JPH04327683A - 超高圧用ロッド - Google Patents

超高圧用ロッド

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JPH04327683A
JPH04327683A JP9435791A JP9435791A JPH04327683A JP H04327683 A JPH04327683 A JP H04327683A JP 9435791 A JP9435791 A JP 9435791A JP 9435791 A JP9435791 A JP 9435791A JP H04327683 A JPH04327683 A JP H04327683A
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Tomohiro Osada
長田 知博
Yuichi Yamada
有一 山田
Hiroshi Oya
浩 大矢
Hidenobu Konishi
小西 秀信
Toshie Konno
紺野 勤衛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、超高圧水の噴射による
衝撃破壊力によりコンクリートや岩盤等に穿孔を開けた
り、破壊する超高圧用ロッドに関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、この種の超高圧用ロッドは、超
高圧水の噴射による衝撃破壊力を利用して岩盤やコンク
リート構造物等を穿孔または破壊して掘削するものであ
り、ロッド本体内に、掘削(ボーリング)用の高圧水を
供給する高圧水路と、掘削屑の排出のために低圧水を供
給する低圧水路をそれぞれ形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、このような超
高圧用ロッドの設計に際しては、次の条件を満たすこと
が要求される。
【0005】■取扱条件(流体圧、流量)が異なる高、
低圧2種類の流体(水)を必要量だけ移送できること。
【0006】■この高圧水の圧力(2000〜4000
kgf/cm2 )にロッド本体やジョイント(継手)
が十分耐え得る強度を有すること。
【0007】■容易に変形しないだけの剛性を有するこ
と。
【0008】■ロッドのジョイント部(接合部)におけ
る高、低圧各流路のシール性が充分であること。
【0009】■ロッドのジョイント部の着脱操作が容易
であること。
【0010】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は接合部のシール性と健全性
に優れた着脱装置が容易な超高圧用ロッドを提供するも
のである。 〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために次のように構成される。
【0012】本願の請求項1記載の発明(以下第1の発
明という)は、ボーリング用超高圧水を通水せしめる内
管を外管内に内蔵して2重管に構成すると共に、この外
管と内管との間に低圧水を通水せしめる低圧水路を形成
して中心軸周りに回転されるロッド本体と、このロッド
本体の軸方向両端部にそれぞれ接続されて前記内管内の
高圧水路および低圧水路にそれぞれ連通する高圧、低圧
水連通路をそれぞれ形成する一対の継手と、を具備する
ロッドユニットと、前記継手の一方に着脱自在にねじ結
合されて前記高、低圧水を外部に噴射するビットと、前
記一対の継手と、これに着脱自在にねじ結合される他の
ロッドユニットの継手および前記ビットとの接合部に着
脱自在に介在されてこれら継手およびビットの高圧水連
通路同士を水密に接合するシールと、を有し、このシー
ルは、ポリアセタールよりなり、前記各接合部に介在さ
れる算盤玉形の頭部に、前記継手および前記ビットの各
高圧連通路内にそれぞれ挿入されるガイド筒を、一体に
形成し、その中心軸に、前記高圧水を通す連通路を形成
したことを特徴とする。
【0013】また、本願の請求項2に記載の発明(以下
第2の発明という)は、請求項1記載のシールが介在さ
れる各接合部の各接合面間に、0.1mm以下の微少間
隙を設定したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
