JPH04328436A - 圧力センサ及びその製造方法 - Google Patents

圧力センサ及びその製造方法

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JPH04328436A
JPH04328436A JP12534791A JP12534791A JPH04328436A JP H04328436 A JPH04328436 A JP H04328436A JP 12534791 A JP12534791 A JP 12534791A JP 12534791 A JP12534791 A JP 12534791A JP H04328436 A JPH04328436 A JP H04328436A
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pressure sensor
oil
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oil chamber
pressure
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Akimitsu Kawaguchi
川口 晃充
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Eagle Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水圧や油圧などの圧
力を電気信号として検出する圧力センサ及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水圧などの圧力を電気信号として検出す
る圧力センサとして、従来、図5に示すものが知られて
いる。この圧力センサ11は、小径部12aと大径部1
2bとを有する扁平筒状の金属製のボディ12を備えた
もので、ボディ12の小径部12a内には、セラミック
ステム13aの一側面に圧力センサチップ13bなどを
固定した圧力センサ素子13やアンプ14などが内蔵さ
れ、大径部12bの開口端にはダイアフラム15が溶接
固定されている。そして上記セラミックステム13aの
他側面とダイアフラム15との間にはオイル室16が形
成され、このオイル室16内のオイルを圧力センサチッ
プ13bに導く圧力導入孔13cがセラミックステム1
3aの中心部に穿設されており、ダイアフラム15が検
出した圧力をオイルを介して圧力センサチップ13bに
伝達するようになっている。
【0003】ここで、前記オイル室16の形成およびオ
イルの注入は、図6の(a)〜(d)に示す工程で行わ
れている。まず、セラミックステム13aの一側面に圧
力センサチップ13bを固定してワイヤボンディングし
た圧力センサ素子13を用意する(a)。また大径部1
2bの開口端にダイアフラム15を溶接固定したボディ
12を用意する(b)。そして圧力センサ素子13をボ
ディ12の小径部12a内に収容し、セラミックステム
13aの外周を小径部12aの内周に装着したゴムパッ
キン17によりシールしてオイル室16を形成する(c
)。続いてセラミックステム13aに設けた逆止弁付の
オイル注入口13dからオイル室16内にオイルを注入
する(d)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
圧力センサ11は、ボディ12に対してダイアフラム1
5を溶接固定しているため、ダイアフラム15の外周部
には溶接代が必要であり、ダイアフラム15が大径化す
る傾向にある。これはオイル室16の容積と共にオイル
体積が増大することを意味し、オイルの温度変化による
膨張、収縮量が増大して圧力センサの圧力検出の誤差が
拡大する原因となっている。また、オイル室16を形成
した後にオイル室16内にオイルを注入する工程が別途
必要であり、生産性が悪く、その改善が要望されている
【0005】そこでこの発明は、オイル室内のオイル温
度が変化することによる圧力検出誤差を減少し、生産性
を向上できる圧力センサ及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明による圧力センサは、圧力センサチップを有
する圧力センサ素子とダイアフラムとの間にオイル室が
形成され、ダイアフラムが検出した圧力をオイル室内の
オイルを介して圧力センサチップに伝達する形式の圧力
センサであって、上記圧力センサ素子とダイアフラムと
の間にオイル室を形成する金属リングを備え、この金属
リングは一端部をダイアフラムの外周にカーリング接合
し、他端部を圧力センサ素子の外周に接着剤を介し嵌合
固定してオイル室の容積を減少したことを手段としてい
る。
【0007】また、この発明による圧力センサの製造方
