JPH0432795Y2 - - Google Patents

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JPH0432795Y2
JPH0432795Y2 JP14957486U JP14957486U JPH0432795Y2 JP H0432795 Y2 JPH0432795 Y2 JP H0432795Y2 JP 14957486 U JP14957486 U JP 14957486U JP 14957486 U JP14957486 U JP 14957486U JP H0432795 Y2 JPH0432795 Y2 JP H0432795Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器に使用する回路基板等の基
板を複数枚保持する基板保持装置に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、電子機器に使用する回路基板等の基
板を複数枚保持する基板保持装置であつて、第1
の面にある第1の基板の保持部と、第2の面にあ
る第2の基板の保持部と、第3の面にある第3の
基板の保持部とを有する基板保持装置において、
第1の基板の保持部と第2の基板の保持部との間
及び第1の基板の保持部と第3の基板の保持部と
の間にヒンジ部を設けると共に、第2の基板の保
持部と第3の基板の保持部とに両保持部の連結手
段を設け、ヒンジ部で第1の基板の保持部に対し
て第2の基板の保持部及び第3の基板の保持部を
曲折させた状態で連結手段により第2の基板の保
持部と第3の基板の保持部とを連結する様にした
ことにより、簡単な構成の金型で簡単に成形でき
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
一般に、テレビジヨン受像機等の回路規模の大
きい電子機器は各回路部品を複数の基板上に配置
し、この複数の基板を接続して構成している。こ
の種の電子機器の回路基板は、電子機器の本体内
に効率良く収納するために、夫々の基板どうしを
例えば直交方向に配置したりしている。例えば、
第6図に示す如く、メイン基板1の上に蝶番とし
ての機能を有するバリアブルコネクタ5を介して
3枚のサブ基板(以下単に基板と称す)2,3及
び4を直立状態で配置し、この基板2,3,4上
に回路部品(図示せず)を配置することが行なわ
れている。この場合、例えば基板2と基板3とは
平行に配置し、基板4を他の基板2,3と直交状
態に配置する。
そしてこの基板2,3,4は、第6図に示す如
く基板保持装置6を使用して直立状態を維持させ
ている。この基板保持装置6は合成樹脂よりな
り、第7図に詳細を示す如く、3側面に基板保持
部が構成されている。即ち、基板2と対向する側
面には押さえばね部6aと固定ピン6bとが形成
してあり、基板3と対向する側面にも押さえばね
部6cと固定ピン6d及び6eとが形成してあ
る。また、他の基板2,3と直交状態にある基板
4と対向する側面には、押さえばね部6f及び6
gと固定ピン6hとが形成してある。
そして、この基板保持装置6により保持される
基板側には、第8図に示す如く、基板2に透孔2
aが設けてあり、基板3に透孔3a及び3bが設
けてあり、基板4に透孔4aが設けてある。そし
て、基板保持装置6による保持を行なう際には、
第9図に示す如く、基板2の透孔2aに固定ピン
6bを嵌め、基板3の透孔3a及び3bに固定ピ
ン6d及び6eを嵌め、基板4の透孔4aに固定
ピン6hを嵌める。そして、夫々の基板2,3,
4の上縁を押さえばね部6a,6c,6f,6g
で押さえて固定する。
このようにして、基板保持装置6を使用するこ
とで、各基板2,3,4の直立状態が維持され
る。なお、基板3側の面に2本の固定ピン6d,
6eがあるのは、基板保持装置6を回動させない
ためである。そして、直立した基板上の部品の交
換・修理等のために基板3,4,5のいずれかを
水平にさせる必要があるときには、必要な基板の
上縁を押さえている押さえばね部6a,6c,6
f,6gのいずれかを押し上げて、第6図に示す
如く必要な基板2,3又は4だけを矢印a,b又
はc方向に開かせて水平にさせることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述の如き基板保持装置6は、比較
的複雑な形状をしているため、合成樹脂で一体に
成形して構成している。ところが、この基板保持
装置6は第7図に示す如く3方向の側面に押さえ
ばね部6a,6c,6f及び6g等の突出部を有
するため、この基板保持装置6の成形時には夫々
がd方向、e方向(第7図参照)に開く通常の固
定型と可動型の金型の他に、d方向、e方向とは