〈第1の発明〉ロッドユニットの内管内の高圧水路を流
れる高圧水は、このロッドユニットの継手から他のロッ
ドユニットの継手に、これら両者の接合部のシールを通
して通水する。
【0015】したがって、高圧水はシールにより水密に
シールされるので、継手同士、継手とビットとの各接合
部から高圧水がリークするのを防止することができる。
【0016】また、これら継手同士と、継手とビットと
は着脱自在にねじ結合されているので、その着脱操作が
容易であり、しかも、シールが着脱自在であるので、そ
の交換が容易である。
【0017】また、シールが適度の機械的強度と硬度を
有し、超高圧水のシールに最適なポリアセタールにより
構成され、シールの算盤玉形頭部を前記接合部に介在す
るので、超高圧水のシール性を高めると共に、シールの
変形を最小限に止め、再使用を可能にすることができる
【0018】〈第2の発明〉ロッド本体がその軸心周り
に回転し、このロッド本体に継手を介して着脱自在にね
じ結合されるビットが回転しながら、高、低圧水を外部
に噴射して地盤や岩盤等を掘削する。
【0019】各ロッドユニットの継手同士、またはその
継手とビットとの接合面は微少間隙があり、当接してい
ないので、その一方の回転によるかじり等の破損が発生
するのを防止することができ、その健全性を高めること
ができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図12に基づ
いて説明する。
【0021】図2は本願第1、第2発明を含む一実施例
の一部分解斜視図であり、図において、超高圧用ロッド
1はロッド本体2の軸方向開口両端部に、左右(雌雄)
一対の継手である雄型の第1カップリング3と、雌型の
第2カップリング4とをねじ結合することにより、1組
のロッドユニット5を構成している。
【0022】超高圧用ロッド1は、このロッドユニット
5の複数ユニットを軸方向に連結して長尺の1本のロッ
ドに構成し、その先端部に接続されたロッドユニット5
の第2カップリング4に、コンクリートや岩盤等の掘削
(ボーリング)用のビット6をねじ結合している。
【0023】また、超高圧用ロッド1はその後端部(上
端部)に接続されたロッドユニット5に、図示しない地
上設置の回転装置を装着せしめ、このロッドユニット5
を、その軸心周りに回転させることにより、ビット6を
回転させ、しかも、このビット6から高圧水を外部へ噴
射させることにより地盤や岩盤等を掘削するようになっ
ている。
【0024】また、同時にビット6から低圧水を外部へ
噴射することにより、この低圧水を、これまでに掘削さ
れた地盤のボーリング孔の孔壁と超高圧用ロッド1の外
周面との環状間隙に沿って下方から地上へ向けて押し出
して昇流させ、その昇流によりボーリング時の掘削屑、
つまり、土砂を地上へ搬送し、地上で回収させるように
なっている。
【0025】ロッド本体2は図3〜6に示すように、両
端開口の外管2の内部に、両端開口の内管2bを同心状
に内蔵して2重管に構成し、内管2b内を、ボーリング
用(例えば3800kgf/cm2 )の超高圧水を通
水する高圧水路Hに形成する一方、内管2bと外管2a
との間に、掘削屑を回収するための低圧水を通す低圧水
路Lを形成している。
【0026】内管2bはその軸方向開口両端部を外方に
向けて細先のテーパ口2b1 ,2b2 にそれぞれ形
成し、各テーパ口2b1 ,2b2 の外周には左ねじ
溝を形成したねじ部を形成し、このねじ部に、左右一対
のナットであるブッシュ7a,7bをねじ結合する。
【0027】内管2bはその外周面に、各テーパ口2b
1 ,2b2 より若干内方において、円盤状の左右一
対のブッシュ押え金具8a,8bを外嵌固着している。
【0028】各ブッシュ押え金具8a,8bはその外周
面に内管2bのテーパ口2b1 ,2b2 の外周面の
ねじ溝と逆方向のねじ溝を切っているねじ部を形成して
おり、外管2aの左右両端部の開口内端面のねじ溝とね
じ結合し、さらに、図8にも示す複数のノックピン9,
9により固定する。
【0029】各ブッシュ押え金具8a,8bはその外周
縁部に、軸方向に貫通する矩形状のノッチ10を周方向
等配位置に形成し、ロッド本体2内の低圧水路Lと連通
する低圧水連通路La,Laをそれぞれ形成している。
【0030】外管2aはその軸方向にほぼ2等分されて
