JPH04327494A - 荷役装置 - Google Patents

荷役装置

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Publication number
JPH04327494A
JPH04327494A JP9723991A JP9723991A JPH04327494A JP H04327494 A JPH04327494 A JP H04327494A JP 9723991 A JP9723991 A JP 9723991A JP 9723991 A JP9723991 A JP 9723991A JP H04327494 A JPH04327494 A JP H04327494A
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JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
drive device
traverse
ship
traversing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9723991A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kondo
紘一 近藤
Toshihiko Suga
菅 利彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Seiryo Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,横行装置(トロリー,
スプレツダ,コンテナ等を含む横行装置)の合計重量が
あまり変化しない船舶コンテナクレーン等に適用する荷
役装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の船舶コンテナクレーンを図11,
12により説明すると,1がクレーン本体(横行用ビー
ム),2が同クレーン本体1上に敷設した横行レール上
を左右方向に横行するトロリー,3が同トロリー2の4
隅部から垂下した4本の吊り索,4が同各吊り索3によ
り吊上げ・吊下げ可能に支持されたスプレツダー,5が
同スプレツダー4により支持されたコンテナ等の荷物で
ある。
【0003】また6が上記クレーン本体1の下部1’に
設けた走行駆動装置,7が上記トロリー2の横行駆動装
置,8が上記吊り索3の巻上・繰出用駆動装置,9が上
記横行用ビーム1の下部を走行可能に支持するレール及
びラツク,10が船体,11が岸壁である。上記図11
,12に示す船載クレーンでは,横行駆動装置7を駆動
して,トロリー2を岸壁11の上方に横行させ,次いで
吊り索3の巻上・繰出用駆動装置8を繰出方向に駆動し
て,スプレツダー4を下降させ,次いでこのスプレツダ
ー4により岸壁11上の荷物5を支持し,次いで吊り索
3の巻上・繰出用駆動装置8を巻上方向に駆動して,ス
プレツダー4と荷物5とを上昇させる。
【0004】次いで横行駆動装置7を駆動して,トロリ
ー2を船体10の上方に横行させ,次いで吊り索3の巻
上・繰出用駆動装置8を繰出方向に駆動して,スプレツ
ダー4と荷物5とを下降させて,また必要に応じて走行
駆動装置6を駆動し,クレーン本体1を船体10上に移
動させて,荷物5を船体10上の所定位置に船積みする
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図11,12に示
す従来の船載クレーンでは,横行装置(トロリー2と吊
り索3とスプレツダー4と荷物5と横行駆動装置7と巻
上・繰出用駆動装置8とを有する横行装置)が船体10
の中心線Aから距離Lだけ離れた所へ移動する。上記各
部分2〜8の重量を仮にωとすると,船体10にω×L
だけ横傾斜モーメントが発生することになる。    
その際,荷物5が大重量であれば,大きな横傾斜モーメ
ントが発生して,船体10が傾斜する。船体10が小さ
い場合は,横傾斜モーメントが小さくても,船の横復元
力が小さいため,船体10が大きく傾斜して,荷役が困
難になるという問題があった。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり, その目的とする処は, 船体の横傾斜角度を
小さくできて,荷役を容易に行うことができる荷役装置
を提供しようとする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明は,走行可能な荷役装置本体と,同荷役装
置本体上に横行可能に設けた横行装置と,同横行装置に
設けた荷物の吊上げ・吊下げ装置とを有する荷役装置に
おいて,前記横行装置の動きとは反対の方向に横行する
カウンターウエイトを前記荷役装置本体側に設けている
【0008】
【作用】本発明の荷役装置は前記のように構成されてお
り,横行駆動装置を駆動して,横行装置を横行させる一
方,吊り索の巻上・繰出用駆動装置を駆動し,スプレツ
ダーを昇降させて,コンテナ等の荷物を岸壁と船との間
に荷役する。その際,カウンターウエイトを横行装置の
動きとは反対の方向に横行させ,横傾斜モーメントを減
少させて,船体の横傾斜角度を減少させる。
【0009】
【実施例】次に本発明の荷役装置を図1乃至図9に示す
一実施例により説明すると,図1〜図4の1がクレーン
本体(横行用ビーム),2が同クレーン本体1上に敷設
