成G
otkis,D.etal,J.Am.Chem,SO
C.,1934,56,2710に記載の方法により合
成された1−メチルシクロプロパンカルボン酸25g、
塩化メチレン100ml、N,N−ジメチルホルムアミ
ド1mlの混合物中に38.1gのオキザリルクロライ
ドを室温にて30分かけて滴下する。滴下後室温にて2
時間反応してアスピレーター減圧下で塩化メチレン、過
剰のオキザリルクロライドを除去することにより、1−
メチルシロクプロパンカルボニルクロライドの油状物を
得る。
【0060】マグネシウム6g、四塩化炭素2mlの混
合物中にメタノール100mlを室温にて30分間かけ
て滴下し、その後2時間加熱還流したのち、3−オキソ
ブタン酸エチル32.6gを加熱還流下30分間かけて
滴下する。滴下後さらに2時間加熱還流しメタノールを
アスピレーター減圧下完全に留去する。テトラヒドロフ
ラン100mlを反応物に加えて分散し、室温にて先に
得た1−メチルシロクプロパンカルボニルクロライドを
滴下する。30分間反応後反応液を酢酸エチル300m
l、希硫酸水で抽出し、水洗後有機層を無水硫酸ナトリ
ウムにて乾燥後、溶媒を留去して2−(1−メチルシク
ロプロパンカリボニル)−3−オキソブタン酸エチルの
油状物55.3gを得る。
【0061】この2−(1−メチルシクロプロパンカル
ボニル)−3−オキソブタン酸エチル55g、エタノー
ル160mlの溶液を室温で撹拌しその中へ30%アン
モニア水60mlを10分間かけて滴下する。その後1
時間撹拌し酢酸エチル300ml、希塩酸水にて抽出、
中和、水洗後、有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
溶媒を留去して(1−メチルシクロプロパンカルボニル
)酢酸エチルの油状物43gを得る。
【0062】この(1−メチルシクロプロパンカルボニ
ル)酢酸エチル34gと、N−(3−アミノ.4−クロ
ロフェニル)−2−(2,4−ジ−t−ペンチルフェノ
キシ)ブタンアミド44.5gとを内温100〜120
℃にてアスピレーター減圧下加熱還流する。4時間反応
後反応液をn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒にてカ
ラムクロマト精製し、例示化合物Y−35  49gを
粘稠油状物として得る。得られる化合物の構造は、MS
スペクトル、NMRスペクトルおよび元素分析により確
認される。 合成例2  例示化合物Y−1の合成 例示化合物Y−35  22.8gを塩化メチレン30
0mlに溶解し、氷冷下塩化スルフリル5.4gを10
分間かけて滴下する。30分間反応後反応液をよく水洗
し無水硫酸ナトリウムにて乾燥後濃縮し例示化合物Y−
35の液化物を得る。1−ベンジル−5−エトキシヒダ
ントイン18.7g、トリエチルアミン11.2ml、
N,N−ジメチルホルムアミド50mlの溶液の中に、
先に合成した例示化合物Y−35の塩化物をN,N−ジ
メチルホルムアルデヒド50mlに溶かしたものを30
分間かけて室温にて滴下する。
【0063】その後40℃にて4時間反応後、反応液を
酢酸エチル300mlで抽出水洗後、2%トリエチルア
ミン水溶液300mlにて水洗し、ついで希塩酸水にて
中和する。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、溶
媒を留去して得られた油状物をn−ヘキサンおよび酢酸
エチルの混合溶媒から晶析する。析出した結晶を濾過し
n−ヘキサンおよび酢エチの混合溶媒で洗浄後、乾燥す
ることにより例示化合物Y−1の結晶22.8gを得る
【0064】得られる化合物の構造はMSスペクトル、
NMRスペクトル、元素分析により確認される。また融
点は132〜3℃である。
【0065】以下に、本発明のハロゲン化銀カラー写真
感光材料に含有される前記一般式(II)または(II
I)のシアンカプラー、即ち、フェノール系シアンカプ
ラーについて詳しく説明する。
【0066】前記一般式(II)または(III)にお
いて、R21は総炭素原子数(以下C数という)1〜3
6(好ましくは1〜24)の直鎖状、分岐鎖状もしくは
環状の不飽和結合を含んでも置換されていてもよいアル
キル基、C数6〜36(好ましくは6〜24)の置換さ
れてもよいアリール基、またはC数2〜36(好ましく
は2〜24)の置換されてもよい複素環基である。ここ
で複素環基とは環内に少なくとも1個のN,O,S,P
,Se,Teから選ばれたヘテロ原子を有する5〜7員
の縮環してもよい複素環基であり、例えば2−フリル、
2−チエニル、4−ピリジン、2−イミダゾリル、4−
キノリルが挙げられる。R21の置換基の例として、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、ス