、その中間部には上下方向に半割りの一対の半割りパイ
プ11a,11bを介在させて、外管2aを内管2bよ
りも若干長くなるように延長し、半割りパイプ11a,
11bの内方では内管2bの外周に、各半割りパイプ1
1a,11bより若干長い厚肉円筒状の中間スペーサ1
2を軸方向に摺動自在に外嵌している。
【0031】中間スペーサ12はその肉厚外周部に、軸
方向に貫通する貫通孔12a,12aをそれぞれ形成し
、ロッド本体2内の低圧水路Lにそれぞれ連通する低圧
水連通路La,Laをそれぞれ形成している。
【0032】一方、雄型の第1カップリング3はスパナ
を掛け易くするために、角筒状に形成した本体3aの軸
方向両端部に、円筒状外周面にねじ溝を形成した左右一
対のねじ部3b1 ,3b2 をそれぞれ一体に突設し
、図中右側のねじ部3b2 を、ロッド本体2の左端部
内のねじ部にねじ結合させる一方、左側のねじ部3b1
 を図2に示すように他のロッドユニット5の雌型の第
2カップリング4内にねじ結合する。
【0033】第1カップリング3は図7に示すように、
ロッド本体2の高圧水路Hに連通する高圧水連通路Ha
を中心軸に沿って貫通させ、その外周部には低圧水路L
に連通する複数の低圧水連通路Laを周方向に等配して
いる。
【0034】また、第1カップリング3は高圧水連通路
Haの図中右側のねじ部3b2 の外端面において、図
5にも示すように、内管2のテーパ開口端部2b1 に
適合する円錐状の受け口3cを形成する一方、第1カッ
プリング3の図中左端面には外方に向けてほぼ台形状に
拡開するシール収容口3dを形成している。
【0035】第1カップリング3は、図5に示すように
角筒状本体3aの図中左端面を垂直壁よりも若干大きい
角度で外方へ傾倒するテーパ面3a1 を形成し、この
第1カップリング3を、他のロッドユニット5の第2カ
ップリング4にねじ結合したときに、そのテーパ面3a
1 よりも若干小さい角度で傾斜する接合壁を、そのテ
ーパ面3a1 壁に押し付けて弾性変形させることによ
り、この接合面をシールパッキン無しでシールするよう
になっている。
【0036】一方、雌型の第2カップリング4はその円
筒状の本体4aの図中左端部に、円筒状外周面にねじ溝
を形成したねじ部4b1 を、その右端に、スパナを掛
け易くするために角筒状に形成した角筒部4b2 にそ
れぞれ同心状に一体に突設し、このねじ部4b1 は図
10に示すようにロッド本体5の高圧水路Hに連通する
小径の高圧水連通路Haを中心軸に沿って貫通し、その
外周部には低圧水路Lに連通する複数の低圧水連通路L
aを周方向に等配している。
【0037】また、第2カップリング4は図6にも示す
ように高圧水連通路Haの左端面に、内管2aの図中右
端部のテーパ開口部2bに適合する円錐状の受け口4c
を形成する一方、高圧水連通路Haの図中右端面に、外
方に向けてほぼ台形状に拡開するシール収容口4dを形
成している。
【0038】円筒状本体4aおよび角筒部4b1 の内
周面には図6,11で示すように、ビット6のねじ部6
bにねじ結合されるねじ部4c1 を形成している。
【0039】このように構成されるロッドユニット5は
次の手順により工場または現場等で組み立てられる。
【0040】(1)まず、ブッシュ押え金具8a,8b
を外管2aにねじ込み取り付ける。このとき、ブッシュ
7a,7bを押え付けるときの位置関係に注意し、適当
な位置に取り付ける。
【0041】(2)内管2bに所定の順序で、中間スペ
ーサ12、ブッシュ押え金具8a,8bを取り付けた外
管2a等を取り付ける。
【0042】(3)次に、このブッシュ押え金具8a,
8bと外管2aとのねじ結合部と逆ねじを有するブッシ
ュ7a,7bを、内管2bの両端にねじ込み取り付ける
。これらブッシュ7a,7bの螺合位置は、内管2bの
テーパ口2b1 ,2b2 を第1、第2カップリング
3,4の各受け口3c,4c内に当接させずに、微小間
隙を設定した状態で挿入させると共に、外管2の外端が
両カップリング3,4の両本体3a,4aの接合端面に
密着するように調整される。
【0043】(4)外管2aを、第1、第2カップリン
グ3,4に取り付ける。このとき、外管2aと第1、第
2カップリング3,4の間に隙間が生じないようにブッ
シュ7a,7bおよびブッシュ押え金具8a,8bの取
