JPS6178482A - 管の洗浄方法 - Google Patents

管の洗浄方法

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JPS6178482A
JPS6178482A JP59200478A JP20047884A JPS6178482A JP S6178482 A JPS6178482 A JP S6178482A JP 59200478 A JP59200478 A JP 59200478A JP 20047884 A JP20047884 A JP 20047884A JP S6178482 A JPS6178482 A JP S6178482A
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JP
Japan
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water
air
pipe
heat exchanger
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP59200478A
Other languages
English (en)
Inventor
鎌仲 龍介
大沢 英夫
荒川 春生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nepon KK
Original Assignee
Nepon KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は管の洗浄方法、特に非腐蝕性材料(例えばポリ
エチレンの如き樹脂材料)製の小径(内n 5 ms 
−20mm)かつ長尺(10m −200m )の管の
洗浄方法に関する。
本出願人は、太陽熱、地下水、温泉水等を利用する加温
システムを開発し、このシステムにおいては、熱交換機
内にらせん状に配設された伝熱管に温泉水を通し、それ
に対して空気を対向流型に送って空気を加熱し、この加
熱された空気を′&車室内放出して例えば温室の夜間の
暖房を実施する。
前記伝熱管は送水管に連結され、送水管は温泉水源に連
結されているものであり、伝熱管、送水管は共に前記し
た寸法の小径、1尺のものである。
本発明は、かかる管が地下水、温泉水(以下には地下水
等という)を通すものである場合の管の洗浄方法にも関
する。
〔従来の技術〕
地下水等を利用する技術分野においては、これらの水を
導くに用いる管の目詰りが問題となっている。温泉水は
塩水泉、アルカリ泉である例が多く、地下水においては
水が砂などの汚泥を含み、河川水の場合には水に藻や微
生物が含まれている。
これらの水を利用する場合には、予防対策として、沈砂
タンクを用いて砂などを沈積させ、PH対策によって中
和させ、または威遇器を用いて温泉排水に含まれる異物
を除去する手段がとられている。それにもかかわらず、
地下水等から微生物系のスライム、無機物のスケール(
シリカ系、炭酸カルシウムの如きカルシウム系のもの)
を完全に除去することは実際上出来ない問題となってい
る。
これらのスライム、スケール(以下沈積物という)が管
を通るとき、管が金属製のものであればコロ−ジョン(
例えば全屈と酸との化合物)が発生し、それの剥離は難
しい問題を含む。管が樹脂の如き非腐蝕性材料で作られ
たものであるときは、コロ−ジョン現象が発生せず、前
記した沈積物はなんら化学的反応を発生させることなく
、管の内壁上に物理的に付着する。本発明はこのように
管の内壁に付着した沈積物の洗浄方法に関するものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
地下水等の保有する熱エネルギーを有効に利用するには
、小水量から可能なかぎりの保有熱量をとることが必要
で、そのためには前記した水対空気の対向流型熱交換機
において、地下水等の温度を十分に降下させなければな
らない。このように、熱交換機内で地下水等は高温から
低温へと温度を下げられるが、温度差による沈積物の溶
解度の変化で、特に熱交換機内に配設された伝熱管の内
壁上に沈積物力°(より多く付着する。熱交m機の内部
を通る毎分当りの地下水等の容量が、伝熱管内に付着し
た沈積物により標準量以下になることは熱交換の効率を
低下させるので、伝熱管に付着した沈積物の洗浄が重要
な課題になる。伝熱管に連結される送水管についても、
設計通りの水量を熱交換機内の伝熱管に供給することが
要求されるので、同じ課題が発生する。
従来、伝熱管や送水管(以下には単に管という)の洗浄
には、機械的衝撃を与え、またはプランジングで付置し
た沈積物を剥離する方法がとられたが、これらの方法は
、管の長さが大で管の内径が小であるときには実施し難
い。
そこで、薬剤(小なるPHのりを使用し化学的処理によ
って沈積物を除去する洗浄方法がとられたが、この方法
においては、■手間がかかり、■薬剤の費用が高額なも
のとなり、■薬剤処理中熱交換機などの機械を長時間に