法は、圧力センサチップを有する圧力センサ素子とダイ
アフラムとの間にオイル室が形成され、ダイアフラムが
検出した圧力をオイル室内のオイルを介して圧力センサ
チップに伝達する形式の圧力センサの製造方法であって
、上記ダイアフラムの外周に金属リングの一端部をカー
リング接合し、金属リングの他端部をオイル中で圧力セ
ンサ素子の外周に接着剤を介し嵌合固定してダイアフラ
ムと圧力センサ素子との間にオイルを封入したオイル室
を形成することを手段としている。
【0008】
【作用】このような手段を採用したことにより、この発
明による圧力センサは、ダイアフラムの外周が金属リン
グの一端部に液密状にカーリング接合されるので、ダイ
アフラムの外周には溶接代が不要となる。このため、ダ
イアフラムは小径化しオイル室の容積が減少するのであ
り、オイル室内のオイル温度の変化による圧力センサの
圧力検出誤差が減少する。
【0009】また、金属リングの他端部をセラミック板
の外周に液密状に嵌合固定してオイル室を形成する工程
をオイル中で行うようにしたので、オイル室内にはオイ
ルが自動的に過不足なく充填される。このため、オイル
室内にオイルを充填する別途の工程が不要となり、生産
性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。圧力センサ1の断面図を示す図1において、
符号2は取付け孔2aを有する六角ナットを利用したボ
ディを示しており、このボディ2内には金属リング3を
介してステンレス製のダイアフラム4を固定した圧力セ
ンサ素子5と、この圧力センサ素子5の検出信号を増幅
するアンプ6とが収容されている。
【0011】圧力センサ素子5は、図2にも示すように
中心部に圧力導入孔5aを穿設した円盤状のセラミック
ステム5bの一側面に、前記アンプ6に接続する2本の
リードピン5cを有するピンボード5dとシリコン圧力
センサチップ5eとを接着固定したものであり、シリコ
ン圧力センサチップ5eは圧力導入孔5aを塞ぐように
セラミックステム5bの中央部に配置されている。そし
てこのシリコン圧力センサチップ5eの電極はワイヤボ
ンディングによりピンボード5dの電極に接続されてい
る。
【0012】ダイアフラム4は、その外周が金属リング
3の一端部にカーリング加工により液密状に接合されて
いる。そしてこの金属リング3の他端部が前記圧力セン
サ素子5のセラミックステム5bの外周に嵌合し、シリ
コンラバー系の接着剤を介して液密状に接着されること
で、ダイアフラム4とセラミックステム5bとの間にオ
イルを封入した従来より小容積のオイル室7が形成され
ている(図3参照)。
【0013】なお、図1に示すようにボディ2の内周に
はリテイニングリング8が装着され、このリテイニング
リング8により上記セラミックステム5bの外周に嵌合
した金属リング3の他端部がカシメ固定されている。ま
た、圧力センサ素子5のリードピン5cに接続するアン
プ6は、ボディ2の内周に嵌合したカバーキャップ9に
より抜け止めされている。
【0014】図4の(a)〜(e)は前記圧力センサ1
の製造工程を示しており、まず中心部にオイル孔5aを
穿設した円形のセラミックステム5bを用意する(a)
。そしてこのセラミックステム5bの一面側において、
圧力導入孔5aを塞ぐようにシリコン圧力センサチップ
5eを中心部に接着固定するとともに、リードピン5c
を有するピンボード5dを周辺部に接着固定し、ワイヤ
ボンダによりシリコン圧力センサチップ5eの電極をピ
ンボード5dの電極に接続して圧力センサ素子5を形成
する(b)。続いて圧力センサ素子5のセラミックステ
ム5bの外周にシリコンラバー系の接着剤を塗布する(
c)。またカーリング加工用の拡径部3aを一端部に形
成した金属リング3と、その拡径部3aに嵌合して外周
部がカーリング加工されるダイアフラム4とを用意し、
巻締め機などを用いて両者にカーリング加工を施し、両
者を液密状に接合する(d)。
【0015】このような準備の後、金属リング3の他端
部を接着剤が塗布されたセラミックステム5bの外周に
液密状に嵌合固定してオイル室7を形成するのであるが
、この工程はオイル室7に封入すべきオイル中で行う(
e)。
【0016】このようにして製造された圧力センサ1は
、例えば水圧によりダイアフラム4が弾性変位すると、
オイル室7内のオイルが圧力導入孔5aを介してシリコ
ン圧力センサチップ5eに水圧を伝達する。そして、シ
リコン圧力センサチップ5eが水圧に応じた電圧を発生
し、この電圧をアンプ6が増幅することで圧力センサ1
は水圧を電気信号に変換して検出する。
【0017】ここで、圧力センサ1は、ダイアフラム4
の外周が金属リング3の一端部に液密状にカーリング接
合されるので、従来のようにダイアフラム4の外周に溶
接代を設ける必要がなく、その分ダイアフラム4は小径