ルホ基、アルキル基、アリール基、複素環基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、
アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基
、アシル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カ
ルバモイル基、スルファモイル基、ウレイド基、アルコ
キシカルボニルアミノ基、またはスルファモイルアミノ
基(以上置換基群Aという)が挙げられる。該置換基と
しては、好ましくは、ハロゲン原子(F,Cl,Br,
I)、シアノ基、アルキル基、アリールオキシ基、アル
キルスルホニル基、アリールスルホニル基、カルボンア
ミド基またはスルホンアミド基が挙げられる。
【0067】前記一般式(II)においてR21は好ま
しくはアルキル基であり、一般式(III)においてR
21は好ましくはアルキル基またはアリール基である。
【0068】前記一般式(II)においてR22は、C
数2〜36(好ましくは2〜24)の直鎖状、分岐鎖状
もしくは環状のアルキル基である。R22は好ましくは
C数2〜8のアルキル基(例えば、エチル、プロピル、
イソプロピル、t−ブチル、シクロペンチル)である。
【0069】前記一般式(II)または(III)にお
いて、R23は水素原子、ハロゲン原子(F,Cl,B
r,I)、C数1〜16(好ましくは1〜8)の直鎖状
、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、C数6〜24(
好ましくは6〜12)のアリール基、C数1〜24(好
ましくは1〜8)のアルコキシ基、C数は6〜24(好
ましくは6〜12)のアリールオキシ基、C数1〜24
(好ましくは2〜12のカルボンアミド基、またはC数
1〜24(好ましくは1〜12)のウレイド基である。 ここで、R23がアルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、カルボンアミド基またはウレイ
ド基のとき、前記置換基群Aから選ばれた置換基で置換
されていてもよい。
【0070】前記一般式(II)においてR23は、好
ましくはハロゲン原子であり、前記一般式(III)に
おいてR23は好ましくは水素、ハロゲン原子、アルコ
キシ基またはカルボンアミド基であり、特に好ましくは
水素である。
【0071】前記一般式(II)においてR22とR2
3とが互いに結合して環を形成してもよい。また、一般
式(III)においてR23とR24とが互いに結合し
て環を形成してもよい。このときR23は単結合または
イミノ基として環の構成要素となってもよい。
【0072】前記一般式(III)において、R24は
前記R21と同義であり、C数1〜36(好ましくは1
〜24)のアルコキシ基、C数は6〜36(好ましくは
6〜24)のアリールオキシ基、またはC数1〜36(
好ましくは1〜24)のアルキルもしくはアリール置換
アミノ基である。該R24は好ましくはR21と同義で
あり、さらに好ましくはアルキル基である。
【0073】前記一般式(II)または(III)にお
いてX´は水素原子または芳香族第1級アミン現像薬の
酸化体とのカップリング反応により離脱可能なカップリ
ング離脱基を表わす。このカップリング離脱基の例とし
てはハロゲン原子(F,Cl,Br,I)、スルホ基、
C数1〜36(好ましくは1〜24)のアルコキシ基、
C数6〜36(好ましくは6〜24)のアリールオキシ
基、C数2〜36(好ましくは2〜24)のアシルオキ
シ基、C数1〜36(好ましくは1〜24)のアルキル
もしくはアリールスルホニルオキシ基、C数1〜36(
好ましくは1〜24)のアルキルチオ基、C数6〜36
(好ましくは6〜24)のアリールチオ基、C数4〜3
6(好ましくは4〜24)のイミド基、C数1〜36(
好ましくは1〜24)のカルバモイルオキシ基またはC
数1〜36(好ましくは2〜24)の窒素原子でカップ
リング活性位に結合する複素環基(例えばテトラゾール
−5−イル)、ピラゾリル、イミダゾリル、1,2,4
−トリアゾール−1−イル)が挙げられる。ここで、ア
ルコキシ基以下の基は前記置換基群Aから選ばれる基で
置換されていてもよい。前記X´は好ましくは水素原子
、フッ素原子、塩素原子、スルホ基、アルコキシ基また
はアリールキシ基であり、特に好ましくは水素原子また
は塩素原子である。
【0074】前記一般式(II)または(III)にお
いて、nは0または1の整数を表わし、好ましくは0で
ある。
【0075】以下に一般式(II)または(III)に
おける各置換基の例を示す。後掲の化41〜化44にR