わたり運転停止しなければならず、■廃液が酸性である
ので公害対策の観点からそれの処理が更に必要である、
などの問題が発生した。管の目詰りは水質に強く依存す
るので、水質によっては目詰りの洗浄は高い頻度で行わ
なければならず、その場合の薬剤処理においては上記の
問題が特に顕著になる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解消した簡易な、かつ、確実な
管の洗浄方法を提供するもので、その手段は、沈積物を
含む水を通す内径5mmから20mm、長さtomから
200mの樹脂材料製の管の内壁に付着した前記沈積物
を、前記水に対し大気圧下で容量比が水lに対しlない
し6の割合の量の空気を混入したものを流すことにより
該沈積物を除去することを特徴とする管の清浄方法によ
ってなされ、また、空気対水の対向流型熱交換機に設け
た水を通す伝熱管の内壁に付着した沈積物を剥離除去す
る方法において、伝熱管に送られる水に空気を容積比1
対(1〜6)の割合で混入することを特徴とする管の洗
浄方法によってもなされ、更に、前記水のみを流す時間
1に対し、空気混入水を流す時間を0.2〜0.05の
割合で水と空気混入水とを間歇的に流すことによっても
なされる。
〔作用〕
水は非圧縮性であるのに対して空気は圧縮性であり、管
内を空気の混入した水が通るとき、キャビテーション(
cavitation)現象により機械的(i撃が発生
して付着沈積物が剥離され、かかる圧力変動はほぼ均一
に発生するので沈積物剥離のための機械的fk’を撃が
与えられ易くなり、空気の供給には制限がなく、タイマ
ーを用いて混入空気を間歇的に注入し衝撃効果を向上さ
せることができ、しかも主起の洗浄は機械運転中に自動
的になしうるちのである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図に本発明の好ましい実施例である熱交換機の伝熱
管、送水管洗浄配置が示され、図において、10は熱交
換系、20は空気・水供給系を示す。
熱交換系10は本出願人の開発した熱交換機1)(実公
昭59−13509号等に開示)から成り、熱交換ta
nは、内部にらせん状に配設された伝熱管12 (本発
明の方法は伝熱管12内に付着した沈積物を洗浄するこ
とをその目的の一つとする)を含み、水対空気の対向流
によって加熱された空気は排気管13から矢印の方向に
温室内へ放出され、14は空気を矢印方向に吸入するに
用いるファンを示す。伝熱管12は送水管15により空
気・水供給系20に連結され、本発明は送水管15内に
付着した沈積物を洗浄することをも目的とする。
空気・水供給系20は、水源21からポンプ22によっ
て水を供給する給水管23に空気抜弁24を介して連結
された水ポンプ手段25を含み、水は水ポンプ手段25
からチェフキ弁26を経てチーズ27に供給される。
他方、外部の空気は、コンプレッサー(空気圧縮機)2
8から、減圧弁29、電磁弁30、チェツキ弁31およ
び空気量調節弁32を経てチーズ27に供給され、そこ
でチェツキ弁26から供給される水に注入され、チーズ
27からは、空気の混入した水(以下空気・水という)
が送水管15に供給される。次いで、空気・水、は伝熱
管12を通って交換機1)内で熱交換をなし、排水口1
6から排水される。注入される空気の址は、大気圧にお
いて、容量比で水1に対し空気は1〜6に設定する。送
水管、伝熱管の内径は5m1)1〜20m+1)、長さ
は10m〜200mの寸法である。
空気・水が送水管15、伝熱管12内を通るとき、キャ
ビテーション効果による機械的衝撃によって管の内壁に
付着した沈積物は剥離され、空気・水と共に運ばれて排
水口I5から排出される。そして、空気・水を供給中す
なわち空気の注入が行われている間、熱交換機の運転を
停止する必要はない。
第2図の線図は本願発明者の行った試験に基づ(空気注
入後の沈積物の剥離除去の状態を示す線図で、横軸には
時間をとり、縦軸は、06の間では水色度、ABの間で
は水量(1/ min、)をとる。空気は一定量(1/
 win、)で継続して供給した。水色度は、発明者の
行った試験は温泉水についてのものであったので、沈積
物の混入した水は赤色がかって見え、また沈積物の少な
い水の色は源からとり出した温泉水の色とほぼ同じであ
った。第2図から理解される如く、空気の混入を開始し
た直後に赤色度は急激に高まり、次いで短い平原状態の
後にかなり急に、しかし、空気混入直後に比べるとより
緩やかに減少した。水量は急激に増加を始めた後一定の
蛍に落ち着く。
このことは、空気注入を間歇的になすことが沈積物の剥
離に有効であることを示す。すなわち、15〜30分間
の空気の注入を24時間タイマーを用いて数時間おきに
繰り返すか、15〜30分間の空気注入を数時間おきに
繰り返すことをカレンダータイマーを併用して週に1回
または月に1回行うと効果的であり、1実施例において
は、2時間毎に15分程度供給して良好な結果が得られ
た。
本願発明者は、第1号機、第2号機、第3号機として表
示する3台の熱交換機について試験をなした。これら3