となっている。そこでオイル室7の容積は従来より減少
し、オイル体積が減少することで、圧力センサ1は温度
変化によるオイル体積の増減の影響が少なく、検出誤差
が減少する。
【0018】また、圧力センサ1の製造工程において、
金属リング3の他端部をセラミックステム5bの外周に
液密状に嵌合接着してオイル室7を形成する工程は、オ
イル中で行うようにしたので、オイル室7内にはオイル
が自動的に過不足なく充填される。従って、オイル室7
内にオイルを充填する別途の工程が不要となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明によれば、
ダイアフラムの外周が金属リングの一端部に液密状にカ
ーリング接合されるので、従来のようにダイアフラムの
外周に溶接代を設ける必要がない。このため、ダイアフ
ラムは小径化しオイル室の容積が減少するのであり、オ
イル室内のオイル温度の変化による圧力センサの圧力検
出誤差を減少することができる。
【0020】また、金属リングの他端部をセラミック板
の外周に液密状に嵌合固定してオイル室を形成する工程
をオイル中で行うようにしたので、オイル室内にはオイ
ルが自動的に過不足なく充填される。従って、オイル室
内にオイルを充填する別途の工程が不要となり、生産性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧力センサの一実施例を示す断面
図である。
【図2】一実施例における圧力センサ素子の側面図であ
る。
【図3】一実施例におけるオイル室の断面図である。
【図4】(a)〜(e)は一実施例の製造工程をそれぞ
れ示す図である。
【図5】圧力センサの従来例を示す断面図である。
【図6】(a)〜(d)は従来例の製造工程をそれぞれ
示す図である。
【符号の説明】
1、11……圧力センサ 2、12……ボディ 2a……取付け孔 3……金属リング 3a……拡径部 4、15……ダイアフラム 5、13……圧力センサ素子 5a、13c……圧力導入孔 5b……セラミックステム 5c……リードピン 5d……ピンボード 5e……シリコン圧力センサチップ 6、14……アンプ 7、16……オイル室 8……リテイニングリング 9……カバーキャップ 12a……小径部 12b……大径部 13a……セラミックステム 13b……圧力センサチップ 13d……オイル注入口 17……ゴムパッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧力センサチップ(5e)を有する圧
    力センサ素子(5)とダイアフラム(4)との間にオイ
    ル室(7)が形成され、ダイアフラム(4)が検出した
    圧力をオイル室(7)内のオイルを介して圧力センサチ
    ップ(5e)に伝達する形式の圧力センサ(1)であっ
    て、上記圧力センサ素子(5)とダイアフラム(4)と
    の間にオイル室(7)を形成する金属リング(3)を備
    え、この金属リング(3)は一端部をダイアフラム(4
    )の外周にカーリング接合し、他端部を圧力センサ素子
    (5)の外周に接着剤を介し嵌合固定してオイル室(7
    )の容積を減少したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】  圧力センサチップ(5e)を有する圧
    力センサ素子(5)とダイアフラム(4)との間にオイ
    ル室(7)が形成され、ダイアフラム(4)が検出した
    圧力をオイル室(7)内のオイルを介して圧力センサチ
    ップ(5e)に伝達する形式の圧力センサ(1)の製造
    方法であって、上記ダイアフラム(4)の外周に金属リ
    ング(3)の一端部をカーリング接合し、金属リング(
    3)の他端部をオイル中で圧力センサ素子(5)の外周
    に接着剤を介し嵌合固定してダイアフラム(4)と圧力
    センサ素子(5)との間にオイルを封入したオイル室(
    7)を形成することを特徴とする圧力センサの製造方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040024324A (ko) * 2002-09-13 2004-03-20 주식회사 케이이씨 압력센서 패키지
CN104964784A (zh) * 2015-07-10 2015-10-07 四川奇胜科技有限公司 高温高压差传感器的芯体

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KR20040024324A (ko) * 2002-09-13 2004-03-20 주식회사 케이이씨 압력센서 패키지
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