JPH04327619A - サイホンジェット式便器 - Google Patents

サイホンジェット式便器

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Publication number
JPH04327619A
JPH04327619A JP12527991A JP12527991A JPH04327619A JP H04327619 A JPH04327619 A JP H04327619A JP 12527991 A JP12527991 A JP 12527991A JP 12527991 A JP12527991 A JP 12527991A JP H04327619 A JPH04327619 A JP H04327619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bowl
passage
siphon
water supply
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12527991A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Makita
牧田 厚雄
Ryoichi Tsukada
良一 塚田
Shinji Shibata
信次 柴田
Noboru Niihara
登 新原
Takayuki Otani
孝幸 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP12527991A priority Critical patent/JPH04327619A/ja
Publication of JPH04327619A publication Critical patent/JPH04327619A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイホンジェット式便
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からボウル部の底部からトラップ排
水路を指向して洗浄水を噴射して便槽内の汚物の排出を
行なうようにしたサイホンジェット式便器は知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示すよ
うにトラップ排水路101の流入口102付近が汚物1
03によって塞がれてしまったような場合にはいくらジ
ェットノズル104から洗浄水を噴射しても汚物103
が抵抗となって水の流れを妨げるのでボール部105か
らトラップ排水路101内に流入するボウル部105の
水が少量となってしまいトラップ排水路101内を水で
満たした状態としてサイホン作用を発生させることはで
きず、完全な汚物・汚水の搬送を行なうことができない
。特に給水圧力が低いときにはジェットノズル104か
らトラップ排水路101内へ噴射する洗浄水が少ないた
めこの傾向が強く現れる。本発明はこのような課題を解
決したサイホンジェット式便器を得ることを目的とする
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明に係るサイホンジェット式便器は、トラップ排
水路入口付近に開口部を有する溜水部をボウル部とは別
に備えた。
【0005】
【作用】本発明のサイホンジェット式便器によれば、ト
ラップ排水路の入口が汚物によって塞がれてしまったよ
うな場合でも溜水部の溜水でトラップ排水路内を水で満
たした状態にしてサイホン作用を発生させることができ
る。
【0006】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する。 図1は本発明の第1実施例に係るサイホンジェット式便
器の縦断面図、図2はその説明用平面図である。サイホ
ンジェット式便器1は、隔壁2で区画されたボウル部3
、溜水部4およびトラップ排水路5を有する。トラップ
排水路5は、ボウル部3の後方下部に開設した流出口7
と、便器1のほぼ中央底面に開設した流入口6とをほぼ
逆U字状に屈曲して連結しており、トラップ排水路5の
堰部5aより下流側の排出路5bをほぼ直管形状に形成
している。
【0007】溜水部4はその上部を大気開放とすると共
にリム通水路8と連通し、下部は流入口6の排出路5b
側に開口する開口部4aを介してトラップ排水路5と連
通するようにしている。ボウル部3の上端周縁のリム9
には、リム通水路8をボウル部3の内方へ突出するよう
環状に形成し、このリム通水路8の底面にリム射出孔1
0を適宜間隔毎にボウル部3に対して斜めに開設する。 ボウル部3の底部には、洗浄水を噴射するジェット用ノ
ズル11をそのジェット噴射孔12がトラップ排水路5
の堰部5aを指向するよう水密状態に取着している。
【0008】便器1の後部上方に給水装置13を設ける
。この給水装置13は、制御装置14と、操作部15と
、流路の開閉およびボウル部側とトラップ側への給水を
切換える止水機能付の切換弁16とから構成する。切換
弁16は給水管17、リム通水路8に連通するリム給水
室18およびジェットノズル11に連通する導水管19
に接続している。また、リム通水路8の下面には溜水部
4に連通する給水部20を設ける。
【0009】制御装置14は、図3のブロック構成図に
示すように、入力インタフェース14a、マイクロプロ
セッサ(以下MPUと称する)14b、メモリ14c、
タイマ14d,および出力インタフェース14eから構
成する。入力インタフェース14aには、操作部15が
接続され、出力インタフェース14eには、止水機能付
の切換弁16が接続される。
【0010】操作部15は、便器1の洗浄を開始させる
ためのスイッチを備えており、このスイッチは制御装置
14に接続される。メモリ14cには、洗浄水の給水順
序および給水時間に関するデータが予め記憶されている
【0011】本発明の第1実施例に係るサイホンジェッ
ト式便器は上記のような構成であるから次のように動作
する。操作部15から洗浄起動入力が与えられると、M
PU14bが、タイマ14dを起動し、同時に出力イン
タフェース14eを介して切換弁16をボウル部側に切
換える。このため、リム通水路8のリム射出孔10およ
び給水部20からボウル部3および溜水部4へそれぞれ
洗浄水が供給される。
【0012】MPU14bは、タイマ14dの経過時間
を監視しており、ボウル部3への給水時間が経過した時
点で、切換弁16をトラップ側に切換えてジェットノズ
ル11のジェット噴射孔12からトラップ排水路5の堰
部5aを指向して洗浄水を噴射しジェット給水状態へ駆
動する。このとき、流入口6を汚物が塞いでいても、こ
のジェット給水によって溜水部4から供給される洗浄水
が誘引されトラップ排水路5内が水で満たされ完全なサ
イホン現象が発生する。従って、トラップ排水路5内に
大きな負圧が生じ、そのため隔壁2の下端2a付近で流
入口6を塞いでいる汚物もトラップ排水路5に吸引され