直交方向のf方向に開くスライド金型が必要であ
つた。このスライド金型を使用すると、それだけ
金型を多く必要とするため構成が複雑で金型の製
作費及び製作期間を多く必要とする不都合があつ
た。
本考案は斯かる点に鑑み、スライド金型を必要
とせずに一体に成形することのできる基板保持装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の基板保持装置は、例えば第1図に示す
如く、第1の面にある第1の基板の保持部11
と、第2の面にある第2の基板の保持部12と、
第3の面にある第3の基板の保持部13とを有す
る基板保持装置において、第1の基板の保持部1
1と第2の基板の保持部12との間及び第1の基
板の保持部11と第3の基板の保持部13との間
にヒンジ部14及び15を設けると共に、第2の
基板の保持部12と第3の基板の保持部13とに
両保持部の連結手段12d及び13eを設け、ヒ
ンジ部14及び15で第1の基板の保持部11に
対して第2の基板の保持部12及び第3の基板の
保持部13を曲折させた状態で連結手段12d及
び13eにより第2の基板の保持部12と第3の
基板の保持部13とを連結する様にしたものであ
る。
〔作用〕
本考案の基板保持部装置によると、第1の基板
の保持部11、第2の基板の保持部12及び第3
の基板の保持部13を平板状に形成した後にヒン
ジ部14及び15で第2の基板の保持部12と第
3の基板の保持部13とを第1の基板の保持部1
1に対して曲げると共に第2の基板の保持部12
と第3の基板の保持部13とを連結手段12d及
び13eにより連結してこの状態を維持させるこ
とで、夫々の保持部11,12,13が異なる方
向を向いた状態となり、夫々が異なる方向を向い
た3枚の基板の保持が行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案の基板保持装置の一実施例を、第
1図〜第5図を参照して説明しよう。この第1図
〜第5図において、第6図〜第9図に示す部分と
対応する部材には同一符号を付し、その詳細説明
は省略する。
本例の基板保持装置は、第1図に示す如く構成
する。この第1図において、10は基板保持装置
全体を示し、この基板保持装置10はポリプロピ
レン樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂により一
体に形成される。そして、この基板保持装置10
は、第1の基板の保持部11と第2の基板の保持
部12と第3の基板の保持部13とに3分割して
構成してあり、第1の基板の保持部11と第2の
基板の保持部12との間及び第1の基板の保持部
11と第3の基板の保持部13との間は厚さが薄
くなつたヒンジ部14及び15となつて第1、第
2、第3の保持部11,12,13が平板状に連
続している。そして、第1の基板の保持部11に
は同一方向の側面部に伸びた2箇所の押さえばね
部11a及び11bが形成されている。この押さ
えばね部11a及び11bは先端がフツク状にな
つていて、この押さえばね部11a及び11bの
下方に1箇所固定用ピン11c(第4図参照)が
形成されている。また、第2の基板の保持部12
には上方に突出して先端が下方に曲折した押さえ
ばね部12aと型抜きのためにこのばね部12a
の直下に開口部12bとが設けてあると共に、こ
の押さえばね部12aに隣接して固定用ピン12
cが上方に突出している。また、この第2の基板
の保持部12のヒンジ部14側とは反対側の端部
には、先端がフツク状になつた係合用突起12d
が形成してある。また、第3の基板の保持部13
には上方に突出して先端が下方に曲折した押さえ
ばね部13aと型抜きのためにこのばね部13a
の直下に開口部13bとが設けてあると共に、こ
の押さえばね部13aに隣接して2本の固定用ピ
ン13c及び13dが上方に突出している。ま
た、この第3の基板の保持部13のヒンジ部15
とは反対側の端部には、上述の第2の面の係合用
突起12dが嵌まる係合用透明孔13eが設けて
ある。
本例の基板保持装置10は、以上のような状態
にて一体に形成される。そして、この基板保持装
置10を使用する際には、第2図〜第4図に示す
如く、ヒンジ部14及び15から第2の基板の保
持部12及び第3の基板の保持部13を下方に曲
折させる。この状態で第2の基板の保持部12の
先端の係合用突起12dを第3の基板の保持部1
3の係合用透孔13eに嵌合させて係止させる。
このように係止させることでこのヒンジ部14,
15での曲折状態が維持され、夫々の面の基板保
持用の押さえばね部11a,11b,12a,1
3a及び固定用ピン11c,12c,13c,1
3dが別の方向を向いた従来の基板保持装置6
(第7図)と同じ状態となる。このため、第6図
に示す如き状態の3枚の基板2,3,4を保持す