台の熱交換機は栃木県宇都宮市に設置した温室において
、温泉水を利用して暖房を行うものであり、前記した伝
熱管に沈積物による目詰りがあった。沈積物の剥離除去
の状態は熱交換機の排水口から排出される排水の赤色度
により目視可能であるだけでな(、目詰りの状態とそれ
の除去は、各熱交換機につき設計した基準流水量(標準
量)と現実の流水量の測定により正確に判定された。試
験結果は表1に示す通りである。
明・Il+パl−月I+、″1白、、I”!−φ’、a
’l−1前記した試験において、環4a晋とは各熱交換
機について設計された流水量を示す。赤水は空気圧変動
があった直後に出てくること、および赤水は時間経過と
共に色がうす(なり、特に赤色の濃い時間は空気圧、空
気量によって異なるものの2〜3分から20〜30分程
度で程度ことが認められた。
また、■標準水量の54〜55%水量のものが洗浄後 
75〜82%水量となったこと、■空気圧縮機の圧力は
、少ないものより多い方が、空気量も少ないより多い方
が効果があったこと、■目詰りの赤水は、通常状態で通
水しても赤水ははじめの数分間(2〜5分程度)は出て
くること、■空気圧縮機の圧力、空気量を少な(しても
赤水ははじめの数分間は出てくるが、赤水の色は圧力の
高いときよりもうすいこと、■圧力を高く空気の量を多
(すると、赤水の出てくる時間は長くなり(20〜30
分程度)程度の復色がうずくなること、などが認められ
た。
実施において、空気・水供給系20は図示の如く熱交換
機のグループに対し恒久的に設備してもよく、または、
空気・水供給系をコンパクトに一体化し、熱交換機にそ
の都度連結してもよい。そして、コンパクトな一体的空
気・水供給系は、一般に小径、長尺の非腐蝕性パイプの
目詰りの洗浄に有効である。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、沈積物を含んだ地
下水等を通す小径、長尺の非腐蝕性の送水管の目詰りが
、容易にかつ確実に剥離、除去され、かかる管が熱交換
機内に伝熱管として使用されている場合には、熱交換機
の運転を停止することなく伝熱譬の洗浄が可能となり、
管の目詰りの洗浄が、人の手間を省略しく省力)、安価
に、公害発生の危険なしに可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施例である熱交換機伝熱管、
送水管洗浄システムの配置図、第2図は第1図のシステ
ムにおける洗浄の状態を示す線図である。 図中、IOは熱交換系、1)は熱交換機、12は伝熱管
、13は排気管、■4はファン、15は送水管、16は
排水口、20は空気・水供給系、21は水源、22はポ
ンプ、23は給水管、24は空気抜弁、25は水ポンプ
手段、26はチェツキ弁、27はチーズ、28はコンプ
レッサー、29は減圧弁、30は電磁弁、31はチェツ
キ弁、32は空気量調整弁をそれぞれ示す。 特 許 出願人  ネポン株式会社 代理人 弁理士  久木元   彰 第2図 手続補正書(自発) 昭和59年IO月22日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)沈積物を含む水を通す内径5mmから20mm、
    長さ10mから200mの樹脂材料製の管の内壁に付着
    した前記沈積物を、前記水に対し大気圧下で容量比が水
    1に対し1ないし6の割合の量の空気を混入したものを
    流すことにより該沈積物を剥離除去することを特徴とす
    る管の洗浄方法。
  2. (2)空気対水の対向流型熱交換機に設けた水を通す伝
    熱管の内壁に付着した沈積物を剥離除去する方法におい
    て、伝熱管に送られる水に空気を混入することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の管の洗浄方法。
  3. (3)前記水のみを流す時間1に対し、空気混入水を流
    す時間を0.2〜0.05の割合で水と空気混入水とを
    間歇的に流すことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の管の洗浄方法。
JP59200478A 1984-09-27 1984-09-27 管の洗浄方法 Pending JPS6178482A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01500975A (ja) * 1986-10-23 1989-04-06 スンドホルム,ゲラン 小直径油圧管路システムおよびこれと同種のものの洗浄装置
JPH07328576A (ja) * 1994-05-31 1995-12-19 Tokyo Pipe Giken Kogyo Kk 配管の洗浄方法
JP2002273366A (ja) * 2001-03-19 2002-09-24 Nippon Soda Co Ltd 管洗浄方法

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