る。
【0013】MPU14bは、タイマ14dの経過時間
が、予めメモリ14cに記憶されているジェット給水時
間が経過した時点で、切換弁16を閉止状態としトラッ
プ排水路5への給水を停止する。給水を停止してもサイ
ホン状態は、ボウル部3の水位が隔壁2の下端2a以下
となりトラップ排水路4内に空気が流入するまで継続し
、この間にボウル部3内の汚物・汚水の完全な搬送が行
なわれる。
【0014】MPU14bは、メモリ14c内に予め記
憶されているサイホン状態経過後切換弁16をボウル部
側に切換える。この給水により開口部4aを介して溜水
部4への水の供給が行なわれる。予めメモリ14cに記
憶されている給水時間が経過した時点で、切換弁16を
閉止状態とし、タイマ14dを停止させて一連の便器の
洗浄動作を完了する。なお、開口部4aの位置はジェッ
ト給水によって溜水部4の水が誘引される位置であれば
上下左右何れに設けても良い。また、開口部4aの口径
は、トラップ排水路5内にサイホンを発生させるために
必要な水量の供給を行なうことができ、サイホン発生後
は流入口6を塞いでいる汚物を吸引するために必要なト
ラップ排水路5内の負圧を開口部4aからの給水によっ
て妨げることがない程度とする。
【0015】図4は本発明の第2実施例に係るサイホン
ジェット式便器の縦断面図、図5はその説明用平面図で
あり、第1実施例と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略する。この実施例においては溜水部4は密閉
式としその上部を連通路21を介してトラップ排水路5
の流出口7側に設けた大気に開放した空気取入れ口22
と連通すると共に、下部をトラップ排水路5の便器1の
ほぼ中央底面に開設した流入口6近傍に開口する開口部
4aを介してトラップ排水路5と連通するようにしてい
る。
【0016】本発明の第2実施例に係るサイホンジェッ
ト式便器は上記のように空気を空気取入れ口22から取
り込むようにした点でのみ第1実施例と異なるものであ
るから、動作は第1実施例と同様でありその動作の説明
は省略する。
【0017】
【発明の効果】本発明の第1実施例に係るサイホンジェ
ット式便器によれば、溜水部の上部を大気に開放すると
いう単純な構成でトラップ排水路内に完全なサイホン現
象を発生させて給水圧が低いときでもボウル部内の汚物
・汚水の完全な搬送を行なうことができると共に溜水部
はその内壁がリム通水路から供給される水により洗浄さ
れ汚れの付着を防止するので臭気の発生を抑えることが
でき同時に衛生的でもある。本発明の第2実施例に係る
サイホンジェット式便器によれば、トラップ排水路内に
完全なサイホン現象を発生させて給水圧が低いときでも
ボウル部内の汚物・汚水の完全な搬送を行なうことがで
きると共に溜水部は大気に対して密閉しているので臭気
の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるサイホンジェット
式便器の縦断面図
【図2】本発明の第1実施例にかかるサイホンジェット
式便器の説明用平面図
【図3】制御装置のブロック構成図
【図4】本発明の第2実施例にかかるサイホンジェット
式便器の縦断面図
【図5】本発明の第2実施例にかかるサイホンジェット
式便器の説明用平面図
【図6】従来のサイホンジェット式便器の縦断面図
【符号の説明】
1…サイホンジェット式便器、2…隔壁、2a…下端、
3…ボウル部、4…溜水部、4a…開口部、5…トラッ
プ排水路、5a…堰部、5b…排出路、6…流入口、7
…流出口、8…リム通水路、9…リム、10…リム射出
孔、11…ジェットノズル、12…ジェット噴射孔、1
3…給水装置、14…制御装置、14a…入力インタフ
ェース、14b…マイクロプロセッサ(MPU)、14
c…メモリ、14d…タイマ、14e…出力インタフェ
ース、15…操作部、16…切換弁、17…給水管、1
8…リム給水室、19…導水管、20…給水部、21…
連通路、22…空気取入れ口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボウル部の底部にトラップ排水路を指
    向して洗浄水を噴射するジェット噴射孔を備えた便器に
    おいて、この便器は、トラップ排水路の流入口付近に開
    口部を有する溜水部をボウル部とは別に備えたことを特
    徴とするサイホンジェット式便器。
  2. 【請求項2】  前記溜水部は上部が大気開放であると
    共にリム給水路と連通していることを特徴とする請求項
    1記載のサイホンジェット式便器。
  3. 【請求項3】  前記溜水部は上部がトラップ排水路と
    連通していることを特徴とする請求項1記載のサイホン
    ジェット式便器。
JP12527991A 1991-04-26 1991-04-26 サイホンジェット式便器 Withdrawn JPH04327619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12527991A JPH04327619A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 サイホンジェット式便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12527991A JPH04327619A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 サイホンジェット式便器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04327619A true JPH04327619A (ja) 1992-11-17

Family

ID=14906143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12527991A Withdrawn JPH04327619A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 サイホンジェット式便器

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JP (1) JPH04327619A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998005829A1 (fr) * 1996-08-06 1998-02-12 Toto Ltd. Cuvette de toilettes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998005829A1 (fr) * 1996-08-06 1998-02-12 Toto Ltd. Cuvette de toilettes

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711