21の例を、化45にR22の例を、化46にR23の
例を、化47〜化48にR24の例(前記R21の例に
加えて)を、化49〜化50にX´の例を夫々示す。
【0076】また、後掲の化51〜化53に、一般式(
II)で表されるカプラーの具体例IIC−1〜IIC
−10を、後掲の化54〜化60に、一般式(III)
で表されるカプラーの具体例IIIC−11〜IIIC
−25を示す。
【0077】前記一般式(II)または(III)にお
ける置換基の上記以外の具体例、並びにこれらを含むシ
アンカプラーの合成方法は、例えば、米国特許第236
9929号、同第2772162号、同第289582
6号、同第3772002号、同第4327173号、
同第4333999号、同第4334011号、同第4
430423号、同第4500635号、同第4518
687号、同第4564586号、同第4609619
号、同第4686177号、同第4746602号、特
開昭59−164555号の各明細書に記載されている
【0078】本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料
に用いられるハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀、
(沃)塩臭化銀、沃臭化銀などを用いることができるが
、特に迅速処理の目的には沃化銀を実質的に含まない塩
化銀含有率が90モル%以上、更には95%以上、特に
98%以上の塩臭化銀または塩化銀乳剤の使用が好まし
い。
【0079】本発明に係わる感光材料には、画像のシャ
ープネス等を向上させる目的で、親水性コロイド層に、
欧州特許EPO,337,490A2号の第27〜76
頁に記載の処理により脱色可能な染料(なかでもオキソ
ノール系染料)を該感材の680nmに於ける光学反射
濃度が0.70以上になるように添加すること、または
支持体の耐水性樹脂層中に例えば2〜4価のアルコール
類(例えばトリメチロールエタン)で表面処理された酸
化チタンを12重量%以上(より好ましくは14重量%
以上)含有させることが好ましい。
【0080】本発明において、前記一般式(I)のアシ
ル基を有するイエローカプラー、前記一般式(II)ま
たは(III)のシアンカプラーは、それぞれ前記以外
のイエローカプラー、シアンカプラーと併用して用いて
も良い。併用して用いる前記以外のイエローカプラー、
シアンカプラーは、後掲の表2に示す特許公報に記載さ
れているもののうち、本発明の前記一般式(I)ないし
(III)で表されるものを除いたカプラーを用いるこ
とが好ましい。
【0081】本発明において、各々の層中でのカプラー
の塗布量は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料1平方メ
ートルあたり、0.1ミリモル/m2 〜2ミリモル/
m2 が、好ましく、さらに好ましくは、0.3ミルモ
ル/m2 〜1ミリモル/m2 である。又、ハロゲン
化銀乳剤層中におけるハロゲン化銀乳剤の塗布量は、カ
プラー1モルあたり2モル〜10モル(Ag原子に換算
した値)が好ましく、さらに好ましくは、2モル〜5モ
ルである。
【0082】本発明で使用するシアン、マゼンタ、イエ
ローカプラーのような写真添加剤用の高沸点有機溶媒は
、融点が100℃以下、沸点が140℃以上の水と非混
和性の化合物で、カプラーの良溶媒であれば使用できる
。高沸点有機溶媒の融点は好ましくは80℃以下である
。高沸点有機溶媒の沸点は、好ましくは160℃以上で
あり、より好ましくは170℃以上である。
【0083】これらの高融点有機溶媒の詳細については
、特開昭62−215272号公開明細書の第137頁
右下欄〜144頁右上欄に記載されている。
【0084】また、シアン、マゼンタまたはイエローカ
プラーは前記の高沸点有機溶媒の存在下でまたは不存在
下でローダブルラテックスポリマー(例えば米国特許第
4,203,716号)に含浸させて、または水不溶性
且つ有機溶媒可溶性のポリマーに溶かした親水性コロイ
ド水溶液に乳化分散させる事ができる。
【0085】好ましくは米国特許4,857,449号
及び国際公開WO88/00723号明細書の第12頁
〜30頁に記載の単独重合体または共重合体が用いられ
、より好ましくはメタクリレート系あるいはアクリルア
ミド系ポリマー、特にアクリルアミド系ポリマーの使用
が色像安定化等の上で好ましい。
【0086】また、本発明に係わる感光材料には、カプ
ラーと共に欧州特許EPO,277,589A2号に記
載のような色像保存性改良化合物を使用するのが好まし
い。特にピラゾロアゾールカプラーとの併用が好ましい
【0087】即ち、発色現像処理後に残在する芳香族ア
ミン系現像主薬と化合結合して、化学的に不活性でかつ