るときには、第5図に示す如く基板2の透孔2a
に第2の基板の保持部12の固定用ピン12cを
通した状態で上縁を押さえばね部12aで押さえ
てこの基板2を保持し、基板3の透孔3a及び3
bに第3の基板の保持部13の固定用ピン13c
及び13dを通した状態で上縁を押さえばね部1
3aで押さえてこの基板3を保持し、基板4の透
孔4aに第1の基板の保持部11の固定用ピン1
1cを通した状態で上縁を押さえばね部11a及
び11bで押さえてこの基板4を保持する。そし
て、各基板2,3,4を開かせるときには、各基
板2,3,4の上縁を押さえている押さえばね部
11a,11b,12a,13aのいずれかを押
し上げることで、所望の基板だけが保持されなく
なり、開かせることができる。
このように本例による基板保持装置10による
と、従来の基板保持装置6と同様に基板2,3,
4の保持が行なわれる。そして、この合成樹脂よ
りなる保持装置10を成形する際には、第1図に
示す如く第2の基板の保持部12と第3の基板の
保持部13を第1の基板の保持部11と直線状に
同一平面上に形成するため、成形用の金型として
は各保持部11,12,13の上下方向(第1図
のA方向及びB方向)に開く固定型と可動型だけ
でよく、スライド型を必要としない。このため金
型の構成が簡単で、それだけ金型製作費の低減及
び金型製作期間の短縮をすることができる。ま
た、保持装置10の成形時においてもスライド型
がないのでそれだけ作業工程が簡単になる。
なお、本考案は上述実施例に限らず、本考案の
要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取
り得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案の基板保持装置によると、平板状に成形
した後曲折させた状態で連結手段12d及び13
eにより第2の基板の保持部12と第3の基板の
保持部13とを連結することで、平行でない3枚
の基板の保持が行なえ、成形用の金型としてスラ
イド型を必要としない簡単な構成で製造できる利
益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の基板保持装置の一
実施例を示す斜視図、第3図は第2図の矢印方
向から見た正面図、第4図は第2図の矢印方向
から見た側面図、第5図は一実施例の基板保持状
態を示す斜視図、第6図及び第8図は保持する基
板の一例を示す斜視図、第7図及び第9図は従来
の基板保持装置の一例を示す斜視図である。 2,3及び4は夫々基板、0は基板保持装
置、11,12及び13は夫々第1、第2及び第
3の基板の保持部、11a,11b,12a及び
13aは夫々押さえばね部、11c,12c,1
3c及び13dは夫々固定用ピン、12dは係合
用突起、13eは係合用透孔、14及び15は
夫々ヒンジ部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1の面にある第1の基板の保持部と、第2の
    面にある第2の基板の保持部と、第3の面にある
    第3の基板の保持部とを有する基板保持装置にお
    いて、 上記第1の基板の保持部と上記第2の基板の保
    持部との間及び上記第1の基板の保持部と上記第
    3の基板の保持部との間に夫々ヒンジ部を設ける
    と共に、上記第2の基板の保持部と上記第3の基
    板の保持部とに両保持部の連結手段を設け、 上記ヒンジ部で上記第1の基板の保持部に対し
    て上記第2の基板の保持部及び上記第3の基板の
    保持部を曲折させた状態で上記連結手段により上
    記第2の基板の保持部と上記第3の基板の保持部
    とを連結する様にしたことを特徴とする基板保持
    装置。
JP14957486U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0432795Y2 (ja)

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JP14957486U JPH0432795Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP14957486U JPH0432795Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6355596U JPS6355596U (ja) 1988-04-14
JPH0432795Y2 true JPH0432795Y2 (ja) 1992-08-06

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