付位置を微調整する。 (5)内管2bの各テーパ口2b1 ,2b2 とそれ
らの受け口3c,4cとが若干の隙間をもって挿入され
、そのシール性は組み立てた後の耐圧試験で確認せざる
を得ないが、リーク等がみられる場合には何度でも(4
)の微調整を行なう。
【0044】(6)最後に、中間スペーサ12を両方の
外管2aに接触するように中央に置き、半割りパイプ1
1a,11bを左右一対の外管2に溶接により取り付け
る。
【0045】そして、このように組み立てられたロッド
ユニット5の第2カップリング4に接続されるビット6
は、角筒状のベース6aの左端に、前記ねじ部6bを一
体に突設する一方、その右端にビット本体6cを一体に
突設している。
【0046】このビット6内部には図11に示すように
第2カップリング4の高、低圧水連通路H,Lにそれぞ
れ連通する高圧水連通路Haと、低圧水連通路Laをそ
れぞれ形成し、これら連通路Ha,Laに連通する複数
の高、低圧ノズル6H,6Lをビット本体6cの前面に
それぞれ放射状に穿設し、さらに、ビット本体6cの前
面には図12にも示すように複数のビットチップ13,
13…を植設している。ビットチップ13は摩耗が激し
いので、摩耗したビット6はボーリング現場等で交換す
る。
【0047】そして、図1,2,4,6に示すように第
2カップリング4の角筒部4c内に、シール14をそれ
ぞれ収容し、この第2カップリング4と第1カップリン
グ3、第2カップリング4とビット6の両高圧水連通路
Ha,Ha同士を水密に連通させている。
【0048】シール14はジュラコン(商品名)等のポ
リアセタールにより、その頭部6aを算盤玉形に形成し
、その頭部の一端に円筒状のガイド筒6bを同心状に一
体に形成し、その中心軸部に第1、第2カップリング3
,4およびビット6の高圧水連通路Haに連通する連通
路6cを貫通させている。
【0049】シール14はその頭部14aを、図1で示
す右側面14a2 と左側面14a1 との交差角を例
えば約60°に設定して、第1、第2カップリング3,
4の両シール収容口3d,4d内に収容されており、第
1、第2カップリング3,4の両ねじ部3b1 ,4c
1 の締付によりシール14の頭部14aを両側方から
挟持している。このために、頭部14a内の貫通孔14
c内に高圧水が通水する際に、直径方向に高圧が作用し
ても、シール14は僅少の変形に止まり、再使用が可能
となる。
【0050】また、シール14は図1に示すように、そ
のガイド筒14bを第1カップリング3の高圧水連通路
Haの左端部内に密に嵌入し、両カップリング3,4の
高圧水連通路Ha,Ha同士を水密に接続している。
【0051】これと同様に、図11に示すように、第2
カップリング4とビット6の両高圧水連通路Ha,Ha
同士の接合部にもシール14を介在して、これら両高圧
水連通路Ha,Ha同士を水密に連通させている。
【0052】そして、このシール14の素材については
、本発明者等は次の表1に示す素材をまずピックアップ
し、さらに、これらを各角度より種々再検討し、これら
のうちの適宜素材よりシール14を試作し、これらにつ
いて耐圧試験を長期に亘って種々実施したところ、次の
表2で示す結果を得た。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】つまり、シール14の素材としてはポリア
セタールのジュラコン(商品名)が最適であることを知
得し、しかも、使用による変形が非常に少なく、再使用
が可能であることを究明した。
【0056】したがって本実施例によれば、高圧水連通
路Ha同士を超高圧水のシール性に優れたポリアセター
ル製のシール14により水密に連通させるので、この連
通部における超高圧水のリークを防止することができる
【0057】しかも、シール14の変形が僅少であるの
で、再使用が可能であり、コスト低減を図ることができ
る。
【0058】そして、図1に示すように第1、第2カッ
プリング3,4の接合面には微少間隙cを、例えば約0
.1mm以下(0<c≦0.1)に設定して当接させて
いない。
【0059】したがって、超高圧用ロッド1の回転時の
回転力をこの微少間隙cで逃げることができるので、こ
れら接合面の回転によるかじり等の破損を防止できる。
【0060】なお、第1、第2カップリング3,4同士
をねじ結合するねじ部3b1 ,4c1 をロープねじ