実質的に無色の化合物を生成する化合物(F)および/
または発色現像処理後に残存する芳香族アミン系発色現
像主薬の酸化体と化学結合して、化学的に不活性でかつ
実質的に無色の化合物を生成する化合物(G)を同時ま
たは単独に用いることが、例えば処理後の保存における
膜中残存発色現像主薬ないしその酸化体とカプラーの反
応による発色色素生成によるステイン発生その他の副作
用を防止する上で好ましい。こうして、本発明の効果を
、さらに向上させることができる。
【0088】また、本発明に係わる感光材料には、親水
性コロイド層中に繁殖して画像を劣化させる各種の黴や
細菌を防ぐために、特開昭63−271247号に記載
のような防黴剤を添加するのが好ましい。
【0089】また、本発明に係わる感光材料に用いられ
る支持体としては、ディスプレイ用に白色ポリエステル
系支持体または白色顔料を含む層がハロゲン化銀乳剤層
を有する側の支持体上に設けられた支持体を用いてもよ
い。更に鮮鋭性を改良するために、アンチハレーション
層を支持体のハロゲン化銀乳剤層塗布側または裏面に塗
設するのが好ましい。特に反射光でも透過光でもディス
プレイが観賞できるように、支持体の透過濃度を0.3
5〜0.8の範囲に設定するのが好ましい。
【0090】本発明に係わる感光材料は可視光で露光さ
れても赤外光で露光されてもよい。露光方法としては低
照度露光でも高照度短時間露光でもよく、特に後者の場
合には一画素当りの露光時間が10−4秒より短いレー
ザー走査露光方式が好ましい。
【0091】また、露光に際して、米国特許第4,88
0,726号に記載のバンド・ストップフイルターを用
いるのが好ましい。これによって光混色が取り除かれ、
色再現性が著しく向上する。
【0092】露光済みの感光材料は慣用の白黒またはカ
ラー現像処理が施されうるが、カラー感材の場合には迅
速処理の目的からカラー現像の後、漂白定着処理するの
が好ましい。特に前記高塩化銀乳剤が用いられる場合に
は、漂白定着液のpHは脱銀促進等の目的から約6.5
以下が好ましく、更に約6以下が好ましい。
【0093】本発明に係わる感光材料に適用されるハロ
ゲン化銀乳剤やその他の素材(例えば、添加剤)および
写真構成層(例えば、層配置)、並びにこの感材を処理
するために適用される処理法や処理用添加剤としては、
後掲の表1〜表5に示す特許公報、特に欧州特許EPO
,355,660A2号(特開平2−139544号)
に記載されているものが好ましく用いられる。
【0094】また、シアンカプラーとして、特開平2−
33144号に記載のシフェニルイミダゾール系シアン
カプラーの他に、欧州特許EPO,333,185A2
号に記載の3−ヒドロキシピリジン系シアンカプラー(
なかでも具体例として列挙されたカプラー(42)の4
当量カプラーに塩素離脱基をもたせて2当量化したもの
や、カプラー(6)や(9)が特に好ましい)や特開昭
64−32260号に記載された環状活性メチレン系シ
アンカプラー(なかでも具体例として列挙されたカプラ
ー例3、8、34が特に好ましい)の使用も好ましい。
【0095】また、塩化銀含有率が90モル%以上の高
塩化銀乳剤を使用するハロゲン化銀カラー感光材料の処
理方法としては、特開平2−207250号の第27頁
左上欄〜34頁右上欄に記載の方法が好ましく適用され
る。
【0096】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
する。 実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体表面にコロ
ナ放電処理を施した後、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウムを含むゼラチン下塗層を設け、更に種々の写真
構成層を塗布して後掲の表9〜表12に示す層構成の多
層カラー印画紙(試料101)を作製した。
【0097】尚、表9〜表12において略号で示された
カプラー、添加剤、溶媒の内容を後掲の化62〜化69
に示す(また、数字は夫々塗布量(g/m2 )、ハロ
ゲン化銀乳剤においては銀換算塗布量を示す)。
【0098】以下に、各層塗布液の調製例として、第5
層の塗布液の調製について説明する。尚、第一層から第
四層、第六層および第七層用の塗布液も第五層塗布液と
同様の方法で調製した。
【0099】第五層塗布液調製 シアンカプラー(ExC)32.0g、色像安定剤(C
pd−2)3.0g、色像安定剤(Cpd−4)2.0
g、色像安定剤(Cpd−6)18.0g、色像安定剤
(Cpd−7)40.0gおよび色像安定剤(Cpd−
8)5.0gに、酢酸エチル50.0ccおよび溶媒(