した横行レール(図5の1a参照)上を左右方向に横行
するトロリー,3が同トロリー2の4隅部から垂下した
4本の吊り索,4が同各吊り索3により吊上げ・吊下げ
可能に支持されたスプレツダー,5が同スプレツダー4
により支持されたコンテナ等の荷物である。
【0010】また図4の6が上記クレーン本体1の下部
1’に設けた走行駆動装置,図3の7,7が上記トロリ
ー2上に設けたトロリー2の横行駆動装置,8,8が上
記トロリー2上に設けた吊り索3の巻上・繰出用駆動装
置,9が上記クレーン本体1の下部1’を走行可能に支
持するレール及びラツク,10が船体,11が岸壁であ
る。
【0011】次に上記トロリー2の横行駆動装置7を図
3,5,6により具体的に説明すると,16が横行駆動
装置7の駆動軸,15が減速機,17が同減速機15を
介して上記駆動軸16に連結した駆動軸,17aが同駆
動軸17に固定したピニオン,1bが同ピニオン17a
に噛合するトロリー用横行ラツクで,このトロリー用横
行ラツク1bが上記クレーン本体(横行用ビーム)1の
側面にトロリー用横行レール1aに沿って設けられてい
る。
【0012】この横行駆動装置7では,その回転を駆動
軸16→減速機15→駆動軸17に伝え,ピニオン17
aを回転して,トロリー2をトロリー用横行ラツク1b
及びトロリー用横行レール1aに沿って横行させる。そ
の際,駆動軸17の回転をベルト18を介しエンコーダ
19に伝えて,トロリー2の横行位置を検出するように
なっている。
【0013】次に前記吊り索3の巻上・繰出用駆動装置
8を図3,7により具体的に説明すると,16’が巻上
・繰出用駆動装置8の駆動軸,15’が減速機,17’
が駆動軸,26がドラムカツプリングである。この巻上
・繰出用駆動装置8では,その回転を駆動軸16’→減
速機15’→駆動軸17’に伝え,吊り索3のドラムを
回転して,吊り索3を巻上げたり,繰出したりする。そ
の際,減速機16’の回転をベルト18’を介しエンコ
ーダ19’に伝えて,スプレツダー5の位置を検出する
ようになっている。
【0014】次に本発明で最も特徴とするカウンターウ
エイトを図1,8,9により説明すると,12がカウン
ターウエイト(ω×Lの横傾斜モーメントを打ち消すの
に必要なω1 の重量を有するカウンターウエイト),
13が同カウンターウエイト12に設置したカウンター
ウエイト横行駆動装置,20が減速機,25がカウンタ
ーウエイト位置検出用エンコーダ,21がピニオン,2
2が同ピニオン21に噛合するクレーン本体1側のラツ
ク,23がカウンターウエイト12側のガイドローラ,
24がカウンターウエイト12側の車輪,14がクレー
ン本体1側のカウンターウエイト用横行用レールである
【0015】このカウンターウエイト12では,カウン
ターウエイト横行駆動装置13を駆動し,その回転を減
速機20を介しピニオン21に伝え,同ピニオン21を
回転して,カウンターウエイト12をラツク22及びカ
ウンターウエイト用横行用レール14に沿って横行させ
る。その際,エンコーダ20を回転して,カウンターウ
エイト12の位置を検出するようになっている。
【0016】次に前記図1乃至図9に示す荷役装置の作
用を具体的に説明する。横行駆動装置7を駆動して,ト
ロリー2を岸壁11の上方に横行させ,次いで吊り索3
の巻上・繰出用駆動装置8を繰出方向に駆動して,スプ
レツダー4を下降させ,次いでこのスプレツダー4によ
り岸壁11上の荷物5を支持し,次いで吊り索3の巻上
・繰出用駆動装置8を巻上方向に駆動して,スプレツダ
ー4と荷物5とを上昇させる。
【0017】次いで横行駆動装置7を駆動して,トロリ
ー2を船体10の上方に横行させ,次いで吊り索3の巻
上・繰出用駆動装置8を繰出方向に駆動して,スプレツ
ダー4と荷物5とを下降させて,また必要に応じて走行
駆動装置6を駆動し,クレーン本体1を船体10上に移
動させて,荷物5を船体10上の所定位置に船積みする
【0018】上記横行装置(トロリー2と吊り索3とス
プレツダー4と荷物5と横行駆動装置7と巻上・繰出用
駆動装置8とを有する横行装置)の横行時,カウンター
ウエイト12を横行装置2〜8の動きとは反対の方向に
横行させる。これにより,横傾斜モーメントが(ω×L
)−(ω1 ×L1 )に減少して,船体10の横傾斜
角度が減少する(図1参照)。
【0019】図10は,カウンターウエイト横行駆動装
置13’をもつカウンターウエイト12’を,船体10
内に設けた横行レール14により横行可能に支持した他
の実施例で,この場合にも,横行装置2〜8の横行時,
カウンターウエイト12’を横行装置2〜8の動きとは
反対の方向に横行させる。図1に示すカウンターウエイ
ト12と図10に示すカウンターウエイト12’とを比
較すると,カウンターウエイトの位置が,図1の場合に
はKG1 になり,図10の場合にはKG2 になり,
互いの高さの差が横復元力に関して非常に重要なフアク
ターになっている。
【0020】横復元力の式は,GM=KM−KGにより
表される。ここでGM: 船全体の重心位置からメタセ
ンター位置までの距離,KM: 船底からメタセンター
高さまでの距離,KG: 船底から重量中心までの距離
である。横傾斜角度は次式により表される。
【0021】
【数1】
【0022】ここでθ: 横傾斜角度(度),ω: 図
1に示す横行装置2〜8の合計重量(t),L: 図1
に示す船体横方向中心線Aから横行装置2〜8の巾方向
中心線までの距離(m),Δ: 船の排水量(t),G