により構成してもよく、これによれば着脱が容易になる
。ここでロープねじとは過去のJIS仮No.32RT
Bで記載されたねじであり、丸ねじの一種である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
接合部における高圧水連通路同士を、超高圧水のシール
性に優れたポリアセタール製のシールを介して連通する
ので、この連通部の高圧水のリークを防止することがで
きる。
【0062】また、シールが着脱自在であり、しかも、
高圧水連通路同士の接合部がねじ結合であり、その着脱
が容易であるので、ボーリング現場等でシールの着脱を
簡単に行なうことができる。
【0063】また、第2の発明は、シールが介在される
接合部の接合面間に、微少間隙を設定したので、このシ
ールのシール性を害さずに、超高圧用ロッドの回転によ
る接合面間のかじり等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2で示す要部の縦断面図。
【図2】本発明に係る超高圧用ロッドのロッドユニット
等を示す分解正面図。
【図3】図2の一部の分解斜視図。
【図4】図2の一部の分解斜視図。
【図5】図2等で示す第1カップリングとロッド本体と
の結合状態を示す一部切欠縦断面図。
【図6】図2等で示すロッド本体と第2カップリングと
の結合状態を示す縦断面図。
【図7】図5のVII −VII 線矢視断面図。
【図8】図5のVIII−VIII線矢視断面図。
【図9】図5のIX−IX線矢視断面図。
【図10】図6のX−X線矢視断面図。
【図11】図2等で示す第2カップリングとビットとの
結合状態を示す縦断面図。
【図12】図11等で示すビットの前面を示す側面図。
【符号の説明】
1  超高圧用ロッド 2  ロッド本体 2a  外管 2b  内管 3  第1カップリング 4  第2カップリング 5  ロッドユニット 6  ビット 7a,7b  ブッシュ 8a,8b  ブッシュ押え金具 11a,11b  半割りパイプ 14  シール 14a  (シール14の)頭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボーリング用超高圧水を通水せしめる
    内管を外管内に内蔵して2重管に構成すると共に、この
    外管と内管との間に低圧水を通水せしめる低圧水路を形
    成して中心軸周りに回転されるロッド本体と、このロッ
    ド本体の軸方向両端部にそれぞれ接続されて前記内管内
    の高圧水路および低圧水路にそれぞれ連通する高圧、低
    圧水連通路をそれぞれ形成する一対の継手と、を具備す
    るロッドユニットと、前記継手の一方に着脱自在にねじ
    結合されて前記高、低圧水を外部に噴射するビットと、
    前記一対の継手と、これに着脱自在にねじ結合される他
    のロッドユニットの継手および前記ビットとの接合部に
    着脱自在に介在されてこれら継手およびビットの高圧水
    連通路同士を水密に接合するシールと、を有し、このシ
    ールは、ポリアセタールよりなり、前記各接合部に介在
    される算盤玉形の頭部に、前記継手および前記ビットの
    各高圧連通路内にそれぞれ挿入されるガイド筒を、一体
    に形成し、その中心軸に、前記高圧水を通す連通路を形
    成したことを特徴とする超高圧用ロッド。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のシールが介在される各
    接合部の各接合面間に、0.1mm以下の微少間隙を設
    定したことを特徴とする超高圧用ロッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106437499A (zh) * 2016-10-31 2017-02-22 广西固瑞科技股份有限公司 一种跟踪钻头

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CN106437499A (zh) * 2016-10-31 2017-02-22 广西固瑞科技股份有限公司 一种跟踪钻头

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