So1v−6)14.0gを加え溶解し、この溶液をド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8ccを含む20
%ゼラチン水溶液500ccに添加した後、超音波ホモ
ジナイザーにて乳化分散させて乳化分散物を調製した。 一方、塩臭化銀乳剤(立方体、平均粒子サイズ0.58
μmの大サイズ乳剤と0.45μmの小サイズ乳剤との
1:4混合物(Agモル比)。粒子サイズ分布の変動係
数はそれぞれ0.09と0.11、各サイズ乳剤ともA
gBr0.6モル%を粒子表面の一部に局在含有させた
)が調製された。この乳剤には後掲の表8に示すに示す
赤感性増感色素Eが銀1モル当たり大サイズ乳剤に対し
ては0.9×10−4モル、また小サイズ乳剤に対して
は1.1×10−4モル添加されている。また、この乳
剤の化学熟成は硫黄増感剤と金増感剤が添加して行われ
た。前記の乳化分散物とこの赤感性塩臭化銀乳剤とを混
合溶解し、後掲の表11に示す組成となるように第五層
塗布液を調製した。層のゼラチン硬化剤としては、1−
オキシ−3,5−ジクロロ−s−トリアジンナトリウム
塩を用いた。
【0100】また、各層に後掲の化66に示すCpd−
10とCpd−11をそれぞれ全量が25.0mg/m
2 と50.0mg/m2 となるように添加した。
【0101】各感光性乳剤層の塩臭化銀乳剤には後掲の
表6〜表8に示す分光増感色素をそれぞれ用いた。
【0102】また、青感性乳剤層、緑感性乳剤層、赤感
性乳剤層に対し、1−(5−メチルウレイドフェニル)
−5−メルカプトテトラゾールをそれぞれハロゲン化銀
1モル当たり、8.5×10−5モル、7.7×10−
4モル、2.5×10−4モル、青感性乳剤層と緑感性
乳剤層とに対し、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3
,3a,7−テトラザインデンをそれぞれハロゲン化銀
1モル当たり、1×10−4モルと2×10−4モル添
加した。
【0103】この他、イラジエーション防止のために乳
剤層に後掲の化61に示すの染料(カッコ内は塗布量を
表す)を添加した。
【0104】試料102〜114の作製試料101にお
いて、第一層のイエローカプラー(ExY)と溶媒(s
o1v−3,so1v−7)および、第五層のシアンカ
プラー(ExC)と溶媒(so1v−6)とを、後掲の
表16、表17に記すように置き換えた以外、試料10
1と同様に作製した。
【0105】但し、各試料における第一層、第五層は、
それぞれ、カプラー、溶媒、色像安定剤の合計の重量と
、ゼラチンとの比率が、試料101と等しくなるように
ゼラチン量を調節した。
【0106】ランニングテスト 以上のように作製した試料101〜114に、標準的と
思われる被写体を撮影した現像処理済のカラーネガを通
し、白光を露光し、ペーパー処理機を用いて後掲の表1
3に示す処理工程に従い、後掲の表14、表15に示す
処理液組成の処理液を使用し、漂白定着工程の補充液の
補充量が漂白定着のタンク容量の2倍になるまで連続処
理(ランニングテスト)を実施した。(試料101〜1
14が、ほぼ同量処理されるようにした。)このランニ
ング平衡状態で、以下に示す処理時ステインおよび経時
ステインの評価のための処理を行なった。
【0107】処理時ステインの評価 まず、各試料に感光計(富士写真フイルム株式会社製、
EWH型、光源の色温度3200°K)を使用し、セン
シトメトリー用3色分解フィルターの階調露光を与えた
。この時の露光は0.1秒の露光時間で250CMSの
露光量になるように行った。
【0108】この試料を、前記ランニング平衡状態を保
った処理工程により現像処理後、濃度測定を行なった。 測定値のうち、マゼンタ、シアン濃度の最小値(白地部
の濃度)をそれぞれ処理時マゼンタステイン、処理時シ
アンステインの大きさとした。
【0109】経時ステインの評価 上記処理時ステインの評価を行なった試料を、60℃,
70%RH中に40日間放置した後、濃度測定を行なっ
た。この測定により得られたマゼンタ、シアンの最低濃
度値と70℃、70%RH中に設置する前のマゼンタ、
シアンの最低濃度値(すなわち、処理時ステイン)との
差を、それぞれ、マゼンタ経時ステイン、シアン経時ス
テインの尺度とした。
【0110】以上の結果をまとめて、後掲の表16、表
17に記す。
【0111】表16、表17から明らかなように、第一
層のみに、本発明におけるカプラーを用いることにより
、経時ステインが低減され、第五層のみに本発明におけ
るカプラーを用いることにより、処理時ステインが低減
される。
【0112】更に、第一層、第五層共に本発明における
カプラーを用いた場合、処理時ステイン、経時ステイン
共に低減させることができる。又はいずれの試料も発色
性は十分であった。