M: 船全体の重心位置からメタセンター位置までの距
離である。 GMが大きい程,横復元力が大きい。即ち,横傾斜モー
メントに対して強い。換言すれば,横傾斜角度が小さく
てよくなり,上記の式から判るようにKGをできるだけ
小さくすることが望ましい。図1では,カウンターウエ
イト12がKG1 と高い所にあるが,図10では,カ
ウンターウエイト12’がKG2 と低い所にあり,K
Gをより小さくすることができる。
【0023】一方,図1では,カウンターウエイト12
をクレーン本体(横行用ビーム)1上に配置しており,
L1 を大きく取れるが,図10では,カウンターウエ
イト12’を船体10内に配置しており,L2 を大き
く取れない。船体10に発生する横傾斜モーメント(ω
×L)を完全に打ち消すためには,L=L1 とすれば
,L2 <L1 であるから,
【0024】
【数2】
【0025】になり,L1 とL2 との比の分だけ重
量を大きくする必要がある。船体10に発生する横傾斜
モーメント(ω×L)は,必ずしも全部打ち消す必要は
なく,所要の範囲で減少させるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の荷役装置は前記のように横行駆
動装置を駆動して,横行装置を横行させる一方,吊り索
の巻上・繰出用駆動装置を駆動し,スプレツダーを昇降
させて,コンテナ等の荷物を岸壁と船との間に荷役する
。その際,カウンターウエイトを横行装置の動きとは反
対の方向に横行させて,横傾斜モーメントを減少させる
ので,船体の横傾斜角度を小さくできて,荷役を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷役装置の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】その一部を拡大して示す正面図である。
【図3】その一部を拡大して示す平面図である。
【図4】その一部を拡大して示す側面図である。
【図5】横行駆動装置の系統を示す縦断側面図である。
【図6】横行駆動装置の系統を示す平面図である。
【図7】吊り索の巻上・繰出用駆動装置の系統を示す平
面図である。
【図8】カウンターウエイトを示す正面図である。
【図9】その正面図である。
【図10】本発明の荷役装置の他の実施例を示す正面図
である。
【図11】従来の荷役装置を示す斜視図である。
【図12】その正面図である。
【符号の説明】
1    荷役装置本体 1’  荷役装置本体1の下部 2    横行装置(トロリー) 3    横行装置(吊り索) 4    横行装置(スプレツダー) 5    荷物(コンテナ) 10  船体 11  岸壁 12  カウンターウエイト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  走行可能な荷役装置本体と,同荷役装
    置本体上に横行可能に設けた横行装置と,同横行装置に
    設けた荷物の吊上げ・吊下げ装置とを有する荷役装置に
    おいて,前記横行装置の動きとは反対の方向に横行する
    カウンターウエイトを前記荷役装置本体側に設けたこと
    を特徴とする荷役装置。
JP9723991A 1991-04-26 1991-04-26 荷役装置 Pending JPH04327494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9723991A JPH04327494A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 荷役装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9723991A JPH04327494A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 荷役装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04327494A true JPH04327494A (ja) 1992-11-17

Family

ID=14187065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9723991A Pending JPH04327494A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 荷役装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04327494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030589A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社Ihiインフラシステム 減揺装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017030589A (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 株式会社Ihiインフラシステム 減揺装置

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Effective date: 20000704