JPH04327001A - エアユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は空気圧によりアクチュエ
ータを作動する際、空気圧の制御のためエア供給源に用
いられるエアユニットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のエアユニットは、図２にその具体
構成を示すように、エアシリンダ等のアクチュエータ２
０を作動させるためにエア供給源１からエア供給方向切
替用の電磁弁２、エア圧力調整用の圧力調整弁３、アク
チュエータ作動速度調整用の流量制御弁４を経てアクチ
ュエータ２０に至るまで、エア配管５にてこれら各機器
を連結し、エア供給を行なっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では各機器の配管による接続作業や装置への組
込み及び配置のための設計が必要となり、さらに各機器
を装置に組み込んだ後は回路変更が難しいという問題点
があった。

【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消するも
ので構成各機器を集合直結化したエアユニットを提供す
ることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のエアユニットは、圧縮空気で作動するアクチ
ュエータへの圧縮空気の供給方向を切り替える電磁弁と
、圧縮空気の圧力を調整する圧力調整弁と、前記アクチ
ュエータの作動速度を調整する流量制御弁と、前記電磁
弁のオン，オフ切替用の電気制御ユニットとからなり、
前記電磁弁と電気制御ユニットとは相互に直結して着脱
可能なより電気的に接続することにより、また前記電磁
弁と圧力調整弁，および前記圧力制御弁と流量制御弁と
をそれぞれ相互に直結して接続可能でかつ圧縮空気の流
通が可能なよう接続することにより、上記構成各機器を
集合一体化したものである。

【０００６】

【作用】上記のように、電磁弁，流量制御弁，および圧
力調整弁を相互に着脱可能なよう直結して組み込む構成
としているため、回路変更等の変化にも柔軟に対応でき
、上記各機器間の接続用配管が不要となり、空気圧シス
テムの品質、信頼性の向上とともに、空気圧システムの
設計期間の短縮、工事費の削減等、コストダウンを実現
可能にすることとなる。

【０００７】

【実施例】以下に、本発明の一実施例を図１，図２にも
とづいて説明する。図において、６はエア供給方向切換
用の電磁弁、７はエア圧力調整用の圧力調整弁、８はア
クチュエータ（図示せず）作動速度調整用の流量制御弁
、１０は流量制御弁８の側面に設けられ，アクチュエー
タと連結するための配管継手、９は電磁弁６のＯＮ，Ｏ
ＦＦ切替用電気制御ユニット、１１は電気制御ユニット
９の側面に設けられ、メイン電気制御ユニットの端子（
図示せず）と連結するための接続端子である。電磁弁６
と電気制御ユニット９とはワンタッチ着脱可能なように
電気的に接続されている。また、電磁弁６と圧力調整７
，圧力制御弁７と流量制御弁８とはそれぞれワンタッチ
着脱可能で圧縮空気の流通が可能なように接続されてい
る。

【０００８】さらにこれらの電磁弁６，圧力調整弁７，
流量制御弁８，電気制御ユニット９は、全体として図１
に示すような１つのユニットとしてのブロックの形態を
なすよう相互に接続されている。

【０００９】上記構成からなるエアユニット１２を用い
て空気圧システムを形成する具体例について説明する。 まずアクチュエータの作動に必要な電磁弁６，圧力調整
弁７，流量制御弁８等各機器の選定を行なうため仕様の
検討、決定を行なう。その結果各機器の仕様，接続関係
等回路形体を表わす回路図（図示せず）を作成し，この
回路図にもとづいて電磁弁６，圧力調整弁７，流量制御
弁８等を組込んでいき、エアユニット１２を形成する。 この時、各機器の寸法を共通にすることにより、もし回
路変更が発生した場合にも電磁弁６，圧力調整弁７，流
量制御弁８を組み変えて即変更に対応することが可能と
なる。又、電磁弁６，圧力調整弁７，流量制御弁８の内
１つでも不必要な場合には、その不必要な機器と同一寸
法を有し、隣接する機器への圧縮空気を供給可能な経路
を内蔵したマスターブロックを組込むことによりエアユ
ニット１２を構成することが可能となる。又、１組のエ
アユニット１２の容量が少なく容量の増大をしなければ
ならない場合には、基板状の形態をなすエアユニット１
２を図１の二点鎖線で示すように複数個並べて多連構造
とすることにより対応可能となる。

【００１０】

【発明の効果】このように本発明は、電磁弁，流量制御
弁および圧力調整弁を相互に着脱可能なよう直結して組
み込む構成としているため、回路変更等の変化にも柔軟
に対応できる。尚かつ上記各機器間を接続する配管の省
略により空気圧システムの品質信頼性の向上、又設計期
間の短縮、工事費の削減等、コストダウンが行なえるも
のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例におけるエアユニットの概略
構成図

【図２】従来のエアユニットの構成図

【符号の説明】

６　　電磁弁 ７　　圧力調整弁 ８　　流量制御弁 ９　　電気制御ユニット １２　　エアユニット

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】圧縮空気で作動するアクチュエータへの圧
   縮空気の供給方向を切り替える電磁弁と、圧縮空気の圧
   力を調整する圧力調整弁と、前記アクチュエータの作動
   速度を調整する流量制御弁と、前記電磁弁のオン，オフ
   切替用の電気制御ユニットとからなり、前記電磁弁と電
   気制御ユニットとを相互に直結して着脱可能なより電気
   的に接続することにより、また前記電磁弁と圧力調整弁
   、および前記圧力制御弁と流量制御弁とをそれぞれ相互
   に直結して着脱可能に、かつ圧縮空気の流通が可能なよ
   う接続することにより、上記構成各機器を集合一体化し
   たエアユニット。
2. 【請求項２】電磁弁，圧力調整弁及び流量制御弁を、空
   圧回路の変更に応じて組み替え可能に構成にした請求項
   １記載のエアユニット。
3. 【請求項３】電磁弁，圧力調整弁及び流量制御弁の各機
   器のうち不要機器の組み込み箇所には、隣接する機器へ
   の圧縮空気供給経路を備えたマスターブロックを組み込
   む構成とした請求項１記載のエアユニット。