JPH04326996A - 泉水使用の石灰分付着防止方法とその装置 - Google Patents

泉水使用の石灰分付着防止方法とその装置

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JPH04326996A
JPH04326996A JP11902691A JP11902691A JPH04326996A JP H04326996 A JPH04326996 A JP H04326996A JP 11902691 A JP11902691 A JP 11902691A JP 11902691 A JP11902691 A JP 11902691A JP H04326996 A JPH04326996 A JP H04326996A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring water
aqueous solution
lime
lime component
adhesion
Prior art date
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Pending
Application number
JP11902691A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Koyama
小山 通
Shigehiro Itagaki
板垣 茂煕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
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Publication of JPH04326996A publication Critical patent/JPH04326996A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泉水により発生する湯
垢を防止する方法と装置に関するものであり、詳しくは
温泉水やその他の泉水を用いる浴場、洗い場、浴槽等の
タイル面や管壁へ付着する、石灰分を主成分とする湯垢
の発生を防止する方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、温泉や浴場の洗い場、浴槽のタ
イル面や管壁に石灰分を主成分とする湯垢が付着すると
、これを削り取ったり、塩酸を用いて付着成分を溶解し
て除去清掃を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにタイル面や管壁の湯垢を削り取ったり塩酸で溶解
したりする方法は、タイル目地を塩酸で損傷したり、タ
イル面を傷つけたりするので、満足な方法ではなかった
。またこれらの方法は、多くの労力や修理費を必要とす
るものであり、その改善が望まれている。
【0004】本発明は、上記の現状並びに問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、泉水中に含まれる湯
垢の原因となる石灰分を不活性化することにより、タイ
ル面や管壁に付着することを防止し、かつ経費や労力の
かからない、泉水使用の石灰分付着防止方法とその装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明者
は、上記の改善策について種々検討したところ、浴槽等
で使用する前に、泉水を三リン酸ナトリウムの水溶液で
処理することにより、石灰分を不活性化することに着目
した。
【0006】即ち、本発明の要旨は「三リン酸ナトリウ
ムの水溶液を、石灰分が含まれる泉水に添加して混合し
、該泉水を使用することを特徴とする泉水使用の石灰分
付着防止方法」と、「三リン酸ナトリウムの水溶液を調
製する攪拌槽と、該水溶液を移送する装置と、該水溶液
と泉水とを混合する泉水槽と、該泉水を使用箇所に供給
する装置との結合からなることを特徴とする泉水使用の
石灰分付着防止装置」である。
【0007】本発明における泉水とは、温泉、冷泉、鉱
泉等のすべての泉水をいうものであり、その泉水中に石
灰分を含むものを対象とする。
【0008】本発明に用いる三リン酸ナトリウムは、俗
にトリポリリン酸ナトリウムとよばれるものであり、N
a5P3O10の分子式で示されるものである。水に易
溶で分散、可溶化作用がある。そして本発明においては
、この三リン酸ナトリウムを3〜7%程度の濃度からな
る水溶液として用いる。また、この三リン酸ナトリウム
水溶液の泉水に対する添加割合は、泉水中の石灰分の含
有量の多少にもよるが、泉水3m3に対して200cc
程度添加して混合することが好ましい。
【0009】上記の三リン酸ナトリウムの水溶液は、適
宣の攪拌装置のついた攪拌槽において、水に三リン酸ナ
トリウムを混合して調製する。調製された水溶液は定量
送液ポンプ等により一定量ずつ泉水槽に送ることが望ま
しい。泉水槽に送られた水溶液は、貯留されている泉水
と混合される。そして、三リン酸ナトリウムの水溶液が
混合された泉水は、配管、ポンプその他の手段により泉
水槽から排出されて、浴槽その他の使用箇所に供給され
る。また、この泉水は、泉水槽から排出された後、ボイ
ラー等により加熱してから使用箇所に送ることでも差し
支えない。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例に基いて説明する。図1
において1は、三リン酸ナトリウムを水に溶解する攪拌
槽であり、2は攪拌機、Mは攪拌機のモーターである。 この攪拌槽に三りん酸ナトリウム25kgを投入して水
をいれ、約500リットルの水溶液を調製する。
【0011】つぎに、図1においてPは三リン酸ナトリ
ウムの水溶液を泉水槽3に移送するポンプである。この
ポンプで、泉水3m3に対して上記の水溶液を200c
cの割合になるように混合する。水溶液を混合した泉水
は、泉水槽から配管4で排出され、この泉水を使用する
浴槽6に供給される。なおこの泉水は、必要に応じてボ
イラー5により加熱してから使用箇所に供給することも
できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、泉水中に含まれる湯垢
の原因となる石灰分を不活性化することにより、タイル
面や管壁に湯垢が付着するのを防止することができ、か
つ経費や労力のかからない。そして泉水も透明になり、
洗い場に流れ出ていた石灰分がなくなり、タイル洗いが
楽になる。またビニール管壁等の石灰分除去作業もなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実施する装置のフローシート
である。
【符号の説明】
1              攪拌槽2      
        攪拌機3             
 泉水槽4              配管 5              ボイラー6     
         浴槽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  三リン酸ナトリウムの水溶液を、石灰
    分が含まれる泉水に添加して混合し、該泉水を使用する
    ことを特徴とする泉水使用の石灰分付着防止方法。
  2. 【請求項2】  三リン酸ナトリウムの水溶液を調製す
    る攪拌槽と、該水溶液を移送する装置と、該水溶液と泉
    水とを混合する泉水槽と、該泉水を使用箇所に供給する
    装置との結合からなることを特徴とする泉水使用の石灰
    分付着防止装置。
JP11902691A 1991-04-24 1991-04-24 泉水使用の石灰分付着防止方法とその装置 Pending JPH04326996A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181797A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Kurita Water Ind Ltd ボイラプラント用液体清缶剤
JP2010275212A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Earth Chem Corp Ltd 入浴剤およびスケール抑制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181797A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Kurita Water Ind Ltd ボイラプラント用液体清缶剤
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