【0113】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、ハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料において、処理時ステインお
よび経時ステインを低減させる上で顕著な効果を奏する
ものである。
【0114】
【化13】
【0115】
【化14】
【0116】
【化15】
【0117】
【化16】
【0118】
【化17】
【0119】
【化18】
【0120】
【化19】
【0121】
【化20】
【0122】
【化21】
【0123】
【化22】
【0124】
【化23】
【0125】
【化24】
【0126】
【化25】
【0127】
【化26】
【0128】
【化27】
【0129】
【化28】
【0130】
【化29】
【0131】
【化30】
【0132】
【化31】
【0133】
【化32】
【0134】
【化33】
【0135】
【化34】
【0136】
【化35】
【0137】
【化36】
【0138】
【化37】
【0139】
【化38】
【0140】
【化39】
【0141】
【化40】
【0142】
【化41】
【0143】
【化42】
【0144】
【化43】
【0145】
【化44】
【0146】
【化45】
【0147】
【化46】
【0148】
【化47】
【0149】
【化48】
【0150】
【化49】
【0151】
【化50】
【0152】
【化51】
【0153】
【化52】
【0154】
【化53】
【0155】
【化54】
【0156】
【化55】
【0157】
【化56】
【0158】
【化57】
【0159】
【化58】
【0160】
【化59】
【0161】
【化60】
【0162】
【化61】
【0163】
【化62】
【0164】
【化63】
【0165】
【化64】
【0166】
【化65】
【0167】
【化66】
【0168】
【化67】
【0169】
【化68】
【0170】
【化69】
【0171】
【表1】
【0172】
【表2】
【0173】
【表3】
【0174】
【表4】
【0175】
【表5】
【0176】
【表6】
【0177】
【表7】
【0178】
【表8】
【0179】
【表9】
【0180】
【表10】
【0181】
【表11】
【0182】
【表12】
【0183】
【表13】
【0184】
【表14】
【0185】
【表15】
【0186】
【表16】
【0187】
【表17】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体上に、それぞれ少なくとも1層
    の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤
    層、青感性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カ
    ラー写真感光材料において、前記青感性ハロゲン化銀乳
    剤層に下記化1に示す一般式(I)のアシル基を有する
    アシルアセトアミド型イエロー色素形成カプラーから選
    ばれる少なくとも1種と、前記赤感性ハロゲン化銀乳剤
    層に下記化2に示す一般式(II)又は化3に示す一般
    式(III)のシアンカプラーの少なくとも1種とを含
    有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材
    料。 【化1】 一般式(I)において、R1 は一価の基を表わし、Q
    はCとともに3〜5員の炭化水素環またはN,S,O,
    Pから選ばれる少なくとも一個のヘテロ原子を環内に有
    する3〜5員の複素環を形成するのに必要な非金属原子
    群を夫々表わす。但し、R1 は水素原子であることは
    なく、また、Qと結合して環を形成することはない。 【化2】 【化3】 一般式(II)および(III)において、R21はア
    ルキル基、アリール基または複素環基を、R22は炭素
    数2以上のアルキル基を、R23は水素原子、ハロゲン
    原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、カルボンアミド基またはウレイド基を、R
    24はアルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシ
    基、アリールオキシ基、またはアミノ基を、X´は水素
    原子またはカップリング離脱基を、nは0または1をそ
    れぞれ表わす。
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